JPS6036695Y2 - 窓ガラス昇降装置に於けるロ−ラピン取付具 - Google Patents
窓ガラス昇降装置に於けるロ−ラピン取付具Info
- Publication number
- JPS6036695Y2 JPS6036695Y2 JP13043580U JP13043580U JPS6036695Y2 JP S6036695 Y2 JPS6036695 Y2 JP S6036695Y2 JP 13043580 U JP13043580 U JP 13043580U JP 13043580 U JP13043580 U JP 13043580U JP S6036695 Y2 JPS6036695 Y2 JP S6036695Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- window glass
- roller pin
- shaped sliding
- sliding body
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は窓ガラス昇降装置に於けるローラピン取付具に
関するものである。
関するものである。
ドアパネルに取付固定されるガイド部材内に摺動自在に
嵌挿されたラック状摺動体に窓ガラスを支持するガラス
ホルダーを連結し、バンドルを回転させて前記ラック状
摺動体と噛み合うピニオンギヤを回転させラック状摺動
体を摺動させて、前記ガラスホルダーに保持された窓ガ
ラスを昇降させるようにした窓ガラス昇降装置は既に本
出願人により提案されているが、(特願昭55−155
71号(特開昭56−115477号公報参照))本考
案はこの窓ガラス昇降装置に於けるラック状摺動体とロ
ーラピンとの取付構造を改良したローラピン取付具を提
供するものである。
嵌挿されたラック状摺動体に窓ガラスを支持するガラス
ホルダーを連結し、バンドルを回転させて前記ラック状
摺動体と噛み合うピニオンギヤを回転させラック状摺動
体を摺動させて、前記ガラスホルダーに保持された窓ガ
ラスを昇降させるようにした窓ガラス昇降装置は既に本
出願人により提案されているが、(特願昭55−155
71号(特開昭56−115477号公報参照))本考
案はこの窓ガラス昇降装置に於けるラック状摺動体とロ
ーラピンとの取付構造を改良したローラピン取付具を提
供するものである。
従来、ラック状摺動体とローラピンとの取付構造はロー
レット加工等を施したピンをラック状摺動体に代ち込み
そのピンの上端部をローラピン取付具の両端の孔部に挿
通した後カシめるか或いは薄平リベットをラック状摺動
体の挿通孔より代ち込んでローラピン取付具を固定して
いるものであったが、これらの方法では部品点数が多い
、ピンの加工に手間がかかる、組付性が悪い等の欠点が
あった。
レット加工等を施したピンをラック状摺動体に代ち込み
そのピンの上端部をローラピン取付具の両端の孔部に挿
通した後カシめるか或いは薄平リベットをラック状摺動
体の挿通孔より代ち込んでローラピン取付具を固定して
いるものであったが、これらの方法では部品点数が多い
、ピンの加工に手間がかかる、組付性が悪い等の欠点が
あった。
本考案は上記せる欠点を除去したものであり以下図面に
基いて本考案の構成を説明する。
基いて本考案の構成を説明する。
本考案ローラピン取付具Bの構造は、第1図aで示す様
にローラピン取付孔33を有するフラット部3と該フラ
ット部3の両方向に段差をもって延長せるフラット部3
4.34と該フラット部34.34より垂直方向に折り
曲げられて延長せる爪部32,32を有する脚部31.
31を一体的にプレス加工にて成形せる構造となってい
る。
にローラピン取付孔33を有するフラット部3と該フラ
ット部3の両方向に段差をもって延長せるフラット部3
4.34と該フラット部34.34より垂直方向に折り
曲げられて延長せる爪部32,32を有する脚部31.
31を一体的にプレス加工にて成形せる構造となってい
る。
従ってラック状摺動体1への取付けは該ラック状摺動体
1に設けられた脚部挿入孔4,4へ脚部31.31を当
接し打込めばよく極めて簡単に第2図の如く取付は固定
できる。
1に設けられた脚部挿入孔4,4へ脚部31.31を当
接し打込めばよく極めて簡単に第2図の如く取付は固定
できる。
更に、爪部32゜32によって、抜は止めされており、
確実なる取付けが可能となっている。
確実なる取付けが可能となっている。
尚、第1図す、 cはローラピン取付具の他の実施例を
示すものであるが、基本的には第1図aと同じであるの
で説明は省略する。
示すものであるが、基本的には第1図aと同じであるの
で説明は省略する。
ガイド部材2はほぼC字形の横断面形状を有し、か(形
成されたガイド部材2によって細長形のラック状摺動体
1が摺動案内される。
成されたガイド部材2によって細長形のラック状摺動体
1が摺動案内される。
この場合、ラック状摺動体1には、その長手方向に延在
する二つのガイド溝11,12が形成され、これらガイ
ドill、12はガイド部材2の二つの縁部21,22
にそれぞれ摺動自在に嵌合し、これによってラック状摺
動体1のほぼ半分がガイド部材2内に収容され、他の半
分がガイド部材2の外部に露出する。
する二つのガイド溝11,12が形成され、これらガイ
ドill、12はガイド部材2の二つの縁部21,22
にそれぞれ摺動自在に嵌合し、これによってラック状摺
動体1のほぼ半分がガイド部材2内に収容され、他の半
分がガイド部材2の外部に露出する。
本考案ローラピン取付具Bを具備せる窓ガラス昇降装置
Cの全体の構成を第3図及び第4図に基き以下に説明す
る。
Cの全体の構成を第3図及び第4図に基き以下に説明す
る。
窓ガラス昇降装置Cは細長く延びたガイド部材2を有し
、このガイド部材はその適所に固着されたブラケット1
7.18.19によって自動車用ドア8のドアパネルに
取付固定されている。
、このガイド部材はその適所に固着されたブラケット1
7.18.19によって自動車用ドア8のドアパネルに
取付固定されている。
ラック状摺動体1はガイド部材2が第3図に示す如く湾
曲形成されているときもこれに対し支障なく摺動できる
ように、可撓性材料、例えばナイロンの如き合成樹脂に
より構成されている。
曲形成されているときもこれに対し支障なく摺動できる
ように、可撓性材料、例えばナイロンの如き合成樹脂に
より構成されている。
ガイド部材2の外部に位置するラック状摺動体部分の歯
にはピニオンギヤ16が噛み合っており、このピニオン
ギヤ16はドアパネルに取付固定されたギヤケース内に
収容され、バンドルに回転自在に支承されている。
にはピニオンギヤ16が噛み合っており、このピニオン
ギヤ16はドアパネルに取付固定されたギヤケース内に
収容され、バンドルに回転自在に支承されている。
ピニオンギヤには公知の制御手段(図示せず)が連結さ
れ、窓ガラス5自体に昇降力が及ぼされたとき、その運
動を阻止する役目をなしている。
れ、窓ガラス5自体に昇降力が及ぼされたとき、その運
動を阻止する役目をなしている。
第4図に示す様に、ガイド部材2から露出したラック状
摺動体の部分には、ローラ取付具Bを介してローラピン
13が固着され、このローラピン13にローラ14が回
転自在に支承されている。
摺動体の部分には、ローラ取付具Bを介してローラピン
13が固着され、このローラピン13にローラ14が回
転自在に支承されている。
かく支承されたローラ14はローラガイド10に回転可
能に嵌合されている。
能に嵌合されている。
ローラガイド10には、これと一体的にガラスホルダー
15が固設され、このガラスホルダー15に窓ガラス5
が固定保持されている。
15が固設され、このガラスホルダー15に窓ガラス5
が固定保持されている。
かくして、ガラスホルダー15、従ってガラス5は、ロ
ーラガイド10と、これに対して移動可能なローラ14
とを介して、ラック状摺動体1に連結される。
ーラガイド10と、これに対して移動可能なローラ14
とを介して、ラック状摺動体1に連結される。
上記の様に構成せる窓ガラス昇降装置Cの作動態様は次
の通りである。
の通りである。
バンドル9を回動しバンドル軸を矢印a方向へ回転させ
てピニオンギヤ16を回転させるとピニオンギヤ16に
噛み合うラック状摺動体1がガイド部材2に案内されて
摺動し、この摺動運動はローラ14、ローラガイド10
、ガラスホルダー15を介して窓ガラス5に伝えられ、
該窓ガラスが上昇する。
てピニオンギヤ16を回転させるとピニオンギヤ16に
噛み合うラック状摺動体1がガイド部材2に案内されて
摺動し、この摺動運動はローラ14、ローラガイド10
、ガラスホルダー15を介して窓ガラス5に伝えられ、
該窓ガラスが上昇する。
その際、窓ガラス5はその両側部に位置し且つ自動車ド
ア8に設けられた二つのガイド6.7により案内されこ
れらガイド6.7によって規制される軌跡を描いて上昇
する。
ア8に設けられた二つのガイド6.7により案内されこ
れらガイド6.7によって規制される軌跡を描いて上昇
する。
この場合、この窓ガラスの上昇軌跡と、ガイド部材2の
延びる方向(即ちローラの上昇軌跡)とが多少異ってい
ても、窓ガラス5はほぼ水平状態を保ちつつその所定の
軌跡を描いて上昇することができる。
延びる方向(即ちローラの上昇軌跡)とが多少異ってい
ても、窓ガラス5はほぼ水平状態を保ちつつその所定の
軌跡を描いて上昇することができる。
これは、ローラ14がローラガイド10の案内面を回転
移動できると共に、ガラスホルダー15がローラ14を
介してラック状摺動体1に対して回転可能に支承されて
いるからである。
移動できると共に、ガラスホルダー15がローラ14を
介してラック状摺動体1に対して回転可能に支承されて
いるからである。
窓ガラス5を下降させるには、バンドル9を矢印す方向
へ回動させればよく、また窓ガラス自体に昇降力が加え
られた場合は制動手段によってピニオンギヤ16に制動
力が加えられ、窓ガラス5の昇降は阻止される。
へ回動させればよく、また窓ガラス自体に昇降力が加え
られた場合は制動手段によってピニオンギヤ16に制動
力が加えられ、窓ガラス5の昇降は阻止される。
窓ガラス5を保持したガラスホルダー15がローラ14
と支持部材20との二つの部材を介してラック状摺動体
1に連結され、従ってガラスホルダー15は、ラック状
摺動体1に二ケ所で支持されることになる。
と支持部材20との二つの部材を介してラック状摺動体
1に連結され、従ってガラスホルダー15は、ラック状
摺動体1に二ケ所で支持されることになる。
このため窓ガラス5は極めて安定しその昇降動作が滑ら
かに行われる。
かに行われる。
以上本考案ローラピン取付具Bとこれを具備する窓ガラ
ス昇降装置Cの構成について説明したが、本考案ローラ
ピン取付具によれば従来のものに較べて部品点数も少く
工程も簡略化できる効果がある。
ス昇降装置Cの構成について説明したが、本考案ローラ
ピン取付具によれば従来のものに較べて部品点数も少く
工程も簡略化できる効果がある。
第1図a、 b、 cは本考案ローラピン取付具の斜視
図、第2図は取付状態の斜視図、第3図は本考案ローラ
ピン取付具を具備せる窓ガラス昇降装置の正面図、第4
図は第3図のA−A線方向に見た拡大側面図である。 1・・・・・・ラック状摺動体、11,12・・・・・
・ガイド溝、2・・・・・・ガイド部材、21.22・
・・・・・縁部、3.34・・・・・・フラット部、3
1・・・・・・脚部、32゜32′。 32”−・・・・・爪部、 33・・・・・・ローラピン取付 孔、 4・・・・・・脚部挿入孔、 5・・・・・・窓ガラス、 6゜ ・・・・・・ガイド、 8・・・・・・自動車ドア、 9・・・・・・バンド ル、10−−−−−−ローラガイド、13・・・・・・
ローラピン、14・・・・・・ローラ、15・・・・・
・ガラスホルダー16・・・・・・ピニオンギヤ、 17゜ 18゜ 19・・・・・・ブ ラケット、 20・・・・・・支持部材、 B・・・・・・ローラピン 取付具、C・・・・・・窓ガラス昇降装置。
図、第2図は取付状態の斜視図、第3図は本考案ローラ
ピン取付具を具備せる窓ガラス昇降装置の正面図、第4
図は第3図のA−A線方向に見た拡大側面図である。 1・・・・・・ラック状摺動体、11,12・・・・・
・ガイド溝、2・・・・・・ガイド部材、21.22・
・・・・・縁部、3.34・・・・・・フラット部、3
1・・・・・・脚部、32゜32′。 32”−・・・・・爪部、 33・・・・・・ローラピン取付 孔、 4・・・・・・脚部挿入孔、 5・・・・・・窓ガラス、 6゜ ・・・・・・ガイド、 8・・・・・・自動車ドア、 9・・・・・・バンド ル、10−−−−−−ローラガイド、13・・・・・・
ローラピン、14・・・・・・ローラ、15・・・・・
・ガラスホルダー16・・・・・・ピニオンギヤ、 17゜ 18゜ 19・・・・・・ブ ラケット、 20・・・・・・支持部材、 B・・・・・・ローラピン 取付具、C・・・・・・窓ガラス昇降装置。
Claims (1)
- ドアパネルに取付固定されるガイド部材と、該ガイド部
材によって摺動案内されるラック状摺動体と、該ラック
状摺動体にローラピン取付具、ローラピン、ローラを介
して連係されたガラスホルダーと、前記ラック状摺動体
に噛み合うピニオンギヤと、該ピニオンギヤを支承する
バンドル軸とを有し、該バンドル軸を回転することによ
り、前記ピニオンギヤを回転させ前記ラック状摺動体を
摺動させて、前記ガラスホルダーに保持された窓ガラス
を昇降させるようにした窓ガラス昇降装置に於て、ロー
ラピン取付孔を有するフラット部とこのフラット部の両
方向に段差をもって延長せるフラット部とこのフラット
部より垂直方向に折り曲げられて延長せる爪部を有する
脚部を一体的に設けた窓ガラス昇降装置に於けるローラ
ピン取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13043580U JPS6036695Y2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 | 窓ガラス昇降装置に於けるロ−ラピン取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13043580U JPS6036695Y2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 | 窓ガラス昇降装置に於けるロ−ラピン取付具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5752975U JPS5752975U (ja) | 1982-03-27 |
JPS6036695Y2 true JPS6036695Y2 (ja) | 1985-10-31 |
Family
ID=29490751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13043580U Expired JPS6036695Y2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 | 窓ガラス昇降装置に於けるロ−ラピン取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036695Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009127299A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Aisin Seiki Co Ltd | ガラス昇降装置 |
-
1980
- 1980-09-13 JP JP13043580U patent/JPS6036695Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5752975U (ja) | 1982-03-27 |
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