JP2008120264A - 駆動力配分装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成簡素で小型化が容易な駆動力配分装置を提供すること。
【解決手段】遊星歯車機構31は、ピッチ円径の異なる第1ピニオン42及び第2ピニオン43を相対回転不能に連結してなる複数のプラネタリギヤ44を有する。また、変速機構61は、第1ピニオン42と同一のピッチ円径を有する第3ピニオン62及び上記第2ピニオン43と同一のピッチ円径を有する第4ピニオン63を相対回転不能に連結してなる複数のプラネタリギヤ64を有する。そして、第1ピニオン42、第2ピニオン43、第3ピニオン62及び第4ピニオン63にそれぞれ噛合される第1ギヤ、第2ギヤ、第3ギヤ及び第4ギヤは、全てリングギヤ(第1リングギヤ51、第2リングギヤ52、第3リングギヤ71及び第4リングギヤ72)として構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動源から入力された駆動力の第1及び第2の出力軸への配分比率を制御可能な駆動力配分装置に関するものである。
従来、入力された駆動力を相互の差動を許容しつつ第1及び第2の出力軸に伝達する差動機構と、その第1及び第2の出力軸間に介在された遊星歯車機構と、該遊星歯車機構に駆動連結されたモータとを備えた駆動力配分装置がある。即ち、このような駆動力配分装置は、モータを制御用駆動源として遊星歯車機構を駆動することにより第1及び第2の出力軸間に差回転を生じさせる。そして、その制御用トルクとして遊星歯車機構に入力するモータトルクを制御することにより、エンジン等の主駆動源から差動機構に入力される駆動力の第1及び第2の出力軸への配分比率を制御可能な構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3247484号明細書
さて、上記特許文献1に示される駆動力配分装置において、その遊星歯車機構は、プラネタリギヤに対してサンギヤ及びリングギヤを噛合させ、その何れかをモータトルクの入力要素とすることにより構成されている。そして、同遊星歯車機構に設定された変速比を補正するための変速機構は、当該遊星歯車機構と同一の構成を有する遊星歯車機構を並置し、両者のサンギヤ間又はリングギヤ間の何れかを相対回転不能に連結し、残るギヤを非回転部位に固定することにより構成されている。
しかしながら、このような従来の構成では、遊星歯車機構内において大きな減速比を設定することが困難であり、差動を発生させるための十分なトルクを得るためには、モータ出力の増強、或いは追加の減速機構が必要である。また、プラネタリギヤ、サンギヤ及びリングギヤが同一平面上に配置されるため、プラネタリキャリヤ、並びにサンギヤ及びリングギヤの支持構造が複雑となる。このため、全体としてのサイズが大型化するとともに、その組付け作業もまた煩雑なものとなるという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、構成簡素で小型化が容易な駆動力配分装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、入力される駆動力を相互の差動を許容しつつ第1及び第2の出力軸に伝達する差動機構と、前記第1及び第2の出力軸間に介在されるとともにモータに駆動連結された遊星歯車機構と、前記遊星歯車機構に設定された変速比を補正するための変速機構とを備え、モータトルクに基づき前記第1及び第2の出力軸間に差回転を生じさせることにより前記入力される駆動力の前記第1及び第2の出力軸への配分比率を制御可能な駆動力配分装置において、前記遊星歯車機構は、ピッチ円径の異なる第1ピニオン及び第2ピニオンを相対回転不能に連結してなるプラネタリギヤと、該プラネタリギヤを公転可能且つ自転可能に支承するプラネタリキャリヤと、前記第1ピニオン側に噛合される第1ギヤ及び前記第2ピニオン側に噛合される第2ギヤとを備える一方、前記変速機構は、前記第1ピニオンと前記第2ピニオンとのピッチ円径の比に等しいピッチ円径比を有する第3ピニオン及び第4ピニオンを相対回転不能に連結してなるプラネタリギヤと、該プラネタリギヤを公転可能且つ自転可能に支承するプラネタリキャリヤと、前記第3ピニオン側に噛合される第3ギヤ及び前記第4ピニオン側に噛合される第4ギヤとを備えてなり、前記遊星歯車機構においては前記プラネタリキャリヤが前記モータトルクの入力要素とされ、前記変速機構においては前記プラネタリキャリヤが非回転部位に固定されるとともに、前記第1ギヤと前記第3ギヤとが相対回転不能に連結され、且つ前記第1ギヤ、前記第2ギヤ、前記第3ギヤ及び前記第4ギヤは、全てリングギヤにより構成されること、を要旨とする。
上記構成のように、ピッチ円径の異なる二つのピニオンを相対回転不能に連結した所謂二連ピニオンをプラネタリギヤとして用いることで、各ギヤ間の良好な噛み合わせを確保しつつ、遊星歯車機構(変速機構)内において高い減速比を確保することができる。これにより、モータの出力増強、或いは追加の減速機構を設けることなく、差動を発生させるための十分なトルクを得ることが可能になり、その結果、装置全体のサイズの小型化を図ることができる。更に、プラネタリギヤに噛合される各ギヤをリングギヤとすることで、その噛み合わせが内歯と外歯の噛み合わせとなり、これにより、噛合するギヤ間の接触応力を小さく抑えることができる。その結果、プラネタリギヤに要求される強度が低減されることから、同プラネタリギヤの小型化を通じて、装置全体のサイズを更に小型化することができる。加えて、プラネタリギヤに噛合されるギヤをリングギヤに統一することで、該各リングギヤ及びプラネタリキャリヤの支持構造をシンプルに構成することができる。その結果、装置全体のサイズを更に小型化することができるとともに、遊星歯車機構(変速機構)の組付け性の向上を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、前記プラネタリキャリヤは、周壁に開口部を有する筒状に形成され、前記プラネタリギヤは、該プラネタリギヤを構成する二つのピニオンの各歯部を前記開口部から筒外に臨ませた状態で前記プラネタリキャリヤ内において回転自在に支承されること、を要旨とする。
上記構成によれば、簡素な構成にて、各プラネタリギヤを確実に支承することができ、これにより、装置全体のサイズを更に小型化することが可能になる。加えて、各プラネタリギヤ及びプラネタリキャリヤを一つのユニットとして取り扱うことができる。その結果、遊星歯車機構(変速機構)の組付け性をより向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、前記プラネタリキャリヤの軸心部には、その軸線方向に沿って前記出力軸を挿通可能な挿通孔が形成され、前記プラネタリキャリヤは、前記挿通孔に挿通された前記出力軸により回転自在に支承されること、を要旨とする。
上記構成によれば、簡素な構成にて、各リングギヤと干渉することなく、確実にプラネタリキャリヤを支承することができる。その結果、プラネタリキャリヤの組付けが容易になるとともに、各リングギヤの支持構造をシンプルに構成することができ、これにより装置全体のサイズを更に小型化することができる。
請求項4に記載の発明は、前記モータとの連結部、及び前記非回転部位に対する固定部は、前記周壁において、前記二つのピニオンの歯部間に対応する位置に形成されること、を要旨とする。
上記構成によれば、各プラネタリギヤに噛合される各リングギヤと干渉することなく、プラネタリキャリヤをモータに連結し、及びプラネタリキャリヤを非回転部に固定することができる。その結果、各リングギヤの支持構造をシンプルに構成することができ、これにより装置全体のサイズを更に小型化することができる。
請求項5に記載の発明は、前記モータは、前記遊星歯車機構の径方向外側に同軸配置されること、を要旨とする。
上記構成によれば、装置全体としてのサイズの大型化を招くことなく、大きなモータ径を確保することができる。その結果、減速機構を介さずとも大トルクの出力が可能となり、更なる小型化を図ることが可能になる。また、減速機構を廃することで、μスプリット路面走行時等、片輪の空転により大きな差動が発生した場合においても、モータに過回転が発生することはなく、これにより高い信頼性を確保することができる。加えて、構造上、ハウジングからの突出部分がなく、車両のアンダーボディ及びその他の部品との干渉が起こりにくいことから、装置の搭載性が向上する。
本発明によれば、構成簡素で小型化が容易な駆動力配分装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、駆動力配分装置としてのリヤディファレンシャルの断面図、図2はその遊星歯車機構及び変速機構部分の拡大断面図、図3はリヤディファレンシャルの部分断面図、図4はプラネタリギヤが組み付けられたプラネタリキャリヤの斜視図、そして、図5は車両の概略構成図である。
図5に示すように、車両1は、前輪駆動車をベースとする四輪駆動車であり、エンジン2の傍らに組み付けられたトランスアクスル3には、一対のフロントアクスル4L,4Rが連結されており、エンジン2の駆動力は、これらフロントアクスル4L,4Rを介して前輪5L,5Rに伝達される。また、トランスアクスル3には、上記各フロントアクスル4L,4Rとともにプロペラシャフト6が連結されており、同プロペラシャフト6は、トルクカップリング7及びリヤディファレンシャル8を介して一対のリヤアクスル9L,9Rと連結されている。そして、これらプロペラシャフト6、リヤディファレンシャル8、及びリヤアクスル9L,9Rを介して、後輪10L,10Rにも駆動力が伝達されるようになっている。
図1に示すように、本実施形態のリヤディファレンシャル8は、略円筒状のハウジング11を備えており、同ハウジング11内には、上記リヤアクスル9L,9Rをそれぞれ構成する第1及び第2の出力軸12L,12Rが、その軸線方向に沿うように収容されている。また、ハウジング11内には、これら第1及び第2の出力軸12L,12Rと略直交するように、上記トルクカップリング7(図5参照)から延びる入力軸13が収容されている。そして、これら第1及び第2の出力軸12L,12R、並びに入力軸13は、遊星歯車式の差動機構14により連結されている。
尚、本実施形態のハウジング11は、隔壁部15を介して第1ハウジング16a及び第2ハウジング16bを連結することにより形成されている。そして、本実施形態では、上記差動機構14は、第1ハウジング16a内に収容され、後述する遊星歯車機構31及び変速機構61は、第2ハウジング16b内に収容されている。
詳述すると、差動機構14は、略円筒状に形成されたデフケース17を有しており、同デフケース17は、上記第1及び第2の出力軸12L,12Rと同軸位置において、軸受18a,18bにより回転自在に支承されている。そして、第1及び第2の出力軸12L,12Rの各基端12La,12Raは、それぞれ同デフケース17内に配置されている。
デフケース17の内周にはリングギヤ19が形成されるとともに、同デフケース17の外周には外歯ギヤ20が設けられている。尚、本実施形態のデフケース17は、軸受18aに支承される第1部材17a及び軸受18bに支承される第2部材17bを連結してなり、上記外歯ギヤ20は、これら第1部材17a及び軸受18bとともにボルト締結されることにより、デフケース17の外周に固定されている。そして、この外歯ギヤ20には、上記入力軸13の先端に形成されたドライブピニオン21が噛合されている。
また、デフケース17内に配置された第1の出力軸12Lの基端12Laにはサンギヤ22が設けられており、同サンギヤ22とデフケース17内周のリングギヤ19との間には、複数のプラネタリギヤ対23が介在されている。各プラネタリギヤ対23は、リングギヤ19に噛合された第1プラネタリギヤ23a及びサンギヤ22に噛合された第2プラネタリギヤ23bからなり、これら各第1プラネタリギヤ23a及び各第2プラネタリギヤ23bは、互いに噛合された状態で、プラネタリキャリヤ24によりそれぞれ自転可能且つ公転可能に支承されている。そして、そのプラネタリキャリヤ24は、デフケース17内に配置された第2の出力軸12Rの基端12Raと相対回転不能に連結されている。
即ち、トルクカップリング7を介して入力軸13に伝達されるプロペラシャフト6の回転は、その先端のドライブピニオン21に噛合された外歯ギヤ20からデフケース17へと伝達される。そして、デフケース17とともに、各プラネタリギヤ対23を介して同デフケース17に連結されたサンギヤ22及びプラネタリキャリヤ24が一体的に回転することにより、その駆動力が第1及び第2の出力軸12L,12R、即ち両リヤアクスル9L,9Rから左右の後輪10L,10Rへと伝達される。
また、車両旋回時等、左右の後輪10L,10Rに回転差が生じた場合には、各第1プラネタリギヤ23a及び各第2プラネタリギヤ23bのそれぞれが、自転しつつサンギヤ22の周りを公転する。そして、これにより、その回転差、即ち第1及び第2の出力軸12L,12R間の差動を許容する構成となっている。
(駆動力配分装置)
また、本実施形態のリヤディファレンシャル8は、エンジン2の駆動力の左右の後輪10L,10Rへの配分比率を制御可能な駆動力配分装置30としての機能を有している。
詳述すると、図1に示すように、本実施形態では、第1及び第2の出力軸12L,12R間には、遊星歯車機構31が介在されており、同遊星歯車機構31は、モータ32と駆動連結されている。そして、本実施形態の駆動力配分装置30は、そのモータ32の作動、即ち制御用トルクとして遊星歯車機構31に入力されるモータトルクに基づき第1及び第2の出力軸12L,12R間に差回転を生じさせることにより、プロペラシャフト6から入力されるエンジン2の駆動力を走行状態に応じた適切な比率で第1及び第2の出力軸12L,12Rに配分することが可能な構成となっている。
さらに詳述すると、図1及び図2に示すように、本実施形態の遊星歯車機構31は、ピッチ円径の異なる第1ピニオン42及び第2ピニオン43を相対回転不能に連結してなる複数(4つ)のプラネタリギヤ44と、該各プラネタリギヤ44を公転可能且つ自転可能に支承するプラネタリキャリヤ45とを備えている。尚、本実施形態では、第2ピニオン43のピッチ円径は、第1ピニオン42のピッチ円径よりも僅かに大きく設定されている。
図3及び図4に示すように、本実施形態のプラネタリキャリヤ45は、有底円筒状に形成されており、該プラネタリキャリヤ45の周壁46には、プラネタリギヤ44の数に対応する複数の開口部47が形成されている。尚、本実施形態では、開口部47は、プラネタリキャリヤ45の周壁46において、周方向に沿って等間隔に4箇所形成されている。そして、各プラネタリギヤ44は、該各プラネタリギヤ44を構成する第1ピニオン42及び第2ピニオン43の各歯部42a,43aを、対応する各開口部47から筒外に臨ませた状態で、プラネタリキャリヤ45内において回転自在に収容されている。
図2に示すように、本実施形態では、プラネタリキャリヤ45の両底部48a,48bには、上記各開口部47に対応する位置において、互いに対向するように形成された支持穴49a,49bが形成されている。そして、各プラネタリギヤ44は、その軸線方向に沿って延設された回転軸44aが、これら支持穴49a,49b内に遊嵌されることにより、プラネタリキャリヤ45により回転自在に支承されている。尚、詳細な説明は省略するが、このようなプラネタリギヤのギヤの支持構造は、後述する変速機構61側のプラネタリギヤ44についても同様である。
また、図2及び図4に示すように、プラネタリキャリヤ45の両底部48a,48bの中心、即ちプラネタリキャリヤ45の軸心部には、その軸線方向に沿って第1の出力軸12Lを挿通可能な挿通孔50a,50bが形成されている。そして、プラネタリキャリヤ45は、これら挿通孔50a,50bに第1の出力軸12Lが挿通されることにより、ハウジング11(第2ハウジング16b)内に組み付けられる。具体的には、プラネタリキャリヤ45は、同プラネタリキャリヤ45に支承された各プラネタリギヤ44の第2ピニオン43側が上記差動機構14側(図1中右側)となるように組み付けられる。そして、本実施形態では、プラネタリキャリヤ45は、その両挿通孔50a,50b内に挿通された第1の出力軸12Lにより回転自在に支承されている。尚、本実施形態では、プラネタリキャリヤ45の回転を円滑なものとすべく、各挿通孔50a,50bと第1の出力軸12Lとの間には滑り部材としてのブッシュが介在されている。
図1〜図3に示すように、プラネタリキャリヤ45の上記各開口部47を介して外部に突出された各第1ピニオン42及び第2ピニオン43には、それぞれ第1リングギヤ51及び第2リングギヤ52が噛合されている。そして、第2ピニオン43に噛合された第2リングギヤ52は、差動機構14を構成するプラネタリキャリヤ24に対して相対回転不能に連結されている。尚、本実施形態では、第2リングギヤ52は、第1の出力軸12Lが挿通される筒状部52aを有している。そして、第2リングギヤ52は、この筒状部52aにおいて、ハウジング11(隔壁部15)に設けられたボール軸受53a及び第1の出力軸12Lとの間に介在されたニードル軸受54により回転自在に支承されるとともに、差動機構14のプラネタリキャリヤ24と相対回転不能に連結されている。
また、図2〜図4に示すように、プラネタリキャリヤ45の周壁46には、径方向外側に延びるフランジ部55が設けられており、同フランジ部55の外周には、外歯55aが形成されている。そして、本実施形態では、このフランジ部55が制御用駆動源であるモータ32との連結部となっている。即ち、本実施形態の遊星歯車機構31においては、プラネタリキャリヤ45がモータトルクの入力要素となっている。
尚、本実施形態では、モータ32には、中空状のロータ32aを有するブラシレスモータが採用されており、同モータ32は、遊星歯車機構31の径方向外側に同軸配置されている。そして、プラネタリキャリヤ45は、その周壁46に設けられた上記フランジ部55がロータ32a内周にスプライン嵌合されることにより、モータ32と連結されている。
ここで、本実施形態では、上記フランジ部55は、プラネタリキャリヤ45の周壁46において、上記各開口部47から筒外に突出された第1ピニオン42及び第2ピニオン43の各歯部42a,43a間に対応する位置に形成されている。そして、これにより、これら第1ピニオン42及び第2ピニオン43と第1リングギヤ51及び第2リングギヤ52との噛合、並びに該第1リングギヤ51及び第2リングギヤ52の支承を妨げないように構成されている。
また、図1〜図3に示すように、本実施形態の駆動力配分装置30は、遊星歯車機構31に設定された変速比を補正するための変速機構61を備えている。そして、第1ピニオン42に噛合された第1リングギヤ51は、この変速機構61を介して第1の出力軸12Lに連結されている。
即ち、遊星歯車機構31には、同遊星歯車機構31を構成する各ギヤの噛み合わせに基づく所定のギヤ比が存在することから、第1及び第2の出力軸12L,12R間に差動が発生していない場合であっても、モータトルクの入力要素であるプラネタリキャリヤ45が回転することになり、これによりモータ32に大きな負荷がかかる。この点を踏まえ、本実施形態では、遊星歯車機構31の二つの出力要素のうちの第1リングギヤ51側、同第1リングギヤ51と第1の出力軸12Lとの間には、遊星歯車機構31に設定された変速比を相殺可能な変速機構61が介在されている。そして、これにより、両リヤアクスル9L,9Rが同速度で同方向に回転する際のプラネタリキャリヤ45の回転を抑制、即ち、第1及び第2の出力軸12L,12R間に差動が発生していない場合には、モータ32が回転しないように構成されている。
詳述すると、図2に示すように、本実施形態の変速機構61は、上記遊星歯車機構31側のプラネタリギヤ44を構成する第1ピニオン42と同一のピッチ円径を有する第3ピニオン62及び上記第2ピニオン43と同一のピッチ円径を有する第4ピニオン63を相対回転不能に連結してなる複数(4つ)のプラネタリギヤ64を有している。即ち、第3ピニオン62と第4ピニオン63とのピッチ円径の比は、第1ピニオン42と第2ピニオン43とのピッチ円径の比に等しい。また、これらの各プラネタリギヤ64は、上記遊星歯車機構31側のプラネタリキャリヤ45と同一の構成を有するプラネタリキャリヤ65により公転可能且つ自転可能に支承されている(図4参照)。そして、このプラネタリキャリヤ65は、上記遊星歯車機構31側のプラネタリキャリヤ45と同様に、その軸心に形成された挿通孔70a,70bに第1の出力軸12Lが挿通されることにより、ハウジング11(第2ハウジング16b)内に組み付けられている。
具体的には、図2及び図3に示すように、プラネタリキャリヤ65は、上記遊星歯車機構31側のプラネタリキャリヤ45よりも第1の出力軸12Lの先端側(図1中左側)において、同プラネタリキャリヤ65に支承された各プラネタリギヤ64の第3ピニオン62側が上記差動機構14側(図1中右側)となるように組み付けられる。そして、同プラネタリキャリヤ65は、その両挿通孔70a,70b内に挿通された第1の出力軸12Lにより回転自在に支承されている。尚、プラネタリキャリヤ65側においても、各挿通孔70a,70bと第1の出力軸12Lとの間には滑り部材としてのブッシュが介在されている。
また、プラネタリキャリヤ65の各開口部67から外部に突出された各第3ピニオン62及び第4ピニオン63には(図4参照)、それぞれ第1リングギヤ51と同一の構成を有する第3リングギヤ71及び第2リングギヤ52と同一の構成を有する第4リングギヤ72が噛合されている。第3ピニオン62に噛合された第3リングギヤ71は、遊星歯車機構31側の第1リングギヤ51と相対回転不能に連結され、第4リングギヤ72は、第1の出力軸12Lと相対回転不能に連結されている。そして、プラネタリキャリヤ65は、その周壁66に設けられたフランジ部75が、ハウジング11(第2ハウジング16b)の内周面にスプライン嵌合されることにより、同ハウジング11に対して相対回転不能に固定されている。即ち、変速機構61においては、このフランジ部75が、非回転部位に対する固定部となっている。
尚、本実施形態では、第1リングギヤ51及び第3リングギヤ71は、筒状のスリーブ77の内周両端に、同一形状の内歯を並列に螺刻することにより一体に形成されている。また、第4リングギヤ72は、第1の出力軸12Lが挿通される筒状部72aを有しており、同筒状部72aが第1の出力軸12Lにスプライン嵌合されることにより同第1の出力軸12Lと相対回転不能に連結されている。そして、この筒状部72aにおいて、ハウジング11(第2ハウジング16b)に設けられたボール軸受53bにより回転自在に支承されている。
以上のように構成された駆動力配分装置30では、第1及び第2の出力軸12L,12R間に差動が発生していない場合には、モータ32に連結された遊星歯車機構31のプラネタリキャリヤ45は回転しない。一方、モータトルクによりプラネタリキャリヤ45を回転駆動することにより、第1及び第2の出力軸12L,12R、即ち両リヤアクスル9L,9R間に差回転を生じさせることができる。そして、その制御用トルクとして遊星歯車機構31に入力されるモータトルクを制御することにより、両リヤアクスル9L,9Rに配分するエンジン2の駆動力の比率を可変制御することが可能となっている。
以上、本実施形態によれば、以下のような作用・効果を得ることができる。
(1)遊星歯車機構31は、ピッチ円径の異なる第1ピニオン42及び第2ピニオン43を相対回転不能に連結してなる複数のプラネタリギヤ44を有する。また、変速機構61は、第1ピニオン42と同一のピッチ円径を有する第3ピニオン62及び上記第2ピニオン43と同一のピッチ円径を有する第4ピニオン63を相対回転不能に連結してなる複数のプラネタリギヤ64を有する。そして、第1ピニオン42、第2ピニオン43、第3ピニオン62及び第4ピニオン63にそれぞれ噛合される第1ギヤ、第2ギヤ、第3ギヤ及び第4ギヤは、全てリングギヤ(第1リングギヤ51、第2リングギヤ52、第3リングギヤ71及び第4リングギヤ72)として構成される。
上記構成のように、ピッチ円径の異なる第1ピニオン42及び第2ピニオン43(第3ピニオン62及び第4ピニオン63)を相対回転不能に連結した所謂二連ピニオンをプラネタリギヤ44(64)として用いることで、各ギヤ間の良好な噛み合わせを確保しつつ、遊星歯車機構31(変速機構61)内において高い減速比を確保することができる。これにより、モータ32の出力増強、或いは追加の減速機構を設けることなく、差動を発生させるための十分なトルクを得ることが可能になり、その結果、装置全体のサイズの小型化を図ることができる。更に、プラネタリギヤ44(64)に噛合される各ギヤをリングギヤとすることで、その噛み合わせが内歯と外歯の噛み合わせとなり、これにより、噛合するギヤ間の接触応力を小さく抑えることができる。その結果、プラネタリギヤ44(64)に要求される強度が低減されることから、同プラネタリギヤ44(64)の小型化を通じて、装置全体のサイズを更に小型化することができる。加えて、プラネタリギヤ44(64)に噛合されるギヤをリングギヤに統一することで、該各リングギヤ及びプラネタリキャリヤ45(65)の支持構造をシンプルに構成することができる。その結果、装置全体のサイズを更に小型化することができるとともに、遊星歯車機構31(変速機構61)の組付け性の向上を図ることができる。
(2)プラネタリキャリヤ45(65)は、有底円筒状に形成されるとともに、該プラネタリキャリヤ45の周壁46(66)には、プラネタリギヤ44(64)の数に対応する複数の開口部47(67)が形成される。そして、各プラネタリギヤ44は、該各プラネタリギヤ44を構成する第1ピニオン42及び第2ピニオン43の各歯部42a,43aを、対応する各開口部47から筒外に臨ませた状態で、プラネタリキャリヤ45内において回転自在に収容される。
上記構成によれば、簡素な構成にて、各プラネタリギヤ44(64)を確実に支承することができ、これにより、装置全体のサイズを更に小型化することが可能になる。加えて、各プラネタリギヤ44(64)及びプラネタリキャリヤ45(65)を一つのユニットとして取り扱うことができる。その結果、遊星歯車機構31(変速機構61)の組付け性をより向上させることができる。
(3)プラネタリキャリヤ45(65)の軸心部には、その軸線方向に沿って第1の出力軸12Lを挿通可能な挿通孔50a,50b(70a,70b)が形成される。そして、プラネタリキャリヤ45は、その両挿通孔50a,50b内に挿通された第1の出力軸12Lにより回転自在に支承される。
上記構成によれば、簡素な構成にて、第1リングギヤ51(及び第3リングギヤ71)や第2リングギヤ52(第4リングギヤ72)と干渉することなく、確実にプラネタリキャリヤ45(65)を支承することができる。その結果、プラネタリキャリヤ45の組付けが容易になるとともに、第2リングギヤ52(第4リングギヤ72)の支持構造をシンプルに構成することができ、これにより装置全体のサイズを更に小型化することができる。
(4)プラネタリキャリヤ45(65)の周壁46(66)には、径方向外側に延びるフランジ部55(75)が形成される。詳しくは、同フランジ部55は、上記各開口部47から筒外に突出された第1ピニオン42及び第2ピニオン43の各歯部42a,43a間に対応する位置に形成される。そして、プラネタリキャリヤ45(75)は、このフランジ部55(75)を連結部(固定部)としてモータ32(非回転部であるハウジング11)と連結(固定)される。
上記構成によれば、各プラネタリギヤ44(64)に噛合される各リングギヤと干渉することなく、プラネタリキャリヤ45をモータ32に連結し、及びプラネタリキャリヤ65を非回転部であるハウジング11に固定することができる。その結果、第2リングギヤ52(第4リングギヤ72)の支持構造をシンプルに構成することができ、これにより装置全体のサイズを更に小型化することができる。
(5)モータ32には、中空状のロータ32aを有するブラシレスモータが用いられる。そして、同モータ32は、遊星歯車機構31の径方向外側に同軸配置される。
上記構成によれば、装置全体としてのサイズの大型化を招くことなく、大きなモータ径を確保することができる。その結果、減速機構を介さずとも大トルクの出力が可能となり、更なる小型化を図ることが可能になる。また、減速機構を廃することで、μスプリット路面走行時等、片輪の空転により大きな差動が発生した場合においても、モータに過回転が生ずることはなく、これにより高い信頼性を確保することができる。加えて、構造上、ハウジングからの突出部分がなく、車両のアンダーボディ及びその他の部品との干渉が起こりにくいことから、装置の搭載性が向上する。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、モータ32には、中空状のロータ32aを有するブラシレスモータを用いるとともに、これを遊星歯車機構31の径方向外側に同軸配置することとした。しかし、これに限らず、モータの搭載位置は、同軸配置でなくともよく、モータの型式もブラシ付きモータ等、その他の型式のモータを採用してもよい。
・本実施形態では、プラネタリキャリヤ45(65)の回転を円滑なものとすべく、その各挿通孔50a,50b(70a,70b)と第1の出力軸12Lとの間には、滑り部材としてのブッシュを介在させる構造とした(図2参照)。しかし、これに限らず、図6に示すように、プラネタリキャリヤ45,65の各挿通孔50a,50b,70a,70bと第1の出力軸12Lとの間に、それぞれ転がり軸受(ニードル軸受等)81を介在させる構成としてもよい。このような構成とすれば、プラネタリキャリヤ45(65)の回転をより円滑なものとすることができる。
・本実施形態では、プラネタリキャリヤ45の両底部48a,48bには、互いに対向する支持穴49a,49bが形成され、各プラネタリギヤ44は、その軸方向に延設された回転軸44aが、これら支持穴49a,49b内に遊嵌されることにより、プラネタリキャリヤ45により回転自在に支承されることとした(図2参照)。しかし、これに限らず、図6に示すように、プラネタリキャリヤ45,65側に支持軸82を設け、プラネタリギヤ44,64は、転がり軸受83を介して、各支持軸82により支承される構成としてもよい。このような構成とすれば、各プラネタリギヤ44,64の回転をより円滑なものとすることができる。
リヤディファレンシャルの断面図。 遊星歯車機構及び変速機構部分の拡大断面図。 リヤディファレンシャルの部分断面図。 プラネタリギヤが組み付けられたプラネタリキャリヤの斜視図。 車両の概略構成図。 別例の遊星歯車機構及び変速機構部分の拡大断面図。
符号の説明
1…車両、2…エンジン、6…プロペラシャフト、8…リヤディファレンシャル、9L,9R…リヤアクスル、10L,10R…後輪、12L,12R…出力軸、13…入力軸、14…差動機構、30…駆動力配分装置、31…遊星歯車機構、32…モータ、42…第1ピニオン、43…第2ピニオン、42a,43a…歯部、44,64…プラネタリギヤ、45,65…プラネタリキャリヤ、46,66…周壁、47,67…開口部、50a,50b,70a,70b…挿通孔、51…第1リングギヤ、52…第2リングギヤ、55…フランジ部、61…変速機構、62…第3ピニオン、63…第4ピニオン、71…第3リングギヤ、72…第4リングギヤ。

Claims (5)

  1. 入力される駆動力を相互の差動を許容しつつ第1及び第2の出力軸に伝達する差動機構と、前記第1及び第2の出力軸間に介在されるとともにモータに駆動連結された遊星歯車機構と、前記遊星歯車機構に設定された変速比を補正するための変速機構とを備え、モータトルクに基づき前記第1及び第2の出力軸間に差回転を生じさせることにより前記入力される駆動力の前記第1及び第2の出力軸への配分比率を制御可能な駆動力配分装置において、
    前記遊星歯車機構は、ピッチ円径の異なる第1ピニオン及び第2ピニオンを相対回転不能に連結してなるプラネタリギヤと、該プラネタリギヤを公転可能且つ自転可能に支承するプラネタリキャリヤと、前記第1ピニオン側に噛合される第1ギヤ及び前記第2ピニオン側に噛合される第2ギヤとを備える一方、
    前記変速機構は、前記第1ピニオンと前記第2ピニオンとのピッチ円径の比に等しいピッチ円径比を有する第3ピニオン及び第4ピニオンを相対回転不能に連結してなるプラネタリギヤと、該プラネタリギヤを公転可能且つ自転可能に支承するプラネタリキャリヤと、前記第3ピニオン側に噛合される第3ギヤ及び前記第4ピニオン側に噛合される第4ギヤとを備えてなり、
    前記遊星歯車機構においては前記プラネタリキャリヤが前記モータトルクの入力要素とされ、前記変速機構においては前記プラネタリキャリヤが非回転部位に固定されるとともに、前記第1ギヤと前記第3ギヤとが相対回転不能に連結され、且つ前記第1ギヤ、前記第2ギヤ、前記第3ギヤ及び前記第4ギヤは、全てリングギヤにより構成されること、
    を特徴とする駆動力配分装置。
  2. 請求項1に記載の駆動力配分装置において、
    前記プラネタリキャリヤは、周壁に開口部を有する筒状に形成され、前記プラネタリギヤは、該プラネタリギヤを構成する二つのピニオンの各歯部を前記開口部から筒外に臨ませた状態で前記プラネタリキャリヤ内において回転自在に支承されること、
    を特徴とする駆動力配分装置。
  3. 請求項2に記載の駆動力配分装置において、
    前記プラネタリキャリヤの軸心部には、その軸線方向に沿って前記出力軸を挿通可能な挿通孔が形成され、前記プラネタリキャリヤは、前記挿通孔に挿通された前記出力軸により回転自在に支承されること、を特徴とする駆動力配分装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の駆動力配分装置において、
    前記モータとの連結部、及び前記非回転部位に対する固定部は、前記周壁において、前記二つのピニオンの歯部間に対応する位置に形成されること、
    を特徴とする駆動力配分装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の駆動力配分装置において、
    前記モータは、前記遊星歯車機構の径方向外側に同軸配置されること、
    を特徴とする駆動力配分装置。
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