JP2008307230A - 付勢巻取り式携帯補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
付勢巻取り式携帯補助具をまったく見えなくし、吊り下げた携帯品を首根っこに近接する高いところまで上げ係留でき且つ携帯品の上下移動が自在に行なえ好みの位置に止め係留することができるとともに、リールを見えない状態で大きくすることを可能とする付勢巻取り式携帯補助具を提供することを目的としている。
【解決手段】 カード収納部146を有するカード本体147と、このカード本体147の上部に突出して設けられたはみ出し部148と、このはみ出し部148に設けられた前部にロック解除ボタン124を位置させてなるロック機構部122と、カード本体147の裏に設けられた左右一対の左リール体149、右リール体150とからなる付勢巻取り機構部151と、左リール体149、右リール体150に付勢巻き取られ外に引き出され、ロック機構部122を通され、首に掛けるループ152を形成する左リール紐153a、右リール紐153bとからなっている。
【選択図】図19

Description

本発明は、ICカード、名刺、薄型通信装置などのカード等を首から吊るし携行したり腰やバックに吊るし携行するのに適した付勢巻取り式携帯補助具に関する。
従来の付勢巻取り式携帯補助具を有するネックストラップ装置には以下に述べるものがある。
(1) 特許文献1(実用新案登録第3070789号公報)に、リール収納部と、このリール収納部に固定され内側に突出した固定軸と、この固定軸に内端を固定してなる発条と、この発条の外端を固定してその戻り付勢力により付勢巻取り回転するリール(巻取りドラム)と、このリールに両端を固定して2重巻き形態で該リールに巻取られる細帯状の首掛けループを形成してなるリール紐(帯紐)と、リール収納部とリールの中央に設けられた、押すとロックが解除されて付勢巻取り状態となり離すとロックされてリールの回転が止められるようにしてなるロックボタン機構と、リール収納部の下部から下げられた携帯電話などを吊り下げるためのループ細紐(松葉)と、とからなる付勢巻取り式携帯補助具の発明が開示されている。
(2) 特許文献2(特開平9−299128号公報)に、発条によりループリール紐を巻取り付勢状態とされた2つのリール(巻取りドラム)をロック・ロック解除するための機構として、リール収納部とリールの中央に指で抑えスライドさせるロック方向にバネ10で常に押されているストッパー9が設けられた付勢巻取り式携帯補助具の発明が開示されている。
(3) 特許文献3(特開2006−55627号公報)の図51に、首掛けループを形成してなる一対の吊り紐(ロープ)を通し、その一対の吊り紐を付勢挟持してロックするロック機構を有し且つ指で摘みロック解除の内駒を押し込んでロックを解除し上下に移動自在とした移動係留体と、この移動係留体に四角形枠形態の掛け手段を下げ、その掛け手段に携帯電話を吊り下げ、移動係留体から下方にでた一対の吊り紐を掛け手段の中を通して携帯電話の裏に出すようにしてなる携帯品等の下げ具の発明が開示されている。
実用新案登録第3070789号公報 特開平9−299128号公報 特開2006−55627号公報 特になし
上述した従来技術は、リール収納部とリールの中央にロック解除ボタンが設けられ、リール収納部の下部に細紐からなる携帯電話やカメラなどの携帯品を取り付けるループ細紐を有する形態であるので、付勢巻取り手段全体が携帯品の上方に位置するものであため次に述べるような欠点を有するものであった。
(1) 特許文献1、2の発明は、片手で自在に上げ下げができるのであるが、ネックストラップ形態での使用では、付勢巻取り式携帯補助具が非常に目立ってしまう、携帯品の最大上げ位置が付勢巻取り式携帯補助具本体とループ細紐の分だけ下方になってしまう、すなわち首根っこからかなり下方(どんなに上げてもみぞおち当り)にしか上げられない、そのため携帯品の振れが大きくなってしまうという欠点を有するものであった。
(2) 特許文献1、2の発明は、リール収納部を大きくしてリールのリール紐の巻取り量を多くすることによって、リール紐の引き出し量を例えば携帯電話を持った腕を延ばしきって携帯電話をかざすことができるようにすることが考えられるが、付勢巻取り式携帯補助具は携帯品とは別対の該携帯品からは離れた位置となる露骨に見えるものであるので、リール及びリール収納部が大きくなりすぎて異様に目立ってしまうという欠点を有するものであった。
(3) 特許文献1、2の発明は、ズボンの腰ベルトやベルト通しやバックのベルトにリールから引き出されたリール紐を潜らせ取り付け携行する場合には次のような欠点を有するものであった。
{1} 取り付けた携帯電話をズボンのポケットに入れて携行する場合には携帯電話とリールはループ細紐によって繋がれた携帯電話がリールとは離れたブラブラ状態にあるので、片手で携帯電話とリールを同時に一体的に掴むことができず、したがって携帯電話を操作する際には左手で携帯電話を持ち右手でリールを摘みロック解除ボタンを押して携帯電話を引き上げ(リール紐を引き出す)るという、両手を使わなければならない(片手では操作できない)という欠点を有するものであった。
{2} 携帯電話とリールはループ細紐によって繋がれた少なくとも4cm以上は離れた形態であり、それにリールの長さが加わって9cm程度は携帯電話がベルトから離れた形態であるので、その分だけ携帯電話のポケットへの収納位置を好適なものにできない(特にジーパンなどのポケットが上方にあるもの)という欠点を有するものである
{3} 携帯電話を腰に単なる吊り状態で携行した場合、ベルトなどの吊り部分からリール+ループ細紐という少なくとも9cm程度の吊り部分で携帯電話などの携帯品を吊り下げる状態となるので、携帯電話が歩行動作ごとなどに大きく振れてしまって携行性がとても悪い、常に携帯電話をループ細紐で吊り下げ振れ擦れ状態にあるので、ループ細紐が早期に擦れ傷んでしまうという欠点を有するものであった。
手提げないし肩掛けバックのベルトに下げ携行する場合も、上記と同じように9cm程度の吊り部分で携帯電話などの携帯品が大きく振れて不具合であるという欠点を有するものであった。
(4) 特許文献3の発明は、首根っこに近接する位置まで携帯電話を上げ係留して振れの小さな携行を実現するものであるが、上に上げるには吊り紐の下方を一方の手で摘み、他方の手で移動係留体を摘み内駒を押し込んでロックを解除して操作しなければならず、片手で上下移動操作を行なえないという欠点を有するものであった。
また、吊り紐が携帯電話の下方に垂れてしまうという欠点を有するものであった。
また、ズボンの腰や腰ベルト、バックのベルトにループ紐を巻き通し掛けた状態で吊っての使用では、両手で上げ下げ操作を行なわなくてはならない、スムーズな操作ができない、吊り紐が長く垂れてしまうという欠点を有するものであった。
本発明は以上のような従来技術の欠点に鑑みてなされたものであって、付勢巻取り式携帯補助具をまったく見えなくし、吊り下げた携帯品を首根っこに近接する高いところまで上げ係留でき且つ携帯品の上下移動が自在に行なえ好みの位置に止め係留することができるとともに、リールを見えない状態で大きくすることを可能とする付勢巻取り式携帯補助具を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびのそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱら解説のためであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために本発明は次に述べるような構成となっている。
(請求項1記載の発明)
ICカード、名刺、薄型通信装置などのカード等を前部に収納あるいは取り付けるカード等保持部と、
このカード等保持部の後部に設けられたリール収納部と、
このリール収納部に設けられた発条などの付勢力により付勢巻取り回転するリールと、
このリールに付勢巻取状態で前記リール収納部外に引き出されるリール紐と、
前記カード等保持部の上方あるいは裏側に設けられた前記リールの付勢巻取り回転をロックするロック機構部と、
前記リールのロック状態を解除する前記ロック機構部の一部である、主に親指と人差し指で摘み押し込むことによって前記リールのロック状態を解除状態として、親指と人差し指で摘み押し込んだ状態では前記リール紐の自動巻取り引き込みと強制引出しという上下移動操作が自在に行えるとともに、指の該押し込みを止めると圧縮コイルバネや板羽などの付勢力により押し上げられて該リールの付勢回転をロックするロック解除ボタンとからなることを特徴とする付勢巻取り式携帯補助具を構成している。
(請求項2記載の発明)
請求項1記載の発明の構成において、リール紐が適当な間隔をあけて設けられた左引出し口、右引出し口から引き出される左リール紐、右リール紐の一対のリール紐であるとともに、該左リール紐、右リール紐によってあるいは該左リール紐、右リール紐を繋ぐ他の紐状部材とによって首にかけるループを形成することを特徴とする付勢巻取り式携帯補助具を構成している。
(請求項3記載の発明)
請求項1、2いずれか記載の発明の構成において、ロック解除ボタンがカード等保持部の上部に該カード等保持部から突出して設けられ、ロック機構部によるリールの回転のロックがリール紐を付勢挟持することにより行われるようにしてなることを特徴とする請求項1、2いずれか記載の付勢巻取り式携帯補助具。
(請求項4記載の発明)
請求項1、2いずれか記載の発明の構成において、ロック解除ボタンがカード等保持部の裏側の上部でリールの上方に設けられてなることを特徴とする付勢巻取り式携帯補助具を構成している。
(請求項5記載の発明)
請求項1、2、3いずれか記載の発明の構成において、リールおよびリール収納部をカード等保持部の下方に設けて、ロック解除機構およびロック解除ボタンをカード等保持部の上方に設けてなることを特徴とする付勢巻取り式携帯補助具を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(請求項1記載の発明の効果)
ICカード、名刺、薄型通信装置などのカード等を前部に収納あるいは取り付けるカード等保持部と、
このカード等保持部の後部に設けられたリール収納部と、
このリール収納部に設けられた発条などの付勢力により付勢巻取り回転するリールと、
このリールに付勢巻取状態で前記リール収納部外に引き出されるリール紐と、
前記カード等保持部の上方あるいは裏側に設けられた前記リールの付勢巻取り回転をロックするロック機構部と、
(1) 前記リールのロック状態を解除する前記ロック機構部の一部である、主に親指と人差し指で摘み押し込むことによって前記リールのロック状態を解除状態として、親指と人差し指で摘み押し込んだ状態では前記リール紐の自動巻取り引き込みと強制引出しという上下移動操作が自在に行えるとともに、指の該押し込みを止めると圧縮コイルバネや板羽などの付勢力により押し上げられて該リールの付勢回転をロックするロック解除ボタンとからなることを特徴とする付勢巻取り式携帯補助具であるので、
カード等保持部の後部にリール収納部を設けたので、リール収納部はカード等保持部に隠れて表側からはまったく見えない状態を実現し、カード保持部の略大きさのリールや横並びダブルリールを使用しても見えないので、大きなリールやダブルリールによって十分な引き出し長さを得ながら太いリール紐を使用した付勢巻取り式携帯補助具を可能とするとともに、リールが携帯品の裏側に一体的に設けられる形態を実現するので、携帯品を首掛けの場合は首根っこの近接する位置まで上げ係留できる、バック等や腰ベルト等への装着では、バックや腰ベルトに近接する位置で係留できて振れの小さい携行を実現し、且つ、ポケットの中途や入り口に半分程度入れて係留するなど好みの位置に係留できるといいう効果を奏する。
(2) リールがカード等保持部からはみ出る大きさや設置形態となっても、リール収納部がカード保持部からその一部をはみ出した形態となり、美観を大きく損なうことがないものであり、なにより、前記(1)の効果を弱めるものとはならないものである。
(3)好ましい形態としては、裏面が平ら状態のカード等保持部の後部側がリール収納部となっている形態がよい。裏側に突起がない平ら形態であるので、身体への当り感を感じさせないものにできる。
(4) 携帯電話やカードケース等の携帯品の裏側にリール収納部を隠す形態を実現するものであるので、携帯電話に隠れる目立たない範囲(はみ出る形態を技術的範疇外とするものではなく、はみ出る形態も技術的範疇にふくまれるものである。)でリール収納部およびリールを従来のものより遥かに大きいものにできる。すなわち、平紐形状のリール紐を重ね巻取り形態としたものでも、持った手を略のばしきって携帯電話をかざすことを、付勢巻取り式携帯補助具が目立たない形態で実現できるという効果を奏する。
また、リール紐がループ形態では腰ベルトにループ形態のリール紐をまき掛けて腰に携帯電話を吊り状態にした状態で、携帯電話を耳元まで余裕で引き上げ持ってくることができるリール紐の長さを実現することができる。
(5) 本発明は、引用文献1、2の有する片手で上下に自在に移動できるという利点と、引用文献3の首根っこに近接する位置まで上げ係留して振れの小さい携行ができるという利点の両方を実現するとともに、引用文献1、2の首根っこに近接する位置までカード等を上げ係留できないという欠点と、引用文献3の片手で上下操作ができない、吊り紐が下方に垂れるという欠点を解決するという効果を奏するものである。
(請求項2記載の発明の効果)
請求項1記載の発明の構成において、リール紐が適当な間隔をあけて設けられた左引出し口、右引出し口から引き出される左リール紐、右リール紐の一対のリール紐であるとともに、該左リール紐、右リール紐によってあるいは該左リール紐、右リール紐を繋ぐ他の紐状部材とによって首にかけるループを形成することを特徴とする付勢巻取り式携帯補助具を構成しているので、
請求項1記載の発明の効果に加えて、首に掛けるネックストラップ形態を実現するという効果を奏する。
(請求項3記載の発明の効果)
請求項1、2いずれか記載の発明の構成において、ロック解除ボタンがカード等保持部の上部に該カード等保持部から突出して設けられ、ロック機構部によるリールの回転のロックがリール紐を付勢挟持することにより行われるようにしてなることを特徴とする請求項1、2いずれか記載の付勢巻取り式携帯補助具を構成しているので、
請求項1、2いずれか記載の発明と同様な効果を奏するとともに、リール紐の付勢ロックであるので、微調節のできる形態を実現するとともに、リールは単なる発条とリールという従来からのシンプルな構成であるので低コストで故障しがたいものにできるという効果を奏する。
また、強く引っ張られた場合はリール筐体にロック機構を内臓されせたものは破損さる恐れが大きいのであるが、リール紐を付勢ロックしたものであるので、付勢状態あるヒール紐が移動するので破損が起きないという高耐久性を実現するという効果を奏する。
また、リール収納部(筐体)の裏側(カード等保持部の裏側を含む)にロック解除ボタンがない形態であるので、リール収納部の裏側に着衣のポケットや前合わせ部位に係止するクリップを設けたり、着衣のポケットや着衣の適宜な場所に設けたフック側面ファスナーに係着するループ側面ファスナーを設けたり、着衣の側に設けた磁石や磁着部材に磁着する磁着部材や磁石を設けたりすることが制約されずにできる。
(請求項4記載の発明の効果)
請求項1、2いずれか記載の発明の構成において、ロック解除ボタンがカード等保持部の裏側の上部でリールの上方に設けられてなることを特徴とする付勢巻取り式携帯補助具であるので、
このような構成としても請求項1、2いずれか記載の発明と同様な効果を奏する。
(請求項5記載の発明の効果)
請求項1、2、3いずれか記載の発明の構成において、リールおよびリール収納部をカード等保持部の下方に設けて、ロック解除機構およびロック解除ボタンをカード等保持部の上方に設けてなるとを特徴とする付勢巻取り式携帯補助具を構成しているので、
請求項1、2、3いずれか記載の発明の効果と同様な効果を奏するとともに、カード等保持部の厚みを薄くできるという効果を奏する。
以下、図面に示す発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。但し、本願発明をそれらにみに限定するものではない。また、実施の形態の説明にあたって同一構成部分には同じ符号を付与しその説明を省略する。
<第1の実施の形態>
図1〜図3に示す本発明を実施するための最良の第1の実施の形態において1は付勢巻取り式携帯補助具であって、この付勢巻取り式携帯補助具は1は長方形のリール収納部2と、このリール収納部2の内部に設けられた付勢巻取り機構部3と、この付勢巻取り機構部3からリール収納部2外に引き出された左リール紐4a、右リール紐4bの一対のリール紐で外側でループを形成するループ紐4と、付勢巻取り機構部3の上方に設けられた付勢巻取り機構部3の付勢回転を左リール紐4a、右リール紐4bを付勢挟持(噛み挟持)してロック状態とし且つ摘んだ指で押え押し込んでロック状態を解除する押し込みボタン形態のロック解除ボタン5をリール収納部2の外に突出させたロック機構部6とからなっている。
付勢巻取り機構部3は、外周を歯車形態にした左リール紐8と、外周を歯車形態にした右リール紐9と、左リール紐8と右リール紐9の間に設けられた該8と該9の歯車に噛み合う歯車を外周に有する内部に巻取り付勢力であ発条10を内設した付勢回転体11とからなっている。
左リール紐8はリール収納部2に一体的に形成されたリール軸12に回転フリーに軸支され、右リール紐9はリール収納部2に一体的に形成されたリール軸13に回転フリーに軸支され、付勢回転体11の発条10の内側先端はリール収納部2に一体的に形成された発条固定軸14に固定され、発条10の外側先端は付勢回転体11に固定され、付勢回転体11は発条固定軸14に回転可能に軸支されている。
ロック機構部6は、横長の頭部17、該17と同形状のロック部18、頭部17とロック部18の間の左右に設けられた空間からなる左リール紐4a、右リール紐4bを通す紐通し部19、中央に設けられた圧縮コイルバネ20を入れるためのコイル入れ部21とからなる横長の押しボタン形態であるロック解除ボタン5と、リール収納部2内にセットしたロック解除ボタン5の頭部17の一部をリール収納部2外に露出させるリール収納部2の表面上方(右リール紐9の上方)に設けられた開口部22と、リール収納部2の上部に離して設けられた紐通し部19を通された左リール紐4aをリール収納部2の外に引き出するための左引出し口23、右リール紐4bを引き出するための右引出し口24と、開口部22の直ぐ下方に設けられたリール収納部2と一体成形により設けられた紐通し口形成体25と、この紐通し口形成体25の左右に設けられた紐通し部19を通す左リール紐4aを通す左リール紐通し口26、右リール紐4bを通す右リール紐通し口27とからなっている。
ロック解除ボタン5はフリー状態では圧縮コイルバネ20の押し出し付勢力により押し出し付勢状態にあって、この押し出し付勢状態では左リール紐4a、右リール紐4bはロック部18と左引出し口23、右引出し口24、左リール紐通し口26、右リール紐通し口27に挟み付けられたロック状態となっていて、左リール紐8、右リール紐9および付勢回転体11の回転もロック状態となっている。
親指をリール収納部2の裏側に当て人差し指をロック解除ボタン5に当て摘み状態として、ロック解除ボタン5を押し込むとロック部18は後に移動してリール紐のロック状態が解除され、ロック解除ボタン5を押し込み摘んだままの状態で上下に自在に移動させることができる。下げるときは発条10の巻取り付勢力に抗して、上げるときは発条10および付勢回転体11による左リール紐8と右リール9の付勢回転による巻き込みによって、上下移動が素早く軽快に行なえる。
ロック解除ボタン5の押し込みを止めると圧縮コイルバネ20の付勢力によりロック部18が前方に移動して左引出し口23、右引出し口24、左リール紐通し口26、右リール紐通し口27に挟み付けられたロック状態とし、好みの位置で止め係留状態とすることができる。
ロック部18と左引出し口23、右引出し口24、左リール紐通し口26、右リール紐通し口27との間の隙間はリール紐の太さよりも狭くなっており、できる限る近接しているのが良い。
リール収納部2の左引出し口23、右引出し口24の直ぐ内側には紐受突起28、29が設けられ、ループ紐4が目いっぱい巻き込まれた状態でリール収納部2との間に指でループ紐4を摘み易くするための隙間が形成されるようになっている。
ループ紐4を目いっぱいに巻き取った状態において、リール収納部2の外で例えばハンドストラップとなるループを描くようにするのもよい。この場合、紐受突起28、29は必要がない。
リール収納部2の表部には携帯電話Kの裏側に設けたループ面ファスナー30に係着させるフック面ファスナー31が設けられ、リール収納部2の裏部にはループ面ファスナー32が設けられている。
リール収納部2の下部には、携帯電話Kに取り付けた細吊り紐33の丸環34を取り付けるための紐掛け部35が設けられ、付勢巻取り式携帯補助具1に取り付けた携帯電話Kが外れても紐掛け部35によって地面への落下が阻止されるようになっている。
リール収納部2内部には左リール紐4a、右リール紐4bを案内する紐案内コロ36a、36b、36cが適宜設けられている。
付勢巻取り機構部3のリール収納部位に対してロック機構部6のリール収納部位は、ロック機構部6が前方に突出した厚みのある形態となっていて、その段差が顎部37となって携帯電話Kを取り付ける際の当て部(位置決め部)としての役割をはたすようになっている。また、ロック機構部6を厚みのある前後に中空距離の長い形態としたことにより、ロック機構部6を形成しやすくするとともに、携帯電話Kの裏側にセットされる付勢巻取り機構部3側を薄い形態にできる。
左リール紐8、右リール紐9、付勢回転体11の並べ順は付勢回転体11が一番上でも一番下でも、左リール紐8、右リール紐9のいずれが上方に位置してもかまわず、また横並びとしても横長のカードケースやICカードなどではよいなど多様な並び形態がある。
ループ面ファスナー32に変えてクリップを設けるのも良い。クリップは向きを立て横に変えることができるものがよい。
付勢巻取り式携帯補助具1を携帯電話やカードケースなどに接着剤やネジで一体化してなる携帯補助具付き携帯品を形成するのもよい。
付勢巻取り式携帯補助具1の付勢巻取り機構部3およびロック機構部6を携帯電話などの携帯品に内設してなる携帯補助具付き携帯品を形成するのもよい。
リール収納部にカードケースを一体成形により設けてなる携帯補助具付き携帯品を形成するのもよい。
以下に述べる付勢巻取り式携帯補助具の実施の形態においては、上記のようにすることにより携帯補助具付き携帯品を形成する携帯補助具付き携帯品を形成することを実施の形態の1つとするものであり、以下においてはその説明を省略する。
<第2の実施の形態>
図4、図5に示す本発明を実施するための最良の第2の実施の形態において40は付勢巻取り式携帯補助具であって、この付勢巻取り式携帯補助具40はリール収納部41と、このリール収納部41の内部に設けられた付勢巻取り機構部42と、この付勢巻取り機構部42からリール収納部41外に引き出された左リール紐4a、右リール紐4bと、付勢巻取り機構部42の上方に設けられた付勢巻取り機構部42の付勢回転をロック状態とし且つ摘んだ指で押え押し込んでロック状態を解除する押し込みボタン形態のロック解除ボタン43をリール収納部41の外に開口部39から露出させたロック機構部44とからなっている。
付勢巻取り機構部42は外周を歯車形態にした左リール紐45と、該45と歯車を噛み合わせた外周を歯車形態にした左リール紐45と、右リール紐46を付勢回転体にする該46に内設された発条10とからなっている。
左リール紐45はリール収納部41に一体的に形成されたリール軸12に回転フリーに軸支され、右リール紐46はリール収納部41に一体的に形成された発条固定軸14に回転可能に軸支され、発条10の内側先端は発条固定軸14に固定され、発条10の外側先端は右リール紐46に固定されている。
左リール紐45を右リール紐46と同じように発条10を備えた構成として、2つのリールがそれぞれ付勢巻取り回転するようにするのもよい。
ロック機構部44は、円形のロック解除ボタン43と、このロック解除ボタン43の左右に突出形成された回転阻止突起47a、47bと、ロック解除ボタン43の下部に突出設けられた右リール紐46の歯車に噛み合わさるロック突起48と、ロック解除ボタン43、回転阻止突起47a、47bが嵌るリール収納部41に一体的形成されてなる操作部支持部49と、ロック解除ボタン43の内側に入れられた該43を押し出し付勢している圧縮コイルバネ20とからなっている。
右リール紐46の歯車50は一対のフランジの前方フランジに形成されており、ロック突起48は歯車50のフランジの厚みより少し厚めであって、後方に移動できる空間を有している。
通常はロック解除ボタン43は圧縮コイルバネ20により外側に押し出し付勢状態となっているので、ロック突起48は最前方に位置されて歯車50に噛み合い状態であるロック状態となっている。
指でロック解除ボタン43を押し込むとロック突起48は後方に移動して歯車50外に位置しロック解除状態となる。ロック解除ボタン43を押し込んだまま、片手のみで上下移動を素早く簡単・軽快に行なうことができる。ロック解除ボタン43の押し込みを止めるとロック状態となりその場所で係留状態となる。
リール収納部41の左右にはリール収納部41の表面を同じにしてなるフランジ51a、51bが設けられている。
携帯電話Kの裏側には、フランジ51a、51bを下方から嵌め込む携行補助具取付部52a、52bが設けられている。
リール収納部41の外に出されている左リール紐4a(第1のリール紐)の先端には2kg以上の引張りがあると外れる着脱パーツ53の雄パーツ55(第1のリール紐側着脱パーツ)が取り付けられ、右リール紐4b(第2のリール紐)の先端には着脱パーツ53の雌パーツ56(第2のリール紐側着脱パーツ)が取り付けられていて、一方の端に着脱パーツ53の雌パーツ56(第1の平紐側着脱パーツ)を取り付け他方の端に着脱パーツ53の雄パーツ55(第2の平紐側着脱パーツ)を取り付けてなる10mm〜15mm幅の平紐54が連結され、首掛けループ57を形成している。
平紐54を取り付けて首掛けループ57を形成して首に掛け下げての平紐による当りの弱い首に優しい携行を実現するとともに、平紐54を外して、左リール紐4aの雄パーツ55と右リール紐4bの雌パーツ56を連結してループを形成して、ズボンの腰ベルトやバンド通し部、バックのベルトにループをまわし通し掛けて状態として携帯電話等を吊り携行するときに、吊りの短く振れの小さい携行を実現し吊り紐が邪魔にならない携行という、2つの携行形態を実現するとういう効果を奏する。
また、リール紐を全部リールに巻取り収納した状態においては、左リール紐と右リール紐を連結したループ状態とすることにより、着脱パーツ53が立たない見た目の良い形態を実現するという効果を奏する。
平紐54はソフトゴム平紐とするのがクッション性の優しく負荷の感じ方が優しいものとできるのでよい。
着脱パーツはリングと丸環(開口が開閉する)などの他のパーツによるものも技術的範疇に含まれるものである。
左リール紐45と右リール紐46は横並びとする形態もよい。
リール収納部41を携帯電話のバッテリカバーとするのもよい。この場合は携帯補助具付き携帯品を形成する。
<第3の実施の形態>
図6〜図8に示す本発明を実施するための最良の第3の実施の形態において60は付勢巻取り式携帯補助具であって、付勢巻取り式携帯補助具60はリール収納部61と、このリール収納部61の内部に設けられた付勢巻取り機構部62と、この付勢巻取り機構部62からリール収納部61外に引き出された左リール紐63a、右リール紐63bの一対の平紐で首掛けループを形成するループ紐64と、付勢巻取り機構部62の上方に設けられた付勢巻取り機構部62の付勢回転をロック状態とし且つ摘んだ指で押え押し込んでロック状態を解除する押し込みボタン形態のロック解除ボタン65をリール収納部61の外に開口部66から露出させたロック機構部67と、リール収納部61の付勢巻取り機構部62を収納している巻取り機構リール収納部68と、リール収納部61のロック機構部67を収納してなる巻取り機構リール収納部68よりも前方に突出してなるロック機構リール収納部69と、巻取り機構リール収納部68とロック機構リール収納部69に境に形成された顎部70と、この顎部70から突出された携帯電話Kの首から吊り下げた状態で見て携帯電話本体Bの頂部に設けられたフック掛け穴71に嵌合掛けるフック部72、72を有するフック機構部73と、リール収納部61の下部に立ち下げられた差込片74とからなっている。
付勢巻取り機構部62は、リール収納部61と一体成形により設けられた発条固定軸75に回転自在に取り付けられた一対にフランジを有するリール76と、このリール76に内設され内端を発条固定軸75に固定し外端をリール76に固定して、リール76を付勢巻取り回転状態にする発条77と、ループ紐64を案内する案内コロ78a、78b、78c、78dとからなっている。
ロック機構部67は、円形ボタン形態のロック解除ボタン65と、この円形ボタン形態のロック解除ボタン65の下部の左右に突出するように設けられた板状のロック部79a、79bと、ロック解除ボタン65の下方に該65に隣接してリール収納部61に固定設けられた紐通し口形成体25と、ロック解除ボタン65に入れられ該65を押し出し付勢状態としている圧縮コイルバネ20とからなっている。
通常の状態では圧縮コイルバネ20の押し出し付勢されているロック部79a、79bはその前部を通っているループ紐64を押して左リール紐通し口26、右リール紐通し口27および左引出し口23、右引出し口24とであるいはいずれか一方を口とロック部とがずれることによる一種の噛み状態(挟み状態)にしてロックし、よって付勢巻取り回転を使用とするリール76の回転がロックされ、その場所で係留状態にされる。
指でリール収納部61ごと親指と人差し指でロック解除ボタン65を摘み該65を人差し指で押し込むことにより、ロック部79a、79bが後方に移動してループ紐64を該79a、79bが押える状態が解除される。ロック解除ボタン65を押し込んだままで、上方に移動させるとリール76の付勢巻取り回転によりループ紐64は自動的に巻き取られ、下方に移動させるとリール76は巻取り付勢力に抗して送出し回転をして発条77が巻かれる。
フック機構部73は、ロック機構リール収納部69の下方内の左右に設けられた操作駒80、81と、操作駒80、81の外側部に設けられたロック機構リール収納部69の側部から外に突き出した押し込み部82と、操作駒80、81の内側部に設けられた80、81と一体成形により形成されたスプリング83と、操作駒80、81の下部に設けられた顎部70から外に突き出したフック72a、72bと、スプリング83、83を受けるリール収納部61と一体成形で設けられたスプリング受部84とからなっている。
押し込み部82、82を押し込むとスプリング83、83に抗してフック部72、72は内側に移動し(携帯電話Kのフック掛け穴71に出し入れできる状態)、押し込み部82、82の押し込みを止めるとスプリング83、83の押し出し付勢力によりフック部72、72は外側に移動しその状態(携帯電話Kのフック掛け穴71のフックが掛った状態)が保持される。
携帯電話Kに取り付ける際には、先ず差込片74を携帯電話Kの裏側に設けた片差込部85に差し込んでからフック部72、72をフック掛け穴71に嵌める。
<第4の実施の形態>
図9に示す本発明を実施するための第4の実施の形態において前記第2の実施の形態と主に異なる点は、付勢巻取り機構を右リール紐46と同じものであるリール86の1つとし、リール86にリール収納部87の外でループを形成する左リール紐88aと右リール紐88bを重ね形態で巻き取った付勢巻取り式携帯補助具89を形成した点にある。
ロック機構部90、付勢巻取り機構部91。
<第5の実施の形態>
図10、図11に示す本発明を実施するための第5の実施の形態において92は付勢巻取り式携帯補助具であって、この付勢巻取り式携帯補助具92はリール収納部93と、このリール収納部93に内設されたリール94と、このリール94の内側に設けられた該94を付勢巻取り回転させる内端をリール収納部93に一体的に形成された発条固定軸14に固定し外端をリール94に固定してなる発条10と、リール94に重ね巻き取りされリール収納部93の外に引き出されてループを形成している左リール紐95a、右リール紐95bと、この左リール紐95a、右リール紐95bを抑え付けて移動を止めリール94の回転をロック・ロック解除するロック機構部96と、リール収納部93の裏側に設けられた薄平板形態のクリップ97とからなっている。
ロック機構部96は、リール収納部93の上方にあけられた開口部98から一部を外に出してなる押し込みボタン形態のロック解除ボタン99と、このロック解除ボタン99の下方の左右に突出設けられた腕支持肩部100、100と、この腕支持肩部100、100に軸支され回動自在に設けられたへの字形状の腕部101、101と、ロック解除ボタン99内に収納された該99を押し出し付勢状態にする圧縮コイルバネ102とからなり、通常状態では圧縮コイルバネ102の押し出し付勢力によりロック解除ボタン99および軸受け肩部100、100も前方に位置し、これに伴って腕支持肩部100、100とリンク機構を形成する腕部101、101の先端は外側に付勢位置して左リール紐95a、右リール紐95bをリール収納部93の内壁に形成された凹部103、103に押し込み壁に押し当て挟持状態にして左リール紐95a、右リール紐95bの移動をロックし、それによりリール94はロックされる。
摘んだ指でロック解除ボタン99を押し込むと腕部101、101の先端は内側に動いて左リール紐95a、右リール紐95bから離れそのロックを解除する。ロック解除ボタン99を摘み押し込んだまま上下に自在に移動させることができ、指を離すと圧縮コイルバネ102の付勢力により自動的にロック状態となる。
ロック解除ボタン99の下側には携帯電話Kを当てその取り付け位置を決めるための位置決め部104が設けられ、リール収納部93の上部には該93の頭部の中央を凹み形成してなる最大限に巻き込まれ張った左リール紐95a、右リール紐95bを指や爪で摘み易くするための凹部105が設けられている。
<第6の実施の形態>
図12、図13に示す本発明を実施するための最良の第6の実施の形態において108は付勢巻取り式携帯補助具であって、この付勢巻取り式携帯補助具108はリール収納部109と、このリール収納部109の内部に設けられたリール94と、このリール94の内側に内設された該94を付勢巻取り回転させる内端をリール収納部109に固定された発条固定軸14に固定し外端をリール94に固定してなる発条10と、リール94に巻き取られてリール収納部109の頂部中央の引き出し口107から該109の外に引き出されてなるリール紐110と、リール94の上方に設けられたリール紐110を通し該110の移動とロックを行なうロック機構部111とからなっている。
リール紐110の先端にはクリップ106が設けられている。
ロック機構部111は、円形中空形態のその頭部をリール収納部109の表に空けられた開口部112から出すように設けられた押し込みボタン携帯のロック解除ボタン113と、このロック解除ボタン113の左右に設けられたスプリング受部114、114と、ロック解除ボタン113に貫通されたリール紐110を通す紐通し部115と、スプリング受部114、114に支持されたロック解除ボタン113を押し出し付勢状態にするスプリング116、116とからなっている。
通常、ロック解除ボタン113はスプリング116、116に前方に向けて押し出し付勢状態にあるので、紐通し部115に通されているリール紐110は前方の持っていかれて、引き出し口107と紐通し部115はズレ状態となり、引き出し口107と紐通し部115で噛まれ挟まれた状態にされて移動できないロック状態にある。この状態ではリール94もリール紐110の付勢引き状態でその回転がロックされた状態にある。
指で摘んでロック解除ボタン113を指で押し込み操作すると、引き出し口107と紐通し部115は重なり状態となってそのロック状態は解除され、通されているリール紐110は移動が自在に行なえるようになる。ロック解除ボタン113を指で押し込んだまま上下移動を自在に行なうことができ、指を離すとスプリング116、116の押し出し付勢力により自動的にロック状態となって、好みの位置に係留することが自在に行なえる。
図13において、リール収納部109にカードケース117を接着して取り付けられ携帯補助具付き携帯品118を形成している。
カードケース117をリール収納部109のカバー側として形成することによりコスト低減を図ることができる。
<第7の実施の形態>
図14に示す本発明を実施するための最良の第7の実施の形態において前記第6の実施の形態と主に異なる点は、リール94に左リール紐120aと右リール紐120bを重ね巻きしリール収納部109外に引き出された部位でループ121を形成し、ロック機構部をロック機構部122としてなる付勢巻取り式携帯補助具123を形成した点にある。
ロック機構部122は、リール収納部94の開口部112から一部を出すように設けられた円形の押しボタン形態のロック解除ボタン124と、このロック解除ボタン124の指当て部127から後方に延びた中空の支柱部125と、この支柱部125の後部に設けられたロックフランジ部126と、ロック解除ボタン124の指当て部127とロックフランジ部126の間に横凹形態に形成された紐通し部128、128と、支柱部125の中空部に一部を入れロック解除ボタン124を押し出し付勢状態とする圧縮コイルバネ129と、リール収納部109に一体成形により設けられてなるロック解除ボタン124を可動可能に収納する操作片収納部130と、この操作片収納部130に設けられた左リール紐120aと右リール紐120bを通す紐通し部131、131、131、131とからなっている。
通常、ロック解除ボタン124は圧縮コイルバネ129に前方に向けて押し出し付勢状態にあるので、紐通し部128、128に通されている左リール紐120aと右リール紐120bは前方の持っていかれて、紐通し部131、131、131、131と紐通し部128、128はズレ状態となり、ロックフランジ部126と紐通し部131、131、131、131で噛まれ挟まれた状態にされて移動できないロック状態にある。この状態ではリール94も左リール紐120aと右リール紐120bの付勢引き状態のままその回転がロックされた状態にある。
指で摘んでロック解除ボタン124を指で押し込み操作すると、紐通し部131、131、131、131と紐通し部128、128は重なり状態となってそのロック状態は解除され、通されているリール紐110は移動が自在に行なえるようになる。ロック解除ボタン124を指で押し込んだまま上下移動を自在に行なうことができ、指を離すと圧縮コイルバネ129の押し出し付勢力により自動的にロック状態となって、好みの位置に係留することが自在に行なえる。
<第8の実施の形態>
図15に示す本発明を実施するための最良の第8の実施の形態において前記第7の実施の形態と主に異なる点は、リール収納部109の蓋になる部位をカードケース134としてなる携帯補助具付き携帯品135を形成してなる点にある。
コストを低減をはかれるとともに、接着して取り付ける形態よりも薄くできる。
<第9の実施の形態>
図16に示す本発明を実施するための最良の第9の実施の形態において138は携帯補助具付き携帯品であって、この携帯補助具付き携帯品138は折畳式携帯電話であって、携帯電話本体Bの後部側に前記第4の実施の形態の付勢巻取り式携帯補助具89のロック機構部90と付勢巻取り機構部91を内設したものであるとともに、携帯電話本体Bの上部をディスプレー部Dから上部にはみ出した携帯電話本体B本体よりも薄形態のはみ出し部139に形成し、このはみ出し部139にロック機構部90およびそのロック解除ボタン43を設けた構成としたものである。
左リール紐88aと右リール紐88bとで首に掛けるループ142を形成している。
ディスプレー部Dの表面には太陽電池パネル144が設けられ、光のあるところでは自動的にバッテリー140に充電がなされるようになっていて、ディスプレー部Dは略直角に開いたところで確りとした停止状態(それ以上開くことが容易にできる)になるようにヒンジー部141が構成されている。
ロック解除ボタン43を伸縮柔軟性シート部材などのカバーを設けて、内部に埃等が入らないようにするのがよい。
<第10の実施の形態>
図17に示す本発明を実施するための最良の第10の実施の形態において前記第9の実施の形態と主に異なる点は、携帯電話本体Bの上部をディスプレー部Dから上部にはみ出した携帯電話本体B本体おなじ厚さのはみ出し部143に形成した携帯補助具付き携帯品144を形成した点にある。
<第11の実施の形態>
図18に示す本発明を実施するための最良の第11の実施の形態において145は携帯補助具付き携帯品であって、この携帯補助具付き携帯品145はICカードなどのカードを収納するカード収納部146を有するカード本体147と、このカード本体147の上部に突出して設けられたはみ出し部148と、このはみ出し部148に設けられた前部にロック解除ボタン124を位置させてなるロック機構部122と、カード本体147の裏に設けられた左右一対の左リール体149、右リール体150とからなる付勢巻取り機構部151と、左リール体149、右リール体150に付勢巻き取られ外に引き出され、ロック機構部122を通され、首に掛けるループ152を形成する左リール紐153a、右リール紐153bとからなっている。
左リール体149、右リール体150はリール収納部154と、このリール収納部154に収納された左リール紐153a、右リール紐153bを付勢巻取りするリール94と、リール94の内側に設けられた該94を付勢巻取り回転させる内端をリール収納部154に一体的に形成された発条固定軸14に固定し外端をリール94に固定してなる発条10とからなっている。
左リール体149、右リール体150はカード本体147に接着などにより固定されている。カード本体147をリール収納部154の蓋とする構成もよい。この場合カード本体147はリール収納部154とともにそのリール収納部の構成部といえ、発条固定軸などの軸を設けることが可能である。
ロック機構部122の詳細は図14を参照。
<第12の実施の形態>
図19に示す本発明を実施するための最良の第12の実施の形態において前記第11実施の形態と主に異なる点は、ロック機構部122をはみ出し部の148の前部に設け、ロック機構部122の下方ではみ出し部148に左リール紐153a、右リール紐153bを通し裏側にまわすための紐通し孔158を設けてなる携帯補助具付き携帯品159を形成した点にある。
<第13の実施の形態>
図20に示す本発明を実施するための最良の第13の実施の形態において前記第11実施の形態と主に異なる点は、ロック機構部を左リール45、右巻取リール46を横並びにした付勢巻取り機構部42とし、ケース本体162を付勢巻取り機構部42とロック機構部122を収納するリール収納部とした携帯補助具付き携帯品163を形成した点にある。
裏側にはワイシャツの胸ポケットなどに係止するための弱い付勢力のクリップ164が設けられている。
左リール45も右リール46と同じように発条10を有する構成として、2つのリールがするのもよい。
ロック機構部122の詳細は図14を参照。
<第14の実施の形態>
図21に示す本発明を実施するための最良の第14の実施の形態において170は付勢巻取り式携帯補助具であって、この付勢巻取り式携帯補助具1はICカード、名刺、薄型通信装置などのカード等を収納するカード等収納部171を前部に有してなる四角形のカード等保持部172と、このカード等保持部172の後部(裏側に)に接着された設けられた筐体からなるリール収納部173と、このリール収納部173の上部に10mm以上の間隔で設けられた左引出し口174、右引出し口175と、リール収納部173に設けられた発条などの付勢力により付勢巻取り回転するリール176と、このリール176に重ね巻き取られて付勢巻取状態で左引出し口174、右引出し口175からリール収納部173外に引き出され先端がつながれてループ177を形成する左リール紐178、右リール紐179と、カード等保持部172の裏側であるリール収納部173に設けられたリール176の付勢巻取り回転をロックするロック機構部180と、リール176のロック状態を解除するロック機構部180の一部である、親指と人差し指で摘み押し込むことによってリール176のロック状態を解除状態として、親指と人差し指で摘み押し込んだ状態では左リール紐178、右リール紐179の自動巻取り引き込みと強制引出しという上下移動操作が自在に行えるとともに、指の該押し込みを止めると圧縮コイルバネ(図示せず)の付勢力により押し上げられて該リール176の付勢回転をロックするロック解除ボタン181と、リール収納部173の裏側ロック解除ボタン181の上方に設けられたループ側面ファスナー183とからなっている。
着衣の胸ポケットや前合わせに取り付けたフック側面ファスナーにループ側面ファスナー183を係着させておくことができる。
ロック機構部180はリール176の中央に貫通孔形態に形成された中空部と、この中空部の位置するリール収納部173の部位にあけられた開口部182と、前記中空部の内端を内側に突出させるように形成された複数の内向き噛み合い突起と、ロック解除ボタン181の内側端の外側に突出させるように形成された前記内向き噛み合い突起と噛み合う複数の外向き噛み合い突起と、開口部182の内側に形成されたロック解除ボタン181の突起が嵌り該181の回転をロックする凹み部と、リール176の前記中空部に収納されたロック解除ボタン181を押し出し付勢する圧縮コイルバネとからなっている。
ロック解除ボタン181を押し込み移動させると、外向き噛み合い突起は内向き噛み合い突起の奥川に移動してその噛み合いが解除されてリール176は付勢巻取り回転状態となって、ロック解除ボタン181を押し込んだまま腕を伸ばすとリール176は強制回転させられて左リール紐178、右リール紐179を引き出し延ばしてカード等保持部172を離し移動させ、腕を縮めるとそれに応じてリール176は付勢巻取り回転して左リール紐178、右リール紐179を自動的に巻き取る。
ロック解除ボタン181の押し込みを止めると(指を離すか緩める)、圧縮コイルバネの付勢力によって押し出され、外向き噛み合い突起と内向き噛み合い突起が噛み合い状態になって、リール176の回転はロックされる。
<第15の実施の形態>
図22に示す本発明を実施するための最良の第15の実施の形態において前記第14の実施の形態と主に異なる点は、カード等保持部172の裏側にリール収納部173を下から上に向けて移動させ嵌め込みセットするリール筐体嵌め込みセット部185を設けてなる付勢巻取り式携帯補助具186を形成した点にある。
このような構成としても、前記第14の実施の形態のものと同様な作用・効果を得ることができる。
カード等保持部172の裏側にリール収納部173を固定した形態であるので、面ファスナーによる係着、平フックとフック掛けなどによっても可能である。
<第16の実施の形態>
図23に示す本発明を実施するための最良の第16の実施の形態において前記第14の実施の形態と主に異なる点は、カード等保持部172そのものを四角形の筐体形態として、該筐体からなるリール収納部185とし、カード等保持部を透明板186を有するカード等187を上から挿入収納するカード等保持部188とし、リール収納部185の上部にリール紐を摘み易くするための凹189を設けてなる付勢巻取り式携帯補助具190を形成した点にある。
<第17の実施の形態>
図24に示す本発明を実施するための最良の第176の実施の形態において前記第13の実施の形態と主に異なる点は、ロック解除部122およびロック解除ボタン124をケース本体162(カード等保持部)の裏側の右リール体149、左リール体150の上方に設けてなる付勢巻取り式携帯補助具192を形成した点にある。
<第18の実施の形態>
図25に示す本発明を実施するための最良の第16の実施の形態において前記第13の実施の形態と主に異なる点は、ロック解除部122とケース本体162の間に一枚板からなる延長部194を設け、この延長部194の前部にカード等保持部172を設け、裏側にループ側面ファスナー183を設け、ロック解除部122の下方に右リール紐153a、左リール紐153bを後ろ側に通す紐通し孔193を設けてなる付勢巻取り式携帯補助195を形成した点にある。
本発明は携帯電話などの携帯補助具を製造する産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の実施の形態の正面図、側面図、平面図、背面図。 本発明を実施するための最良の第1の実施の形態の携帯電話を取り付けた状態の正面図、側面図、背面図。 本発明を実施するための最良の1実施の形態の巻取りロック機構を示す正面図および巻取りロック機構を示す側面図。 本発明を実施するための最良の第2の実施の形態の巻取りロック機構を示す正面図および巻取りロック機構を示すリール紐を省略した側面図。 本発明を実施するための最良の第2の実施の形態の正面図、背面図、携帯電話の背面図および携帯電話を取り付けた状態の背面図。 本発明を実施するための最良の第3の実施の形態の正面図、側面図および背面図。 本発明を実施するための最良の第3の実施の形態の内部構造を示す正面図およびその側面図。 本発明を実施するための最良の第3の実施の形態の携帯電話を取り付けた状態の正面図、その側面図およびその背面図。 本発明を実施するための最良の第4の実施の形態の内部構造を示す正面図、中央縦断面図および動作を示す内部構造側面図。 本発明を実施するための最良の第5の実施の形態の正面図、携帯電話を取り付けた状態の側面図および携帯電話を取り付けた状態の正面図。 本発明を実施するための最良の第5の実施の形態の内部構造と動作を示す平面図と正面図。 本発明を実施するための最良の第6の実施の形態の正面図、側面図、内部構造を示す正面図およびロック機構部の動作説明図。 本発明を実施するための最良の第6の実施の形態のカードケースを接着取り付けた状態の正面図、背面図、側面図。 本発明を実施するための最良の第7の実施の形態の内部構造を正面図およびロック機構部の動作図。 本発明を実施するための最良の第8の実施の形態の正面図、背面図および側面図。 本発明を実施するための最良の第9の実施の形態のディスプレー部を少し開いた状態の側面図およびディスプレー部を閉じた状態の正面図。 本発明を実施するための最良の第10の実施の形態のディスプレー部を90度開いた状態の側面図およびディスプレー部を閉じた状態の正面図。 本発明を実施するための最良の第11の実施の形態の正面図、側面図および背面図。 本発明を実施するための最良の第12の実施の形態の正面図、側面図および背面図。 本発明を実施するための最良の第13の実施の形態の正面図、側面図および内部構造を示す正面図。 本発明を実施するための最良の第14の実施の形態の正面図、側面図および背面図。 本発明を実施するための最良の第15の実施の形態の正面図、側面図、背面図、カード等保持部の背面図、その底面図およびリール収納部の背面図。 本発明を実施するための最良の第16の実施の形態の背面図、側面図および正面図。 本発明を実施するための最良の第17の実施の形態の背面図、側面図および正面図。 本発明を実施するための最良の第18の実施の形態の正面図、側面図および背面図。
符号の説明
K:携帯電話、
B:携帯電話本体、
D:ディスプレー部、
1:付勢巻取り式携帯補助具、
2:リール収納部、
3:付勢巻取り機構部、
4:ループ紐、
4a:左リール紐、
4b:右リール紐、
5:ロック解除ボタン、
6:ロック機構部、
8:左リール紐、
9:右リール紐、
10:発条、
11:付勢回転体、
12:リール軸、
13:リール軸、
14:発条固定軸、
17:頭部、
18:ロック部、
19:紐通し部、
20:圧縮コイルバネ、
21:コイル入れ部、
22:開口部、
23:左引出し口、
24:右引出し口、
25:紐通し口形成体、
26:左リール紐通し口、
27:右リール紐通し口、
28:紐受突起、
29:紐受突起、
30:ループ面ファスナー、
31:フック面ファスナー、
32:ループ面ファスナー、
33:細吊り紐、
34:丸環、
35:紐掛け部、
36、36a、36b、36c、36d:紐案内コロ、
37:顎部、
39:開口部、
40:付勢巻取り式携帯補助具、
41:リール収納部、
42:付勢巻取り機構部、
43:ロック解除ボタン、
44:ロック機構部、
45:左リール紐、
46:右リール紐、
47a、47b:回転阻止突起
48:ロック突起、
49:操作部支持部、
50:歯車、
51a、51b:フランジ、
52a、52b:携行補助具取付部、
53:着脱パーツ、
55:雄パーツ、
56:雌パーツ、
57:平紐、
60:付勢巻取り式携帯補助具、
61:リール収納部、
62:付勢巻取り機構部、
63a:左リール紐、
63b:右リール紐、
64:ループ紐、
65:ロック解除ボタン、
66:開口部、
67:ロック機構部、
68:巻取り機構リール収納部、
69:ロック機構リール収納部、
70:顎部、
71:フック掛け穴、
72:フック部、
73:フック機構部、
74:差込片、
75:発条固定軸、
76:リール、
77:発条、
78a、78b、78c、78d:案内コロ、
79a、79b:ロック部、
80:操作駒、
81:操作駒、
82:押し込み部、
83:スプリング、
84:スプリング受部、
85:片差込部、
86:リール、
87:リール収納部、
88a:左リール紐、
88b:右リール紐、
89:付勢巻取り式携帯補助具、
90:ロック機構部、
91:付勢巻取り機構部、
92:付勢巻取り式携帯補助具、
93:リール収納部、
94:リール、
95a:左リール紐、
95b:右リール紐、
96:ロック機構部、
97:クリップ、
98:開口部、
99:ロック解除ボタン、
100:腕支持肩部、
101:腕部、
102:圧縮コイルバネ、
103:凹部、
104:位置決め部、
105:凹部、
107:引き出し口、
108:付勢巻取り式携帯補助具、
109:リール収納部、
110:リール紐、
111:ロック機構部、
112:開口部、
113:ロック解除ボタン、
114:スプリング受部、
115:紐通し部、
116:スプリング、
120a:左リール紐、
120b:右リール紐、
121:ループ、
122:ロック機構部、
123:付勢巻取り式携帯補助具、
124:ロック解除ボタン、
125:支柱部、
126:ロックフランジ部、
127:指当て部、
128:紐通し部、
129:圧縮コイルバネ、
130:操作片収納部、
131:紐通し部、
134:カードケース、
135:携帯補助具付き携帯品、
138:携帯補助具付き携帯品、
139:はみ出し部、
140:バッテリー、
141:ヒンジー部、
145:携帯補助具付き携帯品、
146:カード収納部、
147:カード本体、
148:はみ出し部、
149:左リール体、
150:右リール体、
151:付勢巻取り機構部、
152:ループ、
153a:左リール紐、
153b:右リール紐、
154:リール収納部、
155:カード挿入口、
158:紐通し孔、
159:携帯補助具付き携帯品、
162:ケース本体、
163:携帯補助具付き携帯品、
164:クリップ、
170:付勢巻取り式携帯補助具、
171:カード等収納部、
172:カード等保持部、
173:リール収納部、
174:左引出し口、
175:右引出し口、
176:リール、
177:ループ、
178:左リール紐、
179:右リール紐、
180:ロック機構部、
181:ロック解除ボタン、
182:開口部、
183:ループ側面ファスナー、
185:リール収納部、
186:透明板、
187:カード等、
188:カード等保持部、
189:凹、
190:付勢巻取り式携帯補助具、
192:付勢巻取り式携帯補助具、
193:紐通し孔、
194:延長部、
195:付勢巻取り式携帯補助。

Claims (5)

  1. ICカード、名刺、薄型通信装置などのカード等を前部に収納あるいは取り付けるカード等保持部と、
    このカード等保持部の後部に設けられたリール収納部と、
    このリール収納部に設けられた発条などの付勢力により付勢巻取り回転するリールと、
    このリールに付勢巻取状態で前記リール収納部外に引き出されるリール紐と、
    前記カード等保持部の上方あるいは裏側に設けられた前記リールの付勢巻取り回転をロックするロック機構部と、
    前記リールのロック状態を解除する前記ロック機構部の一部である、主に親指と人差し指で摘み押し込むことによって前記リールのロック状態を解除状態として、親指と人差し指で摘み押し込んだ状態では前記リール紐の自動巻取り引き込みと強制引出しという上下移動操作が自在に行えるとともに、指の該押し込みを止めると圧縮コイルバネや板羽などの付勢力により押し上げられて該リールの付勢回転をロックするロック解除ボタンとからなることを特徴とする付勢巻取り式携帯補助具。
  2. リール紐が適当な間隔をあけて設けられた左引出し口、右引出し口から引き出される左リール紐、右リール紐の一対のリール紐であるとともに、該左リール紐、右リール紐によってあるいは該左リール紐、右リール紐を繋ぐ他の紐状部材とによって首にかけるループを形成することを特徴とする請求項1記載の付勢巻取り式携帯補助具。
  3. ロック解除ボタンがカード等保持部の上部に該カード等保持部から突出して設けられ、ロック機構部によるリールの回転のロックがリール紐を付勢挟持することにより行われるようにしてなることを特徴とする請求項1、2いずれか記載の付勢巻取り式携帯補助具。
  4. ロック解除ボタンがカード等保持部の裏側の上部でリールの上方に設けられてなることを特徴とする請求項1、2いずれか記載の付勢巻取り式携帯補助具。
  5. リールおよびリール収納部をカード等保持部の下方に設けて、ロック解除機構およびロック解除ボタンをカード等保持部の上方に設けてなることを特徴とする請求項1、2、3いずれか記載の付勢巻取り式携帯補助具。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011217862A (ja) * 2010-04-07 2011-11-04 Chugoku Electric Power Co Inc:The ストラップ装置
CN114147660A (zh) * 2021-12-10 2022-03-08 中国人民解放军海军特色医学中心 自动拉紧钢丝绳装置

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