JPS6214514Y2 - - Google Patents

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JPS6214514Y2
JPS6214514Y2 JP1981054810U JP5481081U JPS6214514Y2 JP S6214514 Y2 JPS6214514 Y2 JP S6214514Y2 JP 1981054810 U JP1981054810 U JP 1981054810U JP 5481081 U JP5481081 U JP 5481081U JP S6214514 Y2 JPS6214514 Y2 JP S6214514Y2
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JP
Japan
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ventilation fan
duct
discharge
plate
discharge port
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JP1981054810U
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JPS57167337U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はダクト用換気扇に係り、現場の施工状
態に応じて任意の方向へ排出でき、建物の高さを
低く押えるために天井裏を設けていない建物にお
いてもダクト用換気扇の取り付けを可能とすると
ともに、壁面と壁面が交わる位置に取り付けられ
該ダクト用換気扇を取り付けた部屋のインテリア
を乱すことなく且つ目立たなく、換気扇の存在を
意識させない自然な換気を実現することを目的と
する。
近年、建物を建てる際には日照権の問題で建物
の高さを低く制限されるケースが多い。しかし、
その反面土地の有効利用あるいは床面積当りの建
設費を考えると階数を増すことが必要となる。そ
のため1階当りの高さは低く押えられ天井裏を設
けないケースが非常に多い。しかし、従来のダク
ト用換気扇は第1図に示すように必ず天井31の
裏へ本体32が突出し、その上天井31の裏で本
体32をダクト33に接続する工事が必要であ
り、前述のような天井裏のない建物への取り付け
は下可能であつた。又風の排出方向は側面一方向
だけであり、天面から上方向へ排出可能なものは
なく、第2図のように障害物34をよける場合に
はダクト33で先ず横引きした後、エルボ35で
向きを変えて立ち上げている。そしてその後もう
一度エルボ36を使い向きを変えて横引きして排
出するため曲がりの回数が多くなり、大きな圧力
損失となり排出効率を悪くしていた。又それと同
時に施工が煩雑となり、施工性が悪いため施工費
が高くつくとともに余分な部品が必要となるため
配管材料費も高くついた。又従来のダクト用換気
扇は天井面という一つの面に異質な素材あるいは
デザインのものが取り付けられるためうまく天井
面と調和するケースは少なく非常によく目立ち、
その部屋のインテリアを乱してしまうことが多か
つた。
本考案は上記従来の欠点を解消するために為さ
れたもので、以下本考案を実施例を示す図面(第
3図〜第8図)に基づいて説明する。先ず第1実
施例を示す第3図〜第6図について説明すると、
1は電動機2を取り付けた取付脚3を固着した下
板、4は電動機2により回転し風を、たとえば吐
出口5より排出するための羽根、6は風を羽根4
に導くためのオリフイスであり、このオリフイス
6は下板1の中央部に一体に作られている。7は
壁面と壁面が交わる位置に接当して取り付くよう
L字形の形状をした背板であり、この背板7のそ
れぞれの側板に2個所前記吐出口5および吐出口
10が形成されており、又該背板7には下板1お
よび1個所吐出口11が形成された上板が取り付
けられている。吐出口5,10,11は何れか一
方が選択されて開口され、他の吐出口はめくら板
で閉じられる。9は背板7に設けた固定用の取付
孔である。12は前板であり、背板7、上板8よ
りなるフレームに固定ねじ13で固定されてい
る。14は以上のように下板1、上板8、背板
7、前板12で囲み内部に電動機2並びに羽根4
を設けて構成した換気扇本体である。15は換気
扇本体14を取り付けた部屋の天井裏であり、1
6は該部屋の天井を示す。又17は前記吐出口1
0に連通された吐出用ダクト18を貫通させる孔
17aを有する壁であり、19は壁17の外面に
取り付けられ前記ダクト18が雨を避けるために
設けた屋外フードである。尚吐出用ダクト18は
吐出口10に連通されているため、他の吐出口5
並びに吐出口11はめくら板で閉じられている。
又吐出口10の代りに吐出口5側に吐出用ダクト
を連通させることもある。
上記構成において、電動機2により羽根4を回
転すればオリフイス6より吸込まれた室内空気は
吐出口10より室外へ排出される。本考案に基づ
くダクト用換気扇を設置するには、先ず壁17に
孔17aをあけダクト18を通し、そのダクト1
8の一端を吐出口10に接続し、他端を屋外フー
ド19に接続する。そして背板7を取付孔9を用
いて壁17内面にねじで固定する。その後前板1
2を固定ねじ13で固定する。従つて第5図に示
すように換気扇本体14の天井裏15への突出も
なく、又天井裏15でのダクト配管も不要となる
ので天井裏の低い建物あるいは天井裏のない建物
においても換気扇本体14が設置できるという効
果を生じる。
第7図は本考案の他の実施例を示し、換気扇本
体14の吐出口11に「形の吐出用ダクト20が
連通している。16aは吐出用ダクト20を貫通
させるために天井16に形成された孔である。2
1は吐出用ダクト20を配管する場合に邪魔にな
る障害物、22は換気扇本体14を取り付けた部
屋の内壁、23は吐出用ダクト20を貫通させる
孔23aを有する外壁である。尚吐出用ダクト2
0の屋外フード19は外壁23に取付けられてい
る。
上記構成において、ダクト用換気扇は天面一方
向から吐出を行なつて障害物21を避けて「形の
吐出用ダクト20を介して屋外へ排気しており、
吐出用ダクト20の曲がりの回数を減らすことが
でき、圧力損失を小さく押え排出効率を上げるこ
とができるとともに吐出用ダクト20の曲げ回数
が少ないので施工が簡単となり、その上余分な配
管材料が不要であるため施工コストを低く押さえ
ることが可能である。尚前記のように障害物21
がある場合でも吐出用ダクトを前記吐出口5又は
10に連通させることができ、その場合吐出用ダ
クトは直線状のもので良い。
ところで第8図に示すように換気扇本体14を
横に倒した状態で天井16及び内壁24に取り付
けることも可能である。この場合換気扇本体14
は互いに交叉する内壁24,24と天井16が交
わるコーナーに取り付けられるため、内装との調
和が取り易く、目立ちにくく、部屋のインテリア
を乱すこともない。又前記第5図〜第7図の場合
でも同様の効果が得られる。
本考案ダクト用換気扇は以上述べたように実施
し得るものであり、天井裏の低い建物あるいは天
井裏のない建物においても建物の壁面と壁面とが
交わる位置に取り付けられることによりダクト用
換気扇の取り付けを可能とするとともに現場の施
工状態に合わせ任意の方向に排出できるため圧力
損失を高めることなく容易に配管でき、その上施
行コストも低減できるとともに部屋のコーナーに
取り付けられるため内装との調和が取り易く取り
付けた部屋のインテリアを乱すことなく、目立た
ず、換気扇の存在を意識させない自然な換気を実
現するという効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例を示すダクト用換気
扇の取付状態説明図、第3図〜第6図は本考案の
第1実施例を示し、第3図はダクト用換気扇を前
方から見た一部破断斜視図、第4図は同後方から
見た斜視図、第5図はダクト用換気扇の取付状態
断面図、第6図は同斜視図、第7図及び第8図は
他の実施例におけるダクト用換気扇の取付状態断
面図及び斜視図である。 1……下板、2……電動機、4……羽根、5…
吐出口、6……オリフイス、7……背板、8……
上板、10,11……吐出口、12……前板、1
4……換気扇本体、15……天井裏、16……天
井、17……壁、18,20……吐出用ダクト、
22……内壁、23……外壁、24……内壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 換気扇本体内に設けられて電動機により回転す
    る羽根と、風を前記羽根に導くために前記換気扇
    本体に形成されたオリフイスと、前記換気扇本体
    の略L字形に形成された背板のそれぞれの側板の
    2個所と前記換気扇本体上板の1個所とに設けら
    れてこれらの内1個所を選択して開口できる吐出
    口を備え、前記略L字形の背板を建物の壁面と壁
    面とが交わる位置に取付ける構成としたダクト用
    換気扇。
JP1981054810U 1981-04-15 1981-04-15 Expired JPS6214514Y2 (ja)

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JP1981054810U JPS6214514Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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JP1981054810U JPS6214514Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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JPS57167337U JPS57167337U (ja) 1982-10-21
JPS6214514Y2 true JPS6214514Y2 (ja) 1987-04-14

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JPS6146349Y2 (ja) * 1980-03-05 1986-12-26

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JPS57167337U (ja) 1982-10-21

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