JP2574478B2 - 洗浄機槽用洗浄剤およびその洗浄方法 - Google Patents

洗浄機槽用洗浄剤およびその洗浄方法

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    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗濯機及び食器洗い機等の洗浄機の槽壁に付
着した汚れおよびこれに発生したカビの除去を目的とし
て用いられる洗浄剤およびその洗浄方法に関するもので
ある。
従来の技術 洗浄機の一例として一槽式遠心脱水洗濯機の構成を図
に示す。図において、1は外槽、2は脱水兼洗濯槽、3
は水受槽である。脱水兼洗濯槽2に洗濯物と洗剤を入
れ、タイムスイッチ4を操作し、給水弁5を開き、給水
ホース6より注水する。一定量の水がはいると、モータ
ー7よりプーリー8、ベルト9を介し、攪拌翼10を回転
駆動することにより洗浄を行なう。洗浄が終わると、排
水弁11を開き、排水ホース12より排水した後、モーター
7により脱水兼洗濯槽2を回転させ遠心力により脱水す
る。同様にして、すすぎ、脱水を数回行ない、最後に脱
水して終了する。これらを自動的にタイムスイッチ4を
用いて行なう。
ここで、脂肪酸ナトリウムから成る粉石けんを用いて
洗濯を行なった場合、粉石けん特有の問題点として次の
2点がある。第1の問題点は、粉石けんは水に溶けにく
いため、一部はゲル状になり、脱水兼洗濯槽2や水受槽
3の槽壁に付着残留する。第2の問題点は、粉石けんと
水中の金属イオン(カルシウムイオンやマグネシウムイ
オン等)と結合し、水に不溶な金属石けん(通称:石け
んかす)を生成し、これが前述のように槽壁に付着残留
する。特に、脱水兼洗濯槽2の外壁や水受槽3の内壁
は、洗濯物にこすられることもないため、前記付着物が
残留しやすい。
これらの槽壁に付着した付着物にカビが生え腐敗して
黒色になる。これを「黒い汚れ」と称する。この「黒い
汚れ」が、時々槽壁から自然剥離して洗濯水中に浮遊
し、洗濯物を汚染する現象がでる。この「黒い汚れ」が
発生した場合、これを洗浄する有効な洗浄剤がないた
め、洗濯機を分解し掃除して、再度使用に供するのが現
在の実態である。
一方、従来カビ取り洗浄剤としては次亜塩素酸塩液に
よるものがある(例えば、特公昭57−61328,特開昭57−
169409号公報,特開昭60−32704号公報など)。しかし
ながら、次亜塩素酸塩は非常に腐食性の強い物質である
ため、カビが発生した下地が金属である場合、カビ取り
時に下地金属を腐食するという課題がある。このため下
地が金属である場合には、カビを除去するとともに、次
亜塩素酸塩液を速やかに洗い落とさなければならない。
従ってこの種のカビ取り洗浄剤のほとんどは、金属に対
しては使用できず、壁(タイルなど)、浴槽(ホーロー
など)などの非金属を対象として使用されているのが現
状である。一方、次亜塩素酸塩の分解を防止する目的で
アルカリ性物質を配合した組成物が提案されている。例
えば、特開昭57−169409号公報及び特開昭59−71399号
公報などに開示されたカビ取り剤がある。しかしなが
ら、このような従来技術の組成物ではカビ取り効果及び
下地金属に対する耐食性がまだ不十分である。
発明が解決しようとする課題 洗浄機槽内、特に一槽式遠心脱水洗濯機の脱水兼洗濯
槽の外壁および脱水受槽の内壁には付着物が残留しやす
く、かつ槽内は、常に水で覆われるとともに、換気が悪
いため、カビ発生し易い。このため、この「黒い汚れ」
が洗濯時に自然剥離して、洗濯物を汚染するとともに臭
気の発生源ともなる。これを従来技術のカビ取り洗浄剤
で除去しようとした場合、 (1) 塩素洗浄剤以外の洗浄剤ではカビ取り効果は著
しく劣る。
(2) 次亜塩素酸塩などを配合した塩素系洗浄剤で
は、カビ取り効果は良いが洗濯機,食器洗い機等の洗濯
機槽内に使われているアルミ、鋳物などの金属を腐食さ
せる。
(3) 付着残留した石けん分を除去する洗浄力がな
い。
(4) 塩素系漂白剤は酸と反応して塩素ガスを発生す
るため人体への危険性がある。
などの問題点が生じる。
本発明は上記課題に鑑み、酸素系漂白剤を使用してカ
ビ取り効果および耐食性に優れ付着した石けん分を洗浄
できる洗浄機槽溶洗浄剤およびその洗浄方法を提供しよ
うとするものである。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するために、本発明の第1の技術的
手段は、過炭酸塩とオルソケイ酸塩を、重量比として8/
2ないし6/4含有する洗浄剤である。
また、本発明の第2の技術的手段は、洗浄機槽内の水
を洗浄剤を0.1ないし5重量%添加して洗浄する方法で
ある。
作用 上記第1の技術的手段における酸素系漂白剤である過
炭酸塩は、カビ取りの洗浄のために用いる成分であり、
塩としては、ナトリウム塩が適当である。
また、オルソケイ酸塩はカビ取り洗浄剤及び防食性工
場のために用いる成分であり、塩としては、ナトリウム
塩,カリウム塩などのアルカリ塩が使用できるが、好ま
しくはナトリウム塩が良い。
また、オルソケイ酸ナトリウムは、SiO2:NaOのモル比
が0.45ないし0.55のものを用いることが適当である。Si
O2:NaOのモル比が0.55より高いと、耐食性及びカビ取り
洗浄性が低下するため好ましくない。
さらにまた、本発明における過炭酸塩とオルソケイ酸
塩の重量比は、8対2ないし6対4、好ましくは7対3
である。この比率より過炭酸塩が多い場合には、耐食性
が低下し、逆にオルソケイ酸塩が多い場合には、カビ取
り洗浄性が悪くなる。
本発明の洗浄剤は、基本的には上記必須成分から構成
されるが、その他の任意成分として、香料,着色剤,界
面活性剤,無機又は有機粉体等を適宜添加することがで
きる。
また第2の技術的手段では、上記洗浄剤が効果的にカ
ビ取りあるいは石けん分洗浄に適した水の配分量を適し
ており、特に1〜24時間の漬け置きをして使用すると洗
浄効果が顕著となる。
実 施 例 以下、本発明の実施例を具体的に説明するが、本発明
の洗浄剤の性能試験方法及び評価方法を以下に示す。
(1) 洗浄性能……洗濯機の排水ホース内の「黒い汚
れ」を標準とし、各洗浄剤の希釈水溶液に、「黒い汚
れ」の付いた排水ホースを室温で24時間浸漬し、「黒い
汚れ」の除去された程度を肉眼で観察した。
○:殆ど除去される △:中程度除去される ×:殆ど除去されない (2) 防食性……各洗浄剤の1重量%水溶液に、アル
ミ鋳物(ADC−12)を室温で24時間浸漬し、さびの発生
状況を肉眼で観察した。
○:殆どさびなし △:中程度さび発生 ×:著しいさび発生 (3) 低温貯蔵安定性……各カビ取り洗浄剤を5℃で
7日間放置し液の状態を観察した。
○:異常なし ×析出物発生 上記試験方法で本発明の実施例の性能を評価した結果
を第1表に示す。なお、第1表において成分組成を示す
数値は重量部を表す。
発明の効果 上記の実施例から明らかなように、本発明の洗浄剤は
洗浄機槽内の金属を腐食することなく、槽内に発生する
「黒い汚れ」を除去することができ、洗浄物が「黒い汚
れ」によって汚染されることを防止することができる。
また、本発明の洗浄剤は塩素系漂白剤を含有しないの
で、酸性洗剤が混入してもあるいは酸性洗剤と併用して
も有毒にガスを発生しないため、安全に使用することが
できる。本発明の洗浄剤を水に0.1ないし5重量%添加
して、漬け置いて使用すれば、十分な洗浄効果があり、
手を汚すことがなく、洗浄作業も容易である利点も有す
る。
【図面の簡単な説明】
図は一槽式遠心脱水洗濯機の概略を示す断面図である。 2……脱水兼洗濯槽、3……水受槽。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06F 43/08 (72)発明者 村木 和之 神奈川県高座郡寒川町田端1580番地 ユ シロ化学工業株式会社神奈川工場内 (72)発明者 山崎 敏男 神奈川県高座郡寒川町田端1580番地 ユ シロ化学工業株式会社神奈川工場内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】過炭酸塩とオルソケイ酸塩を、重量比とし
    て8対2ないし6対4含有することを特徴とする洗浄機
    槽用洗浄剤。
  2. 【請求項2】請求項1記載の洗浄機槽用洗浄剤を、洗浄
    機槽内の水に0.1ないし5重量%添加して洗浄すること
    を特徴とする洗浄機槽用洗浄剤の洗浄方法。
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