JPH065553Y2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH065553Y2
JPH065553Y2 JP17099187U JP17099187U JPH065553Y2 JP H065553 Y2 JPH065553 Y2 JP H065553Y2 JP 17099187 U JP17099187 U JP 17099187U JP 17099187 U JP17099187 U JP 17099187U JP H065553 Y2 JPH065553 Y2 JP H065553Y2
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JP
Japan
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passage
blowout
louver
air
suction
Prior art date
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Application number
JP17099187U
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JPH0175744U (ja
Inventor
博史 浦地
幸訓 大川内
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は天井の内部に設置される空気調和機の改良に
関するものである。
〔従来の技術〕
この種の空気調和機は第3図に示すように構成されてい
た。即ち第3図において、(11)は天井(A)内に設置され
る箱状の本体で、この本体(11)の両側板には取付片(12)
が設けられている。(13)は天井スラブ(B)に埋込まれた
吊りボルトで、このボルトを取付片(12)に挿通し、ナッ
ト(14)を締付けることにより本体(11)の天井(A)内にお
ける吊り高さを調節する。(15)は本体(11)内における上
部の一側に送風機台(16)を介して係止されたシロッコフ
ァンからなる送風機で、その吹出面(15a)は本体(11)の
上壁(11a)に対し所定角度(θ1)を有し、また、ファンケ
ーシングのスクロール部(15b)が本体(11)の内方に位置
するように配設されている。(17)は送風機台(16)の一端
に取付けられた仕切板で、送風機台(16)と共に本体(11)
内上部を吸込側通路(18)と吹出側通路(19)とに区画して
いる。(20)は吹出側通路(19)側に送風機(15)の吹出面(1
5a)と対向するように、本体(11)に取付けられた熱交換
器で、(21)(22)は熱交換器(20)の冷温水入口および出
口、(23)は熱交換器(20)の下方に設けられ、排出口(23
a)を有する露受皿、(24)は本体(11)とは別体に成形され
たチャンバブロックで、このチャンバブロックは第4図
に示すように構成されている。同図において、(25)は発
砲スチロール等の発砲樹脂で成形された上部ブロック
で、周縁には所定高さの外壁(26)が設けられ、中央部に
は貫通口(27)を有し、かつこの貫通口(27)の周縁には外
壁(26)と同高さの内壁(28)が設けられ、貫通口(27)の周
囲には内外壁(26),(28)によって空気通路(29)が形成さ
れている。また、上部ブロック(25)には上方へ突出する
細長形状の空気流入口(30)を有し、かつこの空気流入口
(30)と貫通口(27)の一側における空気通路(29)とを連通
する連通路(31)を有する。(32)は下部ブロックで、上部
ブロック同様、発砲樹脂で成形され、上部ブロック(25)
の空気通路(29)を覆うものであって、中央部には上部ブ
ロック(25)の貫通口(27)と同等の空気入口(33)、その両
側には空気通路(29)に連通する空気流出口(34)(35)を有
し、上下部ブロック(25),(32)の組立時は各ブロック(2
5),(32)のねじ用孔(36),(37)に取付ねじ(38)を挿通す
ることにより第5図に示すようにチャンバブロック(39)
が組立てられる。そして、このチャンバブロック(39)は
第3図に示すように空気流入口(30)の周壁をガイドとし
て仕切板(17)と本体(11)とによって形成された吹出側通
路(19)出口にシール材(40)を介して上下方向へ摺動可能
に装着される。従って、チャンバブロック(39)の貫通口
(27)および空気入口(33)内には吸込チャンバ(C)が形成
され、また、吹出側通路(19)からの吹出空気は第5図に
矢印で示すように空気流入口(30),連通路(31),各空気
通路(29),空気流出口(34),(35)へ至る一連の吹出チャ
ンバ(D)が形成される。(41)は上記吹出チャンバ(D)内に
設けられた左右風量調整板である。
更に、上記チャンバブロック(39)の下部には、吸込チャ
ンバ(C)及び吹出チャンバ(D)に各々連通する吸込路(2)
及び吹出路(3)を有した天井露出パネル(1)が装着されて
いる。上記吹出路(3)は、外パネル(5)及び中間パネル
(4)にて形成され、その内壁は第6図に示すように、結
露を防止するため発砲ゴムや発砲ポリエチレン等の厚手
の断熱部材A(6)及び断熱部材B(7)がボンド等で貼着さ
れていた。また、上記断熱部材B(7)は所定の半径Rを
持った凹曲面を有し、上記吹出路(3)の内部には、上記
断熱部材B(7)に対面した、同一半径Rを持った凸曲面
を有する流線形の風向調整ルーバ(8)が装着されること
により、吹出空気の風向を大幅に変更する事が可能であ
る事が既に実験的に実証されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の空気調和機は以上のように構成されいるので、大
形機種の場合、天井露出パネルに装着されている風向調
整ルーバが長くなった場合、風向調整ルーバの自重によ
るたわみが生じ、特に風向を水平方向に向けるよう風向
調整ルーバをセットした時、風力が加わり中央部分での
たわみが最大となり中央部での水平方向への吹出しが不
可能になる。このため、吹出気流の大幅な変更が不能と
なったり、所望の室内気流分布が得られない場合が多々
発生するという問題があった。
この考案は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、空気調和機の機種が大形化された場合で
も、風向調整ルーバが吹出口部分において所定の形状を
維持し、確実に吹出気流の調整ができ、設定通りの気流
分布が得られる空気調和機を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る空気調和機は、吹出路の内部に枢支され
た風向調整ルーバに、吹出路周壁の凹曲面部に対応する
凸曲面部を有する支え板を設け、所定の回動範囲におい
て上記凸曲面部が上記凹曲面部に当接し上記ルーバを上
下から支持する様に構成したものである。
〔作用〕
この考案における空気調和機は、風向調整ルーバに設け
た支え板により、風向調整ルーバがたわむのを支え、吹
出路内に枢支された風向調整ルーバの形状が、変化する
のを防ぐ。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第1
図において(6),(7)は天井露出パネル(1)の吹出路(3)の
周壁(3a)を形成する断熱部材A及びBである。(8)は吹
出路(3)の内部に枢支された風向調整ルーバで、第2図
(a)〜(d)に示す様にその両端をルーバホルダ(9)により
保持されている。(10)は上記風向調整ルーバ(8)の中央
部に、その一端をネジ(11)により取付けられた支え板
で、Rをもった他端は前記断熱部材B(6)の凹曲面部に
対応するように取付けられている。
第1図に示す様に風向調整ルーバ(8)がVの位置(第1
図実線位置)においては、風は垂直方向に、Hの位置
(第1図−点鎖線位置)においては、水平方向に吹出す
もので、VからHまでの範囲内で風向を調整する。そこ
で、風向調整ルーバ(8)はHの位置に近づくにつれ、風
の抵抗、荷重が大きくなり、たわみが生じやすくなる。
上記のように天井露出パネル(1)の吹出路(3)において
は、風向調整ルーバ(8)の中央部に支え板(10)を設け、
この支え板(10)の凸曲面部(10a)と断熱部材B(6)に形成
された吹出路(3)周壁の凹曲面部(3a)とが接することに
より、風向調整ルーバ(8)に生じるたわみは支えられ、
防がれる。つまり、風向調整ルーバ(8)を、垂直方向か
ら水平方向へと吹出気流を変更するため、点Cを中心に
回転した場合、支え板(10)は断熱部材B(6)に沿って移
動し、風の抵抗、荷重の影響を受ける範囲では風向調整
ルーバを支え、一様な吹出路の形状を持続する。
〔考案の効果〕
この考案においては、天井内に設置される本体、この本
体内上部を吸込側通路と吹出側通路とに二分する仕切
板、上部吸込側通路に収納された送風機、上部吹出側通
路に収納された熱交換器、中央部に位置して上記吸込側
通路に連通し、吸込チャンバとなる貫通孔と上記吹出側
通路に連通すると共に上記貫通孔の周壁を介してその周
囲に形成され、吹出チャンバとなる空気通路とを一体に
形成して構成され、上記本体下部に装着された上部ブロ
ックと、上記貫通孔に連通するように中央部に空気入口
とこの空気入口の周囲に形成され、上記空気通路と連通
する空気流出口とを有し、上記上部ブロックの下面を覆
う下部ブロックとからなるチャンバブロック、上部空気
入口に連通するように中央部に吸込路とこの吸込路の周
囲に位置して上記空気流出口に連通し、かつその周壁部
に凹曲面部が形成された吹出路とを有する天井露出パネ
ル及び上記吹出路内に位置するように枢支され、回動さ
せることによって風向を調整し得る風向調整ルーバを備
えたものにおいて、一端部に上記吹出路周壁の凹曲面部
に対応する凸面部が形成され、かつ他端部が上記ルーバ
に取付けられて上記ルーバと共に回動し、所定の回動範
囲において上記吹出路周壁の凹曲面部に当接して上記ル
ーバを下方から支持する支持板を設けたことにより空気
調和機を構成したので空気調和機の機種が大形化し、長
手の風向調整ルーバを使用する場合でも、風向調整ルー
バのたわみより、吹出気流の大幅な変更がなくなるとい
う問題がなくなり、確実に吹出気流の方向制御ができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による空気調和機の吹出路
の詳細断面図、第2図(a)はこの種の空気調和機を室内
側から見た抑視図、第2図(b)〜第2図(d)は第2図(a)
に示す空気調和機を構成する風向調整ルーバ枢支部の構
成図、第3図は従来のこの種の空気調和機の縦断面図、
第4図、第5図は同じく従来のこの種の空気調和機を構
成するチャンバブロックの分解斜視図及び外観斜視図、
第6図は第3図に示す空気調和機の空気吹出路部を示す
部分断面図である。これらの図において、(11)は本体、
(18)は吸込側通路、(19)は吹出側通路、(17)は仕切板、
(15)は送風機、(20)は熱交換器、(27)は貫通孔、(29)は
空気通路、(25)は上部ブロック、(33)は空気入口、(3
4),(35)は空気流出口、(32)は下部ブロック、(39)はチ
ャンバブロック、(2)は吸込路、(3)は吹出路、(8)は風
向調整ルーバ、(1)は天井露出パネル、(3a)は上記吹出
路、(3)周壁の凹曲面部、(10)は支え板、(10a)は支え板
(10)の凸面部である。 なお、各図中同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井内に設置される本体、この本体内上部
    を吸込側通路と吹出側通路とに二分する仕切板、上記吸
    込側通路に収納された送風機、上記吹出側通路に収納さ
    れた熱交換器、中央部に位置して上記吸込側通路に連通
    し、吸込チャンバとなる貫通孔と上記吹出側通路に連通
    すると共に上記貫通孔の周壁を介してその周囲に形成さ
    れ、吹出チャンバとなる空気通路とを一体に形成して構
    成され、上記本体下部に装着された上部ブロックと、上
    記貫通孔に連通するように中央部に空気入口とこの空気
    入口の周囲に形成され、上記空気通路と連通する空気流
    出口とを有し、上記上部ブロックの下面を覆う下部ブロ
    ックとからなるチャンバブロック、上記空気入口に連通
    するように中央部に吸込路とこの吸込路の周囲に位置し
    て、上記空気流出口に連通し、かつその周壁部に凹曲面
    部が形成された吹出路とを有する天井露出パネル及び上
    記吹出路内に位置するように枢支され、回動させること
    によって風向を調整し得る風向調整ルーバを備えたもの
    において、一端部に上記吹出路周壁の凹曲面部に対応す
    る凸面部が形成され、かつ他端部が上記ルーバに取付け
    られて上記ルーバと共に回動し、所定の回動範囲におい
    て上記吹出路周壁の凹曲面部に当接して上記ルーバを下
    方から支持する、支持板を設けたことを特徴とする空気
    調和機。
JP17099187U 1987-11-09 1987-11-09 空気調和機 Expired - Lifetime JPH065553Y2 (ja)

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JPH0175744U JPH0175744U (ja) 1989-05-23
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