JP3448841B2 - 車両用サンルーフ装置 - Google Patents

車両用サンルーフ装置

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JP3448841B2
JP3448841B2 JP16378398A JP16378398A JP3448841B2 JP 3448841 B2 JP3448841 B2 JP 3448841B2 JP 16378398 A JP16378398 A JP 16378398A JP 16378398 A JP16378398 A JP 16378398A JP 3448841 B2 JP3448841 B2 JP 3448841B2
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好文 堀内
義博 山下
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Ohi Seisakusho Co Ltd
Subaru Corp
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Ohi Seisakusho Co Ltd
Fuji Jukogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のルーフに形
成した開口を開閉するスライドリッドを、上記開口の両
側縁部に設けたガイドレールに沿って移動するスライダ
に支持させた車両用サンルーフ装置に関し、特に、スラ
イダのガタ付きを防止するようにした車両用サンルーフ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用サンルーフ装置は、車両の
ルーフに形成した開口の両側縁部に設けたガイドレール
に、スライド体を摺動自在に装着し、このスライド体に
ゴムローラを回転自在に支持し、このゴムローラが可動
パネル(スライドリッド)に固定した可動ブロックの底面
を押圧していくことにより、可動パネルを開、閉状態に
移動させるとともに、弾性体の付勢力により各部の間隙
を吸収してガタ付きを防止するようにしていた(例え
ば、特開平6-297952号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
サンルーフ装置は、スライド体がガイドレールを前後方
向にスライドするとき、それに追従して弾性体が可動ブ
ロックの底面を押圧して移動する構造であるため、弾性
体に磨耗が生じ耐久性が悪いという問題がある。
【0004】本発明は、従来の技術が有する上述のよう
な問題点に鑑み、簡単な構造で、しかも耐久性に優れ、
スライダのガタ付きを確実に防止しうるようにした車両
用サンルーフ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 車両のルーフに形成した開口の両側縁部に設けた
ガイドレールと、該ガイドレールにスライド可能に嵌合
されたスライダと、該スライダに連結され、前記開口を
閉塞する全閉位置から下降し、かつ後方にスライドして
ルーフ下側に収納されるスライドリッドとを備える車両
用サンルーフ装置において、前記ガイドレールは、前後
方向を向く制御溝と、該制御溝に沿ってその上方に設け
られた上片と、前記制御溝と上片とを連絡する後上向き
傾斜する切換路とを有し、前記スライダは、ガイドレー
ルにスライド可能に嵌合する摺動体と、一端部がスライ
ドリッドに枢着されるとともに、他端部が摺動体に枢着
され、かつスライドリッドを全閉位置に支持する起立位
置と、スライドリッドを下降させた倒伏位置とに移動可
能なリンクと、該リンクに設けられ、前記ガイドレール
の制御溝に係合してリンクを起立位置に保持しうるとと
もに、前記切換路を通って上片上に移動することによ
り、前記リンクを倒伏位置に保持可能な摺動子とを有
し、さらに、前記リンクが起立位置にあるとき、前記摺
動子を制御溝の上面に向けて付勢する弾性体を、摺動体
とリンクとの間に設ける。
【0006】(2) 上記1項において、摺動子を、リン
クの側面に突設された軸の先端に設けるとともに、弾性
体を、摺動体の軸周りに設ける。
【0007】(3) 車両のルーフに形成した開口の両側
縁部に設けたガイドレールと、該ガイドレールにスライ
ド可能に嵌合されたスライダと、該スライダに連結さ
れ、前記開口を閉塞する全閉位置から下降し、かつ後方
にスライドしてルーフ下側に収納されるスライドリッド
とを備える車両用サンルーフ装置において、前記ガイド
レールは、前後方向を向く制御溝と、該制御溝に沿って
その上方に設けられた上片と、前記制御溝と上片とを連
絡する後上向き傾斜する切換路とを有し、前記スライダ
は、ガイドレールにスライド可能に嵌合する摺動体と、
一端部がスライドリッドに枢着されるとともに、他端部
が摺動体に枢着され、かつスライドリッドを全閉位置に
支持する起立位置と、スライドリッドを下降させた倒伏
位置とに移動可能なリンクと、該リンクに設けられ、前
記ガイドレールの制御溝に係合してリンクを起立位置に
保持しうるとともに、前記切換路を通って上片上に移動
することにより、前記リンクを倒伏位置に保持可能な摺
動子とを有し、さらに、前記リンクが倒伏位置にあると
き、前記摺動子を上片側に向けて付勢する弾性体を、摺
動体とリンクとの間に設ける。
【0008】(4) 弾性体を、摺動体に嵌着する。
【0009】(5) 車両のルーフに形成した開口の両側
縁部に設けたガイドレールと、該ガイドレールにスライ
ド可能に嵌合されたスライダと、該スライダに連結さ
れ、前記開口を閉塞する全閉位置から下降し、かつ後方
にスライドしてルーフ下側に収納されるスライドリッド
とを備える車両用サンルーフ装置において、前記ガイド
レールは、前後方向を向く制御溝と、該制御溝に沿って
その上方に設けられた上片と、前記制御溝と上片とを連
絡する後上向き傾斜する切換路とを有し、前記スライダ
は、ガイドレールにスライド可能に嵌合する摺動体と、
一端部がスライドリッドに枢着されるとともに、他端部
が摺動体に枢着され、かつスライドリッドを全閉位置に
支持する起立位置と、スライドリッドを下降させた倒伏
位置とに移動可能なリンクと、該リンクに設けられ、前
記ガイドレールの制御溝に係合してリンクを起立位置に
保持しうるとともに、前記切換路を通って上片上に移動
することにより、前記リンクを倒伏位置に保持可能な摺
動子とを有し、さらに、前記リンクが起立位置にあると
き、前記摺動子を制御溝の上面に向けて付勢する弾性体
と、前記リンクが倒伏位置にあるとき、前記摺動子を上
片側に向けて付勢する弾性体とを、摺動体とリンクとの
間に設ける。
【0010】
【発明の実施の形態】図5は、本発明が適用されるサン
ルーフ装置の分解斜視図、図6は、同じく内部機構の斜
視図、図7〜図10は、各状態のルーフの概略縦断側面図
である。
【0011】図中(1)はチルトリッド、(2)は、車両の
ルーフ(R)に形成された開口(R1)の前部に固定されたフ
ロント枠体である。チルトリッド(1)は、前端部が、開
口(R1)前縁のルーフインナーパネルにヒンジ(3)により
枢支されるとともに、後端部が、後述する昇降機構(4)
に連結され、この昇降機構(4)により上下方向に移動さ
せられるようになっている。(5)はスライドリッドであ
り、開口(R1)の両側縁部に配設される前後方向を向く左
右1対のガイドレール(6)に沿って移動する前、後スラ
イダ(7)(8)及び支持ブラケット(9)に支持され、車両
の前後方向に移動可能である。スライドリッド(5)は、
図7、及び図8に示す全閉位置と、ルーフ(R)と天井と
の間に収納される全開位置との間を移動可能である。
【0012】以下、本発明を、このようなサンルーフ装
置におけるスライドリッド(5)を支持する前スライダ
(7)に適用した実施形態を主として図1〜図4を参照し
て説明するが、本発明は、後スライダ(8)にも適用可能
である。
【0013】左右のガイドレール(6)は、左右方向を向
く前、中央、後横桟(10)(11)(12)により連結され、図
3、図4、及び図11に示すような横断面形状をなしてい
る。すなわち、ガイドレール(6)は、ルーフ開口側の側
壁(6j)とそれに対向する車外側の側壁(6k)とから構成
され、両側壁(6j)(6k)の下部には対向して開口するガ
イド溝(6b)(6b)が形成されている。開口寄りの側壁
(6j)の車外側の面の中位部で、ガイド溝(6b)の上方に
は、後述する駆動ワイヤ(15)を挿通させるワイヤ溝(6
a)が設けられている。一方、車外側の側壁(6k)のガイ
ド溝(6b)の上方には、側壁(6k)の上面を形成する上片
(6e)により、内方に向かって開口する断面形が方形の
溝(6c)が設けられ、ワイヤ溝(6a)の上方には、側壁
(6j)の上面を形成する上片(6f)により、車外側に向か
って開口する制御溝(6d)が設けられている。上片(6e)
(6f)は、互いに対向する方向に向かって延出するが、
車外側の上片(6e)は、開口寄りの上片(6f)より低位と
してある。また、図11に示すように、ガイドレール(6)
の長手方向のやや前端部寄りにおいて両上片(6e)(6f)
には、左右1対の係合溝(6g)が対向して設けられてい
る。さらに同じく長手方向の中間部において、開口寄り
の側壁(6j)には、制御溝(6d)の底壁と上片(6f)とを
連絡する切換路(6h)が、またそれよりさらに後方の車
外側の側壁(6k)には、上片(6e)に連続し、かつ前下方
に向かって傾斜するストッパー溝(6i)が、それぞれガ
イドレール(6)に固着した別部材により形成されてい
る。なお、切換路(6h)及びストッパー溝(6i)は、別部
材によらず、ガイドレール(6)に直接形成してもよい。
【0014】後横桟(12)には、減速器付きモータを備え
た駆動手段(13)が設けられている。駆動手段(13)と各ガ
イドレール(6)は、左右のパイプ(14)により連結され、
パイプ(14)内には、撓曲かつ押し引き可能な左右の駆動
ワイヤ(15)が挿通されている。駆動ワイヤ(15)は、それ
ぞれのパイプ(14)を介して各ガイドレール(6)のワイヤ
溝(6a)に挿通されて、後スライダ(8)に止着されると
ともに、モータ駆動により前後方向に移動可能で、最前
端の端末には、ガイドレール(6)にスライド可能に嵌合
した駆動係脱部材(16)が止着されている。
【0015】各ガイドレール(6)の前端部には、撓曲か
つ押し引き可能な従動ワイヤ(17)が挿通されたパイプ(1
8)が連結されている。従動ワイヤ(17)は、各ガイドレー
ル(6)のワイヤ溝(6a)に挿通され、端末には、駆動係
脱部材(16)に係脱可能な従動係脱部材(19)が止着されて
いる。駆動係脱部材(16)と従動係脱部材(19)とにより、
チルトリッド(1)の上昇動作完了後に、駆動ワイヤ(15)
と従動ワイヤ(17)とを離脱させ、かつチルトリッド(1)
の下降開始時に連結される係脱手段が形成され、チルト
リッド(1)およびスライドリッド(5)の一連の開閉作動
が駆動ワイヤ(15)で行われるようになっている。
【0016】駆動手段(13)により駆動ワイヤ(15)が後方
に牽引されると、連結状態にある係脱手段及び従動ワイ
ヤ(17)を介して昇降機構(4)が上昇移動して、チルトリ
ッド(1)は、図7に示す全閉位置から図8に示す後端が
持ち上げられたチルトアップ位置まで開く。その位置
で、駆動係脱部材(16)は、従動着脱部材(19)から離脱す
る。
【0017】図1〜図4に示すように、前スライダ(7)
は、ガイドレール(6)のガイド溝(6b)にスライド可能
に嵌合する摺動体(7a)と、上端部が軸(20)により支持
ブラケット(9)に枢着され、かつ下端部が軸(21)により
摺動体(7a)に枢着されたリンク(22)とを有している。
リンク(22)は、図1に示す起立位置と、図2に示す倒伏
位置とに移動可能である。リンク(22)の前部側面には、
段付きの軸(24)が制御溝(6d)に向けて突設され、この
軸(24)には、ガイドレール(6)の制御溝(6d)及び上片
(6f)上を移動可能な合成樹脂製の摺動子(23)が設けら
れている。
【0018】リンク(22)の軸(24)周りには、リンク(22)
が起立位置にあるとき、摺動体(7a)側に当接可能なリ
ング状の弾性体(26)が外嵌され、また、摺動体(7a)の
後部底面には、リンク(22)が倒伏位置にあるとき、リン
ク(22)の底面(22a)に当接可能なブロック状の弾性体(2
7)が嵌着されている。
【0019】摺動子(23)は、スライドリッド(5)が全閉
位置にあるときの位置と、切換路(6h)に到達する所定
の位置との間の区間は、制御溝(6d)内を移動してリン
ク(22)を起立位置に保持するとともに、スライドリッド
(5)がさらに所定量後方に移動して、切換路(6h)を通
って上片(6f)上に移動することにより、図2に示すよ
うに、リンク(22)を倒伏位置に移動させて、スライドリ
ッド(5)の前端を下降させた位置に保持する。
【0020】摺動子(23)がガイドレール(6)の制御溝
(6d)に嵌合しているときは、弾性体(26)が摺動体(7a)
を押圧することによって、弾性体(7a)の付勢力により
摺動子(23)を制御溝(6d)内で上片(6f)の下面に押圧
し、摺動子(23)及びリンク(22)のガタ付きを抑える。ま
た、摺動子(23)が上片(6f)上に位置しているときは、
リンク(22)の当接部(22a)が摺動体(7a)側の弾性体(27)
を押圧することによって、弾性体(27)の付勢力により、
摺動子(23)を上片(6f)に押圧し、摺動子(23)及びリン
ク(22)のガタ付きを抑える。
【0021】図1に示すように、後スライダ(8)は、駆
動ワイヤ(15)に止着されてガイドレール(6)にスライド
可能に嵌合する摺動体(8a)を有している。その摺動体
(8a)の側壁には、前端部に斜め上方を向く傾斜部を有
するガイド溝(8b)と直線のガイド溝(8c)とが形成され
ている。ガイド溝(8b)には、リンク(25)の後端部に植
設され、かつガイドレール(6)のストッパー溝(6i)に
係脱可能なピン状の摺動子(25a)がスライド可能に嵌合
され、また、ガイド溝(8c)には、リンク(25)の中間部
に植設されたピン(25b)がスライド及び回動可能に嵌合
されている。リンク(25)の上端部は、支持ブラケット
(9)に枢着されている。リンク(25)は、スライドリッド
(5)の開閉方法として以下に詳述するように、摺動子(2
5a)とピン(25b)とガイド溝(8b)(8c)との係合位置関係
により、図1、図7、及び図8に示す起立位置と、図
9、及び図10に示す倒伏位置とに移動制御される。な
お、後スライダ(8)の構造は、本出願人により出願され
た特公平6-462号公報の第4図に開示した技術と基本的
に同一であるので、詳細な説明は省略する。
【0022】次に、本発明のスライドリッド(5)の開閉
作動について説明する。なお、チルトリッド(1)の開閉
作動は、本発明に直接関係しないので、説明は省略す
る。スライドリッド(5)が図8に示す全閉位置にあると
き、前スライダ(7)のリンク(22)は、摺動子(23)がガイ
ドレール(6)の制御溝(6d)に嵌合して、図1に示す起
立位置に保持されている。そのとき、弾性体(26)は、摺
動体(7a)に当接していることにより、弾性体(26)の付
勢力により、摺動子(23)は、制御溝(6d)の上面に押圧
されて、摺動体(7a)及びリンク(22)のガタ付きが抑え
られている。
【0023】駆動手段(13)により駆動ワイヤ(15)が牽引
されると、後スライダ(8)が後方に移動し、水平なガイ
ド溝(8c)がピン(25b)に対して後方に移動させられる
が、ピン(25b)は移動することはなく、またガイド溝(8
b)が摺動子(25a)に対して後方に移動することにより、
摺動子(25a)は、ガイド溝(8b)の前部の傾斜部により上
方に持ち上げられて、ストッパー溝(6i)から抜け出
し、ガイドレール(6)の上片(6e)の上面に移動する。
それによって、リンク(25)は、起立位置から倒伏位置ま
で前方に倒れるように回動して、図9に示すように、ス
ライドリッド(5)は、後端が下降したチルトダウン状態
になる。
【0024】さらに、駆動ワイヤ(15)が牽引されると、
スライドリッド(5)は、前、後スライダ(7)、(8)とと
もに後方に移動する。そのとき、前スライダ(7)の摺動
子(23)は、弾性体(26)の付勢力により、制御溝(6d)の
上面に押圧されながら移動するので、前スライダ(7a)
及びリンク(22)のガタ付きが抑制されて、スライドリッ
ド(5)の円滑なスライド動作を得ることができる。
【0025】所定位置で、摺動子(23)が、切換路(6h)
を通ってガイドレール(6)の制御溝(6d)から上片(6f)
の上面に移動すると、リンク(22)は、起立位置から倒伏
位置に移動して、スライドリッド(5)の前端を下降さ
せ、図10に示すように、スライドリッド(5)は、前後端
ともに下降した状態で後方にスライドして、車両のルー
フ(R)と室内の天井との間に収容されて全開状態にな
る。スライドリッド(5)の前端が下降した状態のとき
は、図2に示すように、リンク(22)の当接部(22a)が弾
性体(27)に当接しており、弾性体(27)の付勢力により、
摺動子(23)は、上片(6f)の上面に押圧されて移動する
ので、摺動体(7a)及びリンク(22)のガタ付きが抑えら
れ、スライドリッド(5)の円滑なスライド動作を得るこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】(a) 請求項1及び2記載の発明による
と、簡単な構造により、リンクが起立位置にあるとき
の、摺動子及びリンク、摺動体等のスライダ全体のガタ
付きを防止して、スライドリッドの円滑なスライド動作
を得ることができる。
【0027】(b) 請求項3及び4記載の発明による
と、簡単な構造により、リンクが倒伏位置にあるとき
の、摺動子及び摺動体、リンク等のスライダ全体のガタ
付きを防止して、スライドリッドの円滑なスライド動作
を得ることができる。
【0028】(c) 請求項5記載の発明によると、簡単
な構造により、リンクが起立位置及び倒伏位置にあると
きの、摺動子及び摺動体、リンク等のスライダ全体のガ
タ付きを防止して、スライドリッドの円滑なスライド動
作を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したサンルーフ装置の一実施形態
における、スライドリッドが全閉状態にあるときの前、
後スライダの側面図である。
【図2】同じく、リンクが倒伏状態にあるときの前スラ
イダの側面図である。
【図3】図1におけるA−A線断面図である。
【図4】図2におけるB−B線断面図である。
【図5】本発明を適用したサンルーフ装置の分解斜視図
である。
【図6】同じく、内部機構を示す斜視図である。
【図7】同じく、チルトリッド及びスライドリッドが全
閉位置にあるときの概略縦断側面図である。
【図8】同じく、チルトリッドがチルトアップ状態、ス
ライドリッドが全閉位置にあるときの概略縦断側面図で
ある。
【図9】同じく、スライドリッドの後端が下降したとき
の概略縦断側面図である。
【図10】同じく、スライドリッドがスライド状態にあ
るときの概略縦断側面図である。
【図11】一方のガイドレールの斜視図である。
【符号の説明】
(5)スライドリッド (6)ガイドレール (6d)制御溝 (6f)上片 (6h)切換路 (7)前スライダ (7a)摺動体 (13)駆動部 (22)リンク (22a)当接部 (23)摺動子 (24)軸 (26)弾性体 (27)弾性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−216814(JP,A) 特開 平6−297952(JP,A) 特開 平7−81426(JP,A) 実開 平3−40117(JP,U) 特公 平6−462(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 7/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のルーフに形成した開口の両側縁部
    に設けたガイドレールと、該ガイドレールにスライド可
    能に嵌合されたスライダと、該スライダに連結され、前
    記開口を閉塞する全閉位置から下降し、かつ後方にスラ
    イドしてルーフ下側に収納されるスライドリッドとを備
    える車両用サンルーフ装置において、 前記ガイドレールは、前後方向を向く制御溝と、該制御
    溝に沿ってその上方に設けられた上片と、前記制御溝と
    上片とを連絡する後上向き傾斜する切換路とを有し、前
    記スライダは、ガイドレールにスライド可能に嵌合する
    摺動体と、一端部がスライドリッドに枢着されるととも
    に、他端部が摺動体に枢着され、かつスライドリッドを
    全閉位置に支持する起立位置と、スライドリッドを下降
    させた倒伏位置とに移動可能なリンクと、該リンクに設
    けられ、前記ガイドレールの制御溝に係合してリンクを
    起立位置に保持しうるとともに、前記切換路を通って上
    片上に移動することにより、前記リンクを倒伏位置に保
    持可能な摺動子とを有し、さらに、前記リンクが起立位
    置にあるとき、前記摺動子を制御溝の上面に向けて付勢
    する弾性体を、摺動体とリンクとの間に設けたことを特
    徴とする車両用サンルーフ装置。
  2. 【請求項2】 摺動子を、リンクの側面に突設された軸
    の先端に設けるとともに、弾性体を、摺動体の軸周りに
    設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用サンルー
    フ装置。
  3. 【請求項3】 車両のルーフに形成した開口の両側縁部
    に設けたガイドレールと、該ガイドレールにスライド可
    能に嵌合されたスライダと、該スライダに連結され、前
    記開口を閉塞する全閉位置から下降し、かつ後方にスラ
    イドしてルーフ下側に収納されるスライドリッドとを備
    える車両用サンルーフ装置において、 前記ガイドレールは、前後方向を向く制御溝と、該制御
    溝に沿ってその上方に設けられた上片と、前記制御溝と
    上片とを連絡する後上向き傾斜する切換路とを有し、前
    記スライダは、ガイドレールにスライド可能に嵌合する
    摺動体と、一端部がスライドリッドに枢着されるととも
    に、他端部が摺動体に枢着され、かつスライドリッドを
    全閉位置に支持する起立位置と、スライドリッドを下降
    させた倒伏位置とに移動可能なリンクと、該リンクに設
    けられ、前記ガイドレールの制御溝に係合してリンクを
    起立位置に保持しうるとともに、前記切換路を通って上
    片上に移動することにより、前記リンクを倒伏位置に保
    持可能な摺動子とを有し、さらに、前記リンクが倒伏位
    置にあるとき、前記摺動子を上片側に向けて付勢する弾
    性体を、摺動体とリンクとの間に設けたことを特徴とす
    る車両用サンルーフ装置。
  4. 【請求項4】 弾性体を、摺動体に嵌着した請求項3記
    載の車両用サンルーフ装置。
  5. 【請求項5】 車両のルーフに形成した開口の両側縁部
    に設けたガイドレールと、該ガイドレールにスライド可
    能に嵌合されたスライダと、該スライダに連結され、前
    記開口を閉塞する全閉位置から下降し、かつ後方にスラ
    イドしてルーフ下側に収納されるスライドリッドとを備
    える車両用サンルーフ装置において、 前記ガイドレールは、前後方向を向く制御溝と、該制御
    溝に沿ってその上方に設けられた上片と、前記制御溝と
    上片とを連絡する後上向き傾斜する切換路とを有し、前
    記スライダは、ガイドレールにスライド可能に嵌合する
    摺動体と、一端部がスライドリッドに枢着されるととも
    に、他端部が摺動体に枢着され、かつスライドリッドを
    全閉位置に支持する起立位置と、スライドリッドを下降
    させた倒伏位置とに移動可能なリンクと、該リンクに設
    けられ、前記ガイドレールの制御溝に係合してリンクを
    起立位置に保持しうるとともに、前記切換路を通って上
    片上に移動することにより、前記リンクを倒伏位置に保
    持可能な摺動子とを有し、さらに、前記リンクが起立位
    置にあるとき、前記摺動子を制御溝の上面に向けて付勢
    する弾性体と、前記リンクが倒伏位置にあるとき、前記
    摺動子を上片側に向けて付勢する弾性体とを、摺動体と
    リンクとの間に設けたことを特徴とする車両用サンルー
    フ装置。
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