JP2529518B2 - ラインディフュ―ザの風量調節装置 - Google Patents

ラインディフュ―ザの風量調節装置

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JP2529518B2
JP2529518B2 JP4323990A JP32399092A JP2529518B2 JP 2529518 B2 JP2529518 B2 JP 2529518B2 JP 4323990 A JP4323990 A JP 4323990A JP 32399092 A JP32399092 A JP 32399092A JP 2529518 B2 JP2529518 B2 JP 2529518B2
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一高 菊本
弘文 川崎
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
    • F24F13/06Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
    • F24F13/072Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser of elongated shape, e.g. between ceiling panels

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、室内に送気して空調
(冷房、暖房)を行なう天井設置型ラインディフューザ
の風量調節装置、特にラインディフューザの給気ボック
ス本体内に給気口を開閉するシャッタを設けた装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】前記のようなラインディフューザはその
名の通り、吹出口がその幅に比較して長さが線状に非常
に長くなることから給気ボックス本体も全体が扁平とな
り、狭隘な幅のその内部に回転するダンパを取り付ける
ことができなかった。そのため、天井内のダクト管に風
量調節ダンパを取り付け、該ダンパを手動により操作し
て風量の調節をせざるを得なく、各吹出口単位での風量
の調節が不可能であるという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、前
記のような従来の問題点を解決し、各吹出口単位での風
量の調節を簡単にでき、最適の風量を得ることができる
ラインディフューザの風量調節装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、前記のようなラインディフュー
ザにおいて、給気口に給気口を横切って開閉する平板状
シャッタを1対、給気口の中心側から互いに離間する両
側へ移動して給気口を開くとともに、両側から互いに接
近する中心側へ移動して給気口を閉じるように移動可能
に設け、これらシャッタと鋼線を介して連結され、鋼線
によりシャッタを移動させる操作部材を給気ボックス本
体の下面からその一部を外部に露出させて設けている。
【0006】請求項2の発明は、前記のようなラインデ
ィフューザにおいて、給気口に給気口を横切って開閉す
る平板状シャッタを1対、その上端部を枢支して給気口
の中心側から互いに離間する両側へ揺動して給気口を開
くとともに、両側から互いに接近する中心側へ揺動して
給気口を閉じるように揺動可能に設け、これらシャッタ
と鋼線を介して連結され、鋼線によりシャッタを揺動さ
せる操作部材を給気ボックス本体の下面からその一部を
外部に露出させて設けている。
【0007】
【作用】前記のような構成であるから、操作部材を操作
して鋼線により1対のシャッタを給気口を横切るように
移動又は揺動させると、給気口は開閉され、あるいは所
定の開度位置になり、吹出口から吹き出す風の量が吹出
口単位で調節される。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示すラインディ
フューザの給気ボックス本体の全体斜視図、図2は図1
の給気ボックス本体の内部に収納した風量調節装置の斜
視図である。両図において1は内部に図示省略の風向調
節ベーンが装着された給気ボックス本体で、該本体の側
面には天井内のダクト管に接続される給気口2が設けら
れ、かつ下面には線状の吹出口3が設けられている。給
気ボックス本体1の給気口2のある側壁内面の上下位置
には図3に詳示するように上下方向の相対向する面に案
内溝4を有するガイド部材5,6が所定間隔で設けら
れ、このガイド部材5,6間には鉄製平板状で方形の1
対のシャッタ7,8がその上下縁部を案内溝4で案内さ
れて摺動し、両引戸状に開閉可能に設けられている。
【0009】吹出口3の両側の給気ボックス本体1内の
底面近くの位置には風量調節用の操作つまみ10,11がそ
の一部を底面に設けた開口9から外部に露出させて設け
られている。12,13は該操作つまみの軸部であり、これ
ら軸部12,13とシャッタ7,8との間には操作つまみ1
0,11を回すことによりシャッタ7,8を移動させるワ
イヤなどからなる細い鋼線15が風向調節ベーンを回避す
るような配置関係で連結されている。すなわち、鋼線15
は1本ものからなり、その一端がばね16に取付けられ、
該一端から本体1内に設けたピン17を経て軸部12に巻回
され、再びピン17を経由してシャッタ7,8側に延びて
シャッタ8に結合手段18により結合される一方、今度は
本体1内においてピン17と反対側に設けたピン19を経て
軸部13に巻回され、再びピン19を経由してシャッタ7,
8側に延びてシャッタ7に結合手段20により結合されて
おり、その他端はその先でばね16に取付けられている。
ばね16は鋼線15に常時張力を与えて軸部12,13に強く巻
き付き、軸部12,13と細線15が滑るのを防止するように
なっている。結合手段18,20はこの例では図3のように
シャッタ7,8から打ち起こした結合片に鋼線15を結合
させているが、ほかの結合によってもよい。
【0010】したがって、操作つまみ10,11のいずれか
一方、例えば操作つまみ11を時計方向に回すと、軸部1
3,12の回転により鋼線15が実線矢印の方向へ移動し、
これに伴いシャッタ7,8が互いに離れる方向に移動し
て給気口2を開く。操作つまみ11を反時計方向に回す
と、今度は鋼線15が点線矢印の方向へ移動し、これに伴
いシャッタ7,8が互いに接近する方向に移動して給気
口2を閉じる。また、シャッタ7,8の移動を開閉途中
の位置で止めると、給気口2は所定の開度位置となる。
このようにして吹出口3から吹き出す風の量を吹出口単
位で調節することが可能となる。前記において、操作つ
まみ10を回しても同様な作用を期待できる。
【0011】図4は別の実施例を示す。この実施例では
1対のシャッタ31,32がその上端部の重合部を本体1の
給気口2のある側壁内面の上位置に設けたピン33で枢支
されて鋏状に開閉可能となっている。鋼線35は無端状と
なっていて、本体1内に回転自在に取付けられた2つの
軸36,37と、本体1内において軸36,37と反対側におい
て本体1内に設けたピン40,41との間に巻回されてい
る。軸37はばね38により常に引っ張られて鋼線35を緊張
させるようになっている。本体1の底面の吹出口3の近
くには吹出口3に沿って直線状の細い切欠き溝42が設け
られ、該切欠き溝に上端鍔部44の下面が係合する風量調
節用の操作片43がその下端部を切欠き溝42から外部に露
出させて摺動可能に配置されている。45,46,47は鋼線
35とシャッタ31,32の下端部、及び鋼線35と操作片43を
結合する結合手段である。
【0012】したがって、この実施例の場合も操作片43
を図4で左側へ動かすと、鋼線35が実線矢印の方向へ移
動し、これに伴いシャッタ31,32がピン33を中心として
互いに離れる方向に揺動して給気口2を開く。操作片43
を右側へ動かすと、今度は鋼線35が点線矢印の方向へ揺
動し、これに伴いシャッタ31,32が互いに接近する方向
に移動して給気口2を閉じる。また、シャッタ31,32の
揺動を開閉途中の位置で止めると、給気口2は所定の開
度位置となる。このようにして前記実施例と同様、吹出
口3から吹き出す風の量を吹出口単位で調節することが
可能となる。
【0013】尚、実施例としては前記に挙げたものに限
らず、ほかに例えば図1〜3の実施例と図4の実施例を
組合せたものとしてもよい。すなわち、図4において操
作片43を図1〜3の1個の操作つまみ10又は11に
置き換えてその軸部に細線を巻回させるようにするので
ある。このようにこの発明では細部の設計的な事項は種
々に変更、修正することが可能である。
【0014】
【発明の効果】請求項1,2の発明は前記のようにライ
ンディフューザの狭隘な幅の給気ボックス本体内に設け
た1対のシャッタが給気口の中心側から互いに離間する
両側へ又は給気口の両側から互いに接近する中心側へ移
動又は揺動して給気口を開閉するので、操作部材の操作
により給気口を所定の開度位置にして、吹出口から吹き
出す風の量を各吹出口単位で簡単に調節することがで
き、個人の好みの最適風量を得ることができ、従来不可
能であった快適な冷房及び暖房が可能となった。また、
操作部材が吹出口側となる給気ボックス本体の下面から
その一部を外部に露出されているので、操作が容易にで
きて操作性もよい。さらに、空気流がシャッタの開閉に
作用することがなく、風量調節に際し、常に良好な風の
向きを維持できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すラインディフューザ
の給気ボックス本体の全体斜視図である。
【図2】図1の給気ボックス本体の内部に収納した風量
調節装置の斜視図である。
【図3】シャッタ部を給気ボックス本体の内側からみた
拡大斜視図である。
【図4】別の実施例を示す図2と対応する斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 給気ボックス本体 2 給気口 3 吹出口 5,6 ガイド部材 7,8 シャッタ 10,11 操作つまみ 15 鋼線 31,32 シャッタ 33 ピン 35 鋼線 42 切欠き溝 43 操作片

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面に設置される給気ボックス本体の
    側面に開口した給気口から入れた風を給気ボックス本体
    の下面に開口した線状の吹出口から天井面下方に吹き出
    すようになっているラインディフューザにおいて、前記
    給気口に給気口を横切って開閉する平板状シャッタを1
    対、給気口の中心側から互いに離間する両側へ移動して
    給気口を開くとともに、両側から互いに接近する中心側
    へ移動して給気口を閉じるように移動可能に設け、これ
    らシャッタと鋼線を介して連結され、該鋼線によりシャ
    ッタを移動させる操作部材を給気ボックス本体の下面か
    らその一部を外部に露出させて設けたことを特徴とする
    ラインディフューザの風量調節装置。
  2. 【請求項2】 天井面に設置される給気ボックス本体の
    側面に開口した給気口から入れた風を給気ボックス本体
    の下面に開口した線状の吹出口から天井面下方に吹き出
    すようになっているラインディフューザにおいて、前記
    給気口に給気口を横切って開閉する平板状シャッタを1
    対、その上端部を枢支して給気口の中心側から互いに離
    間する雨側へ揺動して給気口を開くとともに、両側から
    互いに接近する中心側へ揺動して給気口を閉じるように
    揺動可能に設け、これらシャッタと鋼線を介して連結さ
    れ、該鋼線によりシャッタを揺動させる操作部材を給気
    ボックス本体の下面からその一部を外部に露出させて設
    けたことを特徴とするラインディフューザの風量調節装
    置。
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