JP2562429Y2 - 車両用コンビネーションスイッチの構造 - Google Patents
車両用コンビネーションスイッチの構造Info
- Publication number
- JP2562429Y2 JP2562429Y2 JP3002391U JP3002391U JP2562429Y2 JP 2562429 Y2 JP2562429 Y2 JP 2562429Y2 JP 3002391 U JP3002391 U JP 3002391U JP 3002391 U JP3002391 U JP 3002391U JP 2562429 Y2 JP2562429 Y2 JP 2562429Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- operation lever
- knob
- combination switch
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Switches With Compound Operations (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、操作レバーの先端に設
置したロータリースイッチの回転軸を操作レバー内に一
体に形成した車両用コンビネーションスイッチの構造に
関する。
置したロータリースイッチの回転軸を操作レバー内に一
体に形成した車両用コンビネーションスイッチの構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のステアリングコラムの両
側に設置されるコンビネーションスイッチとしては、例
えば、実公平1−25381号公報に開示された技術が
ある。この開示技術のように従来のコンビネーションス
イッチは、操作レバーの先端にロータリースイッチのノ
ブを設置している。該ノブは、操作レバーに回動自在に
挿設した内側軸に固定している。内側軸は、金属パイプ
から形成している。該内側軸は、一端にノブ、他端に作
動部材をネジ等により固着している。前記ノブは、前照
灯スイッチあるいはワイパースイッチ等の操作ノブであ
る。
側に設置されるコンビネーションスイッチとしては、例
えば、実公平1−25381号公報に開示された技術が
ある。この開示技術のように従来のコンビネーションス
イッチは、操作レバーの先端にロータリースイッチのノ
ブを設置している。該ノブは、操作レバーに回動自在に
挿設した内側軸に固定している。内側軸は、金属パイプ
から形成している。該内側軸は、一端にノブ、他端に作
動部材をネジ等により固着している。前記ノブは、前照
灯スイッチあるいはワイパースイッチ等の操作ノブであ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前述した従来のコンビ
ネーションスイッチは、ロータリースイッチのノブを金
属製の内側軸に固着している。このため、コンビネーシ
ョンスイッチの重さが重くなるという問題点がある。ま
た、内側軸は、両端にノブと作動部材に挿入して、ネジ
等により固定しているため、部品点数及び組付工数が多
くなるという問題点がある。
ネーションスイッチは、ロータリースイッチのノブを金
属製の内側軸に固着している。このため、コンビネーシ
ョンスイッチの重さが重くなるという問題点がある。ま
た、内側軸は、両端にノブと作動部材に挿入して、ネジ
等により固定しているため、部品点数及び組付工数が多
くなるという問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、揺動する操作
レバーの先端にロータリースイッチを具備した車両用コ
ンビネーションスイッチの構造において、前記ロータリ
ースイッチの回動軸を前記操作レバー内に一体形成した
ことにより、前述した従来技術の課題を解消するもので
ある。
レバーの先端にロータリースイッチを具備した車両用コ
ンビネーションスイッチの構造において、前記ロータリ
ースイッチの回動軸を前記操作レバー内に一体形成した
ことにより、前述した従来技術の課題を解消するもので
ある。
【0005】
【第1実施例】以下、図1、図2及び図3に基づき本考
案に係る車両用コンビネーションスイッチの構造の第1
実施例を詳述する。
案に係る車両用コンビネーションスイッチの構造の第1
実施例を詳述する。
【0006】図1、図2及び図3は、ステアリングコラ
ム(図示せず)に設置されるコンビネーションスイッチ
である。該コンビネーションスイッチは、間欠ワイパー
ウォッシャースイッチ及びリヤワイパーウォッシャース
イッチの機能を備えている。2は、操作レバーであり、
可動盤3を介して、ベース4に取付けている。該操作レ
バー2は、開口部2a内に回動軸2bを一体に形成して
いる。該操作レバー2は、一体に形成した軸部2cを上
下方向に揺動自在に可動盤3に軸支している。可動盤3
は、操作レバー2を挿通し、軸部3aを中心として矢印
A方向及びB方向に回動する。該可動盤3は、ベース4
に軸支している。該可動盤3は、間欠ワイパースイッチ
の固定接点5に接触する可動接点(図示せず)を備えて
いる。6は、回動軸2bに回動不能に挿設する極盤であ
る。該極盤6は、周部に形成した溝6aを開口部2a内
に形成した凸部2dに挿入することにより、操作レバー
2に回動不能に挿入している。極盤6は、リヤワイパー
ウォッシャースイッチの可動接点7に接触する固定接点
8を備えている。可動接点7は、スプリング9を介し
て、回動ノブ10に挿入している。回動ノブ10は、回
動軸2bに回動自在に挿設したロータリースイッチの操
作部材である。11は、スチールボール12を付勢する
ためのスプリングであり、回動ノブ10に挿設してい
る。スチールボール12は、節度盤13に形成した節度
溝13aに圧接している。節度盤13は、回動軸2bに
回動不能に挿入し、止め輪14にて固定している。15
は、間欠ワイパーの抵抗基板であり、節度盤13の開口
部13bに回動不能に挿入している。該抵抗基板15
は、摺動接片17に接触する抵抗体16を有する。抵抗
体16は、コード18を溶着している。該コード18
は、回動軸2bの下部に形成した溝状のコード収納部2
dに挿入して、操作レバー2の軸部2cの近傍から引出
している。前記摺動接片17は、導電性板部材から成
り、可動子19に取付けている。可動子19は、スプリ
ング20に付勢したスチールボール21に圧接する節度
溝19aを形成している。該可動子19は、軸棒19b
を固定ノブ22を介して回動ノブ23に、ピン24によ
り固定している。固定ノブ22は、節度盤13の周部に
形成した爪13cにより節度盤13に嵌着している。回
動ノブ23は、間欠ワイパーのボリュームである。
ム(図示せず)に設置されるコンビネーションスイッチ
である。該コンビネーションスイッチは、間欠ワイパー
ウォッシャースイッチ及びリヤワイパーウォッシャース
イッチの機能を備えている。2は、操作レバーであり、
可動盤3を介して、ベース4に取付けている。該操作レ
バー2は、開口部2a内に回動軸2bを一体に形成して
いる。該操作レバー2は、一体に形成した軸部2cを上
下方向に揺動自在に可動盤3に軸支している。可動盤3
は、操作レバー2を挿通し、軸部3aを中心として矢印
A方向及びB方向に回動する。該可動盤3は、ベース4
に軸支している。該可動盤3は、間欠ワイパースイッチ
の固定接点5に接触する可動接点(図示せず)を備えて
いる。6は、回動軸2bに回動不能に挿設する極盤であ
る。該極盤6は、周部に形成した溝6aを開口部2a内
に形成した凸部2dに挿入することにより、操作レバー
2に回動不能に挿入している。極盤6は、リヤワイパー
ウォッシャースイッチの可動接点7に接触する固定接点
8を備えている。可動接点7は、スプリング9を介し
て、回動ノブ10に挿入している。回動ノブ10は、回
動軸2bに回動自在に挿設したロータリースイッチの操
作部材である。11は、スチールボール12を付勢する
ためのスプリングであり、回動ノブ10に挿設してい
る。スチールボール12は、節度盤13に形成した節度
溝13aに圧接している。節度盤13は、回動軸2bに
回動不能に挿入し、止め輪14にて固定している。15
は、間欠ワイパーの抵抗基板であり、節度盤13の開口
部13bに回動不能に挿入している。該抵抗基板15
は、摺動接片17に接触する抵抗体16を有する。抵抗
体16は、コード18を溶着している。該コード18
は、回動軸2bの下部に形成した溝状のコード収納部2
dに挿入して、操作レバー2の軸部2cの近傍から引出
している。前記摺動接片17は、導電性板部材から成
り、可動子19に取付けている。可動子19は、スプリ
ング20に付勢したスチールボール21に圧接する節度
溝19aを形成している。該可動子19は、軸棒19b
を固定ノブ22を介して回動ノブ23に、ピン24によ
り固定している。固定ノブ22は、節度盤13の周部に
形成した爪13cにより節度盤13に嵌着している。回
動ノブ23は、間欠ワイパーのボリュームである。
【0007】本考案に係る車両用コンビネーションスイ
ッチの構造の第1実施例は、以上のような構成であり、
次にその作動を詳述する。
ッチの構造の第1実施例は、以上のような構成であり、
次にその作動を詳述する。
【0008】回動軸2bは、操作レバー2内にこれと一
体に形成している。このため、従来の金属性パイプを使
用していたコンビネーションスイッチよりも重さを軽く
すると共に、部品点数及び組付工数を低減することがで
きる。
体に形成している。このため、従来の金属性パイプを使
用していたコンビネーションスイッチよりも重さを軽く
すると共に、部品点数及び組付工数を低減することがで
きる。
【0009】次に本考案に係る車両用コンビネーション
スイッチの構造の第1実施例の作動について詳述する。
スイッチの構造の第1実施例の作動について詳述する。
【0010】操作レバー2を矢印C及びD方向に揺動す
ると、可動盤3が矢印A及びB方向に揺動して、ワイパ
ーが作動する。該操作レバー2を矢印E方向に操作する
と、操作レバー2は、軸部2cを中心として揺動し、ウ
ォッシャースイッチがONする。操作レバー2から手を
放すと、該操作レバー2は、矢印F方向に揺動して自動
復帰する。回動ノブ10を矢印G方向に回動操作する
と、リヤウォッシャーが作動する。回動ノブ10を矢印
H方向に回動操作すると、リヤワイパーが作動する。回
動ノブ23は、間欠ワイパーのボリュームであり、操作
レバー2がINTの位置にあるとき作動する。そして、
回動ノブ23を回動操作すると、間欠ワイパーのサイク
ルをコントロールする。
ると、可動盤3が矢印A及びB方向に揺動して、ワイパ
ーが作動する。該操作レバー2を矢印E方向に操作する
と、操作レバー2は、軸部2cを中心として揺動し、ウ
ォッシャースイッチがONする。操作レバー2から手を
放すと、該操作レバー2は、矢印F方向に揺動して自動
復帰する。回動ノブ10を矢印G方向に回動操作する
と、リヤウォッシャーが作動する。回動ノブ10を矢印
H方向に回動操作すると、リヤワイパーが作動する。回
動ノブ23は、間欠ワイパーのボリュームであり、操作
レバー2がINTの位置にあるとき作動する。そして、
回動ノブ23を回動操作すると、間欠ワイパーのサイク
ルをコントロールする。
【0011】
【第2実施例】図4及び図5は、本考案に係る車両用コ
ンビネーションスイッチの構造の第2実施例を示す図面
である。本考案の第2実施例は、第1実施例と同様に、
操作レバー24に一体成形した回動軸24aにロータリ
ースイッチの回動ノブ25を軸支している。操作レバー
24は、間欠ワイパーウォッシャースイッチである。該
操作レバー24は、矢印I及びJ方向に揺動操作するこ
とにより、ワイパーが作動する。そして、該操作レバー
24は、矢印K方向に引上げると、ウォッシャーが作動
する。26は、回動軸24aに嵌着した固定部材であ
る。27は、回動ノブ25の節度部材(図示せず)を設
置するための固定ノブである。28は、固定ノブ27に
挿入すると共に、固定部材26に係止する蓋部材であ
る。
ンビネーションスイッチの構造の第2実施例を示す図面
である。本考案の第2実施例は、第1実施例と同様に、
操作レバー24に一体成形した回動軸24aにロータリ
ースイッチの回動ノブ25を軸支している。操作レバー
24は、間欠ワイパーウォッシャースイッチである。該
操作レバー24は、矢印I及びJ方向に揺動操作するこ
とにより、ワイパーが作動する。そして、該操作レバー
24は、矢印K方向に引上げると、ウォッシャーが作動
する。26は、回動軸24aに嵌着した固定部材であ
る。27は、回動ノブ25の節度部材(図示せず)を設
置するための固定ノブである。28は、固定ノブ27に
挿入すると共に、固定部材26に係止する蓋部材であ
る。
【0012】本考案の第2実施例は、第1実施例と同様
の作用効果を得ることができる。すなわち、回動軸24
aを操作レバー24に一体形成したので、従来のコンビ
ネーションスイッチよりも、重量を軽減し、かつ部品点
数及び組付工数を軽減することができる。
の作用効果を得ることができる。すなわち、回動軸24
aを操作レバー24に一体形成したので、従来のコンビ
ネーションスイッチよりも、重量を軽減し、かつ部品点
数及び組付工数を軽減することができる。
【0013】本考案は、第1実施例及び第2実施例とし
て、ステアリングシャフトの左側に設置するワイパーウ
ォッシャースイッチについて説明した。本考案は、ステ
アリングシャフトの右側に設置する前照灯スイッチ付の
ターンシグナルスイッチ等においても同様に使用するこ
とができる。
て、ステアリングシャフトの左側に設置するワイパーウ
ォッシャースイッチについて説明した。本考案は、ステ
アリングシャフトの右側に設置する前照灯スイッチ付の
ターンシグナルスイッチ等においても同様に使用するこ
とができる。
【0014】
【考案の効果】本考案に係る車両用コンビネーションス
イッチの構造は、ロータリースイッチの回動軸を操作レ
バー内に一体に形成したことにより、従来のコンビネー
ションスイッチと比べ、重量を軽減すると共に、かつ部
品点数及び組付工数を軽減することができる。
イッチの構造は、ロータリースイッチの回動軸を操作レ
バー内に一体に形成したことにより、従来のコンビネー
ションスイッチと比べ、重量を軽減すると共に、かつ部
品点数及び組付工数を軽減することができる。
【図1】本考案に係る車両用コンビネーションスイッチ
の構造の第1実施例の分解斜視図である。
の構造の第1実施例の分解斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例の正面図である。
【図3】図2の矢視線X−X方向断面図である。
【図4】本考案の第2実施例の正面図である。
【図5】図4の矢視線Y−Y方向の断面図である。
2、24 操作レバー 2b、24a 回動軸 10、23、25 回動ノブ
Claims (1)
- 【請求項1】 揺動する操作レバーの先端にロータリー
スイッチを具備した車両用コンビネーションスイッチの
構造において、前記ロータリースイッチの回動軸を前記
操作レバー内に一体形成したことを特徴とする車両用コ
ンビネーションスイッチの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3002391U JP2562429Y2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 車両用コンビネーションスイッチの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3002391U JP2562429Y2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 車両用コンビネーションスイッチの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0496937U JPH0496937U (ja) | 1992-08-21 |
JP2562429Y2 true JP2562429Y2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=31765061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3002391U Expired - Fee Related JP2562429Y2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 車両用コンビネーションスイッチの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562429Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP3002391U patent/JP2562429Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0496937U (ja) | 1992-08-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5611227A (en) | Handleset with thumb piece and rack | |
JPH0950735A (ja) | 車両用ターンシグナルスイッチのキャンセル機構 | |
JPH10106399A (ja) | 車両用コンビネーションスイッチの構造 | |
US6172311B1 (en) | Lever switch | |
JP2562429Y2 (ja) | 車両用コンビネーションスイッチの構造 | |
JP2003092046A (ja) | 車両用レバースイッチ | |
JP3512530B2 (ja) | 自動車のアクセルペダル装置 | |
JPH08328679A (ja) | 操作レバー装置 | |
JP2586048Y2 (ja) | ターンシグナルスイッチのキャンセル機構 | |
JP2574101Y2 (ja) | 車両用コンビネーションスイッチの構造 | |
KR0120433Y1 (ko) | 자동차용 도어의 외측 핸들 | |
JPS6419572U (ja) | ||
JPH08260787A (ja) | キーシリンダ装置 | |
JP2576131Y2 (ja) | レバースイッチ装置 | |
JP2603399Y2 (ja) | 自動車用ドアハンドル装置 | |
JP3460582B2 (ja) | 車両用コンビネーションスイッチの構造 | |
JP2575079Y2 (ja) | 車両用レバースイッチの構造 | |
KR200190990Y1 (ko) | 자동차 스티어링 칼럼의 틸트 레버 록킹용 쐐기 구조 | |
JPS6224908Y2 (ja) | ||
JP2591547Y2 (ja) | 自動車用ドアハンドル装置 | |
JPS58209668A (ja) | ステアリングロツク装置 | |
JPS5846913Y2 (ja) | 車両用方向指示装置 | |
JP2546049Y2 (ja) | 車両用コンビネーションスイッチ | |
JP2638523B2 (ja) | キャスター | |
JP2575078Y2 (ja) | ステアリングホイールのパッド部に装着したスイッチの構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970916 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |