JP2574398Y2 - 床下空調用吹出口 - Google Patents
床下空調用吹出口Info
- Publication number
- JP2574398Y2 JP2574398Y2 JP1992074104U JP7410492U JP2574398Y2 JP 2574398 Y2 JP2574398 Y2 JP 2574398Y2 JP 1992074104 U JP1992074104 U JP 1992074104U JP 7410492 U JP7410492 U JP 7410492U JP 2574398 Y2 JP2574398 Y2 JP 2574398Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- outlet
- free access
- access floor
- underfloor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Floor Finish (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、フリーアクセスフロ
アに用いられる床下空調用吹出口に関するものである。
アに用いられる床下空調用吹出口に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、オフィスビル等においてフリーア
クセスフロアを用いた床下空調を行っている。図３に従
来の床下空調の概略図を示す。図３において、１はフリ
ーアクセスフロア、１１はフロア支持柱、１２は従来の
床下空調用吹出口、１３は床下空調用吹出口１２の吹出
部である。
クセスフロアを用いた床下空調を行っている。図３に従
来の床下空調の概略図を示す。図３において、１はフリ
ーアクセスフロア、１１はフロア支持柱、１２は従来の
床下空調用吹出口、１３は床下空調用吹出口１２の吹出
部である。
【０００３】図３に示すように、空調機から吹き出され
た風Ａはフリーアクセスフロア１の下を通過し、フリー
アクセスフロア１の開口部に設けられた床下空調用吹出
口１２を通り、その吹出部１３からフリーアクセスフロ
ア１上へ吹き出される。従来の床下空調用吹出口１２
は、図４に示すように、フリーアクセスフロア１とフラ
ットな円形の吹出部１３を有し、風量調節が可能であ
り、吹出パターンを旋回流Ｂとして空調効果を高めてい
た。
た風Ａはフリーアクセスフロア１の下を通過し、フリー
アクセスフロア１の開口部に設けられた床下空調用吹出
口１２を通り、その吹出部１３からフリーアクセスフロ
ア１上へ吹き出される。従来の床下空調用吹出口１２
は、図４に示すように、フリーアクセスフロア１とフラ
ットな円形の吹出部１３を有し、風量調節が可能であ
り、吹出パターンを旋回流Ｂとして空調効果を高めてい
た。
【０００４】また、床下空調用吹出口１２を用いるかわ
りに、図５に示すように、１枚のフリーアクセスフロア
１４に多数の小穴１５を設け、その小穴１５から吹き出
すようにしたものもあった。なお、図５(a) はフリーア
クセスフロア１４の斜視図であり、図５(b) はその側面
図である。
りに、図５に示すように、１枚のフリーアクセスフロア
１４に多数の小穴１５を設け、その小穴１５から吹き出
すようにしたものもあった。なお、図５(a) はフリーア
クセスフロア１４の斜視図であり、図５(b) はその側面
図である。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図４
（図３）や図５に示す構造では、空気の攪拌という点で
は効果はあるが、吹出方向を任意に変更できず、取付位
置（吹出位置）によっては気流による不快感を強く感じ
るという問題があった。この考案の目的は、吹出方向を
任意に変更でき、気流による不快感を解消できる床下空
調用吹出口を提供することである。
（図３）や図５に示す構造では、空気の攪拌という点で
は効果はあるが、吹出方向を任意に変更できず、取付位
置（吹出位置）によっては気流による不快感を強く感じ
るという問題があった。この考案の目的は、吹出方向を
任意に変更でき、気流による不快感を解消できる床下空
調用吹出口を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この考案の床下空調用吹
出口は、フリーアクセスフロアの開口部にフリーアクセ
スフロア上へ突出させた吹出口本体を水平方向に回転自
在に設け、吹出口本体に垂直方向の吹出方向を変更可能
な吹出部を設けたことを特徴とする。
出口は、フリーアクセスフロアの開口部にフリーアクセ
スフロア上へ突出させた吹出口本体を水平方向に回転自
在に設け、吹出口本体に垂直方向の吹出方向を変更可能
な吹出部を設けたことを特徴とする。
【０００７】
【作用】この考案の構成によれば、吹出口本体を水平方
向に回転自在に設け、吹出口本体に垂直方向の吹出方向
を変更可能な吹出部を設けたことにより、吹出方向を任
意に変更でき、気流による不快感を解消することができ
る。
向に回転自在に設け、吹出口本体に垂直方向の吹出方向
を変更可能な吹出部を設けたことにより、吹出方向を任
意に変更でき、気流による不快感を解消することができ
る。
【０００８】
【実施例】この考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１(a) はこの考案の第１の実施例の床下空調用吹
出口をフリーアクセスフロアに取り付けた状態を示す斜
視図、図１(b) はその断面図である。図１において、１
は開口部８を設けたフリーアクセスフロア、２は吹出口
本体、３はベーン４を設けた吹出部である。
る。図１(a) はこの考案の第１の実施例の床下空調用吹
出口をフリーアクセスフロアに取り付けた状態を示す斜
視図、図１(b) はその断面図である。図１において、１
は開口部８を設けたフリーアクセスフロア、２は吹出口
本体、３はベーン４を設けた吹出部である。
【０００９】この床下空調用吹出口は、円筒形の吹出口
本体２をフリーアクセスフロア１の開口部８に水平方向
（矢印ａ方向）に回転自在に取り付けている。吹出口本
体２の吹出部３には、矢印ｂのように可動するベーン４
を設け、垂直方向の吹出方向を調整するようにしてい
る。図２(a) はこの考案の第２の実施例の床下空調用吹
出口をフリーアクセスフロアに取り付けた状態を示す斜
視図、図２(b) はその断面図である。図２において、１
は開口部８（図１参照）を設けたフリーアクセスフロ
ア、５は吹出口本体、６はベーン７を設けた吹出部であ
る。
本体２をフリーアクセスフロア１の開口部８に水平方向
（矢印ａ方向）に回転自在に取り付けている。吹出口本
体２の吹出部３には、矢印ｂのように可動するベーン４
を設け、垂直方向の吹出方向を調整するようにしてい
る。図２(a) はこの考案の第２の実施例の床下空調用吹
出口をフリーアクセスフロアに取り付けた状態を示す斜
視図、図２(b) はその断面図である。図２において、１
は開口部８（図１参照）を設けたフリーアクセスフロ
ア、５は吹出口本体、６はベーン７を設けた吹出部であ
る。
【００１０】この床下空調用吹出口は、吹出口本体５を
ドーム形としたものであり、その他の構成は第１の実施
例同様、吹出口本体５をフリーアクセスフロア１の開口
部８（図１参照）に水平方向に回転自在に取り付け、吹
出口本体５の吹出部６には、垂直方向の吹出方向を調整
するためのベーン７を設けている。上記第１および第２
の実施例によれば、吹出口本体２，５を水平方向に回転
自在とするとともに、吹出部３，６に設けたベーン４，
７で垂直方向の吹出方向を調整することにより、吹出方
向を任意に変更でき、気流による不快感を解消すること
ができる。
ドーム形としたものであり、その他の構成は第１の実施
例同様、吹出口本体５をフリーアクセスフロア１の開口
部８（図１参照）に水平方向に回転自在に取り付け、吹
出口本体５の吹出部６には、垂直方向の吹出方向を調整
するためのベーン７を設けている。上記第１および第２
の実施例によれば、吹出口本体２，５を水平方向に回転
自在とするとともに、吹出部３，６に設けたベーン４，
７で垂直方向の吹出方向を調整することにより、吹出方
向を任意に変更でき、気流による不快感を解消すること
ができる。
【００１１】なお、第１の実施例における全高（吹出
口）の低いものや、第２の実施例のドーム形のように全
高（吹出口）の低いものを机の下に設置し、また、第１
の実施例における全高（吹出口）の高いものを机の側や
ＯＡ機器の側に設置することにより、負荷の状態に応じ
た空調が可能になる。また、吹出口本体２，５を取り付
けるフリーアクセスフロア１の開口部８のサイズを共通
にすることで、吹出口本体２，５の交換が簡単にでき
る。この場合、吹出口本体２，５の吹出部３，６の開口
面積および内部圧力損失を同一にすることにより、いず
れの吹出口本体２，５を取り付けても吹出風量が一定と
なり、全体のエアバランスが保たれる。
口）の低いものや、第２の実施例のドーム形のように全
高（吹出口）の低いものを机の下に設置し、また、第１
の実施例における全高（吹出口）の高いものを机の側や
ＯＡ機器の側に設置することにより、負荷の状態に応じ
た空調が可能になる。また、吹出口本体２，５を取り付
けるフリーアクセスフロア１の開口部８のサイズを共通
にすることで、吹出口本体２，５の交換が簡単にでき
る。この場合、吹出口本体２，５の吹出部３，６の開口
面積および内部圧力損失を同一にすることにより、いず
れの吹出口本体２，５を取り付けても吹出風量が一定と
なり、全体のエアバランスが保たれる。
【００１２】なお、上記実施例において、吹出口本体
２，５を円筒形，ドーム形としたのは一例であり、形状
はこれらに限られるものではない。
２，５を円筒形，ドーム形としたのは一例であり、形状
はこれらに限られるものではない。
【００１３】
【考案の効果】この考案の床下空調用吹出口は、吹出口
本体を水平方向に回転自在に設け、吹出口本体に垂直方
向の吹出方向を変更可能な吹出部を設けたことにより、
吹出方向を任意に変更でき、気流による不快感を解消す
ることができる。
本体を水平方向に回転自在に設け、吹出口本体に垂直方
向の吹出方向を変更可能な吹出部を設けたことにより、
吹出方向を任意に変更でき、気流による不快感を解消す
ることができる。
【図１】(a) はこの考案の第１の実施例の床下空調用吹
出口をフリーアクセスフロアに取り付けた状態を示す斜
視図、(b) はその断面図である。
出口をフリーアクセスフロアに取り付けた状態を示す斜
視図、(b) はその断面図である。
【図２】(a) はこの考案の第２の実施例の床下空調用吹
出口をフリーアクセスフロアに取り付けた状態を示す斜
視図、(b) はその断面図である。
出口をフリーアクセスフロアに取り付けた状態を示す斜
視図、(b) はその断面図である。
【図３】従来の床下空調の概略図である。
【図４】従来の床下空調用吹出口をフリーアクセスフロ
アに取り付けた状態を示す斜視図である。
アに取り付けた状態を示す斜視図である。
【図５】(a) は他の従来例の床下空調に用いるフリーア
クセスフロアの斜視図、(b) はその側面図である。
クセスフロアの斜視図、(b) はその側面図である。
１ フリーアクセスフロア ２，５ 吹出口本体 ３，６ 吹出部 ８ フリーアクセスフロアの開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E04F 15/024 601 E04F 15/18 F24F 13/065 F24F 13/068 E04B 5/48
Claims (1)
- 【請求項１】 空調機から吹き出されフリーアクセスフ
ロアの下を通過した風を前記フリーアクセスフロアの上
へ吹き出すために前記フリーアクセスフロアの開口部に
設けた床下空調用吹出口であって、 前記フリーアクセスフロアの開口部に前記フリーアクセ
スフロア上へ突出させた吹出口本体を水平方向に回転自
在に設け、前記吹出口本体に垂直方向の吹出方向を変更
可能な吹出部を設けたことを特徴とする床下空調用吹出
口。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992074104U JP2574398Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 床下空調用吹出口 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992074104U JP2574398Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 床下空調用吹出口 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0637412U JPH0637412U (ja) | 1994-05-20 |
| JP2574398Y2 true JP2574398Y2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=13537553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992074104U Expired - Lifetime JP2574398Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 床下空調用吹出口 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2574398Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7097244B2 (ja) * | 2018-06-28 | 2022-07-07 | 大和ハウス工業株式会社 | 吹出し機構および送風装置 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP1992074104U patent/JP2574398Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0637412U (ja) | 1994-05-20 |
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