JPH0444991Y2 - - Google Patents

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JPH0444991Y2
JPH0444991Y2 JP8705587U JP8705587U JPH0444991Y2 JP H0444991 Y2 JPH0444991 Y2 JP H0444991Y2 JP 8705587 U JP8705587 U JP 8705587U JP 8705587 U JP8705587 U JP 8705587U JP H0444991 Y2 JPH0444991 Y2 JP H0444991Y2
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outlet
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slit
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アンダーフロアー空調システムにお
いてフロアパネルに配置されるアンダーフロアー
空調用吹出口に関する。
〔従来の技術〕
近時、事務用のビル等では、床下に空間を形成
し、この空間に暖気あるいは冷気を供給し、これ
等の暖気あるいは冷気を床面に形成される吹出口
から室内に噴出し、室内の空調を行なうアンダー
フロアー空調が行なわれている。
第7図は、従来のアンダーフロアー空調システ
ムを示すもので、このシステムでは、空調機11
からの暖気あるいは冷気は、フロアパネル13の
下部に形成される空間15を通り、フロアパネル
13に形成されるアンダーフロアー空調用吹出口
17から室内19に噴出し、室内19の空調が行
なわれる。
第8図および第9図は、アンダーフロアー空調
用吹出口17の詳細を示すもので、このアンダー
フロアー空調用吹出口17は、中央部に中央吹出
口21が形成され、外周部に外周吹出口23が形
成される吹出部25と、この吹出部25の下方に
配置され吹出部25に連通する筒状部27とから
構成され、筒状部27には、スリツト29が形成
されている。
このように構成されたアンダーフロアー空調用
吹出口17では、筒状部27のスリツト29から
筒状部27内に流入した暖気あるいは冷気は、中
央吹出口21および外周吹出口23を通り室内1
9に噴出される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のアンダーフロ
アー空調用吹出口17では、冬期の暖気吹出と夏
期の冷気吹出等のように空調条件が全く異なる場
合にも、吹出気流の適切な制御を行なうことがで
きず、室内環境の向上を図る上で限度があるとい
う問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記のような問題を解決するためにな
されたもので、吹出グリルからの吹出気流の制御
を容易に行なうことのできるアンダーフロアー空
調用吹出口を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案にかかわるアンダーフロアー空調用吹出
口は、中央部に中央吹出口が形成され、外周部に
外周吹出口が形成される吹出部と、この吹出部の
下方に配置され前記吹出部に連通する筒状部と、
この筒状部に上下2段に形成される上段スリツト
部および下段スリツト部と、前記筒状部内に配置
され前記上段スリツト部を前記外周吹出口に連通
し、前記下段スリツト部を前記中央吹出口に連通
する仕切板と、前記上段スリツト部または下段ス
リツト部から前記筒状部内に流入する暖気あるい
は冷気の流量を調整する流量調節機構とを備えた
ものである。
〔考案の作用〕
本考案においては、上段スリツト部から筒状部
内に流入した暖気あるいは冷気は、仕切板の作用
により吹出部の外周吹出口から室内に流入する。
一方、下段スリツト部から筒状部内に流入した暖
気あるいは冷気は、仕切板の作用により吹出部の
中央吹出口から室内に流入する。
また、本考案では、流量調節機構により、上段
スリツト部または下段スリツト部から筒状部内に
流入する暖気あるいは冷気の流量が適当に調整さ
れる。
すなわち、例えば、冬期においては、外周吹出
口からの吹き出し量が増大するように流量調節機
構が調節され、これにより気流がフロアパネル近
傍に多く向かうようにされる。
一方、夏期においては、中央吹出口からの吹き
出し量が増大するように流量調節機構が調節さ
れ、これにより気流がフロアパネルに対して垂直
方向に多く向かうようにされる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の詳細を図面に示す一実施例につ
いて説明する。
第1図および第2図は、本考案のアンダーフロ
アー空調用吹出口の一実施例を示すもので、図に
おいて符号31は、フリーアクセス型のフロアパ
ネルを示している。
このフロアパネル31の下方には、図示しない
床スラブが配置されており、フロアパネル31と
床スラブとの間の空間がチヤンバーとされてい
る。
フロアパネル31に形成される開口部33に
は、吹出部35が固定されている。この吹出部3
5の中央部には、中央吹出口37が形成され、外
周部には、外周吹出口39が形成されている。
この吹出部35の下方には、円筒状の筒状部4
1が配置されており、この筒状部41の上面は、
連通部材43を介して吹出部35に連通されてい
る。
この連通部材43には、第3図に示すように一
定の角度で傾斜する連通路45が形成されてい
る。
筒状部41には、上段スリツト部47と下段ス
リツト部49とが上下2段に形成されている。
また、この筒状部41内には、上段スリツト部
47を外周吹出口39に連通し、下段スリツト部
49を中央吹出口37に連通する円筒状の仕切板
51が配置されており、仕切板51の下端には、
フランジ形状の底板53が形成されている。
しかして、この実施例では、筒状部41の外周
には上段スリツト部47または下段スリツト部4
9から筒状部41内に流入する暖気あるいは冷気
の流量を調整する流量調節機構55が配置されて
いる。
この流量調節機構55は、筒状部41の上段ス
リツト部47および下段スリツト部49をそれぞ
れ囲んで回転自在に配置され、周面にスリツト5
7の形成される上段外筒59および下段外筒61
とから構成されている。
第4図は、筒状部41の詳細を示すもので、上
段スリツト部47および下段スリツト部49の上
部には、それぞれ円周溝63が形成されており、
また、筒状部41の上下方向には、垂直溝65が
形成されている。
第5図は、上段外筒59および下段外筒61の
詳細を示すもので、これ等の内側面上部には、前
記上段スリツト部47および下段スリツト部49
に形成される円周溝63および垂直溝65に係合
する突起67が形成されている。
これ等の上段外筒59および下段外筒61は、
突起67を下段スリツト部49に形成される垂直
溝65に係合した状態で、上方に移動し、円周溝
63の位置で回動することにより筒状部41に回
動自在に固定される。
しかして、以上のように構成されたアンダーフ
ロアー空調用吹出口では、上段スリツト部47か
ら筒状部41内に流入した暖気あるいは冷気は、
仕切板51およびフランジ形状の底板53の作用
により吹出部35の外周吹出口39から室内に流
入する。
一方、下段スリツト部49から筒状部41内に
流入した暖気あるいは冷気は、仕切板51および
フランジ形状の底板53の作用により吹出部35
の中央吹出口37から室内に流入する。
そして、流量調節機構55により、上段スリツ
ト部47または下段スリツト部49から筒状部4
1内に流入する暖気あるいは冷気の流量が独立に
調整される。
すなわち、例えば、冬期においては、上段外筒
59を人手により回動し、上段スリツト部47の
スリツト69と上段外筒59のスリツト57とが
すべて重なるようにされるとともに、下段スリツ
ト部49のスリツト71と下段外筒61のスリツ
ト57とが一部分しか重ならないようにされ、こ
れにより、外周吹出口39からの吹き出し量が増
大し、気流がフロアパネル近傍に多く向かうよう
にされる。
一方、夏期においては、上段外筒59を人手に
より回動し、上段スリツト部47のスリツト69
と上段外筒59のスリツト57とが一部分しか重
ならないようにされるとともに、下段スリツト部
49のスリツト71と下段外筒61のスリツト5
7とがすべて重なるようにされ、これにより、外
周吹出口37からの吹き出し量が増大し、気流が
フロアパネルに対して垂直方向に多く向かうよう
にされる。
第6図は、本考案の他の実施例を示すもので、
この実施例では、下段スリツト部49を中央吹出
口37に連通する連通路内に流量調節機構を構成
する円板状の邪魔板75が水平に配置されてい
る。この邪魔板75の中央部には、螺子孔が形成
されており、螺子孔は、吹出部35の中央から垂
下される螺子軸77に螺合されている。
なお、第6図において第1図と同一部分には、
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
このように構成されたアンダーフロアー空調用
吹出口では、螺子軸77に沿つて邪魔板75を回
動することにより邪魔板75が上下動をし、これ
により、下段スリツト部49から筒状部41内に
流入し吹出部35の中央吹出口37から室内に流
出する暖気あるいは冷気の流量が調整される。
すなわち、例えば、冬期においては、邪魔板7
5が螺子軸77に沿つて上方に移動され、これに
より、中央吹出口37からの吹き出し量が減少
し、気流がフロアパネル近傍に多く向かうように
される。
一方、夏期においては、邪魔板75が螺子軸7
7に沿つて下方に移動され、これにより、中央吹
出口37からの吹き出し量が増大し、気流がフロ
アパネルに対して垂直方向に多く向かうようにさ
れる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案では、アンダーフロ
アー空調用吹出口を、中央部に中央吹出口が形成
され、外周部に外周吹出口が形成される吹出部
と、この吹出部の下方に配置され前記吹出部に連
通する筒状部と、この筒状部に上下2段に形成さ
れる上段スリツト部および下段スリツト部と、前
記筒状部内に配置され前記上段スリツト部を前記
外周吹出口に連通し、前記下段スリツト部を前記
中央吹出口に連通する仕切板と、前記上段スリツ
ト部または下段スリツト部から前記筒状部内に流
入する暖気あるいは冷気の流量をそれぞれ独立に
調整する流量調節機構とから構成したので、吹出
グリルからの吹出気流の制御を容易に行なうこと
が可能になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のアンダーフロアー空調用吹出
口の一実施例を示す縦断面図、第2図は第1図の
アンダーフロアー空調用吹出口の斜視図、第3図
は第1図の連通部材の詳細を示す縦断面図、第4
図は第1図の筒状部を示す斜視図、第5図は第1
図の上段外筒および下段外筒を示す斜視図、第6
図は本考案のアンダーフロアー空調用吹出口の他
の実施例を示す縦断面図、第7図は従来のアンダ
ーフロアー空調システムを示す縦断面図、第8図
は従来のアンダーフロアー空調用吹出口を示す斜
視図、第9図は第8図の縦断面図である。 35……吹出部、37……中央吹出口、39…
…外周吹出口、41……筒状部、47……上段ス
リツト部、49……下段スリツト部、55……流
量調節機構、59……上段外筒、61……下段外
筒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中央部に中央吹出口が形成され、外周部に外
    周吹出口が形成される吹出部と、この吹出部の
    下方に配置され前記吹出部に連通する筒状部
    と、この筒状部に上下2段に形成される上段ス
    リツト部および下段スリツト部と、前記筒状部
    内に配置され前記上段スリツト部を前記外周吹
    出口に連通し、前記下段スリツト部を前記中央
    吹出口に連通する仕切板と、前記上段スリツト
    部または下段スリツト部から前記筒状部内に流
    入する暖気あるいは冷気の流量を調整する流量
    調節機構とを備えたことを特徴とするアンダー
    フロアー空調用吹出口。 (2) 流量調節機構は、筒状部の上段スリツト部お
    よび下段スリツト部をそれぞれ囲んで回転自在
    に配置され、周面にスリツトの形成される上段
    外筒および下段外筒からなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のアンダーフロアー空調用吹
    出口。 (3) 流量調節機構は、下段スリツト部を中央吹出
    口に連通する連通路内に配置され、上下方向に
    移動自在とされる邪魔板からなる実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のアンダーフロアー空調
    用吹出口。
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MX2011006702A (es) * 2008-12-19 2011-09-15 Kaip Pty Ltd Difusor de aire y sistema de circulacion de aire.

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