JPH08327091A - 床吹出口 - Google Patents

床吹出口

Info

Publication number
JPH08327091A
JPH08327091A JP13928395A JP13928395A JPH08327091A JP H08327091 A JPH08327091 A JP H08327091A JP 13928395 A JP13928395 A JP 13928395A JP 13928395 A JP13928395 A JP 13928395A JP H08327091 A JPH08327091 A JP H08327091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
grill
vertical
opening
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13928395A
Other languages
English (en)
Inventor
Yurao Ueda
友良雄 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP13928395A priority Critical patent/JPH08327091A/ja
Publication of JPH08327091A publication Critical patent/JPH08327091A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】角形の開口に取付けることができ、しかも風向
制御が可能な床吹出口を提供する。 【構成】床3の開口4に埋設されて床3の裏側に空気取
り入れ口6を有するとともに床3の表側にグリル取付穴
5を有する本体1と、側面が垂直な縦格子9と側面が傾
斜した横格子10からなる格子状であってグリル取付穴
5の周方向に回転可能に装着されたグリル2とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、二重床等に適用され
る床吹出口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】第1の従来例として、図13に示すよう
に、二重床の上床となるフロアパネル50の1枚分を除
去することにより形成した開口51にパンチング形状ま
たはグレーチング形状の角形の床吹出口52を設けたも
のがあった。この床吹出口52は形状によっては開口率
を高く設定することができ、吹出風量を確保しやすいた
め、大風量が要求されるコンピュータルーム等に使用さ
れることが多い。
【0003】第2の従来例として、第14および図15
に示すように、丸形の床吹出口53をフロアパネル50
に穴開加工を施した丸穴54に取付けるタイプがあっ
た。このタイプは吹出し気流として図15の矢印のよう
な旋回流となるものが多く、室内空気との攪拌性能が高
いため、主に事務室等に使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1の従来例
は、風量は確保しやすいものの、吹き出す空調空気は上
方向にまっすぐに吹き出すのみで、風向制御ができない
という欠点があった。第2の従来例は、旋回流吹出しと
いう風向制御を行っているものの、旋回流を発生させる
ための本体の内部構造による抵抗が大きいため、吹出風
量が少なくなってしまう傾向があった。また丸形形状の
ためフロアパネル50に最初から設けられているたとえ
は図13の開口51などのインナーコンセント等の設備
用の角形の開口に取付けるには無駄なスペースが発生す
るため開口を有効に活用できず不向きである。
【0005】したがって、この発明の目的は、角形の開
口に取付けることができ、しかも風向制御が可能な床吹
出口を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の床吹出口は、
床の開口に埋設されて前記床の裏側に空気取り入れ口を
有するとともに前記床の表側にグリル取付穴を有する本
体と、側面が垂直な縦格子と側面が傾斜した横格子から
なる格子状であって前記グリル取付穴の周方向に回転可
能に装着されたグリルとを備えたものである。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、床下に位置する本体
の空気取り入れ口から風が吹き込み、グリルから床上に
風が吹き出す。この場合、側面が垂直な縦格子と側面が
傾斜した横格子からなる格子状のグリルを本体のグリル
取付穴に回転可能に装着したため、床吹出口を通り抜け
る風は横格子の傾斜した方向に風向が制御される。また
床吹出口をグリル取付穴に対して周方向に回転すること
により風向を変化することができる。したがって、この
床吹出口は床の角形の開口に取付けることができ、しか
も風向制御が可能になる。また横格子の側面を傾斜した
だけの構成のため旋回流を起こさせる場合と比較して、
構造が簡単で空気抵抗を小さくでき風量を増大すること
ができる。
【0008】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図7に
より説明する。すなわち、この床吹出口は、本体1と、
グリル2を有する。本体1は、床3の開口4に埋設され
て床3の裏側に空気取り入れ口6を有するとともに床3
の表側にグリル取付穴5を有する。床3は二重床の上床
となる多数のフロアパネル3aを並べたものを実施例と
している。開口4は各フロアパネル3aに形成した切欠
7を合わせることにより角形とくに正方形に形成してお
り、電源等を取り出すことができるインナーコンセント
なども取付けることができる。本体1は上部1aが開口
4に嵌合するとともに底部11が下床(図示せず)に載
置されている。また開口4に嵌合する上部1aが正方形
の角枠形に形成され、その内側にグリル取付穴5を正方
形に形成するとともにグリル2を支持する段部14を上
部1aの内側に形成している。空気取り入れ口6は底部
11のコーナ部に立設した一対の支柱8の間に形成され
ている。
【0009】グリル2は、側面が垂直な縦格子9と側面
が傾斜した横格子10からなる格子状であってグリル取
付穴5の周方向に回転可能に装着されている。実施例の
縦格子9は案内羽根で図4および図6に示すように3列
に形成され、横格子10は制御羽根で図5に示すように
中央格子13の両側にそれぞれ互いに開く方向に反対向
きに傾斜している。またグリル2がグリル取付穴5に着
脱自在に取付けられ、図8に示すようにグリル2をグリ
ル取付穴5から離し、グリル2を90度回転して再度グ
リル取付穴5に嵌着することによりグリル2を90度回
転している。この結果、図9(a)の風向18と、これ
に直角な図9(b)の風向19とを選択的に変更するこ
とができる。
【0010】ただし、図7に示すように、床3の裏側か
ら床吹出口に吹き込む風の方向15が縦格子9の長手方
向に直角な方向の成分を含むように斜めの方向から供給
空気が吹き込んできた場合、その方向によって発生する
力のベクトルである動圧によって吹出し方向が影響さ
れ、本来の配風パターン16a,16bから前記力のベ
クトルの方向よりにずれた配風パターン16a,16c
になってしまい、必ずしも縦格子9の垂直方向に揃わな
いことがある。
【0011】この実施例によれば、床3の下側に位置す
る本体1の空気取り入れ口6から風が吹き込み、グリル
2から床3の上側に風が吹き出すが、側面が垂直な縦格
子9と側面が傾斜した横格子10からなる格子状のグリ
ル2を本体1のグリル取付穴5に回転可能に装着したた
め、床吹出口を通り抜ける風は横格子10の傾斜した方
向に風向が制御される。また床吹出口をグリル取付穴5
に対して周方向に回転することにより風向を変化するこ
とができる。したがって、この床吹出口は床3の角形の
開口4に取付けることができ、しかも風向制御が可能に
なる。また横格子10の側面を傾斜しただけの構成のた
め旋回流を起こさせる場合と比較して、構造が簡単で空
気抵抗を小さくでき風量を増大することができる。
【0012】また実施例のように、あらかじめ一部に切
欠7を有するフロアパネル3aを並べることにより、隣
接したフロアパネル3a間で切欠7の開き側が向かい合
うことにより形成された開口4に、特別な加工をするこ
となく取付けることができるとともに、開口4が角形で
あるため開口面積を有効に利用できる。この発明の第2
の実施例を図10ないし図12に示す。すなわち、この
床吹出口は、第1の実施例において、縦格子9の垂直方
向の寸法すなわち幅を第1の実施例よりもすなわち横格
子10の垂直方向の寸法よりも寸法yだけ大きくし、同
様に中央格子13の幅を寸法xだけ大きくしたものであ
る。
【0013】この実施例によれば、縦格子9の垂直方向
への案内が強くなるので、床下から床吹出口に吹き込む
風の方向15が縦格子9の長手方向に直角な水平成分を
含むような方向であっても、床上に吹き出す配風パター
ン16a,16bは本来の配風パターンを示す。また縦
格子9および中央格子13の幅が大きくなることによ
り、風量を低下することなくグリル2の強度を増大する
ことができる。
【0014】その他は第1の実施例と同様である。
【0015】
【発明の効果】この発明の床吹出口は、床下に位置する
本体の空気取り入れ口から風が吹き込み、グリルから床
上に風が吹き出す。この場合、側面が垂直な縦格子と側
面が傾斜した横格子からなる格子状のグリルを本体のグ
リル取付穴に回転可能に装着したため、床吹出口を通り
抜ける風は横格子の傾斜した方向に風向が制御される。
また床吹出口をグリル取付穴に対して周方向に回転する
ことにより風向を変化することができる。したがって、
この床吹出口は床の角形の開口に取付けることができ、
しかも風向制御が可能になる。また横格子の側面を傾斜
しただけの構成のため旋回流を起こさせる場合と比較し
て、構造が簡単で空気抵抗を小さくでき風量を増大する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の施工前の状態の分解
斜視図である。
【図2】床吹出口の斜視図である。
【図3】施工状態の斜視図である。
【図4】床吹出口の平面図である。
【図5】そのA−A線断面図である。
【図6】図4のB−B線断面図である。
【図7】配風パターンを示す平面図である。
【図8】風向を変更する状態を説明する斜視図である。
【図9】床吹出口の回転状態の風向を示す斜視図であ
る。
【図10】第2の実施例の図5に対応する断面図であ
る。
【図11】同じく図6に対応する断面図である。
【図12】風向パターンを示すもので(a)は平面図、
(b)は側面図である。
【図13】第1の従来例の部分斜視図である。
【図14】第2の従来例の分解斜視図である。
【図15】その旋回流を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 グリル 3 床 4 開口 5 グリル取付穴 6 空気取り入れ口 9 縦格子 10 横格子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床の開口に埋設されて前記床の裏側に空
    気取り入れ口を有するとともに前記床の表側にグリル取
    付穴を有する本体と、側面が垂直な縦格子と側面が傾斜
    した横格子からなる格子状であって前記グリル取付穴の
    周方向に回転可能に装着されたグリルとを備えた床吹出
    口。
JP13928395A 1995-06-06 1995-06-06 床吹出口 Pending JPH08327091A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13928395A JPH08327091A (ja) 1995-06-06 1995-06-06 床吹出口

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13928395A JPH08327091A (ja) 1995-06-06 1995-06-06 床吹出口

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08327091A true JPH08327091A (ja) 1996-12-10

Family

ID=15241680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13928395A Pending JPH08327091A (ja) 1995-06-06 1995-06-06 床吹出口

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08327091A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997047928A3 (en) * 1996-06-11 1998-04-16 Amway Corp Air treatment system
JP2013245888A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Ohbayashi Corp 空調システム
JP2016061546A (ja) * 2014-09-22 2016-04-25 清水建設株式会社 床吹出し空調システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997047928A3 (en) * 1996-06-11 1998-04-16 Amway Corp Air treatment system
JP2013245888A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Ohbayashi Corp 空調システム
JP2016061546A (ja) * 2014-09-22 2016-04-25 清水建設株式会社 床吹出し空調システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7785064B2 (en) Blower systems and methods having multiple outlets
JPS62268950A (ja) 吹出口からの気流をそらせるための装置
JPH1194321A (ja) 換気のための装置
KR20100014665A (ko) 가스 확산 장치
JPH08327091A (ja) 床吹出口
EP0129000A2 (en) A diffuser
JP2009513919A (ja) ワークステーションシステム
JPH081393Y2 (ja) フリーアクセスフロア
JPH11132498A (ja) 空気調和機の室内機
JP4984356B2 (ja) 間仕切り及びその取付構造
JP7365541B2 (ja) 換気グリル
US20030121240A1 (en) Air treatment apparatus with an interchangeable vent cover
JPH10306933A (ja) 換気口
JP2642306B2 (ja) 二重床の空調用吹出口の構造
JP7281625B2 (ja) 換気グリル
CN111637549A (zh) 室内空气处理装置
JP4123463B2 (ja) 一様流吹き出し装置
JP2003322378A (ja) 換気扇
JPH0216219Y2 (ja)
JP3331420B2 (ja) 通風パネルユニット及びこれを用いた床構造
CN219018665U (zh) 一种拆装方便的户外电源壳体和户外电源
CN212320032U (zh) 出风结构、空调室内机及空调器
JPH033882Y2 (ja)
JPS6143145Y2 (ja)
JPH0533855Y2 (ja)