JP2511614Y2 - 空気調和機の風向調整板支持構造 - Google Patents

空気調和機の風向調整板支持構造

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JP2511614Y2 JP2071491U JP2071491U JP2511614Y2 JP 2511614 Y2 JP2511614 Y2 JP 2511614Y2 JP 2071491 U JP2071491 U JP 2071491U JP 2071491 U JP2071491 U JP 2071491U JP 2511614 Y2 JP2511614 Y2 JP 2511614Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、吹出口に、吹出風を上
下方向に調整する風向調整板が設けられた空気調和機に
おいて、この風向調整板の端部に突設された支持軸が、
吹出口の側壁に形成された軸受孔に貫通支持されてなる
支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図4に示すように、吹出口1
に、吹出風を上下方向に調整する風向調整板2が設けら
れた空気調和機が知られている。この吹出口1には、吹
出風を左右方向に調整するための風向調整板3が多数枚
設けられるとともに、吹出風を上下方向に調整するため
の風向調整板2が吹出口1の左右に渡って1枚設けられ
ている。
【0003】従来より、この上下方向に吹出風を調整す
る風向調整板2は、図4ないし図6に示すように、この
風向調整板2を軸支するために、両端に支持軸21、2
2が設けられていた。この支持軸21、22のうち、一
方の支持軸21は、吹出口1の側壁11に形成された軸
受孔10を貫通して挿入され、回動自在に支持されてい
た。他方の支持軸22は、吹出口1の他方の側壁12を
貫通して挿入され、その貫通した端部がモータ4に接続
されていた。そして、このモータ4によって風向調整板
2を自動的に回動できるように構成されていた。また、
この側壁11には、吹出口1から吹き出される冷風によ
って結露が発生しないように、発泡スチロール等の断熱
材5が、接着剤等によって貼り付けられていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
空気調和機の風向調整板2の支持構造において、該風向
調整板2の一端の支持軸21は、単に吹出口1の側壁1
1に形成された軸受孔10に貫通して支持されているだ
けである。そのため、この風向調整板2を駆動するモー
タ4としてステッピングモータ等の若干でも振動の生じ
るモータを用いると、この振動が風向調整板2に伝わ
り、軸受孔10と支持軸21との間で異音が発生すると
いった不都合を生じることとなる。
【0005】また、側壁11に貼り付けられた断熱材5
も、脆弱で、かつ、樹脂材料とこすれると異音を発生す
るため、この断熱材5によって支持軸21を支持させる
ことができなかった。
【0006】本考案は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、部品点数を増やすことなく、簡単な構造で異音の発
生を防止することのできる空気調和機の風向調整板支持
構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の空気調和機の風
向調整板支持構造は、吹出口に、吹出風を上下方向に調
整する風向調整板が設けられた空気調和機において、こ
の風向調整板の端部に突設された支持軸が、吹出口の側
壁に形成された軸受孔に貫通支持されてなる支持構造で
あって、上記吹出口の側壁面に、弾性および断熱性を有
する支持部材が貼設され、該支持部材によって前記支持
軸が回動可能に弾性支持されたものである。
【0008】
【作用】本考案の空気調和機の風向調整板支持構造によ
ると、吹出口の側壁面に、弾性および断熱性を有する支
持部材を貼設し、該支持部材によって風向調整板の支持
軸を回動可能に弾性支持しているので、吹出口の側壁に
形成された軸受孔と、該軸受孔に貫通された支持軸との
間で振動が発生しても、支持部材の有する弾性によって
吸収されることとなる。また、支持部材の有する断熱性
によって、側壁の結露の発生が防止される。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1は空気調和機の風向調整板支持構造の
要部を示し、図2は同要部の分解斜視図、図3は同要部
の斜視図を示している。
【0011】すなわち,この風向調整板支持構造は、吹
出口1に、吹出風を上下方向に調整する風向調整板2が
設けられた空気調和機において、この風向調整板2の端
部に突設された支持軸21が、吹出口1の側壁11に形
成された軸受孔10に貫通支持されてなる支持構造であ
って、上記吹出口1の側壁11の外側の面に、弾性およ
び断熱性を有する支持部材6が貼設され、該支持部材6
によって前記支持軸21が回動可能に弾性支持されたも
のである。
【0012】支持部材6は、吹出口1の側壁11の外側
の面に接着剤等によって貼設さる。この支持部材6は、
側壁11の形状に対応した外形形状となされている。ま
た、この支持部材6には、軸受孔10と同心円で、風向
調整板2の支持軸21の直径に対し、若干小さくなされ
た軸嵌合孔60が形成されている。そして、この軸嵌合
孔60に風向調整板2の支持軸21を嵌合することで、
支持軸21が弾性支持されている。ただし、この支持軸
21は、風向調整板2の他端部側の支持軸22に接続さ
れたモータ4(図4参照)によって回転させられるた
め、この回転を可能とする程度に弾性支持しなければな
らない。これは、支持部材6の材質に応じて、軸嵌合孔
60の直径を適宜決定することで達成することができ
る。この支持部材6の材質としては、シリコン系のゴム
の発泡体等を用いることができる。この支持部材6は、
直圧成形もしくは打ち抜き成形等によって成形すること
が可能である。
【0013】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によると、吹
出口の側壁に形成された軸受孔と、該軸受孔に貫通され
た支持軸との間で振動が発生しても、支持部材の有する
弾性によって吸収することができるとともに、この支持
部材の有する断熱性によって、側壁の結露の発生を防止
することができるので、部品点数を増やすことなく、簡
単な構造で、異音の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る空気調和機の風向調整板支持構造
の要部概略を示す断面図である。
【図2】本考案に係る空気調和機の風向調整板支持構造
の要部概略を示す分解斜視図である。
【図3】本考案に係る空気調和機の風向調整板支持構造
の要部概略を示す斜視図である。
【図4】空気調和機の風向調整板支持構造の全体の概略
を示す部分斜視図である。
【図5】従来の空気調和機の風向調整板支持構造の概略
を示す分解斜視図である。
【図6】従来の空気調和機の風向調整板支持構造の概略
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 吹出口 11 側壁 10 軸受孔 2 風向調整板 21 支持軸 6 支持部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹出口に、吹出風を上下方向に調整する
    風向調整板が設けられた空気調和機において、この風向
    調整板の端部に突設された支持軸が、吹出口の側壁に形
    成された軸受孔に貫通支持されてなる支持構造であっ
    て、上記吹出口の側壁面に、弾性および断熱性を有する
    支持部材が貼設され、該支持部材によって前記支持軸が
    回動可能に弾性支持されたことを特徴とする空気調和機
    の風向調整板支持構造。
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