JP2002209492A - ロッドケース - Google Patents

ロッドケース

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JP2002209492A
JP2002209492A JP2001007817A JP2001007817A JP2002209492A JP 2002209492 A JP2002209492 A JP 2002209492A JP 2001007817 A JP2001007817 A JP 2001007817A JP 2001007817 A JP2001007817 A JP 2001007817A JP 2002209492 A JP2002209492 A JP 2002209492A
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JP
Japan
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rod
main body
reel
holding portion
rod case
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Application number
JP2001007817A
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English (en)
Inventor
Makoto Shimono
誠 下野
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Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロッドを確実に保護すると共に、釣り場に到着
してから迅速にロッドの準備を整えることができるロッ
ドケースを提供する。 【解決手段】単一のロッドを収容するように構成した。
ロッドの本体部分を囲繞保持する本体保持部と、ロッド
のトップ部分を囲繞保持するトップ保持部とを備えた。
ロッドに装着したリールを保護するためのリール保護部
13を設けた。仕掛けを組み込んだときにこれを収納す
る仕掛収納部14を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】この発明は、釣り竿(以
下、「ロッド」という。)を収納するためのロッドケー
スの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特に磯釣りにおいては、釣り場の環境は
岩が露出した磯場であるため、ロッド等の釣り道具を何
の包装もなしに釣り場に持ち込むと、ロッドが磯に接触
した場合等にロッドに傷が付いたり、ロッドの機能を損
なうような損傷を受けることもある。このため、従来か
らロッドを保護するためのロッドケースが提供されてい
る。従来のロッドケースは一般に、たとえば特開200
0−4745号公報に開示されたように、複数本のロッ
ドをまとめて収容するためのバッグとして構成されてお
り、通常はファスナーによってロッドケースの開閉が可
能となっている。
【0003】一方、ロッドはいわゆる振出式に構成され
ているのが一般的であって、パイプ状に形成された複数
本(4本〜6本)のパーツからなる。各パーツは、第1
節(第1節のみパイプ状ではなく中実構造に構成される
場合もある。)、第2節、第3節・・・と呼ばれ、第1
節から順に太径となるように構成されている。各パーツ
はテーパ状に形成されており、第1節の先径は第2節の
先径よりも細く、且つ第1節の元径(元外径)は第2節
の先径(先内径)よりも太くなっている。この関係は、
隣り合う各パーツ間(第2節−第3節間、第3節−第4
節間等)においても同様である。
【0004】したがって、ロッドを収納する場合は、隣
り合う各パーツについて太径のパーツの内部に細径のパ
ーツを挿入する。つまり、第1節が第2節の内部に、第
2節が第3節の内部に挿入される。また、ロッドを準備
する場合(「ロッドを準備する」とは、収納状態から伸
長状態にすることをいう。)には、隣り合う各パーツの
うち、細径のパーツを太径のパーツから引き出すことに
より、太径のパーツの先部に細径のパーツの元部が食い
込むようにして両者を係合固定する。そして、各パーツ
をすべて引き出すことによって定格長さのロッドが形成
される。
【0005】また、ロッドはラインを保持しながら操作
するという機能をも有していることから、ラインを保持
・案内するするガイド部材が設けられている。このガイ
ド部材は、ロッドの各パーツの先端部分に設けられてお
り(第1節,第2節においては中間部分に適宜複数設け
られる。)、ロッドを準備した状態では、各ガイド部材
は所定間隔をあけてロッドに沿って配置されるようにな
っている。したがって、ロッドを収納した状態では各パ
ーツの先端部分が揃い、各ガイド部材も密に集合するこ
とになる。
【0006】以下、特に断らない限り、「ロッド」は収
納状態であることを意味するものとし、また、収納した
状態でのロッドの先端部分(揃わされた各パーツの先端
部分)を「トップ部分」といい、それ以外の部分を「本
体部分」という。
【0007】このようにロッドの収納時にはトップ部分
に各ガイド部材が密に集合することから、ロッドの収納
時には各パーツの先端部分および各ガイド部材を一定の
保持力で保持しておかないと、これらが他の部分に引っ
掛かったりしてロッドが損傷を受けるおそれがある。そ
のため従来では、トップ部分に被せてこの部分を保護す
るトップカバーが設けられている。通常トップカバー
は、トップ部分に被せてバンドによってロッドの本体部
分に締め付けて固定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、性能の異な
る複数本のロッドを釣り場に持ち込むことは、釣り場の
状況(環境)に対応した釣りを展開するうえできわめて
有利である。しかしながら、複数のロッドを一つのロッ
ドケースにまとめて収容した場合には、次の(1)および
(2)に示すような不都合がある。
【0009】(1) ロッドを取り出す際には、まずロッ
ドケースのファスナーを全開し、所望のロッドを選択し
てロッドケースから引き出す。このとき、当該ロッドを
引き出す際には細心の注意を払う必要がある。なぜな
ら、当該ロッドを不用意に強く引き抜くと、他のロッド
と激しく干渉して互いに傷が付いたり損傷を受けてしま
うこともあるからである。さらに、ロッドを準備するに
は、ロッドのトップ部分に装着されているトップカバー
を外してからロッドを定格長さに伸長させる必要があ
る。
【0010】このように従来のロッドケースを使用する
場合には、釣り場に到着してからロッドの準備が完了す
るまでに迅速な作業をすることが困難であり、釣りを開
始するまで時間がかかってしまうという不都合があっ
た。
【0011】(2) また、上記外したトップカバーは釣
り場で無くしやすく、しかも無くした場合にはロッドの
損傷等を防止して安全に持ち運びができなくなることか
ら、釣りが終了するまで釣人自身の管理の下で保管して
おかなければならないという煩わしさがあった。
【0012】他方、次のような要請もある。それは、ロ
ッドが販売される際には、1本づつ展示用包装ケースに
収容して店頭に並べられるが、このケースはロッドが購
入された後は廃棄処分されるのみである。つまり、従来
の展示用包装ケースは、ロッドを収容するという機能上
相当大型であることから、粗大ゴミの増加につながる。
したがって、かかる粗大ゴミとなる展示用包装ケース
は、可能であれば無くしたいという要請がある。
【0013】そこで、本発明の主な目的は、釣り場に到
着してから迅速にロッドの準備を整えることができるロ
ッドケースを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、ロッド1
本ごとにコンパクトな専用ロッドケースを設けることに
より上記目的を達成することができるうえ、これを展示
用包装ケースとして共用できると考えた。
【0015】(1) そこで、本願に係るロッドケース
は、収納状態の単一のロッドを収容するためのロッドケ
ースであって、上記ロッドの本体部分の少なくとも一部
を囲繞保持する本体保持部と、本体保持部に設けられ、
上記ロッドのトップ部分を囲繞保持するトップ保持部と
を備えたことを特徴とするものである。
【0016】この構成によれば、単一のロッドを収納状
態とし、ロッドの本体部分を本体保持部によって収容保
持する。同時に、トップ保持部によってロッドのトップ
部分を囲繞し保持する。つまり、このロッドケースは、
ロッドを1本ごとに収容保持する専用ケースであり、当
該ロッドに対応させてコンパクトに構成することができ
る。
【0017】これにより、ロッドケースからロッドを取
り出す際には、従来のようにロッド同士の衝突や損傷を
考慮することなく、直ちに迅速に取り出すことができ
る。しかも、専用ケースとしてコンパクトに構成するこ
とによって、当該ロッドの展示用包装ケースとしても共
用することができる。
【0018】(2) さらに、上記本体保持部に設けら
れ、上記ロッドに装着されたリールを囲繞するリール保
護部を設けることもできる。
【0019】この構成によれば、ロッドにリールを装着
した状態であっても、リール保護部によって当該リール
を囲繞し保護することができる。したがって、コンパク
トな専用ケースとして構成しながらリールも同時に収容
保持できる便利なロッドケースを提供することができ
る。
【0020】(3) 加えて、上記ロッドのトップ部分か
ら引き出された釣用仕掛けを収納し得る仕掛収納部を備
えることもできる。
【0021】この構成によれば、ロッドケースに収容さ
れたロッドについて釣用仕掛けも同時にセットした場合
であっても、これを仕掛収納部に収納しておくことがで
きる。したがって、釣り場に到着したときに、ロッドを
ロッドケースから取り出し、ロッドを準備した時点で仕
掛けの準備も同時に整うことになり、一層迅速に釣りを
始めることができる。
【0022】(4) 上記トップ保持部には、上記ロッド
に設けられたガイド部材に挿通するガイド整列部材を備
えておくのが好ましい。かかる構成とすることにより、
ガイド整列部材によりロッドのガイド部材が整列され保
持される。これにより、ロッドケースに入れた状態でロ
ッドを搬送する場合に、ガイド部材およびロッド(特に
細径である第1節等)が損傷を受けるのを効果的に防止
することができる。
【0023】また、上記ガイド整列部材は、上記トップ
保持部に着脱自在に設けることができる。このようにす
れば、一旦ガイド整列部材を取り外してロッドをロッド
ケースに入れ、その状態でガイド整列部材を各ガイド部
材に挿入しながらトップ保持部に取り付ける。これによ
り、ガイド部材の整列とロッドのロッドケースへの収容
とを簡単且つ迅速に行うことができる。
【0024】さらに、上記ガイド整列部材の先端部に、
ラインを引っ掛けることができるライン掛部を設けるこ
ともできる。このようにすれば、リールからラインを引
き出してその端部をライン掛部に引っ掛けることができ
る。そして、その状態でロッドをロッドケースから取り
出すと、ガイド整列部材が相対的に各ガイド部材を通り
抜けることになるから、自動的にラインを各ガイド部材
に挿通することができる。したがって、釣り場に到着し
た後に一層迅速にロッドの準備および釣りの準備をする
ことができる。
【0025】(5) 上記リール保護部として、一端部が
上記本体保持部に連結された可撓性を有する帯状部材を
含めることができる。この構成によれば、リールを装着
した状態でロッドをロッドケースに収容し、帯状部材を
リールに巻き付けることによって当該帯状部材によって
リールを囲繞し保護することができる。しかもかかる簡
単な構造でリール保護部を安価に構成することができる
から、ロッドケースのコストの上昇を抑えることができ
る。
【0026】(6) また、上記本体保持部を、長手方向
に沿って形成された細長開口部を有する断面略半円形の
器状に形成し、上記リール保護部を、上記細長開口部の
対向縁部の一方側および他方側にそれぞれ連結された第
1ハードカバーおよび第2ハードカバーを備えて構成
し、第1ハードカバーおよび第2ハードカバーは、互い
に近接してリールを囲繞する位置と、互いに離反してリ
ールを開放する位置との間で姿勢変化可能となるように
設けることもできる。
【0027】この構成によれば、リールを装着した状態
でロッドをロッドケースに収容し、第1ハードカバーお
よび第2ハードカバーの姿勢を変化させて両者によって
リールを囲繞することができる。これにより、リールは
第1および第2ハードカバーによって囲繞され保護され
る。また、ロッドをロッドケースから取り外す際には、
囲繞しているリールを開放するように両ハードカバーの
姿勢を変化させればよい。特にこの構成では、リールは
第1および第2ハードカバーにより囲繞されるから、リ
ールを確実に保護することができるという利点がある。
【0028】(7) 加えて、上記本体保持部の少なくと
も一部は、内部を透視することができるように透明に構
成することもできる。このようにすることによって、ロ
ッドケースにロッドを収容している場合でも外部からロ
ッドの外観を確認することができ、展示用包装ケースと
しても優れたロッドケースを提供することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 <第1の実施形態>図1は、本発明の第1の実施形態に
係るロッドケースの斜視図である。
【0030】同図を参照して、このロッドケース10
は、たとえば磯釣り用の釣り竿(以下、「ロッド」とい
う。)を1本ごとに収容するコンパクトな専用ケースで
あって、その最大の特徴は、ロッドを確実に保護するこ
とができることに加えて、ロッドの収容および取り出し
を迅速に行うことができるようになっている点である。
なお、同図では、ロッドケース10の各部の構成を詳細
に示すために、長手方向について省略して図示してい
る。以下、さらに詳しく説明する。
【0031】ロッドケース10は、ロッドの本体部分を
収容する本体保持部11と、ロッドのトップ部分を収容
するトップ保持部12と、ロッドにリールが装着された
場合にそのリールを保護するリール保護部13と、ロッ
ドに釣用仕掛けを組み込んだ場合にその仕掛けを収納し
ておくための仕掛収納部14とを備えている。
【0032】(1) 本体保持部 本体保持部11は、図に示すように半円筒状の細長の部
材である。すなわち、本体保持部11は、断面が半円形
の器状に形成されており、軸方向(長手方向)の長さ
は、収容されるロッドの長さに対応されている。本体保
持部11は、たとえばEVA(エチレン酢酸ビニル樹
脂)やポリプロピレン樹脂等により構成することができ
る。
【0033】本体保持部11の断面形状が半円形状であ
ることから、本体保持部11の上端部には細長の開口部
15が形成されている。この開口部15は、本体保持部
11の後端19から先端まで連続しており、ロッドはこ
の開口部15を通して出し入れされる。
【0034】なお、本実施形態では本体保持部11をか
かる半円筒状に形成しているが、これに限定されること
なく、半角柱状や断面が楕円状の部材とすることができ
る。要するに、本体保持部11は、少なくともロッドの
一部を囲繞し保持することができるような断面形状を採
用することができる。本体保持部11を半円筒状に形成
したことによる作用効果については後述する。
【0035】本体保持部11の中間部分(後端19から
所定位置)には、ブラケット16が形成されている。こ
のブラケット16は、後に詳述するリール保護部13を
取り付けるためのものである。図2は、このブラケット
16の部分を拡大して示した要部拡大斜視図である。
【0036】図2に示すように、本実施形態では、ブラ
ケット16は、断面が略半円形状に形成された部材であ
る。ブラケット16の内面20は円弧状に形成されてお
り、その曲率半径は、本体保持部11の外面21の曲率
半径と一致している。また、ブラケット16の両端部に
は、ステー17,18が一体的に形成されている。これ
らステー17,18には、軸方向(本体保持部11の軸
方向)に沿って貫通孔22,23が設けられている。こ
の貫通孔22,23は、後述するリール保護部13の係
止ピン24が係合するようになっている。
【0037】また、本実施形態では、ブラケット16に
ついてもかかる半円筒状に形成しているが、これは本体
保持部11の外形形状に対応させたものである。したが
って、ブラケット16のの形状についてもこれに限定さ
れることはなく、本体保持部11の外形形状に対応させ
てさまざまな形状とすることができる。なお、本実施形
態ではブラケット16を別部材として本体保持部11に
固定しているが、本体保持部11に直接ステー17,1
8のみを形成することもできる。その際、ステー17,
18を本体保持部11と一体的に形成することもでき
る。
【0038】(2) トップ保持部 図1を参照して、トップ保持部12はいわゆるドーム状
に形成されており、本体保持部11に連続して一体的に
形成されている。つまり、トップ保持部12は、本体保
持部11と協働して断面が略楕円の容器状に形成されて
おり、この内部にロッドのトップ部が挿入され、囲繞さ
れた状態で保護されるようになっている。もっとも、ト
ップ保持部12を別部材とし、これを本体保持部11に
固定するような構成としてもよい。
【0039】また、トップ保持部12は、ライン整列部
材25を備えている。ロッドを収容した状態ではトップ
部分にガイド部材が密に集合されるが、このライン整列
部材25は、これらガイド部材に挿通することによって
各ガイド部材を整列させるためのものである(図7参
照)。ライン整列部材25は、たとえば合成樹脂により
形成することができる。ライン整列部材25は細長のピ
ン状に形成されており、可撓性を有している。
【0040】図3はライン整列部材25の先端部分を示
す要部拡大図である。同図に示すように、ライン挿通部
材25の先端部28は漸次縮径されており、これによ
り、ガイド部材への挿通が容易となる。また、ライン整
列部材25の先端近傍には、いわゆる鍵型(L字状)の
溝26(ライン掛部)が形成されている。この溝26は
ラインを引っ掛けることができるようになっている。以
下では、この溝26をライン掛部26と呼ぶ。
【0041】ライン掛部26は、上述するようにライン
を引っ掛けるためのものであるが、この機能を達成する
ために、図4に示すような構造とすることもできる。す
なわち、図4に示すライン掛部27は、ライン整列部材
25の下方に貫通孔を設けることにより構成することも
できる。なお、ライン掛部26(27)の作用効果につ
いては後述する。
【0042】また、図5は、トップ保持部12の要部拡
大図であって、ライン整列部材25の取付要領を示して
いる。
【0043】同図に示すようにトップ保持部12は、そ
の先端部に発砲スポンジ29(発砲スチロールや発砲ウ
レタン等)が設けられている。この発砲スポンジ29は
ブロック状に形成されており、その中央部に係止孔30
が設けられている。この係止孔30の内径はライン整列
部材25の外形よりも小さく設定されており、係止孔3
0にライン整列部材25の基端部を押し込むことによ
り、発泡スポンジ29の緊迫力でライン整列部材25が
一定の保持力で係止されるようになっている。したがっ
て、この保持力に抗してライン整列部材25を引っ張る
と、ライン整列部材25がスポンジ部材29から引き抜
かれるようになっている。
【0044】なお、このトップ保持部12の基端部は、
図6に示すような構造とすることもできる。すなわち、
発砲スポンジ29の係止孔30aを図に示すような鍵型
に形成し、ライン整列部材25の基端部を係止孔30a
に対応させて鍵型に形成する。このようにすれば、ライ
ン整列部材25が一層強固な保持力で保持されることに
なる。
【0045】さらに本実施形態では、ロッドを収容した
ときに、上記係止孔30(30a)の位置とロッドのト
ップ部の先端位置との間で所定のオフセットfが形成さ
れるようになっている(図7参照)。このようにオフセ
ットfを設けることによる作用効果については後述す
る。
【0046】(3) リール保護部 図1を参照して、リール保護部13は、第1ハードカバ
ー31と第2ハードカバー32とを有している。これら
第1および第2ハードカバー31,32は、たとえばポ
リプロピレン樹脂やABS樹脂等により形成することが
でき、所定の剛性が確保されている。第1および第2ハ
ードカバー31,32は、全体として略半円筒状に形成
されており、両者は左右対称に形成されている。
【0047】第1および第2ハードカバー31,32
は、上述したように本体保持部11に設けられたブラケ
ット16のステー18,17にそれぞれ取り付けられて
いる。第1および第2ハードカバー31,32は、それ
ぞれ回動自在に取り付けられており、互いに近接しまた
は離反することにより開閉するようになっている。
【0048】同図では、第1および第2ハードカバー3
1,32は開いた状態であるが、この状態から矢印3
3,34の方向に沿って回動することにより互いに近接
し、両者は閉じた状態となる。以下では、同図に示す第
1および第2ハードカバー31,32の状態を「開放位
置」といい、また、これらが閉じた状態(図8に示す状
態)を「囲繞位置」という。第1および第2ハードカバ
ー31,32は、後述する連結機構によって上記開放位
置と囲繞位置との間で姿勢を変化をすることができるよ
うになっている。
【0049】図1および図2を参照して第1ハードカバ
ー31の構成について詳しく説明する。第1ハードカバ
ー31は、本体保持部11に装着するための脚部35
と、これに連続して形成された湾曲部36とを有してい
る。
【0050】脚部35は平板状に形成されており、図2
に示すように、先端部に一対の突出部37,38が形成
されている。各突出部37,38には、それぞれ上述し
た係止ピン24が突出形成されており、これらは互いに
対向している。そして、これら係止ピン24が上記貫通
孔23に挿通されており、これにより第1ハードカバー
31は上記矢印33の方向に沿って回動自在となってい
る。
【0051】一方、図1を参照して、湾曲部36は、脚
部35から下方に突出するように湾曲形成されている。
この湾曲部36の長さ寸法lおよび内面の曲率半径につ
いては、ロッドに装着するリールの外形寸法に対応させ
て適宜設計変更することができる。
【0052】湾曲部35の外周面にはマジックテープ
(登録商標)39が取り付けられている。このマジック
テープ39は、第1および第2ハードカバー31,32
が囲繞位置に配置されたときに当該姿勢を保持するため
のものである。
【0053】なお、第2ハードカバー32についても第
1ハードカバー31と同様の構成であるから、その詳し
い説明は省略する。ただし、第2ハードカバー32の外
周面には、上記マジックテープ39に係止し得るマジッ
クテープ40が取り付けられている。したがって、第1
および第2ハードカバー31,32が囲繞位置となった
ときにマジックテープ39,40同士が係止することに
よって、当該姿勢が保持される。
【0054】(4) 仕掛収納部 図1を参照して、仕掛収納部14は、本体保持部11の
後端部に設けられている。仕掛収納部14は、断面がU
字状の部材41を有している。当該断面U字状部材41
は、たとえばポリプロピレン樹脂等により構成すること
ができる。断面U字状部材41は、その後端面部45お
よび底面部が開放されており、先端面部43の下半分が
開放されている。つまり、この先端面部43の上半分部
分には、図に示すような板部材56が配設されており、
この板部材56は仕掛けを位置決めするためのものであ
る。
【0055】U字状部材41の底面部の外形形状は本体
保持部11の開口部15の外形形状に対応されている。
そして、この断面U字状部材41を本体保持部11の後
端部の上面部分に被せるように、すなわち、開口部15
に被せることにより、両者が協働して仕掛収納部14を
構成している。
【0056】この断面U字状部材41の上面42および
先端面部43には、図に示すようなスリット44が形成
されている。後に詳述するが、このスリット44はライ
ンの挿通を許容することができ、これにより仕掛収納部
14に仕掛けを収納することができるようになっている
(図9参照)。
【0057】なお、本実施形態では、仕掛収納部14
は、上記断面U字状部材41を用いて本体保持部11と
協働して容器状に構成されるようになっているが、かか
る構成に限定されることはなく、別に容器状の部材を形
成し、これを本体保持部11に取り付けるようにするこ
ともできる。また、仕掛収納部14の取付位置について
も本実施形態では本体保持部11の後端部に設定してい
るが、トップ保持部12の近傍に設けることもできる
し、本体保持部11の裏側(開口部15と反対側)や側
面側に設けることもできる。
【0058】(5) ロッドケースの使用方法と作用効果 次に、本実施形態に係るロッドケース10の使い方につ
いてその作用効果と共に説明する。以下では、ロッドに
リールが装着され、且つ仕掛けが組み込まれている場合
について説明する。
【0059】図1に示すようにリール保護部13を開放
位置に姿勢変化させて、収容のための準備をする。リー
ルが上方に向くようにロッドを手にとり、トップ部分を
トップ保持部12に挿入する。さらに、本体部分を本体
保持部11に収容すると共に本体部分の後端を仕掛収容
部14の先端側から挿入する。
【0060】このとき、図7に示すようにトップ部分4
6には複数のガイド部材47が密に集合しているから、
トップ部分46をトップ保持部12に収容する作業は、
ガイド整列部材25を各ガイド部材47に挿通させなが
ら行う。もしこの作業が容易でなければ一旦ガイド整列
部材25を引き抜き、トップ部分46をトップ保持部1
2に収容してからガイド整列部材25を各ガイド部材4
7に挿通し、再びガイド整列部材25を装着すればよ
い。
【0061】このとき、上述のようにオフセットfが設
けられているから、各ガイド部材47にガイド整列部材
25を挿通していくと、ガイド整列部材25が図のよう
に変形する。このため、最も先端に位置するガイド部材
47は、一定の位置よりも発泡スポンジ29側への移動
が規制され、当該位置に保持されることになる。したが
って、ロッドのトップ部分46の先端がトップ保持部1
2の底部(発泡スポンジ29)に当接することがなく、
その結果、トップ部分46の損傷を確実に避けることが
できる。
【0062】次に、図8に示すように、リール保護部1
3を囲繞位置に姿勢変化させる。同図において参照符号
48はロッドを示し、参照符号49はロッド48に装着
されたリールを示している。リール保護部13を当該姿
勢に変化させることにより、リール49は、第1および
第2ハードカバー31,32によって確実に囲繞され
る。そして、マジックテープ39,40を用いて第1お
よび第2ハードカバー31,32を囲繞位置に固定す
る。
【0063】次に、図9を参照して、仕掛けの収納につ
いて説明する。同図に示すように仕掛け50は、たとえ
ばリールから引き出されたライン51と、これに装着さ
れたウキ52並びにセル玉54およびライン連結用金具
53とを備えて構成される。なお、同図において参照符
号55は、ロッド48の本体部分を示している。
【0064】図1を参照して、ラインを手に取り、これ
をロッドの下方まで引っ張る。そして、ラインを仕掛収
納部14のU字状部材41のスリット44に挿通する。
この状態で図9に示すようにウキ52,セル玉54およ
びライン連結金具53がU字状部材41の内部に収容さ
れる。このとき、U字状部材41の先端面部43には板
部材56が配設されているから、これらウキ52等は、
この板部材56に当接し、位置決めされた状態で保護さ
れる。なお、仕掛けを収納した状態でライン51に弛み
があるときは、リールを巻いてその弛みをとることがで
きる。
【0065】以上のようにしてロッドをロッドケース1
0に収容することができるが、収容状態からロッドを取
り出すには次のようにする。
【0066】図1を参照して、リール保護部13を開放
位置に姿勢変化させ、囲繞されていたリールを開放す
る。その状態でロッドの本体部分55を手に取り、トッ
プ部分46をトップ保持部12から引き抜く。次いで、
リールからラインを繰り出してウキ52を仕掛収納部4
1から下方へ(図9では左方へ)引き抜き、ライン51
をスリット44を通して外側へ出す。これにより収納さ
れていた仕掛けが開放される。
【0067】このように本実施形態に係るロッドケース
10によれば、単一のロッドの本体部分55を本体保持
部11によって収容保持すると共に、トップ保持部12
によってロッドのトップ部分46を囲繞し保持する。つ
まり、このロッドケース10は、ロッドを1本ごとに収
容保持する専用ケースとして機能し、収容するロッドに
対応させたコンパクトなものである。
【0068】このため、ロッドケース10からロッドを
取り出す際には、従来のようにロッド同士の衝突や損傷
を考慮することなく、直ちに迅速に取り出すことができ
る。その結果、釣り場に到着した後のロッドの準備およ
び釣りの準備を迅速に行うことができる。さらに、従来
では各ロッドに装着されていたトップカバーも不要とな
り、ロッドのコストを低減することもできる。しかも、
ロッドケース10は、専用ケースとしてコンパクトに構
成されているから、ロッドの展示用包装ケースとしても
共用することができ、従来の展示用の包装ケースを不要
なものとし、粗大ゴミの発生も抑えることができるとい
う利点がある。
【0069】特に本実施形態では上記のような作用効果
に加えて次のような特有の作用効果を奏する。
【0070】リール保護部13を設けているから、図8
に示すように、ロッドにリール49が装着されていても
ロッドおよびリール49の双方を確実に保護することが
でき、これにより、きわめて便利なロッドケース10を
提供することができる。もっとも、リールを装着しない
場合には、リール保護部13を無くすことができるのは
勿論である。
【0071】また、仕掛収納部14を設けているから、
図9に示すように、ロッドに仕掛けを組み付けた状態で
あってもロッド、リール49および仕掛け50のすべて
を収容することができ、ロッドケース10としてより利
便性が向上する。しかも、釣り場に到着したときに、ロ
ッドをロッドケース10から取り出し、ロッドを準備し
た時点で仕掛けの準備も同時に整うことになり、一層迅
速に釣りを始めることができる。もっとも、仕掛けを同
時に組み付けない場合には、仕掛収納部14を無くすこ
とができるのは勿論である。
【0072】さらに、トップ保持部12にガイド整列部
材25を設けているから、ロッドを収容したときにガイ
ド部材47が整列され保持される。これにより、図7に
示すように、ロッドを収容した状態で搬送する場合に、
ガイド部材47およびロッドのトップ部分46が損傷を
受けるのを防止することができる。
【0073】また、このガイド整列部材25は着脱自在
に設けられているから、上述したようにトップ部分46
の収容および取り出しが容易である。
【0074】しかも、ガイド整列部材25にはライン掛
部26(27)が設けられているから(図3、図4参
照)、リール49からライン51を引き出してその端部
を引っ掛けることができる。ライン掛部26(27)
は、次のような場合に非常に便利な機能を発揮する。
【0075】たとえばロッドにリール49のみを装着
し、仕掛けは、ロッドをロッドケース10から取り出し
た後に組み付けるような場合には、最初にリール49か
らライン51を繰り出してこれをすべてのガイド部材4
7に挿通させる必要がある。この作業を、ロッドケース
10からロッドを取り出した後に行うのは非常に煩雑で
ある。
【0076】しかし、ライン51の端部をライン掛部2
6(27)に引っ掛けて、その状態でロッドをロッドケ
ース10から取り出すと、ガイド整列部材26(27)
が相対的にすべてのガイド部材47を通り抜けることに
なるから、自動的にライン51を各ガイド部材47に挿
通することができる。したがって、釣り場に到着した後
に一層迅速にロッドの準備および釣りの準備をすること
ができる。
【0077】ただし、このライン整列部材25を省略す
ることもできる。たとえばガイド部材47の数が非常に
少なくて、各ガイド部材47を整列保持する必要性に乏
しいときや、ガイド部材47が設けられていないロッド
(いわゆるインナーガイドロッド)を収容するような場
合である。
【0078】また、本実施形態では本体保持部11を半
円筒状に形成しているから、本体保持部11を簡単且つ
安価に構成することができるうえに、ロッドの収容およ
び取り出しがきわめて容易であるという利点がある。し
かも、リール保護部13は、第1および第2ハードカバ
ー31,32により構成しているから、リール49を外
傷から確実に保護することができる。 <第2の実施形態>次に、本発明の第2の実施形態につ
いて説明する。
【0079】図10は、本発明の第2の実施形態に係る
ロッドケース60の斜視図である。
【0080】本実施形態に係るロッドケース60が上記
第1の実施形態に係るロッドケース10と異なる点は、
上記ロッドケース10では第1および第2ハードカバー
31,32(図1参照)からなるリール保護部13を設
けているのに対し、本実施形態に係るロッドケース60
では、可撓性を有するベルト部材61によりリール保護
部62を構成している点、および上記仕掛収納部14
(図1参照)を無くしている点である。もっとも、この
仕掛収納部14を設けることもできる。
【0081】なお、その他の構成については上記第1の
実施形態に係るロッドケース10と同様であるので、同
様の構成については上記第1の実施形態において示した
のと同様の参照符号を付し、その説明は省略する。ま
た、図11は、リール保護部62によってリールを囲繞
した状態を示す図である。
【0082】図10および図11を参照して、リール保
護部62は、上記ベルト部材61により構成されている
が、このベルト部材61は、上記第1の実施形態で示し
たマジックテープを構成する部材により形成することが
できる。ただし、ベルト部材61は、ゴムや発泡ウレタ
ン樹脂等により形成することもでき、その場合には、ベ
ルト部材61の両端部に、マジックテープを装着するこ
とができる。
【0083】図に示すように、ベルト部材61は、ロッ
ドケース60の本体部分に固着されている。この固着
は、たとえば接着剤等により行うことができる。そし
て、ロッド48を本体保持部11に収容した後に、ベル
ト部材61をリール49に巻き付けることにより、リー
ル49を囲繞して保護することができる。一方、巻き付
けたベルト部材61を外すことにより、リール49を開
放してロッド48をロッドケース60から取り出すこと
ができる。
【0084】本実施形態によれば、第1の実施形態と同
様の作用効果を奏すると共に、リール保護部62がきわ
めて簡単な構造であるから、リール保護部62を安価に
構成することができる。その結果、ロッドケース60の
製造コストを抑えることができるという利点がある。
【0085】また、ベルト部材61をマジックテープに
よりロッドケース60に取り付けるようにすれば、ベル
ト部材61の位置をロッドケース60の長手方向に沿っ
て自在に変化させることができる。これにより、リール
の位置等に応じて最適な位置にリール保護部62を移動
させることができ、確実にリールの保護を行うことがで
きる。 <変形例>上記各実施形態において、本体保持部11の
一部について透明の部材を採用することもできる。たと
えば、本体保持部11の中間部分に窓部を設け、この部
分に透明の樹脂板を嵌め込むようにすることができる。
このようにすれば、ロッドケース10(60)の内部を
透視することができ、これにより、ロッドを収容してい
る場合でも外部からロッドの外観を確認することができ
るので、ロッドケース10(60)は、展示用包装ケー
スとしても優れたものとなる。
【0086】また、本体保持部11の全体を透明の樹脂
により構成し、これに適宜印刷や塗装を施すようにして
もよい。要するに、本体保持部11の少なくとも一部が
透明であって、内部を透視することができるように構成
すればよい。
【0087】さらに、本実施形態では、上記仕掛収納部
14は本体保持部11の後端19の上方に設けている
が、これに代えて図13に示すように本体保持部11の
後端19に連続して後方に設けることもできる。この場
合、仕掛収納部14は、円環状の部材により構成するこ
とができる。仕掛収納部14の周面には、図に示すよう
に軸方向に沿ってスリット44が形成されている。そし
て、図13に示すように、仕掛け(ウキ52等)が収納
されるようになっている。
【0088】仕掛収納部14をかかる位置に設けること
により、ロッド48を本体保持部11に収容する際に
は、トップ部をトップ保持部12に収容した時点でロッ
ド48の後端48aが本体保持部11の内側後端面11
aに当接する。したがって、ロッド48のトップ部とト
ップ保持部12との間に隙間が形成されることがなく、
ロッド48をがたつき無くしっかりとホールドすること
ができるという利点がある。
【0089】また、上記第1の実施形態では、ブラケッ
ト16は、図2に示すように本体保持部11の下方から
あてがうように取り付けたが、図14に示すような係止
構造とすることもできる。すなわち、ブラケット16の
ステー17,18にそれぞれ係止爪17a,18aを設
け、これら係止爪17a,18aが本体保持部11の上
縁に係合するような構造とすることもできる。
【0090】かかる構造を採用することにより、特別の
固着手段(たとえば接着剤等)を用いなくてもブラケッ
ト16を本体保持部11に係合させて確実に取り付ける
ことができるうえ、ブラケット16を本体保持部11の
軸方向に沿って移動させることも可能となる。これによ
り、リール保護部13全体の位置をも移動させることが
でき、その結果、ロッドに装着されるリールの位置に合
わせてリール保護部13の位置を決定することができる
という利点がある。
【0091】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、ロッド
を1本ごとに収容するコンパクトな専用ケースを提供す
るものであるから、当該ロッドの収容・取出しをきわめ
て迅速に行うことができる。その結果、釣り場に到着し
た後のロッドの準備および釣りの準備を迅速に行うこと
ができる。
【0092】しかも、各ロッドごとに専用ケースを提供
するものであるから、当該ロッドの展示用ケースとして
も使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るロッドケースの
斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るブラケットの部
分を拡大して示した要部拡大斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るライン整列部材
の先端部分を示す要部拡大図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の変形例に係るライン
整列部材の先端部分を示す要部拡大図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係るトップ保持部の
要部拡大図である。
【図6】トップ保持部の変形例を示すための要部拡大図
である。
【図7】本発明の第1の実施形態に係るロッドケースに
ロッドのトップ部分が収容された状態を示す拡大図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施形態に係るリール保護部に
リールが収容された状態を示す拡大図である。
【図9】本発明の第1の実施形態に係る仕掛収納部に仕
掛けが収納された状態を示す拡大図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係るロッドケース
の斜視図である。
【図11】本発明の第2の実施形態に係るリール保護部
にリールが収容された状態を示す拡大図である。
【図12】仕掛収納部の変形例を示すための要部斜視図
である。
【図13】仕掛収納部の変形例を示すための要部拡大図
である。
【図14】本体保持部の変形例を示すための拡大断面図
である。
【符号の説明】
10 ロッドケース 11 本体保持部 12 トップ保持部 13 リール保護部 14 仕掛収納部 15 開口部 16 ブラケット 17 ステー 18 ステー 22 貫通孔 23 貫通孔 24 係止ピン 25 ライン整列部材 26 ライン掛部 31 第1ハードカバー 32 第2ハードカバー 41 U字状部材 44 スリット 46 トップ部分 47 ガイド部材 48 ロッド 49 リール 50 仕掛け 55 本体部分

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納状態の単一のロッドを収容するため
    のロッドケースであって、 上記ロッドの本体部分の少なくとも一部を囲繞保持する
    本体保持部と、 本体保持部に設けられ、上記ロッドのトップ部分を囲繞
    保持するトップ保持部とを備えたことを特徴とするロッ
    ドケース。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のロッドケースにおいて、 上記本体保持部に設けられ、上記ロッドに装着されたリ
    ールを囲繞するリール保護部をさらに備えていることを
    特徴とするロッドケース。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のロッドケースに
    おいて、 上記ロッドのトップ部分から引き出された釣用仕掛けを
    収納し得る仕掛収納部をさらに備えていることを特徴と
    するロッドケース。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のロ
    ッドケースにおいて、 上記トップ保持部は、上記ロッドに設けられたガイド部
    材に挿通するガイド整列部材を備えていることを特徴と
    するロッドケース。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のロッドケースにおいて、 上記ガイド整列部材は、上記トップ保持部に着脱自在に
    設けられていることを特徴とするロッドケース。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載のロッドケースに
    おいて、 上記ガイド整列部材の先端部は、ラインを引っ掛けるこ
    とができるライン掛部を備えていることを特徴とするロ
    ッドケース。
  7. 【請求項7】 請求項2ないし6のいずれかに記載のロ
    ッドケースにおいて、 上記リール保護部は、一端部が
    上記本体保持部に連結された可撓性を有する帯状部材を
    含むことを特徴とするロッドケース。
  8. 【請求項8】 請求項2ないし6のいずれかに記載のロ
    ッドケースにおいて、 上記本体保持部は、長手方向に沿って形成された細長開
    口部を有する断面略半円形の器状に形成されており、 上記リール保護部は、上記細長開口部の対向縁部の一方
    側および他方側にそれぞれ連結された第1ハードカバー
    および第2ハードカバーを備え、 第1ハードカバーおよび第2ハードカバーは、互いに近
    接してリールを囲繞する位置と、互いに離反してリール
    を開放する位置との間で姿勢変化可能に設けられている
    ことを特徴とするロッドケース。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載のロ
    ッドケースにおいて、 上記本体保持部の少なくとも一部は、内部を透視するこ
    とができるように透明に構成されていることを特徴とす
    るロッドケース。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6865841B2 (en) * 2002-11-26 2005-03-15 3M Innovative Properties Company Fishing rod and reel container
JP2005073530A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Shimano Inc 竿体収納ケース

Cited By (3)

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