JP2572239B2 - キャスタのホイ−ル構造 - Google Patents

キャスタのホイ−ル構造

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JP2572239B2 JP62236615A JP23661587A JP2572239B2 JP 2572239 B2 JP2572239 B2 JP 2572239B2 JP 62236615 A JP62236615 A JP 62236615A JP 23661587 A JP23661587 A JP 23661587A JP 2572239 B2 JP2572239 B2 JP 2572239B2
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JP
Japan
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wheel
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synthetic resin
base
shoe
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信房 斉藤
喜輝 東條
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NANSHIN KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29L2031/32Wheels, pinions, pulleys, castors or rollers, Rims

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、相互に溶着性の高い2種類の合成樹脂を
素材とし、2色射出成形機を用いて製造することができ
るキャスタのホイール構造に関する。
【従来の技術】
従来、キャスタのホイールを製造するには、第1の型
材を用いてホイール基部を射出成形し、ついで第2の型
材を用いてホイール基部上にシュー部を射出成形する方
法が用いられている。 これによると、予めホイール基部を多数成形してお
き、次いでシュー部を上記ホイール基部上に成形するこ
とになるので、成形に手間がかかると共に両者を強固に
一体的に固着するには特別の構成が必要であった。 そこで、2色射出成形機を用いて強度の高い合成樹脂
と弾性を有する合成樹脂を射出、溶融して車輪のホイー
ル基部およびシュー部を一体形成する構造として、例え
ば特開昭52−102369号および特公昭47−35302号等が知
られている。 しかしながら上記構成では、強度の高いホイール基台
の外周の上に強度が低く弾性を有するシュー部を重ねて
溶着しているので、両者の連結力が弱い欠点がある。 特にキャスタのホイールにおいては強力に連結される
必要があるが、従来構造では実現できなかった。
【発明が解決しようとする問題点】
本発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、
その主たる課題は、ホイール基部の外周先端に隆起部を
設け、該隆起部を芯としてシュー部を形成すると共に、
隆起部に形成された孔にシュー部の一部を一体に嵌着さ
せて連結力を高めたキャスタのホイール構造を提供する
にある。
【問題点を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明は、 ホイール基部に強度の高い合成樹脂材を用い、該ホイ
ール基部に溶着したシュー部には硬化時に弾性を有する
と共に上記ホイール基部の合成樹脂素材と相互に溶着性
があり且つ上記ホイール基部の合成樹脂材と近似する融
点温度の合成樹脂材を用いてなるキャスタのホイール構
造であって、 (a).ホイール基部が、円盤状の本体の外周に沿って
その中央で一連に突出する環状の隆起部を形成し、該隆
起部に周方向に沿って略等間隔に配置されると共に左右
に貫通される孔を設けてなり、 (b).シュー部が、上記ホイール基部先端の外周部分
の中央に形成された隆起部分の上部及び左右両側の3方
を覆うと共にその隆起部分に形成された孔部に隙間なく
充填されてなり、 (c).シュー部の合成樹脂材が射出された際に、該シ
ュー部の素材によってホイール基部の上記孔部の接触面
が融けて一体に溶着してなる、 という技術的手段を講じている。
【作用】
ホイール基部を強度の高い合成樹脂材を用いて成形
し、上記ホイール基部にシュー部の弾性を有する合成樹
脂材を溶着させる。 これによりホイール基部の外周部分の中央に形成され
た隆起部分が芯となり、シュー部がこの上部及び左右両
側の3方を覆うと共に、上記隆起部分に形成された孔部
内に隙間無く入り込んで充填され一体的に溶着されるの
で、簡単に信頼性の高いホイールを成形することができ
る。
【実施例】
以下に、この発明のキャスタのホイール構造に係る好
適実施例を図面に基づいて説明する。 本実施例のキャスタのホイールは、双輪キャスタに用
いるホイールであって、ホイール基部100の外周先端に
環状にシュー部200を一体に固着した構成からなってい
る。 即ち、ホイール基部100は、円盤状のホイール本体の
中央に車輪嵌合用の溝を形成するボス110を有し、外周
部分はその中央に環状に突設する小幅の隆起部分120を
設けた構成からなる。 そしてシュー部200は、ホイール基部100の隆起部分12
0を芯材としてその上部及び左右両側の3方を覆うと共
にその隆起部分120に形成された孔部130に一部が隙間な
く充填され一体に固着する構成からなり、ホイールが形
成される。 本実施例のキャスタのホイールの製造で使用する2色
射出成形機(図示せず)は、2基の射出成形機を並列に
有し、それぞれに固定金具が対応して2組設けられてい
る。 その対向側には反転可能な台盤Dに2組の固定金型に
対応して同一形状の可動金型が2つ設けてあり、上記2
基の射出成形機により同時にそれぞれ異なる合成樹脂を
射出するものである。 そして一組目の固定金型は可動金型の一方と共に組み
合わされてホイール基部の成形用のものとなり、二組目
の固定金型は可動金型の他方と共にシュー部の成形用の
ものとなっている。 そこで、一組目の固定金型と可動金型で射出成形をし
型開きを行い、ホイール基部の成形品を突き出し(ノッ
クアウト)すると回転板が180゜反転して1基目の射出
成形機側にあった可動金型が2基目の射出成形機側に移
動し、2基目の射出成形機側にあった可動金型は1基目
の射出成形機側に移動する。 次いで、それぞれ再度型締め、樹脂の射出が行われ
る。 これにより2基目の射出成形機で、前回成形されたホ
イール基部の成形品の上にシュー部の合成樹脂材が射出
成形されて2種類の合成樹脂からなるホイールが完成す
る。 これと同時に1基目の射出成形機では、前述と同様に
してホイール基部の射出成形が行われる、というサイク
ルを繰り返す。 このキャスタのホイールを、第1図(a)〜(d)の
成形サイクルに従って更に詳しく説明する。 ここで使用される型は、反転可能な台盤Dに設けられ
た2つの同一形状からなる可動型11と、第1及び第2基
の射出成形機側に設けられた第1固定型12a及び第2固
定型12bとからなっている。 まず第1図(a)で示す如く、可動型11と第1固定型
12aとで型締めし、次いでコア13を後退させてから第1
固定型12aに形成されたピンゲート14を介して第1基の
スプールランナー15でホイール基部成形用のポリプロピ
レン樹脂が射出され、図中ハッチング状態にホイール基
部100が成形される。 即ち、本実施例でホイール基部100は中央に車軸衝合
用の溝を形成するボス110を設け外周部分は中央に小幅
の隆起部分120を突設し、等間隔に左右に開放する孔130
が形成された図示例形状からなっている。 次いで第1図(b)で示す如く、型を開くと共にコア
13を前進させ第1固定型12aからホイール基部100を離
し、またスプールランナー15を取り出す。 その後、第1図(c)に示す如く、台盤Dを反転して
ホイール基部100を保持している可動型11を、第2固定
型12bがセットしてある第2基のスプールランナー17側
に移動する。 そして、第1図(d)に示す如く、可動型11と第2固
定型12bとを型締めし、可動型11に設けられたトンネル
ゲート(またはサイドゲート)16を介して第2基のスプ
ールランナー17からシュー部200の素材となるサントプ
レン[(商標名) エーイーエス・ジャパン株式会社が
製造販売する熱可塑性エラストマーの一種]を高温で射
出する。 本実施例で、シュー部の素材としてサントプレンを用
いたのは、硬化時に弾性を有すること、融点温度がホイ
ール基部の素材である前記PP樹脂と近似していること、
更に融点温度の幅が広く、高い融点温度を用いることが
できることから選択されたものである。 即ち、本実施例ではPP樹脂は融点である約205℃で加
熱し、サントプレンは約190℃で融点となるが10℃高く
設定して約200℃で加熱している。 これにより、高い融点温度で融化されたサントプレン
が前記ホイール基部100の外周を一連に覆うシュー部200
が形成される。 この際に、サントプレンは、高温であるので該シュー
部200の素材によってホイール基部100の上記孔部130と
の接触面が融解するので、ホイール基部100とシュー部2
00とを一体的に溶着させることができる。 そして、第2基の射出成形が終了し、型が開いて突き
出しにより車輪が排出され、はじめの工程に戻る。 ここでも前記第1図(d)の工程が行われている間、
第1図(a)に示すホイール基部10の射出成形が行われ
ているので、短いサイクルで車輪を一体成形することが
できる。 なお、この実施例では色彩の異なる2色の合成樹脂を
用いて車輪を成形したが、この発明では2色射出成形機
を用いて異なる素材でホイール基部とシュー部とを成形
すればよく、ホイール基部とシュー部との色彩を異にす
ることは要件ではない。 要するにこの発明で2色射出成形機は、2種類の異な
る合成樹脂を射出する成形機であればよい。 尚、図示例では双輪キャスタのホイールを例示したが
単輪を用いるキャスタのホイールであってもよい。
【発明の効果】
この発明は上記構成からなっているので、相互に溶着
性の高い2種類の合成樹脂を素材とし、ホイール基部の
中央隆起部分を外側から3方で覆うと共に、ホイール基
部に設けた孔部の角面を高温のシュー部の素材で溶かし
ながら一体的に接合してホイール基部とシュー部とを固
着するので、クサビその他の特別の別体構成を要さず、
単に素材を溶着させるだけで、ホイールを成形すること
ができ信頼性の高いホイールを製造することができる。 また、既存の2色射出成形機を使用することができる
ので成形が容易であり、且つ工業的に量産しうるための
コストダウンを図ることができて有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)はキャスタのホイールの製造工程
を示す説明図である。 11……可動型 12a……第1固定型 12b……第2固定型 13……コア 14……ピンゲート 15……第1基のスプールランナー 16……トンネルゲート 17……第2基のスプールランナー 100……ホイール基部 200……シュー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−102369(JP,A) 特開 昭60−11321(JP,A) 特開 昭60−11322(JP,A) 特開 昭52−23158(JP,A) 特公 昭47−35302(JP,B1) 実公 昭60−8971(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホイール基部に強度の高い合成樹脂材を用
    い、該ホイール基部に溶着したシュー部には硬化時に弾
    性を有すると共に上記ホイール基部の合成樹脂素材と相
    互に溶着性があり且つ上記ホイール基部の合成樹脂材と
    近似する融点温度の合成樹脂材を用いてなるキャスタの
    ホイール構造であって、 ホイール基部が、円盤状の本体の外周に沿ってその中央
    で一連に突出する環状の隆起部を形成し、該隆起部に周
    方向に沿って略等間隔に配置されると共に左右に貫通さ
    れる孔を設けてなり、 シュー部が、上記ホイール基部先端の外周部分の中央に
    形成された隆起部分の上部及び左右両側の3方を覆うと
    共にその隆起部分に形成された孔部に隙間なく充填され
    てなり、 シュー部の合成樹脂材が射出された際に、該シュー部の
    素材によってホイール基部の上記孔部の接触面が融けて
    一体に溶着してなることを特徴とするキャスタのホイー
    ル構造。
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AU2003242359A1 (en) * 2003-06-12 2005-01-04 Toyo Tire And Rubber Co., Ltd. Metal mold for molding bush of double-layer structure

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