JPH0439046Y2 - - Google Patents

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JPH0439046Y2
JPH0439046Y2 JP1987066008U JP6600887U JPH0439046Y2 JP H0439046 Y2 JPH0439046 Y2 JP H0439046Y2 JP 1987066008 U JP1987066008 U JP 1987066008U JP 6600887 U JP6600887 U JP 6600887U JP H0439046 Y2 JPH0439046 Y2 JP H0439046Y2
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JP
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ventilation
door
center
duct
ventilation duct
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JP1987066008U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車室内前部にセンタ吹出口とサイド
吹出口とからなるベンチレーシヨン吹出口を備
え、センタ吹出口とサイド吹出口の吹出し制御を
行なう車輌用空調装置のベンチレーシヨンドア構
造に関する。
(従来の技術) 従来の車輌用空調装置では、空調ダクトの下流
側にセンタベンチレーシヨンダクトやサイドベン
チレーシヨンダクトの入口が連結され、センタベ
ンチレーシヨンダクトのセンタ吹出口が車室内前
部中央に臨むよう、またサイドベンチレーシヨン
ダクトのサイド吹出口が車室内前部両側に臨むよ
う、それぞれ、配置されている。
また、これらの各吹出口の吹出し制御を行なう
ため、各所にベンチレーシヨンドアが設けられた
ものがある(例えば、特開昭62−8822号公報)。
この種の空調装置では、各ベンチレーシヨンダ
クトの入口と、サイド吹出口のそれぞれの箇所
に、吹出し制御用のベンチレーシヨンドアが設け
られており、各ベンチレーシヨンドアを別々に操
作することにより、センタ吹出口からのみ吹出さ
せたり、またセンタ吹出口およびサイド吹出口の
双方から吹出させる構造となつている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来技術においては、各ダ
クトの入口やサイド吹出口に別個にドアが設けら
れているため、ドア数が多数となるとともに、各
吹出口からの吹出し制御の操作が煩雑となる不具
合があつた。
他方、ロータリーダンパ式のものも知られてい
るが、ロータリーダンパを収納するためのスペー
スを必要として装置が大型化する不都合がある。
そこで、本考案は、ベンチレーシヨン吹出口の
吹出し制御を一つのドアにより可能とすることに
より、上記問題点を解決することを第1の目的と
している。更に本考案は、一つのドアの場合に生
じ得る空気漏れ、とりわけサイドベンチレーシヨ
ンダクト入口における空気漏れを可及的に阻止で
きる構造を得ることを第2の目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案の車輌用空調装置のベンチレーシヨンド
ア構造は、空調ダクトの下流側に入口が連結しそ
のセンタ吹出口が車室前部中央に設置されるセン
タベンチレーシヨンダクトと、空調ダクトの下流
側に入口が連結しそのサイド吹出口が車室前部両
側に設置されるサイドベンチレーシヨンダクトと
を有する車輌用空調装置において、前記空調ダク
トの下流側と、前記センタベチレーシヨンダクト
およびサイドベンチレーシヨンダクトとの分岐部
にこれらの分岐部をとり込んだドア室を形成し、
このドア室内に空調ダクトの出口を開閉する板状
のベンチレーシヨンドアを揺動可能に設け、前記
ドア室の前記ベンチレーシヨンドア揺動可能に沿
う面上に前記センタベンチレーシヨンダクトおよ
びサイドベンチレーシヨンダクトの入口を設ける
とともに、これら双方の入口を、前記ベンチレー
シヨンドアの揺動方向に沿つた異なる位置に設
け、前記ベンチレーシヨンドアに前記サイドベン
チレーシヨンダクトの入口を開閉する突片を形成
し、前記ベンチレーシヨンドアの揺動に伴ない前
記センタベンチレーシヨンダクトおよびサイドベ
ンチレーシヨンダクト双方の開閉、並びに、前記
センタベンチレーシヨンダクトとサイドベンチレ
ーシヨンダクトの一方が開閉がなされるように構
成したものである。
(作用) ベンチレーシヨンドアを揺動し空調ダクトの出
口が開かれると、空調ダクトの出口がセンタベン
チレーシヨンダクトの入口又はサイドベンチレー
シヨンダクトの入口の一方にドア室を介して連通
し、センタ吹出口かサイド吹出口の一方からの吹
出しが行なわれる。
更にベンチレーシヨンドアを揺動すると、空調
ダクトの出口がサイドベンチレーシヨンダクトの
入口又はセンタベンチレーシヨンダクトの入口の
他方ともドア室を介して連通し、センタ吹出口と
サイド吹出口の双方からの吹出しが行なわれる。
そして、ベンチレーシヨンドアの揺動に伴ない、
該ドアの突片がサイドベンチレーシヨンダクトの
入口を閉塞することとなるが、この閉塞により、
当該入口の閉塞効果が高められる。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は車輌用空調ユニツトを示し、上流側か
ら下流側に、順次、ブロアユニツト1、クーリン
グユニツト2およびヒータユニツトの空調ダクト
3が連結され、該空調ダクト3の上部にドアケー
ス4が設けられている。ドアケース4にはセンタ
ベンチレーシヨンダクト5と左右のサイドベンチ
レーシヨンダクト6および7が連結され、第3図
bに示すようにセンタベンチレーシヨンダクト5
のセンタ吹出口5Bが車室内前部の中央部に設置
される一方、サイドベンチレーシヨンダクト6,
7のサイド吹出口6B,7Bが車室内前部の左右
に設置されている。
また、第2図および第4図a,bに示すよう
に、ドアケース4の図中下部には空調ダクト3の
出口3Aが設けられ、この出口3Aを通じて冷房
或いは暖房空気がドア室4Aに送給される。
上記ドア室4Aには上記出口3Aを開閉する長
方形状をなす板状のベンチレーシヨンドア8が配
置され、このベンチレーシヨンドア8はその基端
側がドアケース4Aに回動自在に枢支されたロツ
ド11に固着されている。ロツド11は一端側が
屈曲したアーム11Aに形成され、アーム11A
がワイヤ12等の操作機構を介して、第3図aに
示すような車室内のフロントパネル13に設けら
れたレバー14に連結されている。そして、レバ
ー14の操作により、ベンチレーシヨンドア8が
上記出口3Aと対面する方向に所定範囲に亘つて
揺動し、出口3Aが開閉される。
上記ドア室4Aはベンチレーシヨンドア8の揺
動に対応した形状に形成され、揺動するベンチレ
ーシヨンドア8先端部に沿うドア室4Aの周面に
はセンタベンチレーシヨンダクト5のセンタ入口
5Aが設けられており、揺動するベンチレーシヨ
ンドア8の両側部に沿うドア室4Aの周面には左
右のサイドベンチレーシヨンダクト6,7のサイ
ド入口6A,7Aが各々設けられている。
これらの入口5Aと6A,7Aのうち、センタ
入口5Aは、サイド入口6A,7Aよりも上流側
に位置するように設けられ、本実施例では、セン
タ入口5Aがベンチレーシヨンドア8により全開
となつた後に、サイド入口6A,7Aが次第に開
通されるように互いに位置をずらして設けられて
いる。更に、ベンチレーシヨンドア8の両側部に
は、サイド入口6A,7Aを閉塞可能な面積を有
し半円形の板状をなす突片9,10が、ドア室4
Aの周面に沿つて突設されており、この突片9,
10により、各サイド入口6A,7Aが、センタ
入口5Aの全開時に閉塞される。これらの突片
9,10は、製作上、ドア室4Aとベンチレーシ
ヨンドア8の間に僅かな隙間が形成されるので、
この隙間を通じてサイド入口6A,7Aに空気が
流入するため、これを最小限に留め、閉塞効果を
高めるために設けられたものである。
このようなベンチレーシヨンドア構造は、第3
図aに示すレバー14をベンチレーシヨンモード
以外に切換えると、ワイヤ12の操作によりロツ
ド11が回動して、ベンチレーシヨンドア8によ
り出口3Aが閉塞された状態となる。
レバー14を第3図aに示すようにC/V(セ
ンタベンチレーシヨン)に移動すると、第4図a
に示すように、これとともにロツド11の回動に
伴つてベンチレーシヨンドア8が揺動して、セン
タ入口5Aが全開状態となるとともに、ドア室4
Aの左右両側のサイド入口6A,7Aが突片9,
10により閉塞され、車室内にはセンタ吹出口5
Bのみから空気が吹出される。
また、レバー14をVENTに移動すると、第
4図bに示すように、これとともにベンチレーシ
ヨンドア8が更に上方に揺動して、センタ入口5
Aが全開状態で、且つ、サイド入口6A,7Aも
全開状態となり、車室内にはセンタ吹出口5Bと
サイド吹出口6B,7Bの双方から空気が吹出さ
れる。したがつて、乗用車の後部座席の乗員に主
に送風した場合にはレバーをC/Vに選択すれば
よく、そして一つのベンチレーシヨンドアにより
吹出し制御が可能となるので部品点数が減少し、
これに伴つて操作機構の簡素化を図ることができ
る。
尚、上記実施例では、センタ入口5Aをサイド
入口6A,7Aよりも上流側に設けた場合につい
て説明したが、第5図ないし第6図に示すよう
に、サイド入口6A,7Aをセンタ入口5Aより
も上流側に設けることもできる。この場合には、
センタ入口5Aを、ベンチレーシヨンドア8によ
りサイド入口6A,7Aが全開となつた後に開通
する位置に設ければよく、第5図aに示すように
レバー14をS/V(サイドベンチレーシヨン)
にすれば、左右のサイド吹出口6B,7Bからの
み、空気が吹出され(第6図a参照)、レバー1
4をVENTにすれば、センタ吹出口5Bと左右
のサイド吹出口6B,7Bの双方から空気が吹出
されることとなる(第6図b参照)。したがつて
左右の乗員に主に送風したい場合にはレバーを
S/Vに選択すればよい。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように構成され、一つ
のベンチレーシヨンドアにより吹出し制御が可能
となるため、従来のような複数のベンチレーシヨ
ンドアが不要となる。とりわけ本考案は、ベンチ
レーシヨンドアに突片が設けられているので、一
のベンチレーシヨンドアでありながら、サイドベ
ンチレーシヨンダクト入口に対する閉塞効果を可
及的に高めることが可能となる。このように本考
案によれば、操作機構の簡素化を図ることがで
き、その結果、部品点数の削減を図ることができ
るとともに、コストの低減を図ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示
し、第1図は車輌用空調装置を示す概略正面図、
第2図はベンチレーシヨンドア構造を示す概略斜
視図、第3図aはフロントパネルを示す正面図、
第3図bは車室前部を示す正面図、第4図aおよ
びbはベンチレーシヨンドアの動作をそれぞれ説
明する概略説明図、第5図および第6図は本考案
の他の実施例を示し、第5図aはセンタパネルの
正面図、第5図bは車室前部を示す正面図、第6
図aおよびbはベンチレーシヨンドアの動作をそ
れぞれ説明する概略説明図である。 3……空調ダクト、3A……空調ダクトの出
口、4A……ドア室、5……センタベンチレーシ
ヨンダクト、5A,6A,7A……入口、5B,
6B,7B……吹出口、6,7……サイドベンチ
レーシヨンダクト、8……ベンチレーシヨンド
ア、9,10……突片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 空調ダクトの下流側に入口が連結しそのセン
    タ吹出口が車室前部中央に設置されるセンタベ
    ンチレーシヨンダクトと、空調ダクトの下流側
    に入口が連結しそのサイド吹出口が車室前部両
    側に設置されるサイドベンチレーシヨンダクト
    とを有する車輌用空調装置において、 前記空調ダクトの下流側と、前記センタベン
    チレーシヨンダクトおよびサイドベンチレーシ
    ヨンダクトとの分岐部にこれらの分岐部をとり
    込んだドア室を形成し、このドア室内に空調ダ
    クトの出口を開閉する板状のベンチレーシヨン
    ドアを揺動可能に設け、前記ドア室の前記ベン
    チレーシヨンドア揺動方向に沿う面上に前記セ
    ンタベンチレーシヨンダクトおよびサイドベン
    チレーシヨンダクトの入口を設けるとともに、
    これら双方の入口を、前記ベンチレーシヨンド
    アの揺動方向に沿つた異なる位置に設け、前記
    ベンチレーシヨンドアに前記サイドベンチレー
    シヨンダクトの入口を開閉する突片を形成し、
    前記ベンチレーシヨンドアの揺動に伴ない前記
    センタベンチレーシヨンダクトおよびサイドベ
    ンチレーシヨンダクト双方の開閉、並びに、前
    記センタベンチレーシヨンダクトとサイドベン
    チレーシヨンダクトの一方の開閉がなされるよ
    うにしたことを特徴とする車輌用空調装置のベ
    ンチレーシヨンドア構造。 2 前記センタベンチレーシヨンダクトの入口
    を、サイドベンチレーシヨンダクトの入口より
    も上流に設けた実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の車輌用空調装置のベンチレーシヨンドア
    構造。 3 前記サイドベンチレーシヨンダクトの入口
    を、センタベンチレーシヨンダクトの入口より
    も上流に設けた実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の車輌用空調装置のベンチレーシヨンドア
    構造。
JP1987066008U 1987-04-30 1987-04-30 Expired JPH0439046Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987066008U JPH0439046Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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Publication Number Publication Date
JPS63172712U JPS63172712U (ja) 1988-11-09
JPH0439046Y2 true JPH0439046Y2 (ja) 1992-09-11

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