JP2007302197A - 車両用操舵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】VGR(Variable Gear Ratio)システムを備える車両用操舵装置において、操舵部材の操舵角に対する転舵輪の転舵角の比(伝達比)を変更する伝達比可変機構のモータと、伝達比可変機構の駆動に関連して操舵反力を補償するためのモータとは、ステアリングシャフトを挟んで対向して配置されており、これらのモータのハウジングがステアリングシャフトの径方向に張り出して装置が大型化していた。
【解決手段】伝達比可変機構8は、遊星ギヤ機構17と、遊星ギヤ機構17を駆動する遊星ギヤ機構用モータ18とを含んでいる。また、伝達比可変機構8の動作に関連して操舵部材の操舵反力を補償するための反力補償用モータ23が設けられている。反力補償用モータ23および遊星ギヤ機構用モータ18の双方が、ステアリングシャフト3と同軸に配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、操舵部材の操舵角に対する転舵輪の転舵角の比を変更可能な車両用操舵装置に関する。
上記の車両用操舵装置には、操舵部材の操舵角に対する転舵輪の転舵角の比(伝達比)を変更することのできるシステムを搭載しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、ステアリングホイールに連結された第1シャフトと、車輪に連結された第2シャフトと、第1および第2シャフトを回転伝達可能に連結する遊星歯車機構とを備える構成が示されている。遊星歯車機構は、第1シャフトに固定された第1サンギヤと、第2シャフトに固定された第2サンギヤと、第1および第2シャフトの周囲に配置された複数のピニオンと、ピニオンを取り囲むリング部材とを有している。操舵部材の回転は、第1シャフト、第1サンギヤ、ピニオン、第2サンギヤ、第2シャフトの順に伝わり、最終的に車輪に伝わる。
遊星歯車機構における伝達比(第1サンギヤと第2サンギヤとの回転数の比)は、リング部材に第1モータからのトルクを付与することで変更可能となっている。具体的には、第1モータの出力は、第1モータの出力軸に連結された小歯車と、リング部材の外周に形成されて小歯車に噛み合う歯部とを介してリング部材に伝わる。これにより、リング部材の回転数が変わる。
上記のようにして伝達比が変更された場合、第1および第2シャフト間で変速が行われることとなり、伝達比が変更される前の状態に対して、操舵角と車輪からの反力との関係が変化することとなる。運転者の意図と無関係に反力の特性が変化するので、違和感を与えてしまう。そこで、この違和感を解消するために、第2モータを設け、第2モータの出力を、小歯車および大歯車からなる減速機構を介して第1シャフトに伝えるようにしている。これにより、反力の特性に変化が生じないようにしている。
特開2005−343205号公報
しかしながら、特許文献1の場合、第1および第2のモータは、ステアリングシャフトを挟んで対向して配置されており、これらのモータのハウジングがステアリングシャフトの径方向に張り出して装置が大型化していた。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、装置を小型化することのできる車両用操舵装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、操舵部材(2)に連なる第1の部分(5)および転舵輪(4L,4R)に連なる第2の部分(6)を含む操舵軸(3)と、操舵部材(2)の操舵角(θ1)に対する転舵輪(4L,4R)の転舵角(θ2)の比を変更可能な伝達比可変機構(8)と、伝達比可変機構(8)の動作による操舵部材(2)の操舵反力(T)を補償するための反力補償用モータ(23)とを備え、上記伝達比可変機構(8)は、第1および第2の部分(5,6)を差動回転可能に連結する差動機構(17)ならびに差動機構(17)を駆動する差動機構用モータ(18)を含み、差動機構用モータ(18)および反力補償用モータ(23)の双方が操舵軸(3)と同軸に配置されていることを特徴とする車両用操舵装置(1)を提供するものである(請求項1)。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
本発明によれば、差動機構用モータおよび反力補償用モータの双方を、操舵軸と同心の環状に形成できる。これにより、上記各モータを、操舵軸を挟んで対向して配置しなくて済み、操舵軸の径方向に関してこれらのモータが占有するスペースを少なくできる。装置の小型化を達成できる。
また、本発明において、上記差動機構(17)は遊星伝達機構(17)を含み、遊星伝達機構(17)は、第1の部分(5)に連なる第1の要素(19)と、第2の部分(6)に連なる第2の要素(20)と、第1および第2の要素(19,20)を互いに関連付ける第3の要素(21)とを有している場合がある(請求項2)。この場合、第1の部分(操舵部材)からのトルクを、遊星伝達機構を介して第2の部分(転舵輪)に伝達できる。また、第2の部分からのトルクを、遊星伝達機構を介して、第1の部分に伝達できる。
また、本発明において、上記差動機構(17)は遊星ギヤ機構(17)を含み、遊星ギヤ機構(17)は、第1の要素(19)としての第1のサンギヤ(19)と、第2の要素(20)としての第2のサンギヤ(20)と、第1および第2のサンギヤ(19,20)の双方に噛み合う第3の要素(21)としての遊星ギヤ(21)と、遊星ギヤ(21)を自転可能且つ第1および第2のサンギヤ(19,20)の回りに公転可能に保持するキャリア(22)とを有している場合がある(請求項3)。
この場合、第1の部分(操舵部材)からのトルクを、第1のサンギヤ、遊星ギヤおよび第2のサンギヤを介して第2の部分(転舵輪)に伝達できる。また、第2の部分からのトルクを、第2のサンギヤ、遊星ギヤおよび第1のサンギヤを介して、第1の部分に伝達できる。
また、本発明において、上記キャリア(22)が差動機構用モータ(18)によって回転駆動される場合がある(請求項4)。この場合、キャリアの回転速度を変化させることにより、第1のサンギヤと第2のサンギヤとの回転伝達比を変更することができる。
また、本発明において、上記差動機構(17)を収容するハウジング(31)を備え、上記差動機構用モータ(18)は、キャリア(22)と一体回転可能なロータ(18a)と、このロータ(18a)を取り囲み上記ハウジング(31)に収容されたステータ(18b)とを有している場合がある(請求項5)。この場合、差動機構を収容するハウジングが、差動機構用モータのハウジングを兼ねることとなる。差動機構用モータのハウジングを別途設ける必要がなく、装置の更なる小型化を達成できる。
また、本発明において、上記差動機構(17)を収容するハウジング(31)を備え、上記反力補償用モータ(23)は、上記操舵軸(3)の第1の部分(5)と一体回転可能なロータ(23a)と、このロータ(23a)を取り囲み上記ハウジング(31)に収容されたステータ(23b)とを有している場合がある(請求項6)。この場合、差動機構を収容するハウジングが、反力補償用モータのハウジングを兼ねることとなる。反力補償用モータのハウジングを別途設ける必要がなく、装置の更なる小型化を達成できる。
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる車両用操舵装置1の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、車両用操舵装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2に付与された操舵トルクを、操舵軸としてのステアリングシャフト3等を介して左右の転舵輪4L,4Rのそれぞれに与えて転舵を行うものであり、操舵部材2の操舵角θ1(回転角)に対する転舵輪の転舵角θ2の比(伝達比θ2/θ1)を変更することのできるVGR(Variable Gear Ratio)機能を有している。
この車両用操舵装置1は、操舵部材2と、操舵部材2に連なるステアリングシャフト3とを有している。ステアリングシャフト3は、第1の部分としての第1のシャフト5と、第1のシャフト5と同軸上に配置された第2の部分としての第2のシャフト6とを有している。
第1のシャフト5は、操舵部材2に連結される入力軸5aと、入力軸5aとトーションバー7を介して相対回転可能に連結される出力軸5bとを有している。
第1のシャフト5の出力軸5bと第2のシャフト6との間には、伝達比可変機構8が設けられており、これら出力軸5bと第2のシャフト6との間における回転伝達比(伝達比θ2/θ1)が変更可能となっている。第2のシャフト6は、自在継手9、中間軸10、自在継手11および舵取り機構12を介して転舵輪4L,4Rと連なっている。
舵取り機構12は、自在継手11に連なるピニオン軸13と、ピニオン軸13の先端のピニオン13aに噛み合うラック14aを有し車両の左右方向に延びる転舵軸としてのラック軸14と、ラック軸14の一対の端部のそれぞれにタイロッド15R,15Lを介して連結されるナックルアーム16R,16Lとを有している。
上記の構成により、操舵部材2からの操舵トルクは、第1のシャフト5、伝達比可変機構8、第2のシャフト6等を介して舵取り機構12に伝達される。舵取り機構12では、ピニオン13aの回転がラック軸14の軸方向の運動に変換され、各タイロッド15R,15Lを介して対応するナックルアーム16R,16Lがそれぞれ回動する。これにより、各ナックルアーム16R,16Lに連結された対応する転舵輪4R,4Lがそれぞれ操向する。
伝達比可変機構8は、第1のシャフト5の出力軸5bおよび第2のシャフト6を差動回転可能に連結する差動機構としての遊星ギヤ機構17と、遊星ギヤ機構17を駆動する差動機構用モータとしての遊星ギヤ機構用モータ18とを有している。
遊星ギヤ機構17は、遊星伝達機構として設けられており、第1のシャフト5の出力軸5bと一体回転可能な第1の要素としての第1のサンギヤ19と、第1のサンギヤ19と相対向して配置され第2のシャフト6と一体回転可能な第2の要素としての第2のサンギヤ20と、第1および第2のサンギヤ19,20の双方に噛み合う第3の要素としての遊星ギヤ21と、遊星ギヤ21をその軸線回りに自転可能且つ第1および第2のサンギヤ19,20の回りに公転可能に保持するキャリア22と、を有している。
第1および第2のサンギヤ19,20ならびに遊星ギヤ21は、それぞれ回転伝達要素として設けられており、例えば、はすば歯車を用いて形成されている。なお、はすば歯車に代えて、平歯車等の他の平行軸歯車を用いてもよい。
遊星ギヤ21は、第1および第2の要素としての上記第1および第2のサンギヤ19,20を互いに関連付けるためのものであり、ステアリングシャフト3の周方向に複数(本実施の形態において、2つ)配置されている。各遊星ギヤ21の軸線は、ステアリングシャフト3の軸線Lと平行に延びている。キャリア22は、ステアリングシャフト3の軸線Lの回りに回転可能である。遊星ギヤ21は、第1のサンギヤ19に噛み合う部分の歯数と、第2のサンギヤ20に噛み合う部分の歯数とが同一である。
第1のサンギヤ19の歯数と、第2のサンギヤ20の歯数とは、相異なっており、第1のサンギヤ19、および第2のサンギヤ20の少なくとも1つ(例えば、第2のサンギヤ20)が、転位歯車を用いて形成されている。この転位歯車は、ピッチ円の直径が小さくなる方向または大きくなる方向に転位されている。
遊星ギヤ機構用モータ18は、キャリア22を回転駆動するためのものである。軸線L回りに関するキャリア22の回転数を変更することで、伝達比θ2/θ1を変更することができる。遊星ギヤ機構用モータ18は、例えばブラシレスモータからなり、ステアリングシャフト3と同軸に配置されている。この遊星ギヤ機構用モータ18は、キャリア22に一体回転可能に固定されたロータ18aと、このロータ18aを取り囲むステータ18bとを含んでいる。これらロータ18aおよびステータ18bの軸線は、それぞれ、ステアリングシャフト3の軸線Lと一致している。
車両用操舵装置1は、伝達比可変機構8の動作に関連して操舵部材2の操舵反力を補償するための反力補償用モータ23をさらに備えている。反力補償用モータ23は、例えばブラシレスモータからなり、ステアリングシャフト3と同軸に配置されている。本実施の形態の特徴とするところは、反力補償用モータ23および遊星ギヤ機構用モータ18の双方がステアリングシャフト3と同軸に配置されている点にある。
反力補償用モータ23は、第1のシャフト5の出力軸5bに一体回転可能に固定されたロータ23aと、このロータ23aを取り囲むステータ23bとを含んでいる。これらロータ23aおよびステータ23bの軸線は、それぞれ、ステアリングシャフト3の軸線Lと一致している。
上記遊星ギヤ機構用モータ18および反力補償用モータ23は、それぞれ、CPU、RAMおよびROMを含む制御部24によって制御される。制御部24は、駆動回路25aを介して遊星ギヤ機構用モータ18と接続され、駆動回路25bを介して反力補償用モータ23と接続されている。
また、制御部24には、操舵角センサ26、トルクセンサ27、転舵角センサ28、車速センサ29およびヨーレートセンサ30がそれぞれ接続されている。
操舵角センサ26からは、操舵部材2の直進位置からの操作量である操舵角θ1に対応する値として第1のシャフト5の回転角についての信号が入力される。トルクセンサ27からは、操舵部材2の操舵トルクTに対応する値として第1のシャフト5における伝達トルクについての信号が入力される。転舵角センサ28からは、転舵角θ2に対応する値として第2のシャフト6の回転角についての信号が入力される。車速センサ29からは、車速Vについての信号が入力される。ヨーレートセンサ30からは、車両のヨーレートγについての信号が入力される。
制御部24は、例えば、以下のようにして遊星ギヤ機構用モータ18および反力補償用モータ23の駆動を制御する。すなわち、制御部24は、検出した操舵角θ1から目標ヨーレートγT(=G×θ1。Gは所定の伝達関数。)を演算し、この目標ヨーレートγTと、転舵角θ2およびヨーレートγとから、判定値A=θ2×(γT−γ)を演算する。
判定値Aが零で、検出ヨーレートγと目標ヨーレートγTが等しく、車両がニュートラルステア状態にある場合、制御部24は、キャリア22の回転速度が第1のシャフト5の出力軸5bの回転速度と一致するように、遊星ギヤ機構用モータ18を駆動する。これにより、伝達比θ2/θ1は1とされ、変化しない。
このとき、操舵角θ1と操舵トルクTとの関係は、伝達比可変機構8の動作に起因しては変化しないので、操舵部材2の操舵反力(操舵トルクT)を補償する必要は無く、反力補償用モータ23は駆動しない。
一方、判定値Aが負、すなわち検出ヨーレートγが目標ヨーレートγTを超えていることから車両がオーバーステア状態であるか、または、判定値Aが正、すなわち検出ヨーレートγが目標ヨーレートγTを下回っていることから車両がアンダーステア状態である場合、制御部24は、キャリア22の回転速度が第1のシャフト5の回転速度と異なるように、遊星ギヤ機構用モータ18を駆動する。これにより、伝達比θ2/θ1が変化する。
このとき、操舵角θ1と操舵トルクTとの関係は、伝達比可変機構8の動作に起因して変化するので、操舵部材2の操舵反力(操舵トルクT)を補償する必要が生じる。このとき、制御部24は、反力補償用モータ23を駆動し、操舵反力を補償するように第1のシャフト5に補償トルクを付与する。反力補償用モータ23は、伝達比可変機構8における伝達比を変化させることなく、補償トルクを発生する。
図2は、図1の要部のより具体的な構成を示す断面図である。図2を参照して、第1のシャフト5、トルクセンサ27、第2のシャフト6および遊星ギヤ機構17等は、ハウジング31内に収容されている。ハウジング31は、例えばアルミニウム合金製の筒状の部材であり、車体32に支持されている。
第1のシャフト5の入力軸5aは、ハウジング31内に挿入されており、ころ軸受等からなる第1の軸受33を介してハウジング31の支持孔34aに回転自在に支持されている。第1のシャフト5の出力軸5bは、筒状をなして入力軸5aの一部を取り囲んでいる。
出力軸5bは、単列アンギュラ玉軸受等の転がり軸受からなる第2の軸受35を介して、ハウジング31の支持孔34bに回転自在に支持されている。第2の軸受35は、内輪35aが出力軸5bに外嵌されており、外輪35bがハウジング31の支持孔34bに内嵌されている。
出力軸5bは、円筒状の保持筒36に取り囲まれており、この保持筒36の中間部と出力軸5bの中間部とが連結部37を介して一体回転可能に連結されている。連結部37は環状をなしていてもよいし、複数のスポークを出力軸5bの周方向に並べた形状をなしていてもよい。
保持筒36の外周面に、反力補償用モータ23のロータ23aが固定されている。ロータ23aは、複数個の永久磁石を周方向に沿って並べて配置したものである。各永久磁石は、それぞれ内径側と外径側とを結ぶ方向に着磁されており、互いに隣接するもの同士はその磁化の向きが反対となっている。
反力補償用モータ23のステータ23bは、ハウジング31の第1の溝38内に収容されており、ハウジング31が反力補償用モータ23のハウジングを兼ねている。反力補償用モータ23のステータ23bは、円環状のベース部39と、ベース部39から内側に突出した複数個の(例えば、6個)のティース40(図2において、2つのティース40を図示)とを含むステータコア41、および各ティース40に巻回された電磁コイル42を備えている。
ベース部39の外周面39aは、ハウジング31の第1の溝38の環状の周面38aに焼きばめ等によって固定されている。
第2のシャフト6の中間部は、単列アンギュラ玉軸受等の転がり軸受からなる第3の軸受44を介して、ハウジング31の支持孔34cに回転自在に支持されている。第3の軸受44は、内輪44aが第2のシャフト6に外嵌されており、外輪44bがハウジング31の支持孔34cに内嵌されている。
遊星ギヤ機構17の第1のサンギヤ19は、第1のシャフト5の出力軸5bと単一の部材を用いて一体に形成されており、出力軸5bの一端に位置している。第2のサンギヤ20は、第2のシャフト6と単一の部材を用いて一体に形成されており、第2のシャフト6の一端に位置している。
各遊星ギヤ21は、第1および第2のサンギヤ19,20の双方に噛み合う歯部21aと、歯部21aの一対の端部のそれぞれから延びる支軸21b,21cとを有している。
キャリア22は、ステアリングシャフト3の径方向Rに関して遊星ギヤ21よりも突出しないように形成されており、各遊星ギヤ21の一方の支軸21bを支持する一端部45と、各遊星ギヤ21の他方の支軸21cを支持する他端部46と、一端部45および他端部46間を接続する中間部47とを有している。
図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。図2および図3を参照して、キャリア22の一端部45は、第1のシャフト5の出力軸5bおよびトーションバー7が挿通される挿通孔48を有している。挿通孔48の周面は、ころ軸受等の転がり軸受からなる第4の軸受49を介して、出力軸5bの外周面を回転自在に支持している。
キャリア22の一端部45には、環状の鍔部50が形成されている。この鍔部50は、単列アンギュラ玉軸受等の転がり軸受からなる第5の軸受51を介して、ハウジング31の支持孔34dに回転自在に支持されている。第5の軸受51は、内輪51aが鍔部50に外嵌されており、外輪51bがハウジング31の支持孔34dに内嵌されている。ステアリングシャフト3の軸方向Sに関して、第5の軸受51は、連結部37を挟んで第2の軸受35と並んでいる。これら第5および第2の軸受51,35は、保持筒36の径方向内方に配置されている。
キャリア22の一端部45には、挿通孔48の径方向外方に、支軸支持孔52が形成されている。支軸支持孔52は、遊星ギヤ21の数に対応して例えば2つ設けられている。各支軸支持孔52の周面は、それぞれ、対応する第6の軸受53を介して対応する一方の支軸21b,21bを回転自在に(自転自在に)支持している。各第6の軸受53は、例えばころ軸受からなる。
図4は、図2のIV−IV線に沿う断面図である。図2および図4を参照して、キャリア22の他端部46は、第2のシャフト6が挿通される挿通孔54を有している。挿通孔54の周面は、ころ軸受等の転がり軸受からなる第7の軸受55を介して、第2のシャフト6の外周面を回転自在に支持している。
キャリア22の他端部46には、環状の鍔部56が形成されている。鍔部56は、単列アンギュラ玉軸受等からなる第8の軸受57を介して、ハウジング31の支持孔34eに回転自在に支持されている。第8の軸受57は、内輪57aが鍔部56に外嵌されており、外輪57bがハウジング31の支持孔34eに内嵌されている。
キャリア22の他端部46には、挿通孔54の径方向外方に、支軸支持孔58が形成されている。支軸支持孔58は、遊星ギヤ21の数に対応して例えば2つ設けられている。各支軸支持孔58の周面は、それぞれ、対応する第9の軸受59を介して対応する他方の支軸21c,21cを回転自在に(自転自在に)支持している。各第9の軸受59は、例えばころ軸受からなる。
キャリア22の中間部47は、各遊星ギヤ21とステアリングシャフト3の周方向に並んでおり、一端部45と他端部46とを一体回転可能に繋いでいる。
キャリア22の他端部46の外周面46aに、上記遊星ギヤ機構用モータ18のロータ18aが固定されている。ロータ18aは、複数個の永久磁石を周方向に沿って並べて配置したものである。各永久磁石は、それぞれ内径側と外径側とを結ぶ方向に着磁されており、互いに隣接するもの同士はその磁化の向きが反対となっている。
遊星ギヤ機構用モータ18のステータ18bは、ハウジング31の第2の溝60内に収容されており、ハウジング31が遊星ギヤ機構用モータ18のハウジングを兼ねている。遊星ギヤ機構用モータ18のステータ18bは、円環状のベース部61と、ベース部61から内側に突出した複数個の(例えば、6個)のティース62(図2において、2つのティースを図示)とを含むステータコア63、および各ティース62に巻回された電磁コイル64を備えている。ベース部61の外周面61aは、ハウジング31の第2の溝60の環状の周面60aに焼きばめ等によって固定されている。
図2を参照して、玉軸受としての上記第2および第3の軸受35,44は、予圧を付与されている。具体的には、第3の軸受44の外輪44bとハウジング31の一端部の環状の段部65との間に、皿ばね等の弾性を有する第1の付勢部材66が介装されている。この第1の付勢部材66は、第3の軸受44の外輪44bを第2の軸受35側に付勢している。
第3の軸受44の内輪44aは、第2のシャフト6の溝に嵌め込まれた止め輪67に受けられて第2の軸受35側への移動が規制されている。第2のシャフト6と第1のシャフト5の出力軸5bとの間(第1のサンギヤ19と第2のサンギヤ20との間)には、摩擦部材68が介装されている。摩擦部材68は、例えば樹脂を用いて円板状に形成された部材であり、第1および第2のシャフト5,6間に保持されている。
第2の軸受35の内輪35aは、第1のシャフト5の出力軸5bの環状の段部69に受けられており、第3の軸受44側への移動が規制されている。第2の軸受35の外輪35bは、ハウジング31の環状の段部70に受けられており、軸方向Sに関して第3の軸受44から遠ざかる方向への移動が規制されている。
上記の構成により、第1の付勢部材66からの付勢力は、第3の軸受44、止め輪67、第2のシャフト6、摩擦部材68および第1のシャフト5の出力軸5bを介して、第2の軸受35に伝わり、ハウジング31の段部70で受けられる。
また、玉軸受としての上記第5および第8の軸受51,57は、予圧を付与されている。具体的には、第8の軸受57の外輪57bとハウジング31の一端部の環状の段部71との間に、皿ばね等の弾性を有する第2の付勢部材72が介装されている。この第2の付勢部材72は、第8の軸受57の外輪57bを第5の軸受51側に付勢している。
第8の軸受57の内輪57aは、キャリア22の他端部46に形成された環状の段部73に受けられて、第5の軸受51側への移動が規制されている。第5の軸受51の内輪51aは、キャリア22の一端部45の鍔部50の外周面に圧入固定されている。第5の軸受51の外輪51bは、ハウジング31の環状の溝に嵌め込まれた止め輪74に受けられており、軸方向S関して第8の軸受57から遠ざかる方向への移動が規制されている。
上記の構成により、第2の付勢部材72からの付勢力は、第8の軸受57、キャリア22の他端部46、中間部47および一端部45を介して、第5の軸受51に伝わり、さらに、止め輪74を介してハウジング31に受けられる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。すなわち、遊星ギヤ機構用モータ18および反力補償用モータ23の双方を、ステアリングシャフト3と同心の環状に形成している。これにより、上記各モータ18,23を、ステアリングシャフト3を挟んで対向して配置しなくて済み、ステアリングシャフト3の径方向Rに関してこれらのモータ18,23が占有するスペースを少なくできる。車両用操舵装置1の小型化を達成できる。
また、遊星ギヤ機構17を用いていることにより、第1のシャフト5(操舵部材2)からのトルクを、第1のサンギヤ19、遊星ギヤ21および第2のサンギヤ20を介して第2のシャフト6(転舵輪4L,4R)に伝達できる。また、第2のシャフト6からのトルクを、第2のサンギヤ20、遊星ギヤ21および第1のサンギヤ19を介して、第1のシャフト5に伝達できる。
さらに、キャリア22を遊星ギヤ機構用モータ18によって回転駆動するようになっている。キャリア22の回転速度を変化させることにより、第1のサンギヤ19と第2のサンギヤ20との回転伝達比を変更することができる。
また、遊星ギヤ機構17を収容するハウジング31が、遊星ギヤ機構用モータ18のハウジングを兼ねている。遊星ギヤ機構用モータ18のハウジングを別途設ける必要がなく、車両用操舵装置1の更なる小型化を達成できる。
さらに、上記ハウジング31が、反力補償用モータ23のハウジングを兼ねている。反力補償用モータ23のハウジングを別途設ける必要がなく、車両用操舵装置1の一層の小型化を達成できる。
また、キャリア22を、ステアリングシャフト3の径方向Rに関して遊星ギヤ21よりも突出しないように形成していることにより、径方向Rに関する遊星ギヤ機構17の占有するスペースを少なくできる。遊星ギヤを取り囲むリング状の内歯歯車を用いていないので、車両用操舵装置1の一層の小型化を達成できる。
さらに、反力補償用モータ23の出力が減速機を介することなく直接的に第1のシャフト5の出力軸5bに伝達される。反力補償に必要なトルクはあまり大きくないことにより、反力補償用モータ23の出力を減速する必要がないとの知見に基づくものである。これにより、減速機を設けた場合に生じるトルク変動や駆動音や大型化を回避でき、且つ慣性の低減や摩擦抵抗の低減を通じて反力補償に関しての制御遅れを抑制できる。
また、反力補償用モータ23のロータ23aを保持する保持筒36の径方向内方に、第2および第5の軸受35,51を配置していることにより、車両用操舵装置1の軸方向Sの全長を短くして車両用操舵装置1をより小型化できる。
本発明は、以上の実施の形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、差動機構として、遊星ギヤ機構17の各歯車(第1のサンギヤ19、第2のサンギヤ20、遊星ギヤ21)に代えてローラを用いた、トラクションドライブ機構を用いてもよい。また、差動機構として、ハーモニックドライブ(登録商標)機構を用いてもよい。
本発明の一実施の形態にかかる車両用操舵装置の概略構成を示す模式図である。 図2は、図1の要部のより具体的な構成を示す断面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。
符号の説明
1…車両用操舵装置、2…操舵部材、3…ステアリングシャフト(操舵軸)、4L,4R…転舵輪、5…第1のシャフト(第1の部分)、6…第2のシャフト(第2の部分)、8…伝達比可変機構、17…遊星ギヤ機構(差動機構、遊星伝達機構)、18…遊星ギヤ機構用モータ(差動機構用モータ)、18a…ロータ、18b…ステータ、19…第1のサンギヤ(第1の要素)、20…第2のサンギヤ(第2の要素)、21…遊星ギヤ(第3の要素)、22…キャリア、23…反力補償用モータ、23a…ロータ、23b…ステータ、31…ハウジング、T…操舵トルク(操舵反力)θ1…操舵角、θ2…転舵角。

Claims (6)

  1. 操舵部材に連なる第1の部分および転舵輪に連なる第2の部分を含む操舵軸と、
    操舵部材の操舵角に対する転舵輪の転舵角の比を変更可能な伝達比可変機構と、
    伝達比可変機構の動作による操舵部材の操舵反力を補償するための反力補償用モータとを備え、
    上記伝達比可変機構は、第1および第2の部分を差動回転可能に連結する差動機構ならびに差動機構を駆動する差動機構用モータを含み、
    差動機構用モータおよび反力補償用モータの双方が操舵軸と同軸に配置されていることを特徴とする車両用操舵装置。
  2. 請求項1において、上記差動機構は遊星伝達機構を含み、
    遊星伝達機構は、第1の部分に連なる第1の要素と、第2の部分に連なる第2の要素と、第1および第2の要素を互いに関連付ける第3の要素とを有していることを特徴とする車両用操舵装置。
  3. 請求項2において、上記遊星伝達機構は遊星ギヤ機構を含み、
    遊星ギヤ機構は、第1の要素としての第1のサンギヤと、第2の要素としての第2のサンギヤと、第1および第2のサンギヤの双方に噛み合う第3の要素としての遊星ギヤと、遊星ギヤを自転可能且つ第1および第2のサンギヤの回りに公転可能に保持するキャリアとを有していることを特徴とする車両用操舵装置。
  4. 請求項3において、上記キャリアが差動機構用モータによって回転駆動されることを特徴とする車両用操舵装置。
  5. 請求項4において、上記差動機構を収容するハウジングを備え、
    上記差動機構用モータは、キャリアと一体回転可能なロータと、このロータを取り囲み上記ハウジングに収容されたステータとを有していることを特徴とする車両用操舵装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項において、上記差動機構を収容するハウジングを備え、
    上記反力補償用モータは、上記操舵軸の第1の部分と一体回転可能なロータと、このロータを取り囲み上記ハウジングに収容されたステータとを有していることを特徴とする車両用操舵装置。
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