JP2572414B2 - 紙葉類検知装置の発光量調整方法 - Google Patents

紙葉類検知装置の発光量調整方法

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JP2572414B2 JP63047560A JP4756088A JP2572414B2 JP 2572414 B2 JP2572414 B2 JP 2572414B2 JP 63047560 A JP63047560 A JP 63047560A JP 4756088 A JP4756088 A JP 4756088A JP 2572414 B2 JP2572414 B2 JP 2572414B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙葉類検知装置の発光量調整方法に係り、特
に紙粉やほこり等に基づく発光部及び受光部の汚れに起
因する紙葉類誤検出を防止するのに好適な紙葉類検知装
置の発光量調整方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の紙葉類検知装置は、特開昭62-138994号公報に
記載されているように、発光部として一定の発光レベル
の発光部を有するのが通常であり、またせいぜい2種類
の発光レベルの発光部を備えたものがあるにすぎなかっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の従来技術においては、紙粉やほこりによる発光
部及び受光部の汚れによる紙葉類誤検出の問題について
配慮されておらず、通常の発光部又は受光部の使用耐久
期間よりも以前に発光部及び受光部が使用不能になると
いう問題点があった。特に、紙葉類検知装置に設けられ
た発光部と受光部は、その機構上クリーニングが困難な
位置に設置されており、また装置の小形化の要請からク
リーニング等のメインテナンスを頻繁に行うのが困難な
状態にあるのが通常である。
本発明は上記した従来技術の問題点に鑑みなされたも
ので、紙粉やほこりによって発光部と受光部が汚れて
も、紙葉類を誤検出することがなく、かつ発光部と受光
部のメインテナンス期間の長期化を図ることが可能な紙
葉類検知装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の紙葉類検知装置の発光量調整方法は、発光素
子と、発光素子を発光させる発光回路と、発光素子の発
光量を調整するために発光回路を制御する発光量可変回
路と、発光素子からの光線を受光する受光素子と、受光
素子の出力を受けて発光素子と受光素子の間に紙葉類が
存在するか否かを判定する受光回路とを備えた紙葉類検
知装置に適用されるものであり、次の特徴を有してい
る。
すなわち、上記発光量可変回路の働きにより、紙葉類
の有無を正常検出可能なランクの発光量で発光素子を発
光させ、紙葉類の無い状態が正常検出可能であることを
確認する第1のステップと、第1のステップにおいて、
紙葉類の無い状態を正常検出したことを確認した後、現
在設定されている発光量よりも1ランク下の発光量とな
るように発光量可変回路を調整する第2のステップと、
第2のステップにおいて設定された発光量で発光素子を
発光させ、紙葉類の有無を判定する第3のステップと、
第3のステップにおいて、紙葉類有りと誤判定された場
合には、現在設定されている発光量よりも2ランク上の
発光量となるように発光量可変回路を調整して処理を終
了する第4のステップと、第3のステップにおいて、紙
葉類無しと正常判定された場合には、現在設定されてい
る発光量があらかじめ定められた調整範囲内の値か否か
を判定し、調整範囲外の値であると判定された場合に
は、現在設定されている発光量よりも1ランク上の発光
量となるように発光量可変回路を調整して処理を終了
し、調整範囲内の値であると判定された場合には、上記
第2のステップに戻って現在設定されている発光量より
も1ランク下の発光量となるように発光量可変回路を調
整し、続いて第3のステップ以降のステップを繰り返す
第5のステップとから成ることを特徴としている。
〔作用〕
本願発明によれば、上記第1のステップにおいて紙葉
類無しを正常検出したことを確認した後、第2のステッ
プにおいて1ランク下の発光量に調整し、第3のステッ
プにおいて再び紙葉類の有無を判定する。そして、第1
のステップにおいて、紙葉類無しが正常検出されたにも
かかわらず、第3のステップで紙葉類有りと誤判定され
た場合には、第4のステップにおいて2ランク上の発光
量となるように発光量可変回路を調整して処理を終了す
る。
また、上記第3のステップで紙葉類無しと正常判定さ
れた場合には、第5のステップにおいて調整範囲内の値
か否かを判定する。そして、調整範囲外の値であると判
定された場合には、現在設定されている発光量よりも1
ランク上の発光量となるように発光量可変回路を調整し
て処理を終了する。また、調整範囲内の値であると判定
された場合には、上記第2のステップに戻って、さらに
1ランク下の発光量に調整し、第3のステップ以降のス
テップを繰り返す。
したがって、本発明によれば、受光回路が紙葉類の存
在/不存在を正しく検出する発光量の限界点を求め、受
光素子が紙葉類の存在を検知するのに最適の発光量とな
るように発光量可変回路が制御される。
すなわち、本願発明では、紙葉類無にもかかわらず、
紙葉類有と誤検知させる発光量を確認することにより、
その発光量から十分余力のある発光量で紙葉類存在/不
存在の検出が行われる。従って、通常使用時の発光量は
十分余力のあるものがたえず得られるため紙粉等の汚れ
により誤動作することがない。
〔実施例〕
以下、添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本
発明について説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図である。第1
図において、発光量可変回路1は、発光素子3の発光量
を一定レベル毎に可変するべく発光回路2を調整するも
のである。また、発光回路2は、発光素子3を発光量可
変回路1の指示に従って発光させるものである。受光素
子4は発光素子3からの光線を受光するものであり、受
光回路5は受光素子4の出力を受けて発光素子3と受光
素子4の間に紙葉類が存在するか否かを判定し、判定結
果に対応した2値化データを出力するものである。自動
調整回路6は、受光回路5から出力される2値化データ
に基づいて、発光素子3と受光素子4の紙粉等の汚れに
最適な発光量となるように発光レベルを調整し、発光レ
ベルを記憶するものである。また、自動調整開始信号7
は、自動調整回路6に自動調整を開始させるタイミング
信号である。
まず、第1図に示す回路の通常動作について説明す
る。通常使用時においては、自動調整回路6に記憶され
ている発光レベルに基づいて、発光量可変回路1と発光
回路2とによって発光素子3を発光させる。このときの
発光量は調整後であり、受光回路5は紙葉類が光軸をさ
またげると、紙葉類有と判定し、さまたげないと紙葉類
無しと判定し、判定結果を示す2値化レベルを出力す
る。
次に、上記通常動作から発光素子3の発光量を自動調
整する動作に移る。この発光素子3の発光量を調整する
動力について、第2図に示すフローチャートを用いて説
明する。第2図に示すように、まず自動調整開始信号7
をオンとする(ステップ11)。次に、複数の紙葉類検知
装置の内、その受光回路5が紙葉類無しと判定した紙葉
類検知装置の自動調整回路6だけを制御対象とする(ス
テップ12)。これは、紙葉類が常に存在しているような
部分に設けられている紙葉類検知装置を、調整の対象か
ら除外するためである。次に、現在の発光量よりも1ラ
ンク下の発光量とするように、発光量可変回路1を調整
する(ステップ13)。この状態で、紙葉類有りと判断さ
れたか否かを判定する(ステップ14)。
1ランク下の発光量でありかつ紙葉類が無いにもかか
わらず、紙葉類有りと判定された場合には(ステップ1
4)、発光素子3と受光素子4が紙粉やほこりによって
汚れており発光量に余裕がないと判断できる。この状態
に対応するために、自動調整回路6は発光レベルを2ラ
ンク上げその値を記憶して、処理を終了する(ステップ
15)。従って、以後の紙葉類検知は、発光量が2ランク
アップした状態で行われる。
1ランク下の発光レベルで紙葉類無しと判定された場
合には(ステップ14)、まだ発光量に余裕があると判断
されるため、現在の発光レベルが調整範囲内か否かを判
定し(ステップ16)、調整範囲内と判定された場合に
は、順次発光レベルを1ランク下げる処理を行う(ステ
ップ13)。そして、ステップ14,16,13の処理が、ステッ
プ14において紙葉類有りと判定されるまで繰り返され
る。そして、紙葉類有りと判定されたとき、初めてその
ときの発光レベルを2ランク上げる処理を行う(ステッ
プ15)。
また、ステップ16において調整範囲外と判定された場
合には、発光レベルを1ランク上げる処理を行い、処理
を終了する。
尚、以上の実施例において、発光レベルのランク差
は、ある一定期間内に発光素子3と受光素子4に付着す
る紙粉やほこりの量に応じて定められるものである。
尚、以上の実施例では、発光量固定の発光レベルを多
数用意し、受光回路5の2値化出力により最適と思われ
る発光レベルに合わせているが、発光量の変化量を無段
階とし、受光回路5の2値化データが紙葉類が無いにも
かかわらず紙葉類有りと誤検知させる発光量から一定量
発光量を増加記憶させるように構成しても良い。
本実施例によれば、たえず発光量に余力をもつことが
でき、発光素子3と受光素子4の紙葉等の汚れによる誤
動作防止と、メンテナンスの長期間化に有効である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、受光回路が紙葉類の存在/不存在を
正しく検出する発光量の限界点を求め、受光素子が紙葉
類の存在を検知するのに最適の発光量となるように発光
量可変回路が制御される。したがって、発光素子と受光
素子の汚れの状態に応じて、発光量を最適の状態に保持
できるので、発光素子や受光素子が紙粉やほこりによっ
て汚れても、紙葉類の誤検出を防止でき、かつ発光部と
受光部のメインテナンス期間の長期化を図ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図に示す実施例の動作を示すフローチャートであ
る。 1……発光量可変回路、2……発光回路、3……受光素
子、4……受光素子、5……受光回路、6……自動調整
回路、7……自動調整開始信号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光素子と、発光素子を発光させる発光回
    路と、発光素子の発光量を調整するために発光回路を制
    御する発光量可変回路と、発光素子からの光線を受光す
    る受光素子と、受光素子の出力を受けて発光素子と受光
    素子の間に紙葉類が存在するか否かを判定する受光回路
    とを備えた紙葉類検知装置の発光量調整方法において、 上記発光量可変回路の働きにより、紙葉類の有無を正常
    検出可能なランクの発光量で発光素子を発光させ、紙葉
    類の無い状態が正常検出可能であることを確認する第1
    のステップと、 第1のステップにおいて、紙葉類の無い状態を正常検出
    したことを確認した後、現在設定されている発光量より
    も1ランク下の発光量となるように発光量可変回路を調
    整する第2のステップと、 第2のステップにおいて設定された発光量で発光素子を
    発光させ、紙葉類の有無を判定する第3のステップと、 第3のステップにおいて、紙葉類有りと誤判定された場
    合には、現在設定されている発光量よりも2ランク上の
    発光量となるように発光量可変回路を調整して処理を終
    了する第4のステップと、 第3のステップにおいて、紙葉類無しと正常判定された
    場合には、現在設定されている発光量があらかじめ定め
    られた調整範囲内の値か否かを判定し、調整範囲外の値
    であると判定された場合には、現在設定されている発光
    量よりも1ランク上の発光量となるように発光量可変回
    路を調整して処理を終了し、調整範囲内の値であると判
    定された場合には、上記第2のステップに戻って現在設
    定されている発光量よりも1ランク下の発光量となるよ
    うに発光量可変回路を調整し、続いて第3のステップ以
    降のステップを繰り返す第5のステップと から成ることを特徴とする紙葉類検知装置の発光量調整
    方法。
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