JPH06159784A - 空気吹出口 - Google Patents
空気吹出口Info
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- JPH06159784A JPH06159784A JP4341698A JP34169892A JPH06159784A JP H06159784 A JPH06159784 A JP H06159784A JP 4341698 A JP4341698 A JP 4341698A JP 34169892 A JP34169892 A JP 34169892A JP H06159784 A JPH06159784 A JP H06159784A
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- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 12
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 11
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成及び操作により風向きの切り替
え、更には、風量の調整を可能とした空気吹出口を提供
すること。 【構成】 空気吹出口１は、ケース５と、ケース５に形
成された空気導入用開口１１及び空気排出用開口１３
と、ケース５の内部に設けられた弁体７とを備え、空気
導入用開口１１と空気排出用開口１３とはケース５の対
向する箇所に配置され、弁体７は空気導入用開口１１と
空気排出用開口１３とに沿って延在され、弁体７は空気
排出用開口１３寄りに位置する部分がケース５側に枢支
され、揺動することで、空気導入用開口１１から空気排
出用開口１３に至る第１の通路２１と、空気導入用開口
１１から第１の通路２１とは別の箇所を通り空気排出用
開口１３に至る第２の通路２３を画成するように構成さ
れ、第１の通路２１と第２の通路２３とは、空気排出用
開口１３寄りの部分の向きが互いに異なる。
え、更には、風量の調整を可能とした空気吹出口を提供
すること。 【構成】 空気吹出口１は、ケース５と、ケース５に形
成された空気導入用開口１１及び空気排出用開口１３
と、ケース５の内部に設けられた弁体７とを備え、空気
導入用開口１１と空気排出用開口１３とはケース５の対
向する箇所に配置され、弁体７は空気導入用開口１１と
空気排出用開口１３とに沿って延在され、弁体７は空気
排出用開口１３寄りに位置する部分がケース５側に枢支
され、揺動することで、空気導入用開口１１から空気排
出用開口１３に至る第１の通路２１と、空気導入用開口
１１から第１の通路２１とは別の箇所を通り空気排出用
開口１３に至る第２の通路２３を画成するように構成さ
れ、第１の通路２１と第２の通路２３とは、空気排出用
開口１３寄りの部分の向きが互いに異なる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空調、換気等を行なう
空気吹出口に関する。
空気吹出口に関する。
【０００２】
【従来の技術】空調、換気等を行なう空気吹出口は、従
来、空調、換気等を行なう空間に対して吹き出し空気が
均等に到達するように製作されており、複数の空気吹出
口を設ける場合には空間全体の空気の流れを考慮して設
置場所が決定され、空気量の調整は空気調整弁で、ま
た、風向の調整は、空気吹出口に設けられた案内羽根の
向きを変えることで行なわれている。
来、空調、換気等を行なう空間に対して吹き出し空気が
均等に到達するように製作されており、複数の空気吹出
口を設ける場合には空間全体の空気の流れを考慮して設
置場所が決定され、空気量の調整は空気調整弁で、ま
た、風向の調整は、空気吹出口に設けられた案内羽根の
向きを変えることで行なわれている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の空気吹出口の構造では、例えば、二方向に空
気を吹き出し、そのうちの一つを選択するような場合に
は、二つの空気吹出口を設け、各空気吹出口を空気調整
弁等の開閉により選択する必要があった。また、風向き
を変更するためには、案内羽根を一つずつ調整するため
手間が掛り、或は、専用のノズル式の空気吹出口を製作
する必要があった。特に、従来の空調システムでは、空
気流をなるべく人に感じさせず温湿度のみ調整すること
で快適環境を得るようにしていたのに対して、近年で
は、人にとって快適な空気流を作り出すことによって、
より快適感を向上させる傾向にあるため、空気流はより
重要度を増しつつある。
うな従来の空気吹出口の構造では、例えば、二方向に空
気を吹き出し、そのうちの一つを選択するような場合に
は、二つの空気吹出口を設け、各空気吹出口を空気調整
弁等の開閉により選択する必要があった。また、風向き
を変更するためには、案内羽根を一つずつ調整するため
手間が掛り、或は、専用のノズル式の空気吹出口を製作
する必要があった。特に、従来の空調システムでは、空
気流をなるべく人に感じさせず温湿度のみ調整すること
で快適環境を得るようにしていたのに対して、近年で
は、人にとって快適な空気流を作り出すことによって、
より快適感を向上させる傾向にあるため、空気流はより
重要度を増しつつある。
【０００４】本発明は前記事情に鑑み案出されたもので
あって、本発明の目的は、簡単な構成及び操作により風
向きの切り替え、更には、風量の調整を可能とした空気
吹出口を提供することにある。
あって、本発明の目的は、簡単な構成及び操作により風
向きの切り替え、更には、風量の調整を可能とした空気
吹出口を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、画成された空間に空調設備側からの空気を供
給する空気吹出口であって、ケースと、前記ケースに形
成され前記空調設備側に接続する空気導入用開口と、前
記ケースに形成され前記空間に臨む空気排出用開口と、
前記ケースの内部に設けられた弁体とを備え、前記空気
導入用開口と前記空気排出用開口とは前記ケースの対向
する箇所に配置され、前記弁体は前記空気導入用開口と
空気排出用開口とに沿って延在され、前記弁体は前記空
気排出用開口寄りに位置する部分がケース側に枢支さ
れ、揺動することで、前記空気導入用開口から空気排出
用開口に至る第１の通路と、前記空気導入用開口から前
記第１の通路とは別の箇所を通り空気排出用開口に至る
第２の通路を画成するように構成され、更に、前記第１
の通路と第２の通路とは、空気排出用開口寄りの部分の
向きが互いに異なることを特徴とする。
本発明は、画成された空間に空調設備側からの空気を供
給する空気吹出口であって、ケースと、前記ケースに形
成され前記空調設備側に接続する空気導入用開口と、前
記ケースに形成され前記空間に臨む空気排出用開口と、
前記ケースの内部に設けられた弁体とを備え、前記空気
導入用開口と前記空気排出用開口とは前記ケースの対向
する箇所に配置され、前記弁体は前記空気導入用開口と
空気排出用開口とに沿って延在され、前記弁体は前記空
気排出用開口寄りに位置する部分がケース側に枢支さ
れ、揺動することで、前記空気導入用開口から空気排出
用開口に至る第１の通路と、前記空気導入用開口から前
記第１の通路とは別の箇所を通り空気排出用開口に至る
第２の通路を画成するように構成され、更に、前記第１
の通路と第２の通路とは、空気排出用開口寄りの部分の
向きが互いに異なることを特徴とする。
【０００６】また、本発明は、前記空気排出用開口の幅
方向の中央に整流翼が設けられ、前記空気排出用開口寄
りに位置する弁体の部分はこの整流翼の後方で前記ケー
ス側に枢支されていることを特徴とする。また、本発明
は、前記空気導入用開口寄りに位置する前記弁体部分
が、揺動することで前記空気導入用開口の開口面積を変
えるように形成されていることを特徴とする。
方向の中央に整流翼が設けられ、前記空気排出用開口寄
りに位置する弁体の部分はこの整流翼の後方で前記ケー
ス側に枢支されていることを特徴とする。また、本発明
は、前記空気導入用開口寄りに位置する前記弁体部分
が、揺動することで前記空気導入用開口の開口面積を変
えるように形成されていることを特徴とする。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。まず、第１実施例から説明すると、図１は第１実
施例に係る空気吹出口の斜視図、図２（Ａ），（Ｂ）は
同概略平面図、図３は空気吹出口が設置された空間の概
略平面図を示す。１は空気吹出口で、空気吹出口１は空
調、換気等を行なうべき部屋３の四隅に夫々設けられて
いる。前記空気吹出口１はケース５と、ケース５の内部
に配設された弁体７等で構成され、空気吹出口１には空
調システムを構成するダクト９が接続される。
する。まず、第１実施例から説明すると、図１は第１実
施例に係る空気吹出口の斜視図、図２（Ａ），（Ｂ）は
同概略平面図、図３は空気吹出口が設置された空間の概
略平面図を示す。１は空気吹出口で、空気吹出口１は空
調、換気等を行なうべき部屋３の四隅に夫々設けられて
いる。前記空気吹出口１はケース５と、ケース５の内部
に配設された弁体７等で構成され、空気吹出口１には空
調システムを構成するダクト９が接続される。
【０００８】ケース５の一端には空気導入用開口１１が
形成され、他端には空気を吹き出す空気排出用開口１３
が形成され、空気導入用開口１１からは前記ダクト９に
結合すべき筒体１５が突設されている。また、空気排出
用開口１３の幅方向中央には整流翼１７が形成され、こ
の整流翼１７により空気排出用開口１３は右半部１３０
１と左半部１３０３の二つに仕切られている。前記弁体
７は平面視楕円形状を呈し、前記空気導入用開口１１か
らほぼ空気排出用開口１３にわたる長さで形成されてい
る。前記弁体７は空気導入用開口１１と空気排出用開口
１３の間、この実施例では、空気導入用開口１１と整流
翼１７との間に沿って配設され、前記整流翼１７の後方
に位置する弁体７の前端寄り部分７０１は軸１９を介し
てケース５に回転可能に支持されている。
形成され、他端には空気を吹き出す空気排出用開口１３
が形成され、空気導入用開口１１からは前記ダクト９に
結合すべき筒体１５が突設されている。また、空気排出
用開口１３の幅方向中央には整流翼１７が形成され、こ
の整流翼１７により空気排出用開口１３は右半部１３０
１と左半部１３０３の二つに仕切られている。前記弁体
７は平面視楕円形状を呈し、前記空気導入用開口１１か
らほぼ空気排出用開口１３にわたる長さで形成されてい
る。前記弁体７は空気導入用開口１１と空気排出用開口
１３の間、この実施例では、空気導入用開口１１と整流
翼１７との間に沿って配設され、前記整流翼１７の後方
に位置する弁体７の前端寄り部分７０１は軸１９を介し
てケース５に回転可能に支持されている。
【０００９】前記弁体７は軸１９を中心として揺動し、
空気導入用開口１１側に位置する弁体７の後端寄り部分
７０３が空気導入用開口１１の両側方向に移動する。そ
して、図２（Ａ）に示すように、後端寄り部分７０３が
空気導入用開口１１の左側に位置した全開位置では、空
気導入用開口１１からケース５の右半部の空間を延在し
空気排出用開口１３の右半部１３０１に至る第１の通路
２１が画成される。また、図（Ｂ）に示すように、後端
寄り部分７０３が空気導入用開口１１の右側に位置した
全開位置では、空気導入用開口１１からケース５の左半
部の空間を延在し空気排出用開口１３の左半部１３０３
に至る第２の通路２３が画成される。前記第１の通路２
１の空気排出用開口寄り部分２１０１と、前記第２の通
路２３の空気排出用開口寄り部分２３０１とは互いに逆
向きに形成されており、従って、第１の通路２１を通る
空気と、第２の通路２３を通る空気は、整流翼１７によ
り整流されつつ空気排出用開口１３から異なった方向に
吹き出される。
空気導入用開口１１側に位置する弁体７の後端寄り部分
７０３が空気導入用開口１１の両側方向に移動する。そ
して、図２（Ａ）に示すように、後端寄り部分７０３が
空気導入用開口１１の左側に位置した全開位置では、空
気導入用開口１１からケース５の右半部の空間を延在し
空気排出用開口１３の右半部１３０１に至る第１の通路
２１が画成される。また、図（Ｂ）に示すように、後端
寄り部分７０３が空気導入用開口１１の右側に位置した
全開位置では、空気導入用開口１１からケース５の左半
部の空間を延在し空気排出用開口１３の左半部１３０３
に至る第２の通路２３が画成される。前記第１の通路２
１の空気排出用開口寄り部分２１０１と、前記第２の通
路２３の空気排出用開口寄り部分２３０１とは互いに逆
向きに形成されており、従って、第１の通路２１を通る
空気と、第２の通路２３を通る空気は、整流翼１７によ
り整流されつつ空気排出用開口１３から異なった方向に
吹き出される。
【００１０】更に、前記各全開位置から前記弁体７の後
端寄り部分７０３が空気導入用開口１１側に移動してい
くと、空気導入用開口１１から吹き出される空気の風量
が制限される。尚、弁体７の揺動は、前記軸１９に適宜
部材を連結して手動式で行なってもよいし、或は、モー
タ等を前記軸１９に連結させて電動式で行なうようにし
てもよい。
端寄り部分７０３が空気導入用開口１１側に移動してい
くと、空気導入用開口１１から吹き出される空気の風量
が制限される。尚、弁体７の揺動は、前記軸１９に適宜
部材を連結して手動式で行なってもよいし、或は、モー
タ等を前記軸１９に連結させて電動式で行なうようにし
てもよい。
【００１１】本実施例に係る空気吹出口１によれば、上
述のような簡単な構成及び弁体７を揺動させるという簡
単な操作により、図３に実線及び点線で示すように、風
向きの切り替えが可能となり、また、風量の調整も可能
となる。従って、従来の吹出口によれば部屋３の四隅に
夫々二個ずつ必要だった空気吹出口が、本実施例に係る
空気吹出口１では一個でたり、意匠上、施工上、価格上
より有利となる。
述のような簡単な構成及び弁体７を揺動させるという簡
単な操作により、図３に実線及び点線で示すように、風
向きの切り替えが可能となり、また、風量の調整も可能
となる。従って、従来の吹出口によれば部屋３の四隅に
夫々二個ずつ必要だった空気吹出口が、本実施例に係る
空気吹出口１では一個でたり、意匠上、施工上、価格上
より有利となる。
【００１２】次に、第２実施例について説明すると、図
４（Ａ），（Ｂ）は第２実施例に係る空気吹出口３１の
概略平面図を示す。この第２実施例では弁体の形状が前
記第１実施例と異なる。
４（Ａ），（Ｂ）は第２実施例に係る空気吹出口３１の
概略平面図を示す。この第２実施例では弁体の形状が前
記第１実施例と異なる。
【００１３】前記空気吹出口３１はケース３５と、ケー
ス３５の内部に配設された弁体３７等で構成されてい
る。ケース３５の一端には空気導入用開口４１が形成さ
れ、他端には空気を吹き出す空気排出用開口４３が形成
され、ケース３５の空気導入用開口４１部分は平面視円
弧面で形成され、空気導入用開口４１からは前記ダクト
９に接続すべき筒体４５が突設されている。また、前記
空気排出用開口４３の幅方向中央には整流翼４７が形成
され、この整流翼１７により空気排出用開口４３は右半
部４３０１と左半部４３０３の二つに仕切られている。
ス３５の内部に配設された弁体３７等で構成されてい
る。ケース３５の一端には空気導入用開口４１が形成さ
れ、他端には空気を吹き出す空気排出用開口４３が形成
され、ケース３５の空気導入用開口４１部分は平面視円
弧面で形成され、空気導入用開口４１からは前記ダクト
９に接続すべき筒体４５が突設されている。また、前記
空気排出用開口４３の幅方向中央には整流翼４７が形成
され、この整流翼１７により空気排出用開口４３は右半
部４３０１と左半部４３０３の二つに仕切られている。
【００１４】前記弁体３７は空気導入用開口４１と整流
翼４７との間に沿って配設されている。前記弁体３７は
平面視横長形状を呈し、前記整流翼４７の後方に位置す
る弁体３７の前端寄り部分３７０１は軸４９を介してケ
ース３５に回転可能に支持されている。また、前記空気
導入用開口４１寄りに位置する前記弁体３７の後端寄り
部分３７０３は前記空気導入用開口４１よりも大きな幅
で、前記ケース３５の空気導入用開口４１部分の円弧面
に対応した円弧面で形成されている。
翼４７との間に沿って配設されている。前記弁体３７は
平面視横長形状を呈し、前記整流翼４７の後方に位置す
る弁体３７の前端寄り部分３７０１は軸４９を介してケ
ース３５に回転可能に支持されている。また、前記空気
導入用開口４１寄りに位置する前記弁体３７の後端寄り
部分３７０３は前記空気導入用開口４１よりも大きな幅
で、前記ケース３５の空気導入用開口４１部分の円弧面
に対応した円弧面で形成されている。
【００１５】前記弁体３７は軸４９を中心として揺動
し、空気導入用開口４１側に位置する弁体３７の後端寄
り部分３７０３が空気導入用開口４１の両側方向に移動
する。そして、図４（Ａ）に示すように、後端寄り部分
３７０３が空気導入用開口４１の左側に位置した全開位
置では、空気導入用開口４１からケース３５の右半部の
空間を延在し空気排出用開口４３の右半部４３０１に至
る第１の通路５１が画成される。また、図（Ｂ）に示す
ように、後端寄り部分３７０３が空気導入用開口４１の
右側に位置した全開位置では、空気導入用開口４１から
ケース３５の左半部の空間を延在し空気排出用開口４３
の左半部４３０３に至る第２の通路５３が画成される。
し、空気導入用開口４１側に位置する弁体３７の後端寄
り部分３７０３が空気導入用開口４１の両側方向に移動
する。そして、図４（Ａ）に示すように、後端寄り部分
３７０３が空気導入用開口４１の左側に位置した全開位
置では、空気導入用開口４１からケース３５の右半部の
空間を延在し空気排出用開口４３の右半部４３０１に至
る第１の通路５１が画成される。また、図（Ｂ）に示す
ように、後端寄り部分３７０３が空気導入用開口４１の
右側に位置した全開位置では、空気導入用開口４１から
ケース３５の左半部の空間を延在し空気排出用開口４３
の左半部４３０３に至る第２の通路５３が画成される。
【００１６】前記第１の通路５１の空気排出用開口寄り
部分５１０１と、前記第２の通路５３の空気排出用開口
寄り部分５３０１とは互いに逆向きに形成されており、
空気排出用開口４３の右半部４３０１と左半部４３０３
には前記向きに対応した向きで案内羽根５５が夫々設け
られている。従って、第１の通路５１を通る空気と、第
２の通路５３を通る空気は、空気排出用開口４３の右半
部４３０１と左半部４３０３から整流翼４７及び案内羽
根５５により整流されつつ異なった方向に吹き出され
る。
部分５１０１と、前記第２の通路５３の空気排出用開口
寄り部分５３０１とは互いに逆向きに形成されており、
空気排出用開口４３の右半部４３０１と左半部４３０３
には前記向きに対応した向きで案内羽根５５が夫々設け
られている。従って、第１の通路５１を通る空気と、第
２の通路５３を通る空気は、空気排出用開口４３の右半
部４３０１と左半部４３０３から整流翼４７及び案内羽
根５５により整流されつつ異なった方向に吹き出され
る。
【００１７】前記各全開位置から前記弁体３７の後端寄
り部分３７０３が空気導入用開口４１側に移動していく
と、空気導入用開口４１から吹き出される空気の風量が
制限され、更に、この第２実施例では、後端寄り部分３
７０３が空気導入用開口４１に臨んだ位置では、空気導
入用開口４１が閉塞されるように形成されている。この
ような第２実施例によっても、前記第１実施例と同様
に、簡単な構成及び操作により風向きの切り替え、風量
の調整が可能となる。
り部分３７０３が空気導入用開口４１側に移動していく
と、空気導入用開口４１から吹き出される空気の風量が
制限され、更に、この第２実施例では、後端寄り部分３
７０３が空気導入用開口４１に臨んだ位置では、空気導
入用開口４１が閉塞されるように形成されている。この
ような第２実施例によっても、前記第１実施例と同様
に、簡単な構成及び操作により風向きの切り替え、風量
の調整が可能となる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、画成され
た空間に空調設備側からの空気を供給する空気吹出口で
あって、ケースと、前記ケースに形成され前記空調設備
側に接続する空気導入用開口と、前記ケースに形成され
前記空間に臨む空気排出用開口と、前記ケースの内部に
設けられた弁体とを備え、前記空気導入用開口と前記空
気排出用開口とは前記ケースの対向する箇所に配置さ
れ、前記弁体は前記空気導入用開口と空気排出用開口と
に沿って延在され、前記弁体は前記空気排出用開口寄り
に位置する部分がケース側に枢支され、揺動すること
で、前記空気導入用開口から空気排出用開口に至る第１
の通路と、前記空気導入用開口から前記第１の通路とは
別の箇所を通り空気排出用開口に至る第２の通路を画成
するように構成され、更に、前記第１の通路と第２の通
路とは、空気排出用開口寄りの部分の向きが互いに異な
るように構成されているので、簡単な構成及び操作によ
り、風向きの切り替えや風量の調整が可能な空気吹出口
が得られ、従来の空気吹出口に較べて個数を削減でき、
意匠上、施工上、価格上より有利となる。
た空間に空調設備側からの空気を供給する空気吹出口で
あって、ケースと、前記ケースに形成され前記空調設備
側に接続する空気導入用開口と、前記ケースに形成され
前記空間に臨む空気排出用開口と、前記ケースの内部に
設けられた弁体とを備え、前記空気導入用開口と前記空
気排出用開口とは前記ケースの対向する箇所に配置さ
れ、前記弁体は前記空気導入用開口と空気排出用開口と
に沿って延在され、前記弁体は前記空気排出用開口寄り
に位置する部分がケース側に枢支され、揺動すること
で、前記空気導入用開口から空気排出用開口に至る第１
の通路と、前記空気導入用開口から前記第１の通路とは
別の箇所を通り空気排出用開口に至る第２の通路を画成
するように構成され、更に、前記第１の通路と第２の通
路とは、空気排出用開口寄りの部分の向きが互いに異な
るように構成されているので、簡単な構成及び操作によ
り、風向きの切り替えや風量の調整が可能な空気吹出口
が得られ、従来の空気吹出口に較べて個数を削減でき、
意匠上、施工上、価格上より有利となる。
【図１】第１実施例に係る空気吹出口の斜視図である。
【図２】図２（Ａ），（Ｂ）は第１実施例に係る空気吹
出口の概略平面図である。
出口の概略平面図である。
【図３】第１実施例に係る空気吹出口が設置された空間
の概略平面図である。
の概略平面図である。
【図４】図４（Ａ），（Ｂ）は第２実施例に係る空気吹
出口の概略平面図である。
出口の概略平面図である。
１，３１ 空気吹出口 ５，３５ ケース ７，３７ 弁体 ９ ダクト １１，４１ 空気導入用開口 １３，４３ 空気排出用開口 １７，４７ 整流翼 １９，４９ 軸 ２１，５１ 第１の通路 ２３，５３ 第２の通路
Claims (3)
- 【請求項１】 画成された空間に空調設備側からの空気
を供給する空気吹出口であって、 ケースと、 前記ケースに形成され前記空調設備側に接続する空気導
入用開口と、 前記ケースに形成され前記空間に臨む空気排出用開口
と、 前記ケースの内部に設けられた弁体とを備え、 前記空気導入用開口と前記空気排出用開口とは前記ケー
スの対向する箇所に配置され、 前記弁体は前記空気導入用開口と空気排出用開口とに沿
って延在され、 前記弁体は前記空気排出用開口寄りに位置する部分がケ
ース側に枢支され、揺動することで、前記空気導入用開
口から空気排出用開口に至る第１の通路と、前記空気導
入用開口から前記第１の通路とは別の箇所を通り空気排
出用開口に至る第２の通路を画成するように構成され、 更に、前記第１の通路と第２の通路とは、空気排出用開
口寄りの部分の向きが互いに異なる、 ことを特徴とする空気吹出口。 - 【請求項２】 前記空気排出用開口の幅方向の中央には
整流翼が設けられ、前記空気排出用開口寄りに位置する
弁体の部分はこの整流翼の後方で前記ケース側に枢支さ
れている請求項１記載の空気吹出口。 - 【請求項３】 前記空気導入用開口寄りに位置する前記
弁体部分は、揺動することで前記空気導入用開口の開口
面積を変えるように形成されている請求項１または２記
載の空気吹出口。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4341698A JPH06159784A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 空気吹出口 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4341698A JPH06159784A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 空気吹出口 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06159784A true JPH06159784A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=18348085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4341698A Pending JPH06159784A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 空気吹出口 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06159784A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102011112109A1 (de) * | 2011-09-02 | 2013-03-07 | Stiebel Eltron Gmbh & Co. Kg | Lüftervorrichtung |
| US8951102B2 (en) * | 2005-05-26 | 2015-02-10 | Faurecia Interieur Industrie | Ventilation means with orientation and flow rate adjustment obtained by rotating a profiled body |
| JP2017124830A (ja) * | 2014-12-11 | 2017-07-20 | 豊和化成株式会社 | レジスタ |
| DE102020216529A1 (de) | 2020-12-23 | 2022-06-23 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Lüftungsausströmer, Lüftungssystem und Kraftfahrzeug |
| WO2023128640A1 (ko) * | 2022-01-03 | 2023-07-06 | 한양대학교 산학협력단 | 공기 배출 장치 |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP4341698A patent/JPH06159784A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8951102B2 (en) * | 2005-05-26 | 2015-02-10 | Faurecia Interieur Industrie | Ventilation means with orientation and flow rate adjustment obtained by rotating a profiled body |
| DE102011112109A1 (de) * | 2011-09-02 | 2013-03-07 | Stiebel Eltron Gmbh & Co. Kg | Lüftervorrichtung |
| JP2017124830A (ja) * | 2014-12-11 | 2017-07-20 | 豊和化成株式会社 | レジスタ |
| DE102020216529A1 (de) | 2020-12-23 | 2022-06-23 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Lüftungsausströmer, Lüftungssystem und Kraftfahrzeug |
| DE102020216529B4 (de) | 2020-12-23 | 2024-01-25 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Lüftungsausströmer, Lüftungssystem und Kraftfahrzeug |
| US11938790B2 (en) | 2020-12-23 | 2024-03-26 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Ventilation outlet, ventilation system and motor vehicle |
| WO2023128640A1 (ko) * | 2022-01-03 | 2023-07-06 | 한양대학교 산학협력단 | 공기 배출 장치 |
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