JPH0613318U - 呼び線収納引出器 - Google Patents
呼び線収納引出器Info
- Publication number
- JPH0613318U JPH0613318U JP5691792U JP5691792U JPH0613318U JP H0613318 U JPH0613318 U JP H0613318U JP 5691792 U JP5691792 U JP 5691792U JP 5691792 U JP5691792 U JP 5691792U JP H0613318 U JPH0613318 U JP H0613318U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スムースな引き出し・引き込み作業を行なう
ことができる呼び線収納引出器を提供する。 【構成】 呼び線1をリール状に巻いて収納する管状収
納本体2を備える。管状収納本体2は一部に切欠き部5
を有するCの字型である。この切欠き部5からリール状
に巻かれた呼び線1の一部が露出する。管状収納本体2
内に周方向移動自在として円環状保持誘導部材3を挿通
する。この誘導部材3の一部と、収納される呼び線1の
基端とを連結具4を介して連繋する。
ことができる呼び線収納引出器を提供する。 【構成】 呼び線1をリール状に巻いて収納する管状収
納本体2を備える。管状収納本体2は一部に切欠き部5
を有するCの字型である。この切欠き部5からリール状
に巻かれた呼び線1の一部が露出する。管状収納本体2
内に周方向移動自在として円環状保持誘導部材3を挿通
する。この誘導部材3の一部と、収納される呼び線1の
基端とを連結具4を介して連繋する。
Description
【0001】
本考案は呼び線収納引出器に関する。
【0002】
電線・ケーブル等を誘導案内するための呼び線は、一般には、図5に示すよう な呼び線収納引出器aに収納される。
【0003】 即ち、呼び線収納引出器aは、一部に切欠き部bを有するCの字型の管状体か らなり、これに、呼び線cをリール状に巻いて収納している。
【0004】 即ち、呼び線cの先端金具(連結部)dを、切欠き部bを介して外部へ突出さ せ、この状態で、切欠き部bから外部に露出している呼び線c露出部を矢印e方 向に順次移動させれば、呼び線cを矢印fの如く引き出すことができる。
【0005】 また、切欠き部bから外部に露出している呼び線c露出部を矢印g方向に移動 させれば、呼び線cを矢印hの如く引き込むことができる。
【0006】
ところが、呼び線cは、この呼び線収納引出器aから引き出せば、直線状とな るので、呼び線cを収納する(引き込む)際において、呼び線cの基端部iが切 欠き部bに対応すれば、図例の如く、基端部iがバネ性によって直線状となって 、この切欠き部bから基端金具(連結部)jが大きくはみ出す。
【0007】 従って、この状態でさらに呼び線cを矢印g方向に移動させれば、呼び線cの 基端部iが一方の開口端縁部kに引っ掛って、うまく収納することができない。
【0008】 即ち、基端金具jが一方の開口端縁部kに対応した際に、この基端金具jを、 一方の開口部を介してこの呼び線収納引出器a内に挿入する作業を必要としてい た。
【0009】 そこで、本考案では、一回転毎に再挿入する必要がなく、なめらかに呼び線を 引き出したり収納したりすることができる呼び線収納引出器を提供することを目 的とする。
【0010】
本考案は上述の目的を達成するために、本考案に係る呼び線収納引出器は、リ ール状に巻いて呼び線を収納できると共に収納・引出操作のために該呼び線が外 部に露出する切欠き部を一部に有するCの字型の管状収納本体を、備えた呼び線 収納引出器であって、上記管状収納本体内に周方向移動自在として円環状保持誘 導部材を挿通すると共に、該誘導部材の一部と、収納される呼び線の基端とを連 繋可能な連結具を備えたものである。
【0011】
呼び線の基端は、円環状保持誘導部材の一部に連結具を介して連結されている ので、切欠き部から外部へ露出している呼び線を周方向に順次移動させれば、呼 び線の基端は、この移動にともなって該誘導部材に誘導案内されて管状収納本体 内を円形の軌跡を描きつつ移動する。
【0012】 従って、呼び線の周方向への移動中において、呼び線の基端が管状収納本体の 開口端縁部に引っ掛ることがなく、呼び線はなめらかに周方向に移動することが できる。
【0013】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0014】 図1は本考案に係る呼び線収納引出器を示し、この呼び線収納引出器は、リー ル状に巻いて呼び線1を収納する管状収納本体2と、この収納本体2内に挿通さ れる円環状保持誘導部材3と、該誘導部材3の一部と収納される呼び線1の基端 とを連繋するための連結具4と、を備える。
【0015】 しかして、管状収納本体2は、一部に切欠き部5を有するCの字型とされ、開 口端縁部6,8は、夫々外方へ順次拡開するテーパ拡開部とされる。
【0016】 また、呼び線1は、プラスチック又は鋼線等からなる本体1aと、該本体1a の先端に付設される先端連結部1bと、該本体1aの基端に付設される基端連結 部1cと、からなり、各連結部1b,1cには、係止孔が貫設されている。
【0017】 次に、円環状保持誘導部材3は、円環状に巻かれるプラスチックや鋼線等から なる本体3aと、該本体3aの両端部を連結して該本体3aを円環状に保持する 連結部材3bと、からなり、本体3aの一端に上述の連結具4が取付けられる。
【0018】 即ち、連結具4付の保持誘導部材3は、管状収納本体2の孔部7内に、周方向 移動自在として挿通される。
【0019】 しかして、連結具4は、フック部4aと、フック部4aの基端に揺動自在に枢 支される揺動片部4bと、を備え、フック部4aが呼び線1の基端連結部1cの 係止孔に係止する。
【0020】 また、揺動片部4bがフック部4aの開口部を施蓋状として、連結部1cの抜 けを防止している。
【0021】 そして、揺動片部4bを揺動してフック部4aを開口状とすれば、連結部1c をこのフック部4aから外すことができる。
【0022】 従って、基端連結部1cは連結具4に着脱自在に取付けられ、呼び線1の基端 が誘導部材3の一部に連繋される。
【0023】 次に上述の如く構成される呼び線収納引出器の使用方法を説明する。
【0024】 図2に示す状態(呼び線1の先端が切欠き部5を介して突出した状態)から、 図3に示すように、切欠き部5から外部へ露出している呼び線1露出部を矢印A の如く時計廻りに周方向へ移動させてゆけば、呼び線1は矢印Bの如く引き出さ れる。
【0025】 即ち、呼び線1を矢印Aの如く移動させてゆけば、呼び線1の基端が誘導部材 3の一部に連繋されているので、この基端は、この移動にともなって該誘導部材 3に誘導案内されて管状収納本体2の孔部7内を円形の軌跡を描きつつ移動し、 呼び線1の連結部1c乃至その近傍部位が管状収納本体2の開口端縁部6,8に 引っ掛ることなく、引き出し作業が行なわれる。
【0026】 逆に、図2に示す状態から図4に示すように、切欠き部5から外部へ露出して いる呼び線1露出部を矢印Cの如く反時計廻りに周方向へ移動させてゆけば、呼 び線1は矢印Dの如く収納される。
【0027】 この場合も、呼び線1の基端はこの移動にともなって誘導部材3に誘導案内さ れて管状収納本体2の孔部7内を円形の軌跡を描きつつ移動し、呼び線1の連結 部1c乃至その近傍部位が開口端縁部6,8に引っ掛ることなく、収納作業が行 なわれる。
【0028】 ところで、この管状収納本体2の開口端縁部6,8がテーパ拡開部とされてい るので、呼び線1を移動させて呼び線cを引き込んだり引き出したりする際には 、よりなめらかに行なうことができる。(勿論、この開口端縁部6,8にテーパ 拡開部を省略しても良い。)
【0029】 なお、本考案は上述の実施例に限定されず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で 設計変更自由であり、例えば、管状収納本体2の曲率半径、孔部7の孔径寸法等 を自由に変更することができ、また、切欠き部5の周方向長さとしても、該切欠 き部5から露出している呼び線1を、収納・引出操作のために周方向に移動させ ることができるものであれば、自由に変更することができる。
【0030】 また、連結具4としても、呼び線1の基端連結部1cに係止する(取付けられ る)ものであればよいので、図例のものに限る必要はなく、例えば、基端連結部 1cの係止孔に挿通されるピンと、該ピンを保持する保持体とからなるものであ ってもよい。あるいは、連結具4としては単純な輪やフック体としても良い。保 持誘導部材3としては、孔部7内を円環状のまま移動できればよいので、その材 質を問わない。
【0031】
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0032】 呼び線1を簡単に引き出したり収納したりすることができ、特に、収納作業( 引き込み作業)の際には、呼び線1の基端が管状収納本体2の開口端縁部6,8 に引っ掛ることがなく、スムースな引き込み作業を行なうことができる。
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】使用方法を説明する簡略図である。
【図3】使用方法を説明する簡略図である。
【図4】使用方法を説明する簡略図である。
【図5】従来例を示す側面図である。
1 呼び線 2 管状収納本体 3 円環状保持誘導部材 4 連結具 5 切欠き部
Claims (1)
- 【請求項1】 リール状に巻いて呼び線1を収納できる
と共に収納・引出操作のために該呼び線1が外部に露出
する切欠き部5を一部に有するCの字型の管状収納本体
2を、備えた呼び線収納引出器であって、上記管状収納
本体2内に周方向移動自在として円環状保持誘導部材3
を挿通すると共に、該誘導部材3の一部と、収納される
呼び線1の基端とを連繋可能な連結具4を備えたことを
特徴とする呼び線収納引出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992056917U JP2574018Y2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 呼び線収納引出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992056917U JP2574018Y2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 呼び線収納引出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0613318U true JPH0613318U (ja) | 1994-02-18 |
JP2574018Y2 JP2574018Y2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=13040839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992056917U Expired - Lifetime JP2574018Y2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 呼び線収納引出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2574018Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08158649A (ja) * | 1994-12-08 | 1996-06-18 | Tobishima Corp | 清掃ケレン装置 |
JP2012060751A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 通線器の収納方法及び収納ケース |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP1992056917U patent/JP2574018Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08158649A (ja) * | 1994-12-08 | 1996-06-18 | Tobishima Corp | 清掃ケレン装置 |
JP2012060751A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 通線器の収納方法及び収納ケース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2574018Y2 (ja) | 1998-06-11 |
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