JPH046964Y2 - - Google Patents
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- JPH046964Y2 JPH046964Y2 JP1985061099U JP6109985U JPH046964Y2 JP H046964 Y2 JPH046964 Y2 JP H046964Y2 JP 1985061099 U JP1985061099 U JP 1985061099U JP 6109985 U JP6109985 U JP 6109985U JP H046964 Y2 JPH046964 Y2 JP H046964Y2
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- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、温度調節特性の向上を図るように
した自動車用空気調和装置に関する。
した自動車用空気調和装置に関する。
(従来の技術)
実開昭60−18814号公報に掲載された自動車用
空気調和装置は、第6図及び第7図に示すとおり
インテークユニツト1と、クーラユニツト2と、
ヒータユニツト3とから構成されている。インテ
ークユニツト1にはモータ4により駆動されるフ
アン5が内蔵され、更に車室内循環流が流入する
内気取入口6と、外気が流入する外気取入口7と
が設けられている。またインテークユニツト1内
には内気流入口6を閉じるA位置と外気取入口7
を閉じるB位置とに開閉動するインテークドア8
が取り付けられている。
空気調和装置は、第6図及び第7図に示すとおり
インテークユニツト1と、クーラユニツト2と、
ヒータユニツト3とから構成されている。インテ
ークユニツト1にはモータ4により駆動されるフ
アン5が内蔵され、更に車室内循環流が流入する
内気取入口6と、外気が流入する外気取入口7と
が設けられている。またインテークユニツト1内
には内気流入口6を閉じるA位置と外気取入口7
を閉じるB位置とに開閉動するインテークドア8
が取り付けられている。
インテークユニツト1からの空気が流入するク
ーラユニツト2には、冷房回路の冷媒導管9から
の冷媒が膨張弁10を通つて流入するエバポレー
タ11が内蔵され、インテークユニツト1からの
空気とエバポレータ11の冷媒との間で熱交換さ
れる。
ーラユニツト2には、冷房回路の冷媒導管9から
の冷媒が膨張弁10を通つて流入するエバポレー
タ11が内蔵され、インテークユニツト1からの
空気とエバポレータ11の冷媒との間で熱交換さ
れる。
ヒータユニツト3は、内部にヒータコア12が
組み込まれており、エンジン冷却水が図示してい
ない弁を介して流入され、流入した空気を加熱す
るようになつている。
組み込まれており、エンジン冷却水が図示してい
ない弁を介して流入され、流入した空気を加熱す
るようになつている。
ヒータユニツト3内のヒータコア12の上流部
には、ヒータコア12へ流入する空気量と、バイ
パス通路24を流れる空気量の割合を調整するミ
ツクスドア13が取り付けられている。このミツ
クスドア13は、開位置(C位置)、閉位置(D
位置)、これらの間の任意の中間位置、例えばE
位置に制御される。
には、ヒータコア12へ流入する空気量と、バイ
パス通路24を流れる空気量の割合を調整するミ
ツクスドア13が取り付けられている。このミツ
クスドア13は、開位置(C位置)、閉位置(D
位置)、これらの間の任意の中間位置、例えばE
位置に制御される。
また、ヒータコア12の下流側には、配風室1
4が形成され、配風室14には、フロントガラス
の内面に沿つて空気を吹き出すデフダクト15が
連通されるデフ口15aと、搭乗者の足元に向つ
て空気を吹き出すフツトダクト16が連通される
フツト口16aと、運転席前方のインストルメン
トパネルに組み付けられたセンターベンチレータ
(図示省略)から車室内に空気を送るベント口1
8が開口している。これらデフ口15a、ベント
口18及びフツト口16aには、それぞれ第7図
に示すようにデフドア19、ベントドア20、フ
ツトドア21が取り付けられている。
4が形成され、配風室14には、フロントガラス
の内面に沿つて空気を吹き出すデフダクト15が
連通されるデフ口15aと、搭乗者の足元に向つ
て空気を吹き出すフツトダクト16が連通される
フツト口16aと、運転席前方のインストルメン
トパネルに組み付けられたセンターベンチレータ
(図示省略)から車室内に空気を送るベント口1
8が開口している。これらデフ口15a、ベント
口18及びフツト口16aには、それぞれ第7図
に示すようにデフドア19、ベントドア20、フ
ツトドア21が取り付けられている。
自動車用空気調和装置は、車両の構造からデフ
ダクト15が上部に、フツトダクト16が下部に
設けてあるため、ヒートモード(デフダクト15
とフツトダクト16より空気を吹出すモードであ
り、ベントドア20は閉じデフドア19とフツト
ドア21は開いた状態)時にミツクスドア13を
中間位置に移動させた場合には、ヒータコア12
を通過した暖風は、大部分が下部のフツト口16
aへ流れ込む傾向があり、デフダクト15とフツ
トダクト16から吹出される空気の温度差が過大
になり、運転者の上体が冷えたり、デミスト(フ
ロントガラスの曇り防止)効果が不足する等の問
題が生じていた。
ダクト15が上部に、フツトダクト16が下部に
設けてあるため、ヒートモード(デフダクト15
とフツトダクト16より空気を吹出すモードであ
り、ベントドア20は閉じデフドア19とフツト
ドア21は開いた状態)時にミツクスドア13を
中間位置に移動させた場合には、ヒータコア12
を通過した暖風は、大部分が下部のフツト口16
aへ流れ込む傾向があり、デフダクト15とフツ
トダクト16から吹出される空気の温度差が過大
になり、運転者の上体が冷えたり、デミスト(フ
ロントガラスの曇り防止)効果が不足する等の問
題が生じていた。
この対策としてヒータユニツト3内に設けられ
たものが温風導風路23である。温風導風路23
は、ヒータコア12を通過した暖風の一部をデフ
ダクト15へ導くもので、温風導風路23の吹込
口25がヒータコア12の風下付近に、吹出口2
6がデフ口15a付近に開口している。この温風
導風路23をヒートモード時に使用すれば、ヒー
タコア12を通過した暖風の一部が、デフ口15
aへ導かれるので、デフダクト15とフツトダク
ト16から吹出される空気の過大な温度差を補正
することができる。
たものが温風導風路23である。温風導風路23
は、ヒータコア12を通過した暖風の一部をデフ
ダクト15へ導くもので、温風導風路23の吹込
口25がヒータコア12の風下付近に、吹出口2
6がデフ口15a付近に開口している。この温風
導風路23をヒートモード時に使用すれば、ヒー
タコア12を通過した暖風の一部が、デフ口15
aへ導かれるので、デフダクト15とフツトダク
ト16から吹出される空気の過大な温度差を補正
することができる。
(考案が解決しようとする課題)
一般に自動車用空気調和装置においては、フツ
トとデフの温度差が無いのが理想的であるが、従
来の自動車用空気調和装置では、温風導風路23
によつてフツトとデフの温度差を補正しているも
のの、第8図に示すように、フツトとデフの吹出
風には依然として温度差tがあり、上述した運転
者の上体の冷え防止や、デミスト効果が不十分な
ものとなつている。
トとデフの温度差が無いのが理想的であるが、従
来の自動車用空気調和装置では、温風導風路23
によつてフツトとデフの温度差を補正しているも
のの、第8図に示すように、フツトとデフの吹出
風には依然として温度差tがあり、上述した運転
者の上体の冷え防止や、デミスト効果が不十分な
ものとなつている。
このため、温風導風路23のみで理想の温度差
を作り出すために、温風導風路23の形状あるい
は吹込口25の位置及び形状を変えているが、制
限の多い配風室14内で行わなくてはならないの
で、製作上および設計上に困難性を生じる虞れが
あつた。
を作り出すために、温風導風路23の形状あるい
は吹込口25の位置及び形状を変えているが、制
限の多い配風室14内で行わなくてはならないの
で、製作上および設計上に困難性を生じる虞れが
あつた。
なお、実開昭58−22635号公報及び実開昭53−
38739号公報には、ダクトを開閉するドアに空気
の流れをガイドするガイド板やガイドベーンを取
り付けられたものが開示され、ガイド板やガイド
ベーンにより空気の流れを変更あるいは調整し、
ある程度の温度調節を行なつているが、このよう
にしても十分な温調特性が得られてはいない。
38739号公報には、ダクトを開閉するドアに空気
の流れをガイドするガイド板やガイドベーンを取
り付けられたものが開示され、ガイド板やガイド
ベーンにより空気の流れを変更あるいは調整し、
ある程度の温度調節を行なつているが、このよう
にしても十分な温調特性が得られてはいない。
また、実開昭60−7212号公報には、温風導風路
を有する自動車用空気調和装置の温調性を高める
ために、温風導風路の吹込口に導入空気量を調節
する導風ドアを取付け、前記温調性の向上を図る
ようにしたものが開示されているが、このように
しても、新たに導風ドアを設けて開閉制御しなけ
ればならないので、ドアの制御性あるいは連動性
が煩雑になる虞れがある。
を有する自動車用空気調和装置の温調性を高める
ために、温風導風路の吹込口に導入空気量を調節
する導風ドアを取付け、前記温調性の向上を図る
ようにしたものが開示されているが、このように
しても、新たに導風ドアを設けて開閉制御しなけ
ればならないので、ドアの制御性あるいは連動性
が煩雑になる虞れがある。
この考案は、上記した課題を解決するためにな
されたもので、従来からあるフツトドアを修正す
るのみで、ヒートモード時に、フツトドアを制御
するのみで、温風導風路を流れる空気量までも制
御し、フツトとデフの温調特性を改善することが
できる自動車用空気調和装置を提供することを目
的としている。
されたもので、従来からあるフツトドアを修正す
るのみで、ヒートモード時に、フツトドアを制御
するのみで、温風導風路を流れる空気量までも制
御し、フツトとデフの温調特性を改善することが
できる自動車用空気調和装置を提供することを目
的としている。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、この考案は、ヒー
タユニツトの下部に設けられた空気を加熱するヒ
ータコアと、ヒータユニツトの上部に形成された
バイパス通路と、前記ヒータコアを通過する空気
量とこれを迂回し前記バイパス通路を流れる空気
量の割合を調整するミツクスドアとを有し、且つ
ヒータコアの風下側のヒータユニツト上部にデフ
ダクトが連通されるデフ口を、ヒータユニツト下
部にフツトダクトか連通されるフツト口を設け、
このフツト口に該フツト口を開放時に二分する回
動自在のバタフライ式のフツトドアを装着し、前
記デフ口付近とヒータコアの風下側付近とを連通
する温風導風路を設けた自動車用空気調和装置に
おいて、デフダクトとフツトダクトより空気を吹
出すモード時に、前記フツト口の前記温風導風路
に近い側の一部を閉鎖するための補助ドアを前記
フツトドアに立設したことを特徴とする自動車用
空気調和装置である。
タユニツトの下部に設けられた空気を加熱するヒ
ータコアと、ヒータユニツトの上部に形成された
バイパス通路と、前記ヒータコアを通過する空気
量とこれを迂回し前記バイパス通路を流れる空気
量の割合を調整するミツクスドアとを有し、且つ
ヒータコアの風下側のヒータユニツト上部にデフ
ダクトが連通されるデフ口を、ヒータユニツト下
部にフツトダクトか連通されるフツト口を設け、
このフツト口に該フツト口を開放時に二分する回
動自在のバタフライ式のフツトドアを装着し、前
記デフ口付近とヒータコアの風下側付近とを連通
する温風導風路を設けた自動車用空気調和装置に
おいて、デフダクトとフツトダクトより空気を吹
出すモード時に、前記フツト口の前記温風導風路
に近い側の一部を閉鎖するための補助ドアを前記
フツトドアに立設したことを特徴とする自動車用
空気調和装置である。
(作用)
このようにすれば、バタフライ式のフツトドア
によりフツトダクトの入口を開閉制御すれば、フ
ツトドアの回動中心より立設した補助ドアが、フ
ツトダクト内に導入される暖風量を調節するの
で、その結果として温風導風路を流れる空気量が
増大し、フツトとデフの吹出風の温度差をより一
層小さくすることになる。また、補助ドアの形状
を変えれば、効率良くフツトダクト内に導入され
る暖風量を調節でき、運転者の上体の冷えを防止
でき、デミスト効果が十分発揮される非常に優れ
た温調特性が得られることになる。
によりフツトダクトの入口を開閉制御すれば、フ
ツトドアの回動中心より立設した補助ドアが、フ
ツトダクト内に導入される暖風量を調節するの
で、その結果として温風導風路を流れる空気量が
増大し、フツトとデフの吹出風の温度差をより一
層小さくすることになる。また、補助ドアの形状
を変えれば、効率良くフツトダクト内に導入され
る暖風量を調節でき、運転者の上体の冷えを防止
でき、デミスト効果が十分発揮される非常に優れ
た温調特性が得られることになる。
(実施例)
以下、この考案に係る一実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図は、本考案の実施例を示す要部断面図、
第2図は、同実施例のフツトドア近傍の要部拡大
斜視図、第3図は、同実施例のフツトドアの正面
図、第4図A,Bは、同実施例のフツトドアの回
動状態を示す断面図であり、以下の説明に当り、
第6〜8図に示す部材と同一機能を有すめるもの
には同一符号を付し、その説明は省略する。
第2図は、同実施例のフツトドア近傍の要部拡大
斜視図、第3図は、同実施例のフツトドアの正面
図、第4図A,Bは、同実施例のフツトドアの回
動状態を示す断面図であり、以下の説明に当り、
第6〜8図に示す部材と同一機能を有すめるもの
には同一符号を付し、その説明は省略する。
第1,2図において、本実施例の自動車用空気
調和装置3では、フツトダクト16の入口である
フツト口16aを開閉するフツトドア21がバタ
フライ式のもので、このフツトドア21には、ヒ
ートモード時にフツト口16aの温風導風路23
に近い側の一部を閉鎖するように補助ドア21a
が立設されている。しかも、この補助ドア21a
は、フツトドア21の回動中心より該フツトドア
21の片側壁面と略直角する方向に突出するよう
に形成されている。
調和装置3では、フツトダクト16の入口である
フツト口16aを開閉するフツトドア21がバタ
フライ式のもので、このフツトドア21には、ヒ
ートモード時にフツト口16aの温風導風路23
に近い側の一部を閉鎖するように補助ドア21a
が立設されている。しかも、この補助ドア21a
は、フツトドア21の回動中心より該フツトドア
21の片側壁面と略直角する方向に突出するよう
に形成されている。
この補助ドア21aの横幅1は、第2,3図
に示すように、フツトドア21の横幅2より小
さく、補助ドア21aの縦幅4は、フツトドア
21の縦幅3より小さくなつている。
に示すように、フツトドア21の横幅2より小
さく、補助ドア21aの縦幅4は、フツトドア
21の縦幅3より小さくなつている。
したがつて、ヒートモード時にフツトドア21
を所定の位置まで回動すると、フツト口16aの
面積が補助ドア21の面積分だけ閉鎖され狭くな
り、その分、フツトダクト16内に供給される暖
風の量を減少させることになる。
を所定の位置まで回動すると、フツト口16aの
面積が補助ドア21の面積分だけ閉鎖され狭くな
り、その分、フツトダクト16内に供給される暖
風の量を減少させることになる。
次に、作用を説明する。
自動車用空気調和装置のセツト状態は、例え
ば、ミツクスドア13が第6図のE位置にセツト
されたヒートモード時とする。
ば、ミツクスドア13が第6図のE位置にセツト
されたヒートモード時とする。
ミツクスドア13のセツト状態から、配風室1
4内の下部には、ヒータコア12を通過した暖風
が集まり、上部にはヒータコア12を迂回した冷
風が集まつている。
4内の下部には、ヒータコア12を通過した暖風
が集まり、上部にはヒータコア12を迂回した冷
風が集まつている。
また、ヒートモードであるので、ベント口18
は閉鎖、デフ口15a及びフツト口16aは開放
である。ただし、フツトドア21の位置は、第1
図又は第4図Aに示すように、フツト口16aを
二分するような位置にセツトされ、補助ドア21
aの位置は、フツト口16aの一部、特に、温風
導風路23に近い側のフツト口16aの一部を閉
鎖する位置にセツトされているとする。
は閉鎖、デフ口15a及びフツト口16aは開放
である。ただし、フツトドア21の位置は、第1
図又は第4図Aに示すように、フツト口16aを
二分するような位置にセツトされ、補助ドア21
aの位置は、フツト口16aの一部、特に、温風
導風路23に近い側のフツト口16aの一部を閉
鎖する位置にセツトされているとする。
この状態では、温風の一部が補助ドア21aに
邪魔されてフツトダクト16内に導入されず、そ
の分の暖風が、温風導風路23の吹込口25によ
り内部に導入されてデフ口15aの付近まで案内
され、デフダクト15に導入される。つまり、補
助ドア21aは、直接的にはフツトダクト16に
流入する空気量を制御しつつ、間接的に温風導風
路23を長れる空気量を制御することになり、1
つのドア制御により複数箇所の風量が制御でき、
制御機構が、それだけ簡素化できることになる。
邪魔されてフツトダクト16内に導入されず、そ
の分の暖風が、温風導風路23の吹込口25によ
り内部に導入されてデフ口15aの付近まで案内
され、デフダクト15に導入される。つまり、補
助ドア21aは、直接的にはフツトダクト16に
流入する空気量を制御しつつ、間接的に温風導風
路23を長れる空気量を制御することになり、1
つのドア制御により複数箇所の風量が制御でき、
制御機構が、それだけ簡素化できることになる。
しかも、本実施例では、フツトドア21は、バ
タフライ式のドアであり、しかもこのフツトドア
21と補助ドア21aとは相互に直交する関係で
取付けられているので、補助ドア21aがフツト
口16aを閉鎖する位置にあれば、バタフライ式
のフツトドア21の内、配風室14側にあるもの
は、温風がフツトダクト16内に導入されるのを
邪魔するように配風室14内に向けて突出される
ことになる。
タフライ式のドアであり、しかもこのフツトドア
21と補助ドア21aとは相互に直交する関係で
取付けられているので、補助ドア21aがフツト
口16aを閉鎖する位置にあれば、バタフライ式
のフツトドア21の内、配風室14側にあるもの
は、温風がフツトダクト16内に導入されるのを
邪魔するように配風室14内に向けて突出される
ことになる。
したがつて、フツトダクト16に導入される暖
風の量は、フツトドア21と補助ドア21aの両
者によつて減少させられ、デフダクト15に導入
される暖風の量が増加することになる。
風の量は、フツトドア21と補助ドア21aの両
者によつて減少させられ、デフダクト15に導入
される暖風の量が増加することになる。
この結果、第5図に示すように、フツトとデフ
の吹出風の温度差が従来(第8図参照)に比べて
更に小さくなり、理想の温度差に近くなる。
の吹出風の温度差が従来(第8図参照)に比べて
更に小さくなり、理想の温度差に近くなる。
また、多量の温風が欲しい場合には、第4図A
に示す状態から第4図Bに示す状態となるよう
に、フツトドア21を更に回動させる。
に示す状態から第4図Bに示す状態となるよう
に、フツトドア21を更に回動させる。
この回動により補助ドア21aは上方に移動
し、絞られていたフツト口16aが拡がる。この
結果、多量の温風がフツトダクト16に導入さ
れ、足元が急速に暖房されることになる。
し、絞られていたフツト口16aが拡がる。この
結果、多量の温風がフツトダクト16に導入さ
れ、足元が急速に暖房されることになる。
この考案は上記実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲の範囲内で種々改変
することができる。例えば、補助ドア21aの形
状や縦幅及び横幅を変えれば、従来のように種々
の機種に合わせて温風導風路を設計変更しなくて
も、効率良くフツトダクト内に導入される暖風量
を調節できる。また補助ドア21aをフツトドア
21の両壁面に対称に立設したダブル補助ドアと
してもよい。
く、実用新案登録請求の範囲の範囲内で種々改変
することができる。例えば、補助ドア21aの形
状や縦幅及び横幅を変えれば、従来のように種々
の機種に合わせて温風導風路を設計変更しなくて
も、効率良くフツトダクト内に導入される暖風量
を調節できる。また補助ドア21aをフツトドア
21の両壁面に対称に立設したダブル補助ドアと
してもよい。
(考案の効果)
以上述べたように、この考案によれば、フツト
口を開閉するフツトドアをバタフライ式とすると
ともに、このフツトドアの回動中心より該フツト
ドアと略直角するように補助ドアを立設したた
め、従来と同様にフツトドアのみを制御すること
により、フツトダクト内に導入される暖風量を調
節し、フツトとデフの吹出風の温度差をより一層
小さくできる。また、従来のように種々の機種に
合わせて温風導風路を設計変更しなくても、補助
ドアの形状等を変えれば、さらに効率良くフツト
ダクト内に導入される暖風量を調節できる。
口を開閉するフツトドアをバタフライ式とすると
ともに、このフツトドアの回動中心より該フツト
ドアと略直角するように補助ドアを立設したた
め、従来と同様にフツトドアのみを制御すること
により、フツトダクト内に導入される暖風量を調
節し、フツトとデフの吹出風の温度差をより一層
小さくできる。また、従来のように種々の機種に
合わせて温風導風路を設計変更しなくても、補助
ドアの形状等を変えれば、さらに効率良くフツト
ダクト内に導入される暖風量を調節できる。
この結果、運転者の上体の冷えを防止でき、デ
ミスト効果が十分発揮される非常に優れた温調特
性が得られることになる。
ミスト効果が十分発揮される非常に優れた温調特
性が得られることになる。
第1図は、本考案の一実施例を示す要部断面
図、第2図は、同実施例の要部拡大斜視図、第3
図は、同実施例のフツトドアの正面図、第4図A
は、ヒートモード時のフツトドア回動状態を示す
断面図、第4図Bはフツトモード時のフツトドア
回動状態を示す断面図、第5図は、同実施例のヒ
ートモード時の温調特性を示すグラフ、第6図
は、従来の自動車用空気調和装置の概略断面図、
第7図は、第6図の−線に沿う断面図、第8
図は従来のヒートモード時の温調特性を示すグラ
フである。 3……ヒータユニツト、12……ヒータコア、
13……ミツクスドア、14……配風室、15…
…デフダクト、15a……デフ口、16……フツ
トダクト、16a……フツト口、21……フツト
ドア、21a……補助ドア、23……温風導風
路。
図、第2図は、同実施例の要部拡大斜視図、第3
図は、同実施例のフツトドアの正面図、第4図A
は、ヒートモード時のフツトドア回動状態を示す
断面図、第4図Bはフツトモード時のフツトドア
回動状態を示す断面図、第5図は、同実施例のヒ
ートモード時の温調特性を示すグラフ、第6図
は、従来の自動車用空気調和装置の概略断面図、
第7図は、第6図の−線に沿う断面図、第8
図は従来のヒートモード時の温調特性を示すグラ
フである。 3……ヒータユニツト、12……ヒータコア、
13……ミツクスドア、14……配風室、15…
…デフダクト、15a……デフ口、16……フツ
トダクト、16a……フツト口、21……フツト
ドア、21a……補助ドア、23……温風導風
路。
Claims (1)
- ヒータユニツト3の下部に設けられた空気を加
熱するヒータコア12と、ヒータユニツト3の上
部に形成されたバイパス通路24と、前記ヒータ
コア12を通過する空気量とこれを迂回し前記バ
イパス通路24を流れる空気量の割合を調整する
ミツクスドア13とを有し、且つヒータコア12
の風下側のヒータユニツト上部にデフダクト15
が連通されるデフ口15aを、ヒータユニツト下
部にフツトダクト16か連通されるフツト口16
aを設け、このフツト口16aに該フツト口16
aを開放時に二分する回動自在のバタフライ式の
フツトドア21を装着し、前記デフ口15a付近
とヒータコア12の風下側付近とを連通する温風
導風路23を設けた自動車用空気調和装置におい
て、デフダクト15とフツトダクト16より空気
を吹出すモード時に、前記フツト口16aの前記
温風導風路23に近い側の一部を閉鎖するための
補助ドア21aを前記フツトドア13に立設した
ことを特徴とする自動車用空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985061099U JPH046964Y2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985061099U JPH046964Y2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61177906U JPS61177906U (ja) | 1986-11-06 |
JPH046964Y2 true JPH046964Y2 (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=30589060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985061099U Expired JPH046964Y2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH046964Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS607212B2 (ja) * | 1977-03-09 | 1985-02-22 | 工業技術院長 | 比色計 |
JPS6025512B2 (ja) * | 1976-03-31 | 1985-06-18 | ダイヤモンド・シヤムロツク・テクノロジ−ズ・エス・エ− | 溶融塩電解用電極 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS607212U (ja) * | 1983-06-28 | 1985-01-18 | カルソニックカンセイ株式会社 | 自動車用空気調和装置 |
JPS6025512U (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-21 | カルソニックカンセイ株式会社 | 自動車用空気調和装置 |
-
1985
- 1985-04-25 JP JP1985061099U patent/JPH046964Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6025512B2 (ja) * | 1976-03-31 | 1985-06-18 | ダイヤモンド・シヤムロツク・テクノロジ−ズ・エス・エ− | 溶融塩電解用電極 |
JPS607212B2 (ja) * | 1977-03-09 | 1985-02-22 | 工業技術院長 | 比色計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61177906U (ja) | 1986-11-06 |
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