JP2633328B2 - 風向変更装置 - Google Patents

風向変更装置

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JP2633328B2
JP2633328B2 JP63257587A JP25758788A JP2633328B2 JP 2633328 B2 JP2633328 B2 JP 2633328B2 JP 63257587 A JP63257587 A JP 63257587A JP 25758788 A JP25758788 A JP 25758788A JP 2633328 B2 JP2633328 B2 JP 2633328B2
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成一 櫻井
謙一 高木
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Matsushita Refrigeration Co
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
    • F24F13/06Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
    • F24F13/072Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser of elongated shape, e.g. between ceiling panels

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は主として空気調和機等における風向変更装置
に関するものである。
従来の技術 最近、天井埋め込みタイプの空気調和機等は、化粧板
の省スペース化とととに部屋のデザインとマッチするよ
う配慮が施され、市場では高級感を意識したブリーズラ
イン風の極細の吹出口が切望されつつある。
以下図面を参照しながら、上述した従来の空気調和機
の風向変更装置の一例について説明する。
第3図は、従来の風向変更装置の垂直断面図である。
第3図において、1aは化粧板で、空気調和機の下面で
天井より露出する部分、1bは化粧板の端に位置する吹出
口、2は吹出口1bの外壁、3は吹出口1bの内壁、4は吹
出口1bの略中央部に軸支されたルーバで、軸5の上下方
向に延出しかつ両先端が外壁2側へ彎曲した円弧状をな
す。ただし、実線で示す位置が水平吹き状態で、破線で
示す位置が下吹き状態である。6は外壁2の曲面部で、
7は内壁3の突起部である。8は天井材で、外壁6の水
平部分と密接している。Aは曲面部6を避けるための天
井材8の端と外壁2の垂直部との距離で、Bは化粧板1a
のフランジ寸法で、天井材8の切口を覆うことを考慮し
て決定される。
以上のように構成された風向装置について、以下の動
作について説明する。
まず、ファン(図示せず)が運転されると吹出口1bに
風が流れルーバ4が下吹きの場合(破線で示す位置)、
圧力損失(以下圧損という)は少なく風量はほとんど低
下しない。
次にルーバ4を水平吹きにした場合(実線で示す位
置)、ルーバ4の下端と曲面部6との間隙を風は曲面部
6に沿って流れ、天井材8にも沿って流れてゆく。ま
た、ルーバ4の上端と内壁3との間隙にも風が流れ突起
7により、風向変更され前記曲面部6に沿った流れと合
流する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、ルーバ4が水
平吹きの状態では、ルーバ4自体が風路1bを閉鎖するに
近い形となり、ルーバ4の下端と外壁2との間隙および
ルーバ4の上端と内壁3との間隙が小さいため、圧損が
非常に増大し、風量が大巾に低下し、省エネルギーに反
し、騒音も増大するという欠点があった。また、曲面部
6が存在するためデザイン上、吹出口が広く見え、極細
の吹出口を実現しにくかった。
さらに、化粧板1aを天井にはめ込む際に、曲面部6が
天井材8に当たるため、寸法Aを確保しなければなら
ず、化粧板フランジの寸法Bが大きくなり結果的に化粧
板の小型化に反するという欠点も有していた。
以上、ルーバが水平吹き状態での風量の大巾低下、騒
音増大および吹出口の曲面部のため広く見えてしまうこ
と、かつ曲面部に天井材が当たるため化粧板が小型化で
きない課題があった。
本発明は、上記課題に鑑み、ルーバがどのような状態
でも風量の大巾な低下がなく騒音の増大も少なく吹出口
を細く見せかつ化粧板を小型化できる風向変更装置を得
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の風向変更装置は、
端部近傍に下方に開口する吹出口が形成され天井に露出
する化粧板と、前記吹出口の化粧板端部側の縁部から鉛
直上方に延びる外壁と、前記吹出口の化粧板反端部側の
縁部から鉛直上方に延びる内壁と、前記内壁の下端部に
設けられ下方に向かうにつれて化粧板端部側に傾斜した
傾斜面を構成する突起と、前記外壁の下端より上方かつ
前記外壁と前記内壁との間の略中央で前記外壁及び前記
内壁に平行かつ水平に設けられた軸と、前記軸から下方
に延出し前記軸に垂直な面で切断したときの切断面が下
方に向かうにつれて前記外壁に近づくように湾曲した略
円弧状であり前記軸を中心に回動するルーバとからな
り、前記ルーバを前記外壁側に最大に回動させたとき、
前記ルーバの反軸側先端が前記外壁の下端部に当接し、
この当接部分において前記ルーバの内壁側の凸曲面が前
記化粧板の略水平な下面となめらかに連続するように構
成したのである。
作用 本発明は上記した構成によって、ルーバを外壁側に最
大に回動させて水平吹き状態にしても、ルーバと内壁と
の間に吹出口の約半分の風路が確保され圧損が少ないた
め風量低下が少なく、騒音増大も少ない。かつルーバ形
状が軸に垂直な面で切断したときの切断面が下方に向か
うにつれて外壁に近づくように湾曲した略円弧状であり
コアンダ効果により風がルーバに付着し、その後、化粧
板の略水平な下面に沿って流れ天井材にも沿って流れる
ため、ルーバの傾きに応じ風向角度のスムーズな連続調
節ができる。また、外壁下端の曲面部を小さくできるた
め吹出口を細く見せかつ天井材とのすきまを小さくでき
化粧板を小型化することもできる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の風向変更装置について、図面
を参照しながら説明する。
第1図は風向変更装置の斜視図、第2図は風向変更装
置の垂直断面図である。
第1図および第2図において、9aは端部近傍に下方に
開口する吹出口9bが形成され天井に露出する化粧板であ
る。10は吹出口9bの化粧板端部側の縁部から鉛直上方に
延びる外壁である。11は吹出口9bの化粧板反端部側の縁
部から鉛直上方に延びる内壁である。12は内壁11の下端
部に設けられ下方に向かうにつれて化粧板端部側に傾斜
した傾斜面を構成する突起である。13はルーバであり、
外壁10の下端より上方かつ外壁10と内壁11との間の略中
央の内壁11の鉛直面からwの距離の位置で外壁11及び内
壁12に平行かつ水平に設けられた軸14を中心に回動す
る。また、ルーバ13は、軸14から下方に延出し軸14に垂
直な面で切断したときの切断面が下方に向かうにつれて
外壁10に近づくように湾曲した半径R(ただしRはWよ
り大)の略円弧状であり、ルーバ13を外壁10側に最大に
回動させたとき、ルーバ13の反軸側先端が外壁下端のコ
ーナ部15に当接し、この当接部分においてルーバ13の内
壁11側の凸曲面が化粧板9aの略水平な下面となめらかに
連続するように構成されている。16は天井材で、化粧板
9aの端部の上面と密接する。Cは天井材16の端と外壁10
の垂直部までの距離で、Dは化粧板フランジ寸法で、天
井材16の切口を覆うことを考慮して決められる。
以上のように構成された風向変更装置について、以下
第1図および第2図を用いてその動作を説明する。
まず、ファン(図示せず)が運転されると吹出口9bに
風が流れ、ルーバ13が下向きの場合(破線で示す位
置)、圧損は少なく、風量はほとんど低下しない。
次にルーバ13を水平吹きにした場合(実線で示す位
置)、ルーバ13の反軸側先端と外壁10のコーナ部15とが
当接し、この当接部分においてルーバ13の内壁11側の凸
曲面が化粧板9aの略水平な下面となめらかに連続する。
ファンから吹き出た風は、ルーバ軸14と内壁11の間を
通り、コアンダ効果によりルーバ13の内壁11側の凸曲面
に沿って流れ、ルーバ13の内壁11側の凸曲面と連続する
化粧板9aの略水平な下面および天井材16に沿って流れ
る。また、ルーバ軸14と内壁11の間を通る風のうち内壁
11に沿う流れは、突起12により風向変更され、前記ルー
バ13に沿う流れと合流する。
以上のように本実施例によれば、端部近傍に下方に開
口する吹出口9bが形成され天井に露出する化粧板9aと、
吹出口9bの化粧板端部側の縁部から鉛直上方に延びる外
壁10と、吹出口9bの化粧板反端部側の縁部から鉛直上方
に延びる内壁11と、内壁11の下端部に設けられ下方に向
かうにつれて化粧板端部側に傾斜した傾斜面を構成する
突起12と、外壁10の下端より上方かつ外壁10と内壁11と
の間の略中央で外壁11及び内壁12に平行かつ水平に設け
られた軸14と、軸14から下方に延出し軸14に垂直な面で
切断したときの切断面が下方に向かうにつれて外壁10に
近づくように湾曲した略円弧状であり軸14を中心に回動
するルーバ13とからなり、ルーバ13を外壁10側に最大に
回動させたとき、ルーバ13の反軸側先端が外壁下端のコ
ーナ部15に当接し、この当接部分においてルーバ13の内
壁11側の凸曲面が化粧板9aの略水平な下面となめらかに
連続するように構成したことにより、ルーバ13を水平吹
きにしたときでも圧損を少なきでき、風量の大幅な低下
を防ぎ騒音の増大も少なく、省エネルギーに寄与するこ
とができる。また、外壁10下端の曲面部を小さくできる
ため吹出内9bを細く見せかつ天井材16と外壁10との距離
Cを最小にでき、化粧板9aのフランジDが小さくなり化
粧板9a全体を小型化することができる。
発明の効果 以上のように本発明は、端部近傍に下方に開口する吹
出口が形成され天井に露出する化粧板と、前記吹出口の
化粧板端部側の縁部から鉛直上方に延びる外壁と、前記
吹出口の化粧板反端部側の縁部から鉛直上方に延びる内
壁と、前記内壁の下端部に設けられ下方に向かうにつれ
て化粧板端部側に傾斜した傾斜面を構成する突起と、前
記外壁の下端より上方かつ前記外壁と前記内壁との間の
略中央で前記外壁及び前記内壁に平行かつ水平に設けら
れた軸と、前記軸から下方に延出し前記軸に垂直な面で
切断したときの切断面が下方に向かうにつれて前記外壁
に近づくように湾曲した略円弧状であり前記軸を中心に
回動するルーバとからなり、前記ルーバを前記外壁側に
最大に回動させたとき、前記ルーバの反軸側先端が前記
外壁の下端部に当接し、この当接部分において前記ルー
バの内壁側の凸曲面が前記化粧板の略水平な下面となめ
らかに連続するように構成したことにより、水平吹き状
態になった時、コアンダ効果によりルーバの内壁側の凸
曲面に沿って流れ、ルーバの内壁側の凸曲面と連続する
化粧板の略水平な下面および天井材の下面へスムーズに
風を流すことができ、また、ルーバと内壁との間に吹出
口の約半分の風路が確保され、圧損が少ないため風量低
下が少なく省エネルギーに寄与でき、騒音増大も少な
い。かつ、ルーバの傾きと吹出し方向がほぼ一致してお
り、風向角度のスムーズな連続調節が可能であり、快適
空調を実現できる。また、外壁下端の曲面部を小さくで
きるため、吹出口を細く見せインテリア性を向上させる
とともに、天井材を外壁にギリギリ詰めることができ、
天井開口部の切口を覆うための化粧板フランジの寸法が
小さくて済み化粧板全体の大きさを小型化でき、省スペ
ース化にも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における風向変更装置の斜視
図、第2図は上記風向変更装置の垂直断面図、第3図は
従来の風向変更装置の垂直断面図である。 9b……吹出口、10……外壁、11……内壁、13……ルー
バ、14……軸、15……コーナ部、W……距離、R……半
径。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部近傍に下方に開口する吹出口が形成さ
    れ天井に露出する化粧板と、前記吹出口の化粧板端部側
    の縁部から鉛直上方に延びる外壁と、前記吹出口の化粧
    板反端部側の縁部から鉛直上方に延びる内壁と、前記内
    壁の下端部に設けられ下方に向かうにつれて化粧板端部
    側に傾斜した傾斜面を構成する突起と、前記外壁の下端
    より上方かつ前記外壁と前記内壁との間の略中央で前記
    外壁及び前記内壁に平行かつ水平に設けられた軸と、前
    記軸から下方に延出し前記軸に垂直な面で切断したとき
    の切断面が下方に向かうにつれて前記外壁に近づくよう
    に湾曲した略円弧状であり前記軸を中心に回動するルー
    バとからなり、前記ルーバを前記外壁側に最大に回動さ
    せたとき、前記ルーバの反軸側先端が前記外壁の下端部
    に当接し、この当接部分において前記ルーバの内壁側の
    凸曲面が前記化粧板の略水平な下面となめらかに連続す
    るように構成した風向変更装置。
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