JPS5810251B2 - 自動車用空気調和装置の吹出風分配構造 - Google Patents
自動車用空気調和装置の吹出風分配構造Info
- Publication number
- JPS5810251B2 JPS5810251B2 JP54082034A JP8203479A JPS5810251B2 JP S5810251 B2 JPS5810251 B2 JP S5810251B2 JP 54082034 A JP54082034 A JP 54082034A JP 8203479 A JP8203479 A JP 8203479A JP S5810251 B2 JPS5810251 B2 JP S5810251B2
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- Japan
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- door
- air
- heater
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- Prior art date
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- Expired
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
- B60H1/00821—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
- B60H1/00835—Damper doors, e.g. position control
- B60H1/00857—Damper doors, e.g. position control characterised by the means connecting the initiating means, e.g. control lever, to the damper door
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、自動車用空気調和装置の吹出風分配構造に
係り、特に、空気調和装置のヒータユニットに設けたデ
フロスタ吹出口、ベンチレータ吹出口及びヒータ吹出口
より吹き出す冷風あるいは温風の制御をする吹出風分配
構造に関する。
係り、特に、空気調和装置のヒータユニットに設けたデ
フロスタ吹出口、ベンチレータ吹出口及びヒータ吹出口
より吹き出す冷風あるいは温風の制御をする吹出風分配
構造に関する。
従来のヒータユニットＨとしては、第１図及び第２図に
示すように、その内部にヒータコア１とこのヒータコア
１を通過する風量を制御する二枚のエアミックスドア２
ａ、２ｂとを設け、一方のエアミックスドア２ｂ及びヒ
ータコア１の下流にはエアミックスチャンバ２３を形成
し、このエアミックスチャンバ２３内にブロア２０を配
設すると共にエアミックスチャンバ２３の外周に沿って
下部より上部にかけてこのエアミックスチャンバ２３内
で形成した適温風の通路３を形成し、この通路３の下部
にヒータ吹出口６を開設すると共に通路３上部にはベン
チレータ吹出口５とデフロスタ吹出口４とを開設し、更
に、通路３内には、ヒータ吹出口６さ、ベンチレータ吹
出口５及びデフロスタ吹出口４へと通じる通路３とに適
温風を分配するフートドア２１と、ベンチレータ吹出口
５とデフロスタ吹出口４とに適温風を分配するベントド
ア１９とを配設し、これらのベントドア１９とフートド
ア２１の開閉操作を図示外のモードレバーによって行う
ようにしている。
示すように、その内部にヒータコア１とこのヒータコア
１を通過する風量を制御する二枚のエアミックスドア２
ａ、２ｂとを設け、一方のエアミックスドア２ｂ及びヒ
ータコア１の下流にはエアミックスチャンバ２３を形成
し、このエアミックスチャンバ２３内にブロア２０を配
設すると共にエアミックスチャンバ２３の外周に沿って
下部より上部にかけてこのエアミックスチャンバ２３内
で形成した適温風の通路３を形成し、この通路３の下部
にヒータ吹出口６を開設すると共に通路３上部にはベン
チレータ吹出口５とデフロスタ吹出口４とを開設し、更
に、通路３内には、ヒータ吹出口６さ、ベンチレータ吹
出口５及びデフロスタ吹出口４へと通じる通路３とに適
温風を分配するフートドア２１と、ベンチレータ吹出口
５とデフロスタ吹出口４とに適温風を分配するベントド
ア１９とを配設し、これらのベントドア１９とフートド
ア２１の開閉操作を図示外のモードレバーによって行う
ようにしている。
このような従来のヒータユニットＨにおいては、ベント
ドア１９によるベンチレータ吹出口５の開閉動作とフー
トドア２１によるヒータ吹出口６の開閉動作とをモード
レバーの操作との関係で説明すれば、第３図に示すよう
に、モードレバーがフェイスモード位置からフートモー
ド位置の直前まで移動したと式にはベントドア１９は全
開でフートドア２１が全閉位置から全開位置まで開動作
をし、モードレバーがフートモード位置の直前から直後
の位置までの間にベントドア１９をその全開位置から全
閉位置まで移動させ、更に、モードレバーがフートモー
ド位置の直後の位置からデフモード位置まで移動したと
きにはベントドア１９は全閉でフートドア２１が全開位
置から全閉位置まで閉動作をし、又、モードレバーが上
記とは逆方向に操作されたときにはベントドア１９とフ
ートドア２１は上記とは逆の関係で開閉動作をする。
ドア１９によるベンチレータ吹出口５の開閉動作とフー
トドア２１によるヒータ吹出口６の開閉動作とをモード
レバーの操作との関係で説明すれば、第３図に示すよう
に、モードレバーがフェイスモード位置からフートモー
ド位置の直前まで移動したと式にはベントドア１９は全
開でフートドア２１が全閉位置から全開位置まで開動作
をし、モードレバーがフートモード位置の直前から直後
の位置までの間にベントドア１９をその全開位置から全
閉位置まで移動させ、更に、モードレバーがフートモー
ド位置の直後の位置からデフモード位置まで移動したと
きにはベントドア１９は全閉でフートドア２１が全開位
置から全閉位置まで閉動作をし、又、モードレバーが上
記とは逆方向に操作されたときにはベントドア１９とフ
ートドア２１は上記とは逆の関係で開閉動作をする。
尚第１図及び第２図において、符号１８は冷風導入口、
３３は外気取入口、３４はエアインテークドアである。
３３は外気取入口、３４はエアインテークドアである。
しかしながら、このような従来のヒータユニットＨにお
ける吹出風分配構造によると、モートンバーがフートモ
ード位置の直前位置から直後位置までの間に急速にベン
トドア１９の開閉動作を行なう必要が生じ、このベント
ドア１９の開閉機構に無理が生ずるほか、このベントド
ア１９が開閉動作を行っている間はデフロスタ吹出口４
から温風を吹き出させることができない遊び（第３図に
おいて符号ｄで示す）となってしまう。
ける吹出風分配構造によると、モートンバーがフートモ
ード位置の直前位置から直後位置までの間に急速にベン
トドア１９の開閉動作を行なう必要が生じ、このベント
ドア１９の開閉機構に無理が生ずるほか、このベントド
ア１９が開閉動作を行っている間はデフロスタ吹出口４
から温風を吹き出させることができない遊び（第３図に
おいて符号ｄで示す）となってしまう。
そして、ベントドア１９が開閉動作を行う間の遊びｄを
小さくしようとすればする程、ベントドア１９の開閉動
作に無理が生じ、この遊びｄを完全になくすことができ
ず、実際には専らヒータ吹出口６から温風を吹き出すフ
ートモード位置の領域が広い範囲に亘ってしまうという
問題があった。
小さくしようとすればする程、ベントドア１９の開閉動
作に無理が生じ、この遊びｄを完全になくすことができ
ず、実際には専らヒータ吹出口６から温風を吹き出すフ
ートモード位置の領域が広い範囲に亘ってしまうという
問題があった。
又、ミックスチャンバに開設したデフロスタ吹出口、ベ
ンチレータ吹出口及びヒータ吹出口の夫々にドアを設け
ているタイプのヒータユニットにおいては、これら三枚
のドアの開閉を制御して各吹出口から吹出風を制御する
ようにしたものがある。
ンチレータ吹出口及びヒータ吹出口の夫々にドアを設け
ているタイプのヒータユニットにおいては、これら三枚
のドアの開閉を制御して各吹出口から吹出風を制御する
ようにしたものがある。
しかしながら、このようなヒータユニットにおいては上
記したようなベントドアが開閉動作を行う間が遊びにな
るという問題はないが、三枚のドアの開閉操作を行なう
ため、フェイスモード位置とフートモード位置との間に
パイレベルモードを作り出すためには常に二枚のドアを
同時に開閉動作させる必要が生じ、ドア開閉操作装置が
複雑になり、コストが高くなるほか、ドア開閉の際にお
ける操作力も太きいという不具合があった。
記したようなベントドアが開閉動作を行う間が遊びにな
るという問題はないが、三枚のドアの開閉操作を行なう
ため、フェイスモード位置とフートモード位置との間に
パイレベルモードを作り出すためには常に二枚のドアを
同時に開閉動作させる必要が生じ、ドア開閉操作装置が
複雑になり、コストが高くなるほか、ドア開閉の際にお
ける操作力も太きいという不具合があった。
この発明は、かかる従来のヒータユニットにおける吹出
風分配構造に鑑み、デフロスタ吹出口への分配ドアを上
流に配置し、ベンチレータ吹出口とヒータ吹出口への分
配ドアを下流に配置することにより、ベンチレータ吹出
口とヒータ吹出口とから吹き出す適温風の中間配分とヒ
ータ吹出口とデフロスタ吹出口とから吹き出す適温風の
中間配分とを一枚のドアの開閉動作で調節できるように
し、これによってドアを開閉するドライブ機構の構造を
簡単にし、ドア開閉の操作力を軽減すると共に、中間配
分を行っている際に各吹出口から吹き出す適温風の風量
を直線的に調節できるようにした吹出風分配構造を提供
するものである。
風分配構造に鑑み、デフロスタ吹出口への分配ドアを上
流に配置し、ベンチレータ吹出口とヒータ吹出口への分
配ドアを下流に配置することにより、ベンチレータ吹出
口とヒータ吹出口とから吹き出す適温風の中間配分とヒ
ータ吹出口とデフロスタ吹出口とから吹き出す適温風の
中間配分とを一枚のドアの開閉動作で調節できるように
し、これによってドアを開閉するドライブ機構の構造を
簡単にし、ドア開閉の操作力を軽減すると共に、中間配
分を行っている際に各吹出口から吹き出す適温風の風量
を直線的に調節できるようにした吹出風分配構造を提供
するものである。
以下、添付図面に示す実施例に基づいて、この発明の詳
細な説明する。
細な説明する。
第４図及び第５図において、この実施例の吹出風分配構
造が適用されたヒータユニットＨは、ヒータコア１とこ
のヒータコア１を通過する風量を制御するエアミックス
ドア２とを内蔵する温調ケーシング２２とこの温調ケー
シング２２のエアミックスチャンバ２３内で形成した適
温風を通過させる通路３を形成子る配風ケーシング２４
とで構成し、エアミックスチャンバ３内で形成した適温
風はその上部に開設した吐出口２５より通路３内に流入
するようになっており、この通路３にはその上流側から
順次デフロスタ吹出口４、ベンチレーク吹出口５及びヒ
ータ吹出口６を開設し、デフロスタ吹出口４とベンチレ
ータ吹出口５との間にはこのデフロスタ吹出口４と他の
ベンチレータ吹出口５及びヒータ吹出口６とに適温風を
分配する分配ドア８を設けると共に、ベンチレータ吹出
口５とヒータ吹出口６との間にはベンチレータ吹出口５
とヒータ吹出口６とに適温風を分配する分配ドア７を設
けている。
造が適用されたヒータユニットＨは、ヒータコア１とこ
のヒータコア１を通過する風量を制御するエアミックス
ドア２とを内蔵する温調ケーシング２２とこの温調ケー
シング２２のエアミックスチャンバ２３内で形成した適
温風を通過させる通路３を形成子る配風ケーシング２４
とで構成し、エアミックスチャンバ３内で形成した適温
風はその上部に開設した吐出口２５より通路３内に流入
するようになっており、この通路３にはその上流側から
順次デフロスタ吹出口４、ベンチレーク吹出口５及びヒ
ータ吹出口６を開設し、デフロスタ吹出口４とベンチレ
ータ吹出口５との間にはこのデフロスタ吹出口４と他の
ベンチレータ吹出口５及びヒータ吹出口６とに適温風を
分配する分配ドア８を設けると共に、ベンチレータ吹出
口５とヒータ吹出口６との間にはベンチレータ吹出口５
とヒータ吹出口６とに適温風を分配する分配ドア７を設
けている。
これらの分配ドア７．８は、第６図ないし第９図に示す
ように、ドライブ機構りで連動し、車室内に配設したコ
ントロール盤２６のモードレバー９によって操作するよ
うになっており、ドライブ機構りは、ヒータユニットＨ
の外側面に取り付けたベースプレート１３と、このベー
スプレート１３に回動自在に軸支した第一リンク１４及
び第二リンク１５とで構成しである。
ように、ドライブ機構りで連動し、車室内に配設したコ
ントロール盤２６のモードレバー９によって操作するよ
うになっており、ドライブ機構りは、ヒータユニットＨ
の外側面に取り付けたベースプレート１３と、このベー
スプレート１３に回動自在に軸支した第一リンク１４及
び第二リンク１５とで構成しである。
第一リンク１４は三つの腕部１４ａ、１４ｂ、１４ｃを
有し、その一つの腕部１４ａには図示外のワイヤを介し
てモードレバー９を連結し、又、他の一つの腕部１４ｂ
にはその先端部に係合突起２７を設け、この係合突起２
７を一方の分配ドア７に設けた係合片１６のスリット２
８内に摺動自在に嵌合し、このスリット２８には、その
始端にドア開閉駆動部２８ａを設けると共に他の部分は
第一リンク１４の回動中心を中心点とする円弧状部２８
ｂとなっており、更に、他の一つの腕部１４ｃの先端に
は第二リンク１５の一方の腕部１５ａの先端に突設した
突起２９が嵌入する係合溝３０を形成しており、第二リ
ンク１５の他方の腕部１５ｂの先端には保合突起３１を
設け、この係合突起３１を他方の分配ドア８に設けた係
合片１７のスリット３２内に摺動自在に嵌合し、このス
リット３２には、その後端にドア開閉駆動部３２ａを設
けると共に他の部分は第二リンク１５の回動中心を中心
点とする円弧状部３２ｂに形成しである。
有し、その一つの腕部１４ａには図示外のワイヤを介し
てモードレバー９を連結し、又、他の一つの腕部１４ｂ
にはその先端部に係合突起２７を設け、この係合突起２
７を一方の分配ドア７に設けた係合片１６のスリット２
８内に摺動自在に嵌合し、このスリット２８には、その
始端にドア開閉駆動部２８ａを設けると共に他の部分は
第一リンク１４の回動中心を中心点とする円弧状部２８
ｂとなっており、更に、他の一つの腕部１４ｃの先端に
は第二リンク１５の一方の腕部１５ａの先端に突設した
突起２９が嵌入する係合溝３０を形成しており、第二リ
ンク１５の他方の腕部１５ｂの先端には保合突起３１を
設け、この係合突起３１を他方の分配ドア８に設けた係
合片１７のスリット３２内に摺動自在に嵌合し、このス
リット３２には、その後端にドア開閉駆動部３２ａを設
けると共に他の部分は第二リンク１５の回動中心を中心
点とする円弧状部３２ｂに形成しである。
従って、この実施例の吹出風分配構造によれば、第９図
に示すコントロール盤２６のモードレバー９がフェイス
モード位置１０にあるときには、第６図に示すように、
一方の分配ドア７がヒータ吹出口６側を閉じ、かつ、他
方の分配ドア８がデフロスタ吹出口４側を閉じており、
モードレバー９をフートモード位置１１まで移動させた
ときには、第７図に示すように、第一リンク１４の係合
突起２７が一方の分配ドア７の係合片１６に設けたスリ
ット２８のドア開閉駆動部２８ａ内に位置するのでこの
分配ドア７はベンチレータ吹出口５を閉じる位置まで移
動し、このとき、第二リンク１５の係合突起３１が他方
の分配ドア８の係合片１７に設けたスリット３２の円弧
状部３２ｂ内に位置するので保合突起３１はこの円弧状
部３２ｂ内を空振りし、分配ドア８はデフロスタ吹出口
４を閉じたままの状態でいる。
に示すコントロール盤２６のモードレバー９がフェイス
モード位置１０にあるときには、第６図に示すように、
一方の分配ドア７がヒータ吹出口６側を閉じ、かつ、他
方の分配ドア８がデフロスタ吹出口４側を閉じており、
モードレバー９をフートモード位置１１まで移動させた
ときには、第７図に示すように、第一リンク１４の係合
突起２７が一方の分配ドア７の係合片１６に設けたスリ
ット２８のドア開閉駆動部２８ａ内に位置するのでこの
分配ドア７はベンチレータ吹出口５を閉じる位置まで移
動し、このとき、第二リンク１５の係合突起３１が他方
の分配ドア８の係合片１７に設けたスリット３２の円弧
状部３２ｂ内に位置するので保合突起３１はこの円弧状
部３２ｂ内を空振りし、分配ドア８はデフロスタ吹出口
４を閉じたままの状態でいる。
更に、モードレバー９をデフモード位置まで移動させた
ときには、第８図に示すように、今度は第一リンク７の
係合突起２７がスリット２８の円弧状部２８ｂ内を空振
りして分配ドア７はベンチレータ吹出口５を閉じたまま
の位置にとどまり、このとき、第二リンク１５の係合突
起３１がスリット３２のドア開閉駆動部３２ａ内に位置
するので分配ドア８はベンチレータ吹出口５及びヒータ
吹出口６側を閉じる位置に移動する。
ときには、第８図に示すように、今度は第一リンク７の
係合突起２７がスリット２８の円弧状部２８ｂ内を空振
りして分配ドア７はベンチレータ吹出口５を閉じたまま
の位置にとどまり、このとき、第二リンク１５の係合突
起３１がスリット３２のドア開閉駆動部３２ａ内に位置
するので分配ドア８はベンチレータ吹出口５及びヒータ
吹出口６側を閉じる位置に移動する。
又、モードレバー９をデフモード位置１２からフートモ
ード位置１１を経てフェイスモード位置１０へと移動さ
ぜたときには、上記の場合きは反対に、ベンチレーク吹
出口５及びヒータ吹出口６側を閉じた分配ドア８がデフ
ロスタ吹出口４側を閉じる位置に移動した後ベンチレー
タ５側を閉じた分配ドア７がヒータ吹出口６側を閉じる
位置に移動する。
ード位置１１を経てフェイスモード位置１０へと移動さ
ぜたときには、上記の場合きは反対に、ベンチレーク吹
出口５及びヒータ吹出口６側を閉じた分配ドア８がデフ
ロスタ吹出口４側を閉じる位置に移動した後ベンチレー
タ５側を閉じた分配ドア７がヒータ吹出口６側を閉じる
位置に移動する。
上記一対の分配ドア７．８が夫々ベンチレータ吹出口５
及びデフロスタ吹出口４を開閉する動作を第３図と同様
なグラフ図で示せば第１０図に示す通りになり、モード
レバー９がフェイスモード位置１０からフートモード位
置１１まで移動したときには分配ドア７がその全開位置
から全閉位置まで閉動作をして分配ドア８はその全閉位
置にとどまり、又、モードレバー９がフートモード位置
１１からデフモード位置１２まで移動したときには分配
ドア８がその全閉位置から全開位置まで開動作をして分
配ドア７はその全開位置にとどまり、更に、モードレバ
ー９を上記とは逆の方向に操作したときには一対の分配
ドア７．８は夫々上記とは逆の関係で開閉動作をする。
及びデフロスタ吹出口４を開閉する動作を第３図と同様
なグラフ図で示せば第１０図に示す通りになり、モード
レバー９がフェイスモード位置１０からフートモード位
置１１まで移動したときには分配ドア７がその全開位置
から全閉位置まで閉動作をして分配ドア８はその全閉位
置にとどまり、又、モードレバー９がフートモード位置
１１からデフモード位置１２まで移動したときには分配
ドア８がその全閉位置から全開位置まで開動作をして分
配ドア７はその全開位置にとどまり、更に、モードレバ
ー９を上記とは逆の方向に操作したときには一対の分配
ドア７．８は夫々上記とは逆の関係で開閉動作をする。
尚、上記実施例においては、分配ドア７．８のドライブ
機構りとしてリンク機構が採用されているが、このドラ
イブ機構りとしては歯車等を利用する他の機構を採用す
ることもできる。
機構りとしてリンク機構が採用されているが、このドラ
イブ機構りとしては歯車等を利用する他の機構を採用す
ることもできる。
以上の通り、この発明の吹出風分配構造は、デフロスタ
吹出口と他の吹出口への分配ドアを上流に配置し、ベン
チレータ吹出口への分配ドアを下流に配置して、ベンチ
レータ吹出口とヒータ吹出口とから吹き出す適温風の中
間配分吉ヒータ吹出口とデフロスタ吹出口とから吹き出
す適温風の中間配分とを一枚の分配ドアの開閉動作で調
節し、かつ、二枚の分配ドアの開閉をドライブ機構で連
動させているので、従来構造のものに比べて構造が簡単
であり、ドア開閉の操作力も軽減し、しかも二つの吹出
口から吹き出す適温風の風量を直線的に調節できるほか
、第１図及び第２図に示す従来構造のものにおいて生ず
るベントドアの開閉動作が急速になり、その開閉機構に
無理が生ずるという不具合もなく、又、ベントドア開閉
動作の際の遊びもまったく生じない。
吹出口と他の吹出口への分配ドアを上流に配置し、ベン
チレータ吹出口への分配ドアを下流に配置して、ベンチ
レータ吹出口とヒータ吹出口とから吹き出す適温風の中
間配分吉ヒータ吹出口とデフロスタ吹出口とから吹き出
す適温風の中間配分とを一枚の分配ドアの開閉動作で調
節し、かつ、二枚の分配ドアの開閉をドライブ機構で連
動させているので、従来構造のものに比べて構造が簡単
であり、ドア開閉の操作力も軽減し、しかも二つの吹出
口から吹き出す適温風の風量を直線的に調節できるほか
、第１図及び第２図に示す従来構造のものにおいて生ず
るベントドアの開閉動作が急速になり、その開閉機構に
無理が生ずるという不具合もなく、又、ベントドア開閉
動作の際の遊びもまったく生じない。
第１図は従来のヒータユニット構造を示す斜視−図、第
２図は第１図の■−…線断面図、第３図は従来のヒータ
ユニットにおけるベントドアとフートドアの開閉動作関
係を示すグラフ図、第４図はこの発明の実施例に係るヒ
ータユニット構造を示す斜視図、第５図は第４図■−■
線断面図、第６図はベンチレータ吹出口を開口している
時のドライブ機構の駆動状態を示すヒータユニットの一
部切欠側面図、第７図はヒータ吹出口を開口している時
のドライブ機構の駆動状態を示すヒータユニットの一部
切欠き側面図、第８図はデフロスタ吹出口を開口してい
る時のドライブ機構の駆動状態を示すヒータユニットの
一部切欠側面図、第９図はこの発明の実施例におけるコ
ントロール盤の正面図、第１０図はこの発明の実施例に
係る一対の分配ドアの開閉動作関係を示すグラフ図であ
る。 １・・・・・・ヒータコア、２・・・・・・エアミック
スドア、３・・・・・・適温風通路、４・・・・・デフ
ロスタ吹出口、５・・・・・・ベンチレータ吹出口、６
・・・・・・ヒータ吹出口、７．８・・・・・・分配ド
ア、９・・・・・・モードレバー、１０・・・・・・フ
ェイスモード位置、１１・・・・・・フートモード位置
、１２・・・・・・デフモード位置、Ｄ・・・・・・ド
ライブ機構、１３・・・・・・ベースプレート、１４・
・・・・・第一リンク、１５・・・・・・第二リンク、
１６，１７・・・・・・係合片。
２図は第１図の■−…線断面図、第３図は従来のヒータ
ユニットにおけるベントドアとフートドアの開閉動作関
係を示すグラフ図、第４図はこの発明の実施例に係るヒ
ータユニット構造を示す斜視図、第５図は第４図■−■
線断面図、第６図はベンチレータ吹出口を開口している
時のドライブ機構の駆動状態を示すヒータユニットの一
部切欠側面図、第７図はヒータ吹出口を開口している時
のドライブ機構の駆動状態を示すヒータユニットの一部
切欠き側面図、第８図はデフロスタ吹出口を開口してい
る時のドライブ機構の駆動状態を示すヒータユニットの
一部切欠側面図、第９図はこの発明の実施例におけるコ
ントロール盤の正面図、第１０図はこの発明の実施例に
係る一対の分配ドアの開閉動作関係を示すグラフ図であ
る。 １・・・・・・ヒータコア、２・・・・・・エアミック
スドア、３・・・・・・適温風通路、４・・・・・デフ
ロスタ吹出口、５・・・・・・ベンチレータ吹出口、６
・・・・・・ヒータ吹出口、７．８・・・・・・分配ド
ア、９・・・・・・モードレバー、１０・・・・・・フ
ェイスモード位置、１１・・・・・・フートモード位置
、１２・・・・・・デフモード位置、Ｄ・・・・・・ド
ライブ機構、１３・・・・・・ベースプレート、１４・
・・・・・第一リンク、１５・・・・・・第二リンク、
１６，１７・・・・・・係合片。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ヒータコア１とこのヒータコア１を通過する風量を
制御するエアミックスドア２とを有するヒータユニット
ＨにこのヒータユニットＨ内で形成した適温風の通路３
を形成し、この通路３にはその上流側から順にデフロス
タ吹出口４、ベンチレーク吹出口５及びヒータ吹出口６
を開設し、デフロスタ吹出口４とベンチレータ吹出口５
との間にはこのデフロスタ吹出口４とベンチレータ吹出
口５及びヒータ吹出口６とに適温風を分配する分配ドア
８を設けると共に、ベンチレータ吹出口５とヒータ吹出
口６との間にはこれらベンチレータ吹出口５とヒータ吹
出口６とに適温風を分配する分配ドア７を設け、これら
の分配ドア７．８をドライブ機構りで連動させ、このド
ライブ機構りを作動させるモードレバー９がフェイスモ
ード位置１０からフートモード位置１１を経てデフモー
ド位置１２へと移動した際にヒータ吹出口６側を閉じた
分配ドア７がベンチレータ吹出口５側を閉じる位置に移
動した後デフロスタ吹出口４側を閉じた分配ドア８がベ
ンチレータ吹出口５及びヒータ吹出口６側を閉じる位置
に移動し、入モードレバー９がデフモード位置１２から
フートモード位置１１を経てフェイスモード位置１０へ
と移動した際にはベンチレーク吹出口５及びヒータ吹出
口６側を閉じた分配ドア８がデフロスタ吹出口４側を閉
じる位置に移動した後ベンチレーク吹出口５側を閉じた
分配ドア７がヒータ吹出口６側を閉じる位置に移動する
ようにしたことを特徴とする自動車用空気調和装置の吹
出風分配構造。 ２ ドライブ機構りをヒータユニットＨの外側面に固着
したベースプレート１３とこのベースプレート１３に回
転自在に軸支した第一リンク１４及び第二リンク１５と
で構成し、第一リンク１４の一端をモードレバー９に連
結すると共に他端を一方の分配ドア７に設けた係合片１
６に係合させ、かつ、第二リンク１５の一端を上記第一
リンク１４に係合させると共に他端を他方の分配ドア８
に設けた係合片１７に係合させ、モードレバー９を操作
したときに分配ドア７．８が連動して開閉動作するよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の自
動車空気調和装置の吹出風分配構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54082034A JPS5810251B2 (ja) | 1979-06-30 | 1979-06-30 | 自動車用空気調和装置の吹出風分配構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54082034A JPS5810251B2 (ja) | 1979-06-30 | 1979-06-30 | 自動車用空気調和装置の吹出風分配構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS568713A JPS568713A (en) | 1981-01-29 |
| JPS5810251B2 true JPS5810251B2 (ja) | 1983-02-24 |
Family
ID=13763236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54082034A Expired JPS5810251B2 (ja) | 1979-06-30 | 1979-06-30 | 自動車用空気調和装置の吹出風分配構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5810251B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57134318A (en) * | 1981-02-12 | 1982-08-19 | Nissan Motor Co Ltd | Air mixing construction of air conditioner |
| JPS6054278A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-28 | Nippon Steel Corp | 溶接フラツクス循環使用方法 |
| ES2037315T3 (es) * | 1988-04-15 | 1993-06-16 | Behr Gmbh & Co. | Instalacion de ventilacion para un automovil. |
| DE10058953A1 (de) * | 1999-11-29 | 2001-06-21 | Denso Corp | Fahrzeugklimaanlage und Klimatisierungseinheit-Antriebsvorrichtung |
| DE10062034A1 (de) * | 2000-12-13 | 2002-06-20 | Valeo Klimasysteme Gmbh | Luftklappenlageranordnung |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5331750B2 (ja) * | 1973-08-30 | 1978-09-04 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5411643Y2 (ja) * | 1975-04-30 | 1979-05-24 | ||
| JPS5628012Y2 (ja) * | 1976-08-26 | 1981-07-03 |
-
1979
- 1979-06-30 JP JP54082034A patent/JPS5810251B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5331750B2 (ja) * | 1973-08-30 | 1978-09-04 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS568713A (en) | 1981-01-29 |
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