JP2575027Y2 - リボンカセット - Google Patents

リボンカセット

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JP2575027Y2
JP2575027Y2 JP1994009335U JP933594U JP2575027Y2 JP 2575027 Y2 JP2575027 Y2 JP 2575027Y2 JP 1994009335 U JP1994009335 U JP 1994009335U JP 933594 U JP933594 U JP 933594U JP 2575027 Y2 JP2575027 Y2 JP 2575027Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、印字ヘッドにより所定
の文字などの画像を用紙等の記録媒体に印字するインク
リボンを収納するリボンカセットに係り、特に、印字ヘ
ッドとしてサーマルヘッドを用いた熱転写プリンタのリ
ボンカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プラテンの前方に用紙等の記録
媒体と、所望のインクを塗布したインクリボンとを支持
しておき、複数の発熱素子を配列させたサーマルヘッド
をキャリッジとともにプラテンに沿って往復動させなが
ら、前記インクリボンを繰り出し、前記サーマルヘッド
に整列配置されている発熱素子を、印字情報に基づいて
選択的に発熱させることにより、用紙等の記録媒体上に
所望の文字等の画像の印字を行う熱転写プリンタが、高
印字品質、低騒音、低コスト、メンテナンスの容易性等
の理由により、コンピュータ、ワードプロセッサ等の出
力装置として多用されている。
【0003】前記熱転写プリンタにおいては、キャリッ
ジに搭載するリボンカセットを、リボンカセットに収納
されているインクリボンを使いきる毎に、あるいは単色
カラーにおいては所望の色毎に、交換するようにされて
いる。
【0004】従来、この種のリボンカセットにおいて
は、そのカセット本体の厚さ方向ほぼ中央部に断面略山
形の係止突起を有する被係止部が設けられており、前記
被係止部は、リボンカセットを搭載するプリンタのキャ
リッジに突設された断面略山形の係止突起を有する係止
部と係合し、リボンカセットの被係止部がキャリッジの
係止部に係止されるようになされている。
【0005】つぎに、このような従来のリボンカセット
と、これを用いたプリンタのリボンカセットのキャリッ
ジに対する係合動作を図5により説明する。
【0006】図5はリボンカセットのキャリッジに対す
る着脱のための係合動作を説明する説明図であり、aは
係合直前の状態を示し、bは係合中の状態を示し、cは
係合完了の状態を示す。
【0007】まず、図5のaに示すように、リボンカセ
ット1をキャリッジ2上に配置させ、キャリッジ2の係
止部3の係止突起4の図中上方の斜面5aと、リボンカ
セット1のカセット本体1Aに形成された被係止部6の
係止突起7の図中下方の斜面8aとを当接させる。
【0008】そして、リボンカセット1を図中矢印A方
向へ移動させると、図5のbに示すように、係止部3は
図中破線で示す位置から相互に対向する係止突起4,7
の頂点どうしが接する位置まで、図中矢印Bで示す外側
方向にキャリッジ2との基端部9を支点として弾性変形
する。
【0009】さらに、リボンカセット1を図中矢印A方
向へ移動させると、図5のcに示すように、係止部3
は、図中矢印Cで示す内側方向に、キャリッジ2との基
端部9を支点として弾性変形し、キャリッジ2の係止部
3の係止突起4の図中下方の斜面5bと、リボンカセッ
ト1の被係止部6の係止突起7の図中上方の斜面8bと
が当接して係合が完了し、リボンカセット1がキャリッ
ジ2に固定的に搭載される。
【0010】そして、リボンカセット1をキャリッジ2
から離脱させる場合には、前述した動作と逆の動作をす
ることになる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記リボン
カセットの1種に、カセット本体の厚さを通常のリボン
カセットの厚さの約2倍に形成し、このカセット本体
に、1回の印字において端縁から幅方向のほぼ半分のみ
を印字に供するようにし、通常のインクリボンの約2倍
の幅に形成されたインクリボンを収納しており、インク
リボンの幅方向一側部を印字に供した後、当該リボンカ
セットを上下逆となるように反転してキャリッジに搭載
することによって、インクリボンの未使用部分(幅方向
他側部)を用いて印字を行なうようにされている厚型の
リボンカセットがある。
【0012】ところで、従来、前記厚型のリボンカセッ
トにおける被係止部も、そのカセット本体の厚さ方向ほ
ぼ中央部に1個のみが形成されていたため、厚型のリボ
ンカセットと通常のリボンカセットの被係止部の形成さ
れる高さ位置は異なっていた。そのため、厚型のリボン
カセットの被係止部を通常のリボンカセットを用いるプ
リンタのキャリッジの係止部に係合させることができな
かった。つまり、厚型のリボンカセットを通常のリボン
カセットを搭載するプリンタに用いることができず、そ
れぞれのリボンカセットに適した専用のプリンタを用い
なければならないという問題点があった。
【0013】本考案はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、前述した従来のものにおける問題点を克服し、
通常のリボンカセットを搭載するキャリッジに搭載可能
な厚型のリボンカセットを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、請求項1に記載の本考案のリボンカセットは、
字幅のほぼ2倍の幅を有するインクリボンをカセット本
体内に収納し、このカセット本体に、キャリッジに設け
た断面ほぼ山形状の係止部に着脱自在に係止される断面
山形状の被係止部を側壁に設けたリボンカセットにおい
て、前記カセット本体のいずれの表面を上向きにして前
記キャリッジに載置しても前記キャリッジ上に載置され
る通常の印字幅とほぼ同等の幅を有するインクリボンを
収納したリボンカセットの被係止部とほぼ同等の高さの
位置に形成された下側の被係止部がキャリッジの前記係
止部に係止されているように1対の前記被係止部を前記
カセット本体の厚さ方向の中央部を境として対称な位置
に所定の間隔を隔てて形成したことを特徴とする。
【0015】請求項2に記載のリボンカセットは、請求
項1に記載のリボンカセットにおいて、前記被係止部を
弾性変形自在としたことを特徴とする。
【0016】
【作用】前述した構成からなる本考案のリボンカセット
をプリンタのキャリッジ上に配置させ、キャリッジの係
止部とリボンカセットに配設された1対の被係止部のう
ちのキャリッジ側の被係止部とを当接させてリボンカセ
ットをキャリッジに向けて移動させることによって、リ
ボンカセットの被係止部をキャリッジの係止部に係合さ
せてリボンカセットをキャリッジに固定的に搭載させ
る。
【0017】また、前記被係止部を弾性変形自在に形成
されたリボンカセットにおいては、リボンカセットの被
係止部をキャリッジの係止部に係合させる際に、キャリ
ッジの係止部とリボンカセットに配設された1対の被係
止部のうちのキャリッジ側の被係止部とを当接させてリ
ボンカセットの被係止部を弾性変形させる。
【0018】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1から図4により
説明する。なお、本実施例のプリンタとしては熱転写プ
リンタを適用した。
【0019】まず、本考案に係るリボンカセットを搭載
する熱転写プリンタについて説明する。
【0020】図1に示すように、本実施例の熱転写プリ
ンタ10は、図示しないフレームの所望の位置に平板状
のプラテン11がその印字面がほぼ垂直となるように配
設されており、このプラテン11の前側下方には図示し
ないガイドシャフトが前記プラテン11と平行に配設さ
れている。そして、前記ガイドシャフトの適宜な位置に
はキャリッジ12が取付けられている。さらに、キャリ
ッジ12は、図示しない1対のプーリに巻回されている
駆動ベルト13を、図示しないステッピングモータなど
の駆動手段により駆動させて、前記ガイドシャフトに沿
って往復動自在に駆動されるようになっている。また、
キャリッジ12の一端を介して、図示しない制御部から
キャリッジ12の後述するサーマルヘッド16等に対し
て、電力および制御指令等を伝達する可撓プリント回路
(FPC)14が配設されている。
【0021】前記キャリッジ12には、前記プラテン1
1に対向するようにして、サーマルヘッド取付台15に
固着されたサーマルヘッド16が配設されている。そし
て、このサーマルヘッド16は図示しないキーボード等
の適宜な入力装置により入力された印字情報に基づいて
選択的に発熱される整列配置された複数の発熱素子を備
えており、前記プラテン11に対して接離自在とされて
いる。
【0022】また、前記キャリッジ12には、インクリ
ボン走行装置として、キャリッジ12の上面から突設さ
れている巻取りボビン17と巻取り用のローラ駆動軸1
8とから構成された巻取り機構と、同様にキャリッジ1
2の上面から突設されている送出ボビン19と送出用の
ローラ駆動軸20とから構成された送出機構とが配設さ
れており、図示しないインクリボンを図中矢印D方向に
走行させるようになっている。
【0023】また、前記キャリッジ12の上面のサーマ
ルヘッド16のプラテン11と対向する側の反対側に
は、適宜な間隔をおいて、個別に引回されるFPC14
に対する適宜なFPCカバー21が立設されている。
【0024】また、このキャリッジ12の上面の所望の
位置、本実施例ではキャリッジ12の走行方向両側およ
びプラテン11と対向する方向と反対側の各外側の3箇
所に、後述するインクリボンを収納し、このインクリボ
ンを前記サーマルヘッド16との間に案内するリボンカ
セットを着脱自在に係合させる係止部22,22,22
が突設されている。
【0025】前記各係止部22は、正面略矩形形状の係
止片23がキャリッジ12から垂直方向上方に連接され
ている。そして、係止片23の適宜な位置には、断面略
山形の係止突起24が、その頂部25をキャリッジ12
の内側に向けて設けられている。さらに、係止片23の
少なくとも係止片23とキャリッジ12との基端部26
は弾性変形を生じないように剛性を有するように形成さ
れている。
【0026】なお、前述した熱転写プリンタは、通常の
幅を有するリボンカセットを搭載可能なものである。
【0027】つぎに、前記熱転写プリンタ10のキャリ
ッジ12に搭載される本実施例のリボンカセット27に
ついて説明する。
【0028】図2に示す厚型のリボンカセット27は、
上下1対とされた平面略矩形のカセット本体28を有し
ており、このカセット本体28内には、図示しない回転
自在に支持された1対のリールと、回転自在に支持され
た1対のリボン送りローラと、回転自在に支持されたリ
ボン経路に臨んでいる複数のガイドローラ等が配設され
ている。そして、1対のリール間に普通のインクリボン
の2倍の幅を有するインクリボンが巻回されており、イ
ンクリボンのリボン経路における中間部が外部に導出さ
れている。この1対のリールは、リボンカセット27が
キャリッジ12に搭載されると、その一方は、印字に供
した部分のインクリボンを巻取る巻取りリールとされ、
他方は、インクリボンを送出する送出リールとされる。
そして、各リールの内周面には、複数のキー溝が円周方
向に間隔を隔ててスプライン状に形成されており、図中
左方の一方のリールの内周面の内側は、前記巻取りボビ
ン17が係合される巻取り孔29とされ、図中右方の他
方のリールの内周面の内側は、前記送出ボビン19が係
合される送出孔30とされている。
【0029】また、図示しない1対のリボン送りローラ
は、略円筒状に形成されており、この1対のリボン送り
ローラは、キャリッジ12に搭載されると、その一方
は、印字に供した部分のインクリボンを巻取る巻取り用
のリボン送りローラとされ、他方は、インクリボンを送
出する送出用のリボン送りローラとされる。そして、各
リボン送りローラの内周面には、複数のキー溝が円周方
向に間隔を隔ててスプライン状に形成されており、図中
左方の一方のリボン送りローラの内周面の内側は、前記
巻取り用のローラ駆動軸18が係合される係合孔31と
され、図中右方の他方のリボン送りローラの内周面は、
前記送出用のローラ駆動軸が係合される係合孔32とさ
れている。
【0030】また、前記プラテン11と対向する側のリ
ボンカセット27のカセット本体28には、前記サーマ
ルヘッド16が臨む凹部33が形成されており、凹部3
3内においてインクリボン34の中間部が導出されてい
る。
【0031】また、平面略矩形のカセット本体28の長
手方向両端壁35a,35aと前記凹部33の反対側3
5bとの3箇所には、前記キャリッジ12に突設された
係止部22,22,22に対応する各1対の被係止部4
0a,40bが形成されている。
【0032】前記一方の被係止部40aは、カセット本
体28の表面に形成されている縦断面ほぼ山形の係止突
起36aを有しており、他方の被係止部40bは同じく
カセット本体28の表面に形成されている縦断面ほぼ山
形の係止突起36bを有している。そして、これらの係
止突起36a,36bはカセット本体28の厚さ方向
中央部を境として対称な位置に所定の間隔を隔てて形成
されている。
【0033】前記各係止突起36a,36bの周囲とな
る4辺のうちの3辺、本実施例では係止突起36a,3
6bの両側とカセット本体28の厚さ方向の略中央部で
前記1対の係止突起36a,36bの中間部との合計3
方向には直線状をなすスリット37が形成され、カセッ
ト本体28と接続された各係止突起36a,36bの基
部38a,38bを支点としてそれぞれ弾性変形可能と
されている。そして、図3に示すように、このリボンカ
セット27をキャリッジ12に搭載する際に、この上下
1対の被係止部40a,40bのうちキャリッジ12に
近接する下側の被係止部40が、前述したキャリッジ1
2の係止部22と係合されるようになっている。また、
この被係止部40a,40bの弾性は、キャリッジ12
の係止部22の弾性と比較してより大きく形成されてい
て、被係止部40が係止部22より撓み易くなるように
されている。
【0034】また、リボンカセット27の被係止部40
a,40bの係止突起36a,36bと、前記キャリッ
ジ12の係止部22に形成される係止突起24とには適
宜な締代が付与されており、この締代の範囲内で前記リ
ボンカセット27の被係止部40a,40bをその基部
38a,38bを支点として弾性変形させるようになっ
ている。
【0035】つぎに、前述した構成からなる本実施例の
作用について図4のaからcにより説明する。
【0036】図4はリボンカセットのキャリッジに対す
る着脱のための係合動作を説明する説明図であり、aは
係合直前の状態を示し、bは係合中の状態を示し、cは
係合完了の状態を示す。
【0037】まず、図4のaに示すように、リボンカセ
ット27をキャリッジ12上に配置させ、キャリッジ1
2の係止部22の係止片23の係止突起24の図中上方
の斜面39aと、リボンカセット27のキャリッジ側の
被係止部40aの係止突起36aの図中下方の斜面42
aとを当接させる。
【0038】そして、リボンカセット27をキャリッジ
12に向けて移動させると、図4のbに示すように、リ
ボンカセット27のカセット本体28の被係止部35の
係止突起40aの頂部41と、係止部22の係止突起2
4の頂部25とが相互に対向する位置までは、キャリッ
ジ12の係止部22より撓み易いカセット本体28の被
係止部40aの方が、図中矢印Eで示す内側方向に、そ
の基部38aを支点として弾性変形する。
【0039】さらに、リボンカセット27をキャリッジ
12に向けて移動させると、図4のcに示すように、リ
ボンカセット27の被係止部40aは、カセット本体2
8の外側方向に、基部38aを支点として弾性変形し、
キャリッジ12の係止部22の係止突起24の図中下方
の斜面39bと、カセット本体28の被係止部35の係
止突起36の図中上方の斜面42bとが当接して係合が
完了し、リボンカセット27がキャリッジ12に固定的
に搭載される。
【0040】また、リボンカセット27をキャリッジ1
2から離脱させる場合には、前述した動作と逆の動作を
することになる。
【0041】そして、2倍幅のインクリボンの幅方向一
側部を印字に供した後、リボンカセットを反転させて、
再びキャリッジに搭載することによって、インクリボン
の未使用部分を印字に供給することができる。その際に
は、リボンカセットの被係止部42bをキャリッジ12
の係止部22と前述の要領で係合させることができる。
【0042】このように、本実施例によれば、通常のイ
ンクリボンの2倍幅を有するインクリボンを収納するリ
ボンカセットを通常のリボンカセットを搭載するキャリ
ッジに搭載することができる。また、リボンカセット2
7のキャリッジ12に対する着脱動作時に、リボンカセ
ット27に形成された弾性を有する被係止部40a,4
0bが、その基部38a,38bを支点として弾性変形
するためリボンカセット27のキャリッジ12への着脱
が容易となり、プリンタの係止部22等のリボンカセッ
トの着脱時に係合する部品の疲労破損を防止し、耐用を
延ばすことができる。
【0043】なお、本実施例はプリンタとして熱転写プ
リンタの場合について例示したが、リボンカセットを適
用する他の種類のプリンタ、例えばドットプリンタにも
当然適用することができる。
【0044】また、本考案は前述した実施例に限定され
るものではなく、必要に応じて種々の変更が可能であ
る。
【0045】
【考案の効果】以上説明したように本考案のリボンカセ
ットによれば、厚型のリボンカセットを通常のリボンカ
セットを使用するプリンタのキャリッジにも搭載するこ
とができ、厚型のリボンカセットを有効に利用すること
ができる。しかも、単にリボンカセットをキャリッジに
押し込めば装着できるので、取り扱いが簡単であるし、
さらには、キャリッジにリボンカセットを横方向に動か
すためのスペースも必要とならない。また、リボンカセ
ットのキャリッジに対する着脱動作時に、請求項2に記
載されているように、リボンカセットに形成されている
被係止部が弾性変形するためキャリッジへの着脱が容易
にでき、また、リボンカセットが頻繁に交換された場合
に、キャリッジに形成される係止部の基端部の疲労を防
止することができ、プリンタの耐用も延ばすことができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るリボンカセットを搭載する熱転写
プリンタの一実施例の要部を示す斜視図
【図2】本考案に係るリボンカセットの全体を示す斜視
【図3】本考案に係るリボンカセットの要部の拡大縦断
面図
【図4】aは本考案のリボンカセットをキャリッジに搭
載する場合の係合動作の係合直前の状態を示す説明図、
bは係合中の状態を示す説明図、cは係合完了の状態を
示す説明図
【図5】aは従来のリボンカセットをキャリッジに搭載
する場合の係合動作の係合直前の状態を示す説明図、b
は係合中の状態を示す説明図、cは係合完了の状態を示
す説明図
【符号の説明】
10 熱転写プリンタ 12 キャリッジ 22 係止部 24 係止突起 27 リボンカセット 28 カセット本体 36a,36b 係止突起 37 スリット 38a,38b 基部 40a,40b 被係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−185483(JP,A) 実開 昭59−153147(JP,U) 実開 昭62−30662(JP,U) 実開 昭60−159659(JP,U) 実開 昭62−147561(JP,U) 実開 昭62−65255(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 32/00 B41J 33/42

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字幅のほぼ2倍の幅を有するインクリ
    ボンをカセット本体内に収納し、このカセット本体に、
    キャリッジに設けた断面ほぼ山形状の係止部に着脱自在
    に係止される断面山形状の被係止部を側壁に設けたリボ
    ンカセットにおいて、前記カセット本体のいずれの表面
    を上向きにして前記キャリッジに載置しても前記キャリ
    ッジ上に載置される通常の印字幅とほぼ同等の幅を有す
    るインクリボンを収納したリボンカセットの被係止部と
    ほぼ同等の高さの位置に形成された下側の被係止部がキ
    ャリッジの前記係止部に係止されているように1対の前
    記被係止部を前記カセット本体の厚さ方向の中央部を境
    として対称な位置に所定の間隔を隔てて形成したことを
    特徴とするリボンカセット。
  2. 【請求項2】 前記被係止部を弾性変形自在としたこと
    を特徴とする請求項1に記載のリボンカセット。
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