JP2571573Y2 - サンルーフの開閉装置 - Google Patents

サンルーフの開閉装置

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JP2571573Y2 JP1991086118U JP8611891U JP2571573Y2 JP 2571573 Y2 JP2571573 Y2 JP 2571573Y2 JP 1991086118 U JP1991086118 U JP 1991086118U JP 8611891 U JP8611891 U JP 8611891U JP 2571573 Y2 JP2571573 Y2 JP 2571573Y2
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均 青野
和夫 中谷
昭信 中岡
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車等の乗物におけ
るサンルーフの開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の屋根に採用されるサンルーフ
には、屋根の開口部を塞ぐ全閉位置からパネルがチルト
アップ位置まで上昇し、そのチルトアップ状態のままで
後方に摺動するチルト・スライド型のものがある。この
種のサンルーフにおける開閉装置は、実開昭62−12
2724号公報に開示されているように、パネルを支持
するリフターをガイドレールに支持案内される前端側の
枢軸により上下動自在に枢支すると共に、ガイドレール
に沿って前後に摺動するスライダーとリフターとの間に
パネル昇降用のカム機構を設け、またリフターに対して
連結されたタイミング部材とスライダーとの間に、タイ
ミング部材をガイドレールの切欠部に係脱させるタイミ
ング部材係脱用のカム機構を設けている。
【0003】そして、パネルが前端位置にある状態にお
いて、スライダーを前方に摺動させた時に、タイミング
部材をガイドレールの切欠部に前後移動不能に係合させ
ると共にパネルを全閉位置まで下降させ、かつスライダ
ーを後方に摺動させた時に、パネルをチルトアップ位置
まで上昇させた後にタイミング部材をガイドレールの切
欠部から係合を解除するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この種の開閉装置で
は、タイミング部材はリフターが昇降するためその中途
部に連結することは困難であり、そのためリフターの前
端側の枢軸に連結するようになっている。 ところで、サ
ンルーフは自動車等の屋根の略平坦な部分に配置される
場合と、前下向きに湾曲した前部部分に配置される場合
とがあり、略平坦位置の場合は、前記のように、リフタ
ーの前端側の枢軸にタイミング部材を連結するだけでよ
が、前部が下向きに湾曲している位置の場合は、タイ
ミング部材だけでは屋根の湾曲に沿わせることが困難に
なる。
【0005】また、パネルをチルトアップ位置まで上昇
させる際に、パネルの前端部で屋根側のウエザーストリ
ップを押圧して相対的にパネルが後方に移動する場合、
或いはウエザーストリップを押圧しないようにパネルを
後方に積極的に若干移動させるようにした場合、リフタ
ー、枢軸及びリンクを介してタイミング部材に対して後
方への外力が作用する。従って、タイミング部材がガイ
ドレールの切欠部の後端縁に強力に係合し、その後、ス
ライダーを後方に摺動させてパネルをチルトアップ位置
まで上昇した後にも、タイミング部材がガイドレールの
切欠部に係合したままでロックされ、タイミング部材が
ガイドレールの切欠部から外れ難くなることがある。
【0006】本考案は、かかる従来の課題に鑑み、屋根
の前部が下向きに湾曲していても、リンクを介在させる
ことにより、パネル前端側の枢軸にタイミング部材を連
結させておくことができ、また、パネルをチルトアップ
位置に上昇させる際に、パネルが後方に移動してもタイ
ミング部材に後方への外力が作用せず、パネルのチルト
アップ後にタイミング部材の係合をスムーズに解除で
き、またリンク等のガタ付きも防止できるようにするこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案における課題解決
のための第1の具体的手段は、前部が前下向きに湾曲し
た屋根1 に開口部2 を形成し、この屋根1 の開口部2 を
開閉するパネル4 をガイドレール9 に支持案内される前
端側の枢軸13により上下動自在に枢支し、このパネル4
の前端位置においてスライダー18をガイドレール9 に沿
って前方に摺動させた時に、パネル4 に対して連結され
たタイミング部材20をガイドレール9 に前後移動不能に
係合させると共にパネル4 を全閉位置B まで下降させ、
かつスライダー18を後方に摺動させた時に、パネル4 を
チルトアップ位置A まで上昇させた後にタイミング部材
20の係合を解除するようにしたサンルーフの開閉装置に
おいて、前記タイミング部材20をパネル4 の枢軸13から
後方に引き離し、タイミング部材20の前端にリンク6 の
後部を枢支連結し、このリンク6 の前部を枢軸13と連結
したことである。
【0008】本考案における課題解決のための第2の具
体的手段は、屋根1 の開口部2 を開閉するパネル4 をガ
イドレール9 に支持案内される前端側の枢軸13により上
下動自在に枢支し、このパネル4 の前端位置においてス
ライダー18をガイドレール9に沿って前方に摺動させた
時に、パネル4 に対して連結されたタイミング部材20を
ガイドレール9 に前後移動不能に係合させると共にパネ
ル4 を全閉位置B まで下降させ、かつスライダー18を後
方に摺動させた時に、パネル4 をチルトアップ位置A ま
で上昇させた後にタイミング部材20の係合を解除するよ
うにしたサンルーフの開閉装置において、タイミング部
材20をパネル4 の枢軸3 から後方に引き離し、タイミン
グ部材20と枢軸13とをリンク16で連結すると共に枢軸13
とリンク16との間に遊びを設け、リンク16の前端部と屋
根1 側との内、何れか一方に係合部36を設け、パネル4
が前端位置にある時に係合部36が弾性に抗して係脱自在
に係合する被係合部37を他方に設けたことである。
【0009】
【作用】タイミング部材20はリンク16を介して枢軸13に
連結され、パネル4 が前端位置にある時、屋根1 の前部
が下向きに湾曲していても、タイミング部材20とリンク
16とが屈曲することにより沿わされ、また、リンク16の
前端の係合部36と屋根1側の被係合部37とが係合してい
るため、リンク16等のガタ付きが少なくなる。
【0010】この状態からスライダー18を後方に摺動さ
せてパネル4 をチルトアップ位置Aへと上昇させる時、
パネル4 が後方に移動しても、リンク16は係合部36、被
係合部37の係合によって規制されているので、枢軸13が
遊びの範囲内で後方に移動するだけであって、タイミン
グ部材20が後方に押されることはない。従って、その
後、タイミング部材20のガイドレール9 に対する係合を
スムーズに解除できる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。なお、実施例は屋根の前後に2個のサンルーフを
備えたワンボックス車において、その前側のサンルーフ
に採用した場合を例示する。図5及び図6において、1
はワンボックス車の屋根で、この屋根1には前後に並べ
て2個の開口部2,3 が形成され、その各開口部2,3 はパ
ネル4,5 により開閉自在である。前記屋根1 は前部が急
激に下向きに湾曲しており、2個の開口部2,3 を形成し
ているが故に、前側の開口部2 は湾曲した屋根前部にか
かっている。
【0012】屋根1 にはその開口部2 を取囲む矩形枠状
の取付フレーム6 が下面側に取付けられている。そし
て、屋根1 及び取付フレーム6 の開口部2 側の周縁に
は、屋根1 の上面に突出するウエザーストリップ7 が嵌
着されている。取付フレーム6 には、左右両側にレール
取付部8 が前後方向に設けられ、このレール取付部8 に
ガイドレール9 が取付けられている。
【0013】パネル4 の左右両側部には、図1、図2に
示すように前後一対のブラケット10及びスペーサ11等を
介して前後方向のリフター12が下側に装着されている。
各リフター12の前端には枢軸13が左右方向に突設され、
この枢軸13はリフター12の左右両側でガイドレール9 に
前後摺動自在に支持案内される前部シュー14, 15に挿通
され、また外端側はリンク16の長孔17に遊びをもって挿
通されている。
【0014】各ガイドレール9 は湾曲した屋根1 の前部
に沿って前下向きに湾曲しており、その内部には、リフ
ター12の内側にスライダー18及び駆動用ケーブル19が配
置され、またリフター12の外側にリンク16及びタイミン
グ部材20が配置されている。各スライダー18はその両側
のシュー21, 22、ローラ23, 24等を介してガイドレール
9 内に前後方向に摺動自在に設けられ、駆動ケーブル19
の押し引き操作により前後方向に駆動される。そして、
スライダー18とリフター12との間には、パネル昇降用の
第1カム機構25が設けられている。
【0015】第1カム機構25は、図1にも示すように、
リフター12に形成されたカム溝26と、カム溝26に嵌合す
るカムローラ27と、カムローラ27をスライダー18に取付
けるピン28とを備え、パネル4 を前端位置に位置させた
状態において、スライダー18を前方に摺動させた時に、
パネル4 をチルトアップ位置A から全閉位置B まで枢軸
13廻りに下降させ、かつ後方に摺動させた時に逆にパネ
ル4 を全閉位置B からチルトアップ位置A まで上昇させ
るようになっている。
【0016】各リンク16の後端には、図1及び図2に示
すように、ピン29によりタイミング部材20が連結されて
おり、このリンク16はガイドレール9 の前部が前下向き
に湾曲していても、タイミング部材20をリフター12に連
結する役目をし、また、タイミング部材20及びスライダ
ー18を枢軸13から後方に引き離して、それらをガイドレ
ール9 の略直線状部分に配置できるようにしている。
イミング部材20はガイドレール9 内で前後方向に摺動自
在であって、上側に係合突部30を有する。この係合突部
30はパネル4 を前端位置に位置させた時に、ガイドレー
ル9 の上壁31側に形成された切欠部32に下方から係脱自
在である。
【0017】スライダー18とタイミング部材20との間に
は、図1及び図2に示すようにタイミング部材20の係脱
用の第2カム機構33が形成されている。この第2カム機
構33は、後端が上方に弯曲すべくタイミング部材20に形
成されたカム構34と、カム溝34に嵌合されかつスライダ
ー18に固設されたカムピン35とを備え、パネル4 を前端
に位置させた状態において、スライダー18を前方に摺動
させた時にタイミング部材20の係合突部30をガイドレー
ル9 の切欠部32に前後移動不能に係合させ、かつ後方に
摺動させた時に、パネル4 のチルトアップ後にタイミン
グ部材20の係合突部30をガイドレール9 の切欠部32から
外して係合を解除するようになっている。
【0018】各リンク16の前端には、図1に示すように
係合部36が前方に突出するように設けられ、一方、屋根
1 側、即ちガイドレール9 の前端には、パネル4 を前端
に位置させた時に、係合部36が弾性に抗して係脱自在に
係合する被係合部37が取付台38を介して設けられてい
る。被係合部38は、図3に示すように板バネ材から成る
上下一対の弾性片39, 40をΩ状に弯曲形成したものであ
って、一対の取付片41, 42を有し、その取付片41,42間
に取付台38を嵌合させた状態でピン43により固定されて
いる。取付台38はガイドレール9 の上・下壁31, 44間に
介在され、かつこれらに挿通されたピン45によりガイド
レール9 に固定されている。
【0019】各リフター12の前端には、図4に示すよう
に、下面から前端上側に移るに従って枢軸13から離れる
ように、円弧状の押圧面46が形成され、一方、パネル4
が枢軸13廻りに上昇する時に、押圧面46と当接してリフ
ター12を後方側に押すための弾性体47が取付ブラケット
48を介してレール取付部8 の前端の折曲げ部49に固定さ
れている。弾性体47はゴム等から成り、突起部50を取付
ブラケット48に挿入して取付けられる。また取付ブラケ
ット48はレール取付部8 の折曲げ部49に面接触した状態
でボルト51により固定されている。
【0020】次に動作について説明する。図5の実線は
パネル4 が前端で開口部2 を塞ぐ全閉位置B にある時の
状態を示す。この時、第1カム機構25のカムローラ27は
カム溝26の前端部にあり、また、第2カム機構33のカム
ピン35がカム溝34の前端部にあり、タイミング部材20の
係合突部30がガイドレール9 の切欠部32に係合し、タイ
ミング部材20を前後移動不能に規制している。また、こ
のとき、ガイドレール9 の前部が前下向きに湾曲してい
ても、リンク16がタイミング部材20に対して屈曲するこ
とにより枢軸13との係合を確保し、タイミング部材20及
びスライダー18をガイドレール9 の略直線状部分に位置
させることを可能にしている。
【0021】一方、リフター12の前端の押圧面46が弾性
体47に当接すると共に、リンク16の前端の係合部36が被
係合部37に係合した状態にある。従って、リンク16等の
ガタ付きを防止でき、振動に伴なう騒音の発生を低減で
きる。この状態から駆動ケーブル19によりガイドレール
9 に沿ってスライダー18を後方(a矢示方向)に摺動さ
せると、第1カム機構25のカムローラ27がカム溝26内を
後方に移動し、リフター12を枢軸13廻りに上方(b矢示
方向)に押上げるので、パネル4 が全閉位置B からチル
トアップ位置A へと上昇し始める。
【0022】この時、リフター12が枢軸13廻りに回動す
ると、その前端の押圧面46が図4の如く弾性体47に強く
押付けられて行くので、弾性体47によりリフター12が後
方に押される。このためパネル4 は若干後方に移動しな
がら枢軸13廻りに上昇することになり、単に枢軸13廻り
に上昇する場合に比べて、パネル4 の前端でウエザース
トリップ7 を押付けることがなく、ウエザーストリップ
7 の損傷を防止できる。
【0023】またリフター12は若干後方に移動するが、
リンク16の係合部36が被係合部37の一対の弾性片39, 40
間に係合し保持されており、リンク16は前後に動かない
ので、図1に示すようにリフター12の枢軸13がリンク16
の長孔17内で後方に移動するだけである。従って、パネ
ル4 を若干後方に移動させる際に、枢軸13、リンク16を
介してタイミング部材20が後方に動いて、係合突部30が
切欠部32の後縁に強く押付けられることはなく、係合突
部30は係脱に必要な余裕をもって切欠部32に係合してい
るだけである。
【0024】続いてスライダー18を後方に摺動させて行
くと、第1カム機構25のカムローラ27がカム溝26内を後
方に移動し、パネル4 がチルトアップ位置A まで上昇す
る。そして、パネル4 がチルトアップ位置A まで達する
と、第2カム機構33のカムピン35がカム溝34の後端部に
達し、タイミング部材20を下方に押してその係合突部30
をガイドレール9 の切欠部32から下方に外し、タイミン
グ部材20の係合を解除する。この場合、前の状態におい
ても、タイミング部材20の係合突部30はガイドレール9
の切欠部32の後縁側に押付けられていなかったので、第
2カム機構33の作用によってスムーズにタイミング部材
20の係合を解除できる。
【0025】タイミング部材20がガイドレール9 から外
れた後、スライダー18を後方に移動させれば、パネル4
はチルトアップ状態のままで後方に移動し、開口部2 を
開放する。しかし、係合部36は被係合部37の弾性片39,
40に抗して簡単に外れるので、支障はない。なお、実施
例はワンボックス車についてのものを例示し、ガイドレ
ール9 の前部側の曲率が大になっているため、リンク16
の長さを大にしているが、ガイドレール9 の曲率が小さ
い場合には、リンク16の長さは小でも良い。
【0026】また実施例では、係合部36をリンク16に、
被係合部37をガイドレール9 の前端側に設けているが、
これらは逆であっても良い。弾性体47は板バネ等を用い
ても良い。更に実施例では、チルトアップ時にパネル4
を積極的に後方に移動させるものについて例示したが、
ウエザーストリップ7 によって押されるものであっても
同様に実施できる。
【0027】
【考案の効果】本考案によれば、タイミング部材20をパ
ネル4 の枢軸3 から後方に引き離し、タイミング部材20
前端にリンク6 の後部を枢支連結し、このリンク6 の
前部を枢軸13と連結したので、屋根1 及びガイドレール
9 の前部が前下向きに湾曲していても、その湾曲に略倣
うようにタイミング部材20とリンク6 とが屈曲すること
ができ、タイミング部材20及びスライダー18は前下向き
湾曲のないガイドレール9 の後側の略直線状部分に位置
して、それらの摺動を円滑に行うことができ、これによ
って、前下向き湾曲した前部までパネル4 の枢軸13を移
動することができるようになる。また、枢軸13とリンク
16との間に遊びを設けると共に、リンク16の前端部と屋
根1 側との内、何れか一方に係合部36を設け、パネル4
が前端位置にある時に係合部36が弾性に抗して係脱自在
に係合する被係合部37を他方に設けているので、パネル
4 をチルトアップ位置A に上昇させる際に後方に移動し
ても、タイミング部材20に後方への外力が作用すること
はなく、従って、パネル4 のチルトアップ後、タイミン
グ部材20の係合をスムーズに解除でき、またリンク16等
のガタ付きを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部の断面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図3】本考案の一実施例を示す被係合部側の分解斜視
図である。
【図4】本考案の一実施例を示すリフター前部の断面図
である。
【図5】本考案の一実施例を示す全体の概略図である。
【図6】本考案の一実施例を示す取付フレームの斜視図
である。
【符号の説明】
1 屋根 2 開口部 4 パネル 9 ガイドレール 12 リフター 13 枢軸 16 リンク 17 長孔 18 スライダー 20 タイミング部材 25 第1カム機構 33 第2カム機構 36 係合部 37 被係合部 A チルトアップ位置 B 全閉位置

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部が前下向きに湾曲した屋根(1) に開
    口部(2) を形成し、この屋根(1) の開口部(2) を開閉す
    るパネル(4) をガイドレール(9) に支持案内される前端
    側の枢軸(13)により上下動自在に枢支し、このパネル
    (4) の前端位置においてスライダー(18)をガイドレール
    (9) に沿って前方に摺動させた時に、パネル(4) に対し
    て連結されたタイミング部材(20)をガイドレール(9) に
    前後移動不能に係合させると共にパネル(4) を全閉位置
    (B) まで下降させ、かつスライダー(18)を後方に摺動さ
    せた時に、パネル(4) をチルトアップ位置(A) まで上昇
    させた後にタイミング部材(20)の係合を解除するように
    したサンルーフの開閉装置において、前記タイミング部
    材(20)をパネル(4) の枢軸(13)から後方に引き離し、タ
    イミング部材(20)の前端にリンク(16)の後部を枢支連結
    し、このリンク(16)の前部を枢軸(13)と連結したことを
    特徴とするサンルーフの開閉装置。
  2. 【請求項2】 屋根(1) の開口部(2) を開閉するパネル
    (4) をガイドレール(9) に支持案内される前端側の枢軸
    (13)により上下動自在に枢支し、このパネル(4) の前端
    位置においてスライダー(18)をガイドレール(9) に沿っ
    て前方に摺動させた時に、パネル(4) に対して連結され
    たタイミング部材(20)をガイドレール(9) に前後移動不
    能に係合させると共にパネル(4) を全閉位置(B) まで下
    降させ、かつスライダー(18)を後方に摺動させた時に、
    パネル(4) をチルトアップ位置(A) まで上昇させた後に
    タイミング部材(20)の係合を解除するようにしたサンル
    ーフの開閉装置において、前記タイミング部材(20)をパ
    ネル(4) の枢軸(13)から後方に引き離し、タイミング部
    材(20)と枢軸(13)とをリンク(16)で連結すると共に枢軸
    (13)とリンク(16)との間に遊びを設け、リンク(16)の前
    端部と屋根(1) 側との内、何れか一方に係合部(36)を設
    け、パネル(4) が前端位置にある時に係合部(36)が弾性
    に抗して係脱自在に係合する被係合部(37)を他方に設け
    たことを特徴とするサンルーフの開閉装置。
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