JP2537403Y2 - プロッタ用ペンシル - Google Patents
プロッタ用ペンシルInfo
- Publication number
- JP2537403Y2 JP2537403Y2 JP1990104745U JP10474590U JP2537403Y2 JP 2537403 Y2 JP2537403 Y2 JP 2537403Y2 JP 1990104745 U JP1990104745 U JP 1990104745U JP 10474590 U JP10474590 U JP 10474590U JP 2537403 Y2 JP2537403 Y2 JP 2537403Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- core
- pencil
- plotter
- writing tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、次の芯の追従を良好にしたプロッタ用ペン
シルに関する。
シルに関する。
近年、プロッタ用ペンシルとして、細径の芯が利用で
きる点と次の芯が追従できる点から、チャックを前進さ
せることにより順次芯を繰り出す所謂ノック式シャープ
ペンシルの機構を利用したものが使用されるようになっ
てきた。
きる点と次の芯が追従できる点から、チャックを前進さ
せることにより順次芯を繰り出す所謂ノック式シャープ
ペンシルの機構を利用したものが使用されるようになっ
てきた。
しかし、従来のものは短くなった残芯を筆記先端孔と
芯ホルダーのみにより支えられ、チャックにより前進さ
れる次の芯に押されて筆記先端より排出される機構とな
っていた。
芯ホルダーのみにより支えられ、チャックにより前進さ
れる次の芯に押されて筆記先端より排出される機構とな
っていた。
従って、芯ホルダーの孔曲がり、あるいは芯ホルダー
の取付け曲がりにより、残芯と次の芯が食い違い、チャ
ックを前進させるノック操作では残芯の排出が出来ない
現象が生じる恐れがあった。人間が操作するノック式シ
ャープペンシルにおいては、残芯が排出されない状態が
すぐに確認でき、消しゴム等に取付けられた突き針によ
り簡単に残芯を排出できるが、プロッタ用ペンシルにお
いては、作画中人間が常に監視していることは非能率で
あり、実質的には不可能である。従って次の芯が追従さ
れた作画可能状態を、残芯の落下をセンサーで検知した
り、定められた回数のノック操作を行うことにより当然
作画可能状態になっているものとして作動させていた。
しかし前記した残芯が排出できない現象が生じた場合、
残芯の落下を検知するものは、ノック操作をいくら繰り
返しても残芯の排出を確認出来ないので、予備芯なしの
命令がだされてしまい作画が中断してしまうものであっ
た。又、規定回数のノック操作を行うことにより次の芯
が追従したものとして作動するものは、作画ヘッドに戻
されて作画を再開するとすぐに芯なしが検知されてペン
ステーションに再び戻され、作画ヘッドとペンステーシ
ョンの間を繰り返し行き来することとなり、やはり作画
出来なくなるものであった。
の取付け曲がりにより、残芯と次の芯が食い違い、チャ
ックを前進させるノック操作では残芯の排出が出来ない
現象が生じる恐れがあった。人間が操作するノック式シ
ャープペンシルにおいては、残芯が排出されない状態が
すぐに確認でき、消しゴム等に取付けられた突き針によ
り簡単に残芯を排出できるが、プロッタ用ペンシルにお
いては、作画中人間が常に監視していることは非能率で
あり、実質的には不可能である。従って次の芯が追従さ
れた作画可能状態を、残芯の落下をセンサーで検知した
り、定められた回数のノック操作を行うことにより当然
作画可能状態になっているものとして作動させていた。
しかし前記した残芯が排出できない現象が生じた場合、
残芯の落下を検知するものは、ノック操作をいくら繰り
返しても残芯の排出を確認出来ないので、予備芯なしの
命令がだされてしまい作画が中断してしまうものであっ
た。又、規定回数のノック操作を行うことにより次の芯
が追従したものとして作動するものは、作画ヘッドに戻
されて作画を再開するとすぐに芯なしが検知されてペン
ステーションに再び戻され、作画ヘッドとペンステーシ
ョンの間を繰り返し行き来することとなり、やはり作画
出来なくなるものであった。
本考案のプロッタ用ペンシルは、チャックの前進によ
り順次次の芯が追従されるノック式芯繰出機構を有した
プロッタ用ペンシルにおいて、筆記先端部材に内蔵され
た芯ホルダーの後部に近接させて芯追従部材を固定し、
該芯追従部材の中心に形成した貫通孔の内径を芯の外径
よりわずか太径に構成したものである。
り順次次の芯が追従されるノック式芯繰出機構を有した
プロッタ用ペンシルにおいて、筆記先端部材に内蔵され
た芯ホルダーの後部に近接させて芯追従部材を固定し、
該芯追従部材の中心に形成した貫通孔の内径を芯の外径
よりわずか太径に構成したものである。
従って、作画により消耗して短くなった残芯は、芯追
従部材の貫通孔によりガイドされて後端が次の芯の先端
に確実に合わされ、次の芯に押されて残芯が筆記先端よ
り確実に排出できるようにしたものである。
従部材の貫通孔によりガイドされて後端が次の芯の先端
に確実に合わされ、次の芯に押されて残芯が筆記先端よ
り確実に排出できるようにしたものである。
第1図は本考案の第1の実施例を示したもので、締リ
ング1を頭部に外嵌したチャック2の後部にコネクター
3を固着する。締リング1は連結具4内に一定距離摺動
可能に遊嵌され、連結具4とコネクター3との間に張架
されたチャックスプリング5により通常長手方向後方に
付勢されたチャック2は、頭部が締リング1に押し付け
られて閉じられ芯6を保持する。以上がノック式芯保持
機構の構成である。更に連結具4の外鍔部4Aは内軸7の
内段7Aと内軸7に螺合された先金8の後端との間に挾持
され、内軸7内には筆記先端部材9が長手方向に摺動可
能に内蔵される。筆記先端部材9の後端と連結具4の外
鍔部4Aとの間にはスプリング10が張架され、該スプリン
グ10により通常筆記先端部材9は長手方向前方に極めて
弱い力で付勢されている。筆記先端部材9には芯6を適
度の力で保持する芯ホルダー11が内蔵され、更に芯ホル
ダー11の後部に近接させて芯追従部材12が筆記先端部材
9に固定される。芯追従部材12の中心には貫通孔12Aが
設けられ、該貫通孔12Aの内径は芯6の外径よりわずか
太径に構成されている。内軸7の外側には前部外軸13が
被せられ、前部外軸13の内段13Aと前部外軸13に螺合さ
れる後部外軸14の前端により内軸7および先金8の太径
部8Aが挾持される。前記コネクター3には予備の芯6を
収納した芯タンク15が固着され、芯タンク15の後部に栓
体16が嵌合されてプロッタ用ペンシルが構成される。
ング1を頭部に外嵌したチャック2の後部にコネクター
3を固着する。締リング1は連結具4内に一定距離摺動
可能に遊嵌され、連結具4とコネクター3との間に張架
されたチャックスプリング5により通常長手方向後方に
付勢されたチャック2は、頭部が締リング1に押し付け
られて閉じられ芯6を保持する。以上がノック式芯保持
機構の構成である。更に連結具4の外鍔部4Aは内軸7の
内段7Aと内軸7に螺合された先金8の後端との間に挾持
され、内軸7内には筆記先端部材9が長手方向に摺動可
能に内蔵される。筆記先端部材9の後端と連結具4の外
鍔部4Aとの間にはスプリング10が張架され、該スプリン
グ10により通常筆記先端部材9は長手方向前方に極めて
弱い力で付勢されている。筆記先端部材9には芯6を適
度の力で保持する芯ホルダー11が内蔵され、更に芯ホル
ダー11の後部に近接させて芯追従部材12が筆記先端部材
9に固定される。芯追従部材12の中心には貫通孔12Aが
設けられ、該貫通孔12Aの内径は芯6の外径よりわずか
太径に構成されている。内軸7の外側には前部外軸13が
被せられ、前部外軸13の内段13Aと前部外軸13に螺合さ
れる後部外軸14の前端により内軸7および先金8の太径
部8Aが挾持される。前記コネクター3には予備の芯6を
収納した芯タンク15が固着され、芯タンク15の後部に栓
体16が嵌合されてプロッタ用ペンシルが構成される。
このプロッタ用ペンシルは、前部外軸13がプロッタの
作画ヘッドにより保持されて従来のプロッタ用ペンシル
と同様に使用される。
作画ヘッドにより保持されて従来のプロッタ用ペンシル
と同様に使用される。
そしてプロッタにて作画を行い、使用中の芯が消耗し
て短くなった場合には、センサーにより検知し、プロッ
タ用ペンシルをペンステーションに戻して、第2図に示
したようにチャック2が次の芯6を保持して前進し、残
芯6を押し出す。この時短くなった残芯6の後端は、芯
追従部材12によりガイドされて確実に次の芯6の前端と
合わされるので、ノック操作にしたがって残芯6は筆記
先端部材9より排出される。同時に次の芯6も筆記先端
部材9より突出して作画可能状態となる。この残芯6の
落下をセンサーにより確認すると、プロッタ用ペンシル
が再度作画ヘッドにより保持されて作画を再開するもの
である。
て短くなった場合には、センサーにより検知し、プロッ
タ用ペンシルをペンステーションに戻して、第2図に示
したようにチャック2が次の芯6を保持して前進し、残
芯6を押し出す。この時短くなった残芯6の後端は、芯
追従部材12によりガイドされて確実に次の芯6の前端と
合わされるので、ノック操作にしたがって残芯6は筆記
先端部材9より排出される。同時に次の芯6も筆記先端
部材9より突出して作画可能状態となる。この残芯6の
落下をセンサーにより確認すると、プロッタ用ペンシル
が再度作画ヘッドにより保持されて作画を再開するもの
である。
尚、本考案におけるノック式芯繰出の構成は、上記構
成のものに限定されるものではなく、チャックを前進さ
せることにより芯を繰り出す構成であれば従来公知の種
々の構成が利用できるものである。
成のものに限定されるものではなく、チャックを前進さ
せることにより芯を繰り出す構成であれば従来公知の種
々の構成が利用できるものである。
又、筆記先端部材においても、内軸内を摺動するもの
に限定されるものではなく、例えば第3図に示したよう
に、筆記先端部材109を連結具104に螺合等の固定手段に
より取付けることも可能である。
に限定されるものではなく、例えば第3図に示したよう
に、筆記先端部材109を連結具104に螺合等の固定手段に
より取付けることも可能である。
以上説明したように、本考案は、芯の外径よりわずか
太径の貫通孔を有した芯追従部材を芯ホルダーの後部に
近接させて筆記先端部材に固定した点に特徴がある。
太径の貫通孔を有した芯追従部材を芯ホルダーの後部に
近接させて筆記先端部材に固定した点に特徴がある。
このことにより、短くなった残芯は芯追従部材により
ガイドされ、残芯の後端が次の芯の前端に確実に合わさ
れる。従って、数回のノック操作により、残芯は次の芯
に押されて確実に筆記先端部材より排出されるととも
に、追従された次の芯が筆記先端部材より突出するもの
である。
ガイドされ、残芯の後端が次の芯の前端に確実に合わさ
れる。従って、数回のノック操作により、残芯は次の芯
に押されて確実に筆記先端部材より排出されるととも
に、追従された次の芯が筆記先端部材より突出するもの
である。
第1図は本考案のプロッタ用ペンシルを示す断面図、第
2図は第1図に示したプロッタ用ペンシルにおける芯繰
出状態を示す断面図、第3図は本考案の他の実施例を示
す断面図である。 2…チャック 6…芯 9・109…筆記先端部材 11…芯ホルダー 12…芯追従部材 12A…芯追従部材12の貫通孔 15…芯タンク
2図は第1図に示したプロッタ用ペンシルにおける芯繰
出状態を示す断面図、第3図は本考案の他の実施例を示
す断面図である。 2…チャック 6…芯 9・109…筆記先端部材 11…芯ホルダー 12…芯追従部材 12A…芯追従部材12の貫通孔 15…芯タンク
Claims (1)
- 【請求項1】芯タンクに予備の芯を収納し、チャックを
前進させることにより、次の芯を追従させたり短くなっ
た残芯を排出させるプロッタ用ペンシルにおいて、芯ホ
ルダーを内蔵した筆記先端部材に、芯ホルダーの後部に
近接させて芯追従部材を固定し、該芯追従部材に芯の外
径よりわずか太径の貫通孔を形成したことを特徴とする
プロッタ用ペンシル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990104745U JP2537403Y2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | プロッタ用ペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990104745U JP2537403Y2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | プロッタ用ペンシル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0463297U JPH0463297U (ja) | 1992-05-29 |
JP2537403Y2 true JP2537403Y2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=31850149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990104745U Expired - Lifetime JP2537403Y2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | プロッタ用ペンシル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537403Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56115293U (ja) * | 1980-02-06 | 1981-09-04 |
-
1990
- 1990-10-04 JP JP1990104745U patent/JP2537403Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0463297U (ja) | 1992-05-29 |
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