JPH0529913Y2 - - Google Patents

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JPH0529913Y2
JPH0529913Y2 JP1987007396U JP739687U JPH0529913Y2 JP H0529913 Y2 JPH0529913 Y2 JP H0529913Y2 JP 1987007396 U JP1987007396 U JP 1987007396U JP 739687 U JP739687 U JP 739687U JP H0529913 Y2 JPH0529913 Y2 JP H0529913Y2
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knob
barrel
ballpoint pen
pen body
fitted
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ノツク式シヤープペンシルの後部
にボールペン体を設けた両頭複合筆記具に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の両頭複合筆記具は、第3図に示したよう
に、軸筒18の内段18Aと芯タンク107の外
段107Aとの間に設けられたチヤツクスプリン
グ8により芯タンク107が後方に弾発され、芯
タンク107の後端にボールペン体15が嵌合さ
れていた。しかもボールペン体15は軸筒18の
後端より筆記部のみが突出して取り付けられ、こ
のボールペン体15にノブが嵌合されるものであ
つた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従つて、軸筒18を保持してボールペン体15
で筆記しようとした時、軸筒18の内面と芯タン
ク107の外面との間の〓間だけボールペン体1
5が揺動し、しかもチヤツクスプリング8より強
い筆圧で筆記した時にはボールペン体15がバウ
ンドし、いずれの現象が生じても大変筆記しにく
いものであつた。
その上、ノブを外す時、一方の片手で軸筒18
を保持し、他方の片手でノブを掴んで行うため
に、ノブとボールペン体15の嵌合力がボールペ
ン体15と芯タンク107の嵌合力より強くなつ
た場合には、ノブとともにボールペン体15も外
れてしまい、芯タンク107内の芯が零れ出て取
り扱いが大変煩わしいものであつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記課題を解決するものであつて、実
施例に対応する第1図を用いて説明すると、前部
にチヤツク5を固着し、かつチヤツクスプリング
8により後方に付勢された芯タンク7が、軸方向
に摺動自在に前軸筒1内に内蔵されている。該芯
タンク7は前軸筒1内の後部に固着された金輪1
0の内鍔10Aにより揺動が規制され、しかも金
輪10より後方に突出した芯タンク7の後部内側
には消しゴム11が嵌合されている。芯タンク7
の後部外側には保持具12が嵌合され、保持具1
2の外側には後軸筒13が固着されている。保持
具12の後部内側にはボールペン体15が嵌合さ
れ、該ボールペン体15の筆記部は後軸筒13の
後端より後方に突出している。後軸筒13の後部
外周面に位置する把持部13Aには、ボールペン
体15を使用する時に保持しやすいように長手方
向に平坦に構成されている。該ボールペン体15
の筆記部を保護するために後軸筒13の後部内側
13Bにノブ16の嵌合部16Aが着脱自在に嵌
合されている。しかもノブ16の嵌合部16Aに
は、ノブ16の嵌合を確実にするために第2図に
示したように複数の隆起部16Bが構成されてい
る。
〔作用〕
次に本考案の作用を説明する。第1図の状態に
おいて、ノブ16を押圧すれば、従来のノツク式
シヤープペンシルと同様チヤツク5が前進して芯
9が繰り出される。又、一方の片手で後軸筒13
を保持し、他方の片手でノブ16を掴んでノブ1
6を外すので簡単にノブ16を外すことができ、
ノブ16とともにボールペン体15が外れてしま
う恐れは全くない。しかも、ノブ16は後軸筒1
3の後部内側13Bに嵌合されているので、片手
で後軸筒13を保持する時ノブ16が全く邪魔に
ならない。そして、ボールペン体15の筆記部を
露出させ、後軸筒13の長手方向に平坦に構成さ
れた把持部13Aを保持してボールペン体15に
よる筆記を行うので非常に保持しやすく、しかも
ボールペン体15が揺動しないので非常に筆記し
やすいものである。又、消しゴム11を使用する
場合には、一方の片手で前軸筒1を保持し他方の
片手で後軸筒13を保持して後軸筒13を外す
が、この場合にも後軸筒13を保持する時ノブ1
6が邪魔にならない。
〔実施例〕
第1図はこの考案の実施例を示したもので、前
軸筒1の前部に口金2を螺合し、該口金2内には
芯ホルダー3を設けた芯ガイドパイプ4を軸方向
に摺動可能に内蔵する。さらに口金2の係止段2
Aと前軸筒1の内鍔前端1Aとの間には、チヤツ
ク5の頭部に外嵌された締リング6が遊嵌されて
いる。前軸筒1の内鍔後端1Bと、チヤツク5の
後部に固着された芯タンク7の外段7Aとの間に
はチヤツクスプリング8が張架され、通常チヤツ
クスプリング8によりチヤツク5は締リング6に
当接されて閉じられ芯9を保持している。芯タン
ク7の外周部は、前軸筒1の後部に固着された金
輪10の内鍔10Aにより揺動が規制され、しか
も芯タンク7の後部内側に嵌合された消しゴム1
1は金輪10の後端より突出している。芯タンク
7の後部外側には保持具12が着脱可能に嵌合さ
れ、該保持具12の外側には筒状の後軸筒13が
固着されるとともに、保持具12の後部凹溝12
Aに設けられたOリング14が後軸筒13の内面
に圧接されている。後軸筒13の後部に位置する
把持部13Aは長手方向に平坦に構成されてい
る。保持具12の後部内側にはボールペン体15
が着脱可能に嵌合され、かつボールペン体15の
筆記部は後軸筒13の後端より適宜突出してい
る。後軸筒13の後部内側13Bにはノブ16の
嵌合部16Aが着脱可能に嵌合され、ボールペン
体15の筆記部が保護される。従つて、ノブ16
を直接後軸筒13の後部内側13Bに嵌合するの
で、他の部品を介在してノブ16を後軸筒13に
嵌合するのに比べて部品寸法の誤差が少なく、軸
心に対する後軸筒13とノブ16のずれがなく、
後軸筒13の後部外周面とノブ16の外周面がぴ
つたり一致する。該ノブ16の嵌合部16Aは第
2図に示したように複数の隆起部16Bが構成さ
れている。さらにノブ16は、口金2の嵌合部2
Bに外嵌されたOリング17に摩擦嵌合可能に構
成されている。
このように構成された両頭複合筆記具において
芯9を繰り出すためには、ノブ16を押圧して後
軸筒13を前進させることにより、芯タンク7お
よびチヤツク5が前進され芯9が繰り出される。
又、ボールペン体15による筆記を行うには、一
方の片手で後軸筒13を保持し、他方の片手でノ
ブ16を掴んで後軸筒13の後部内側13Bより
外して口金2の嵌合部2Bに嵌合すれば、ノブ1
6の内面が口金2の嵌合部2Bに外嵌されたOリ
ング17に摩擦嵌合される。この場合ノブ16の
嵌合部16A内面は平坦に構成されているのでO
リング17を傷つけることはない。その後に後軸
筒13の平坦に構成された把持部13Aを保持し
て筆記を行えば、保持具12に設けられたOリン
グ14が後軸筒13の内面に圧接されているので
ボールペン体15が揺動することなく筆記出来
る。その上、消しゴム11を使用する場合には、
一方の片手で前軸筒1を保持し他方の片手で後軸
筒13を保持して後軸筒13を外せば良いが、こ
の場合にも後軸筒13を保持する時ノブ16が邪
魔にならないものである。
〔考案の効果〕
以上説明した本考案は、ボールペン体を使用す
る時、後軸筒を保持して筆記するために、ボール
ペン体の揺動がなく非常に筆記しやすいものであ
る。
しかも、後軸筒の後部外周面に位置した把持部
が長手方向に平坦に構成されているので、ボール
ペン体を使用するために後軸筒を保持する時、段
差がなく非常に保持しやすい。
更に、後軸筒の後部内側にノブを嵌合するの
で、ボールペン体を使用するためにノブを外す場
合に、一方の片手で後軸筒を保持し他方の片手で
ノブを外すが、後軸筒を保持する時ノブが邪魔に
ならず、操作が容易に行えるものである。又、消
しゴムを使用する場合には、一方の片手で前軸筒
を保持し他方の片手で後軸筒を保持して後軸筒を
外すが、この場合にも後軸筒を保持する時ノブが
邪魔にならないものである。
従つて、何ら複雑な構成を設けることなしに、
ノブあるいは後軸筒を外す操作が極めて容易に行
えるものである。
その上、後軸筒の後部内側にノブを直接に嵌合
するので、部品寸法の誤差が少なく、軸心に対す
る後軸筒とノブのずれがなく外観を損なう恐れが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の両頭複合筆記具を示す縦断
面図、第2図は第1図のノブを示す平面図、第3
図は従来の両頭複合筆記具を示す縦断面図であ
る。 1……前軸筒、5……チヤツク、6……締リン
グ、7……芯タンク、12……保持具、13……
後軸筒、15……ボールペン体、16……ノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前軸筒1と、前軸筒1内に軸方向に摺動可能に
    内蔵された芯タンク7と、芯タンク7の前部に固
    着されたチヤツク5と、チヤツク5の頭部に外嵌
    された締リング6と、芯タンク7の後部外側に嵌
    合された保持具12と、該保持具12の外側に固
    着されかつ後部外周面に位置した把持部13Aを
    長手方向に平坦にした後軸筒13と、保持具12
    に着脱可能に嵌合されかつ筆記部が後軸筒13の
    後端より突出したボールペン体15と、ボールペ
    ン体15の筆記部を保護するために後軸筒13の
    後部内側に嵌合されたノブ16とにより構成した
    ことを特徴とする両頭複合筆記具。
JP1987007396U 1987-01-21 1987-01-21 Expired - Lifetime JPH0529913Y2 (ja)

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JPS63116388U JPS63116388U (ja) 1988-07-27
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JPS5521834U (ja) * 1978-07-28 1980-02-12
JPS597888B2 (ja) * 1980-02-08 1984-02-21 日立造船株式会社 熱分解炉の温度調整用加湿装置

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