JP2003056894A - ダクト構造 - Google Patents

ダクト構造

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JP2003056894A
JP2003056894A JP2001247565A JP2001247565A JP2003056894A JP 2003056894 A JP2003056894 A JP 2003056894A JP 2001247565 A JP2001247565 A JP 2001247565A JP 2001247565 A JP2001247565 A JP 2001247565A JP 2003056894 A JP2003056894 A JP 2003056894A
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opening
duct
air
air supply
rail
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JP2001247565A
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Yutaka Shimokawa
豊 下川
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】狭いスペースにエアダクトの給排気部を形成す
ることができ、且つ、部品点数の少ないダクト構造を提
供する。 【解決手段】本発明に係るダクト構造によれば、スパイ
ラルダクト12の側面に、風量調節機能の付いた給排気
部10が形成される。給排気部10は、スパイラルダク
ト12の側面の開口14に、レール18と開閉扉20を
組み付けることによって構成される。開閉扉20は、レ
ール18にガイドされ、スパイラルダクト12の内周面
に摺動する。これにより、開口14の開口率が調節さ
れ、給排気部10を流れるエアの風量が調節される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダクト構造に係り、
特にエアダクトの側面部に給排気部を設けたダクト構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】空調設備に使用されるスパイラルダクト
は、幅の狭い金属板を螺旋状に巻き、金属板の端と金属
板の端とをはぜで継いで形成される。このスパイラルダ
クトの側面に制気口を設ける場合、図5に示すように、
ダクト1の側面部に開口2を形成し、この開口2に短管
ダクト3を連結する。そして、短管ダクト3の先端にグ
リル4を取り付けて制気口6を形成する。これにより、
ダクト1を流れるエアの一部を制気口6から吹き出した
り、制気口6からダクト1にエアを吸引することができ
る。
【0003】制気口6を流れるエアの風量は、短管ダク
ト3の内部に設けたシャッタ5、5、5を回動させるこ
とによって調節される。このシャッタ5は、短管ダクト
3の内部流路を完全に遮断して、制気口6を閉塞するこ
ともできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ダクト構造は、シャッタ5を回動させる回動スペースが
必要になるため、短管ダクト3が長くなるという欠点が
あった。これを解決するためには、シャッタ5の数を増
やしてシャッタ5を小さくすればよい。すなわち、シャ
ッタ5を小さくすれば、シャッタ5の回動スペースが小
さくなるので、短管ダクト3を短くすることができる。
しかし、その場合には、シャッタ5の数が増えるために
部品点数が多くなるという不具合があり、組立性やメン
テナンス性が低下する。
【0005】また、従来のダクト構造は、短管ダクト3
を設置できない狭所には、制気口6を形成することがで
きないという欠点があった。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みて成された
もので、狭いスペースにエアダクトの給排気部を形成す
ることができ、且つ、部品点数の少ないダクト構造を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は前
記目的を達成するために、エアダクトの側面に、風量調
節機能を有する給排気部を備えたダクト構造であって、
前記給排気部は、前記エアダクトの側面に形成された開
口と、該開口を開閉する開閉扉と、該開閉扉を前記側面
に対して摺動自在に支持するレールと、を備えたことを
特徴としている。
【0008】本発明によれば、開閉扉をエアダクトの側
面に摺動させてエアダクトの開口を開閉するダクト構造
なので、エアダクトの側面に風量調節機能を有する給排
気部を設けても、エアダクトに突出部が形成されない。
したがって、狭いスペースに、風量調節機能を有する給
排気部を形成することができる。
【0009】また、本発明のダクト構造は、開閉扉、レ
ール、把手からなる簡単な構造なので、部品点数が少な
く、安価であるとともに、メンテナンスが容易である。
【0010】請求項2記載の発明によれば、進入防止部
材(例えば金網やグリルなど)をエアダクトの開口に取
り付けたので、エアダクトに異物が進入することを防止
できる。
【0011】請求項3記載の発明によれば、風向調節部
材(例えば羽根や方向翼など)をエアダクトの開口に取
り付けたので、制気口の役目も兼ねた給排気部を形成す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って、本発明に
係るダクト構造の好ましい実施の形態について詳説す
る。
【0013】図1は、本発明のダクト構造を適用した給
排気部10を示す斜視図である。図2は、図1に示した
給排気部10の縦断面図であり、図3は、図1に示した
給排気部10の組立図である。
【0014】これらの図に示すように、給排気部10
は、スパイラルダクト12の側面に形成された開口14
に、金網16と、一対のレール18、18と、開閉扉2
0を組み付けることによって構成される。金網16は、
開口14からスパイラルダクト12の内部に異物が進入
することを防止するものであり、金網16の代わりにグ
リル(不図示)などを取り付けるようにしてもよい。
【0015】レール18、18はそれぞれ、開口14の
上端部と下端部に、スパイラルダクト12の内側から取
り付けられている。各レール18は、スパイラルダクト
12の軸と直交する方向に形成されており、スパイラル
ダクト12の側面に合わせて湾曲形成される。また、各
レール18は、スパイラルダクト12の側面に当接され
て固着される固着部18Aと、固着部18Aより内側に
一段凹んだガイド部18Bとから構成されている。
【0016】開閉扉20は、レール18のガイド部18
Bとスパイラルダクト12の側面との間に差し込まれて
いる。この開閉扉20は、スパイラルダクト12の側面
形状に合わせて湾曲形成されており、レール18のガイ
ド部18Bにガイドされてスパイラルダクト12の内周
面に摺動するようになっている。なお、レール18の端
部に、開閉扉20の移動を規制するストッパ(不図示)
を設けてもよい。
【0017】開閉扉20の上部には、把手22が取り付
けられている。把手22は、スパイラルダクト12の外
側に向けて突出形成されており、把手用開口24に貫通
されている。把手用開口24は、開口14の上方位置
で、且つ、スパイラルダクト12の軸と直交する方向に
形成されている。この把手用開口24に沿って把手22
を移動させると、レール18にガイドされた開閉扉20
がスパイラルダクト12の側面に摺動し、開口14が開
閉される。なお、把手用開口24の内側には、レール1
8のガイド部18Bが配置されており、把手用開口24
からスパイラルダクト12の内部に異物が進入すること
はない。
【0018】なお、把手22は、開閉扉20と別体で形
成してもよいが、開閉扉20の上端部を折り曲げて一体
的に形成してもよい。また、スパイラルダクト12の外
側から把手22にゴムキャップ(不図示)などを取り付
けて安全性を向上させてもよい。
【0019】次に上記の如く構成されたダクト構造の作
用について説明する。
【0020】上記の如く構成されたダクト構造は、把手
22を把手用開口24に沿って移動させるだけで、給排
気部10を流れるエアの風量を簡単に調節することがで
きる。すなわち、把手22を移動させることによって、
開閉扉20が開口14を開閉し、開口14の開口率が調
節されるので、開口14(給排気部10)を流れるエア
の風量を調節することができる。その際、作業者は、開
閉扉20の位置、すなわち、開口14の開口率を視認し
ながら作業することができる。
【0021】このように構成された風量調節機能付きの
給排気部10は、開閉扉20がスパイラルダクト12の
側面に摺動する構造なので、給排気部10の設置スペー
スは非常に小さい。特に、本実施の形態は、スパイラル
ダクト12の内部にレール18と開閉扉20を設けたの
で、スパイラルダクト12からの突出部分がなく、給排
気部10を狭所にも形成することができる。
【0022】また、本実施の形態のダクト構造は、スパ
イラルダクト12の開口14に、金網16、レール1
8、及び開閉扉20を取り付けただけの簡単な構造であ
り、部品点数が少なく、組立性及びメンテナンス性が良
い。
【0023】なお、上述した実施の形態は、開口14に
金網16を取り付けたが、図4に示すように、羽根(方
向翼)26、26、26などの風向調節手段を開口14
に取り付けるようにしてもよい。
【0024】また、上述した実施の形態は、円筒状のス
パイラルダクト12に給排気部10を形成したが、ダク
トに給排気部10を形成するのであればよい。また、ダ
クトの形状も円筒状に限定されるものではなく、例え
ば、角型のダクトであってもよい。さらに、本発明のダ
クト構造は、一般の空調設備のエアダクトを始め、クリ
ーンルーム設備のダクトなどに適用することができる。
【0025】なお、上述した実施の形態は、把手用開口
24を、開口14の上方位置に形成したが、これに限定
するものではなく、開口14の下方位置や左右位置に形
成してもよい。さらに、把手用開口24の縁部分に、開
口14の開口率を示す目盛りなどを形成してもよい。
【0026】また、上述した実施の形態は、開閉扉20
を左右方向に摺動させるようにしたが、上下方向に摺動
させてもよい。さらに、開閉扉20を任意の位置で固定
できるような、ロック手段を設けてもよい。
【0027】また、上述した実施の形態は、開閉扉20
をスパイラルダクト12の内側面に摺動させるようにし
たが、外側面に摺動させるようにしてもよい。すなわ
ち、スパイラルダクト12の外側面にレールを取り付
け、このレールとスパイラルダクト12の間に開閉扉を
差し込むようにしてもよい。この場合、スパイラルダク
ト12の外側から、レールと開閉扉の組付作業を行うこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るダクト
構造は、エアダクトに形成した開口に、把手付きの開閉
扉とレールを取り付ける簡単な構造であり、風量調節機
能を有する給排気部を、狭いスペースに形成することが
できる。また、本発明のダクト構造は、部品点数が少な
いので、安価であるとともに、メンテナンスが容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダクト構造を適用した給排気部を
示す斜視図
【図2】図1の給排気部を示す縦断面図
【図3】図1の給排気部を示す組立図
【図4】他の実施形態を示す斜視図
【図5】従来のダクト構造を示す縦断面図
【符号の説明】
10…給排気部、12…スパイラルダクト、14…開
口、16…金網、18…レール、20…開閉扉、22…
把手、24…把手用開口、26…羽根

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアダクトの側面に、風量調節機能を有す
    る給排気部を備えたダクト構造であって、 前記給排気部は、 前記エアダクトの側面に形成された開口と、 該開口を開閉する開閉扉と、 該開閉扉を前記側面に対して摺動自在に支持するレール
    と、 を備えたことを特徴とするダクト構造。
  2. 【請求項2】前記開口には、異物の進入を防止する進入
    防止部材が取り付けられることを特徴とする請求項1記
    載のダクト構造。
  3. 【請求項3】前記開口には、エアの風向を調節する風向
    調節部材が取り付けられることを特徴とする請求項1記
    載のダクト構造。
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