JPH01181034A - 風向変換機 - Google Patents

風向変換機

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JPH01181034A
JPH01181034A JP604888A JP604888A JPH01181034A JP H01181034 A JPH01181034 A JP H01181034A JP 604888 A JP604888 A JP 604888A JP 604888 A JP604888 A JP 604888A JP H01181034 A JPH01181034 A JP H01181034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
inner cylinder
wind
air flow
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP604888A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Yamaguchi
範洋 山口
Hiroaki Watanabe
渡辺 弘朗
Motoyuki Iwahashi
基行 岩橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP604888A priority Critical patent/JPH01181034A/ja
Publication of JPH01181034A publication Critical patent/JPH01181034A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、建物内において風向きを自在に変換させる
場合に用いられる風向変換機に関するものである。
「従来の技術」 従来、映画館などの娯楽施設および保養施設等において
は、スクリーンの情景に合わせて、風向きおよび風の強
弱の変化をステレオ音響などから流す音によって表現す
るようになっている。
ところが、このようなスクリーンを例えば室内で鑑賞す
る場合には、スクリーンおよびステレオ音響によって表
現される風向きおよび風の強弱と室内の空調による実際
の風向きおiび風の強弱とが異なってしまい、室内にい
る人々に違和感を与えてしまうという問題があった。
そこで、このようなスクリーンに映像を映し出す場合に
は、その室内の空調による風向きおよび風の強弱をスク
リーンおよびステレオ音響によって表現される風向きお
よび風の強弱に合わせて自在に変化させることが必要と
考えられる。
ところで、上述したように室内の空調による風向きおよ
び風の強弱を自在に変化させようとじた場合、空調機か
ら放出する風量を変えることによって風の強弱を変化さ
せることは比較的容易に行なうことが可能であるが、室
内において風向きを変える場合には、第6図に示すよう
に、室内lの周囲に異なる方向へ向けた複数の風発生口
A、B、C,D、E、Pを設けてこれら各風発生口をダ
ク、  トなどで空調機2の吸込側および吹出側に連結
すると共に各ダクトにバルブを設けた構成の空調システ
ムが必要と考えられる。
すなわち、このような空調システムは、各風発生口A、
ESC,DSEに接続されているダクト3a、 3b、
 3c、 3d13e、 3fにそれぞれ吸込側バルブ
4a、 4b、 4c、 4d、 4e、 41を連結
し、これら各吸込側バルブを空調機2の吸込側と連結さ
れている空調配管5に連結すると共に、空調機2の吹出
側に連結されている空調配管6を分岐してそれぞれに吹
出側バルブ7a、 7b、 7c、 7d、 7e、 
7fを連結し、これら各吹出側バルブに上記ダクト3a
、 3b、 3c。
3d、 3e、3fから分岐している吹出側ダクト8a
、 8b。
8c、 8d、 8e、 8fを接続して構成される。
このような空調システムによって例えば室内1に示した
矢印の方向に吹(風を発生させる場合には、吹出側バル
ブ7dを開放してその他の吹出側バルブを閉鎖すると共
に、吸込側バルブ4aを開放してその他の吸込側バルブ
を閉鎖する。このようにした状態で空調機2を作動させ
ると、風発生口りから室内lに空調空気が吹き出すと共
にその室内lの空気が風発生口Aから吸い込まれて、室
内1に風発生口りから風発生口Aに向かって吹く風が発
生することとなる。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記のような空調システムを用いて室内
の風向きを変える場合には、高価なバルブを多数使用し
なければならない上、これらバルブの開閉を制御する複
雑な制御装置が必要となるため、空調システム全体が極
めて高価なものとなってしまうという問題点があった。
その上、各風発生口に接続する各ダクトの接続状態が複
雑になるため、建物内への設置が困難になると共に、設
置した場合にも流体抵抗が大きくなって空調機の送風効
率が低下し、空調のランニングコストが非常に高くなっ
てしまうという問題点があった。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、室内
に設けられた複数の風発生口に空調空気を自在に分配し
て室内の風向きを自在に変換させる風向変換機を提供す
ることを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明の風向変換機は、両端部に空調機の吹出側の空
調配管と吸込側の空調配管とがそれぞれ連結される外筒
の内部に内筒を挿入すると共にこの内筒をその軸まわり
に回転させるモータを設け、上記外筒の側壁にその側方
へ放射状に開口してそれぞれが建物内の各風発生口に連
結される複数の空気出入口を設け、上記内筒内にその内
筒内を内筒の両端部から開口している二つの空間に仕切
る仕切板を取り付けると共に同内筒の側壁にその内筒が
回転したときに上記二つの空間をそれぞれ上記各空気出
入口から開口させて上記各風発生口と連通ずる開口部を
形成してなるものである。
「作用」 この発明の風向変換機によって建物内に風を発生さける
場合には、予め、外筒の両端部をそれぞれ空調機の吹出
側の空調配管および吸込側の空調配管と連結しておく。
このようにしておくと、吹出側の空調配管から流入した
空調空気が内筒内の一方の空間に導入されて仕切板に衝
突し、この仕切板によりその方向を変えられて内筒側壁
の開口部および空気出入口を通って側方へ放出される。
そして、この空調空気が建物内の特定の風発生口から吹
き出すと共にその特定の風発生口と反対側の風発生口か
ら室内の空気が吸い込まれ、これにより各空気出入口の
間に風が発生することとなる。
さらに、上記風発生から吸い込まれた空気は、上記空気
出入口と別の空気出入口および開口部から上記内筒内の
吸込側の空調配管に接続している空間に吸い込まれ、そ
の内筒の側壁に衝突してその方向を変えられ、吸込側の
空調配管を通って空調機の吸込側に吸い込まれる。
また、室内の風向きを変える場合には、モータを駆動さ
せることによって内筒を軸まわりに回転させる。このよ
うにすると、内筒の各開口部がこの内筒の回転前に開口
していた空気出入口と別の空気出入口に開口する。そし
て、その内筒内の二つの空間がそれぞれ内筒の回転前と
別のダクト内に連通され、これにより空調空気を室内に
吹き出す風発生口が変換されると共に室内の空気を吸い
込む風発生口も変換されて、室内の風向きが変換される
こととなる。
「実施例」 以下、この発明の一実施例を第1図ないし第4図を参照
して説明する。
この実施例の風向変換機9は、第1図に示すように、吸
込側の空調配管5と吹出側の空調配管6とがそれぞれ両
端部に連結されている外筒lOの内側に内筒11を挿入
すると共にこの内筒11をその軸まわりに回転させるモ
ータ12を上記外筒11に取り付けて構成されたもので
ある。
外筒10は、側壁にその側方へ放射状に開口してそれぞ
れが建物内の各風発生口A、B、CSD。
E、Fに連結される複数の空気出入口13a、 13b
13cS13d、 13e、 1汀が設けられ、その内
周面の上記空気出入口13a、 13b、 13c、 
13d、 13e、 Hfよりやや下方位置に内筒11
を回転可能に支持する支持部材14(第4図に図示する
)が設けられているものである。
内筒11は、内部にその内側をこの内筒11の両端部か
ら開口している二つの空間に仕切る仕切板15が取り付
けられ、側壁にこれら二つの空間を互いに相対する側方
へ開口させる一対の開口部16.17が形成されている
ものである。この内筒1’ 1の内周面の上端部には周
方向に連続する内歯車18か設けられ、この内歯車18
には上記モータ12の回転軸に取り付けられているピニ
オンI9が噛み合わされている。
次に、この風向変換機の作用を第5図を参照して説明す
る。
こあ風向変換機9によって室内に風を発生させる場合に
は、外筒lOの上端部に空調機2の吸込側の空調配管5
を連結すると共に同外筒lOの下端部に吹出側の空調配
管6を連結しておく。そして、このようにした状態で空
調機2を作動させると、第1図に示すように、吹出側の
空調配管6から流入した空調空気が内筒11内の下部の
空間に導入されて仕切板15に衝突し、この仕切板15
によりその方向を変えられて内筒11の開口部16およ
び空気出入口13d(または、13a、13bq 13
c。
13e、 13f)を通って側方へ放出される。そして
、この空調空気がダクト 20d(または、20a、 
20b。
20c、 20e、 2Of)を通って室内1に設けら
れた風発生口D(または、A、B、C,ElF)から吹
き出すと共にその特定の風発生口りと反対側の風発生口
Aから室内の空気が吸い込まれ、これにより室内lに風
発生口りから風発生口Aへ向かって吹く風が発生するこ
ととなる。そして、上記風発生口りから吸い込まれた空
気は、ダクト19dを通って空気出入口13dおよび開
口部17から上記内筒ll内の上部の空間に吸い込まれ
、その内筒11の内壁に衝突してその方向を変えられ、
吸込側の空調配管5を通って空調機2の吸込側に吸い込
まれる。
また、室内の風向きを変える場合には、第3図に示すよ
うに、モータ12を駆動させることによってその回転軸
に取り付けられたピニオン19を矢印X方向へ回転させ
、このピニオン19の回転によって内歯車18を矢印Y
方向へ移動させて内筒llを軸まわりに回転させる。こ
のようにすると、内筒2の各開口部16.17が例えば
それぞれ空気出入口13c、 13fに開口し、これに
より内筒ll内の二つの空間がそれぞれダクト20c、
 2Of内に連通される。そして、このような状態にな
ると、内筒11の下部の空間に導入された空調空気が開
口部16、空気出入口Heを通ってダクト2Oc内に流
入され、この空調空気が風発生口Cから室内lに吹き出
すと同時に、その室内lの空気が風発生口Fから吸い込
まれてダクト2Ofに流入され、この空気が空気出入口
13f、開口部17を通って内筒」l内の上部の空間に
導入されることとなる。
したがって、空調空気の吹出口と吸込口との両方が同時
に変えられることとなり、これにより室内lに吹く風の
向きが変換されることとなる。
なお、この風向変換機では、空調機のブロワを回転数制
御型にすることによって、空調空気の風量(風速)を変
えることができ、これにより、室内に吹く風の向きを変
えるだけでなく、その風の強弱も変化させることができ
る。そして、このようにした風向変換機を映画館などの
娯楽施設および保養施設等に設置した場合には、スクリ
ーンに映される映像およびステレオ音響によって表現さ
れる風向きと同じ方向へ実際の風を発生させることがで
きると共に、その風の強弱も上記映像およびステレオ音
響に合わせて変化させることができ、これにより室内に
おける臨場感を向上させることができる。
「発明の効果」 この発明の風向変換機によれば、両端部に空調機の吹出
側の空調配管と吸込側の空調配管とがそれぞれ連結され
る外筒の内部に内筒を挿入し、上記外筒の側壁にその側
方へ放射状に開口してそれぞれが建物内の各風発生口に
連結される複数の空気出入口を設け、上記内筒内にその
内筒内を内筒の両端部から開口している二つの空間に仕
切る仕切板を取り付けると共にこの内筒の側壁に上記二
つの空間をそれぞれ上記各空気出入口から開口させて上
記各風発生口と連通させる開口部を形成したので、建物
内の風発生口から空調空気を吹き出すと共にその建物内
の空気を風発生口から吸い込ませることができ、これに
より各風発生口の間に風を発生させることが可能となる
また、内筒をその軸まわりに回転させるモータを設けた
ので、内筒を回転させることによって内筒の各開口部が
開口する各空気出入口を同時に変えることができ、上記
内筒内の二つの空間が連通ずる各風発生口を同時に変換
させることができる。
このため、空調空気を室内に吹き出す風発生口と室内の
空気を吸い込む風発生口とを複雑な制御装置を用いるこ
となく同時に変えることができ、これに止り建物内の風
向きを自在に変換させることができる。
さらに、上記各空調配管と各風発生口とを接続する各ダ
クトの接続構造が簡略化されるので、空調設備全体を単
純化することができる上、流体抵抗を減少させることが
でき、これにより空調機の送風効率を向上させて空調の
ランニングコストを低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は、この発明の一実施例を示す図で
あって、第1図は風向変換機の概略構成図、第2図は内
筒の詳細図、第3図は内筒の回転機構を説明する説明図
、第4図は風向変換機の縦断面図、第5図は風向変換機
を用いた空調システムの系統図である。第6図は、従来
の空調システムの系統図である。 l・・・・建物内(室内)、 2・・・・空調機、 5・・・・吸込側の空調配管、 6・・・・吹出側の空調配管、 9・・・・風向変換機、 lO・・・・外筒、 11・・・・内筒、 12・・・・モータ、 13a、 13b113c、 Hd、 13e、 Hf
= ・・空気出入口、15・・・・仕切板、 I6、I7・・・・開口部、 A、B、C1DSE、F・・・・風発生口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 両端部に空調機の吹出側の空調配管と吸込側の空調配管
    とがそれぞれ連結される外筒の内部に内筒を挿入すると
    共にこの内筒をその軸まわりに回転させるモータを設け
    、上記外筒の側壁にその側方へ放射状に開口してそれぞ
    れが建物内の各風発生口に連結される複数の空気出入口
    を設け、上記内筒内にその内筒内を内筒の両端部から開
    口している二つの空間に仕切る仕切板を取り付けると共
    に同内筒の側壁にその内筒が回転したときに上記二つの
    空間をそれぞれ上記各空気出入口から開口させて上記各
    風発生口と連通する開口部を形成してなることを特徴と
    する風向変換機。
JP604888A 1988-01-14 1988-01-14 風向変換機 Pending JPH01181034A (ja)

Priority Applications (1)

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JP604888A JPH01181034A (ja) 1988-01-14 1988-01-14 風向変換機

Applications Claiming Priority (1)

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JP604888A JPH01181034A (ja) 1988-01-14 1988-01-14 風向変換機

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JPH01181034A true JPH01181034A (ja) 1989-07-19

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ID=11627734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP604888A Pending JPH01181034A (ja) 1988-01-14 1988-01-14 風向変換機

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JP (1) JPH01181034A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020003150A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 大和ハウス工業株式会社 吹出し機構および送風装置
CN113799824A (zh) * 2021-08-17 2021-12-17 中车唐山机车车辆有限公司 一种废排导筒及废排装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020003150A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 大和ハウス工業株式会社 吹出し機構および送風装置
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