JPH065465B2 - 液晶表示装置の封止構造 - Google Patents
液晶表示装置の封止構造Info
- Publication number
- JPH065465B2 JPH065465B2 JP60018406A JP1840685A JPH065465B2 JP H065465 B2 JPH065465 B2 JP H065465B2 JP 60018406 A JP60018406 A JP 60018406A JP 1840685 A JP1840685 A JP 1840685A JP H065465 B2 JPH065465 B2 JP H065465B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- display device
- crystal display
- peripheral circuit
- sealing
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、薄膜半導体素子を用いて構成する周辺回路
を表示領域の周囲の同一基板上に有する液晶表示装置に
おける周辺回路の封止構造に関する。
を表示領域の周囲の同一基板上に有する液晶表示装置に
おける周辺回路の封止構造に関する。
〔発明の概要〕 この発明は、周辺回路を画素の形成された基板と同一基
板上に有する液晶表示装置において、液晶を封止する工
程を用いて同時に周辺回路の封止することにより、周辺
回路のモールド工程を削減できるようにしたものであ
る。
板上に有する液晶表示装置において、液晶を封止する工
程を用いて同時に周辺回路の封止することにより、周辺
回路のモールド工程を削減できるようにしたものであ
る。
従来、第2図に示すように表示領域1を駆動する周辺回
路2を封止する場合、一般の集積回路で使用されるモー
ルド剤7を用いていた。
路2を封止する場合、一般の集積回路で使用されるモー
ルド剤7を用いていた。
しかし、従来のモールド剤は、液晶表示装置で用いられ
る石英やガラス基板への密着性が、あまり良好でないた
め、信頼性に問題があつた。また、従来のモールド剤
は、モールド剤を正確な形状に形成することが困難であ
るため、不必要な領域までモールドされる危険があつ
た。さらに、モールド剤を用いるとき、基板150℃以
上加熱する必要があるので、周辺回路をa−Si薄膜ト
ランジスタで形成した場合、電気特性を劣化させること
があつた。
る石英やガラス基板への密着性が、あまり良好でないた
め、信頼性に問題があつた。また、従来のモールド剤
は、モールド剤を正確な形状に形成することが困難であ
るため、不必要な領域までモールドされる危険があつ
た。さらに、モールド剤を用いるとき、基板150℃以
上加熱する必要があるので、周辺回路をa−Si薄膜ト
ランジスタで形成した場合、電気特性を劣化させること
があつた。
そこで、この発明では、従来のこのような欠点を解決す
るため、周辺回路の封止をモールド剤を用いて行なうこ
とを中止し、より信頼性があるとともに、より簡単な工
程で封止することのできる封止構造を提供することを目
的としている。
るため、周辺回路の封止をモールド剤を用いて行なうこ
とを中止し、より信頼性があるとともに、より簡単な工
程で封止することのできる封止構造を提供することを目
的としている。
上記問題点を解決するために、この発明は、周辺回路を
モールド剤を用いて封止することを廃止し、表示領域と
同一工程を用いて封止可能な構造とした。
モールド剤を用いて封止することを廃止し、表示領域と
同一工程を用いて封止可能な構造とした。
上記のような構造の封止を行なつた液晶表示装置は、熱
工程が減少するため、周辺回路で使用されているa−S
i薄膜トランジスタの電気特性の劣化が減少できる。ま
た、封止領域の形状が高精度であるため、従来より高集
積度に液晶表示装置を構成できる。このため、基板面積
が減少し、液晶表示装置の製造費用が、減少する。さら
に、モールド剤の封止工程を廃止する一方、新工程の追
加を行なわないため、液晶表示装置の製造費用が、減少
する。
工程が減少するため、周辺回路で使用されているa−S
i薄膜トランジスタの電気特性の劣化が減少できる。ま
た、封止領域の形状が高精度であるため、従来より高集
積度に液晶表示装置を構成できる。このため、基板面積
が減少し、液晶表示装置の製造費用が、減少する。さら
に、モールド剤の封止工程を廃止する一方、新工程の追
加を行なわないため、液晶表示装置の製造費用が、減少
する。
以下にこの発明の実施例を図面にもとづいて詳細に説明
する。第1図において、下基板3上に表示領域1とその
周辺に駆動回路やサンプルホールド回路やシフトレジス
タ回路などで構成される周辺回路2が、半導体工程を用
いて形成している。シール剤4は、表示部1の周囲に液
晶封止用として形成されるとともに、周辺回路2の周囲
を完全に囲む形で周辺回路封止として形成している。周
辺回路2の電極5は、シール剤4及び上基板6の外側へ
引き出している。下基板3と上基板6は、シール剤4を
通して互いに接着されることにより、周辺回路2を外部
及び表示領域1から完全に封止している。ところで、下
基板3と上基板6は、少なくともどちらか一方が透明基
板である。
する。第1図において、下基板3上に表示領域1とその
周辺に駆動回路やサンプルホールド回路やシフトレジス
タ回路などで構成される周辺回路2が、半導体工程を用
いて形成している。シール剤4は、表示部1の周囲に液
晶封止用として形成されるとともに、周辺回路2の周囲
を完全に囲む形で周辺回路封止として形成している。周
辺回路2の電極5は、シール剤4及び上基板6の外側へ
引き出している。下基板3と上基板6は、シール剤4を
通して互いに接着されることにより、周辺回路2を外部
及び表示領域1から完全に封止している。ところで、下
基板3と上基板6は、少なくともどちらか一方が透明基
板である。
以上のような実施例において、シール剤を用いて周辺回
路を封止した場合、表示領域のシール工程で同時にでき
るため、従来のモールド剤を用いた工程に比べて工程数
を削減できる。また、シール剤の密着性が良好であるた
め、周辺回路の封止の信頼性が向上している。
路を封止した場合、表示領域のシール工程で同時にでき
るため、従来のモールド剤を用いた工程に比べて工程数
を削減できる。また、シール剤の密着性が良好であるた
め、周辺回路の封止の信頼性が向上している。
この発明は以上説明したように、表示領域のシール工程
を用いて周辺回路の封止を行なうことが可能なシール剤
の構造を用いることにより、工程数の削減、液晶表示装
置の高集積度化、周辺回路の電気特性の劣化防止及び封
止の信頼性向上といつた効果がある。
を用いて周辺回路の封止を行なうことが可能なシール剤
の構造を用いることにより、工程数の削減、液晶表示装
置の高集積度化、周辺回路の電気特性の劣化防止及び封
止の信頼性向上といつた効果がある。
第1図は、この発明にかかる液晶表示装置の平面図、第
2図は、従来の液晶表示装置の平面図である。 1・・・表示領域 4・・シール剤 2・・・周辺回路 5・・電極 3・・・下基板 6・・上基板 以上
2図は、従来の液晶表示装置の平面図である。 1・・・表示領域 4・・シール剤 2・・・周辺回路 5・・電極 3・・・下基板 6・・上基板 以上
Claims (1)
- 【請求項1】薄膜トランジスタで構成する周辺回路を表
示領域の周辺の同一の下基板上に有する液晶表示装置に
おいて、 前記周辺回路の周囲に表示部と同様のシール剤を塗布
し、 上基板と前記シール剤及び前記下基板により完全に密閉
された領域に前記周辺回路が封止された構造であること
を特徴とする液晶表示装置の封止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60018406A JPH065465B2 (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 | 液晶表示装置の封止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60018406A JPH065465B2 (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 | 液晶表示装置の封止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61177481A JPS61177481A (ja) | 1986-08-09 |
JPH065465B2 true JPH065465B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=11970785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60018406A Expired - Lifetime JPH065465B2 (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 | 液晶表示装置の封止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065465B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6389819A (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-20 | Hitachi Ltd | 液晶表示素子 |
JP2580617B2 (ja) * | 1987-09-09 | 1997-02-12 | セイコーエプソン株式会社 | 液晶装置 |
JPH07121097B2 (ja) * | 1988-11-18 | 1995-12-20 | 株式会社日立製作所 | 液晶テレビおよびその製造方法 |
JP2816982B2 (ja) * | 1989-03-16 | 1998-10-27 | 松下電子工業株式会社 | 液晶表示装置 |
JPH03191328A (ja) * | 1989-12-20 | 1991-08-21 | Kyocera Corp | 面状液晶表示装置 |
JP2505046Y2 (ja) * | 1990-05-01 | 1996-07-24 | カシオ計算機株式会社 | 液晶表示装置 |
JP2893433B2 (ja) * | 1992-11-10 | 1999-05-24 | カシオ計算機株式会社 | 液晶表示装置 |
JP3778964B2 (ja) * | 1995-02-15 | 2006-05-24 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | アクティブマトリクス表示装置 |
US6011607A (en) | 1995-02-15 | 2000-01-04 | Semiconductor Energy Laboratory Co., | Active matrix display with sealing material |
JPH0980449A (ja) * | 1995-07-10 | 1997-03-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 表示装置及び液晶表示装置の製造方法 |
JP3477301B2 (ja) | 1995-12-19 | 2003-12-10 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | アクティブマトリクス型液晶表示装置及びその製造方法 |
JPH09171192A (ja) | 1995-12-19 | 1997-06-30 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | アクティブマトリクス型液晶表示装置及びその製造方 法 |
JP4930946B2 (ja) * | 2007-08-31 | 2012-05-16 | 本田技研工業株式会社 | ボルトカバー器具 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5622473A (en) * | 1979-07-31 | 1981-03-03 | Sharp Kk | Liquid crystal display unit |
JPS602570U (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-10 | 角田 栄一 | ゴルフのパツト用補助具 |
-
1985
- 1985-02-01 JP JP60018406A patent/JPH065465B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5622473A (en) * | 1979-07-31 | 1981-03-03 | Sharp Kk | Liquid crystal display unit |
JPS602570U (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-10 | 角田 栄一 | ゴルフのパツト用補助具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61177481A (ja) | 1986-08-09 |
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