JP3233250U - 長尺物品巻き取り機 - Google Patents

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三千雄 尾角
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Abstract

【課題】長尺物品を巻き取った後に、簡便に結束を行って一体として纏めた上で容易に取り出すことが可能な、ケーブルなどの長尺物品巻き取り機を提供する。【解決手段】長尺物品巻き取り機は、ドラム部500と、ドラム部の両端面側に配置される第1端面部100と第2端面部200とを備え、ドラム部は外径を拡縮可能に構成すると共に、外表面の第1端面部と第2端面部とを結ぶ方向に複数の結束バンド通し溝573を有し、第1端面部は、ドラム部の最大外径以上の半径を有する円形状であると共に、周縁部から中心方向に向かい複数の結束バンド通し溝に連通する、複数の結束バンド通しスリット103を有し、第2端面部は、ドラム部の最小外径以下の半径を有する円形状である。【選択図】図1

Description

本考案は、ケーブルやワイヤなどの長尺の物品の巻き取りを行うと共に、巻き取った後に、簡便に結束を行って機器から取り外すことが可能な、長尺物品巻き取り機に関するものである。
ケーブルやワイヤなどの線状の部材、或いはホースなどの長尺の物品(以下これら線状の部材や長尺の物品を総称する趣旨で、長尺物品という場合が有る)を製造した場合には、これらを一定程度の長さに纏めることで、運搬や販売などの際の取り扱いを容易にする事等が行われている。
また、このように纏められた長尺物品を使用する場合には、例えば、ケーブルが接続されたマイクや、ホースが接続された散水ノズルなどの、長尺物品が接続された器具では、使用後に、これらが接続されていた長尺のケーブルやホース等を巻き取って、これを結束すること等によってほどけない様に個別に纏めた上で収納すること等が行われる場合が有る。
そのため、このように、ケーブルやワイヤ、或いは、ホースなどの長尺物品を巻き取った上で、簡便に取り外して纏めることができる機器が必要とされている。
そこで、このような機器として、例えば、実開昭64−20012号公報(特許文献1)に記載されたような、「ケーブル巻き取り器」や、実開平3−89064号公報(特許文献2)に記載されたような、「ケーブル巻き取りドラム」が、開示されている。
このうち、特許文献1では、「ケーブルの端部を挟むためのテーパー部で所定の間隔を保ってねじ止めされてなるドラム状の巻き取り部と、受け台把手の設けてある巻き取り受け台本体とが、巻き取り部の逆回転防止用の歯車と歯車止め爪を介して固定金具で着脱可能に取り付けられ、前記巻き取り部には、巻き取り部を回転する巻き取り把手を設けてなることを特徴とするケーブル巻き取り器」が開示されている。
そして、特許文献1に開示された技術では、「巻き取りが終わったならばビニールロープ等で巻き取ったケーブルを結束」し、「結束し終えたならば巻き取り部11を取り出し、ケーブルの束を取り出す」ように構成されている。
また、特許文献2では、「巻胴の片側に鍔を取り付けた複数のドラム半体を同一方向に向けて回転シャフトに順次挿通すると共に、最後に一枚の鍔を挿通することによって連続する複数のドラムを構成するようにしたことを特徴とするケーブル巻き取りドラム」が開示されている。
そして、特許文献2に開示された技術では、ドラムにケーブルを巻き取った後にケーブルを針金で結束し鍔の一方を取り外して、結束したケーブルの束を取り外すように構成されている。
実開昭64−20012号公報 実開平3−89064号公報
特許文献1に開示された技術では、ケーブルはドラム状の巻き取り部の周りに巻き取られており、当該ドラムは、巻き取り部11を構成するフレームに取り囲まれている。
そのため、特許文献1に開示された技術では、巻き取ったケーブルを結束する際には、フレームの間からドラムに巻き取られたケーブルの内側と外側とに結束用のビニールロープ等を通す必要が有り、フレームが邪魔になって、簡便に結束することは困難であった。
また、このように結束したケーブルを取り出すためには、巻き取り部11を構成するドラムを巻き取り受け台本体1から取り外す必要が有る。そのため、このような場合には、巻き取り部11を巻き取り受け台本体1から取り外し、更に、複数の箇所でねじ止めされた巻き取り部11のフレームの一部を取り外さなければならず、手間が掛かっていた。また、このような作業に続けて、他のケーブルも纏めようとする場合には、取り外したフレームを更にねじ止めして元に戻してから巻き取り作業を行う必要が有ることから、連続して同様の作業を行う場合にも多大な手間が掛かるという課題が有った。
また、特許文献2に開示された技術では、一つの軸に複数の巻胴がある事から、複数のケーブルを一度に巻き回すことが可能になるという利点はある。しかし、巻き取ったケーブルを束ねて纏めるためには、予め、「各ドラム半体2が連結された状態に於いて、前記各鍔1b及び単体の鍔4の周縁近傍に設けた透孔8を介して結束用の針金7を挿通してドラム半体2に沿わせ」る必要が有った。そのため、巻き取り量の変動などに応じて巻き取ったケーブルを結束しようとする場合には、結束用の針金の長さをそれに応じて調整できないため使い勝手が悪かった。更に、巻き取ったケーブルを取り出すためには、ハンドルH側から取り付けられている鍔1bを順番に取り外す必要が有ることから手間が掛かり、ケーブル等を巻き取った後に、簡便に結束を行って纏めるという課題の解決には十分に応えるものでは無かった。
そこで、本考案は、上記のような課題を解決することを目的としたものであり、ケーブルやワイヤなどの長尺物品の巻き取りを行う場合に、巻き取った後に、簡便に結束を行って一体として纏めた上で容易に取り出すことが可能な、ケーブルなどの長尺物品巻き取り機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本考案は、ドラム部と、前記ドラム部の両端面側に配置される第1端面部と第2端面部とを備え、前記ドラム部は外径を拡縮可能に構成すると共に、外表面の前記第1端面部と前記第2端面部とを結ぶ方向に複数の結束バンド通し溝を有し、前記第1端面部は、前記ドラム部の最大外径以上の半径を有する円形状であると共に、周縁部から中心方向に向かい前記複数の結束バンド通し溝に連通する、複数の結束バンド通しスリットを有し、前記第2端面部は、前記ドラム部の最小外径以下の半径を有する円形状である、ことを特徴とする長尺物品巻き取り機を提供する。
また、上記課題の解決は、前記ドラム部は、円筒形状の輪郭を有し、前記円筒形状の主軸上に配置され、周方向に複数の広げるカムが配置される中心軸部と、前記中心軸部の周囲に前記中心軸部と平行に配置され、前記第1端面部と前記第2端面部との間に固定される複数の軸方向支持部と、前記軸方向支持部に前記中心軸部から径方向に摺動可能に接続された複数の摺動部と、前記摺動部の前記中心軸部とは反対側に配置され、前記円筒形状の輪郭を形成し、外表面に前記結束バンド通し溝が設けられた複数の側面形成部とから構成され、前記中心軸部は、一方の端部が前記第1端面部に回動可能に接続され、他の一方の端部には、前記第2端面部を貫通して末端側に前記中心軸部を回動させるハンドルが設けられ、前記ハンドルには回動固定ピンが設けられ、前記回動固定ピンは、前記中心軸部の回動範囲の末端で、弾性体を用いて前記第2端面部上に設けられた保持孔に前記ハンドルを係止させるための突起であり、前記中心軸部に設けられた複数の広げるカムは、前記中心軸部の回動に応じて、前記摺動部に対向する前記中心軸部の半径を拡縮させ、これに応じて、前記側面形成部が構成する前記ドラム部の円筒形状の輪郭の外径を拡縮する、ことにより、或いは、前記長尺物品はケーブルである事により、或いは、前記ドラム部を前記第1端面部の側から回動可能に保持する支持体を備えることにより、更に効果的に達成される。
本考案では、ケーブル等の長尺物品を巻き取るドラム部の外径を拡縮可能に構成し、かかるドラム部の両端面側に第1端面部と第2端面部側を配置し、かかるドラム部の外表面について当該第1端面部と第2端面部とを結ぶ方向に複数の結束バンド通し溝を設け、更に、第1端面部の周縁部から中心方向に向かって、ドラム部外周に設けられた複数の結束バンド通し溝に連通するように複数の結束バンド通しスリットを設けている。
そのため、本考案では、ドラム部の外径を拡大させた上でドラム部の廻りにケーブル等を巻き回し、巻き回したケーブルを結束バンド通し溝や結束バンド通しスリットを介して、簡便に結束することが可能である。
そして、このようにドラムに巻き廻して結束されたケーブルは、ドラム部の外径を縮小させることで、容易に取り外しが可能である。
したがって、本考案によれば、ケーブルやワイヤなどの長尺物品の巻き取りを行う場合に、巻き取った後に、簡便に結束を行って一体として纏めた上で容易に取り出すことが可能な、ケーブルなどの長尺物品巻き取り機を提供することが可能である。
本考案による長尺物品巻き取り機の構成例1000の外観構成の概要を示した斜視図である。 ドラム部が構成する円筒形状の半径を拡大して長尺物品をドラム部周囲に巻き回す様子を概念的に示した斜視図である。 ドラム部が構成する円筒形状の半径を縮小して長尺物品をドラム部から取り出す様子を概念的に示した斜視図である。 本考案の構成例1000において、ドラム部の更に詳細な構造を示した図であり、図4(A)は、図1に示したX−X線におけるドラム部の断面図であり、図4(B)は、図1におけるY−Y線におけるドラム部の断面図である。 本考案の構成例1000における第2端面部に設けられたハンドルの方向からドラム部の第2端面部側を見た場合の例を示した平面図であり、図5(A)は、ドラム部を拡大させた状態におけるハンドルの位置を示し、図5(B)は、ドラム部を縮小させた状態におけるハンドルの位置を示したものである。 一組の広げるカムと摺動部における、広げるカムの回動と摺動部の摺動との関係を概念的に示した図である。 図1に示したような構成例において、ドラム部の輪郭を縮小させた例を図4と同様に示したものである。 ドラム部を縮小させた場合の例を示した一部に半断面及び透視図を含む斜視図である。 本考案による構成例1000に支持体を設けた例を示す斜視図である。
本考案は、基本的には、外径を拡縮可能なドラム部を用い、外径を拡大されたドラム部の周囲にケーブル等の長尺物品を巻き取って、これを結束バンド通し溝等を利用して結束バンドで一体として纏め、纏められた長尺物品をドラム部を縮小させることにより、容易に取り出せるように構成されたものである。
そこで、以下では、このような本考案による長尺物品巻き取り機について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
なお、以下の説明では、同一の構成要素については、他の形態を採り得るものについても同一の記号を用いる場合があり、重複する構成の説明や記号等については、一部省略する場合がある。また、図面に示す各構成要素の大きさや相互の比率などは、説明の便宜のために実際のものとは異なって拡大或いは強調している場合もあり、図面の一部については、分かり易くするために表現を省略している場合もある。
図1は本考案による長尺物品巻き取り機の構成例1000の外観構成の概要を示した斜視図である。
本考案は、基本的には、構成例1000に例示したように、ドラム部500と、当該ドラム部500の両端面側に配置される第1端面部100と第2端面部200とドラム部500の拡縮操作用のハンドル300とから構成されている。
そして、これらの構成要素のうち、ドラム部500は、概ね円筒形状の輪郭を有しており、外径を拡縮可能に構成すると共に、外表面のうち、第1端面部100と第2端面部200とを結ぶ方向に、複数の結束バンド通し溝573を有している。
更に具体的には、ドラム部500の外観は、図1に例示したように、ケーブルなどの長尺物品900をその表面に巻き取ることができるように、概ね円筒形状の輪郭を構成するように設けてあり、かかる円筒形状の周方向にケーブル等の長尺物品900を巻き取る様になっている。
ここで、本願考案の上記構成例1000では、ドラム部500の外観は円筒形状に構成されているが、ドラム部500の周囲にケーブル等の長尺物品900を巻き取ることが可能であれば、その外観形状は、円筒形状に限らず任意の形状を選択することが可能である。
そのため、例えば、本構成例1000で示したように、後述する側面形成部570を複数組み合わせて構成されたものでも良いし、或いは、軸方向から見た断面が三角形等の多角形を含む角柱状の輪郭を有する形態であっても構わない。
また、本考案においては、ドラム部500が拡縮可能に構成されている。ドラム部500を拡縮可能に構成することで、巻き取った長尺物品900を容易に取り外すことができるようにするためである。
そこで、本考案においては、例えば、後述するように、軸方向周りに広げるカム513を設けて、ハンドル操作により中心軸部510を一定範囲に回動させて、側面形成部570の内側に接続された摺動部550を径方向に摺動させることにより、当該側面形成部570が構成する円筒形状の側面が拡幅できるように構成することも可能である。
なお、本構成例ではハンドル300をドラム部500の拡縮手段の一部として用いているが、当該拡縮手段については任意の手段を選択することが可能であるため、採用する拡縮手段によっては、上記のようなハンドル300は必ずしも必須のものではない。
そして、かかるドラム部500の外表面は、後述するような複数の側面形成部570から構成されており、かかる側面形成部570は、複数個が集まって円筒形状の輪郭を構成している。
また、こうしたドラム部500の外表面である側面形成部570の外表面のうち、円筒形状を構成する両端面の側に形成された第1端面部100側と第2端面部200との間の方向には、当該第1端面部100と第2端面部200とを結ぶ方向に、複数の結束バンド通し溝573が形成されている。
かかる結束バンド通し溝573は、上述のように、ドラム部500の外表面側に形成されており、更に詳細には、ドラム部500が構成する円筒形状の表面を当該ドラム部500が構成する円筒形状の中心軸部510が作る軸線に平行であって、第1端面部100と第2端面部200とを結ぶ方向に、外表面から窪んだ溝として形成されている。
このような結束バンド通し溝573を設けるのは、本考案では、ドラム部500の周囲の円周方向にケーブルなどの長尺物品900を巻き回した後に、当該巻き回した長尺物品900の内側に結束バンド600を挿通させて長尺物品900を結束可能にするためである。
そして、このような結束バンド通し溝573の作る溝の大きさは、巻き取ることを想定する長尺物品900の種類に応じた結束バンド600を通過させることができる程度に設けられる。
また、かかる結束バンド通し溝573は、後述するように、第1端面部100に形成された結束バンド通しスリット103と連通するように構成されている。すなわち、結束バンド通し溝573と結束バンド通しスリット103とが連なって、その内側を結束バンド600が通り易いようになっている。
そのため、このように構成することにより、結束バンド通し溝573と結束バンド通しスリット103とは、かかる結束バンド600を巻き取った長尺物品900の外側と内側との双方にかけて差し渡すことにより、長尺物品900の結束を行い、長尺物品900を一体的に纏める事が容易になるように構成されている。
次に、ドラム部500の略円筒形の輪郭の両端面側には、第1端面部100と第2端面部200との2つの端面部が配置されている。
かかる2つの端面部のうち、第1端面部100は、ドラム部500にケーブル等の長尺物品900を巻き回した場合に、巻き回した長尺物品900が当該第1端部側でほどけない様に支持する鍔としての機能を有している。
そのため、かかる第1端面部100は、少なくとも外径が拡縮可能に構成されたドラム部500の最大外径以上の半径を有する円形状を有しており、巻き回しを想定する長尺物品900の種類と巻き回そうとする長さに応じてかかる円形状の最大の大きさが決定される。
また、第1端面部100は、その周縁部から中心方向に向かって、上述した側面形成部570に設けられた複数の結束バンド通し溝573に連通する複数の結束バンド通しスリット103が設けられている。かかる結束バンド通しスリット103は、第1端面部100の周縁部から中心部に向かって設けられた結束バンドを通すことができる程度の隙間である。
本考案では、ドラム部500にケーブルなどの長尺物品900を巻き回した後に、結束バンド600を用いて巻き取った長尺物品900を一体に纏めるように構成されている。そのため、かかる結束バンド通しスリット103を設けることにより、巻き取った長尺物品900の側面方向から、巻き取った長尺物品900が構成する輪の内側乃至外側に結束バンドを通し易いようになっている。
そして、かかる結束バンド通しスリット103は、第1端面部100の外周から、中心軸部510方向に設けられていて、その末端は、上述のように、拡幅された状態にあるドラム部500の外表面に形成された結束バンド通し溝573に連通するように構成されている。
次に、かかるドラム部500の第1端面部100側と反対側の他の端面側には、第2端面部200が設けられている。かかる第2端面部200の位置には、一般的には、第1端面部100と同様の端面が設けられることが多いが、本考案の場合には、一般的な構成とは異なり、巻き取ったケーブルなどの長尺物品900を当該第2端面部200側から抜き取ることを前提としている。
そのため、当該第2端面部200側の最大外径は、少なくとも外径が拡縮可能に構成されたドラム部500の最小半径以下の半径を有する円形状に構成され、巻き取ってまとめた長尺物品900が第2端面部200側から当該第2端面部200にひっかかる事無く取り出せるように構成されている。
また、第2端面部200には、ドラム部500の拡幅を行う際に使用されるハンドル300と、当該ハンドル300に設けられた回動固定ピン303とを用いて、ドラム部500を最大拡大範囲及び最小拡縮範囲で固定しておくための保持孔203が設けられている。
そのため、以上のように構成される本考案では、例えば、図2及び図3に示されるような手順で、長尺物品900の巻き取りと取り出しとが行われる。
ここで、図2は、ドラム部500が構成する円筒形状の半径を拡大して長尺物品900をドラム部500の周囲に巻き回す様子を概念的に示した斜視図である。
本考案においては図2(A)に示すように、ドラム部500を構成する円筒部を拡大させて、その周囲に長尺物品900を巻き回す。ここで、図2(A)は、このように、ドラム部500に長尺物品900を巻き回している途中の状態を示す斜視図である。そして巻き回し方には特に限定を設けるものでは無いが、例えば、巻き回そうとする長尺物品900の一端をドラム上の第1端面側に結束バンド通しスリット103などの一部を利用して仮固定し、ドラム部500の外表面上に巻き回す。
そして、次に図2(B)に示すように、長尺物品900をドラム部500の周囲に巻き回した後は、これを纏めるための結束バンド600を、結束バンド通しスリット103や結束バンド通し溝573などを用いて当該巻き回した長尺物品900の廻りに巻き回す。ここで、図2は(B)は、ドラム部500に巻き取った長尺物品900の廻りに結束バンド600を掛ける途中の状態を示した斜視図である。
そして、このように結束バンド600を掛ける事によって、図2(C)に示すように、長尺物品900に巻き回した結束バンド600により、当該長尺物品900を一体的に纏める事が可能である。ここで図2(C)は、結束バンドにより長尺物品900を一体的に纏めた状態を示す斜視図である。
次に、このように一体的にまとめられた長尺物品900は、図3に示すように、ドラム部500を構成する円筒部を縮小させて、取り出すことが可能である。ここで、図3は、ドラム部500が構成する円筒形状の半径を縮小して長尺物品900をドラム部500から取り出す様子を概念的に示した斜視図である。
本考案では、図3(A)に示したように、ドラム部500の廻りに、結束バンド600により一体的にまとめられた長尺物品900は、図中の白抜きの矢印で示したように、ドラム部500を縮小することにより、巻き回した長尺物品900とドラム部500との隙間を拡大して、当該長尺物品900を取り出し易くする構成になっている。ここで、図3(A)は、長尺物品900を取り出し易くするために、ドラム部500の外径を拡縮する動作を示した斜視図である。
そして、このようにドラム部500の外径を縮小した後には、長尺物品900とドラム部500との間に隙間ができるために、第2端面部200側から、図3(B)の図中の白抜きの矢印で示したように、一体に纏めた長尺物品900の束を取り出すことが可能である。ここで、図3(B)は、ドラム部500の外径を縮小した後に長尺物品900を取り出す様子を示す斜視図である。
そのため、以上のように、本考案においては、ドラム部500の外径を拡大させた上でドラム部500の廻りにケーブル等を巻き回し、巻き回したケーブルを結束バンド通し溝573や結束バンド通しスリット103を介して、簡便に結束することが可能である。
そして、このようにドラム部500に巻き廻して結束されたケーブル等の長尺物品900は、ドラム部500の外径を縮小させることで、容易に取り外しが可能である。
したがって、本考案によれば、ケーブルやワイヤなどの長尺物品900の巻き取りを行う場合に、巻き取った後に、簡便に結束を行って一体として纏めることが可能な、ケーブルなどの長尺物品900巻き取り機を提供することが可能である。
次に、本考案において用いることが可能な、ドラム部500の拡縮機構の例について説明する。
図4は、本考案の構成例1000において、ドラム部500の更に詳細な構造を示した図である。そして、図4(A)は、図1に示したX−X線におけるドラム部500の断面図であり、図4(B)は、図1におけるY−Y線におけるドラム部500の断面図である。なお、ここでは、ハンドル300の部分に設けられる弾性体305については、図1に示したものとは異なる構成を例示したものに置き換えている。また、図1は、ドラム部500が拡大された状態を示しているために、図4でも同様に拡大された状態を示しており、ドラム部500を縮小した状態の同様の図については図7に記載している。
本考案による構成例1000の例では、ドラム部500は、更に単一の中心軸部510と、複数の軸方向支持部530と、複数の摺動部550と、上述の側面形成部570とから構成されており、更に中心軸部510の第2端面部200側にはハンドル300と回動固定ピン303及び弾性体305とが設けられ、当該第2端面部200には回動固定ピン303の先端にあるピン部303Pを固定するための保持孔203が設けられている。
これらのドラム部500の構成要素のうち、中心軸部510は、円筒形状の輪郭を有する上記ドラム部500の主軸上、すなわちドラム部500を円筒とした場合の両端面の円の中心を結んだ軸上に形成される。
また、当該中心軸部510は、上述のように、一方の端部が第1端面部100に回動可能に接続されて、他の一方の端部が更に第2端面部200を貫通して延伸し、その末端側には当該中心軸部510を一定範囲内で回動させるためのハンドル300が設けられている。
当該ハンドル300は、ドラム部500を拡縮する操作を行う際に用いるものであり、当該ハンドル300には先端にピン部303Pを有する回動固定ピン303が設けられていて、当該回動固定ピン303は第2端面部200側に弾性体305により押し付けられて、後述する中心軸部510の回動範囲の末端で、第2端面部200上に設けられた保持孔203に嵌め込まれることで、上記ハンドル300を係止できるようになっている。
なお、ここで、ハンドル300と回動固定ピン303及び弾性体305との構成については、特に限定を設けるものでは無い。そのため、例えば、図1に示したようにハンドルと第2端面部200との間に弾性体305を設けて、ハンドル300に設けた回動固定ピン303の先端のピン部303Pが弾性体305により、第2端面部200の保持孔203に押圧されている状態を保っており、拡縮操作をする場合には、第2端面部200側からハンドル300を引き寄せて回動固定ピン303の先端を引き抜く様な操作を行うような構成にしても良い。
また、或いは、図4(B)で示したように、ハンドル300と回動固定ピン303との間にこれらを反発させる弾性体305を設け、常時ピン部303Pを保持孔203に押圧させ、回動固定ピン303をハンドル300方向に引き寄せることで、第2端面部200の保持孔203に嵌め込まれていた回動固定ピン303のピン部303Pを引き出して操作する構造のものとしても構わない。
また、かかる中心軸部510には軸方向に沿って、第1端面部100と第2端面部200との間に、例えば、2つの部分に複数の広げるカム513が設けられている。
ここでいう広げるカム513は中心軸部510のうち後述する摺動部550の内縁が接する特定の位置で、当該中心軸部510の円周上に配置されたものであり、広げるカムの低段部分513Lの位置から、高段部分513Hの位置まで、滑らかに上昇し、その後下降する、翼型形状を円周上に張り付けたような断面を有する複数の突起である。
そして、かかる複数の広げるカム513は、後述するようにハンドル操作により中心軸部510廻りに回動させることで、摺動部550に接している部分で、中心軸部510の外径を実質的に拡縮し、これを通じて、側面形成部570による円筒形状の輪郭の外半径を拡縮して支持する構造となっている。
次に、ドラム部500の構成要素のうち軸方向支持部530は、中心軸部510の周囲に中心軸部510と平行に複数が配置され、第1端面部100と第2端面部200との間に固定される部材である。
そのため軸方向支持部530は第1端面部100と第2端面部200とを結びつけて固定することでドラム部500の基本形態を維持して、側面形成部570や摺動部550等が稼働する際の支持体として機能する。
また、軸方向支持部530の長手方向に対して垂直の断面は、短辺側が半円形状に構成された長方形状になっており、当該長方形状の長手方向に沿って、摺動部550が摺動できるように構成されている。そのため、軸方向支持部530の外面には、摺動部550が摺動方向からずれない様に、すなわち、摺動方向に対して垂直方向に摺動部550がずれない様に、当該摺動部550を両側面から支持するように突起状の摺動支持体533が設けられている。なお、かかる摺動支持体533は、軸方向支持部530と摺動部550とが位置ずれを生じないように形成されるものであるため、その機能を達するものなら、摺動部550側に設けても構わない。
次に、ドラム部500の構成要素のうち摺動部550は、上述した軸方向支持部530に摺動可能に支持された複数の部材であり、摺動部550に設けられた摺動孔553内に軸方向支持部530が貫通するようになっていて、上述した広げるカム513の動きに連動して、中心軸部510から径方向に摺動可能に構成されている。
本考案では、こうした構成を採用する事により当該摺動部550を中心軸部510の広げるカム513で径方向に移動させて側面形成部570によって構成されるドラム部500の外径の拡縮を行う構成となっている。
そのため、かかる摺動部550の外形は、頂角が丸みを帯びた概ね二等辺三角形状の平板状に構成されており、かかる二等辺三角形状の底辺部分には側面形成部570が接続され、頂角部分には中心軸部510の周囲に設けられた広げるカム513が接触するようになっている。
また、かかる摺動部550の中央部分である二等辺三角形状の頂角部分の内側から底辺部分の内側にかけては、軸方向支持部530の断面に対応するような、短辺側が半円形状に構成された長方形状の摺動孔553が形成されていて、当該摺動孔553を介して、摺動部550が軸方向支持部530に沿って摺動するように構成されている。
次に、ドラム部500の構成要素のうち側面形成部570は、複数の側面形成部570が集まって、ドラム部500の円筒形状の輪郭を構成する部分であり、ケーブルなどの長尺物品900を周囲に巻き回せるように構成された部材である。
そのため、当該側面形成部570は、円筒形状の側面部分を構成するように概ね長方形状の平板を長手方向に垂直な方向で滑らかな曲面を形成するように折り曲げるように構成されており、当該曲面を構成する側面形成部570の内側部分には、当該曲面が形成された方向に沿って、上述した摺動部550の二等辺三角形状の底面部分が接続されている。
また側面形成部570の当該曲面の外側部分には、当該側面形成部570の長手方向に沿って、結束バンド通し溝573が形成されており、ドラム部500の周囲に長尺物品900を巻き回した後には、巻き取った長尺物品900を結束バンド600により結束し易く構成されている。
なお、構成例1000に示した例では、結束バンド通し溝573は、側面形成部570の長方形状の2つの短辺間の中心を通る様に構成されているが、その位置に限定を設ける趣旨ではないため、第1端面部100と第2端面部200との間をつなぐように構成されていれば、必ずしも側面形成部570の上記中心を通るものでなくとも構わない。
次に、上記のような概ね円筒形状を有するドラム部500の両端面部側の方向には、上述のように、第1端面部100と第2端面部200とが形成されている。そして、第1端面部100は、ドラム部500の最大外径以上の半径を有する円形状であると共に、周縁部から中心方向に向かい複数の結束バンド通し溝573に連通する複数の結束バンド通しスリット103を有している。
また、第2端面部200は、上述のように、ドラム部500の最小外径以下の半径を有する円形状であるが、更に第2端面部200には、ハンドルによる中心軸部510の回動範囲の末端を予め決定しておき、ハンドル300に付属する回動固定ピン303のピン部303Pを、ドラム部500を拡大させた状態、或いは、縮小させた状態で保持するための2種類の保持孔203が設けられている。
そして当該2種類の保持孔203は、図5に示すように、ハンドル300を回動範囲の末端の1つであるドラム部500が拡大する側に係止する1組の拡大孔203Oと、同じくハンドル300を回動範囲の他の末端であるドラム部500が縮小する側に係止する1組の縮小孔203Cとに分けられる。
ここで、図5は、本考案の構成例1000における第2端面部200に設けられたハンドルの方向からドラム部500の第2端面部200側を見た場合の例を示した平面図であり、図5(A)は、ドラム部500を図中の白抜きの矢印の方向に拡大させた状態におけるハンドル300の位置を示し、図5(B)は、ドラム部500を図中の白抜きの矢印の方向に縮小させた状態におけるハンドル300の位置を示している。
すなわち、本構成例1000では、ドラム部500の拡縮手段として、中心軸部510の円周上に広げるカム513を設け、当該広げるカム513を用いて、中心軸部510の外径の大きさを実質的に変化させ、これに接する複数の摺動部550が作る中心軸部510に内接する円の半径を変更することで、摺動部550に接続された側面形成部570の作るドラム部500の外径を拡縮するように構成している。
そこで、本考案では図5に示したように、ハンドル300を、保持孔203に嵌め込まれている回動固定ピン303を弾性体305に抗して引き上げた上で、一定の回動範囲内で回動させることにより当該ドラム部500の拡縮操作を行っている。
そのため、例えば、図6に記載したように、一組の広げるカム513と摺動部550との関係を例にとると、中心軸部510の回動に連動して広げるカム513の上側に示した太線で示した矢印の範囲を摺動部550が上下に移動するために、次のように、側面形成部570の拡縮が行われる。ここで、図6は、一組の広げるカム513と摺動部550における、広げるカム513の回動と摺動部550の摺動との関係を概念的に示した図であり、太線による矢印は、広げるカム513の回動範囲を示し、当該広げるカム513の回動により、これに当接していた摺動部550がどのように摺動するかを示したものである。
なお、図6の例では、側面形成部570を4枚設けたことに対応して、広げるカム513の高段部分513Hから低段部分513Lまでの中心軸部510の回動範囲(回動角φ)を概ね45度に設定して、この範囲内で一組の広げるカム513と摺動部550の部分が連動するように構成している。しかし、これに限らずに、回動角等は、側面形成部570の枚数などに応じて設定することが可能であり、そのため、例えば、回動範囲を限定せずに、ハンドル300を連続して回転させることで、ドラム部500の拡縮が行われる構成にしても構わない。
側面形成部570の拡縮についての説明に戻れば、図6(A)に示すように、図中の広げるカム513の上面に沿った太線による矢印の左端側に摺動部550が位置している場合には、側面形成部570から中心軸部510の中心までの距離が、中心軸部510の半径に対して広がるカム513の高段側513Hの高さの分だけ拡大されている。
そのため、複数の側面形成部570が形成するドラム部500による円筒形状の輪郭が拡大された状態にある。
その一方、図6(A)に示すような状態から、ハンドル操作により、中心軸部510を図上で反時計回りの方向に回転させると、摺動部530と広げるカム513との接点が、広げるカム513の上面に沿った太線による矢印の右端側に移動すると同時に、かかる回動に伴い、摺動部550が摺動孔553を介して軸方向支持部530に支持されながらこれに沿って、中心軸部510の中心方向に移動する。
そのため、その結果として、図6(B)に示すように、摺動部550の位置が図中の白抜きの矢印のように中心軸部510の方向へ移動し、摺動部550と中心軸部510との接点が、広げるカム513の低段部分513L側若しくは広げるカム513の無い部分に移動するために、側面形成部570から中心軸部510の中心までの距離が、ほぼ広げるカムの高段側513Hの高さの分だけ低くなる。
したがって、このようなハンドル操作を行うことにより、図7及び図8に示したように、複数の側面形成部570が形成するドラム部500による円筒形状の輪郭が縮小することになり、ドラム部500を拡大した状態で巻きまわして結束バンド600により纏めた長尺物品900の取り出しを容易にすることが可能である。
なお、ここで、図7は、図1に示したような構成例1000において、ドラム部500の輪郭を縮小させた例を図4と同様に示したものであり、図8は、そのようにドラム部500を縮小させた場合の例を示した一部に半断面及び透視図を含む斜視図である。
また、図6(B)に示すように、ドラム部500が縮小された状態から図6(A)に示したように、ドラム部500が拡大された状態に戻すためには、上述のような縮小させる操作と逆の操作を行えば足りる。すなわち、図6(B)の状態にある中心軸部510を時計回りに回転させて、摺動部550と広げるカム513との接点を図6(A)に示す太字の矢印の左側方向に移動させれば、摺動部550が図6(A)の白抜きの矢印の方向に移動し、その結果、側面形成部570により構成されるドラム部500の輪郭が拡大された状態にすることが可能である。
したがって、本考案においては、上述の例で示したようなドラム部500の拡縮機構を用いることにより、更に効果的に、本考案の目的を達成することが可能である。
なお、上述の例は、本考案の構成例の一例を示したものであり、本考案の趣旨の範囲で、異なる構成例を採用することも可能である。
そのため、例えば、本考案の上記構成例1000をベースとして、図9に示すように、ドラム部500を第1端面部100の側から回動可能に保持する支持体(700、750)を設けることも可能である。そして、その場合には、例えば、図9(A)に示すように、支持体700によりドラム部500を水平に支持して、中心軸部510周りに回動できるように構成したり、或いは、図9(B)に示したように、ドラム部500を、支持体750により垂直に支持して、中心軸部510周りに回動できるように構成したりして、巻き取りを容易にすることも可能である。
100 第1端面部
200 第2端面部
203O 拡大孔(保持孔203)
203C 縮小孔(保持孔203)
103 結束バンド通しスリット
300 ハンドル
303 回動固定ピン
303P ピン部
305 弾性体
500 ドラム部
510 中心軸部
513 広げるカム
513H 広げるカムの高段部分
513L 広げるカムの低段部分
530 軸方向支持部
533 摺動支持体
550 摺動部
553 摺動孔
555 支持突起
570 側面形成部
573 結束バンド通し溝
600 結束バンド
700 750 支持体
900 ケーブル等の長尺物品
1000 長尺物品巻き取り機の構成例
φ 回動角

Claims (4)

  1. ドラム部と、前記ドラム部の両端面側に配置される第1端面部と第2端面部とを備え、
    前記ドラム部は外径を拡縮可能に構成すると共に、外表面の前記第1端面部と前記第2端面部とを結ぶ方向に複数の結束バンド通し溝を有し、
    前記第1端面部は、前記ドラム部の最大外径以上の半径を有する円形状であると共に、周縁部から中心方向に向かい前記複数の結束バンド通し溝に連通する、複数の結束バンド通しスリットを有し、
    前記第2端面部は、前記ドラム部の最小外径以下の半径を有する円形状である、
    ことを特徴とする長尺物品巻き取り機。
  2. 前記ドラム部は、円筒形状の輪郭を有し、
    前記円筒形状の主軸上に配置され、周方向に複数の広げるカムが配置される中心軸部と、
    前記中心軸部の周囲に前記中心軸部と平行に配置され、前記第1端面部と前記第2端面部との間に固定される複数の軸方向支持部と、
    前記軸方向支持部に前記中心軸部から径方向に摺動可能に接続された複数の摺動部と、
    前記摺動部の前記中心軸部とは反対側に配置され、前記円筒形状の輪郭を形成し、外表面に前記結束バンド通し溝が設けられた複数の側面形成部とから構成され、
    前記中心軸部は、一方の端部が前記第1端面部に回動可能に接続され、他の一方の端部には、前記第2端面部を貫通して末端側に前記中心軸部を回動させるハンドルが設けられ、
    前記ハンドルには回動固定ピンが設けられ、前記回動固定ピンは、前記中心軸部の回動範囲の末端で、弾性体を用いて前記第2端面部上に設けられた保持孔に前記ハンドルを係止させるための突起であり、
    前記中心軸部に設けられた複数の広げるカムは、前記中心軸部の回動に応じて、前記摺動部に対向する前記中心軸部の半径を拡縮させ、これに応じて、前記側面形成部が構成する前記ドラム部の円筒形状の輪郭の外径を拡縮する、請求項1に記載の長尺物品巻き取り機。
  3. 前記長尺物品はケーブルである、請求項1又は2に記載の長尺物品巻き取り機。
  4. 前記ドラム部を前記第1端面部の側から回動可能に保持する支持体を備える請求項1乃至3のいずれか1項に記載の長尺物品巻き取り機。
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