JP2510384Y2 - 身体等への支持体付き鋏 - Google Patents

身体等への支持体付き鋏

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JP2510384Y2
JP2510384Y2 JP1990076805U JP7680590U JP2510384Y2 JP 2510384 Y2 JP2510384 Y2 JP 2510384Y2 JP 1990076805 U JP1990076805 U JP 1990076805U JP 7680590 U JP7680590 U JP 7680590U JP 2510384 Y2 JP2510384 Y2 JP 2510384Y2
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scissors
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fitting
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孝信 斉藤
弘 杉村
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Kaijirushi Hamono Center KK
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Kaijirushi Hamono Center KK
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 この考案は開閉可能な一対の鋏片を有する鋏に関する
ものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕
例えば釣りをする時、通常、鋏を使用して糸を切断す
るが、使用中鋏を置き忘れたり水中に落としたりして紛
失することがあった。
本考案は身体等に支持して動きながらでも使用できる
ように改良し、紛失するおそれがなく又揺れたり釣り糸
が絡んだりすることのない鋏を提供することを目的とし
ている。
考案の構成 〔課題を解決するための手段〕 上記目的に鑑み、請求項1の考案では開閉可能な一対
の鋏片4を有する鋏本体2と、身体等に取着するための
取付部5を有する支持体1とを備え、この支持体1内に
巻装したひも7の外端に鋏本体2を連結し、このひも7
を弾性により巻き戻した時支持体1に対し鋏本体2を引
き寄せて接合可能にするとともに、このひも7を弾性に
抗して引き出した時支持体1から鋏本体2を離間可能に
し、鋏本体2と支持体1とにはそれらが引き寄せられて
接合した時に互いに挿嵌される嵌合凹凸部11,9を設けた
ことを特徴とするものである。
また、請求項2の考案では、嵌合凹凸部11,9をそれぞ
れ鋏本体2のひも7の連結部と支持体1のひも引き出し
用の開口10とに設けるようにしたものである。
〔作用〕
さて、請求項1の考案においては不使用時には、第1
〜6,11,12図に示すように、ひも7が弾性により支持体
1内に巻き戻され、鋏本体2が支持体1に対し接合され
ている。
使用時には、まず支持体1の取付部5を身体等に取付
ける。次に、第8,9,13,14図に示すように鋏本体2を下
方へ引いて支持体1から離間させると、弾性に抗してひ
も7が引き出される。そして、両鋏片4を開閉させて使
用する。
使用後、鋏本体2を支持体1に近付けると、弾性によ
りひも7が支持体1内に巻き戻される。鋏本体2を支持
体1にある程度近付けたところで、鋏本体2を離すと、
前述したようにひも7が自動的に巻き戻されて鋏本体2
が支持体1に引き寄せられ、鋏本体2が支持体1に対し
接合される。
この接合時、鋏本体2と支持体1との間の嵌合凹凸部
11,9が互いに挿嵌されて鋏本体2が支持体1に対し揺ら
ぐことなく安定する。
また、請求項2の考案では請求項1の考案の作用に加
え、ひも7の連結部と支持体1のひも引き出し用の開口
1とにそれぞれ設けられた嵌合凹凸部11,9が確実に嵌合
状態となる。
〔第1実施例〕 まず、本考案の第1実施例を第1図から第9図に従っ
て説明する。
本実施例の鋏は、第1,2,8,9図に示すように、支持体
1と、この支持体1に対し接離可能な鋏本体2とからな
る。この鋏本体2はケース3と、このケース3に対し支
持された開閉可能な一対の鋏片4とからなり、両鋏片4
はケース3に対し出没可能になっている。支持体1には
取付部としてのクリップ5が突設されている。
第3,4図に示すように支持体1内にはリール6が回転
可能に支持され、このリール6の外周にひも7が巻かれ
てその内端がリール6に取着されている。リール6内に
はうず巻きばね8が嵌め込まれ、このうず巻きばね8の
内端が支持体1に取着されているとともに、その外端が
リール6に取着されている。
第5〜7図に示すように支持体1の下側には嵌合凸部
9が形成され、同嵌合凸部9に貫設された開口10からひ
も7の外端が引き出されている。ケース3の上側にはこ
の嵌合凸部9が挿嵌される嵌合凹部11が形成され、この
嵌合凹部11内にひも7の外端が取着されている。
さて、不使用時には、第1〜6図に示すように、ケー
ス3内に両鋏片4が収納されているとともに、ひも7が
うず巻きばね8の弾性によりリール6に巻き戻され、ケ
ース3の嵌合凹部11に支持体1の嵌合凸部9が挿嵌され
てケース3が支持体1に対し接合されている。
使用時にはまず支持体1のクリップ5をポケット等に
引掛ける。次に、第8,9図に示すようにケース3を下方
へ引いて支持体1から離間させると、リール6がうず巻
きばね8の弾性に抗して回転しながらひも7が引き出さ
れる。そして、両鋏片4をケース3から突出させて使用
する。
使用後、両鋏片4をケース3内に収納し、ケース3を
支持体1に近付けると、うず巻きばね8の弾性によりリ
ール6が回転してひも7がリール6に巻き戻される。ケ
ース3を支持体1にある程度近付けたところで、ケース
3を離すと、前述したようにひも7が自動的に巻き戻さ
れてケース3が支持体1に引き寄せられる。この時、ひ
も7は支持体1の嵌合凸部9に貫設された開口10から引
き出されて鋏本体2のケース3の嵌合凹部11に取着され
ているため、ケース3の嵌合凹部11に支持体1の嵌合凸
部9が確実に挿嵌されてケース3が支持体1に対し接合
される。
このように本実施例においては、両鋏片4を出没可能
に収納するケース3が支持体1に対しひも7を介して連
結されているため、支持体1を身体等に取付ければ、同
ケース3が身体等から分離せず紛失するおそれはなくな
る。
又、不使用時には、ひも7がうず巻きばね8の弾性に
より自動的に巻き戻されて支持体1とケース3とが互い
に接合されるため、ひも7を支持体1内に収納でき、ひ
も7が邪魔にならず、保管に便利であるとともにコンパ
クトになる。この場合、ケース3と支持体1とはその嵌
合凹凸部11,9で互いに挿嵌されるので、支持体1に対し
鋏本体2が揺れずに安定し、鋏本体2に釣り糸等が絡む
おそれはなくなる。
さらに、両鋏片4がケース3内に収納できるので、安
全性が向上する。
〔第2実施例〕 前記第1実施例では第7図に示すように支持体1に嵌
合凸部9が設けられているとともにケース3に嵌合凹部
11が設けられているが、第10図に示す第2実施例ではこ
の第1実施例の場合とは逆に支持体1に嵌合凹部11が設
けられているとともにケース3に嵌合凸部9が設けられ
ている。この第2実施例はこの点のみで前記第1実施例
と異なる。
〔第3実施例〕 前記第1実施例では第1,2,8,9図に示すように開閉可
能な一対の鋏片4がケース3に対し出没可能に支持され
ているが、第11〜14図に示す第3実施例では開閉可能な
一対の鋏片4が不使用時及び使用時においてケース3に
対し常に突出したままの状態になっている点で前記第1
実施例と異なる。
なお、支持体1のクリップ5を身体以外の他の部分に
取付けたり、支持体1のクリップ5を他の取付手段に変
更したりしてもよい。
考案の効果 請求項1の考案においては、支持体を身体等に取付け
れば、ひもの作用により鋏本体が身体等から分離せず紛
失するおそれはなくなる。
又、不使用時にはひもが弾性により自動的に巻き戻さ
れて支持体と鋏本体とが互いに接合されるため、ひもを
支持体内に収納でき、ひもが邪魔にならず保管に便利で
あるとともにコンパクトになる。
この場合、鋏本体と支持体とを互いに引き寄せてその
嵌合凹凸部をもって嵌合させるため支持体を身体等に取
り付けて動きながら使用しても鋏は揺れることがなく安
定しかつ安全である。また、釣り糸等が鋏本体に絡むこ
ともない。
請求項2の考案では請求項1の考案の効果に加え、嵌
合凹凸部はそれぞれ鋏本体のひもの連結部と支持体のひ
も引き出し用の開口とに設けたので嵌合凹凸部は確実に
挿嵌されることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1〜9図は本考案の第1実施例を示し、第1図は鋏の
不使用状態を示す正面図、第2図は同じく側面図、第3
図は支持体の内部を示す正断面図、第4図は同じく側断
面図、第5図は支持体とケースとの接合状態を示す正断
面図、第6図は同じく側断面図、第7図はケースと支持
体との接合部分である嵌合凹凸部を示す部分斜視図、第
8図は支持体からケースを離間させた使用状態を示す鋏
の正面図、第9図は同じく側面図、第10図は第2実施例
において支持体とケースとの接合部分である嵌合凹凸部
を示す部分斜視図、第11〜14図は本考案の第3実施例を
示し、第11図は鋏の不使用状態を示す正面図、第12図は
同じく側面図、第13図は支持体からケースを離間させた
使用状態を示す鋏の正面図、第14図は側面図である。 1……支持体、2……鋏本体、3……ケース、4……鋏
片、5……クリップ(取付部)、6……リール、7……
ひも、8……うず巻きばね、9……嵌合凸部、10……開
口、11……嵌合凹部。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉可能な一対の鋏片(4)を有する鋏本
    体(2)と、身体等に取着するための取付部(5)を有
    する支持体(1)とを備え、この支持体(1)内に巻装
    したひも(7)の外端に鋏本体(2)を連結し、このひ
    も(7)を弾性により巻き戻した時支持体(1)に対し
    鋏本体(2)を引き寄せて接合可能にするとともに、こ
    のひも(7)を弾性に抗して引き出した時支持体(1)
    から鋏本体(2)を離間可能にし、鋏本体(2)と支持
    体(1)とにはそれらが引き寄せられて接合した時に互
    いに嵌挿される嵌合凹凸部(11,9)を設けたことを特徴
    とする身体等への支持体付き鋏。
  2. 【請求項2】第1請求項において、嵌合凹凸部(11,9)
    はそれぞれ鋏本体(2)のひも(7)の連結部と支持体
    (1)のひも引き出し用の開口(10)とに設けたことを
    特徴とする身体等への支持体付き鋏。
JP1990076805U 1989-07-24 1990-07-19 身体等への支持体付き鋏 Expired - Fee Related JP2510384Y2 (ja)

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JPS58160570U (ja) * 1982-04-23 1983-10-26 蛇の目ミシン工業株式会社 メジヤ−付鋏

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