JPH0632913B2 - ダイレクトドライブモ−タ−を用いた関節型ロボツトの回動装置 - Google Patents

ダイレクトドライブモ−タ−を用いた関節型ロボツトの回動装置

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JPH0632913B2
JPH0632913B2 JP60093358A JP9335885A JPH0632913B2 JP H0632913 B2 JPH0632913 B2 JP H0632913B2 JP 60093358 A JP60093358 A JP 60093358A JP 9335885 A JP9335885 A JP 9335885A JP H0632913 B2 JPH0632913 B2 JP H0632913B2
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arm
direct drive
fixed
shaft
drive motor
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一光 高井
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Pentel Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はダイレクトドライブモーターを用いた関節型ロ
ボットの回動装置に関するものである。
(従来技術) 第3図は従来の関節型ロボツトである。これは台座61
に固定されたコラム62にボデイー63が取付けてあ
る。ボデイー63はその両端がフランジ状に成形されて
おり、そのフランジ部 63a,63b にモーター64,65
が対向する位置に設置されている。モーター64,65
の出力軸は図示省略の減速機を介してそれぞれ第1アー
ム66、第3アーム67に連結している。第1アーム6
6の先端で第2アーム68が軸支されていて第2アーム
68の中間と前記第3アーム67とがリンク69により
回転自在に連結され平行四辺形機構を構成している。7
0は第2アーム68先端に取りつけられたハンドであ
る。モーター65と64を適宜回転制御にすることによ
りハンド70を平面的に位置決めできる構造になつてい
る。この様な構造ではアームを駆動するモーターを固定
部であるボデイー63に取りつけてあるので、アームの
重量が軽くなつてアームの回動速度を速くできる利点が
ある反面、ボデイー63でモーターを支えているのでア
ームの回動範囲が制限されるという欠点があつた。
又、同じく駆動モーターを固定部に配置したものに特開
昭57−173487号の第6図に示すものや実開昭5
9−160182号に示すものの様に回転駆動軸の二重
軸としてアームの回動範囲を360゜以上得ることができ
るものが提案されている。
しかしながら、これらの公報に示された装置は2つの回
動軸において一方の軸を他方の軸内に軸支する構造であ
るので回転連結のための軸(特に内側の軸)がかなり長
くなるのでそのためモーターの負荷イナーシヤーの増大
によつて、モーターの応答性、アームの加速性が悪くな
り、せつかく可動部の重量の軽減するためにモーターを
固定部に設けても思つたほどアーム速度を増大すること
ができないばかりか、軸が長いことによりねじれが発生
し、振動発生等によりアームの位置決め精度に悪影響を
及ぼすという問題点があつた。
(目的) 本発明は前記問題に着目してなされたもので、駆動軸の
負荷イナーシヤーを小さくし、モーターの応答性、加速
性を良くし、アーム速度を早く且つ位置決め精度を高く
し、且つアームの回動範囲を360゜以上にすることがで
きる関節型ロボットの回動装置を提供することを目的と
している。
(構成) 本発明は上記目的を達成するため同心環状に配設された
1対のステーター間に環状のローターを配設したダイレ
クトドライブモーター2個を上下同軸に所定の間隙を存
して配設し、両ダイレクトドライブモーターの中心空洞
部に固定軸を嵌挿し、前記間隙部の固定軸に第1アーム
基部と第2アーム駆動用のプーリーとを回動自在に枢着
し、夫々2個のダイレクトドライブモーターのローター
に一体に結合し、第1アーム先端に配置された第2アー
ム回動軸に固定した従動プーリーとを回転伝達手段とを
用いて連結し、第2アーム回動軸の端部に第2アームを
第1アームで回転を阻止されないように配設したことを
特徴とするものである。以下実施例に基づいて具体的に
説明する。
固定台座1にエンコーダー2、ブレーキ3を備えたサー
ボモーター4を設け、このサーボモータ4のシヤフト5
をカツプリング6を介して固定台座1上部に連設された
支持筒7に設けられたベアリング8に軸支されたボール
ねじ9に連結する。10は筒状のベース11に設けられ
た直線軸受で前記の支持筒7に設けられた直線案内12
とを係合している。前記のベース11はその上端で固定
軸13の下端に形成されたフランジ13aに固定されてい
る。またフランジ13aに取り付けられた支持台14の下
端には前記のボールねじ9に螺合したナット15が固定
されている。
前記のフランジ13aの上端にはダイレクトドライブモー
ター16が固定されており、該ダイレクトドライブモー
ター16の中心空洞部16aにはフランジ13aに連設され
た固定軸13が嵌合されている。
タイレクトドライブモーター16は同心環状に配設され
た一対のステーター16b,16c間の環状のローター16dが
軸受16e,16fによつて軸支されローター16dがステータ
ー16b,16cの上端より出力軸として突出するように構成
されている。この突出部16gが第1アーム17の基部17
aと結合している。
固定軸13上部にはダイレクトドライブモーター19の
中心空洞部19aを嵌合し、両ダイレクトドライブモータ
ー16,19間に所定の間隙が存する如くしてダイレク
トドライブモーター19を固定軸13上端のフランジ1
8に固定している。ダイレクトドライブモーター19は
同心環状に配設された1対のステーター19b,19c間の環
状のローター19dが軸受19e,19fで軸支され、ローター1
9dがステーター19b,19cの下端より出力軸として突出す
るように構成されている。該出力軸19gは固定軸13に
軸受20によつて軸支されたスリーブ21に連結してい
る。該スリーブ21の中間部で駆動プーリー22が軸支さ
れ、該プーリー上部と前記フランジ18にその出力軸がダ
イレクトドライブモーター19と平行になるように連設さ
れたサーボモーター23の出力軸に連結されたプーリー
24との間にタイミングベルト25が張架され、回転連
結している。
前記スリーブ21下端にはプーリー26が固定されてい
る。一方第1アーム17の先端部では中空の第2アーム
回動軸27が先端部17に固定された軸受28,29に
よつて固定軸13と平行に軸支されている。該第2アー
ム回動軸27上端には中空の従動プーリー30が固定さ
れ、前記プーリー26との間でタイミングベルト31が
張架され、回転連結している。この中空状の第2アーム
回動軸の内側でやはり中空状の内軸32が第2アーム回
動軸27の内径に設けられた軸受33,34によつて軸
支されている。該内軸32はその一端が前記従動プーリ
ー30より突出しており、この突出部にプーリー35が
固定されている。該プーリー35は前記プーリー22下
部との間に張架されたタイミングベルト36によつて回
転連結されている。
前記第2アーム回動軸27はその下部で第2アーム37
の基部37aと連結している。また前記の内軸32はその
もう一端が第2アーム37の基部37aより突出してお
り、その突出部でプーリー38に連結している。該プー
リー38は第2アーム37先端で軸受39,40によつ
て第2アーム回動軸27と平行に軸支されたツール軸4
1に固定されたプーリー42とその間で張架されたタイ
ミングベルト43によつて回転連結されている。
44はツール軸41の下端に固定されたハンドである。
また45はツール軸41が回転した時、ハンドへの配線
46がからまつたり、断線しないようにするための第1
のスリツプリングであり、配線46は中空状に成形され
たツール軸41の内径を伝わつてハンドに接続してい
る。
またこの配線は前記内軸32の中空に成形されたガイド
パイプ47内を通つて前記の内軸と同一軸心となるよう
に第1アーム17の先端上部に設けられた第2のスリツ
プリング48に接続している。第2のスリツプリング4
8より配線46は第1アーム17内を通つてダイレクト
ドライブモーター16の外周に設けられた第3のスリツ
プリング49に接続し、それ以後はベース11内を経て
固定台座1に設けられたコネクター50に導びかれてい
る。一方固定軸13は中空状に形成されていてその内径
を通つてダイレクトドライブモーター19とサーボモー
ター23の配線51がやはりベース11内を経て前記コ
ネクター50に導びかれている。
又第2アーム37は第2図に示すように第2アームの回
転軸回りに回転した際、ダイレクトドライブモーター1
6やベース11に干渉しない程度の長さになつている。
次に作用について説明する。
サーボモーター4を回動させるとアームとともにベース
11が上下する。サーボーモーター4はブレーキ3を備
えているので停電時の落下を防ぐことができる。またダ
イレクトドライブモーター16を回動させると第1アー
ム17が、ダイレクトドライブモーター19を回動させ
るとタイミングベルト31により第2アーム37が、ボ
ーモーター23を回動させるとタイミングベルト25,3
6,43によつてツール軸41を回動させることができる
ので、以上のことによりハンド44の空間内での位置決
めとハンドの軸回りの回転姿勢を制御することができ
る。
また第1アーム17、第2アーム37、ハンド44はそ
れぞれが360゜以上回動可能となるように互いに干渉し
ないように配置され、かつ第2アームとハンドを駆動す
るモーターの配線は固定軸13の内部を通つて固定側へ
導かれ、ハンドへの配線も3つのスリツプリングを経由
して固定側へ接続しているので、配線上もアームやハン
ドが360゜以上回動しても配線がねじれたり断線したり
することがない。
尚、上述せるタイミングべルトはリンク、ワイヤ、チエ
ーン等の種々の回転伝達手段で代用できるものである。
(効果) 本発明は同心環状に配設された1対のステーター間に環
状のローターを配設したダイレクトドライブモーター2
個を上下同軸に所定の間隙を存して配設し、両ダイレク
トドライブモーターの中心空洞部に固定軸を嵌挿し、前
記間隙部の固定軸に第1アーム基部と第2アーム駆動用
のプーリーとを回動自在に枢着し、夫々2個のダイレク
トドライブモーターのローターに一体に結合し、第1ア
ーム先端に配置された第2アーム回動軸に固定した従動
プーリーとを回転伝達手段とを用いて連結し、第2アー
ム回動軸の端部に第2アームを第1アームで回転を阻止
されないよう配設しているので、駆動軸の負荷イナーシ
ヤを小さくし、モーターの応答性、加速性を良くし、ア
ーム速度を早く且つ位置決め精度を高くし、且つアーム
の回動範囲を360゜以上にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例正断面図、第2図は第1図の
正面図、第3図は従来装置の正面図である。 1……固定台座、13……固定軸 16,19……ダイレクトドライブモーター 16a,19a……中心空洞部 16b,16c,19b,19c……ステーター 16d,19d……ローター、17……第1アーム 26……駆動プーリー、27……第2アーム回動軸 30……従動プーリー、31……タイミングベルト 37……第2アーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同心環状に配設された1対のステーター間
    に環状のローターを配設したダイレクトドライブモータ
    ー2個を上下同軸に所定の間隙を存して配設し、両ダイ
    レクトドライブモーターの中心空洞部に固定軸を嵌挿
    し、前記間隙部の固定軸に第1アーム基部と第2アーム
    駆動用プーリーとを回動自在に枢着し、夫々2個のダイ
    レクトドライブモーターのローターに一体に結合し、第
    1アーム先端に配置された第2アーム回動軸に固定した
    従動プーリーとを回転伝達手段を用いて連結し、第2ア
    ーム回動軸の端部に第2アームを第1アームで回転を阻
    止されないよう配設しているダイレクトドライブモータ
    ーを用いた関節型ロボットの回動装置。
JP60093358A 1985-04-30 1985-04-30 ダイレクトドライブモ−タ−を用いた関節型ロボツトの回動装置 Expired - Lifetime JPH0632913B2 (ja)

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JPH0643031B2 (ja) * 1988-08-23 1994-06-08 株式会社三協精機製作所 ダイレクトドライブ多関節ロボット
JPH0643032B2 (ja) * 1988-08-23 1994-06-08 株式会社三協精機製作所 ダイレクトドライブ多関節ロボット
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JPS5866681A (ja) * 1981-10-12 1983-04-20 セイコーエプソン株式会社 組立用ロボツト

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