JP2574101Y2 - 車両用コンビネーションスイッチの構造 - Google Patents

車両用コンビネーションスイッチの構造

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JP2574101Y2
JP2574101Y2 JP1991014313U JP1431391U JP2574101Y2 JP 2574101 Y2 JP2574101 Y2 JP 2574101Y2 JP 1991014313 U JP1991014313 U JP 1991014313U JP 1431391 U JP1431391 U JP 1431391U JP 2574101 Y2 JP2574101 Y2 JP 2574101Y2
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lever
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敏明 横山
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ナイルス部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、操作レバーの左右揺
動、上下揺動及び操作ノブの回動操作によって作動する
各種スイッチ機構を配備してなる車両用コンビネーショ
ンスイッチの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の技術としては、例え
ば実公平2―35156号公報に開示された技術があ
る。従来、この種の車両用コンビネーションスイッチ
は、操作レバーの左右の揺動操作で方向指示灯用スイッ
チの作動をする第1のスイッチ及び上下の揺動操作でメ
インディマーパッシング用スイッチの作動をする第2の
スイッチ並びにレバー先端部の操作ノブの回動操作でヘ
ッドライト及びテールライト等のON,OFF作動をす
る第3のスイッチを備えている。そして、操作杆及びカ
ム盤は、第1のスイッチ、第2のスイッチ、及び第3の
スイッチのどのスイッチを操作したときにおいても移動
する。そして、該カム盤の移動によりプッシュロッド
は、カム面の形状により第2のスイッチ及び第3のスイ
ッチを操作すると上下移動して、可動接片を作動させ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前述した従来の車両用
コンビネーションスイッチにおけるカム盤は、第1のス
イッチ、第2のスイッチ、及び第3のスイッチのどのス
イッチを操作しても移動する。第1のスイッチを操作し
た場合、該カム盤が移動しても、カム面の形状構造に工
夫が施されているので、プッシュロッドは上下の移動を
しない。すなわち、従来のコンビネーションスイッチ
は、部品点数が少ないが、カム盤の突起及び窪みから成
るカム面の形状構造が複雑で精度が要求される。そし
て、カム盤の組付け精度が悪い場合は、スイッチが誤作
動することがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案に係るコンビネー
ションスイッチの構造は、ケースに左右揺動自在に軸支
した可動盤と、該可動盤に上下方向に揺動自在に軸支
し、かつ該可動盤と共に水平方向に回動する操作レバー
と、該操作レバーの左右方向の揺動でガイド盤に設けた
固定接点及び該固定接点に接触し、かつ前記可動盤下面
に設けた前記可動接点でなる第1のスイッチと、前記左
右方向の揺動と直交する上下方向への揺動操作で作動す
る第2のスイッチと、前記操作レバーの先端部に配備し
た操作ノブの回動操作で作動する第3のスイッチと、前
記操作レバーの可動盤側の端部の操作レバーに固着した
操作杆と、該操作杆と係合して、ガイド盤の盤面を前後
方向及び左右方向に水平駆動し、プッシュロッドを上下
方向に出没移動させ、前記第2のスイッチ及び第3のス
イッチとを作動させるカム面を下面に形成したカム盤
と、該カム盤を載置するガイド盤と、を備えた車両用コ
ンビネーションスイッチにおいて、前記カム盤は、ガイ
ド盤に回動自在に組込んだ回動部材の盤面上を前後、左
右、及び回転駆動されると共に、前記操作レバーを左右
方向に操作する際、可動盤の突起が係合部に係合して、
回動部材が回動すると共に上記カム盤が同一方向に回動
することによりプッシュロッドの出没を生起させない構
成とし、更に前記操作レバーの左右の操作により前記可
動盤の突起が回動部材の係合部に係合してなり、前記ガ
イド盤は、前記回動部材を回動可能に支持し、前記プッ
シュロッドは、上端を前記回動部材の盤面から突出して
前記カム面に圧接したことにより、カム盤の形状及び構
造を簡素化している。
【0005】
【実施例】以下、図1、図2、図3、及び図4に基づ
き、本考案に係る車両用コンビネーションスイッチの構
造を詳述する。
【0006】1は、操作レバーである。該操作レバー1
は、矢印L及びR方向と、矢印P及びM方向に揺動す
る。該操作レバー1は、矢印L及びR方向に揺動すると
第1のスイッチを成す。第1のスイッチは、例えば、方
向指示器である。操作レバー1は、矢印P及びM方向に
揺動すると第2のスイッチを成す。第2のスイッチは、
例えば、メインディマーパッシング用スイッチである。
操作レバー1は、軸部1aを中心として矢印P及びM方
向に揺動する。該操作レバー1は、中央部に操作杆2を
上下方向に設置し、一端にスプリング3を介してスチー
ルボール4を挿設し、他端に操作ノブ5を設置してい
る。操作杆2は、レバー軸6の一端に設置され、該レバ
ー軸6の他端に操作ノブ5をねじ止めしている。該操作
杆2は、側面に節度部1bに圧接する節度部材7を挿設
している。該操作杆2の下端部2aは、太鼓形状をし、
カム盤8の係合部8bに係合している。操作ノブ5は、
矢印E及びF方向に回動する。該操作ノブ5は、第3の
スイッチを成す。第3のスイッチは、例えば前照灯スイ
ッチである。カム盤8は、ガイド盤9とケース10との
間に介在し、矢印A,B,C,及びD方向に揺動自在に
設置している。カム盤8は、下面にプッシュロッド11
を上下動させるたものカム面8aを形成している。該カ
ム盤8は、ガイド盤9及び回動部材12と、ケース10
との間に介在される。係合部8bは、長方形の孔であ
る。前記カム盤8は、係合部8bが先端部2aに係合し
ていることにより、操作杆2に案内されて摺動する。ガ
イド盤9は、中央部に回動部材12を回動自在に挿入
し、端部に方向指示器の固定接点13を設置している。
該ガイド盤9は、極盤14に嵌合される。プッシュロッ
ド11は、回動部材12に挿入すると共に、極盤14の
可動接片15上に設けている。該プッシュロッド11
は、可動接片15に付勢されて、上端部がカム盤8のカ
ム面8aに圧接いている。回動部材12は、可動盤16
の突起16aに係合する係合12aを形成している。
該回動部材12は、可動盤16の揺動に応じて、矢印G
及びH方向に回動する。該回動部材12は、プッシュロ
ッド11を挿設するための孔12bを穿設している。極
盤14は、カム盤8、ガイド盤9、回動部材2、及びプ
ッシュロッド11を介してケース10に固定される。該
極盤14は、可動接片15及び固定接点17を備えてい
る。可動盤16は、操作レバー1を矢印L及びR方向に
操作すると、軸部16bを中心に回動する。該回動盤1
6は、ケース10と蓋部材18との間に回動自在に軸支
されている。該可動盤16は、下端部に第1のスイッチ
である方向指示器の可動接点19を挿設している。該可
動接点19は、固定接点13上を摺動する。
【0007】本考案に係る車両用コンビネーションスイ
ッチの構造は、以上のような構成であり、次にその作動
を詳述する。
【0008】第1のスイッチを作動させる場合は、操作
レバー1を左右方向である矢印LあるいはR方向に揺動
操作する。該操作レバー1、操作杆2、及び可動盤16
は、共に軸部16bを中心として回動する。可動接点1
9は、可動盤16の回動により、固定接点13に接触し
て、方向指示器が作動する。可動盤16の突起16a
は、係合部12aに係合している。そして、回動部材1
2は、プッシュロッド11と共に、矢印GあるいはH方
向に回動する。カム盤8は、係合部8bが先端部2aに
係合していることで、操作杆2に案内されて、軸部16
bの軸線上を中心に回動する。このため、カム盤8と回
動部材12は、該回動部材12の中心を軸部16bの回
動軸のほぼ軸線上に設置することにより共に同一な回動
をする。プッシュロッド11は、回動部材12及びカム
盤8と同移動するため、上下動しない。プッシュロッド
11は、回動部材12と共に可動接片15上を水平方向
に移動する。可動接片15は、湾曲せず、固定接点1以
上のように、第1のスイッチを操作した場合、プッシュ
ロッド11は、カム盤8によって下動しない。このた
め、カム盤8のカム面の形状及び構造を簡素化し、設計
し易くすることができる。
【0009】メインディマーパッシング用スイッチ等の
第2のスイッチを作動させる場合は、操作レバー1を上
下方向である矢印M及びP方向に操作する。該操作レバ
ー1及び操作杆2は、軸部1aを中心として揺動する。
該操作杆2に係合したカム盤8は、矢印A及びB方向に
摺動する。該カム盤8が移動すると、プッシュロッド1
1は、カム面8aにより上下動する。可動接片15は、
プッシュロッド11により、固定接点17に接離する。
このとき、回動部材12は、回動しない。
【0010】前照灯スイッチ等の第3のスイッチを作動
させる場合は、操作ノブ5を矢印EあるいはF方向に回
動操作する。操作杆2及びレバー軸6は、該操作ノブ5
と共に回動する。該操作杆2に係合したカム盤8は、矢
印C及びD方向に摺動する。該カム盤8が移動すると、
プッシュロッド11は、カム盤8aにより、上動あるい
は下動する。可動接片15は、プッシュロッド11によ
り、固定接点17に接離して、前照灯が点灯する。この
とき、回動部材12は、回動しない。
【0011】
【考案の効果】本考案に係る車両用コンビネーションス
イッチの構造は、カム盤が、ガイド盤に回動自在に組込
んだ回動部材の盤面上を前後、左右、及び回転駆動され
ると共に、前記操作レバーを左右方向に操作する際、可
動盤の突起が係合部に係合して、回動部材が回動すると
共に上記カム盤が同一方向に回動することによりプッシ
ュロッドの出没を生起させない構成とし、更に前記操作
レバーの左右の操作により前記可動盤の突起が回動部材
の係合部に係合してなり、前記ガイド盤が、前記回動部
材を回動可能に支持し、前記プッシュロッドが、上端を
前記回動部材の盤面から突出して前記カム面に圧接した
ので、カム盤のカム面の形状及び構造が簡素化され、設
計が容易となる。本考案は、カム面の形状が簡素化され
たことにより、カム盤によるスイッチの誤作動を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解斜視図である。
【図2】中央拡大縦断面図である。
【図3】カム盤及びプッシュロッドの組付状態を示す要
部拡大断面図である。
【図4】ガイド盤を嵌合した極盤の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 操作レバー 2 操作杆 5 操作ノブ 8 カム盤 8a カム面 9 ガイド盤 10 ケース 11 プッシュロッド 12 回動部材 14 極盤 16 可動盤

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース(10)に左右揺動自在に軸支
    可動盤(16)と、該可動盤(16)に上下方向に揺動自在に軸支し、かつ
    該可動盤(16)と共に水平方向に回動する操作レバー
    (1)と、 操作レバー(1)の左右方向の揺動でガイド盤(9)
    に設けた固定接点(13)及び該固定接点(13)に接
    触し、かつ前記可動盤(16)下面に設けた前記可動接
    点(19)でなる第1のスイッチと、 前記左右方向の揺動と直交する上下方向への揺動操作で
    作動する第2のスイッチと、 前記操作レバー(1)の先端部に配備した操作ノブ
    (5)の回動操作で作動する第3のスイッチと、 前記操作レバー(1)の可動盤(16)側の端部の操作
    レバー(1)に固着した操作杆(2)と、 該操作杆(2)と係合して、ガイド盤(9)の盤面を前
    後方向及び左右方向に水平駆動し、プッシュロッド(1
    1)を上下方向に出没移動させ、前記第2のスイッチ及
    び第3のスイッチとを作動させるカム面(8a)を下面
    に形成したカム盤(8)と、該カム盤(8)を載置 するガイド盤(9)と、 を備えた車両用コンビネーションスイッチにおいて、 前記カム盤(8)は、ガイド盤(9)に回動自在に組込
    んだ回動部材(12)の盤面上を前後、左右、及び回転
    駆動されると共に、前記操作レバー(1)を左右方向に
    操作する際、可動盤(16)の突起(16a)が係合部
    (12a)に係合して、回動部材(12)が回動すると
    共に上記カム盤(8)が同一方向に回動することにより
    プッシュロッド(11)の出没を生起させない構成と
    し、 更に前記操作レバー(1)の左右の操作により前記可動
    盤(6)の突起(16a)が回動部材(12)の係合部
    (12a)に係合してなり、 前記ガイド盤(9)は、前記回動部材(12)を回動可
    能に支持し、 前記プッシュロッド(11)は、上端を前記回動部材
    (12)の盤面から突出 して前記カム面(8a)に圧接
    したことを特徴とする 車両用コンビネーションスイッチ
    の構造。
JP1991014313U 1991-02-20 1991-02-20 車両用コンビネーションスイッチの構造 Expired - Lifetime JP2574101Y2 (ja)

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JPH04101333U JPH04101333U (ja) 1992-09-01
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