JP2638523B2 - キャスター - Google Patents

キャスター

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JP2638523B2
JP2638523B2 JP6290566A JP29056694A JP2638523B2 JP 2638523 B2 JP2638523 B2 JP 2638523B2 JP 6290566 A JP6290566 A JP 6290566A JP 29056694 A JP29056694 A JP 29056694A JP 2638523 B2 JP2638523 B2 JP 2638523B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はキャスターに係り、特
に、車輪の走行を停止するストッパ装置を有するキャス
ターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】キャスターは、図に示すように、走行
する車輪2と、この車輪2が車軸3を介して回転自在に
支持されたキャスター本体4と、このキャスター本体4
の上記車軸3から進行方向前方側に設けられた孔内に回
転可能に嵌合されるとともに、什器、家具等の被取付け
体6(図参照)の底部に固定される竪軸5とを備えて
いる。通常は、キャスター本体4が上記竪軸5を中心に
自由に旋回して任意の方向に走行可能な自在車として使
用される。このキャスターは、家具等を移動させて所定
の位置に設置した後は、自由に移動してしまうことがな
いように、車輪の回転を規制するストッパ装置6が設け
られている。このストッパ装置6の操作プレート7はキ
ャスター本体4の進行方向後方側に突出して取りつけら
れる。操作プレート7は、両端が湾曲した板体から構成
され、ストッパ装置6のオフ時、一端7Aがキャスター
本体4に接し、キャスター本体4後方側の一部を覆うよ
うになっている。また、操作プレート7は、他端7Bが
押圧されてストッパ装置6がオンされると、ほぼ起立状
態で支持されるようになっている。そして、操作プレー
ト7の表側両端7A、7Bには、ストッパ装置6の状態
を表示するFREEとSTOPの表示がぞれぞれ浮き彫
りにより形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のキャスターは、
ストッパ装置のオン・オフ状態を表示する表示部が、操
作プレート表面の両端に浮き彫りにより設けられている
ため、表示面積に限界があり、極めて微小な文字あるい
は記号により表示せざるを得ない。このため、ストッパ
装置のオン・オフを操作を行う際、キャスターに近付い
て表示を確認して操作する必要がある。また、被取付け
体が大型の什器等であると、作業者が立ったままストッ
パ装置を操作する際、判別しにくいという問題があっ
た。しかも、操作プレートの表側に表示部が形成されて
いるため、ストッパ装置の操作の繰り返しにより表示部
が摩耗により見ずらくなる恐れもある。
【0004】本発明は上記欠点を除くためになされたも
ので、ストッパ装置のロックまたはロック解除の状態を
示す表示部を判別しやすくして操作性を向上させること
ができるキャスターを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るキャスター
は、車軸を介して車輪が回転可能に支持され進行方向前
方側に竪軸が取りつけられたキャスター本体と、このキ
ャスター本体に設けられ係合部材を介して車輪を係脱可
能にロックするロック機構と、上記キャスター本体の後
方側に突出して揺動可能に支承され上記係合部材をロッ
ク解除位置に付勢する変位部材と、この変位部材の外側
に形成され、外部からの操作により上記変位部材を揺動
させロックまたはロック解除位置で所定の傾斜角度に保
持され、ロックまたはロック解除位置のいずれか一方
で、上記キャスタ本体の一部を覆い、他方の位置で、そ
の一部を露出させる操作プレートとを備えたキャスター
において、操作プレートはロック位置でほぼ起立状態に
保持されるとともに、ロック機構のロック状態またはロ
ック解除状態を示す表示部を操作プレートの起立により
露出されるキャスタ本体の露出部に設けたものである。
【0006】
【作用】本発明に係るキャスターでは、操作プレートを
操作して変位部材をロック位置またはロック解除位置の
いずれか一方に保持すると、キャスタ本体の露出された
位に表示部が現れるようにしているので、表示部の面
積を増大させることができ、表示部が判別しやすくな
る。このため、離れた位置からストッパ装置のロック状
態またはロック解除状態を容易に判別することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、図面に示す実施例により本発明を説明
する。図1は本発明の一実施例に係るキャスターの縦断
面図、図2は図1のキャスターを進行方向後方側から見
た背面図、図3は図1のキャスターの平面図、図4はロ
ックされている状態のキャスターを示す側面図、図5な
いし図6はそれぞれ図4のキャスターの背面図および平
面図、図7はロックされている状態のストッパ装置を示
すキャスター本体の縦断面図である。キャスター10
は、図1に示すように、キャスター本体11と、このキ
ャスター本体11に車軸12を介して回転自在に支持さ
れた双輪の車輪13と、キャスター本体11の車軸12
から進行方向前方側に形成された取付け孔14内に嵌合
された竪軸15とを備えている。この竪軸15は、下部
がキャスター本体11の取付け孔14内に回転自在に嵌
合されるとともに、上部には図示しない被取付体側に螺
合されるねじ部15Aが形成される。また、車輪13の
内側には、係止溝16が多数形成される。
【0008】キャスター本体11には、図1に示すよう
に、進行方向後方側にストッパ装置20が設けられる。
ストッパ装置20は、ロック機構16、21、22、2
3と、変位部材24と、操作プレート25とから構成さ
れる。係合部材23は、車輪側に突出した係止部23
A、23A(図2ないし図3参照)を有する制動プレー
トで、制動プレート23は、キャスター本体11に形成
された孔21内に収容され、ばね22により孔21内で
車輪13の径方向に変位され係止溝16に係脱可能に弾
撥付勢されるようになっている。変位部材24は、キャ
スター本体11に枢支されたカムで、このカム24は、
制動プレート23に当接し、揺動に応じて制動プレート
23を車輪13の径方向に変位させて、制動プレート2
3の係止部23A、23Aを係止溝16に係脱可能に係
止させる(図7参照)。カム24の外側には、両端が湾
曲した操作プレート25が形成され、外部からの押圧操
作によりカム24を揺動させ、カム24のロックまたは
ロック解除位置でそれぞれ所定の傾斜角度に保持される
ようになっている。すなわち、操作プレート25は、図
2ないし図3に示すように、カム24のロック解除位置
では、ほぼ水平に保持され、キャスター本体11の進行
方向後方側の一部11Aを覆うようになっている。そし
て、カム24のロック位置では、図4ないし図6に示す
ように、ほぼ起立状態に保持され、キャスター本体11
の一部11Aを上方に露出させるようになっている。
【0009】ところで、キャスター本体11には、図5
ないし図6に示すように、カム24のロック位置で上方
に露出される一部11Aに表示部30が設けられる。表
示部30は、ストッパ装置20のロック状態を示す文
字、記号またはキャスター10の色調と異なる色彩が施
されている。すなわち、離れた位置で操作プレート25
を操作する際、作業者が上方からストッパ装置20の状
態を容易に判別できるようになっている。本実施例で
は、表示部30は黒色のキャスター10に対し、白色に
彩色された生地に「止」の表示が施されている。
【0010】次に、上記実施例に係るキャスター10の
作用について説明する。キャスター10は、ストッパ装
置20がロック解除状態、すなわち、キャスター10の
フリー走行状態では、操作プレート25の上側を押圧し
てカム24を揺動させ、カム24が制動プレート23を
車軸12側に押し下げ、ロック解除位置(図1参照)
で、車輪13は自由走行される。このとき、操作プレー
ト25は、上端がキャスター本体11に当接し、表示部
30を覆って隠すようになる。すなわち、表示部30が
操作プレート25により隠されている状態が、ストッパ
装置20のロック解除状態を示す。一方、キャスター1
0のロック状態では、操作プレート25の下側を押圧し
てカム24を揺動させ、ばね22により制動プレート2
3が外方に弾撥付勢されると、係止部23A、23Aが
係止溝16に係合され、車輪13がロックされる(図7
参照)。このとき、操作プレート25は、ほぼ起立状態
となって、表示部30が上方に露出されるので(図5な
いし図6参照)、ストッパ装置20のロック状態を上方
から容易に確認することができる。このように、上記実
施例に係るキャスター10では、キャスター10のロッ
クまたはロック解除状態を容易に判別することができ
る。なお、上記実施例では、ロック時に、操作プレート
25を起立状態とし、表示部30を露出させるようにし
ているが、これに限られるものではなく、ストッパ装置
の動作を逆にして、ロック解除時に、操作プレートを起
立状態とし、表示部をロック解除状態を示す表示として
上方に露出させても良いことはもちろんである。
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、キャ
スタ本体の一部にストッパ装置のロック状態またはロッ
ク解除状態を示す表示部を設けたことにより、表示面積
を増大させることができるので、離れた位置からキャス
ターのロック・非ロック状態を判別しやすくなり、操作
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るキャスターのロック解
除状態を示す縦断面図である。
【図2】図1のキャスターを進行方向後方側から見た背
面図である。
【図3】図1のキャスターの平面図である。
【図4】図1のキャスターのロック状態を示す平面図で
ある。
【図5】図4のキャスターを進行方向後方側から見た背
面図である。
【図6】図4のキャスターの平面図である。
【図7】ロック状態のストッパ装置を示すキャスター本
体の縦断面図である。
【図8】什器等の被取付体に取付けられた従来のキャス
ターを示す説明図である。
【図9】従来のキャスターを示す側面図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車軸を介して車輪が回転可能に支持され
    進行方向前方側に竪軸が取りつけられたキャスター本体
    と、このキャスター本体に設けられ係合部材を介して車
    輪を係脱可能にロックするロック機構と、上記キャスタ
    ー本体の後方側に突出して揺動可能に支承され上記係合
    部材をロック解除位置に付勢する変位部材と、この変位
    部材の外側に形成され、外部からの操作により上記変位
    部材を揺動させロックまたはロック解除位置で所定の傾
    斜角度に保持され、ロックまたはロック解除位置のいず
    れか一方で、上記キャスタ本体の一部を覆い、他方の位
    置で、その一部を露出させる操作プレートとを備えたキ
    ャスターにおいて、操作プレートはロック位置でほぼ起
    立状態に保持されるとともに、ロック機構のロック状態
    またはロック解除状態を示す表示部を操作プレートの起
    立により露出されるキャスタ本体の露出部に設けたこと
    を特徴とするキャスター。
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