JP2572296B2 - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
- Publication number
- JP2572296B2 JP2572296B2 JP2176279A JP17627990A JP2572296B2 JP 2572296 B2 JP2572296 B2 JP 2572296B2 JP 2176279 A JP2176279 A JP 2176279A JP 17627990 A JP17627990 A JP 17627990A JP 2572296 B2 JP2572296 B2 JP 2572296B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- substrate
- crystal display
- display device
- insulating protective
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、液晶表示器の表示パネルに使用される液
晶表示素子に関するものである。
晶表示素子に関するものである。
第2図は従来の液晶表示素子のセル構造を示す断面図
である。同図において、1a,1bはガラスあるいはプラス
チックで形成された一対の透明基板、2a,2bはこの透明
基板1a,1b上に形成された透明電極、3は片方の基板1a
の透明電極2a上に設けられた絶縁保護膜で、両電極間の
短絡を防止するために設けられている。4a,4bは配向
膜、5は一対の基板1a,1bを封止しているシール材で、
両基板間に液晶6が封入されて液晶層が形成されてい
る。
である。同図において、1a,1bはガラスあるいはプラス
チックで形成された一対の透明基板、2a,2bはこの透明
基板1a,1b上に形成された透明電極、3は片方の基板1a
の透明電極2a上に設けられた絶縁保護膜で、両電極間の
短絡を防止するために設けられている。4a,4bは配向
膜、5は一対の基板1a,1bを封止しているシール材で、
両基板間に液晶6が封入されて液晶層が形成されてい
る。
上記各透明電極2a,2bは、表示パターンにしたがって
形成されており、この部分が表示部分となる。そして、
図外の駆動回路により表示内容に応じた信号が透明電極
2a,2bに印加され、これによりバックライトなどを通じ
てパネルの外部からの所望の図形を認識することができ
る。
形成されており、この部分が表示部分となる。そして、
図外の駆動回路により表示内容に応じた信号が透明電極
2a,2bに印加され、これによりバックライトなどを通じ
てパネルの外部からの所望の図形を認識することができ
る。
ところで、上記のような従来の液晶表示素子にあって
は、長時間使用していると液晶層に不純物が混り込み、
表示ムラが発生するという問題点があった。
は、長時間使用していると液晶層に不純物が混り込み、
表示ムラが発生するという問題点があった。
この発明は、このような問題点に着目してなされたも
ので、表示ムラの発生を抑制した液晶表示素子を提供す
ることを目的としている。
ので、表示ムラの発生を抑制した液晶表示素子を提供す
ることを目的としている。
この発明の液晶表示素子は、電極を形成した一対の基
板間に液晶を封入したものにおいて、少なくとも一方の
電極を形成した基板上に他方の基板の電極との間の短絡
防止用の絶縁保護膜を設け、且つこの絶縁保護膜の表面
全体にカップリング処理を施し、さらにその表面の当該
基板上に形成した電極に対応した位置に表示パターンに
合わせて選択的に配向膜を形成し、該配向膜を形成して
いない上記カップリング処理を施した面と液晶層とを直
接接触させたものであり、また、前記基板の表示部分以
外の領域に遮光膜を設けたものである。
板間に液晶を封入したものにおいて、少なくとも一方の
電極を形成した基板上に他方の基板の電極との間の短絡
防止用の絶縁保護膜を設け、且つこの絶縁保護膜の表面
全体にカップリング処理を施し、さらにその表面の当該
基板上に形成した電極に対応した位置に表示パターンに
合わせて選択的に配向膜を形成し、該配向膜を形成して
いない上記カップリング処理を施した面と液晶層とを直
接接触させたものであり、また、前記基板の表示部分以
外の領域に遮光膜を設けたものである。
この発明の液晶表示素子においては、絶縁保護膜の表
面にカップリング処理が施され、この面と液晶層とが接
触しているので、液晶層中の不純物がこの処理面で吸着
され、液晶の純度が向上する。
面にカップリング処理が施され、この面と液晶層とが接
触しているので、液晶層中の不純物がこの処理面で吸着
され、液晶の純度が向上する。
第1図はこの発明の一実施例による液晶表示素子の構
成を示す断面図であり、第2図と同一符号は同一構成部
分を示している。この液晶表示素子は、一対のガラスあ
るいはプラスチックの透明基板1a,1bの間に液晶6を封
入したものであり、両基板1a,1bの側部はシール材5に
より互いに貼り合わされて封止されている。そして、一
方の基板1aの透明電極2a上には他方の基板1bの透明電極
2bとの間の短絡防止用の絶縁保護膜3が塗布法によって
全面に設けられ、且つこの絶縁保護膜3の表面3aはカッ
プリング処理が施されている。更にその上(内側)には
表示パターンに合わせて同一パターン形状の配向膜4aが
選択的に形成されており、上記カップリング処理を施し
た絶縁保護膜3の表面3aと液晶6の層とが接触してい
る。
成を示す断面図であり、第2図と同一符号は同一構成部
分を示している。この液晶表示素子は、一対のガラスあ
るいはプラスチックの透明基板1a,1bの間に液晶6を封
入したものであり、両基板1a,1bの側部はシール材5に
より互いに貼り合わされて封止されている。そして、一
方の基板1aの透明電極2a上には他方の基板1bの透明電極
2bとの間の短絡防止用の絶縁保護膜3が塗布法によって
全面に設けられ、且つこの絶縁保護膜3の表面3aはカッ
プリング処理が施されている。更にその上(内側)には
表示パターンに合わせて同一パターン形状の配向膜4aが
選択的に形成されており、上記カップリング処理を施し
た絶縁保護膜3の表面3aと液晶6の層とが接触してい
る。
また、他方の基板1bの透明電極2b上には全面に配向膜
4bが形成され、表示部分以外、つまり表示パターン以外
の領域には遮光膜(マスク)7が設けられている。
4bが形成され、表示部分以外、つまり表示パターン以外
の領域には遮光膜(マスク)7が設けられている。
上記絶縁保護膜3の材質としては、Sio2等の酸化膜が
使用され、その表面3aがシランカップリング(silane c
oupling)剤等のカップリング剤で表面処理されてい
る。そして、この処理面が液晶6と接触しているため、
液晶中の不純物がその表面3aで吸着され易くなる。した
がって、液晶6の純度が向上し、長時間使用しても表示
ムラの発生が抑制される。また、上記のシランカップリ
ング剤のようなカップリング剤を使用することで、配向
膜4aの密着強度が高くなり、信頼性が向上したものとな
る。更に、他方の基板1bには遮光膜7が設けられている
ので、鮮明な表示画像を得ることができる。
使用され、その表面3aがシランカップリング(silane c
oupling)剤等のカップリング剤で表面処理されてい
る。そして、この処理面が液晶6と接触しているため、
液晶中の不純物がその表面3aで吸着され易くなる。した
がって、液晶6の純度が向上し、長時間使用しても表示
ムラの発生が抑制される。また、上記のシランカップリ
ング剤のようなカップリング剤を使用することで、配向
膜4aの密着強度が高くなり、信頼性が向上したものとな
る。更に、他方の基板1bには遮光膜7が設けられている
ので、鮮明な表示画像を得ることができる。
以上のように、この発明によれば、電極上に設けた絶
縁保護膜の表面にカップリング処理を施し、その上に配
向膜を表示パターンに合わせて選択的に形成してカップ
リング処理面と液晶層とを接触させたため、液晶中の不
純物がカップリング処理面に吸着され易くなり、液晶の
純度が向上し、長時間使用しても表示ムラの発生が抑制
されるという効果がある。
縁保護膜の表面にカップリング処理を施し、その上に配
向膜を表示パターンに合わせて選択的に形成してカップ
リング処理面と液晶層とを接触させたため、液晶中の不
純物がカップリング処理面に吸着され易くなり、液晶の
純度が向上し、長時間使用しても表示ムラの発生が抑制
されるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図は従
来の液晶表示素子を示す断面図である。 1a,1b……透明基板 2a,2b……透明電極 3……絶縁保護膜 3a……表面 4a,4b……配向膜 5……シール材 6……液晶 7……遮光膜
来の液晶表示素子を示す断面図である。 1a,1b……透明基板 2a,2b……透明電極 3……絶縁保護膜 3a……表面 4a,4b……配向膜 5……シール材 6……液晶 7……遮光膜
Claims (2)
- 【請求項1】電極を形成した一対の基板間に液晶を封入
した液晶表示素子において、少なくとも一方の電極を形
成した基板上に他方の基板の電極との間の短絡防止用の
絶縁保護膜を設け、且つこの絶縁保護膜の表面全体にカ
ップリング処理を施し、さらにその表面の当該基板上に
形成した電極に対応した位置に表示パターンに合わせて
選択的に配向膜を形成し、該配向膜を形成していない上
記カップリング処理を施した面と液晶層とを直接接触さ
せたことを特徴とする液晶表示素子。 - 【請求項2】前記基板の表示部分以外の領域に遮光膜を
設けたことを特徴とする請求項1記載の液晶表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176279A JP2572296B2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176279A JP2572296B2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 液晶表示素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0467014A JPH0467014A (ja) | 1992-03-03 |
JP2572296B2 true JP2572296B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=16010805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2176279A Expired - Lifetime JP2572296B2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572296B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008032780A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置の製造方法、及び電気光学装置、並びに電子機器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58139123A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-18 | Casio Comput Co Ltd | 液晶配向用被膜の不要部分除去方法 |
JPS62103020U (ja) * | 1985-12-16 | 1987-07-01 | ||
JPH02110431A (ja) * | 1988-10-20 | 1990-04-23 | Optrex Corp | 液晶表示装置 |
-
1990
- 1990-07-05 JP JP2176279A patent/JP2572296B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0467014A (ja) | 1992-03-03 |
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