JPH0529912Y2 - - Google Patents

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JPH0529912Y2
JPH0529912Y2 JP1986143907U JP14390786U JPH0529912Y2 JP H0529912 Y2 JPH0529912 Y2 JP H0529912Y2 JP 1986143907 U JP1986143907 U JP 1986143907U JP 14390786 U JP14390786 U JP 14390786U JP H0529912 Y2 JPH0529912 Y2 JP H0529912Y2
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JP
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holder
knob
ballpoint pen
pen body
barrel
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ノツク式シヤープペンシルの後部
にボールペン体を設けた両頭複合筆記具に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の両頭複合筆記具は、第3図に示したよう
に、チヤツクスプリングにより後方に弾発された
芯タンク107の後端に、ボールペン体14が嵌
合され、該ボールペン体14は軸筒の後端より筆
記部のみが突出して取り付けられていた。しかも
このボールペン体14にノブが嵌合されるもので
あつた。
〔考案が解決しようとする課題〕 従つて、軸筒を保持してボールペン体14で筆
記しようとした時、軸の内面と芯タンク107の
外面との間の隙間だけボールペン体14が揺動
し、しかもチヤツクスプリングより強い筆圧で筆
記した時にはボールペン体14がバウンドし、い
ずれの現象が生じても大変筆記しにくいものであ
つた。
その上、ノブを外す時、一方の片手で軸を保持
し、他方の片手でノブを掴んで行うためにノブと
ボールペン体14の嵌合力がボールペン体14と
芯タンク107の嵌合力より強くなつた場合に
は、ノブとともにボールペン体14も外れてしま
い、芯タンク107内の芯が零れ出て取り扱いが
大変煩わしいものであつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記課題を解決するものであつて、実
施例に対応する第1図を用いて説明すると、前部
にチヤツク5を固着し、かつチヤツクスプリング
8により後方に付勢された芯タンク7が、軸方向
に摺動自在に前軸筒1内に内蔵されている。該芯
タンク7は前軸筒1内の後部に固着された金輪1
0の内鍔10Aにより揺動が規制され、しかも金
輪10より後方に突出した芯タンク7の後部内側
には消しゴム11が嵌合されている。芯タンク7
の後部外側には後軸筒12が嵌合され、該後軸筒
12に保持具13が固着されている。ただし、保
持具は後軸筒に一体に構成されていても良い。該
保持具13にはボールペン体14が着脱可能に嵌
合され、ボールペン体14の筆記部14Aは後軸
筒12の後端より適宜突出している。後軸筒12
の後部外周面に位置する把持部12Aには、ボー
ルペン体14を使用する時に把持しやすいように
長手方向に平坦に構成されている。さらに保持具
13には、後軸筒12の内側に位置して嵌合部1
3Cが構成され、該嵌合部13Cにはボールペン
体14の筆記部14Aを覆うようにノブ16が嵌
合されている。尚、図示してないがノブは保持具
の嵌合部に螺合して取り付けても良い。
〔作用〕
次に本考案の作用を説明する。第1図の状態に
おいて、ノブ16を押圧すれば、従来のノツク式
シヤープペンシルと同様チヤツク5が前進して芯
9が繰り出される。又、一方の片手で後軸筒12
を保持し、他方の片手でノブ16を掴んでノブ1
6を外すので簡単にノブ16を外すことができ、
ノブ16とともにボールペン体14も外れてしま
う恐れは全くない。しかも、ノブ16は後軸筒1
2の内側に位置する保持具13の嵌合部13Cに
嵌合されているので、片手で後軸筒12を保持す
る時ノブ16が全く邪魔にならない。そして、ボ
ールペン体14の筆記部14Aを露出させ、後軸
筒12の長手方向に平坦に構成された把持部12
Aを保持してボールペン体14による筆記を行う
ので非常に保持しやすく、しかもボールペン体1
4が揺動しないので非常に筆記しやすいものであ
る。又、消しゴム11を使用する場合には、一方
の片手で前軸筒1を保持し他方の片手で後軸筒1
2を保持して後軸筒12を外すが、この場合にも
後軸筒12を保持する時ノブ16が邪魔にならな
い。
〔実施例〕
第1図はこの考案の実施例を示したもので、前
軸筒1の前部に口金2を螺合し、該口金2内には
芯ホルダー3を設けた芯ガイドパイプ4を軸方向
に摺動可能に内蔵する。さらに口金2の係止段2
Aと前軸筒1の内鍔1A前端との間には、チヤツ
ク5の頭部に外嵌された締リング6が遊嵌されて
いる。前軸筒1の内鍔1A後端と、チヤツク5の
後部に固着された芯タンク7の外段7Aとの間に
はチヤツクスプリング8が張架され、通常チヤツ
クスプリング8によりチヤツク5は締リング6に
当接されて閉じられ、芯9を保持している。芯タ
ンク7の外周部は、前軸筒1の後部に固着された
金輪10の内鍔10Aにより揺動が規制され、、
しかも芯タンク7の後部内側に嵌合された消しゴ
ム11は金輪10の後端より突出している。芯タ
ンク7の後部外側には後軸筒12が着脱可能に嵌
合され、該後軸筒12の後部に位置する把持部1
2Aは長手方向に平坦に構成されている。後軸筒
12内に固着された保持具13にはボールペン体
14が着脱可能に嵌合され、かつボールペン体1
4の筆記部14Aは後軸筒12の後端より適宜突
出している。尚、保持具は後軸筒に一体に構成し
ても何ら問題はないし、第2図に示した様に後軸
筒112内に内蔵された保持具113の前部11
3Aを芯タンク7の後部外側に嵌合するととも
に、保持具113の後部凹溝113BにOリング
15を設け、該Oリング15を後軸筒112の内
面に圧接して保持具113に設けられたボールペ
ン体14の揺動を防ぐように構成しても良い。さ
らに第1図における保持具13の後部外周には、
後軸筒12の内側に位置して嵌合部13Cが構成
され、該嵌合部13Cにノブ16を嵌合すること
によりボールペン体14の筆記部14Aが保護さ
れる。該ノブ16は口金2の嵌合部2Bにも嵌合
可能に構成されている。
このように構成された両頭複合筆記具におい
て、芯9を繰り出すためには、ノブ16を押圧し
て後軸筒12を前進させることにより、芯タンク
7およびチヤツク5が前進され芯9が繰り出され
る。又、ボールペン体14による筆記を行うに
は、一方の片手で後軸筒12を保持し、他方の片
手でノブ16を掴んで保持具13の嵌合部13C
より外し、該ノブ16を口金2の嵌合部2Bに嵌
合し、その後に後軸筒12の長手方向に平坦に構
成された把持部12Aを保持して筆記を行えば、
ボールペン体14が揺動することなく筆記出来
る。その上、消しゴム11を使用する場合には、
一方の片手で前軸筒1を保持し他方の片手で後軸
筒12を保持して後軸筒12を外せば良いが、こ
の場合にも後軸筒12を保持する時ノブ16が邪
魔にならないものである。
〔考案の効果〕
以上説明した本考案は、ボールペン体を使用す
る時、後軸筒の把持部を保持して筆記するため
に、ボールペン体の揺動がなく非常に筆記しやす
いものである。
その上、後軸筒の後部外周面に位置した把持部
が長手方向に平坦に構成されているので、ボール
ペン体を使用するために後軸筒を保持する時、段
差がなく非常に保持しやすい。
更に、ノブを後軸筒の内側に位置する保持具の
嵌合部に嵌合するので、ボールペン体を使用する
ためにノブを外す場合に、一方の片手で後軸筒を
保持し他方の片手でノブを外すが、後軸筒を保持
する時ノブが邪魔にならず、操作が容易に行える
ものである。又、消しゴムを使用する場合には、
一方の片手で前軸筒を保持し他方の片手で後軸筒
を保持して後軸筒を外すが、この場合にも後軸筒
を保持する時ノブが邪魔にならないものである。
従つて、何ら複雑な構成を設けることなしに、
ノブあるいは後軸筒を外す操作が極めて容易に行
えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の両頭複合筆記具を示す縦断
面図、第2図はこの考案の他の実施例を示す主要
部縦断面図、第3図は従来の両頭複合筆記具を示
す縦断面図である。 1……前軸筒、1A……前軸筒1の内鍔、2…
…口金、2A……口金2の係止段、2B……口金
2の嵌合部、3……芯ホルダー、4……芯ガイド
パイプ、5……チヤツク、6……締リング、7…
…芯タンク、7A……芯タンク7の外段、8……
チヤツクスプリング、9……芯、10……金輪、
10A……金輪10の内鍔、11……消しゴム、
12,112……後軸筒、12A……後軸筒12
の把持部、13,113……保持具、113A…
…保持具113の前部、113B……保持具11
3の後部凹溝、13C……保持具13の嵌合部、
14……ボールペン体、14A……ボールペン体
14の筆記部、15……Oリング、16……ノ
ブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前軸筒と、前軸筒内に軸方向に摺動可能に内蔵
    された芯タンクと、芯タンクの前部に固着された
    チヤツクと、チヤツクの頭部に外嵌された締リン
    グと、芯タンクの後部外側に直接あるいは保持具
    を介して嵌合された後軸筒と、後軸筒内に内蔵さ
    れた保持具と、該保持具に着脱可能に嵌合され、
    かつ筆記部が後軸筒の後端より突出したボールペ
    ン体と、該ボールペン体の筆記部を保護するノブ
    とからなり、後軸筒の後部外周面に位置した把持
    部を長手方向に平坦に構成し、かつノブを後軸筒
    の内側に位置する保持具の嵌合部に嵌合して構成
    したことを特徴とする両頭複合筆記具。
JP1986143907U 1986-09-19 1986-09-19 Expired - Lifetime JPH0529912Y2 (ja)

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JPS6349989U JPS6349989U (ja) 1988-04-05
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JPS5521834U (ja) * 1978-07-28 1980-02-12
JPS597888B2 (ja) * 1980-02-08 1984-02-21 日立造船株式会社 熱分解炉の温度調整用加湿装置

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