JP7097244B2 - 吹出し機構および送風装置 - Google Patents

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この発明は、吹出し機構および送風装置に関する。
風向調節が可能な従来技術として、たとえば首振り機能を備えた扇風機や、エアコンの風向フラップが知られている。
また、特開2017-172358号公報(特許文献1)には、横向きの第1吹出口と上向きの第2吹出口とを備えた送風機能付き空気清浄機において、ルーバにより第2吹出口を開閉することで風の吹出す方向を調節することが開示されている。
つまり、ルーバによって第2吹出口を閉じることで、第1吹出口からの風を横方向に送風し、人が風を直接受けることによる涼感を得ることができる。そして、ルーバによって第2吹出口を開くことで、第2吹出口からの風を天井方向に送風することができる。
特開2017-172358号公報
従来から知られている扇風機やエアコンの風向フラップ、および特許文献1の送風機能付き空気清浄機によれば、1つの室内において風向を変えることができるが、他室にまで風を送り込むことはできない。
本発明は、建物内において隣り合う2つの部屋(空間)に選択的に風を送り込むことができる、吹出し機構および送風装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る吹出し機構は、建物内において隣り合う2つの空間の境界に配置される。吹出し機構は、2つの空間を仕切る仕切面に沿って設けられ、ファンからの風が送り込まれる送風流路と、その外周面が2つの空間に露出し、その端部から送風流路を流れる風が取り込まれる1つまたは複数の筒状部材とを備える。筒状部材の外周面には、その母線方向に沿って、端部から取り込まれた風を吹出すための1つまたは複数の吹出口が設けられており、筒状部材は、吹出口が2つの空間のうちの一方側を向く第1位置と、他方側を向く第2位置とに、位置変更可能に取り付けられている。
好ましくは、筒状部材は、送風流路に沿って複数並べられ、複数の筒状部材は、互いに間隔をあけて配置されており、隣り合う筒状部材の間には、誘引気流の経路が形成されている。
好ましくは、吹出し機構は、内部に送風流路が設けられた筐体をさらに備え、筒状部材は、筐体に360度回転可能に取り付けられている。
好ましくは、筒状部材の回転軸線は、鉛直方向に延びている。
好ましくは、吹出し機構は、筒状部材を回転させるための回転駆動部をさらに備える。
好ましくは、送風流路は、鉛直方向に離れて配置され、筒状部材の両端にそれぞれ連通する2つの流路を含む。
本発明の他の態様に係る送風装置は、上記記載の吹出し機構を備えており、送風装置は、2つの空間の一方から空気を吸込む吸込口と、吸込口から吸込まれた空気を送風流路へと送り込むファンとを備える。
本発明の吹出し機構によれば、建物内において隣り合う2つの空間の双方に、選択的に風を送り込むことができる。
本発明の実施の形態に係る送風装置の設置状態を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る送風装置の設置状態を示す縦断面図であり、(a)は筒状部材の第1位置、(b)は筒状部材の第2位置を示す。 本発明の実施の形態に係る送風装置であり、(a)は送風装置の斜視図、(b)は内部構造を模式的に示す断面図である。 (a)~(c)は、本発明の実施の形態に係る筒状部材の構成例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る筒状部材の取り付け構造を示す断面図である。 (a)~(c)は、本発明の実施の形態に係る送風装置の使用例を概念的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る送風装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る送風装置の他の設置位置を概念的に示す図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
<概要について>
はじめに、本発明の実施の形態に係る送風装置の概要について説明する。送風装置は、たとえば、建物内の2つの部屋の境界に配置される。部屋は、リビングや寝室などの居室であってもよいし、廊下等の非居室であってもよい。送風装置は、典型的には、和室間に配置される欄間や、間仕切壁に埋め込まれる。
図1は、本実施の形態に係る送風装置1の設置例を模式的に示す図である。図2は、本実施の形態に係る送風装置1の設置状態を示す縦断面図であり、(a)は筒状部材13の第1位置、(b)は筒状部材13の第2位置における状態を示した図である。図3は、本実施の形態に係る送風装置であり、(a)は送風装置の斜視図、(b)は内部構造を模式的に示す断面図である。
図1に示されるように、送風装置1は、たとえば、居室2と廊下22との間の間仕切壁24に埋め込まれている。間仕切壁24は、2つの部屋2、22を仕切る仕切面を構成する。なお、送風装置1が設けられる位置(高さ)については、特に限定されず、間仕切壁24の上部または下部にあってもよく、中央部にあってもよい。図1の矢印A1は間仕切壁24の左右方向(横幅方向)、矢印A2は間仕切壁24の奥行き方向を示すものとする。
図2や図3に示されるように、送風装置1は、間仕切壁24の左右方向に沿って設けられた送風流路32と、送風流路32に沿って並べられ、その外周面が2つの部屋2、22に露出し、その端部から送風流路32を流れる風が送り込まれる複数の筒状部材13とを備える。
図3に示されるように、筒状部材13の外周面には、母線に沿って吹出口14が設けられている。筒状部材13は、吹出口14が2つの部屋2、22のうちの居室2側を向く第1位置(図2(a))と、非居室22側を向く第2位置(図2(b))とに、位置変更可能に取り付けられている。送風装置1は、部屋2、22の使用状況または空気環境(温度・湿度)、あるいは外気の風向等の状況に応じて、送風方向を居室2側にしたり、非居室22側にすることができる。すなわち、1台の送風装置1で、2つの部屋2、22に選択的に送風が可能となる。
<構成について>
送風装置1の構成例について、詳細に説明する。
図3(b)を参照して、送風装置1は、筐体11を備えており、その内部にファン18、送風流路32が設けられている。筐体11は、間仕切壁24の左右方向に長さを有し、その一端側にファン18が収容されている。筐体11の外郭は、略直方体となるように形成されている。そのため、間仕切壁24への埋め込みが容易である。
送風流路32は、ファン18の送風口に一端が接続され、筐体11の他端側に向かって長手方向に延びている。筐体11は、間仕切壁24の左右方向に延び、たとえば矩形状断面を有する管状部11a、11bを有しており、この管状部11a、11bにより、送風流路32が構成されている。
本実施の形態では、送風流路32は、図3(b)に示されるように、鉛直方向(矢印A3方向)に離れて配置された2つの流路32a、32bを有している。この場合、ファン18からの風は、流路32a、32bに分岐し、筐体11の他端まで導かれる。送風流路32a、32bは、他端側において合流していてもよい。
送風流路32aを構成する管状部11aの下面に、筒状部材13の上端の開口と連通する貫通孔が設けられている。同様に、送風流路32bを構成する管状部11bの上面に、筒状部材13の下端の開口と連通する貫通孔が設けられている。筐体11の材質については空気を通さないものであれば特に問わず、たとえば木製であってもよく、樹脂製であってもよい。
図3を参照して、ファン18は、その回転力によって、筐体11に設けられた吸込口12から空気を取り込み、取り込んだ空気を送風流路32へと送る。ファン18は、たとえばシロッコファンである。吸込口12は、たとえば居室2側に設けられている。
ファン18は、制御部41により制御される。制御部41は、操作部42(図1)からの信号に応じてファン18の回転を制御する。操作部42は、たとえば居室2の壁面に設けられ、タッチパネルのような操作パネルであってもよい。
筒状部材13の両端部から、筐体11の送風流路32を通って送られてきた風が取り込まれる。本実施の形態では、筒状部材13が3個設けられた場合が図示されているが、限定的ではない。筒状部材13の個数は複数であればよく、たとえば2個、もしくは4個以上であってもよい。なお、筒状部材13の個数は複数であることが望ましいものの、1つでもよい。
図4(a)は、本実施の形態に係る筒状部材13の構成例を示す斜視図である。図4(a)に示されるように、筒状部材13は、内部が空洞の筒状であり、好ましくは円筒形である。軸線Oは鉛直に延びており、筒状部材13の外周面(外装部)には、その母線G方向に沿って、スリット状の吹出口14が1つだけ設けられている。これにより、筒状部材13の外周面からは、一方向にのみ空気が吹出される。
筒状部材13に設けられる吹出口14の形状はスリット状でなくてもよい。たとえば図4(b)の筒状部材13aのように、複数の吹出口14aが母線Gに沿って設けられていてもよい。つまり、母線Gに沿って設けられていれば、吹出口14の個数および形状は問わない。また、吹出口14は、たとえば母線Gに沿って斜めに配置されていてもよい。
本実施の形態では、筒状部材13は、第1位置と第2位置とに選択的に送風するために、軸線Oを中心として回転可能に取り付けられている(図4(a)の矢印B1)。筒状部材13は、軸線Oを中心に360度回転可能に取り付けられている。なお、少なくとも180度回転可能であればよい。360度回転可能な場合には、それぞれの部屋2、22への吹出し角度を自由に決めることができる。
筒状部材13の形状は、回転のしやすさを考慮すると、円筒形であることが望ましいが、図4(c)のように、たとえば筒状部材13bが六角形のような多角形であってもよい。
図3(a)を参照して、複数の筒状部材13は、筐体11の長手方向(間仕切壁24の左右方向)において、お互いに間隔をあけて配置されており、隣り合う筒状部材13の間には、誘引気流の経路15が形成されていることが望ましい。誘引気流とは、吹出口14から放出される空気により、その周囲の空気も巻き込まれるため風量が増加する現象のことである。
ここで、図3(a)および(b)を特に参照して、送風装置1の駆動時における風の流れについて説明する。なお、吹出口14は、図2(a)のように居室2側を向いていると仮定する。間仕切壁24に設けられた送風装置1において、ファン18の回転力によって、居室2側の空気が吸込口12より吸込まれる(矢印31)。この場合、取り込まれた空気はファン18によって、送風流路32a、32bへと運ばれ(矢印36a、矢印36b)、筒状部材13の両端の開口から筒状部材13の内部へと流入する。流入した空気は、居室2側へ向けられた吹出口14を通って吹出される(矢印33)。その際、非居室22側の空気が経路15を通って居室2側へと流れる誘引気流が生じるため、効果的に居室2に風を送り込むことができる。
図5は、本実施の形態に係る筒状部材13の取り付け構造を模式的に示す断面図である。図5(a)に示されるように、送風流路32と筒状部材13の連結箇所からの空気漏れを防ぐため、筐体11の管状部11aの下面および管状部11bの上面に、筒状部材13の端部をはめ込む環状溝部19を形成し、溝部19に環状の弾性部材16が設けられていてもよい。弾性部材16の材質は、たとえばペフなどの発泡体であり、柔軟性に富む部材からなる。
また図5(b)に示されるように、弾性部材16の円周方向において等間隔に複数の凹部17を設け、筒状部材13の端部に凹部17に嵌合する凸部(図示せず)を設けることで、筒状部材13の位置が安定的に固定されるような構造をとってもよい。
なお、筒状部材13は、滑らかに回転できることが望ましく、筒状部材13の縁において面取り加工が施されていてもよい。
<使用例>
本実施の形態に係る送風装置1の使用例について説明する。
図1に示される建物の両端の居室2a、2bは、各々、2箇所に窓21を有している。そのため、2つの窓21を開放すると風が抜け、居室2a、2bに気流が生じる。これに対し、中央の居室2は1箇所にしか窓21を有さないため、通常であればドア23を開けないと風が抜けない。しかし、本実施の形態では、間仕切壁24に備えられた送風装置1を駆動させることで、居室2に気流を生じさせることができる。
図6(a)~(c)を参照して、本実施の形態の具体的な使用例について説明する。図6(a)は、居室2において、窓21が開いている状態を示している。この場合、吹出口14を非居室22側を向く第2位置にすると、矢印34a、34bに示されるように、風が窓21から非居室22へと向かって居室2内を通り抜けるため、より気流感を増すことができる。あるいは、外気の風向によっては吹出口14を居室2側を向く第1位置にして、非居室22から窓21へと向かって風が通り抜ける矢印35a、35bに示されるように外部へ出るようにしてもよい。
図6(b)は、居室2においてエアコン等の空調機器を使用しており、窓21が閉じられている状態を示している。この場合、送風装置1の吹出口14を非居室22側を向く第2位置にすることで、矢印34bに示されるように、居室2の温度調節された空気を非居室22へと送り込むことができる。このため、空調機器を設置していない非居室22の温度環境を改善することができる。
図6(c)は、居室2においてエアコン等の空調機器を使用しておらず、窓21が閉じられている状態を示している。夏場においては、居室2よりも廊下などの非居室22の方が温度が低くなる傾向が高い。この場合、吹出口14を居室2側を向く第1位置にすることで、矢印35bに示されるように、非居室22の空気を居室2へと送り込むことができ、居室2の温度環境を改善することができる。
このように、状況に応じて1台の送風装置1の送風方向を変えることで、居室2または非居室22の空気環境を改善することができる。
実施の形態に係る送風装置1が、2つの居室間に配置された場合は、特に2つの部屋それぞれに送風装置1を設置する必要がなくなるため、コスト低減につながる。
なお、送風装置1の筒状部材13の吹出口14の方向を手動で変更してもよいが、自動で変更できてもよい。この場合の送風装置1の機能構成を示したブロック図を図7に示す。
図7に示されるように、送風装置1は、制御部41と、ファン18と、筒状部材13を回転するための回転駆動部44とを備えている。制御部41は、図3(b)に示されるように、たとえば、筐体11内に配置されている。制御部41は、操作部42からの信号に応じてファン18および回転駆動部44を制御する。回転駆動部44は、たとえばモータである。
<変形例>
本実施の形態に係る送風装置1は、2つの部屋2、22の間だけでなく、1つの室内における用途が異なる空間の境界に設置されてもよい。図8は、本実施の形態に係る送風装置1の他の設置位置を概念的に示す図である。
図8を参照して、部屋5は、キッチンKとダイニングDとリビングLとを含み、各空間は間仕切壁24で仕切られていない。この場合、送風装置1は、キッチンKとダイニングDとを仕切る仮想的な仕切面S1に設けられてもよく、キッチンKとリビングLとを仕切る仕切面S2に設けてもよい。
このような場合、送風装置1は、天井に吊り下げるようにして設置してもよい。たとえば、仕切面S1に設けられる場合は、対面式カウンターの上部に設けてもよい。あるいは、送風装置1は、1つの室内に置いて単に隣り合う2つの空間の境界に設置されていてもよい。
本実施の形態では、送風装置1が、2つの空間を仕切る仕切面の左右方向(矢印A1方向)に沿うように配置されたが、上下方向(矢印A3方向)に沿って配置されていてもよい。この場合、筒状部材13は、軸線Oが左右方向に延在するよう、上下に並べて配置される。
本実施の形態では、ファン18を有する送風装置1について説明したが、送風流路32および筒状部材13の構成を、たとえば、ダクト式空調システムの吹出し機構6に採用してもよい。図3(b)には、吹出し機構6の範囲が模式的に示されている。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 送風装置、2,2a,2b 居室(部屋)、5 部屋、6 吹出し機構、11 筐体、11a,11b 管状部、12 吸込口、13,13a,13b 筒状部材、14,14a,14b 吹出口、15 経路、16 弾性部材、17 凹部、18 ファン、19 溝部、21 窓、22 非居室(廊下)、23 ドア、24 間仕切壁、32,32a,32b 送風流路、41 制御部、42 操作部、44 回転駆動部。

Claims (7)

  1. 建物内において隣り合う2つの空間の境界に配置される吹出し機構であって、
    前記2つの空間を仕切る仕切面に沿って設けられ、ファンからの風が送り込まれる送風流路と、
    その外周面が前記2つの空間に露出し、その端部から前記送風流路を流れる風が取り込まれる複数の筒状部材とを備え、
    前記複数の筒状部材の各々は、
    面の母線方向に沿って、端部から取り込まれた風を吹出すための1つまたは複数の吹出口が設けられ、
    記吹出口が前記2つの空間のうちの一方側を向く第1位置と、他方側を向く第2位置とに、位置変更可能に取り付けられ
    前記送風流路に沿って互いに間隔をあけて配置されており、
    隣り合う前記筒状部材の間には、誘引気流の経路が形成されている、吹出し機構。
  2. 内部に前記送風流路が設けられた筐体をさらに備え、
    前記筒状部材は、前記筐体に360度回転可能に取り付けられている、請求項に記載の吹出し機構。
  3. 前記筒状部材の回転軸線は、鉛直方向に延びている、請求項に記載の吹出し機構。
  4. 前記筒状部材を回転させるための回転駆動部をさらに備える、請求項2または3に記載の吹出し機構。
  5. 建物内において隣り合う2つの空間の境界に配置される吹出し機構であって、
    前記2つの空間を仕切る仕切面に沿って設けられ、ファンからの風が送り込まれる送風流路と、
    その外周面が前記2つの空間に露出し、その端部から前記送風流路を流れる風が取り込まれる1つまたは複数の筒状部材とを備え、
    前記筒状部材の外周面には、その母線方向に沿って、端部から取り込まれた風を吹出すための1つまたは複数の吹出口が設けられており、
    前記筒状部材は、前記吹出口が前記2つの空間のうちの一方側を向く第1位置と、他方側を向く第2位置とに、位置変更可能に取り付けられており、
    前記送風流路は、鉛直方向に離れて配置され、前記筒状部材の両端にそれぞれ連通する2つの流路を含む、吹出し機構。
  6. 請求項1~のいずれかに記載の吹出し機構を備えた送風装置であって、
    前記2つの空間の一方から空気を吸込む吸込口と、
    前記吸込口から吸込まれた空気を前記送風流路へと送り込むファンとを備える、送風装置。
  7. 建物内において隣り合う2つの部屋の境界に配置される間仕切り壁に設けられる吹出し機構であって、
    前記2つの部屋を仕切る間仕切り壁に沿って設けられ、ファンからの風が送り込まれる送風流路と、
    その外周面が前記2つの部屋に露出し、その端部から前記送風流路を流れる風が取り込まれる1つまたは複数の筒状部材とを備え、
    前記筒状部材の外周面には、その母線方向に沿って、端部から取り込まれた風を吹出すための1つまたは複数の吹出口が設けられており、
    前記筒状部材は、前記吹出口が前記2つの部屋のうちの一方側の部屋を向く第1位置と、他方側の部屋を向く第2位置とに、位置変更可能に取り付けられている、吹出し機構。
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