JP4276289B1 - 取り付けコード付勢巻取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コード(松葉紐)に取り付けた携帯品とコード付勢巻取り装置の筐体との距離を略接した状態あるいは近傍した状態にでき、かつ、携帯品を筐体から遠ざけることのできるコード付勢巻取り装置を提供する。
【解決手段】コード6の全体あるいは少なくとも先端側の適宜な長さが、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品Kに設けられたコード通し取付け孔7に先端を折り合わせるようにしてループ状態で通すことができる太さであるとともに、前記コード通し取付け孔7が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものであり、かつ、該コード6先端が筐体2に当り引き込み動作が止められた最終巻取り状態となっても前記巻取り体を巻取り回転させようとする巻取り回転付勢力を有してなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話、カメラ、カードケースあるいはカメラケースなどのケース、あるいはアクセサリーなどの携帯品を携行するのに適した取り付けコード付勢巻取り装置に関する。
携帯電話あるいはデジタルカメラの殆どのものには、開口2mm〜4mm程度の取り付けコード通し取付け孔が設けられている。
しかるに、携帯品の取り付けコード通し取付け孔に細取り付けコードを通して、着衣に装着するクリップを設けてなるストラップ、あるいは手首ないし首に掛けるストラップの一般的な形態において、リール紐を付勢巻き取るリール装置形態のものは、一本のリール紐を付勢巻き取る形態であり、その一本のリール紐の先端に0.5mm〜0.8mm程度の太さで長さが30mm〜50mm程度のループ形態とされるとともに、取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有する取り付けコード(「松葉紐」あるいは「ヘビロ」などの名称で呼ばれている)が設けられてなるものである。(例えば特許文献1)
また、一本のリール紐の先端に脱着パーツを取り付け、その外れるパーツの側に0.5mm〜0.8mm程度の太さで長さが30mm〜50mm程度のループ形態とされるとともに、取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有する取り付けコードが設けられてなるものが知れている。
また、首に掛けるループを形成する取り付けコードを付勢巻き取る形態のリール装置が知られている(例えば特許文献2)。
また、付勢巻取り体に筐体の外に引き出さされてループを形成する一対のコードが巻き取られ、該コードのループの先端を折り合わせて携帯電話などの取り付けコード通し取付け孔に通して、通されたループを広げてそのループに筐体および付属品を潜らせ引いてループを縮め絞り、よって携帯品にコードを取り付けるようにしてなるものが開示されている(例えば特許文献4)。
上述した従来技術は以下に述べるような欠点を有するものであった。
<1>特許文献1に開示の発明
リールケース(2)(付勢巻取りリール装置)に付勢巻き取られた一本の紐部(13)の先端に、ループ形態の携帯品の取り付けコード通し取付け孔に通し取り付けるヘビロ(11)(取り付けコード)が設けられてなるものである。
しかるに、携帯品の取り付けコード通し取付け孔に通しての取付けは、ヘビロ(11)の先端を折り合わせた状態にして取り付けコード通し取付け孔に通してループを広げ状態とし、そのループにリールケース(2)(付勢巻取りリール装置)を潜らせ通して引き締め、取り付けコード通し取付け孔にヘビロ(11)を結束させ取り付けるというものである。
すなわち、ヘビロ(11)は取り付けコード通し取付け孔に通された状態で、リールケース(2)を潜り通すことができるループを形成する長さとしたければならないものである。
よって、携帯品はヘビロ(11)の先端に吊り下げられた状態、すなわち、リールケース(2)から30mm〜60mm程度の距離が離れた位置になるという欠点を有するものである。
この欠点によって、例えば、リールケース(2)にネックストラップを設け首に掛ける形態とした場合には、携帯品の吊り下げ位置はリールケース(2)から30mm〜60mm程度の距離が離れた位置となるのでその分振れが大きくなる、クリップを設けた形態では、例えば、胸ポケットにリールケース(2)を装着した状態では、携帯品の吊り下げ位置はリールケース(2)から30mm〜60mm程度の距離が離れた位置となるのでその分振れが大きくなるという欠点を有するものでる。
特に、後記<5>の携帯補助具への使用は、携帯品を収納するケースを、収納する携帯品の長さに加えてヘビロ(11)(取り付けコード)の長さ分(30mm〜60mm程度)長いものとしなければならないという欠点を有するものである。
<2>また、取り付けコード(ヘビロ)を、着脱パーツに取り付けた形態のものが製品として知られているが、この場合も、一方の着脱パーツを外し取り付けコード通し取付け孔に通してループを広げ状態とし、そのループに一方の着脱パーツを潜らせ通して引き締め、取り付けコード通し取付け孔に結束させ取り付けて、一方の着脱パーツを一本のリール紐の他方の着脱パーツに連結するというものであので、ヘビロは取り付けコード通し取付け孔に通された状態で、一方の着脱パーツを潜り通すことができるループを形成する長さとしたければならないものであり、よって、携帯品はヘビロの先端に吊り下げられた状態、すなわち、リールケース(2)から20mm〜40mm程度の距離が離れた位置になるという欠点を有するものである。
<3>特許文献2の図4に開示の発明
首に掛けるためのループを形成する丸紐(13)が一対形態で巻き取り具(2)に付勢巻き取られ、巻き取り具(2)の丸紐(13)の反対側に連結紐(7)(取り付けコード)が設けられてなるネックストラップ(1)である。
しかるに、引用文献1の発明の首に掛けるためのループを形成する丸紐(13)は、首に掛けることを目的としており、図からも明らかなように、連結紐(7)(取り付けコードよりもはるかに太いものであり、携帯品の取り付けコード通し取付け孔に通すことなどできないものであることは明らかであるとともに、連結紐(7)(松葉紐)のような崩れ難い(へたばり難い)適宜なしなやかさと硬さを有することについては、なんら明示も示唆もされていないものであり、その目的からそのようなしなやかさと硬さを有さなければならない理由を見出すことができないものである。
<4>以上述べた従来技術は、引き出すと拡径するループを形成する一対形態の取り付けコードを巻取り体に巻き取る取り付けコード付勢巻取り装置において、この取り付けコードそのものに松葉紐の機能を持たせるという技術的思想、携帯品の取り付けコード通し取付け孔に取り付けコードを通し取り付けるという技術的思想、取り付けコードが、携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものにするという技術的思想について、なんらそれを示唆したり動機付けしたりする記載は一切ないものであり、そのような使用を全く想定していないものである。
<5>特許文献3の発明
底の開口された形態でかつ上部にロープ通し部が設けられたケース本体(95)の上部にロープストッパー(77)を位置させ、このロープストッパー77およびロープ通し部にロープ(84)を通し、このロープ(84)のケース本体(95)内に位置される先端に携帯電話あるいは携帯カメラなどの携帯品を取り付け、ロープ(84)のケース本体(95)の外に出た他方の端にはストッパー(52)を設け、ケース本体(95)を首から提げるための首下げ手段(2)が設けられてなる携帯品等の保護具(93)が開示されている。
この特許文献1の発明は、ロープ(84)が引き上げられてロープストッパー(77)でロック状態にある状態では、携帯品はロープ(84)に吊り状態でケース本体(95)内に収納状態とされ、ロープストッパー(77)を指で摘みロープ制御手段87を押し込むとロープ(84)のロックが解除されて、携帯品はその重みで降下してケース本体(95)下方外に出て、結果的に首下げ手段(2)が長くなった形態を実現して、携帯品の手に持っての操作が快適に行えるというものである。
しかるに、携帯品がケース本体(95)に収納されている状態では、ロープ(84)が外に長く垂れ下がり振れて邪魔になる、周囲に振れ引っかかる危険がある、あるいは煩わしく目障りであるという欠点を有するものである。
この問題を解決するために、ロープ(84)を付勢巻き取りするリール紐とすることが考えられるが、ロープ(84)の先端に携帯品の取り付けコード通し取付け孔に通す松葉紐(取り付けコード)を設けなれればならず、松葉紐(取り付けコード)の長さの分(30mm〜60mm程度)だけ、携帯品がケース本体(95)内に下がり状態に吊り保持されることになる。このため、携帯品を全部ケース本体(95)内に収めるために、ケース本体(95)を長くしなければならない、携帯品が下がった分だけ振りが大きくなるという欠点を有するものである。
<6>特許文献4に開示の発明
筒状の筐体部3の外に引き出さされてループを形成する一対のコードからなるストラップ2が巻き取られ、該ストラップ2のループの先端を折り合わせて携帯電話7の取り付けコード通し取付け孔であるストラップ取付部7aに通して、通されたループを広げてそのループに筒状の筐体部3を内設しているマスコット人形1を潜らせ引いてループを縮め絞り、よって携帯品にコードを取り付けるようにしてなる装飾部付きストラップである。
{1}コードを2本巻き取る形態であるので、コードの長さが短くなる、長くしようとすると付勢巻取り体および筐体が大きくしなくてはならないという欠点を有するものである。
{2}携帯品への取り付けおよび取り外しは、ストラップ取付部7aに通したループ部分を大きく広げて筐体潜らせて行わなくてはならず、筐体を腰ベルトなどに固定した状態では、該ベルトから筐体を取り外さなければ取り付けおよび取り外しができない、前記<5>の特許文献3のコードに変えて用いた場合、ストラップ取付部7aに通したループ部分をロープ通し部に通して筐体を潜らせなければならないという、取り付けおよび取り外し操作が煩雑であるという欠点を有するものである。
{3}腰ベルトに筐体を固定して、取り付けた携帯電話引き出し操作するというような使い方、前記<5>の特許文献3のコードに変えて用いるような形態などにおいては、2本のコード(ストラップ)が携帯品の回りによって捩れてしまうことが頻繁に生じて、その是正のための携帯品回し操作をたびたび行わなくてはならないという欠点を有するものである。
{4}ループを通らない長さや大きさいの筐体や付属品での使用ができない、すなわち筐体や付属品の大きさや長さがループに制限されるという欠点を有するものである。

実登3068840号公報 実登3070789号公報(図4) 特開2005-224593号公報(図17) 実登3052339号公報 特になし
本発明は以上のような従来技術の欠点に鑑み、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に挿し込み通し結束取り付ける取り付けコードを一本形態で付勢巻取する形態の取り付けコード付勢巻取り装置であって、コード付勢巻取り装置の筐体と携帯品との距離を略接した状態あるいは近傍した状態にできる取り付けコード付勢巻取り装置を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためであって、本発明の技術的範囲をそれらのみに限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成となっている。
<請求項1記載の発明>
筐体と、
この筐体内に回転自在に設けられ且つ駆動バネにより巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体と、
この巻取り体に付勢巻き取られる、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものである一本の取り付けコードと、
この取り付けコードの前記筐体の外にある先端側に設けられた前記取り付けコード通し取り付け孔を通らない大きさのループ潜らせストッパーとからなり、
前記取り付けコードを適宜な部位で折合わせ一対形態にして前記取り付けコード通し取り付け孔に通し、通り抜けた部分を広げてループを形成し、このループに前記ループ潜らせストッパーを潜らせ、該取り付けコードを引いて該ループを縮め締めて、締めた該ループから該ループ潜らせストッパーが抜けないようにして、よって、携帯品に該取り付けコードの先端側を取り付けるようにしたことを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置である。
<請求項2記載の発明>
筐体と、
この筐体内に回転自在に設けられ且つ駆動バネにより巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体と、
この巻取り体に付勢巻き取られる、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものである一本の取り付けコードと、
この取り付けコードの前記筐体の外にある先端側に設けられた前記取り付けコード通し取り付け孔を通らない大きさのストッパーと、
このストッパーに設けられた取り付けコードを着脱自在に係止するための係止ループ着脱係止部とからなり、
前記取り付けコードを適宜な部位で折合わせ一対形態にして前記取り付けコード通し取り付け孔に通し、通り抜けた部分であるループを前記係止ループ着脱係止部に係止させ、該取り付けコードを引いて該ループを縮め締めて、締めた該ループが該係止ループ着脱係止部から外れないことによって、携帯品に該取り付けコードの先端側を取り付けるようにしたことを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置である。
<請求項3記載の発明>
筐体と、
この筐体内に回転自在に設けられ且つ駆動バネにより巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体と、
この巻取り体に付勢巻き取られる、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものである一本の取り付けコードと、
この取り付けコードの前記筐体の外にある先端側に設けられた前記取り付けコード通し取り付け孔を通らない大きさのストッパーと、
前記取り付けコードに移動自在に設けられた該取り付けコードを着脱自在に係止するため係止ループ着脱係止部とからなり、
前記取り付けコードを適宜な部位で折合わせ一対形態にして前記取り付けコード通し取り付け孔に通し、通り抜けた部分であるループを形成し、該ループを前記係止ループ着脱係止部に係止させ、該取り付けコードを引いて該ループを縮め締めて、締めた該ループが該係止ループ着脱係止部から外れないことによって、携帯品に該取り付けコードの先端側を取り付けるようにしたことを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置である。
<請求項4記載の発明>
筐体と、
この筐体内に回転自在に設けられ且つ駆動バネにより巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体と、
この巻取り体に付勢巻き取られる取り付けコードと、
この取り付けコードの前記筐体の外にある先端に形成されたあるいは設けられたループ形成用環部と、
このループ形成用環部に前記取り付けコードが通されることにより形成されてなる、該ループ形成用環部に通された取り付けコードを移動させることにより大きくしたり小さくしたりできるループとからなり、
前記取り付けコードが、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものであることを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置である。

<請求項5記載の発明>
請求項1〜4いずれか記載の発明の構成において、取り付けコードの筐体からの引き出しおよび引き込みをロックするための、あるいは引き込みをロックするためのロック機構を設けてなることを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置である。
<請求項6記載の発明>
請求項1〜5いずれか記載の発明の構成において、筐体の巻取り体から外れた部位に、取り付けコードを付勢挟持してロックするロック機構部を設けるためのロック機構を設ける部位を形成し、このロック機構を設ける部位の表面あるいは裏面に開口部を設け、この開口部から頭部が突出され、該開口部内に頭部が位置されあるいは該開口部より内側に頭部が位置されてなる、摘んだ指によって押し込み移動動作をするロックON・OFFボタンを設け、前記ロックON・OFFボタンを押し出し付勢する押し出し付勢手段を設け、前記ロックON・OFFボタンに前記取り付けコードを通すループ形成用環部を設け、前記ロックON・OFFボタンの解放状態では前記押し出し付勢手段の押し出し付勢力によって該ロックON・OFFボタンは押し出し付勢状態にあって前記取り付けコードを挟みロック状態とし、親指を前記ロック機構を設ける部位の裏面に当て人差し指ないし中指を該ロック機構を設ける部位の表面に当て摘み状態で、そのいずれかの指で前記ロックON・OFFボタンを前記押し出し付勢手段の押し出し付勢力に抗して押し込み移動させることにより前記取り付けコードの前記ロック状態が解除され、該ロックON・OFFボタンを解放すると該ロック状態となることを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置である。

請求項1〜6に記載の発明において、取り付けコードの畳合わせる適当な長さ部分(ループを形成する一対形態部分)のみが、通そうとする取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がた内壁に当り擦れる形態でも、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するように、蝋製部材あるいは樹脂製部材などの固める部材が含浸あるいは塗布されてなる補強部位としてなる取り付けコードの形態も技術的範疇とするものである。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
<請求項1記載の発明の効果>
筐体と、この筐体内に回転自在に設けられ且つ駆動バネにより巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体と、この巻取り体に付勢巻き取られる、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものである一本の取り付けコードと、この取り付けコードの前記筐体の外にある先端側に設けられた前記取り付けコード通し取り付け孔を通らない大きさのループ潜らせストッパーとからなり、前記取り付けコードを適宜な部位で折合わせ一対形態にして前記取り付けコード通し取り付け孔に通し、通り抜けた部分を広げてループを形成し、このループに前記ループ潜らせストッパーを潜らせ、該取り付けコードを引いて該ループを縮め締めて、締めた該ループから該ループ潜らせストッパーが抜けないようにして、よって、携帯品に該取り付けコードの先端側を取り付けるようにしたことを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置であるので、
{1}携帯品の取り付けコード通し取付け孔を通して形成したループの大きさを、ループ潜らせストッパーを潜らせるだけの大きさにするだけでよく、また、筐体を潜らせる必要がないので、筐体を首に掛けたままあるいは筐体をケースや腰ベルトに取り付けたままの状態で携帯品の取り付け取り外しが容易にできるとともに、取り付けコードの略先端に携帯品を取り付けた状態が実現され、取り付けコードを全部巻き取る形態においては、取り付けコードを最大に巻き取った状態では筐体と携帯品は距離の殆ど生じない形態を実現するという効果を奏する。
{2}取り付けコード通し取付け孔の大きさにもよるが、筐体側の取り付けコードを少し強めに引き締めるとループは該取り付けコードに引き込まれるようにして該取り付けコード通し取付け孔の反対側に出て、ループ潜らせストッパーはその通過を阻止された状態となるが、ループ潜らせストッパーを張り揺すりながら引くと、あるいは、筐体側の取り付けコードを取り付けコード通し取付け孔に向け押し込みながらループ潜らせストッパーを引くと簡単にループはループ潜らせストッパー側に引き出されるので、引き出された該ループを指で摘み広げてループ潜らせストッパーをそのループに外し潜らせると、簡単に携帯品から取り付けコードを取り外すことが出来るという作用効果を奏する。
{3}一本コードから形成されているので、腰ベルトなどに筐体を固定した使用において、コードが捩れて該コードの一部が筐体内に巻き取られなくなるという状態が生じない。
{4}リールやその付属物の大きさや長さに規制されることなく、携帯品へのコードの直接の取り付け取り外しが行えるという効果を奏するものである。
{5}コードが一本形態であるので、筐体を小さくできる、あるいは長いコードとしても筐体が2本巻取り形態より小さくできる。
ループ潜らせストッパーは、携帯品を傷つけないゴム製部材、プラスチック製部材などやわらかい材質とするのがよい。

<請求項2記載の発明の効果>
筐体と、この筐体内に回転自在に設けられ且つ駆動バネにより巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体と、この巻取り体に付勢巻き取られる、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものである一本の取り付けコードと、この取り付けコードの前記筐体の外にある先端側に設けられた前記取り付けコード通し取り付け孔を通らない大きさのストッパーと、このストッパーに設けられた取り付けコードを着脱自在に係止するための係止ループ着脱係止部とからなり、前記取り付けコードを適宜な部位で折合わせ一対形態にして前記取り付けコード通し取り付け孔に通し、通り抜けた部分であるループを前記係止ループ着脱係止部に係止させ、該取り付けコードを引いて該ループを縮め締めて、締めた該ループが該係止ループ着脱係止部から外れないことによって、携帯品に該取り付けコードの先端側を取り付けるようにしたことを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置であるので、
請求項1記載の発明と同様な効果を奏するとともに、係止ループ着脱係止部によりループを簡単で素早く取り外したり取り付けたりできるので、携帯品の取り付け取り外しが素早く簡単にできるという効果を奏する。
<請求項3記載の発明>
筐体と、この筐体内に回転自在に設けられ且つ駆動バネにより巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体と、この巻取り体に付勢巻き取られる、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものである一本の取り付けコードと、この取り付けコードの前記筐体の外にある先端側に設けられた前記取り付けコード通し取り付け孔を通らない大きさのストッパーと、前記取り付けコードに移動自在に設けられた該取り付けコードを着脱自在に係止するため係止ループ着脱係止部とからなり、前記取り付けコードを適宜な部位で折合わせ一対形態にして前記取り付けコード通し取り付け孔に通し、通り抜けた部分であるループを形成し、該ループを前記係止ループ着脱係止部に係止させ、該取り付けコードを引いて該ループを縮め締めて、締めた該ループが該係止ループ着脱係止部から外れないことによって、携帯品に該取り付けコードの先端側を取り付けるようにしたことを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置であるので、
このような構成としても請求項2記載の発明と同様な効果を奏する。
<請求項4記載の発明の効果>
筐体と、この筐体内に回転自在に設けられ且つ駆動バネにより巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体と、この巻取り体に付勢巻き取られる取り付けコードと、この取り付けコードの前記筐体の外にある先端に形成されたあるいは設けられたループ形成用環部と、このループ形成用環部に前記取り付けコードが通されることにより形成されてなる、該ループ形成用環部に通された取り付けコードを移動させることにより大きくしたり小さくしたりできるループとからなり、前記取り付けコードが、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものであることを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置であるので、
{1}取り付けコードを長く引き出し、ループ形成用環部を一方の手で摘みもち、ループを形成している取り付けコードを引っ張って該ループを大きいループにし、先端を折り畳んで細くして携帯品の取り付けコード通し取り付け孔に通し、通した側をループに広げて筐体を潜らせ、ループ形成用環部と筐体の間の取り付けコードを引いってループを小さくして締めると、ループ形成用環部と携帯品の取り付けコード通し取付け孔形成部位とが当接した状態での吊り状態を実現するものであるので、取り付けコードの略先端に携帯品を取り付けた状態が実現され、取り付けコードを全部巻き取る形態においては、取り付けコードを最大に巻き取った状態では筐体と携帯品は距離の殆ど生じない(ループ形成用環部の分だけわずかに距離が生じる程度)形態を実現するという効果を奏する。
{2}一本コードから形成されているので、腰ベルトなどに筐体を固定した使用において、コードが捩れて該コードの一部が筐体内に巻き取られなくなるという状態が生じない。
{3}コードが一本形態であるので、筐体を小さくできる、あるいは長いコードとしても筐体が2本巻取り形態より小さくできる。
<請求項5記載の発明の効果>
請求項1〜4いずれか記載の発明の構成において、取り付けコードの筐体からの引き出しおよび引き込みをロックするための、あるいは引き込みをロックするためのロック機構を設けてなることを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置であるので、請求項1〜4いずれか記載の発明と同様な効果を奏するとともに、
取り付けコードを巻取り付勢力に抗して引き出し携帯品を遠くに移動させた状態(筐体から携帯品を離した状態)にして、ロック機構をロック状態である取り付けコードの巻取りをロック状態とできるので、携帯品の操作時に取り付けコードが筐体側に巻取り引っ張られる状態が生じることなく携帯品の操作を快適に行うことができるという効果を奏する。
<請求項6記載の発明の効果>
請求項1〜5いずれか記載の発明の構成において、筐体の巻取り体から外れた部位に、取り付けコードを付勢挟持してロックするロック機構部を設けるためのロック機構を設ける部位を形成し、このロック機構を設ける部位の表面あるいは裏面に開口部を設け、この開口部から頭部が突出され、該開口部内に頭部が位置されあるいは該開口部より内側に頭部が位置されてなる、摘んだ指によって押し込み移動動作をするロックON・OFFボタンを設け、前記ロックON・OFFボタンを押し出し付勢する押し出し付勢手段を設け、前記ロックON・OFFボタンに前記取り付けコードを通すループ形成用環部を設け、前記ロックON・OFFボタンの解放状態では前記押し出し付勢手段の押し出し付勢力によって該ロックON・OFFボタンは押し出し付勢状態にあって前記取り付けコードを挟みロック状態とし、親指を前記ロック機構を設ける部位の裏面に当て人差し指ないし中指を該ロック機構を設ける部位の表面に当て摘み状態で、そのいずれかの指で前記ロックON・OFFボタンを前記押し出し付勢手段の押し出し付勢力に抗して押し込み移動させることにより前記取り付けコードの前記ロック状態が解除され、該ロックON・OFFボタンを解放すると該ロック状態となることを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置であるので、請求項1〜5いずれか記載の発明と同様な効果を奏するとともに、
取り付けコードを挟みロック状態とする構成であるので、どの好みの位置でも携帯品を正確止めることができ、かつ、最終巻取り状態においても取り付けコードを最大限巻取り状態とすることができるという効果を奏する。
また、ロック状態において携帯品の急なあるいは予期せぬ不要な引っ張りが生じても、取り付けコードはロック状態のまま引っ張り引き出され移動するので、ロック機構が破損する、あるいは人が引っ張られて転倒などをしてしまう危険が緩衝されるという、安全性を実現するという効果を奏する。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。但し、それらのみに本発明を限定する趣旨のものではない。
<第1の実施の形態>
図1ないし図3に示す本出願人が発明したところの第1の実施の形態において、1は取り付けコード付勢巻取り装置であって、この取り付けコード付勢巻取り装置1は、
筐体2、この筐体2内に回転自在に設けられ且つ駆動バネ3により巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体4、この巻取り体4にループの形成が可能なループ形成可能部位5とする一対形態で付勢巻き取られるとともに、該筐体2の外で拡径する該ループ形成可能部位5を形成するように設けられてなる取り付けコード6とからなる取り付けコード付勢巻取り装置において、
前記取り付けコード6の全体あるいは少なくとも先端側の適宜な長さが(本実施例では全体)、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品Kに設けられた取り付けコード通し取付け孔7に先端を折り合わせるようにしてループ状態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔7が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものであり、かつ、該取り付けコード6先端が筐体2に当り引き込み動作が止められた最終巻取り状態となっても前記巻取り体4を巻取り回転させようとする巻取り回転付勢力を有してなる(巻取り回転付勢力が残っている状態)ことを特徴とするものである。
取り付けコード6には移動自在に、取り付けコード6先端が一つ引き出し口(図示せず)から筐体内に引き込まれるのを阻止するストパー玉8が取り付けられている。引き出し口が二つの場合は、取り付けコードが引き出し口間にある隔てる壁によってそれ以上の引き込まれるのを阻止するので、ストパー玉8を設けなくてもよい。
取り付けコードの太さが直径0.9mm以下とするのがよい。一般的な松葉紐の太さは0.7mm〜0.8mm程度である。
図3に示すように筐体2の内部構造およびロック機構は次のような構成となっている。
裏側が全面開口された筐体形成部材10と、
この筐体形成部材10の表板の中心に設けられた貫通筒部11と、
この貫通筒部11に内端を固定して設けられた発条である駆動バネ3と、
この駆動バネ3を内側にしてその外端を固定させて該駆動バネ3の巻取り不勢力により付勢巻取り回転する巻取り体4と、
この巻取り体4に重ね状態で巻取られた取り付けコード6と、
筐体形成部材10の側面に設けられた取り付けコード6が引き出されている引き出し口(図示せず)と、
貫通筒部11に筐体2を摘んだ指で押し込み可動可能に入れられた中空形態のロックON・OFFボタン14、このロックON・OFFボタン14の背部に貫通筒部11と一体的に設けられた広鍔形態の巻取り体4に当接してその付勢回転を止めるロック板15とからなるロック体16と、
ロックON・OFFボタン14の内部に設けられた押し出し付勢手段である圧縮コイルバネ17と、
筐体形成部材10の裏側開口をネジによる締め付け固定、接着、融着あるいは溶着などにより塞ぐ裏板18と、とからなっている。
筐体2を指で摘み、その指でロックON・OFFボタン14を押し込むと圧縮コイルバネ17の付勢力に抗して巻取り体4に付勢当接していたロック板15が移動して巻取り体4から離れロック状態が解除される。ロックON・OFFボタン14を押し込んだ状態のまま移動操作(ループロール6の引き出し引き込み操作)を自在に行うことができる。ロックON・OFFボタン14を解放すると圧縮コイルバネ17の押し出し付勢力によりロック板15が巻取り体4に付勢当接して駆動バネ3による付勢巻取り回転を止めロックする。
すなわち、取り付けコード6を出入両方向に対してロックするための、巻取り体4をロックするロック機構を設け、このロック機構を構成する部位である指で押し込みロック解除を行うためのロックON・OFFボタン14が筐体2の表側あるいは裏側に設けられ、主に親指を裏側に当て人差し指ないし中指を表側に当てた摘み状態で、そのいずれかの指で前記ロックON・OFFボタン14を押し込み移動させることにより前記ロック状態を解除し、該ロックON・OFFボタン14を解放すると該ロック状態となる。

よって、取り付けコード6の先端を折り合わせた状態にして取り付けコード通し取付け孔7に通し(図1の<b>図)、筐体2が潜り通るループ状態に開いて(図1の<c>図)、該筐体2を潜らせ通して(図1の<d>図)引き締め結束(結束部9)状態(図2の<e>図)にして携帯品Kに取り付けコード6の最終巻取り状態では、取り付けた携帯品と取り付けコード付勢巻取り装置の筐体との距離を略接した状態あるいは近傍した状態(図2の<g>図)にでき、かつ、携帯品を筐体から遠ざける(移動させる)ことのできる(図2の<f>図)。

また、ロック板15と巻取り体4の対抗面の一方を爪車構造を設け他に爪を設けた一種のラチェット機構として、取り付けコード6の引き出し動作では、爪車と爪の逃げ動作によってロックON・OFFボタン14を押し込むことなく該引き出し操作が行え、取り付けコード6の引き込みに対しては爪車と爪が噛み合ったロック動作となっているので、取り付けコード6の引き込み動作はロックON・OFFボタン14を押し込んでロックを解除した状態で行うようにするのも良い。これは、後記する第2に実施の形態(図4参照)のような、ケース27に巻取り体4の付勢巻取り力よりも重い携帯品K(携帯品Kが自重で巻取り体4を送り出し回転させる。)を収納して携行する形態において、取り付けコード付勢巻取り装置19および取り付けコードロック部材29に換えて取り付けコードロック部材1を使用した形態で便利である。
すなわち、ケース27への携帯品Kの収納支持形態は底塞ぎ蓋23に携帯品Kが載り支持されており、底塞ぎ蓋23を開くと携帯品Kはその自重で自動的に下降して手で止めた位置で止まり、取り付けコード6は巻き込まれない。ロックON・OFFボタン14を押し込むとロックが解除され携帯品Kの持上げに従って巻取り体4が付勢巻取り回転をして取り付けコード6を巻き取って行く。底塞ぎ蓋23を閉めると携帯品Kは自重で下がり底塞ぎ蓋23に載り保持される。

(発明を実施するための異なる形態)
次に、異なる実施の形態について説明する。なお、これら異なる実施の形態の説明に当たって、前述してある実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
<第2の実施の形態>
図4に示す本出願人が発明したところの第2の実施の形態において、取り付けコード付勢巻取り装置1のロック機構部を有さない形態とした取り付けコード付勢巻取り装置19を使用して、携帯電話あるいは携帯カメラなどの携帯品を首から提げて携行するための、携帯品の携行補助具20を形成した点にある。
携帯品の携行補助具20は、ケース本体21、このケース本体21の底開口部22、この底開口部22を開閉するケース本体21の背面壁から垂れ下がるように設けられた片形態の底塞ぎ蓋23、この底塞ぎ蓋23の内面に設けられたフック面ファスナ部材24、ケース本体21の前面に設けられたフック面ファスナ24と係着して底塞ぎ蓋23の閉じ状態を保持するためのループ面ファスナ部材25、ケース本体21の天井部に形成された取り付けコードロック部材29が抜けない大きさの上孔部32、ケース本体21の背面に設けられた該ケース本体21との間に胴に巻くための紐、取り付けコードあるいはベルトなどの胴巻き部材を通し取り付けるための胴巻き部材通し部30を形成するように縫い付けあるいは接着などにより取り付けられたループ面ファスナ部材31とからなるケース27と、
このケース27の上部あるいは側面上方に端部を取り付けて、ケース27を首から吊り下げるための首掛けループ28と、
取り付けコード付勢巻取り装置19と、
取り付けコード付勢巻取り装置19から引き出された取り付けコード6の筐体2内への引き込みをロックする取り付けコードロック部材29とからなっている。
携帯品Kの取り付けコード6の取付けは以下のように行う。
取り付けコードロック部材29のロック状態を解除して該取り付けコードロック部材29を長く引き出しロック状態として巻き戻しできないようにする。
上孔部32の上側から取り付けコード6を挿入してケース27の底開口部22から外に引き出す。
取り付けコード6の先端を折り合わせて携帯品Kの取り付けコード通し取付け孔7に通し、底開口部22から上孔部32を通して取り付けコード6を外に出す。
上孔部32から出された取り付けコード6の部位をケース2より大きいループに広げて、該ケース2および取り付けコードロック部材29をそのループに潜らせ通す。
ケース2および取り付けコードロック部材29を引いて、あるいは携帯品Kを引いて取り付けコード6のループを萎めて(絞って)取り付けコード通し取付け孔7部位で結束状態として、取り付けコード6の先端に携帯品Kを取り付けた状態とする。
取り付けコードロック部材29は、一般的に使用されている取り付けコードを通し、付勢力の与えられた押し込みボタン30を該付勢力に抗して押し込むとロックが解除されて、取り付けコードをあるいは取り付けコードロック部材を移動自在とでき、押し込みボタン30を解放すると押し込みボタン30が付勢力により押し出し動作をして通されている取り付けコードを挟みロックして、移動ができないロック状態とするものである。
取り付けコード付勢巻取り装置19の付勢巻取り力は、携帯品Kの重量を吊り保持できない弱い巻取り付勢力であり、ロックする取り付けコードロック部材29のロックを解除し底開口部22を開いた状態、すなわち、携帯品Kの自重が取り付けコード6に全てかかる状態においては、携帯品Kはその自重により自然・自動的に速やかに下降するものである。
したがって、下降した状態で取り付けコードロック部材29を解放して取り付けコード6をロック状態とすることにより、下降した状態に携帯品Kを保持して、取り付けコード6に邪魔されることなく携帯品を手に持って快適に操作することができる。
携帯品Kのケース27への収納は、取り付けコードロック部材29を一方の指で摘み押し込みボタン30を押し込んでロックを解除した状態とし携帯品Kの底に他方の手を沿えるようにして持ち上げ収納し、取り付けコードロック部材29をロック状態にして底塞ぎ蓋23を閉じ、取り付けコードロック部材29のロックを解除して携帯品Kを底塞ぎ蓋23に載り支持されるまで下降させる。
下降した携帯品Kの収納は、自動付勢巻取りされる取り付けコード6によってケース27内にスムーズに案内されるので、収納操作が簡単で快適である。
ケース27への収納中の携帯品Kは底塞ぎ蓋23に載り支持されるので、取り付けコード6には大きな荷重がかからないので、取り付けコード6の磨耗が生じず長寿命化を実現する。
ケース27背面の胴巻き部材通し部30に紐などの胴巻き部材を通し、胴に巻き付けることにより、ケース27が振れない状態に保持し、よって、ケース27に収納されている携帯品Kも歩行動作や前かがみになっても振れない状態として携行性を良いものにできる。
また、ワイシャツなどの前立て部を有する着衣では、前立て部にフック面ファスナ部材を有するクリプを装着し、あるいは安全ピンを備えた面ファスナ部材を装着して、ループ面ファスナ部材31を着衣側に保持させて、ケース27が振れない状態に保持し、よって、ケース27に収納されている携帯品Kも歩行動作や前かがみになっても振れない状態として携行性を良いものにできる。
<第3の実施の形態>
図5に示す本出願人が発明したところの第3の実施の形態において前記第1の実施の形態と主に異なる点は、ケース2の背部あるいは上部から立ち上がるように首掛けループ28を潜らし通して下端を結束(結束部42)して該ケース2を吊り状態とする首掛けループ取付部35を設け、ケース2の下部に取り付けコード6の一方の側と他方の側を分けて引き出すための引き出し口36、37を設け、該引き出し口36、37の間にくの字形態に曲がったような形態の取り付けコード受け部38を突出設けてなる取り付けコード付勢巻取り装置39を形成した点にある。
取り付けコード受け部38と筐体2との間には凹み部40が形成され、該凹み部40を通る取り付けコード6の一方の取り付けコードと凹み部40との間には隙間が形成されて、指ないし爪で取り付けコードを摘むことができるようになっている。
<第4の実施の形態>
図6、図7に示す本出願人が発明したところの第4の実施の形態において前記第3の実施の形態と主に異なる点は、筐体2の巻取り体4から外れた部位に、取り付けコード6を付勢挟持してロックするロック機構部45を設けるためのロック機構を設ける部位46を形成し、このロック機構を設ける部位46の表面あるいは裏面に開口部47を設け、この開口部47から頭部が突出され、該開口部47内に頭部が位置されあるいは該開口部47より内側に頭部が位置されてなる、摘んだ指によって押し込み移動動作をするロックON・OFFボタン48を設け、前記ロックON・OFFボタン48を押し出し付勢する圧縮コイルバネや弾性ゴム製部材などの押し出し付勢手段49を設け、前記ロックON・OFFボタン48に前記取り付けコード6を通すループ形成用環部50を設け、前記ロックON・OFFボタン48の解放状態では前記押し出し付勢手段49の押し出し付勢力によって該ロックON・OFFボタン48は押し出し付勢状態にあって前記取り付けコード6を挟みロック状態とし、親指を前記ロック機構を設ける部位46の裏面に当て人差し指ないし中指を該ロック機構を設ける部位46の表面に当て摘み状態で、そのいずれかの指で前記ロックON・OFFボタン48を前記押し出し付勢手段49の押し出し付勢力に抗して押し込み移動させることにより前記取り付けコード6の前記ロック状態が解除され、該ロックON・OFFボタン48を解放すると該ロック状態となる取り付けコード付勢巻取り装置51を形成した点にある。
ロック機構部45は、可動可能に設けられた1通の通し孔形態である可動側ループ形成用環部53を有する有天井開口底部の円筒形態のロックON・OFFボタン48と、ロックON・OFFボタン案内部52の上部に下部が当てられ且つロックON・OFFボタン48の内天井部位に上部が当てられて該ロックON・OFFボタン48を付勢押し出し状態とする押し出し付勢手段49とからなり、指で摘みロックON・OFFボタン48を押し出し付勢手段49の押し出し付勢力に抗して押し込み可動させるとループ形成用環部50と可動側ループ形成用環部53が重なり状態となって一本の貫通した取り付けコード通し孔を形成するようになっている。
ロックON・OFFボタン48の側面には嵌合突起(図示せず省略)が形成され、ロック機構を設ける部位46の内壁面に形成された嵌合溝(図示せず省略)に嵌合して、ロックON・OFFボタン48は可動するがロック機構を設ける部位46からは所定の位置で止められ抜けないようなっている。
ロック機構を設ける部位46の下部にはループ形成用環部50を通った取り付けコード6を外に抜くための取り付けコード抜き部54と、抜いた取り付けコード6がそれ以上引き込まれないように止める取り付けコード止め部55が形成されている。
これにより、取り付けコード6のループ状態のまま筐体外に引き出し、かつ、巻き戻るのを止めることができる構成を実現している。
取り付けコード抜き部54は取り付けコード6を抜き取ったあとは、チップなどを嵌め込み接着するなどして塞いでしまい、取り付けコード6が入ることができないようにする。
取り付けコード6を挟みロック状態とする構成であるので、どの好みの位置でも携帯品を正確止めることができ、かつ、最終巻取り状態においても取り付けコードを最大限巻取り状態とすることができる。
また、ロック状態において携帯品の急なあるいは予期せぬ不要な引っ張りが生じても、取り付けコードはロック状態のまま引っ張り引き出され移動するので、ロック機構が破損する、あるいは人が引っ張られて転倒などをしてしまう危険が緩衝されるという安全性を実現する。
<第5の実施の形態>
図8に示す本発明を実施するための最良の第5の実施の形態において、55は取り付けコード付勢巻取り装置であって、この取り付けコード付勢巻取り装置55は、筐体2と、この筐体2内に回転自在に設けられ且つ駆動バネ3(図3参照)により巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体4(図3参照)と、この巻取り体4に付勢巻き取られる1本の取り付けコード56と、この取り付けコード56の前記筐体2の外に引き出された部位に設けられた、ループ形成用環部本体57、このループ形成用環部本体57に設けられた取り付けコード56を移動自在に通す取り付けコード通し孔58とからなるループ形成用環部59と、このループ形成用環部59の前記取り付けコード通し孔58に前記取り付けコード56を通し、その取り付けコードの先端側を該ループ形成用環部59から取れないように取り付けることによって形成してなる、該取り付けコード通し孔58を取り付けコード56を移動させることにより大きくしたり小さくしたりできるループ60とからなっている。
ループ60にはリング形態の抜け防止パーツ61が通され、取り付けコード通し孔58を抜けた取り付けコード56の先端にはループ潜らせストッパー67が設けられている。
取り付けコード56は、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔7に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループ60を形成する一対で通すことができる太さ(二本同時に通すことが出来る太さ)であるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔7が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものである。
取り付けコードを長く引き出し、ループ形成用環部59を一方の手で摘み、ループ60を形成している取り付けコード56を引っ張って該ループ60を大きいループにし、先端を折り畳んで細くして携帯品Kの取り付けコード通し取り付け孔7に通し、通した側をループに広げて筐体2を潜らせ、ループ形成用環部59と筐体2の間の取り付けコード56を引いってループ60を小さくして締めると、ループ形成用環部59と携帯品Kの取り付けコード通し取付け孔7形成部位とが当接した状態での吊り状態を実現するものであるので、取り付けコード56の略先端に携帯品Kを取り付けた状態が実現され、取り付けコード56を全部巻き取る形態においては、取り付けコード56を最大に巻き取った状態では筐体2と携帯品Kは距離の殆ど生じない(ループ形成用環部の分だけわずかに距離が生じる程度)形態を実現するものである。
<第6の実施の形態>
図9に示す本発明を実施するための最良の第6の実施の形態において前記第5の実施の形態と主に異なる点は、ループ60を形成する異なる形態を示したものである。
図(a)は、ループ形成用環部をメガネリング形態のループ形成用環部63とし、取り付けコード通し孔64、65と通した取り付けコード56の先端に抜け防止となるループ潜らせストッパー66を設け、ループ60を形成した点にある。
図(b)は、ループ形成用環部を二つの金属製円筒部材を一体化した形態のループ形成用環部68とし、取り付けコード通し孔69、70と通した取り付けコード56の取り付けコード通し孔70側をカシメ圧着したループ潜らせストッパー状態とし、ループ60を形成した点にある。
図(c)は、ループ形成用環部を取り付けコード56を通すリング形態の取り付けコード通し孔72、この取り付けコード通し孔72と一体的に設けられた取り付けコード56の先端を噛み挟持するループ潜らせストッパー部73とからなるループ形成用環部74とし、取り付けコード56を取り付けコード通し孔72を通しその先端をループ潜らせストッパー部73で噛みロック状態として、ループ60を形成した点にある。
図(d)は、取り付けコード56の先端を曲げて形成してなる小輪形態のループ形成用環部75を形成し、このループ形成用環部74に取り付けコード56が通されることによりループ60を形成してなる点にある。いわゆる、投げ縄形態である。
<第7の実施の形態>
図10、図11に示す本発明を実施するための最良の形態である第7の実施の形態において前記第5の実施の形態と主に異なる点は、取り付けコード56の先端側にループにした引張り部83を残して取り付けコード通し取り付け孔7を通らない大きさの○玉形態のループ潜らせストッパー80を設けてなる取り付けコード付勢巻取り装置81を形成した点にある。
ループ潜らせストッパーの形態は円盤形態、棒形態、リング形態など多様な形態のものを含むものであり、その材質もゴム製部材、合成樹脂製部材、金属製部材、木製部材、ガラス製部材など多様な材質を採用することができるものである。
使い方は、取り付けコード56を適宜な部位で折合わせ一対にして取り付けコード通し取り付け孔7に通し(図10の中図参照)、通り抜けた部分を広げてループ82を形成し(図10の中図参照)、このループ82にループ潜らせストッパー80を潜らせ(図10の中図参照)、筐体2側で取り付けコード56を引いてループ82を縮め締めて(図10の右図参照)、締めたループ82から該ループ潜らせストッパーが抜けないようにして(図10の中図参照)、よって、携帯品Kに取り付けコード56の先端側を取り付けるようにした(図10の中図参照)取り付けコード付勢巻取り装置81である。
携帯品Kの取り付けコード通し取付け孔7を通して形成したループ82の大きさを、ループ潜らせストッパー80を潜らせるだけの大きさにするだけでよく、また、筐体2を潜らせる必要がないので、筐体2を首に掛けたままあるいは筐体2をケースや腰ベルトに取り付けたままの状態で携帯品Kの取り付け取り外しが容易にできるとともに、取り付けコード56の略先端に携帯品Kを取り付けた状態が実現され、取り付けコード56を全部巻き取る形態においては、取り付けコード56を最大に巻き取った状態では筐体2と携帯品Kは距離の殆ど生じない形態を実現するという効果を奏する。
また、取り付けコード通し取付け孔7の大きさあるいは取り付けコードの太さにもよるが、該条件が適切であると、筐体2側の取り付けコード56を少し強めに引き締めるとループ82は該取り付けコード56に引き込まれるようにして該取り付けコード通し取付け孔7の反対側に出て(図10の右図参照)、ループ潜らせストッパー80はその通過を阻止された状態となるが、ループ潜らせストッパー80あるいは引っ張り部83を張り揺すりながら引くと、あるいは、筐体2側の取り付けコード56を取り付けコード通し取付け孔7に向け押し込みながらループ潜らせストッパー80あるいは引っ張り部83を引くと簡単にループ82はループ潜らせストッパー80側に引き出されるので、引き出された該ループ82を指で摘み広げてループ潜らせストッパー82をそのループ80に外し潜らせると、簡単に携帯品Kから取り付けコード56を取り外すことが出来るという作用効果を奏する。

ループ潜らせストッパーは、携帯品を傷つけないゴム製部材、プラスチック製部材などやわらかい材質とするのがよい。
引っ張り部はループである必要は必ずしも必要ではなく一本でもよいが、ループ形態としたほうが、先端処理をしなくてよい、他の飾りをつけることができる、摘みやすいなどの理由で、好ましい。
また、引っ張り部に変えて指で摘むほどのループではないループとして、先端の綺麗さの演出と、他の飾りの取付部としての役割に特化させるのもよい。
<第8の実施の形態>
図12に示す本発明を実施するための最良の形態である第8の実施の形態において前記第6の実施の形態と主に異なる点は、ループ潜らせストッパーを取り付けコード56の先端に取り付けコード通し取り付け孔7を通らない大きさの開閉部付き環部材からなるループ潜らせストッパー86としてなる取り付けコード付勢巻取り装置87を形成した点にある。
ループ潜らせストッパー86は開閉口85を開閉する開閉部88が設けられ、開閉部88を開いてループ82(取り付けコード)を入れ閉じて外れないようにする、いわゆる取り付けコードを外れないように係止して携帯品Kに取り付けるとともに、開閉部88を開いて簡単で素早くループ82を外し携帯品Kから取り外すことができる、取り付けコード56を着脱自在とする係止ループ着脱係止部としての機能するようになっている。
ループ潜らせストッパーが係止部材を兼ねている、係止部がループ潜らせストッパーを兼ねているものである。
開閉部付き環部材には通称、ナス環、丸環と呼ばれているも、弾性力により端部と端部が付勢重なって開閉部を形成してなるものなど多様な形態がある。
<第9の実施の形態>
図13に示す本発明を実施するための最良の形態である第9の実施の形態において前記第6の実施の形態と主に異なる点は、取り付けコード56に取り付けコード56を着脱自在に係止するループ潜らせストッパー86と同一部材からなる係止ループ着脱係止部90を設けてなる取り付けコード付勢巻取り装置91を形成した点にある。
ループ潜らせストッパー80をループ82に潜らせず、係止ループ着脱係止部90にループ82を係止する。このような構成としても、実施の形態8のものと同様な効果を奏する。
<付記>
<付記1記載の発明の効果>
筐体と、この筐体内に回転自在に設けられ且つ駆動バネにより巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体と、この巻取り体に付勢巻き取られる、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものである一本の取り付けコードと、この取り付けコードの前記筐体の外にある先端側に設けられた前記取り付けコード通し取り付け孔を通らない大きさのループ潜らせストッパーとからなり、前記取り付けコードを適宜な部位で折合わせ一対形態にして前記取り付けコード通し取り付け孔に通し、通り抜けた部分を広げてループを形成し、このループに前記ループ潜らせストッパーを潜らせ、該取り付けコードを引いて該ループを縮め締めて、締めた該ループから該ループ潜らせストッパーが抜けないようにして、よって、携帯品に該取り付けコードの先端側を取り付けるようにしたことを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置であるので、
{1}携帯品の取り付けコード通し取付け孔を通して形成したループの大きさを、ループ潜らせストッパーを潜らせるだけの大きさにするだけでよく、また、筐体を潜らせる必要がないので、筐体を首に掛けたままあるいは筐体をケースや腰ベルトに取り付けたままの状態で携帯品の取り付け取り外しが容易にできるとともに、取り付けコードの略先端に携帯品を取り付けた状態が実現され、取り付けコードを全部巻き取る形態においては、取り付けコードを最大に巻き取った状態では筐体と携帯品は距離の殆ど生じない形態を実現するという効果を奏する。
{2}取り付けコード通し取付け孔の大きさにもよるが、筐体側の取り付けコードを少し強めに引き締めるとループは該取り付けコードに引き込まれるようにして該取り付けコード通し取付け孔の反対側に出て、ループ潜らせストッパーはその通過を阻止された状態となるが、ループ潜らせストッパーを張り揺すりながら引くと、あるいは、筐体側の取り付けコードを取り付けコード通し取付け孔に向け押し込みながらループ潜らせストッパーを引くと簡単にループはループ潜らせストッパー側に引き出されるので、引き出された該ループを指で摘み広げてループ潜らせストッパーをそのループに外し潜らせると、簡単に携帯品から取り付けコードを取り外すことが出来るという作用効果を奏する。
{3}一本コードから形成されているので、腰ベルトなどに筐体を固定した使用において、コードが捩れて該コードの一部が筐体内に巻き取られなくなるという状態が生じない。
{4}リールやその付属物の大きさや長さに規制されることなく、携帯品へのコードの直接の取り付け取り外しが行えるという効果を奏するものである。
{5}コードが一本形態であるので、筐体を小さくできる、あるいは長いコードとしても筐体が2本巻取り形態より小さくできる。
ループ潜らせストッパーは、携帯品を傷つけないゴム製部材、プラスチック製部材などやわらかい材質とするのがよい。

<付記2記載の発明の効果>
筐体と、この筐体内に回転自在に設けられ且つ駆動バネにより巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体と、この巻取り体に付勢巻き取られる、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものである一本の取り付けコードと、この取り付けコードの前記筐体の外にある先端側に設けられた前記取り付けコード通し取り付け孔を通らない大きさのストッパーと、このストッパーに設けられた取り付けコードを着脱自在に係止するための係止ループ着脱係止部とからなり、前記取り付けコードを適宜な部位で折合わせ一対形態にして前記取り付けコード通し取り付け孔に通し、通り抜けた部分であるループを前記係止ループ着脱係止部に係止させ、該取り付けコードを引いて該ループを縮め締めて、締めた該ループが該係止ループ着脱係止部から外れないことによって、携帯品に該取り付けコードの先端側を取り付けるようにしたことを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置であるので、
付記1記載の発明と同様な効果を奏するとともに、係止ループ着脱係止部によりループを簡単で素早く取り外したり取り付けたりできるので、携帯品の取り付け取り外しが素早く簡単にできるという効果を奏する。
<付記3記載の発明>
筐体と、この筐体内に回転自在に設けられ且つ駆動バネにより巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体と、この巻取り体に付勢巻き取られる、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものである一本の取り付けコードと、この取り付けコードの前記筐体の外にある先端側に設けられた前記取り付けコード通し取り付け孔を通らない大きさのストッパーと、前記取り付けコードに移動自在に設けられた該取り付けコードを着脱自在に係止するため係止ループ着脱係止部とからなり、前記取り付けコードを適宜な部位で折合わせ一対形態にして前記取り付けコード通し取り付け孔に通し、通り抜けた部分であるループを形成し、該ループを前記係止ループ着脱係止部に係止させ、該取り付けコードを引いて該ループを縮め締めて、締めた該ループが該係止ループ着脱係止部から外れないことによって、携帯品に該取り付けコードの先端側を取り付けるようにしたことを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置であるので、
このような構成としても付記2記載の発明と同様な効果を奏する。
<付記4記載の発明の効果>
筐体と、この筐体内に回転自在に設けられ且つ駆動バネにより巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体と、この巻取り体に付勢巻き取られる取り付けコードと、この取り付けコードの前記筐体の外にある先端に形成されたあるいは設けられたループ形成用環部と、このループ形成用環部に前記取り付けコードが通されることにより形成されてなる、該ループ形成用環部に通された取り付けコードを移動させることにより大きくしたり小さくしたりできるループとからなり、前記取り付けコードが、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものであることを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置であるので、
{1}取り付けコードを長く引き出し、ループ形成用環部を一方の手で摘みもち、ループを形成している取り付けコードを引っ張って該ループを大きいループにし、先端を折り畳んで細くして携帯品の取り付けコード通し取り付け孔に通し、通した側をループに広げて筐体を潜らせ、ループ形成用環部と筐体の間の取り付けコードを引いってループを小さくして締めると、ループ形成用環部と携帯品の取り付けコード通し取付け孔形成部位とが当接した状態での吊り状態を実現するものであるので、取り付けコードの略先端に携帯品を取り付けた状態が実現され、取り付けコードを全部巻き取る形態においては、取り付けコードを最大に巻き取った状態では筐体と携帯品は距離の殆ど生じない(ループ形成用環部の分だけわずかに距離が生じる程度)形態を実現するという効果を奏する。
{2}一本コードから形成されているので、腰ベルトなどに筐体を固定した使用において、コードが捩れて該コードの一部が筐体内に巻き取られなくなるという状態が生じない。
{3}コードが一本形態であるので、筐体を小さくできる、あるいは長いコードとしても筐体が2本巻取り形態より小さくできる。
<付記5記載の発明の効果>
付記1〜4いずれか記載の発明の構成において、 取り付けコードを出入両方向に対してあるいは出入のいずれか一方向に対してロックするための、該取り付けコードを挟みあるいは押し付けロックするロック機構、あるいは巻取り体をロックするロック機構を設け、このロック機構を構成する部位である指で押し込みロック解除を行うためのロックON・OFFボタンが筐体の表側あるいは裏側に設けられ、主に親指を裏側に当て人差し指ないし中指を表側に当てた摘み状態で、そのいずれかの指で前記ロックON・OFFボタンを押し込み移動させることにより前記ロック状態を解除し、該ロックON・OFFボタンを解放すると該ロック状態となることを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置であるので、付記1〜4いずれか記載の発明と同様な効果を奏するとともに、
取り付けコードを巻取り付勢力に抗して引き出し携帯品を遠くに移動させた状態(筐体から携帯品を離した状態)にして、ロックON・OFFボタンを解放すると、巻取りをロック状態とできるので、携帯品の操作時に取り付けコードが巻取り引っ張られる状態が生じることなく携帯品の操作を快適に行うことができるという効果を奏する。
<付記6記載の発明の効果>
付記1〜5いずれか記載の発明の構成において、筐体の巻取り体から外れた部位に、取り付けコードを付勢挟持してロックするロック機構部を設けるためのロック機構を設ける部位を形成し、このロック機構を設ける部位の表面あるいは裏面に開口部を設け、この開口部から頭部が突出され、該開口部内に頭部が位置されあるいは該開口部より内側に頭部が位置されてなる、摘んだ指によって押し込み移動動作をするロックON・OFFボタンを設け、前記ロックON・OFFボタンを押し出し付勢する押し出し付勢手段を設け、前記ロックON・OFFボタンに前記取り付けコードを通すループ形成用環部を設け、前記ロックON・OFFボタンの解放状態では前記押し出し付勢手段の押し出し付勢力によって該ロックON・OFFボタンは押し出し付勢状態にあって前記取り付けコードを挟みロック状態とし、親指を前記ロック機構を設ける部位の裏面に当て人差し指ないし中指を該ロック機構を設ける部位の表面に当て摘み状態で、そのいずれかの指で前記ロックON・OFFボタンを前記押し出し付勢手段の押し出し付勢力に抗して押し込み移動させることにより前記取り付けコードの前記ロック状態が解除され、該ロックON・OFFボタンを解放すると該ロック状態となることを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置であるので、付記1〜5いずれか記載の発明と同様な効果を奏するとともに、
取り付けコードを挟みロック状態とする構成であるので、どの好みの位置でも携帯品を正確止めることができ、かつ、最終巻取り状態においても取り付けコードを最大限巻取り状態とすることができるという効果を奏する。
また、ロック状態において携帯品の急なあるいは予期せぬ不要な引っ張りが生じても、取り付けコードはロック状態のまま引っ張り引き出され移動するので、ロック機構が破損する、あるいは人が引っ張られて転倒などをしてしまう危険が緩衝されるという、安全性を実現するという効果を奏する。
本発明は携行グッズを製造する産業で利用される。
本出願人が発明したところの第1の実施の形態の正面図および携帯品への取付け手順図。 本出願人が発明したところの形態のロック状態での携帯品の停止位置例図。 本出願人が発明したところの第1の実施の形態のロック状態の断面図およびロック解除状態の断面図。 本出願人が発明したところの第2の実施の形態のケースに携帯品を収納した状態の正面図および携帯品をケースから出し下降させた状態の側面図。 本出願人が発明したところの第3の実施の形態の正面図および携帯品を取り付け下降させた状態例の正面図。 本出願人が発明したところの第4の実施の形態の正面図および携帯品を取り付け下降させた状態例の正面図。 本出願人が発明したところの第4の実施の形態のロック機構部の断面図。 本発明を実施するための最良の第5の実施の形態の小さいループ状態の正面図、大きいループ状態の正面図、携帯品を取り付けた状態で該携帯品を筐体に接近させた状態の正面図。 本発明を実施するための最良の第6の実施の形態のループ形成用環部の他の複数の形態を示す斜視図。 本発明を実施するための最良の第7の実施の形態の正面図、ループにループ潜らせストッパーを潜らせた状態図、取り付け完了図。 本発明を実施するための最良の第7の実施の形態の取り付け手順図。 本発明を実施するための最良の第8の実施の形態の正面図、ループを係止部に係止せた状態図、取り付け完了図。 本発明を実施するための最良の第9の実施の形態の正面図、ループを係止部に係止せた状態図、取り付け完了図。
符号の説明
1:取り付けコードロック部材、
2:筐体、
3:駆動バネ、
4:巻取り体、
5:ループ形成可能部位、
6:取り付けコード、
7:取り付けコード通し取付け孔、
8:ストパー玉、
9:結束部、
10:筐体形成部材、
11:貫通筒部、
14:ロックON・OFFボタン、
15:ロック板、
16:ロック体、
17:圧縮コイルバネ、
18:裏板、
19:取り付けコード付勢巻取り装置、
20:携帯品の携行補助具、
21:ケース本体、
22:底開口部、
23:底塞ぎ蓋、
24:フック面ファスナ部材、
25:ループ面ファスナ部材、
26:上孔部、
27:ケース、
28:首掛けループ、
29:取り付けコードロック部材、
30:胴巻き部材通し部、
31:ループ面ファスナ部材、
32:上孔部、
35:首掛けループ取付部、
36:引き出し口、
37:引き出し口、
38:取り付けコード受け部、
39:取り付けコード付勢巻取り装置、
40:凹み部、
42:結束部、
45:ロック機構部、
46:ロック機構を設ける部位、
47:開口部、
48:ロックON・OFFボタン、
49:押し出し付勢手段、
50:ループ形成用環部、
51:取り付けコード付勢巻取り装置、
52:ロックON・OFFボタン案内部、
53:可動側ループ形成用環部、
55:取り付けコード付勢巻取り装置、
56:取り付けコード、
57:ループ形成用環部本体、
58:取り付けコード通し孔、
59:ループ形成用環部、
60:ループ、
61:ループ抜け防止パーツ、
63:ループ形成用環部、
64:取り付けコード通し孔、
65:取り付けコード通し孔、
66:ループ潜らせストッパー、
67:ループ潜らせストッパー、
68:ループ形成用環部、
69:取り付けコード通し孔、
70:取り付けコード通し孔、
72:取り付けコード通し孔、
73:ループ潜らせストッパー部、
74:ループ形成用環部、
75:ループ形成用環部、
80:ループ潜らせストッパー、
81:取り付けコード付勢巻取り装置、
82:ループ、
83:引っ張り部、
85:開閉口、
86:ループ潜らせストッパー、
87:取り付けコード付勢巻取り装置、
88:開閉部。


Claims (6)

  1. 筐体と、
    この筐体内に回転自在に設けられ且つ駆動バネにより巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体と、
    この巻取り体に付勢巻き取られる、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものである一本の取り付けコードと、
    この取り付けコードの前記筐体の外にある先端側に設けられた前記取り付けコード通し取り付け孔を通らない大きさのループ潜らせストッパーとからなり、
    前記取り付けコードを適宜な部位で折合わせ一対形態にして前記取り付けコード通し取り付け孔に通し、通り抜けた部分を広げてループを形成し、このループに前記ループ潜らせストッパーを潜らせ、該取り付けコードを引いて該ループを縮め締めて、締めた該ループから該ループ潜らせストッパーが抜けないようにして、よって、携帯品に該取り付けコードの先端側を取り付けるようにしたことを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置。
  2. 筐体と、
    この筐体内に回転自在に設けられ且つ駆動バネにより巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体と、
    この巻取り体に付勢巻き取られる、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものである一本の取り付けコードと、
    この取り付けコードの前記筐体の外にある先端側に設けられた前記取り付けコード通し取り付け孔を通らない大きさのストッパーと、
    このストッパーに設けられた取り付けコードを着脱自在に係止するための係止ループ着脱係止部とからなり、
    前記取り付けコードを適宜な部位で折合わせ一対形態にして前記取り付けコード通し取り付け孔に通し、通り抜けた部分であるループを前記係止ループ着脱係止部に係止させ、該取り付けコードを引いて該ループを縮め締めて、締めた該ループが該係止ループ着脱係止部から外れないことによって、携帯品に該取り付けコードの先端側を取り付けるようにしたことを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置。
  3. 筐体と、
    この筐体内に回転自在に設けられ且つ駆動バネにより巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体と、
    この巻取り体に付勢巻き取られる、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものである一本の取り付けコードと、
    この取り付けコードの前記筐体の外にある先端側に設けられた前記取り付けコード通し取り付け孔を通らない大きさのストッパーと、
    前記取り付けコードに移動自在に設けられた該取り付けコードを着脱自在に係止するため係止ループ着脱係止部とからなり、
    前記取り付けコードを適宜な部位で折合わせ一対形態にして前記取り付けコード通し取り付け孔に通し、通り抜けた部分であるループを形成し、該ループを前記係止ループ着脱係止部に係止させ、該取り付けコードを引いて該ループを縮め締めて、締めた該ループが該係止ループ着脱係止部から外れないことによって、携帯品に該取り付けコードの先端側を取り付けるようにしたことを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置。
  4. 筐体と、
    この筐体内に回転自在に設けられ且つ駆動バネにより巻取り方向に付勢巻取り回転をする巻取り体と、
    この巻取り体に付勢巻き取られる取り付けコードと、
    この取り付けコードの前記筐体の外にある先端に形成されたあるいは設けられたループ形成用環部と、
    このループ形成用環部に前記取り付けコードが通されることにより形成されてなる、該ループ形成用環部に通された取り付けコードを移動させることにより大きくしたり小さくしたりできるループとからなり、
    前記取り付けコードが、携帯電話、デジタルカメラなどの携帯品に設けられた取り付けコード通し取付け孔に、先端を折り合わせるようにして通された部位でループを形成する一対形態で通すことができる太さであるとともに、前記取り付けコード通し取付け孔が折れ曲がっていてその内壁に当り擦れても、崩れることなく通される適宜なしなやかさと硬さを有するものであることを特徴とする取り付けコード付勢巻取り装置。
  5. 取り付けコードの筐体からの引き出しおよび引き込みをロックするための、あるいは引き込みをロックするためのロック機構を設けてなることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の取り付けコード付勢巻取り装置。
  6. 筐体の巻取り体から外れた部位に、取り付けコードを付勢挟持してロックするロック機構部を設けるためのロック機構を設ける部位を形成し、このロック機構を設ける部位の表面あるいは裏面に開口部を設け、この開口部から頭部が突出され、該開口部内に頭部が位置されあるいは該開口部より内側に頭部が位置されてなる、摘んだ指によって押し込み移動動作をするロックON・OFFボタンを設け、前記ロックON・OFFボタンを押し出し付勢する押し出し付勢手段を設け、前記ロックON・OFFボタンに前記取り付けコードを通すループ形成用環部を設け、前記ロックON・OFFボタンの解放状態では前記押し出し付勢手段の押し出し付勢力によって該ロックON・OFFボタンは押し出し付勢状態にあって前記取り付けコードを挟みロック状態とし、親指を前記ロック機構を設ける部位の裏面に当て人差し指ないし中指を該ロック機構を設ける部位の表面に当て摘み状態で、そのいずれかの指で前記ロックON・OFFボタンを前記押し出し付勢手段の押し出し付勢力に抗して押し込み移動させることにより前記取り付けコードの前記ロック状態が解除され、該ロックON・OFFボタンを解放すると該ロック状態となることを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の取り付けコード付勢巻取り装置。
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