JP3049202U - 携帯機器類等の吊り下げ用ストラップ - Google Patents

携帯機器類等の吊り下げ用ストラップ

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JP3049202U
JP3049202U JP1997010466U JP1046697U JP3049202U JP 3049202 U JP3049202 U JP 3049202U JP 1997010466 U JP1997010466 U JP 1997010466U JP 1046697 U JP1046697 U JP 1046697U JP 3049202 U JP3049202 U JP 3049202U
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pulling
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和也 藤川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯機器類等を落下させることなく留め、そ
の状態での取り出しを適宜に行い、携帯機器類等の収納
時のストラップの余剰長さをなくす。 【解決手段】 携帯機器類Aに連結するループ状の紐体
3を紐体4の一端部に結合し、紐体4の一端部側と他端
部側とが調節具7を以て結束係止されてループ状をなす
ストラップ本体1と、ケーシング15内に配置された巻戻
手段により引き紐16が他端をケーシング15の外側に延出
させた状態でケーシング15内に引張収容され、ケーシン
グ15の外側には留め具12を有したホルダ部2とを備え、
紐体4に引き紐16の他端を取り付けて構成する。ストラ
ップ本体1は調節具7による結束係止を緩めて紐体4が
なすループ径の調整が行われる。ホルダ部2は携帯機器
類Aを収納する所定箇所に留められ、携帯機器類Aの使
用に伴う取出移動により引き紐16が引出され、携帯機器
類Aの使用を止めた収納移動により引き紐16の引出が止
められて巻戻手段によりケーシング15内に引き紐16を収
容させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、携帯電話機やポケットベル等の携帯機器類、その他の小物を吊り下 げて携帯する際に用いる携帯機器類等の吊り下げ用ストラップに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
この種のストラップは、通常、携帯機器類の吊り下げに都合の良いように、携 帯機器類に連結する連結ループ部を構成する第一の紐体と、手で持つ為のハンガ ーループ部を構成する第二の紐体とを備えており、第一の紐体と第二の紐体との 間の連結部の外周を硬質プラスチック材による連結子でモールドしている。
【0003】 ところが、ストラップを取り付けた携帯機器類を携帯する場合に、多くは胸ポ ケットに収納しているが、携帯者が前屈みになった際等には、携帯機器類が胸ポ ケットから落下して、携帯機器類が破損するおそれがある。
【0004】 このため、ハンガーループ部に留め具を設けて、該留め具を胸ポケットに固定 する構成が考えられるが、携帯機器類が携帯電話機のように呼び出しに対応する ものである場合には、直ちに耳元まで取り出すことができない。
【0005】 また、直ちに耳元まで取り出すために、留め具の採用とともに、ハンガールー プ部を伸縮し得るカールコード等に代えて構成することも考えられるが、携帯機 器類をポケット等に収納した際に、このカールコード等の余剰長さがポケット内 で嵩張ってしまったり、ポケットの外にはみ出して見栄えが悪くなってしまう。 また、外にはみ出したカールコード等に何かが引っ掛かり、携帯機器類が引き出 されてしまうこともある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 そこで本考案は、上記課題を解消するために、携帯機器類を落下させることな く適宜に留め、その状態での取り出しを適宜に行えるようにするとともに余剰長 さをなくすことができる携帯機器類等の吊り下げ用ストラップを提供することを 目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案による携帯機器類等の吊り下げ用ストラップは 、携帯機器類等に連結し得る連結ループ部をなす第一の紐体が、第二の紐体の一 端部にモールドされた連結端子を介して結合され、前記第二の紐体の他端部には 抜止端子がモールドされていて、且つ、前記第二の紐体の一端部側と他端部側と が調節具を以て結束係止されてハンガーループ部をなすストラップ本体と、 ケーシング内に渦巻きバネと巻取リールとからなる巻戻手段が配置され、前記 巻取リールには一端が固定された引き紐が巻回装着されており、前記渦巻きバネ の引張により前記巻取リールに前記引き紐が巻回されて前記引き紐の他端を前記 ケーシングの外側に延出させた状態でケーシング内に収容するように構成され、 ケーシングの外側には前記ケーシングを所定の箇所に留める留め具を有したホル ダ部と、 を備え、前記ストラップ本体の第二の紐体には、前記ホルダ部の引き紐の他端 が取り付けられてなり、 前記ストラップ本体は、調節具による前記第二の紐体の結束係止を緩めること によって、前記第二の紐体がなす前記ハンガーループ部のループ径の調整が行わ れ、前記ホルダ部は、携帯機器類等を収納した近傍の所定の箇所に留められ、前 記ストラップ本体の連結ループ部に連結された携帯機器類等の使用に伴う取り出 し移動によって前記ストラップ本体を介して前記引き紐が引張されて引き出され 、携帯機器類等の使用を止めた収納移動によって前記引き紐の引張が止められて 前記引き紐が前記巻戻手段により前記ケーシング内に収容されることを特徴とし ている。
【0008】 また、前記ホルダ部は、前記留め具が前記ケーシングに対して前記引き紐の引 張方向と直交する支軸を以て回動自在に取り付けられて、携帯機器類等の使用に 伴う取り出し移動による前記引き紐の引張によって、前記ケーシングにおける前 記引き紐の延出部分を前記引き紐の引張方向に向けるように回動することを特徴 としている。
【0009】 また、前記ホルダ部は、前記留め具が前記ケーシングにおける前記引き紐の延 出部分と対向する部位に揺動自在とされたフラップに取り付けられ、携帯機器類 等の使用に伴う取り出し移動による前記引き紐の引張によって、前記ケーシング における前記引き紐の延出部分を前記引き紐の引張方向に向けるように揺動する 構成としてもよい。
【0010】 また、前記ホルダ部には、前記引き紐を引張途中で係止する係止機構が前記ケ ーシングの外側あるいは内側に設けられ、携帯機器類等の使用に伴う取り出し移 動による前記引き紐の引張の際、前記引き紐を係止して携帯機器類等の使用中で の前記引き紐の引張を抑え、携帯機器類等の使用を止める際、前記係止機構を解 除して前記引き紐を前記ケーシング内に収容することを特徴としている。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。 図1は本考案による携帯機器類等の吊り下げ用ストラップを示す斜視図である 。
【0012】 図1に示すように、本考案のストラップは、ストラップ本体1と、ホルダ部2 とを有している。
【0013】 まず、ストラップ本体1は、例えば携帯電話機やポケットベル等の携帯機器類 Aに連結されるべき連結ループ部を構成する第一の紐体3と、ハンガーループ部 を構成する第二の紐体4とを備えている。
【0014】 第一の紐体3は、所定のループをなすようにして第二の紐体4の一端部4aと の連結部の外周を硬質プラスチック材により棒状に形成された連結端子5でモー ルドされている。
【0015】 第二の紐体4は、その他端部4bに硬質プラスチック材による抜止端子6がモ ールドされている。この抜止端子6は、連結端子5と略同様の形状とされデザイ ン的に統一されている。 また、第二の紐体4は、ループ形状をなすように調節具7によって一端部4a 側と他端部4b側とが共に束ねられている。
【0016】 この調節具7は、図2(a)に示すように、筒状をなす調節具本体8と、該調 節具本体8の筒内に配されるとともに連結端子5および抜止端子6が挿通される 内筒体9とで構成されている。
【0017】 調節具本体8は、硬質な合成樹脂材にて形成されて略円筒状をなしている。調 節具本体8の一側壁には開口穴8aが穿設されている。この開口穴8aの開口縁 には舌片10の一端が調節具本体8と一体とされている。この舌片10は、その 他端が前記開口穴8aより調節具本体8の筒内に入り込むように湾曲形成されて いるとともに、調節具本体8と一体とされた一端部分の撓みによって可撓性を備 えている。 また、調節具本体8において、前記開口穴8aと対向する他側壁には、内筒体 9を受け入れる如く挿通穴8bが設けられている。
【0018】 内筒体9は、筒状に形成され、その両開口部と調節具本体8における両開口部 とが一連し得るように挿通穴8bより調節具本体8内に挿入自在とされている。 この内筒体9は、調節具本体8に形成された舌片10の他端に当接して、常に挿 通穴8bから調節具本体8の外方に出るように弾性押圧されている。ゆえに、内 筒体9を調節具本体8内に挿入させるには、舌片10の弾性押圧力に抗して舌片 10を撓ませるように押し入れることとなる。また、内筒体9は、調節具本体8 内に押し入れられた際には、調節具本体8の両開口部が狭窄形成されていること により調節具本体8の両開口部から突出しない。
【0019】 このような調節具7を以て、第二の紐体4をループ形状に束ねるには、図2( b)に示すように、内筒体9を調節具本体8内に押し入れた際、第二の紐体4の 連結端子5および抜止端子6をそれぞれ一連した調節具本体8と内筒体9との開 口部に通す。 そして、内筒体9が舌片10の弾性押圧力によって挿通穴8bから調節具本体 8の外方に出ようとすることにより、第二の紐体4において調節具本体8および 内筒体9に通された部分が挟まれて係止される。この際、連結端子5および抜止 端子6は、調節具本体8および内筒体9に通された部分の係止から第二の紐体4 が抜け出ないように抜止めとして作用する。
【0020】 これにより、第二の紐体4がループ形状に束ねられてハンガーループ部をなす とともに、内筒体9を調節具本体8内に押し込むことで、第二の紐体4において 調節具本体8および内筒体9に通された部分の係止が緩み、前記ハンガーループ 部のループ径を調節することが可能となる。
【0021】 次に、ホルダ部2は、図1に示すように、巻戻手段11と、留め具12とを備 えている。
【0022】 巻戻手段11は、図3に示すように、渦巻きバネ13と、巻取リール14とで 構成されている。渦巻きバネ13は、ホルダ部2の外形となる略円形状のケーシ ング15内に対し、その中心端13aが固定されている。巻取リール14は、ケ ーシング15内において渦巻きバネ13の外周に配置され、渦巻きバネ13の外 巻端13bと連結されている。また、巻取リール14には、所定長さの引き紐1 6の一端が固定されるとともに巻回装着されている。引き紐16の他端は、ケー シング15の側方に設けられた通し孔15aから突出されるとともに挿入止部材 17を有して、渦巻きバネ13の引張によりケーシング15内に引き込まれない ようになっている。また、引き紐16の他端には、止め環18が設けられている 。
【0023】 ゆえに、巻戻手段11は、通常、引き紐16が渦巻きバネ13の引張により巻 取リール14に巻回されてケーシング15内に収容されている。そして、ケーシ ング15の外に導き出されている引き紐16の他端を引っ張ることにより引き紐 16が引き出される。さらに、引き紐16の引っ張りを止めると引き紐16は渦 巻きバネ13の引張によって巻取リール14に巻回されてケーシング15内に収 容される。
【0024】 留め具12は、ケーシング15の外側に配置されている。留め具12は、金属 材あるいは合成樹脂材からなる折り返し形状のクリップにより構成されるもの、 さらには、コイルバネ等によって挟持自在とされた鰐口クリップや、止め針を備 えたピン構造等で、ケーシング15に対して引き紐16の引張方向と直交する支 軸12aを以て、固定あるいは回動自在に支持されている。
【0025】 また、留め具12は、図4(a)、(b)あるいは図5(a)、(b)に示す ように、ケーシング15において引き紐16が延出された通し孔15aと対向す る部分に揺動自在に支持されたフラップ19を介して設けられていてもよい。な お、フラップ19とケーシング15とは、バネ付勢や磁石等により図4(a)あ るいは図5(a)に示す状態に保持されているとよい。
【0026】 また、ケーシング15において、図6に示すように、引き紐16が引き出され る通し孔15a近傍に、引き紐16が掛けられる係止機構をなす掛け部20を設 けてもよい。 さらに、係止機構として、掛け部20に代えて、ケーシング15内の巻戻手段 11に対し、例えば、渦巻きバネ13の引張による巻取リール14の巻回を係止 するようなラッチ構造を備えて、引き紐16を引張途中で止めるとともに、その 止め状態(巻取リール14の係止)をケーシング15の外側に突出する操作ボタ ン等で解除できる構成としてもよい。
【0027】 このようなストラップ本体1およびホルダ部2において、引き紐16の他端の 止め環18に対し、第二の紐体4を挿通して、ストラップ本体にホルダ部を取り 付けることにより、本考案のストラップをなしている。
【0028】 上述したストラップの使用形態としては、連結ループ部をなす第一の紐体3を 以て携帯機器類Aにストラップ本体1側を装着する。また、留め具12を以てホ ルダ部2側をズボンの腰部、ベルト、衣服の適宜な箇所、鞄の適宜な箇所等、所 望の箇所に取り付ける。 そして、携帯機器類Aをズボンのポケット、胸ポケット、鞄の中等に適宜収納 する。
【0029】 携帯機器類Aを使用する際、携帯機器類Aを手で持って、収納場所から取り出 すことにより、ストラップ本体1を介してホルダ部2の引き紐16が引張され、 携帯機器類Aを使用する位置(手元、耳元、口元等使用する際の適宜な位置)に 運べる。
【0030】 携帯機器類Aの使用を止めたときには、そのまま元の収納場所へ戻せば、引き 紐16が引き戻されてホルダ部2内に収容される。
【0031】 また、留め具12がケーシング15に対して回動自在とされている場合、引き 紐16が引張されることに伴い、ケーシング15が回動して通し孔15aが引張 方向に向き、引き紐16が無理なくスムーズに引張される。
【0032】 また、留め具12が、図4(a)、(b)あるいは図5(a)、(b)に示す ように、ケーシング15に対しフラップ19を介して揺動支持されている場合、 例えばホルダ部2をズボンの腰部やベルトに取り付けた際に、引き紐16が引張 されることに伴い、ケーシング15が揺動して通し孔15aが引張方向に向き、 引き紐16が無理なくスムーズに引張される。
【0033】 また、巻戻手段11にかかり、図6に示すような掛け部20等の係止機構が設 けられている場合、携帯機器類Aを使用する位置まで運んだ際に、係止機構を以 て引き紐16を係止させれば、携帯機器類Aの使用中に携帯機器類Aに引き紐1 6の引張力が加わることがない。
【0034】 したがって、このように構成された携帯機器類の吊り下げ用ストラップでは、 携帯機器類Aを使用しない時には、ストラップ本体1が構成する長さを置き、ホ ルダ部2を介した状態で携帯機器類Aが所望の箇所に取り付けられているので、 携帯機器類Aを落下させることなく保持する。
【0035】 また、ストラップ本体1は、第二の紐体4がなすハンガーループ部のループ径 を調節することが可能とされているので、ループの大きさ、つまりストラップ本 体1の長さを調節できるので、例えば、携帯機器類Aをポケット等に収納した際 に、ハンガーループ部がだらし無く、外部にはみ出すことがなく、見栄えがよい 。
【0036】 また、携帯機器類Aの使用の際には、ホルダ部2における引き紐16が引き出 されるので、例えば携帯機器類Aが携帯電話機のように呼び出しに対応するもの である場合には、直ちに耳元まで取り出すことが可能となる。
【0037】 また、ホルダ部2に関し、上述した留め具12の回動・揺動構造、掛け部20 等の係止機構を採用することにより、携帯機器類Aを使用する際の引き紐16の 取りまわしや、使い勝手等を向上することが可能である。
【0038】 なお、本考案にかかるストラップは、上記携帯電話機やポケットベル等携帯機 器類の吊り下げにのみならず、定期入、財布、小物入れ、手帳、鍵等ポケットに 入れたり吊り下げて携帯するものの吊り下げに用いることも可能である。
【0039】
【考案の効果】
以上説明したように本考案による携帯機器類等の吊り下げ用ストラップは、携 帯機器類等に連結し得る連結ループ部をなす第一の紐体が、第二の紐体の一端部 にモールドされた連結端子を介して結合され、第二の紐体の他端部には抜止端子 がモールドされていて、第二の紐体の一端部側と他端部側とが調節具を以て結束 係止されてハンガーループ部をなすストラップ本体を備えている。また、ケーシ ング内に巻戻手段が配置されて引き紐の他端をケーシングの外側に延出させた状 態でケーシング内に収容するように構成され、ケーシングの外側にはケーシング を所定の箇所に留める留め具を備えている。そして、ストラップ本体の第二の紐 体にはホルダ部の引き紐の他端が取り付けられ構成されている。
【0040】 これにより、ホルダ部を携帯機器類等を収納した近傍の所定の箇所に留めてお けば、ストラップ本体を介して携帯機器類等を落下させることなく保持すること ができる。
【0041】 そして、ストラップ本体は、調節具による第二の紐体の結束係止を緩めること によって、第二の紐体がなすハンガーループ部のループ径を調節することが可能 とされているので、ループの大きさ、つまりストラップ本体の長さを調節できる ので、例えば、携帯機器類類をポケット等に収納した際に、ハンガーループ部が だらし無く、外部にはみ出すことがなく、見栄えがよい。
【0042】 さらに、携帯機器類等の使用に伴う取り出し移動の際には、ホルダ部における 引き紐が引張されて引き出されるので、例えば携帯機器類等が携帯電話機のよう に呼び出しに対応するものである場合には、直ちに耳元まで取り出すことが可能 となる。この引き紐は、携帯機器類等の使用を止めた収納移動によって巻戻手段 によりケーシング内に収容されるので、引き紐が邪魔になることがない。
【0043】 また、ホルダ部において、留め具をケーシングに対して引き紐の引張方向と直 交する支軸を以て回動自在に取り付けて、携帯機器類等の使用に伴う取り出し移 動による引き紐の引張によって、ケーシングにおける引き紐の延出部分を引き紐 の引張方向に向けるように回動させることにより、携帯機器類類を使用する際の 引き紐の取りまわしや、使い勝手等を向上することができる。
【0044】 また、ホルダ部において、前記留め具が前記ケーシングにおける前記引き紐の 延出部分と対向する部位に揺動自在とされたフラップに取り付けて、携帯機器類 等の使用に伴う取り出し移動による引き紐の引張によって、ケーシングにおける 引き紐の延出部分を引き紐の引張方向に向けるように揺動させることによっても 、携帯機器類類を使用する際の引き紐の取りまわしや、使い勝手等を向上するこ とができる。
【0045】 また、ホルダ部において、引き紐を引張途中で係止する係止機構をケーシング の外側あるいは内側に設け、携帯機器類等の使用に伴う取り出し移動による引き 紐の引張の際、引き紐を係止して携帯機器類等の使用中での引き紐の引張を抑え ることにより、携帯機器類類を使用する際の引き紐の取りまわしや、使い勝手等 をさらに向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による携帯機器類等の吊り下げ用ストラ
ップを示す斜視図。
【図2】(a)(b)同ストラップにおける調節具を示
す断面図。
【図3】同ストラップにおけるホルダ部にかかる留め具
の回動構造を示す断面図
【図4】(a)(b)ホルダ部にかかる留め具の揺動構
造を示す斜視図。
【図5】(a)(b)ホルダ部にかかる留め具の揺動構
造を示す斜視図。
【図6】ホルダ部にかかる引き紐の係止構造を示す斜視
図。
【符号の説明】
A…携帯機器類等、1…ストラップ本体、2…ホルダ
部、3…第一の紐体、4…第二の紐体、4a…第二の紐
体の一端部、4b…第二の紐体の他端部、5…連結端
子、6…抜止端子、7…調節具、8…調節具本体、9…
内筒体、10…舌片、11…巻戻手段、12…留め具、
12a…支軸、13…渦巻きバネ、13a…渦巻きバネ
の中心端、13b…渦巻きバネの外巻端、14…巻取リ
ール、15…ケーシング、15a…通し孔、16…引き
紐、17…挿入止部材、18…止め環、19…フラッ
プ、20…掛け部(係止機構)。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯機器類等に連結し得る連結ループ部
    をなす第一の紐体が、第二の紐体の一端部にモールドさ
    れた連結端子を介して結合され、前記第二の紐体の他端
    部には抜止端子がモールドされていて、且つ、前記第二
    の紐体の一端部側と他端部側とが調節具を以て結束係止
    されてハンガーループ部をなすストラップ本体と、 ケーシング内に渦巻きバネと巻取リールとからなる巻戻
    手段が配置され、前記巻取リールには一端が固定された
    引き紐が巻回装着されており、前記渦巻きバネの引張に
    より前記巻取リールに前記引き紐が巻回されて前記引き
    紐の他端を前記ケーシングの外側に延出させた状態でケ
    ーシング内に収容するように構成され、ケーシングの外
    側には前記ケーシングを所定の箇所に留める留め具を有
    したホルダ部と、 を備え、前記ストラップ本体の第二の紐体には、前記ホ
    ルダ部の引き紐の他端が取り付けられてなり、 前記ストラップ本体は、調節具による前記第二の紐体の
    結束係止を緩めることによって、前記第二の紐体がなす
    前記ハンガーループ部のループ径の調整が行われ、前記
    ホルダ部は、携帯機器類等を収納した近傍の所定の箇所
    に留められ、前記ストラップ本体の連結ループ部に連結
    された携帯機器類等の使用に伴う取り出し移動によって
    前記ストラップ本体を介して前記引き紐が引張されて引
    き出され、携帯機器類等の使用を止めた収納移動によっ
    て前記引き紐の引張が止められて前記引き紐が前記巻戻
    手段により前記ケーシング内に収容されることを特徴と
    する携帯機器類等の吊り下げ用ストラップ。
  2. 【請求項2】 前記ホルダ部は、前記留め具が前記ケー
    シングに対して前記引き紐の引張方向と直交する支軸を
    以て回動自在に取り付けられて、携帯機器類等の使用に
    伴う取り出し移動による前記引き紐の引張によって、前
    記ケーシングにおける前記引き紐の延出部分を前記引き
    紐の引張方向に向けるように回動することを特徴とする
    請求項1に記載の携帯機器類等の吊り下げ用ストラッ
    プ。
  3. 【請求項3】 前記ホルダ部は、前記留め具が前記ケー
    シングにおける前記引き紐の延出部分と対向する部位に
    揺動自在とされたフラップに取り付けられ、携帯機器類
    等の使用に伴う取り出し移動による前記引き紐の引張に
    よって、前記ケーシングにおける前記引き紐の延出部分
    を前記引き紐の引張方向に向けるように揺動することを
    特徴とする請求項1に記載の携帯機器類等の吊り下げ用
    ストラップ。
  4. 【請求項4】 前記ホルダ部には、前記引き紐を引張途
    中で係止する係止機構が前記ケーシングの外側あるいは
    内側に設けられ、携帯機器類等の使用に伴う取り出し移
    動による前記引き紐の引張の際、前記引き紐を係止して
    携帯機器類等の使用中での前記引き紐の引張を抑え、携
    帯機器類等の使用を止める際、前記係止機構を解除して
    前記引き紐を前記ケーシング内に収容することを特徴と
    する請求項1〜請求項3の何れかに記載の携帯機器類等
    の吊り下げ用ストラップ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0568903U (ja) * 1992-02-20 1993-09-17 コクヨ株式会社 古紙の回収容器
JP5080699B1 (ja) * 2012-03-09 2012-11-21 理恵美 横山 玩具等ホルダー
CN110758326A (zh) * 2019-11-29 2020-02-07 湖南贝尔动漫科技有限公司 车载除雾玩偶
CN114949654A (zh) * 2022-05-05 2022-08-30 广东电网有限责任公司广州供电局 一种登高平安环

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