JP2571655Y2 - プロッタ用ペンシル - Google Patents
プロッタ用ペンシルInfo
- Publication number
- JP2571655Y2 JP2571655Y2 JP4863992U JP4863992U JP2571655Y2 JP 2571655 Y2 JP2571655 Y2 JP 2571655Y2 JP 4863992 U JP4863992 U JP 4863992U JP 4863992 U JP4863992 U JP 4863992U JP 2571655 Y2 JP2571655 Y2 JP 2571655Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- knocking
- connector
- flange
- pencil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、前部外軸の外鍔とノッ
キングディスクの鍔部の長手距離を規定寸法にばらつき
なく設定可能なプロッタ用ペンシルに関する。
キングディスクの鍔部の長手距離を規定寸法にばらつき
なく設定可能なプロッタ用ペンシルに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、プロッタ用ペンシルとして、細径
の芯が使用できる点と次の芯が追従できる点から、チャ
ックを前進させることにより順次芯を繰り出す所謂ノッ
ク式シャープペンシルの機構を利用したものが使用され
るようになってきた。しかもペンステーションに保持さ
れる時、前部外軸の外鍔が係合されるが、この時短くな
った残芯を排出するためにノック部材がノッキングディ
スクの上部に位置する必要があった。
の芯が使用できる点と次の芯が追従できる点から、チャ
ックを前進させることにより順次芯を繰り出す所謂ノッ
ク式シャープペンシルの機構を利用したものが使用され
るようになってきた。しかもペンステーションに保持さ
れる時、前部外軸の外鍔が係合されるが、この時短くな
った残芯を排出するためにノック部材がノッキングディ
スクの上部に位置する必要があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のものは、コネクターの内段にノッキングディスクの筒
部前端が当接されていたり、芯タンクの後端にノッキン
グディスクの内段が当接されていたために、コネクター
あるいは芯タンクに対するノッキングディスクの長手方
向位置を任意に調整して固定することは不可能であっ
た。従ってノッキングディスクをコネクターや芯タンク
に当接して位置決めを行う為に生産性は良いが、前部外
軸の外鍔に対する長手距離がばらつき、ペンステーショ
ンに収納した時、ノッキングディスクがノック部材に当
接して、確実に収納出来なかったり、残芯を排出するこ
とができないといった恐れが生じるものであった。本考
案は上記課題を解消したプロッタ用ペンシルを提供する
ことを目的としたものである。
のものは、コネクターの内段にノッキングディスクの筒
部前端が当接されていたり、芯タンクの後端にノッキン
グディスクの内段が当接されていたために、コネクター
あるいは芯タンクに対するノッキングディスクの長手方
向位置を任意に調整して固定することは不可能であっ
た。従ってノッキングディスクをコネクターや芯タンク
に当接して位置決めを行う為に生産性は良いが、前部外
軸の外鍔に対する長手距離がばらつき、ペンステーショ
ンに収納した時、ノッキングディスクがノック部材に当
接して、確実に収納出来なかったり、残芯を排出するこ
とができないといった恐れが生じるものであった。本考
案は上記課題を解消したプロッタ用ペンシルを提供する
ことを目的としたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、前部外軸の外
鍔とノッキングディスクの鍔部を長手距離が規定寸法に
なるように調整してコネクターあるいは芯タンクにノッ
キングディスクを固定し、構成するものである。
鍔とノッキングディスクの鍔部を長手距離が規定寸法に
なるように調整してコネクターあるいは芯タンクにノッ
キングディスクを固定し、構成するものである。
【０００５】
【実施例】図１は本考案の実施例を示したもので、チャ
ック１の頭部に締リング２を外嵌し、該締リング２は連
結具３内に長手方向に一定距離摺動可能に遊嵌されてい
る。チャック１の後部にはチャックホルダー４が固着さ
れ、通常チャック１は連結具３とチャックホルダー４と
の間に張架されたチャックスプリング５により長手方向
後方に偏倚され、チャック１の頭部が締リング２に押し
付けられて閉じられ芯６を保持している。連結具３の外
鍔部３Ａは内軸７に固着され、内軸７の前部には先金８
が螺合されている。先金８内には芯ガイド９が長手方向
に摺動自在に内蔵され、芯ガイド９内には芯６を適宜の
力で保持する芯ホルダー１０が内蔵されている。連結具
３の前部外側３Ｂにはチャックガイド部材１１が長手方
向に摺動可能に外嵌され、該チャックガイド部材１１の
前部にはチャック１の前端と対向してチャック拡開規制
用の係合穴部１１Ａが形成されている。芯ガイド９の後
部はチャックガイド部材１１の外側に被せられ、芯ガイ
ド９の後端とチャックガイド部材１１の外鍔１１Ｂとの
間にはスプリング１２が張架されている。該スプリング
１２により芯ガイド９の外段部９Ａが先金８の内段８Ａ
に当接されるとともに、チャックガイド部材１１の内段
部１１Ｃが連結具３の前端に当接されている。尚、スプ
リング１２の弾発力は芯ホルダー１０の芯保持力より弱
い方がプロッタ用ペンシルの上昇時に不必要な芯ガイド
９の前進が防げるので好ましい。本体は前部外軸１３と
後部外軸１４により構成され、前記先金８と内軸７は前
部外軸１３と後部外軸１４により挾持される。後部外軸
１４にはスプリング受１５が固定され、該スプリング受
１５とコネクター１６の外段１６Ａとの間に張架された
後スプリング１７によりコネクター１６は長手方向後方
に付勢され、コネクター１６の後端１６Ｂが後部外軸１
４の内段１４Ａに当接されている。コネクター１６の前
端１６Ｃはチャックホルダー４の後端４Ａより適宜離間
し、かつ当接可能に構成されている。しかもチャックホ
ルダー４の後端４Ａとコネクター１６の前端１６Ｃはテ
ーパー面に構成されている。更にコネクター１６の前部
開口穴１６Ｄは芯６が１本のみ通過可能な内径に形成さ
れ、かつ漏斗状に構成されている。コネクター１６内に
は筒状の芯タンク１８が固着され、芯タンク１８内には
適宜数の予備の芯６が収納され、芯タンク１８の後部に
はノブ１９が嵌合されている。更にコネクター１６の後
部内孔１６Ｅには、前部外軸１３の外鍔１３Ａと鍔部２
０Ａの距離Ｌを規定寸法に調整してノッキングディスク
２０の筒部２０Ｂを圧入固着しプロッタ用ペンシルが構
成される。この時コネクター１６の後部内孔１６Ｅと連
続される内段１６Ｆとノッキングディスク２０の筒部前
端２０Ｃは適宜離間して構成することにより、コネクタ
ー１６に対するノッキングディスク２０の取付位置を組
立時に調整可能となっている。尚、コネクターの後部内
孔にノッキングディスクの筒部を固着する方法として
は、圧入固着に限らずネジ接着で行ってもよい。
ック１の頭部に締リング２を外嵌し、該締リング２は連
結具３内に長手方向に一定距離摺動可能に遊嵌されてい
る。チャック１の後部にはチャックホルダー４が固着さ
れ、通常チャック１は連結具３とチャックホルダー４と
の間に張架されたチャックスプリング５により長手方向
後方に偏倚され、チャック１の頭部が締リング２に押し
付けられて閉じられ芯６を保持している。連結具３の外
鍔部３Ａは内軸７に固着され、内軸７の前部には先金８
が螺合されている。先金８内には芯ガイド９が長手方向
に摺動自在に内蔵され、芯ガイド９内には芯６を適宜の
力で保持する芯ホルダー１０が内蔵されている。連結具
３の前部外側３Ｂにはチャックガイド部材１１が長手方
向に摺動可能に外嵌され、該チャックガイド部材１１の
前部にはチャック１の前端と対向してチャック拡開規制
用の係合穴部１１Ａが形成されている。芯ガイド９の後
部はチャックガイド部材１１の外側に被せられ、芯ガイ
ド９の後端とチャックガイド部材１１の外鍔１１Ｂとの
間にはスプリング１２が張架されている。該スプリング
１２により芯ガイド９の外段部９Ａが先金８の内段８Ａ
に当接されるとともに、チャックガイド部材１１の内段
部１１Ｃが連結具３の前端に当接されている。尚、スプ
リング１２の弾発力は芯ホルダー１０の芯保持力より弱
い方がプロッタ用ペンシルの上昇時に不必要な芯ガイド
９の前進が防げるので好ましい。本体は前部外軸１３と
後部外軸１４により構成され、前記先金８と内軸７は前
部外軸１３と後部外軸１４により挾持される。後部外軸
１４にはスプリング受１５が固定され、該スプリング受
１５とコネクター１６の外段１６Ａとの間に張架された
後スプリング１７によりコネクター１６は長手方向後方
に付勢され、コネクター１６の後端１６Ｂが後部外軸１
４の内段１４Ａに当接されている。コネクター１６の前
端１６Ｃはチャックホルダー４の後端４Ａより適宜離間
し、かつ当接可能に構成されている。しかもチャックホ
ルダー４の後端４Ａとコネクター１６の前端１６Ｃはテ
ーパー面に構成されている。更にコネクター１６の前部
開口穴１６Ｄは芯６が１本のみ通過可能な内径に形成さ
れ、かつ漏斗状に構成されている。コネクター１６内に
は筒状の芯タンク１８が固着され、芯タンク１８内には
適宜数の予備の芯６が収納され、芯タンク１８の後部に
はノブ１９が嵌合されている。更にコネクター１６の後
部内孔１６Ｅには、前部外軸１３の外鍔１３Ａと鍔部２
０Ａの距離Ｌを規定寸法に調整してノッキングディスク
２０の筒部２０Ｂを圧入固着しプロッタ用ペンシルが構
成される。この時コネクター１６の後部内孔１６Ｅと連
続される内段１６Ｆとノッキングディスク２０の筒部前
端２０Ｃは適宜離間して構成することにより、コネクタ
ー１６に対するノッキングディスク２０の取付位置を組
立時に調整可能となっている。尚、コネクターの後部内
孔にノッキングディスクの筒部を固着する方法として
は、圧入固着に限らずネジ接着で行ってもよい。
【０００６】従って図２に示したように、プロッタ用ペ
ンシルをペンステーションに収納する時、ノッキングデ
ィスク２０とノック部材２１がぴったり位置合わせされ
確実に収納できる。この状態において、プロッタ用ペン
シルの残芯を排出する時には、ノック部材２１を上下に
摺動してノッキングディスク２０を押圧すれば、従来の
ノック式シャープペンシルと同様にチャック１が前進し
て残芯が排出されるものである。
ンシルをペンステーションに収納する時、ノッキングデ
ィスク２０とノック部材２１がぴったり位置合わせされ
確実に収納できる。この状態において、プロッタ用ペン
シルの残芯を排出する時には、ノック部材２１を上下に
摺動してノッキングディスク２０を押圧すれば、従来の
ノック式シャープペンシルと同様にチャック１が前進し
て残芯が排出されるものである。
【０００７】図３はこの考案の他の一実施例を示したも
ので、コネクター１１６を一体形成したチャックホルダ
ー１０４の前部にチャック１の後部を固着したものであ
る。この場合には、連結具３とコネクター１１６との間
に張架されたチャックスプリング５により、コネクター
１１６が長手方向後方に付勢される。このコネクター１
１６に前記図１の実施例同様にノッキングディスク２０
が固定され、前部外軸１３の外鍔１３Ａとノッキングデ
ィスク２０の鍔部２０Ａとの距離が規定寸法に設定され
るものである。
ので、コネクター１１６を一体形成したチャックホルダ
ー１０４の前部にチャック１の後部を固着したものであ
る。この場合には、連結具３とコネクター１１６との間
に張架されたチャックスプリング５により、コネクター
１１６が長手方向後方に付勢される。このコネクター１
１６に前記図１の実施例同様にノッキングディスク２０
が固定され、前部外軸１３の外鍔１３Ａとノッキングデ
ィスク２０の鍔部２０Ａとの距離が規定寸法に設定され
るものである。
【０００８】図４もこの考案の他の一実施例を示したも
ので、ノッキングディスク１２０の鍔部１２０Ａと前部
外軸１３の外鍔１３Ａとの距離を規定寸法に調整して、
芯タンク１８の後部にノッキングディスク１２０の内孔
部１２０Ｄを固定する。この時、芯タンク１８の後端と
ノッキングディスク１２０の内段部１２０Ｅを適宜離間
して構成することにより、芯タンク１８に対するノッキ
ングディスク１２０の長手位置を調整する。
ので、ノッキングディスク１２０の鍔部１２０Ａと前部
外軸１３の外鍔１３Ａとの距離を規定寸法に調整して、
芯タンク１８の後部にノッキングディスク１２０の内孔
部１２０Ｄを固定する。この時、芯タンク１８の後端と
ノッキングディスク１２０の内段部１２０Ｅを適宜離間
して構成することにより、芯タンク１８に対するノッキ
ングディスク１２０の長手位置を調整する。
【０００９】図５もこの考案の他の一実施例を示したも
ので、芯タンク１８の後部にノブ１１９を固着する。該
ノブ１１９にノッキングディスク２２０をネジ込み、ノ
ッキングディスク２２０の鍔部２２０Ａと前部外軸１３
の外鍔１３Ａとの距離を規定寸法に調整してノッキング
ディスク２２０をノブ１１９にネジ接着して固定する。
ので、芯タンク１８の後部にノブ１１９を固着する。該
ノブ１１９にノッキングディスク２２０をネジ込み、ノ
ッキングディスク２２０の鍔部２２０Ａと前部外軸１３
の外鍔１３Ａとの距離を規定寸法に調整してノッキング
ディスク２２０をノブ１１９にネジ接着して固定する。
【００１０】
【考案の効果】以上説明した本考案のプロッタ用ペンシ
ルは、前部外軸の外鍔とノッキングディスクの鍔部の距
離が規定寸法に設定して構成できるので、前記した種々
のトラブルから解消され、残芯の排出あるいはプロッタ
用ペンシルの交換が確実に行えるものである。
ルは、前部外軸の外鍔とノッキングディスクの鍔部の距
離が規定寸法に設定して構成できるので、前記した種々
のトラブルから解消され、残芯の排出あるいはプロッタ
用ペンシルの交換が確実に行えるものである。
【図１】本考案のプロッタ用ペンシルを示す断面図であ
る。
る。
【図２】本考案のプロッタ用ペンシルを収納するペンス
テーションを示す部分断面図である。
テーションを示す部分断面図である。
【図３】本考案の他の一実施例のプロッタ用ペンシルを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図４】本考案の他の一実施例のプロッタ用ペンシルを
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図５】本考案の他の一実施例のプロッタ用ペンシルを
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
１ チャック ４ チャックホルダー ５ チャックスプリング ６ 芯 １３ 前部外軸 １３Ａ 前部外軸１３の外鍔 １６ コネクター １６Ｅ コネクター１６の後部内孔 １６Ｆ コネクター１６の内段 １８ 芯タンク ２０ ノッキングディスク ２０Ａ ノッキングディスク２０の鍔部 ２０Ｂ ノッキングディスク２０の筒部 ２０Ｃ ノッキングディスク２０の筒部前端 １１６ コネクター １２０ ノッキングディスク １２０Ａ ノッキングディスク１２０の鍔部 １２０Ｄ ノッキングディスク１２０の内孔部 １２０Ｅ ノッキングディスク１２０の内段部 ２２０ ノッキングディスク ２２０Ａ ノッキングディスク２２０の鍔部
Claims (2)
- 【請求項１】 チャックの前進により芯を繰り出したり
次の芯を追従させ、かつ前部外軸に形成した外鍔を係止
して作画を行うプロッタ用ペンシルにおいて、チャック
スプリングにより長手方向後方に付勢されたチャックに
チャックホルダーを連結し、該チャックホルダーと連動
して前進するコネクターに、前部外軸の外鍔とノッキン
グディスクの鍔部の長手距離が規定寸法になるように調
整してノッキングディスクを固定したことを特徴とする
プロッタ用ペンシル。 - 【請求項２】 チャックの前進により芯を繰り出したり
次の芯を追従させ、かつ前部外軸に形成した外鍔を係止
して作画を行うプロッタ用ペンシルにおいて、チャック
スプリングにより長手方向後方に付勢されたチャックに
チャックホルダーを連結し、該チャックホルダーと連動
して前進するコネクターに芯タンクを連結し、前部外軸
の外鍔とノッキングディスクの鍔部の長手距離が規定寸
法になるように調整して芯タンクの後部にノッキングデ
ィスクを固定したことを特徴とするプロッタ用ペンシ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4863992U JP2571655Y2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | プロッタ用ペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4863992U JP2571655Y2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | プロッタ用ペンシル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063694U JPH063694U (ja) | 1994-01-18 |
| JP2571655Y2 true JP2571655Y2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=12808947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4863992U Expired - Lifetime JP2571655Y2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | プロッタ用ペンシル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2571655Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP4863992U patent/JP2571655Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH063694U (ja) | 1994-01-18 |
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