JP2574018Y2 - 呼び線収納引出器 - Google Patents

呼び線収納引出器

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JP2574018Y2
JP2574018Y2 JP1992056917U JP5691792U JP2574018Y2 JP 2574018 Y2 JP2574018 Y2 JP 2574018Y2 JP 1992056917 U JP1992056917 U JP 1992056917U JP 5691792 U JP5691792 U JP 5691792U JP 2574018 Y2 JP2574018 Y2 JP 2574018Y2
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JP1992056917U
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JPH0613318U (ja
Inventor
顕侑 島
Original Assignee
エフシー総研株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は呼び線収納引出器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電線・ケーブル等を誘導案内するための
呼び線は、一般には、図5に示すような呼び線収納引出
器aに収納される。
【0003】即ち、呼び線収納引出器aは、一部に切欠
き部bを有するCの字型の管状体からなり、これに、呼
び線cをリール状に巻いて収納している。
【0004】即ち、呼び線cの先端金具(連結部)d
を、切欠き部bを介して外部へ突出させ、この状態で、
切欠き部bから外部に露出している呼び線c露出部を矢
印e方向に順次移動させれば、呼び線cを矢印fの如く
引き出すことができる。
【0005】また、切欠き部bから外部に露出している
呼び線c露出部を矢印g方向に移動させれば、呼び線c
を矢印hの如く引き込むことができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、呼び線c
は、この呼び線収納引出器aから引き出せば、直線状と
なるので、呼び線cを収納する(引き込む)際におい
て、呼び線cの基端部iが切欠き部bに対応すれば、図
例の如く、基端部iがバネ性によって直線状となって、
この切欠き部bから基端金具(連結部)jが大きくはみ
出す。
【0007】従って、この状態でさらに呼び線cを矢印
g方向に移動させれば、呼び線cの基端部iが一方の開
口端縁部kに引っ掛って、うまく収納することができな
い。
【0008】即ち、基端金具jが一方の開口端縁部kに
対応した際に、この基端金具jを、一方の開口部を介し
てこの呼び線収納引出器a内に挿入する作業を必要とし
ていた。
【0009】そこで、本考案では、一回転毎に再挿入す
る必要がなく、なめらかに呼び線を引き出したり収納し
たりすることができる呼び線収納引出器を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は上述の目的を達
成するために、本考案に係る呼び線収納引出器は、リー
ル状に巻いて呼び線を収納できると共に収納・引出操作
のために該呼び線が外部に露出する切欠き部を一部に有
するCの字型の管状収納本体を、備えた呼び線収納引出
器であって、上記管状収納本体内に周方向移動自在とし
て円環状保持誘導部材を挿通すると共に、該誘導部材の
一部と、収納される呼び線の基端とを連繋可能な連結具
を備えたものである。
【0011】
【作用】呼び線の基端は、円環状保持誘導部材の一部に
連結具を介して連結されているので、切欠き部から外部
へ露出している呼び線を周方向に順次移動させれば、呼
び線の基端は、この移動にともなって該誘導部材に誘導
案内されて管状収納本体内を円形の軌跡を描きつつ移動
する。
【0012】従って、呼び線の周方向への移動中におい
て、呼び線の基端が管状収納本体の開口端縁部に引っ掛
ることがなく、呼び線はなめらかに周方向に移動するこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を
詳説する。
【0014】図1は本考案に係る呼び線収納引出器を示
し、この呼び線収納引出器は、リール状に巻いて呼び線
1を収納する管状収納本体2と、この収納本体2内に挿
通される円環状保持誘導部材3と、該誘導部材3の一部
と収納される呼び線1の基端とを連繋するための連結具
4と、を備える。
【0015】しかして、管状収納本体2は、一部に切欠
き部5を有するCの字型とされ、開口端縁部6,8は、
夫々外方へ順次拡開するテーパ拡開部とされる。
【0016】また、呼び線1は、プラスチック又は鋼線
等からなる本体1aと、該本体1aの先端に付設される
先端連結部1bと、該本体1aの基端に付設される基端
連結部1cと、からなり、各連結部1b,1cには、係
止孔が貫設されている。
【0017】次に、円環状保持誘導部材3は、円環状に
巻かれるプラスチックや鋼線等からなる本体3aと、該
本体3aの両端部を連結して該本体3aを円環状に保持
する連結部材3bと、からなり、本体3aの一端に上述
の連結具4が取付けられる。
【0018】即ち、連結具4付の保持誘導部材3は、管
状収納本体2の孔部7内に、周方向移動自在として挿通
される。
【0019】しかして、連結具4は、フック部4aと、
フック部4aの基端に揺動自在に枢支される揺動片部4
bと、を備え、フック部4aが呼び線1の基端連結部1
cの係止孔に係止する。
【0020】また、揺動片部4bがフック部4aの開口
部を施蓋状として、連結部1cの抜けを防止している。
【0021】そして、揺動片部4bを揺動してフック部
4aを開口状とすれば、連結部1cをこのフック部4a
から外すことができる。
【0022】従って、基端連結部1cは連結具4に着脱
自在に取付けられ、呼び線1の基端が誘導部材3の一部
に連繋される。
【0023】次に上述の如く構成される呼び線収納引出
器の使用方法を説明する。
【0024】図2に示す状態(呼び線1の先端が切欠き
部5を介して突出した状態)から、図3に示すように、
切欠き部5から外部へ露出している呼び線1露出部を矢
印Aの如く時計廻りに周方向へ移動させてゆけば、呼び
線1は矢印Bの如く引き出される。
【0025】即ち、呼び線1を矢印Aの如く移動させて
ゆけば、呼び線1の基端が誘導部材3の一部に連繋され
ているので、この基端は、この移動にともなって該誘導
部材3に誘導案内されて管状収納本体2の孔部7内を円
形の軌跡を描きつつ移動し、呼び線1の連結部1c乃至
その近傍部位が管状収納本体2の開口端縁部6,8に引
っ掛ることなく、引き出し作業が行なわれる。
【0026】逆に、図2に示す状態から図4に示すよう
に、切欠き部5から外部へ露出している呼び線1露出部
を矢印Cの如く反時計廻りに周方向へ移動させてゆけ
ば、呼び線1は矢印Dの如く収納される。
【0027】この場合も、呼び線1の基端はこの移動に
ともなって誘導部材3に誘導案内されて管状収納本体2
の孔部7内を円形の軌跡を描きつつ移動し、呼び線1の
連結部1c乃至その近傍部位が開口端縁部6,8に引っ
掛ることなく、収納作業が行なわれる。
【0028】ところで、この管状収納本体2の開口端縁
部6,8がテーパ拡開部とされているので、呼び線1を
移動させて呼び線cを引き込んだり引き出したりする際
には、よりなめらかに行なうことができる。(勿論、こ
の開口端縁部6,8にテーパ拡開部を省略しても良
い。)
【0029】なお、本考案は上述の実施例に限定され
ず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
り、例えば、管状収納本体2の曲率半径、孔部7の孔径
寸法等を自由に変更することができ、また、切欠き部5
の周方向長さとしても、該切欠き部5から露出している
呼び線1を、収納・引出操作のために周方向に移動させ
ることができるものであれば、自由に変更することがで
きる。
【0030】また、連結具4としても、呼び線1の基端
連結部1cに係止する(取付けられる)ものであればよ
いので、図例のものに限る必要はなく、例えば、基端連
結部1cの係止孔に挿通されるピンと、該ピンを保持す
る保持体とからなるものであってもよい。あるいは、連
結具4としては単純な輪やフック体としても良い。保持
誘導部材3としては、孔部7内を円環状のまま移動でき
ればよいので、その材質を問わない。
【0031】
【考案の効果】本考案は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0032】呼び線1を簡単に引き出したり収納したり
することができ、特に、収納作業(引き込み作業)の際
には、呼び線1の基端が管状収納本体2の開口端縁部
6,8に引っ掛ることがなく、スムースな引き込み作業
を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】使用方法を説明する簡略図である。
【図3】使用方法を説明する簡略図である。
【図4】使用方法を説明する簡略図である。
【図5】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 呼び線 2 管状収納本体 3 円環状保持誘導部材 4 連結具 5 切欠き部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール状に巻いて呼び線1を収納できる
    と共に収納・引出操作のために該呼び線1が外部に露出
    する切欠き部5を一部に有するCの字型の管状収納本体
    2を、備えた呼び線収納引出器であって、上記管状収納
    本体2内に周方向移動自在として円環状保持誘導部材3
    を挿通すると共に、該誘導部材3の一部と、収納される
    呼び線1の基端とを連繋可能な連結具4を備えたことを
    特徴とする呼び線収納引出器。
JP1992056917U 1992-07-20 1992-07-20 呼び線収納引出器 Expired - Lifetime JP2574018Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPH0613318U JPH0613318U (ja) 1994-02-18
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JP2816652B2 (ja) * 1994-12-08 1998-10-27 飛島建設株式会社 清掃ケレン装置
JP5624837B2 (ja) * 2010-09-08 2014-11-12 古河電気工業株式会社 通線器の収納方法

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JPH0613318U (ja) 1994-02-18

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