JP2008196654A - 駆動装置 - Google Patents

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Atsushi Kono
篤志 河野
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Abstract

【課題】部品点数を低減することができる駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動トルクを受けて回転する第1の回転部材3と、第1の回転部材3と一体に設けられた第1のギヤ5と、第1の回転部材3に対して平行に配置された第2の回転部材7と、第2の回転部材7に一体に設けられると共に第1のギヤ5と噛み合う第2のギヤ9と、第1,第2の回転部材3,7及び第1,第2のギヤ5,9を収容するケース11とを備えた駆動装置1において、ケース11が、第2の回転部材7の軸心Aを含む平面Bで分割された第1のケース部分13と第2のケース部分15を有し、第1のケース部分13側に第1の回転部材3を支持し、第1のケース部分13と第2のケース部分15に第2の回転部材7を支持した。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に用いられる駆動装置に関する。
特許文献1に4輪駆動車用駆動装置が記載されている。この駆動装置では、トランスファケース内に平行に配置された2つの回転部材を有している。トランスファケースは第1ケース部と第2ケース部とに分割され、2つの回転部材はそれぞれ第1ケース部と第2ケース部とに一対のベアリングを介して支持されている。このトランスファケースの分割は、2つの回転部材の軸間でなされている。
特開2002−219955号公報
ところで、上記の駆動装置では、2つの回転部材の軸間でトランスファケースを分割しており、2つの回転部材を支持するすべてのベアリングが第1ケース部と第2ケース部とにベアリングキャップによって組付けられている。このトランスファケースの分割構造では、第1ケース部と第2ケース部とにベアリングを支持する支持部を設ける部分がとれず、支持部を無理に設けてしまうと第1ケース部と第2ケース部とを組付けることができない。このため、特に第2ケース部に組付けられる一対のベアリングに対してベアリングキャップを用いる必要があった。従って、部品点数が増加してしまい、ケース内部の構造が複雑化するので、組付工数が増加すると共に高コスト化していた。
そこで、この発明は、部品点数を低減することができる駆動装置の提供を目的としている。
請求項1の発明は、駆動トルクを受けて回転する第1の回転部材と、該第1の回転部材と一体に設けられた第1のギヤと、前記第1の回転部材に対して平行に配置された第2の回転部材と、該第2の回転部材に一体に設けられると共に前記第1のギヤと噛み合う第2のギヤと、前記第1,第2の回転部材及び前記第1,第2のギヤを収容するケースとを備えた駆動装置であって、前記ケースは、前記第2の回転部材の軸心を含む平面で分割された第1のケース部分と第2のケース部分を有し、前記第1のケース部分側に前記第1の回転部材が支持され、前記第1のケース部分と前記第2のケース部分に前記第2の回転部材が支持されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の駆動装置であって、前記第1の回転部材は一対のベアリングを介して前記第1のケース部分に支持され、前記一対のベアリングの一方は前記第1のケース部分に径方向支持され、前記一対のベアリングの他方は前記第1のケース部分と該第1のケース部分に固定されるベアリングキャップとによって径方向支持されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の駆動装置であって、前記第2の回転部材は一対のベアリングを介して前記ケースに支持され、前記第1のケース部分における前記第1の回転部材を支持する一方のベアリングの取付部と、前記第2の回転部材を支持する一方のベアリングの取付部とが半径方向にオーバーラップしていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の駆動装置であって、前記第2の回転部材の一方の軸端面に臨むと共に前記第1,第2のケース部分に連結する蓋部材を備えていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の駆動装置であって、前記第2の回転部材に一体に設けられる第3のギヤを備え、該第3のギヤと噛み合うと共に第3の回転部材に一体に設けられる第4のギヤを備え、前記第3の回転部材は前記第2のケース部分に支持されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の駆動装置であって、前記第1の回転部材の軸心には第2の駆動トルクを受けて回転する第4の回転部材が同軸的に配置され、前記第1のケース部分には静止側部材への取付部が形成されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5記載の駆動装置であって、前記第2の回転部材の回転軸心と前記第3の回転部材の回転軸心は交差して設けられ、前記第3のギヤと前記第4のギヤは傘歯車組であって、前記第2のギヤの外径側に前記第4のギヤの基部が位置していることを特徴とする。
請求項1の駆動装置は、ケースが第2の回転部材の軸心を含む平面で第1のケース部分と第2のケース部分とに分割されているので、第2の回転部材を第1のケース部分と第2のケース部分とで支持することができる。このため、第2の回転部材を支持するために第1のケース部分と第2のケース部分に対してベアリングキャップを用いる必要がない。従って、部品点数を低減することができ、ケース内部の構造が簡易化するので、組付工数を低減させることができると共に低コスト化することができる。
請求項2の駆動装置は、第1の回転部材を支持する一対のベアリングに対してベアリングキャップを一つのみで第1の回転部材を第1のケース部分に支持できるので、構造を簡易化でき、組付性を向上することができる。
請求項3の駆動装置は、それぞれ第1及び第2の回転部材を支持する一方のベアリングが半径方向にオーバーラップしているので、軸方向のコンパクト化を図ることができる。
請求項4の駆動装置は、第2の回転部材の一方の軸端面に臨むと共に第1,第2のケース部分に連結する蓋部材を備えているので、第2の回転部材の収容前に第1,第2のケース部分を仮組みして第2の回転部材の支持部をセット加工することができ、第2の回転部材の支持安定性を向上することができる。
請求項5の駆動装置は、第3の回転部材が第2のケース部分のみに支持されているので、支持安定性を向上することができる。
請求項6の駆動装置は、それぞれ異なる駆動トルクを受ける第1の回転部材と第4の回転部材が配置される第1のケース部分に取付部が設けられているので、取付状態における軸心のずれを抑制し、駆動トルクの伝達振動の発生を防止することができる。
請求項7の駆動装置は、第2の回転部材の回転軸心と第3の回転部材の回転軸心が交差して設けられ、第3のギヤと第4のギヤが傘歯車組であって、第2のギヤの外径側に第4のギヤの基部が位置しているので、第2の回転部材の軸方向のコンパクト化を図ることができる。
まず、図1を用いて一実施例の駆動装置が適用される車両の動力系について説明する。
図1に示すように、車両の動力系は、駆動源としてのエンジン101及び電動モータ103と、変速機構としてのトランスミッション105と、フロントデフ107と、前車軸109,111と、前輪113,115と、駆動装置1と、後輪側プロペラシャフト117と、前輪側から後輪側へ伝達される駆動力を制御可能に断続するカップリング119と、リヤデフ121と、後車軸123,125と、後輪127,129などから構成されている。なお、エンジン101と電動モータ103は、クラッチ131によって断続されており、駆動トルクを車両走行状態にあわせて選択的に伝達している。
エンジン101及び電動モータ103の駆動力はトランスミッション105からデフケース133を介してフロントデフ107に伝達され、前車軸109,111から前輪113,115に配分されると共に、デフケース133と連結した第1の回転部材3に伝達された駆動力が駆動装置1で分岐され、後輪側プロペラシャフト117を介してカップリング119に伝達され、カップリング119が接続されるとリヤデフ121に伝達され、後車軸123,125から後輪127,129に配分されて4輪駆動状態になる。また、カップリング119の接続が解除されると、車両は前輪駆動の2輪駆動状態になる。以下、駆動装置1について説明する。
(一実施例)
図2〜図5を用いて一実施例について説明する。
本実施例の駆動装置1は、駆動トルクを受けて回転する第1の回転部材3と、第1の回転部材3と一体に設けられた第1のギヤ5と、第1の回転部材3に対して平行に配置された第2の回転部材7と、第2の回転部材7に一体に設けられると共に第1のギヤ5と噛み合う第2のギヤ9と、第1,第2の回転部材3,7及び第1,第2のギヤ5,9を収容するケース11とを備えている。そして、ケース11は、第2の回転部材7の軸心Aを含む平面Bで分割された第1のケース部分13と第2のケース部分15を有し、第1のケース部分13側に第1の回転部材3が支持され、第1のケース部分13と第2のケース部分15に第2の回転部材7が支持されている。
図2〜図5に示すように、駆動装置1は、第1の回転部材3と、第1のギヤ5と、第2の回転部材7と、第2のギヤ9と、第3のギヤ17と、第3の回転部材19と、第4のギヤ21と、ドライブシャフト23(第4の回転部材)と、これらを収容するケース11とから構成されている。
第1の回転部材3は、中空状に形成され、スプライン部25でフロントデフ107(図1)のデフケース133(図1)にスプライン連結されてデフケース133と一体回転される。この第1の回転部材3は、一対のベアリング27,29を介してケース11に支持されている。また、第1の回転部材3の外周側には、別部材として設けられた第1のギヤ5が第1の回転部材3と一体に連結されている。なお、第1のギヤ5は、第1の回転部材3と一体形成して一部材としても良い。
第1のギヤ5は、第1の回転部材3の外周上でベアリング27,29間に設けられている。第1のギヤ5と第1の回転部材3との連結部31には、第1のギヤ5の軸方向の位置決め及び軸方向の移動を規制する固定部材33が配置されている。この第1のギヤ5は、第2の回転部材7と一体に設けられた第2のギヤ9と噛み合っている。
第2の回転部材7は、第1の回転部材3に対して平行に配置され、一対のベアリング35,37を介してケース11に支持されている。この第2の回転部材7の一方のベアリング35側には、第1のギヤ5と噛み合う第2のギヤ9が第2の回転部材7と一体形成されている。なお、第2のギヤ9は、別部材として設けて第2の回転部材7と一体に連結しても良い。
第2のギヤ9は、第1のギヤ5よりも小径に形成されている。これら径の異なる第1のギヤ5と第2のギヤ9によって、第1の回転部材3に伝達された駆動トルクが変速されて第2の回転部材7と一体に設けられた第3のギヤ17側に伝達される。
第3のギヤ17は、第2の回転部材7と別部材として設けられ、第2の回転部材7の他方のベアリング37側に第2の回転部材7と一体に連結されている。また、第3のギヤ17の軸方向端部には、第2の回転部材7の端部にボルト39で固定された固定部材41が当接され、第3のギヤ17の軸方向の位置決め及び端部からの抜け止めをしている。なお、第3のギヤ17は、第2の回転部材7と一体形成して一部材としても良い。この第3のギヤ17は、第3の回転部材19と一体に設けられた第4のギヤ21と噛み合っている。
第3の回転部材19は、回転軸心Cが第2の回転部材7の回転軸心Aと直交して設けられ、一対のベアリング43,45を介してケース11に支持されている。また、第3の回転部材19には、後輪側プロペラシャフト117(図1)側に連結される連結部材47が第3の回転部材19と一体に連結されている。この第3の回転部材19には、第4のギヤ21が一体に設けられており、第1の回転部材3から伝達された駆動トルクを後輪側プロペラシャフト117側に伝達している。なお、第4のギヤ21は、別部材として設けて第3の回転部材19と一体に固定しても良い。
第4のギヤ21は、第3のギヤ17と傘歯車組を構成しており、第2の回転部材7に伝達された駆動トルクを方向変換している。この第4のギヤ21の歯底側の中実部である基部49は、第2のギヤ9の外径側に位置している。
ドライブシャフト23は、第1の回転部材3を貫通しており、一端部がフロントデフ107のサイドギヤ135(図1)側に連結され、他端部が前車軸111(図1)側に連結される。このドライブシャフト23は、第1の回転部材3と同軸的に配置され、フロントデフ107からの駆動トルクを前車軸111側へ伝達している。
なお、第1の回転部材3とケース11との間、第3の回転部材19とケース11との間、ドライブシャフト23とケース11との間、第1の回転部材3とドライブシャフト23との間には、シール部材51,53,55,57が配置されており、ケース11の内部と外部との区画及びケース11内の区画がなされている。
このように構成された第1の回転部材3と第1のギヤ5と第2の回転部材7と第2のギヤ9と第3のギヤ17と第3の回転部材19と第4のギヤ21とドライブシャフト23は、ケース11に収容されている。
ケース11は、第1のケース部分13と第2のケース部分15から構成されている。第1のケース部分13と第2のケース部分15の分割は、第2の回転部材7の軸心Aを含む平面Bでなされている。これら第1のケース部分13と第2のケース部分15に各回転部材を支持するベアリングが配置されている。
第1のケース部分13には、第1の回転部材3を支持する一対のベアリング27,29と第2の回転部材7を支持する一対のベアリング35,37が配置されている。第1の回転部材3を支持する一方のベアリング27は、第1のケース部分13に形成された取付部59に配置されている。第1の回転部材3を支持する他方のベアリング29は、第1のケース部分13の取付部61とベアリングキャップ63との間に配置され、端部をスナップリング65によって位置決め及び抜け止めされている。このベアリングキャップ63は、第1のケース部分13にボルト67で固定されている。
第2の回転部材7を支持する一方のベアリング35は、第1の回転部材3を支持する一方のベアリング27の取付部59と第1のケース部分13の半径方向にオーバーラップした位置に設けられた取付部69に配置されている。このベアリング35は、ベアリング35を平面Bで分割した部分が第1のケース部分13に配置されている。第2の回転部材7を支持する他方のベアリング37は、第1のケース部分13に形成された取付部71に配置され、ベアリング37を平面Bで分割して第1のケース部分13に収容された部分が第1のケース部分13に配置されている。また、第2の回転部材7を支持する他方のベアリング37は、内周側が第2の回転部材7に一体に設けられた第3のギヤ17を支持している。
また、第1のケース部分13の外部側には、トランスミッションケース137(図1、静止側部材)への取付部73が形成されている。この取付部73が第1のケース部分13に設けられていることにより、それぞれ異なる駆動トルクを受ける第1の回転部材3とドライブシャフト23の取付状態における軸心のずれを抑制している。また、第2の回転部材7を支持する一対のベアリング35,37の第1のケース部分13に配置されていない他の部分は、第2のケース部分15に配置されている。
第2のケース部分15には、第2の回転部材7を支持する一対のベアリング35,37と第3の回転部材19を支持する一対のベアリング43,45が配置されている。第2の回転部材7を支持する一方のベアリング35は、ベアリング35を平面Bで分割して第2のケース部分15に収容された部分が第2のケース部分15に形成された取付部75に配置されている。第2の回転部材7を支持する他方のベアリング37は、ベアリング37を平面Bで分割して第2のケース部分15に収容された部分が第2のケース部分15の取付部77に配置されている。第3の回転部材19を支持する一対のベアリング43,45は、第2のケース部分15に形成された取付部79,81に配置されており、ベアリング43,45間にスペーサ83が設けられている。
このように第2の回転部材7を支持する一対のベアリング35,37は、第1のケース部分13と第2のケース部分15に配置されており、第2の回転部材7を第1のケース部分13と第2のケース部分15で支持している。また、このように構成された第1のケース部分13と第2のケース部分15の一方のベアリング35側には、蓋部材85が設けられている。
蓋部材85は、第1のケース部分13と第2のケース部分15とを取り付けた状態で形成される開口部87にボルト89で第1のケース部分13と第2のケース部分15に固定され、開口部87との間にOリング91が配置されている。このように蓋部材85を第1のケース部分13と第2のケース部分15に連結することによって、蓋部材85を介して第1のケース部分13と第2のケース部分15の組付け位置の変形が防止されている。また、蓋部材85のケース11内部側の端部は、第2の回転部材7を支持する一方のベアリング35の抜け止めをしている。この蓋部材85は、第2の回転部材7の収容前に第1のケース部分13と第2のケース部分15とを仮組みした状態で、第2の回転部材7を支持する一対のベアリング35,37の取付部69,75,71,77を切削加工するなどセット加工した後、第2の回転部材7をケース11に収容して開口部87に取り付けられる。
このような駆動装置1では、ケース11が第2の回転部材7の軸心Aを含む平面Bで第1のケース部分13と第2のケース部分15とに分割されているので、第2の回転部材7を第1のケース部分13と第2のケース部分15とで支持することができる。このため、第2の回転部材7を支持するために第1のケース部分13と第2のケース部分15に対してベアリングキャップを用いる必要がない。従って、部品点数を低減することができ、組付工数を低減させることができると共に低コスト化することができる。
また、第1の回転部材3を支持する一対のベアリング27,29に対してベアリングキャップ63を一つのみで第1の回転部材3を第1のケース部分13に支持できるので、構造を簡易化でき、組付性を向上することができる。
さらに、それぞれ第1及び第2の回転部材3,7を支持する一方のベアリング27,35が半径方向にオーバーラップしているので、軸方向のコンパクト化を図ることができる。
また、第2の回転部材7の一方の軸端面に臨むと共に第1,第2のケース部分13,15に連結する蓋部材85を備えているので、第2の回転部材7の収容前に第1,第2のケース部分13,15を仮組みして第2の回転部材7の支持部をセット加工することができ、第2の回転部材7の支持安定性を向上することができる。
さらに、第3の回転部材19が第2のケース部分15のみに支持されているので、支持安定性を向上することができる。
また、それぞれ異なる駆動トルクを受ける第1の回転部材3とドライブシャフト23が配置される第1のケース部分13にトランスファケース137への取付部73が設けられているので、取付状態における軸心のずれを抑制し、駆動トルクの伝達振動の発生を防止することができる。
さらに、第2の回転部材7の回転軸心Aと第3の回転部材19の回転軸心Cが交差して設けられ、第3のギヤ17と第4のギヤ21が傘歯車組であって、第2のギヤ9の外径側に第4のギヤ21の基部49が位置しているので、第2の回転部材7の軸方向のコンパクト化を図ることができる。
なお、本発明では、第1の回転部材と第2の回転部材と第4の回転部材とが平行に配置される構成であるが、これに限定されるものではなく、平行に配置される回転部材は3軸以上であっても良い。
車両の動力系を示す概略図である。 一実施例の駆動装置の断面図である。 一実施例の駆動装置の側面断面図である。 (a)一実施例の駆動装置の要部拡大図である。(b)一実施例の駆動装置の要部拡大側面図である。 一実施例の駆動装置の側面図である。
符号の説明
A…軸心
B…平面
C…回転軸心
1…駆動装置
3…第1の回転部材
5…第1のギヤ
7…第2の回転部材
9…第2のギヤ
11…ケース
13…第1のケース部分
15…第2のケース部分
17…第3のギヤ
19…第3の回転部材
21…第4のギヤ
23…ドライブシャフト(第4の回転部材)
27,29…ベアリング(第1の回転部材を支持)
35,37…ベアリング(第2の回転部材を支持)
43,45…ベアリング(第3の回転部材を支持)
49…基部
59,61,69,71,75,77,79,81…取付部(ベアリング)
63…ベアリングキャップ
73…取付部(ケース)
85…蓋部材

Claims (7)

  1. 駆動トルクを受けて回転する第1の回転部材と、該第1の回転部材と一体に設けられた第1のギヤと、前記第1の回転部材に対して平行に配置された第2の回転部材と、該第2の回転部材に一体に設けられると共に前記第1のギヤと噛み合う第2のギヤと、前記第1,第2の回転部材及び前記第1,第2のギヤを収容するケースとを備えた駆動装置であって、
    前記ケースは、前記第2の回転部材の軸心を含む平面で分割された第1のケース部分と第2のケース部分を有し、前記第1のケース部分側に前記第1の回転部材が支持され、前記第1のケース部分と前記第2のケース部分に前記第2の回転部材が支持されていることを特徴とする駆動装置。
  2. 請求項1記載の駆動装置であって、
    前記第1の回転部材は一対のベアリングを介して前記第1のケース部分に支持され、前記一対のベアリングの一方は前記第1のケース部分に径方向支持され、前記一対のベアリングの他方は前記第1のケース部分と該第1のケース部分に固定されるベアリングキャップとによって径方向支持されていることを特徴とする駆動装置。
  3. 請求項1又は2記載の駆動装置であって、
    前記第2の回転部材は一対のベアリングを介して前記ケースに支持され、前記第1のケース部分における前記第1の回転部材を支持する一方のベアリングの取付部と、前記第2の回転部材を支持する一方のベアリングの取付部とが半径方向にオーバーラップしていることを特徴とする駆動装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の駆動装置であって、
    前記第2の回転部材の一方の軸端面に臨むと共に前記第1,第2のケース部分に連結する蓋部材を備えていることを特徴とする駆動装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の駆動装置であって、
    前記第2の回転部材に一体に設けられる第3のギヤを備え、該第3のギヤと噛み合うと共に第3の回転部材に一体に設けられる第4のギヤを備え、前記第3の回転部材は前記第2のケース部分に支持されていることを特徴とする駆動装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の駆動装置であって、
    前記第1の回転部材の軸心には第2の駆動トルクを受けて回転する第4の回転部材が同軸的に配置され、前記第1のケース部分には静止側部材への取付部が形成されていることを特徴とする駆動装置。
  7. 請求項5記載の駆動装置であって、
    前記第2の回転部材の回転軸心と前記第3の回転部材の回転軸心は交差して設けられ、前記第3のギヤと前記第4のギヤは傘歯車組であって、前記第2のギヤの外径側に前記第4のギヤの基部が位置していることを特徴とする駆動装置。
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