JP2531070Y2 - シヤープペンシル - Google Patents
シヤープペンシルInfo
- Publication number
- JP2531070Y2 JP2531070Y2 JP1990016042U JP1604290U JP2531070Y2 JP 2531070 Y2 JP2531070 Y2 JP 2531070Y2 JP 1990016042 U JP1990016042 U JP 1990016042U JP 1604290 U JP1604290 U JP 1604290U JP 2531070 Y2 JP2531070 Y2 JP 2531070Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- slider
- guide tube
- rear end
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はサイドノック釦を用いて芯繰出チャックを前
進させることによって、芯の繰り出しを可能としたシャ
ープペンシルに関する。
進させることによって、芯の繰り出しを可能としたシャ
ープペンシルに関する。
（従来の技術） 従来、例えばサイドノック式のシャープペンシルとし
て実願昭58-36559号公報に示されたものが公知である
が、これらは芯繰り出チャックに接続した芯誘導管の後
端にさらに芯ケースが一体的に接続されていた。
て実願昭58-36559号公報に示されたものが公知である
が、これらは芯繰り出チャックに接続した芯誘導管の後
端にさらに芯ケースが一体的に接続されていた。
このような構造のものは芯ケースが芯繰出チャックと
一体に動くのでその内部に収納された予備の芯も揺動し
て芯どうしが互いに衝突して折れる虞があり、また芯ケ
ースから芯誘導管が抜けて故障する虞があり、また部品
点数が多くて組立工程も増えコスト高となる欠点があっ
た。
一体に動くのでその内部に収納された予備の芯も揺動し
て芯どうしが互いに衝突して折れる虞があり、また芯ケ
ースから芯誘導管が抜けて故障する虞があり、また部品
点数が多くて組立工程も増えコスト高となる欠点があっ
た。
（考案が解決しようとする課題） 本考案は、軸内に収納した予備の芯が芯繰り出し時に
揺動せず折れる心配がなく、また、芯ケースから芯誘導
管が抜けて故障するなどの構造上の問題がなく、また、
部品点数及び組立工程を減らしてコスト削減が可能で、
さらに、ノック操作により簡便に芯を繰り出させて使い
勝手の良いシャープペンシルの提供を目的とする。
揺動せず折れる心配がなく、また、芯ケースから芯誘導
管が抜けて故障するなどの構造上の問題がなく、また、
部品点数及び組立工程を減らしてコスト削減が可能で、
さらに、ノック操作により簡便に芯を繰り出させて使い
勝手の良いシャープペンシルの提供を目的とする。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本考案のシャープペンシ
ルは、芯繰出チャック１の後方に芯誘導管２を接続する
とともに後端に傾斜面15を有するスライダー14をこれら
に一体化して、そのスライダー14の傾斜面15をサイドノ
ック釦３によって押すことによりスライダー14、芯誘導
管２及び芯を把持した状態の芯繰出チャック１を一体的
に前進させて芯を繰り出すようになし、また、軸筒４の
略後半部の内孔部をそのまま芯収納部５となすと共に該
芯収納部５の前端に細径筒部６を設けて該細径筒部６に
前記芯誘導管２の後端部を軸方向に移動自在に遊嵌した
ことを特徴とする構成を具えるものである。
ルは、芯繰出チャック１の後方に芯誘導管２を接続する
とともに後端に傾斜面15を有するスライダー14をこれら
に一体化して、そのスライダー14の傾斜面15をサイドノ
ック釦３によって押すことによりスライダー14、芯誘導
管２及び芯を把持した状態の芯繰出チャック１を一体的
に前進させて芯を繰り出すようになし、また、軸筒４の
略後半部の内孔部をそのまま芯収納部５となすと共に該
芯収納部５の前端に細径筒部６を設けて該細径筒部６に
前記芯誘導管２の後端部を軸方向に移動自在に遊嵌した
ことを特徴とする構成を具えるものである。
（実施例） 以下、図面を参照して実施例について説明する。まず
軸筒４は筆記をするために手で握った場合に人差指の指
頭が位置する箇所の近辺に細長の窓孔７を開設し、また
略後半部の内孔部をそのまま芯収納部５となしている。
この芯収納部５の前端は漏斗状になっていて、その前方
に前端を開口した細径筒部６を設けている。また芯収納
部５の後端開口部には消ゴム８が取り外し可能に嵌着さ
れている。軸筒４の窓孔７にはサイドノック釦３がその
後端部を窓孔７の後縁に掛止してその前端部が軸筒４の
内外方向に揺動できるように取付けられている。軸筒４
の前端には口金９が螺着され、口金９の前端に芯ガイド
パイプ10が突設され、口金９の内部の芯ガイドパイプ10
の後方位置に芯戻り止めチャック11が固定されている。
また口金９の内部にはチャックカバー12が固定され、そ
の内部に芯繰出チャック１が挿通されている。チャック
カバー12の前方に突出した芯繰出チャック１の前端芯把
持部の外周部には締め具13が被嵌され、芯繰出チャック
１の後端にはチャックカバー12の後方へ突出するスライ
ダー14が接続されている。スライダー14の後端には傾斜
面15が形成され、スライダー14の後方には芯誘導管２が
接続され、またスライダー14の前端面とチャックカバー
12の内面段部の間にコイルばね16が介装されている。芯
誘導管２の後端部は前記の細径筒部６の内部に軸方向に
移動自在に遊嵌されている。尚、芯誘導管２の後端部を
細径筒部６の外部に遊嵌する構造も可能である。スライ
ダー14はその後端傾斜面15が軸筒４の窓孔７の略前端部
と対応して位置するように配置されていて、サイドノッ
ク釦３の前端部を軸筒４の内方向へ押圧すると、サイド
ノック釦３の内面側の両側端に設けた脚片17の前縁部が
スライダー14の傾斜面15を押すので、スライダー14、芯
誘導管２及び芯繰出チャック１が第２図に示すように一
体的に前進して、芯繰出チャック１の作用により芯が繰
り出される。このとき芯誘導管２の後端部が細径筒部６
の前方へ抜け出さないように寸法が設定されている。サ
イドノック釦３に対する押圧を解除するとコイルばね16
の作用により芯繰出チャック１、スライダー14及び芯誘
導管２が一体的に後退し、サイドノック釦３はスライダ
ー14の傾斜面15により押し上げられて再び第１図に示す
状態に戻る。このとき芯誘導管２の後端が細径筒部６の
奥の段部に衝突しないように寸法が設定されている。
軸筒４は筆記をするために手で握った場合に人差指の指
頭が位置する箇所の近辺に細長の窓孔７を開設し、また
略後半部の内孔部をそのまま芯収納部５となしている。
この芯収納部５の前端は漏斗状になっていて、その前方
に前端を開口した細径筒部６を設けている。また芯収納
部５の後端開口部には消ゴム８が取り外し可能に嵌着さ
れている。軸筒４の窓孔７にはサイドノック釦３がその
後端部を窓孔７の後縁に掛止してその前端部が軸筒４の
内外方向に揺動できるように取付けられている。軸筒４
の前端には口金９が螺着され、口金９の前端に芯ガイド
パイプ10が突設され、口金９の内部の芯ガイドパイプ10
の後方位置に芯戻り止めチャック11が固定されている。
また口金９の内部にはチャックカバー12が固定され、そ
の内部に芯繰出チャック１が挿通されている。チャック
カバー12の前方に突出した芯繰出チャック１の前端芯把
持部の外周部には締め具13が被嵌され、芯繰出チャック
１の後端にはチャックカバー12の後方へ突出するスライ
ダー14が接続されている。スライダー14の後端には傾斜
面15が形成され、スライダー14の後方には芯誘導管２が
接続され、またスライダー14の前端面とチャックカバー
12の内面段部の間にコイルばね16が介装されている。芯
誘導管２の後端部は前記の細径筒部６の内部に軸方向に
移動自在に遊嵌されている。尚、芯誘導管２の後端部を
細径筒部６の外部に遊嵌する構造も可能である。スライ
ダー14はその後端傾斜面15が軸筒４の窓孔７の略前端部
と対応して位置するように配置されていて、サイドノッ
ク釦３の前端部を軸筒４の内方向へ押圧すると、サイド
ノック釦３の内面側の両側端に設けた脚片17の前縁部が
スライダー14の傾斜面15を押すので、スライダー14、芯
誘導管２及び芯繰出チャック１が第２図に示すように一
体的に前進して、芯繰出チャック１の作用により芯が繰
り出される。このとき芯誘導管２の後端部が細径筒部６
の前方へ抜け出さないように寸法が設定されている。サ
イドノック釦３に対する押圧を解除するとコイルばね16
の作用により芯繰出チャック１、スライダー14及び芯誘
導管２が一体的に後退し、サイドノック釦３はスライダ
ー14の傾斜面15により押し上げられて再び第１図に示す
状態に戻る。このとき芯誘導管２の後端が細径筒部６の
奥の段部に衝突しないように寸法が設定されている。
（作用効果） 本考案の構成は以上の通りであり、まず芯収納部５の
前端に設けた細径筒部６と芯誘導管２の後端部が遊嵌状
態にあるので、芯繰り出し時に芯繰出チャック１及び芯
誘導管２が移動しても芯収納部５の内部に収納された予
備の芯は全く影響を受けず揺動しないので芯どうしが衝
突して折れる虞がないと共に、前記従来例のように芯誘
導管と芯ケースを固定したもののように芯誘導管が芯ケ
ースから外れて故障するという構造上の弊害もなく、ま
た軸筒４の略後半部の内孔部をそのまま芯収納部５とな
したので、従来のような芯ケースが不要となって部品点
数及び組立工程が減少してコスト削減を達成でき、且つ
サイドノック釦３を押すことにより芯繰出チャック１を
前進させて簡便に芯を繰り出すことができるものであ
る。尚、従来例のように軸筒内に収納した芯ケースの内
径よりも本考案のように軸筒４の内孔部をそのまま利用
した芯収納部５の内径の方がより大きくできるので芯の
保有数を増大できる利点もある。
前端に設けた細径筒部６と芯誘導管２の後端部が遊嵌状
態にあるので、芯繰り出し時に芯繰出チャック１及び芯
誘導管２が移動しても芯収納部５の内部に収納された予
備の芯は全く影響を受けず揺動しないので芯どうしが衝
突して折れる虞がないと共に、前記従来例のように芯誘
導管と芯ケースを固定したもののように芯誘導管が芯ケ
ースから外れて故障するという構造上の弊害もなく、ま
た軸筒４の略後半部の内孔部をそのまま芯収納部５とな
したので、従来のような芯ケースが不要となって部品点
数及び組立工程が減少してコスト削減を達成でき、且つ
サイドノック釦３を押すことにより芯繰出チャック１を
前進させて簡便に芯を繰り出すことができるものであ
る。尚、従来例のように軸筒内に収納した芯ケースの内
径よりも本考案のように軸筒４の内孔部をそのまま利用
した芯収納部５の内径の方がより大きくできるので芯の
保有数を増大できる利点もある。
第１図は芯を繰り出していない状態の全体の縦断面図、
第２図は芯を繰り出している状態の要部縦断面図であ
る。 １……芯繰出チャック、２……芯誘導管、３……サイド
ノック釦、４……軸筒、５……芯収納部、６……細径筒
部、７……窓孔、14……スライダー、15……傾斜面、16
……コイルばね。
第２図は芯を繰り出している状態の要部縦断面図であ
る。 １……芯繰出チャック、２……芯誘導管、３……サイド
ノック釦、４……軸筒、５……芯収納部、６……細径筒
部、７……窓孔、14……スライダー、15……傾斜面、16
……コイルばね。
Claims (1)
- 【請求項１】芯繰出チャック１の後方に芯誘導管２を接
続するとともに後端に傾斜面15を有するスライダー14を
これらに一体化して、そのスライダー14の傾斜面15をサ
イドノック釦３によって押すことによりスライダー14、
芯誘導管２及び芯を把持した状態の芯繰出チャック１を
一体的に前進させて芯を繰り出すようになし、また、軸
筒４の略後半部の内孔部をそのまま芯収納部５となすと
共に該芯収納部５の前端に細径筒部６を設けて該細径筒
部６に前記芯誘導管２の後端部を軸方向に移動自在に遊
嵌したことを特徴とするシャープペンシル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990016042U JP2531070Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | シヤープペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990016042U JP2531070Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | シヤープペンシル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03108480U JPH03108480U (ja) | 1991-11-07 |
| JP2531070Y2 true JP2531070Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=31519329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990016042U Expired - Fee Related JP2531070Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | シヤープペンシル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2531070Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE202006010690U1 (de) * | 2006-01-07 | 2007-03-08 | Rosenboom, Volker Wilhelm | Kabellose Ladestation für Mobiltelefone |
| JP6548138B2 (ja) * | 2013-12-27 | 2019-07-24 | ぺんてる株式会社 | シャープペンシル |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5848156U (ja) * | 1981-09-26 | 1983-03-31 | 株式会社京三製作所 | 情報伝送装置 |
| JPS629040A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-17 | Toyota Motor Corp | 防振ゴム装置 |
-
1990
- 1990-02-20 JP JP1990016042U patent/JP2531070Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5848156U (ja) * | 1981-09-26 | 1983-03-31 | 株式会社京三製作所 | 情報伝送装置 |
| JPS629040A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-17 | Toyota Motor Corp | 防振ゴム装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03108480U (ja) | 1991-11-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |