JP2008074367A - 車両用操舵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝達比可変機構と、伝達比を変更するための電動モータとの間に減速機構がない構成において伝達比を一定に固定することができる車両用操舵装置を提供すること。
【解決手段】伝達比を変更可能な遊星ギヤ機構17と、伝達比を固定するためのロック機構とを備える。遊星ギヤ機構17は、操舵部材に連なる第1のサンギヤ19と、転舵輪に連なる第2のサンギヤ20と、第1および第2のサンギヤ19,20の双方に噛み合う遊星ギヤ21と、遊星ギヤ21を支持する環状のキャリア22とを含む。ロック機構は、キャリア22に係合してキャリア22の回転を規制する規制部材31を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、操舵部材の操舵角に対する転舵輪の転舵角の伝達比を変更可能な車両用操舵装置に関する。
上記の車両用操舵装置には、ステアリングホイールに連結された第1シャフトと、車輪に連結された第2シャフトと、第1および第2シャフト間を接続する伝達比可変操舵装置とを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、伝達比可変操舵装置に波動歯車機構が設けられている。
特開2005−53446号公報
伝達比可変操舵装置として、上記波動歯車機構を含む構成に代えて遊星歯車機構を用いる構成が考えられる。具体的には、例えば、第1シャフトに固定された第1サンギヤと、第2シャフトに固定された第2サンギヤと、第1および第2シャフトの周囲に配置された複数のピニオンと、ピニオンを支持する環状のキャリアとを含む遊星歯車機構を用いることが考えられる。
操舵部材の回転は、第1シャフト、第1サンギヤ、ピニオン、第2サンギヤ、第2シャフトの順に伝わり、最終的に車輪に伝わる。この場合、電動モータから歯車減速機構を介してキャリアにトルクを付与し、キャリアを駆動することで、第1サンギヤと第2サンギヤとの回転数の比(変速比)が変更される。これにより、伝達比が変更される。
上記の構成において、電動モータが故障する等の異常が生じると、伝達比の制御が不能となってしまう。このような場合、減速歯車機構の歯車をロックすることでキャリアを固定して変速比を一定に固定し、伝達比を一定に固定することができる。
ところで、本願発明者は、鋭意研究の結果、いわゆる同軸タイプの電動モータを用いてキャリアを回転駆動することを想到した。具体的には、電動モータのロータやステータをステアリングシャフトと同軸上に配置し、ロータの出力回転を、減速機構を介することなくキャリアに伝えるものである。
しかしながら、同軸タイプの電動モータを用いる場合、減速機構を用いておらず、減速歯車をロックして伝達比を固定することができない。
本発明は、かかる背景のもとでなされたもので、伝達比可変機構と、伝達比を変更するための電動モータとの間に減速機構がない構成において、伝達比を一定に固定することができる車両用操舵装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、操舵部材(2)の操舵角(θ1)に対する転舵輪(4L,4R)の転舵角(θ2)の伝達比(θ2/θ1)を変更可能な伝達比可変機構(17)と、この伝達比可変機構(17)の環状の所定の要素(22)と一体回転可能なロータ(18a)を含み、伝達比(θ2/θ1)を変更するための電動モータ(18)と、異常が発生したときに上記伝達比(θ2/θ1)を固定するためのロック機構とを備え、上記ロック機構は、上記所定の要素(22)または所定の要素(22)と一体回転する環状部材(60)に係合して上記所定の要素(22)の回転を規制可能な規制部材(31)を含むことを特徴とする車両用操舵装置(1)を提供するものである(請求項1)。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
本発明によれば、電動モータと伝達比可変機構との間に減速機構がない構成において、伝達比可変機構の所定の要素等の回転を規制することにより、異常時に伝達比を固定することが可能となる。また、高速回転するものの伝達トルクの小さいロータと一体回転している、所定の要素等の回転を規制部材によって規制するので、規制に要する力を小さくすることができ、その結果、伝達比の固定に際して規制部材にかかる負荷を小さくでき、規制部材を小型化できる。また、伝達比可変機構において高速回転する所定の要素等は比較的大径となるので、所定の要素等の1回転のなかで、規制部材が係合可能な回転位置を多数設けることが可能となり、その結果、異常が発生したときに応答性良く、伝達比を固定することが可能となる。
本発明において、上記伝達比可変機構(17)は、操舵部材(2)に連なる第1のサンギヤ(19)と、第1のサンギヤ(19)の軸線(L)と一致する軸線(L)を有し転舵輪(4L,4R)に連なる第2のサンギヤ(20)と、第1および第2のサンギヤ(19,20)の双方に噛み合う遊星ギヤ(21)と、遊星ギヤ(21)を自転可能且つ上記第1および第2のサンギヤ(19,20)の軸線(L)回りに一体回転可能に支持する環状のキャリア(22)とを含み、上記所定の要素(22)は上記キャリア(22)を含むことが好ましい(請求項2)。
この場合、ロータおよびキャリアが、例えば第1のサンギヤの回転数の10倍程度の回転数で高速回転することにより、伝達比を変更することができる。規制部材によって伝達比を固定するとき、規制部材は、高速で回転していて負荷が小さいロータと一体回転するキャリアの回転を規制することとなるので、規制部材にかかる負担が小さく、規制部材を小型にできる。
また、本発明において、上記ロック機構は、規制部材(31)を所定の要素(22)または環状部材(60)に係合する係合位置(D1)とこの係合が解除された係合解除位置(D2)とに変位可能なアクチュエータ(32)を含むことが好ましい(請求項3)。この場合、規制部材を係合解除位置から係合位置に動かすことで、所定の要素の回転を規制できる。
また、本発明において、上記所定の要素(22)または環状部材(60)の外周面(60a)に形成され、規制部材(31)と係合可能な凹部(61)を含むことが好ましい(請求項4)。この場合、規制部材に対して所定の要素または環状部材が動かないように規制部材を確実に係合できる。
また、上記凹部(61)は、上記所定の要素(22)または環状部材(60)の外周面(60a)の周方向(C)に等間隔に複数配置されていることが好ましい(請求項5)。所定の要素が回転している場合において、単位時間当たりに凹部が規制部材と対向する回数を多くできる。これにより、規制部材が凹部に係合する際に、係合を開始するまでのタイムラグを短くすることができる。
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる車両用操舵装置1の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、車両用操舵装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2に付与された操舵トルクを、操舵軸としてのステアリングシャフト3等を介して左右の転舵輪4L,4Rのそれぞれに与えて転舵を行うものであり、操舵部材2の操舵角θ1(回転角)に対する転舵輪の転舵角θ2の伝達比θ2/θ1を変更することのできる機能を有している。
この車両用操舵装置1は、操舵部材2と、操舵部材2に連なる操舵軸としてのステアリングシャフト3とを有している。ステアリングシャフト3は、第1の部分としての第1のシャフト5と、第1のシャフト5と同一の軸線L上に配置された第2の部分としての第2のシャフト6とを有している。
第1のシャフト5は、操舵部材2に連結される入力軸5aと、入力軸5aとトーションバー7を介して相対回転可能に連結される出力軸5bとを有している。トーションバー7を介した入力軸5aと出力軸5bとの相対回転の許容値は、僅かな値とされており、入力軸5aと出力軸5bとは実質的に一体回転すると考えることができる。
第1のシャフト5の出力軸5bと第2のシャフト6との間には、伝達比可変機構としての遊星ギヤ機構17が設けられており、これら出力軸5bと第2のシャフト6との間における変速比が変更可能となっている。この変速比を変更することにより、伝達比θ2/θ1が変更される。第2のシャフト6は、自在継手9、中間軸10、自在継手11および舵取り機構12を介して転舵輪4L,4Rと連なっている。
舵取り機構12は、自在継手11に連なるピニオン軸13と、ピニオン軸13の先端のピニオン13aに噛み合うラック14aを有し車両の左右方向に延びる転舵軸としてのラック軸14と、ラック軸14の一対の端部のそれぞれにタイロッド15R,15Lを介して連結されるナックルアーム16R,16Lとを有している。
上記の構成により、操舵部材2からの操舵トルクは、第1のシャフト5、遊星ギヤ機構17、第2のシャフト6等を介して舵取り機構12に伝達される。舵取り機構12では、ピニオン13aの回転がラック軸14の軸方向の運動に変換され、各タイロッド15R,15Lを介して対応するナックルアーム16R,16Lがそれぞれ回動する。これにより、各ナックルアーム16R,16Lに連結された対応する転舵輪4R,4Lが、それぞれ操向する。
遊星ギヤ機構17は、第1のシャフト5の出力軸5bおよび第2のシャフト6を差動回転可能に連結しており、電動モータとしての遊星ギヤ機構用モータ18によって駆動されることにより、伝達比θ2/θ1が変更されるようになっている。
遊星ギヤ機構17は、第1のシャフト5の出力軸5bと同一の軸線L上に並んで一体回転可能な第1の要素としての第1のサンギヤ19と、第1のサンギヤ19と一致する軸線L上に配置され、第2のシャフト6と一体回転可能な第2の要素としての第2のサンギヤ20と、第1および第2のサンギヤ19,20の双方に噛み合う第3の要素としての遊星ギヤ21と、遊星ギヤ21を自転可能且つ第1および第2のサンギヤ19,20の軸線L回りに一体回転可能に支持する環状の所定の要素としてのキャリア22と、を有している。
第1および第2のサンギヤ19,20ならびに遊星ギヤ21は、それぞれ、回転伝達要素として設けられており、例えば、はすば歯車を用いて形成されている。なお、はすば歯車に代えて、平歯車等の他の平行軸歯車を用いてもよい。
遊星ギヤ21は、第1および第2のサンギヤ19,20を互いに関連付けるためのものであり、ステアリングシャフト3の周方向に複数(本実施の形態において、2つ)配置されている。各遊星ギヤ21は、ステアリングシャフト3の軸線Lと平行に延びて第1および第2のサンギヤ19,20の双方と噛み合っており、軸線Lの回りを公転可能である。
遊星ギヤ21は、第1のサンギヤ19に噛み合う部分の歯数と、第2のサンギヤ20に噛み合う部分の歯数とが同一である。
第1のサンギヤ19の歯数と、第2のサンギヤ20の歯数とは、相異なっており、第1のサンギヤ19、および第2のサンギヤ20の少なくとも1つ(例えば、第2のサンギヤ20)が、転位歯車を用いて形成されている。この転位歯車は、ピッチ円の直径が小さくなる方向または大きくなる方向に転位されている。
遊星ギヤ機構用モータ18は、キャリア22を回転駆動するためのものである。軸線L回りに関するキャリア22の回転数を変更することで、第1のサンギヤ19と第2のサンギヤ20との変速比を変え、伝達比θ2/θ1を変更する。
この遊星ギヤ機構用モータ18は、例えば、ステアリングシャフト3と同軸に配置されたブラシレスモータからなり、キャリア22に一体回転可能に固定されたロータ18aと、このロータ18aを取り囲みハウジング36に固定されたステータ18bとを含んでいる。遊星ギヤ機構用モータ18は、減速機構を介することなく、キャリア22に動力を伝達する。
車両用操舵装置1には、遊星ギヤ機構17の動作に関連して操舵部材2の操舵反力を補償するための反力補償用モータ23が備えられている。反力補償用モータ23は、例えば、ステアリングシャフト3と同軸に配置されたブラシレスモータからなり、第1のシャフト5の出力軸5bに一体回転可能に固定されたロータ23aと、このロータ23aを取り囲みハウジング36に固定されたステータ23bとを含んでいる。
上記遊星ギヤ機構用モータ18および反力補償用モータ23は、それぞれ、CPU、RAMおよびROMを含む制御部24によって制御される。制御部24は、駆動回路25aを介して遊星ギヤ機構用モータ18と接続され、駆動回路25bを介して反力補償用モータ23と接続されている。
また、制御部24には、操舵角センサ26、トルクセンサ27、転舵角センサ28、車速センサ29およびヨーレートセンサ30がそれぞれ接続されている。
操舵角センサ26からは、操舵部材2の操舵中立位置からの操作量である操舵角θ1に対応する値として、第1のシャフト5の入力軸5aの回転角についての信号が入力される。トルクセンサ27からは、操舵部材2の操舵トルクTに対応する値として、第1のシャフト5における伝達トルクについての信号が入力される。転舵角センサ28からは、転舵角θ2に対応する値として、第2のシャフト6の回転角についての信号が入力される。車速センサ29からは、車速Vについての信号が入力される。ヨーレートセンサ30からは、車両のヨーレートγについての信号が入力される。
制御部24は、上記各センサ26〜30からの入力信号等に基づいて、遊星ギヤ機構用モータ18および反力補償用モータ23の駆動を制御する。
遊星ギヤ機構17に関連して、異常が発生したときに伝達比θ2/θ1を固定するためのロック機構が設けられている。
「異常」とは、例えば、各上記センサ26〜30の何れかからの信号が途絶えることや、遊星ギヤ機構用モータ18が故障してキャリア22を駆動できなくなったことをいう。
本実施の形態の特徴とするところは、ロック機構が、キャリア22と一体回転する環状部材としてのリング部材60に係合してキャリア22の回転を規制可能な規制部材31を含んでいる点にある。
規制部材31は、アクチュエータとしての電磁ソレノイド32を用いて、係合解除位置D2と係合位置D1とに変位される。係合位置D1とは、規制部材31がリング部材60に係合してリング部材60の回転が規制される位置をいい、係合解除位置D2とは、規制部材31がリング部材60に係合せず、規制部材31によってはリング部材60の回転が規制されない位置をいう。
電磁ソレノイド32の駆動制御は、制御部24によって行われる。制御部24は、上記異常を検出すると、電磁ソレノイド32を動作させ、規制部材31を係合位置D1に変位させる。これにより、リング部材60およびキャリア22の回転が規制され、遊星ギヤ21の軸線L回りの公転が規制される。
遊星ギヤ21の公転が規制されることにより、遊星ギヤ21を介した第1および第2のサンギヤ19,20の互いのトルク伝達が一定の変速比で可能となり、伝達比θ2/θ1が一定の値に固定される。なお、異常時でない通常時において、規制部材31は、係合解除位置D2に位置している。
上記したように、異常時においても伝達比θ2/θ1が一定の値に固定されて、操舵部材2による操舵が可能である。このとき、運転者は、故障をすぐに修理せずに車両をそのまま使用し続けるおそれがある。そこで、本実施の形態では、運転者に修理を促す修理促進手段が設けられている。
具体的には、異常通知対象としてのエンジンECU33、エアコンECU34およびオーディオECU35のそれぞれに制御部24が接続されており、異常時に、制御部24から各ECU33〜35に異常通知信号を送信するようになっている。
異常通知信号を受けた各ECU33〜35は、制御対象の動作を制限する。例えば、エンジンECU33は、車速Vが所定速度(例えば、50km/h)以上にならないようにエンジンの駆動を制限し、エアコンECU34は、室温を調整できないようにエアコンユニットの駆動を制限し、オーディオECU35は、ラジオ等を作動できないようにオーディオユニットの駆動を制限する。また、反力補償用モータ23の駆動を制限して、操舵部材2に作用する操舵反力を、通常時よりも大きくする。
なお、各ECU33〜35の何れか1つ、または2つにのみ異常通知信号を送るようにしてもよいし、車両に備えられた他の制御装置に異常通知信号を送信してもよい。また、車両のメーターパネル等に修理を促す旨の表示を行わせるように制御部24から異常通知信号を送信してもよい。
上記修理促進手段により、運転者に修理を促して、修理を迅速に行わせることができ、修理がなされないことに起因するさらなる故障や事故の発生を回避することができる。
図2は、図1の要部の断面図である。図2を参照して、遊星ギヤ機構17は、ハウジング36内に収容されている。ハウジング36は、例えばアルミニウム合金製の筒状の部材であり、車体37に支持されている。
第1のシャフト5の入力軸5aは、ころ軸受等からなる第1の軸受38を介してハウジング36に回転自在に支持されている。出力軸5bは、単列アンギュラ玉軸受等の転がり軸受からなる第2の軸受39を介して、ハウジング36に回転自在に支持されている。
出力軸5bの中間部の外周面に、反力補償用モータ23のロータ23aが固定されている。反力補償用モータ23のステータ23bは、ハウジング36に内嵌されて固定されている。
第2のシャフト6の中間部は、単列アンギュラ玉軸受等の転がり軸受からなる第3の軸受40を介して、ハウジング36に回転自在に支持されている。
遊星ギヤ機構17の第1のサンギヤ19は、第1のシャフト5の出力軸5bと単一の部材を用いて一体に形成されており、出力軸5bの一端に位置している。第2のサンギヤ20は、第2のシャフト6と単一の部材を用いて一体に形成されており、第2のシャフト6の一端に位置している。
各遊星ギヤ21は、第1および第2のサンギヤ19,20の双方に噛み合う歯部21aと、歯部21aの一対の端部のそれぞれから延びる支軸21b,21cとを有している。
図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。図2および図3を参照して、キャリア22は、各遊星ギヤ21の一方の支軸21bを支持する一端部41と、各遊星ギヤ21の他方の支軸21cを支持する他端部42と、一端部41および他端部42間を接続する中間部43とを有している。
キャリア22の一端部41は、ころ軸受等の転がり軸受からなる第4の軸受44を介して、出力軸5bを回転自在に支持している。この一端部41には、ステアリングシャフト3の軸方向に沿って延びる環状の鍔部45が形成されている。この鍔部45は、単列アンギュラ玉軸受等の転がり軸受からなる第5の軸受46を介して、ハウジング36に回転自在に支持されている。
また、キャリア22の一端部41は、対応する第6の軸受47を介して、各遊星ギヤ21の一方の支軸21bを回転自在に支持している。各第6の軸受47は、例えばころ軸受からなる。
図4は、図2のIV−IV線に沿う断面図である。図2および図4を参照して、キャリア22の他端部42は、ころ軸受等の転がり軸受からなる第7の軸受48を介して、第2のシャフト6を回転自在に支持している。この他端部42には、ステアリングシャフト3の軸方向に沿って延びる環状の鍔部49が形成されている。鍔部49は、単列アンギュラ玉軸受等からなる第8の軸受50を介して、ハウジング36に回転自在に支持されている。
また、キャリア22の他端部42は、対応する第9の軸受51を介して、各遊星ギヤ21の他方の支軸21cを回転自在に支持している。各第9の軸受51は、例えばころ軸受からなる。キャリア22の中間部43は、各遊星ギヤ21の歯部21aとステアリングシャフト3の周方向に並んでおり、一端部41と他端部42とを一体回転可能に繋いでいる。
キャリア22の他端部42の外周面に、上記遊星ギヤ機構用モータ18のロータ18aが固定されている。遊星ギヤ機構用モータ18のステータ18bは、ハウジング36に内嵌されて固定されている。電磁ソレノイド32は、キャリア22の径方向Rの外方に配置されている。
図5は、図2の電磁ソレノイド32の周辺の要部の拡大図である。図6は、図2のVI−VI線に沿う要部の断面図である。
図5を参照して、電磁ソレノイド32は、可動子54と、付勢部材としてのコイルばね59とを含んでいる。電磁ソレノイド32のソレノイドハウジング52は、有底筒状をなしており、このソレノイドハウジング52の一端に形成された中空のねじ軸52aが、ハウジング36の保持孔53のねじ孔53aに螺合して互いに固定されている。ソレノイドハウジング52は、その軸線Aがキャリア22の径方向Rに対して傾斜しており、開口端が遊星ギヤ機構用モータ18側を向いている。
ソレノイドハウジング52には、固定子(図示せず)および可動子54が収容されている。ソレノイドハウジング52に固定された固定子を励磁することにより、可動子54に、ソレノイドハウジング52の軸線方向に沿った駆動力が付与される。可動子54は、ソレノイドハウジング52の軸線Aに沿う可動方向Bに移動可能に案内されている。
規制部材31は、例えば、金属を用いて棒状に形成されている。なお、規制部材31は、合成樹脂を用いて形成されていてもよい。規制部材31の一端部31aは、電磁ソレノイド32の可動子54の一端54aに螺合して互いに固定されており、可動子54と規制部材31とは、可動方向Bに一体移動可能である。
規制部材31の他端部31bおよび中間部31cは、ソレノイドハウジング52から突出して、遊星ギヤ機構17のキャリア22側に延びている。規制部材31の他端部31bは、ハウジング36のうち、キャリア22が収容されている空間63と保持孔53とを連通する挿通孔55に挿通されており、キャリア22の鍔部49と径方向Rに相対向している。
規制部材31の中間部31cには、この中間部31cの径方向に突出する鍔部56が形成されている。鍔部56は、例えば環状をなしており、中間部31cに嵌め合わされた有底筒状のカップ部材57の一端面に受けられ得る。カップ部材57の他端面は、ワッシャ58を介してソレノイドハウジング52の一端面52bに受けられている。カップ部材57が鍔部56を受けることによって、規制部材31が可動方向Bの一方B1に移動することを規制する。
規制部材31の中間部31cには、コイルばね59が遊嵌されている。このコイルばね59は、カップ部材57の他端部と規制部材31の鍔部56との間に配置されており、規制部材31を可動方向Bの他方B2側、すなわち規制部材31を係合位置D1側へ付勢している。
通常時、電磁ソレノイド32の駆動によって、規制部材31に、可動方向Bの一方B1側への駆動力が付与されており、規制部材31は、コイルばね59の付勢力に抗してその鍔部56がカップ部材57に受けられる。このとき、規制部材31は、係合解除位置D2に位置する。
図5および図6を参照して、リング部材60は、第8の軸受50に隣接して配置されており、キャリア22の環状の鍔部49の外周面に例えば圧入により固定されている。なお、キャリア22とリング部材60とは、単一の部材を用いて一体に形成されていてもよい。
このリング部材60は、規制部材31の他端部31bと径方向Rに相対向しており、第8の軸受50の内輪50aとキャリア22の環状の鍔部49の段部49aとの間に挟まれて、軸方向に位置決めされている。内輪50aは、環状の鍔部49に、例えば圧入により固定されている。
リング部材60の外周面60aには、規制部材31の他端部31bと係合可能な係合凹部61が形成されている。係合凹部61は、外周面60aの周方向Cに等間隔に複数(本実施の形態において、例えば8つ)設けられている。係合凹部61を複数設けることにより、周方向Cに関して、係合凹部61間のピッチを短くでき、キャリア22が回転しているときに、単位時間当たりに係合凹部61が規制部材31と対向する回数をより多くできる。
各係合凹部61は、径方向Rの外側に向かう従い幅広となるように断面テーパ状に形成された部分を含んでおり、規制部材31が係合凹部61に導入され易くなっている。各係合凹部61の底面61aは、リング部材60の軸線に対して交差する方向に延びており、規制部材31の他端部31bの端面と軸線A方向に対向している。
リング部材60の外周面60aには、係合凹部61への規制部材31の導入を案内するための案内部62が形成されている。案内部62は、各係合凹部61間に配置されており、頂部62aと、頂部62aに対して外周面60aの周方向Cの両側に配置された段部62b,62bとを含んでいる。各案内部62の段部62b,62bは、頂部62aに対して径方向Rの内方に奥まっており、対応する係合凹部61にそれぞれ連なっている。
なお、本実施の形態において、各段部62bの段数は、1段であるが、2段以上の複数段とされていてもよい。段数が多いほど、頂部62aから係合凹部61までの外周面60aの形状を滑らかにでき、規制部材31をより滑らかに係合凹部61に案内できる。
図1を参照して、以上の概略構成を有する車両用操舵装置1において、異常が生じたことを制御部24が検出すると、制御部24は、電磁ソレノイド32への電力の供給を遮断する。
図5を参照して、これにより、電磁ソレノイド32は、規制部材31を可動方向Bの一方B1に駆動する駆動力の発生を停止し、コイルばね59の付勢力によって、規制部材31を可動方向Bの他方B2側(係合位置D1側)に移動させる。
このとき、図7(A)に示すように、規制部材31の他端部31bの端面は、例えば、リング部材60の案内部62の頂部62aに接触する。案内部62の頂部62aに接触した他端部31bの端面は、リング部材60の周方向Cの一方C1側への回転に伴い、図7(B)に示すように、案内部62の段部62bに接触してその移動を案内される。そして、図7(C)に示すように、規制部材31の他端部31bが係合凹部61に係合し、リング部材60およびキャリア22の回転が規制される。
なお、リング部材60が周方向Cの他方側に回転しているときも、上記と同様の動作によって規制部材31の他端部31bが係合凹部61に係合し、リング部材60およびキャリア22の回転が規制される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。すなわち、遊星ギヤ機構用モータ18と遊星ギヤ機構17との間に減速機構がない構成において、リング部材60の回転を規制してキャリア22の回転を規制することにより、異常時に伝達比θ2/θ1を固定することが可能となる。
また、高速回転するものの伝達トルクの小さいロータ18aと一体回転している、キャリア22の回転を規制部材31によって規制するので、規制に要する力を小さくすることができ、その結果、伝達比θ2/θ1の固定に際して規制部材31にかかる負荷を小さくでき、規制部材31を小型化できる。
さらに、遊星ギヤ機構17において高速回転するキャリア22やリング部材60は比較的大径となるので、リング部材60の1回転のなかで、規制部材31が係合可能な回転位置(係合凹部61)を多数設けることが可能となり、その結果、異常が発生したときに応答性良く、伝達比θ2/θ1を固定することが可能となる。
また、ロータ18aおよびキャリア22が、例えば第1のサンギヤ19の回転数の10倍程度の回転数で高速回転することにより、伝達比θ2/θ1を変更することができる。規制部材31によって伝達比θ2/θ1を固定するとき、規制部材31は、高速で回転していて負荷が小さいロータ18aと一体回転するキャリア22の回転を規制することとなるので、規制部材31にかかる負担が小さく、規制部材31を小型にできる。
さらに、電磁ソレノイド32を用いて規制部材31を係合解除位置D2から係合位置D1に動かすことで、キャリア22の回転を規制することができる。
また、リング部材60の外周面60aに形成された係合凹部61に規制部材31が係合するようになっている。これにより、規制部材31に対してリング部材60が動かないように両者を確実に係合できる。
さらに、係合凹部61をリング部材60の外周面60aの周方向Cに等間隔に複数配置している。キャリア22が回転している場合において、単位時間当たりに係合凹部61が規制部材31と対向する回数を多くできる。これにより、規制部材31が係合凹部61に係合する際に、係合を開始するまでのタイムラグを短くすることができる。
さらに、遊星ギヤ機構用モータ18のロータ18aをステアリングシャフト3と同軸に配置している。これにより、遊星ギヤ機構用モータ18がステアリングシャフト3の径方向に張り出す量を少なくでき、車両用操舵装置1を小型化することができる。また、遊星ギヤ機構17と遊星ギヤ機構用モータ18との間に減速機構がないことから部品点数を少なくしてコストを低減することができる。
また、電磁ソレノイド32のソレノイドハウジング52を、キャリア22の径方向Rに対して傾斜させている。これにより、ソレノイドハウジング52と周囲の部材(例えば、遊星ギヤ機構用モータ18)との干渉を回避しつつ、両者を近接して配置できる。これにより、車両用操舵装置1の全長をより短くすることができる。
さらに、電磁ソレノイド32や規制部材31を、操舵部材2から遠い第2のシャフト6側に配置している。すなわち、操舵部材2付近の配置スペースの狭い場所に比べて配置スペースに余裕のある場所に、電磁ソレノイド32や規制部材31を配置している。これにより、レイアウトの自由度を高めることができる。
本発明は、以上の実施の形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、リング部材60を廃止して、規制部材31をキャリア22に係合させるようにしてもよい。また、規制部材31をキャリア22の軸方向に移動させてキャリア22と係合させてもよい。また、規制部材31をキャリア22の径方向Rと平行に配置してもよい。さらに、アクチュエータとして、油圧シリンダやカム機構等の他の機構を用いてもよい。また、遊星伝達機構として、遊星ギヤ機構17の各歯車に代えてローラを用いた、トラクションドライブ機構を用いてもよい。
本発明の一実施の形態にかかる車両用操舵装置の概略構成を示す模式図である。 図1の要部の断面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 図2の電磁ソレノイドの周辺の要部の拡大図である。 図2のVI−VI線に沿う要部の断面図である。 (A)〜(C)は、それぞれ、キャリアの回転を規制する動作について説明するための要部の断面図である。
符号の説明
1…車両用操舵装置、2…操舵部材、4L,4R…転舵輪、17…遊星ギヤ機構(伝達比可変機構)、18…遊星ギヤ機構用モータ(電動モータ)、18a…ロータ、19…第1のサンギヤ、20…第2のサンギヤ、21…遊星ギヤ、22…キャリア(環状の所定の要素)、31…規制部材、32…電磁ソレノイド(アクチュエータ)、60…リング部材(環状部材)、60a…(リング部材の)外周面、61…係合凹部(凹部)、C…(リング部材の外周面の)周方向、D1…係合位置、D2…係合解除位置、L…軸線、θ1…操舵角、θ2…転舵角、θ2/θ1…伝達比。

Claims (5)

  1. 操舵部材の操舵角に対する転舵輪の転舵角の伝達比を変更可能な伝達比可変機構と、
    この伝達比可変機構の環状の所定の要素と一体回転可能なロータを含み、伝達比を変更するための電動モータと、
    異常が発生したときに上記伝達比を固定するためのロック機構とを備え、
    上記ロック機構は、上記所定の要素または所定の要素と一体回転する環状部材に係合して上記所定の要素の回転を規制可能な規制部材を含むことを特徴とする車両用操舵装置。
  2. 請求項1において、上記伝達比可変機構は、操舵部材に連なる第1のサンギヤと、第1のサンギヤの軸線と一致する軸線を有し転舵輪に連なる第2のサンギヤと、第1および第2のサンギヤの双方に噛み合う遊星ギヤと、遊星ギヤを自転可能且つ上記第1および第2のサンギヤの軸線回りに一体回転可能に支持する環状のキャリアとを含み、
    上記所定の要素は上記キャリアを含むことを特徴とする車両用操舵装置。
  3. 請求項1または2において、上記ロック機構は、規制部材を所定の要素または環状部材に係合する係合位置とこの係合が解除された係合解除位置とに変位可能なアクチュエータを含むことを特徴とする車両用操舵装置。
  4. 請求項1,2または3において、上記所定の要素または環状部材の外周面に形成され、規制部材と係合可能な凹部を含むことを特徴とする車両用操舵装置。
  5. 請求項4において、上記凹部は、上記所定の要素または環状部材の外周面の周方向に等間隔に複数配置されていることを特徴とする車両用操舵装置。
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