JP2571327Y2 - エンジン用ハーネスの配索構造 - Google Patents

エンジン用ハーネスの配索構造

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JP2571327Y2
JP2571327Y2 JP8686892U JP8686892U JP2571327Y2 JP 2571327 Y2 JP2571327 Y2 JP 2571327Y2 JP 8686892 U JP8686892 U JP 8686892U JP 8686892 U JP8686892 U JP 8686892U JP 2571327 Y2 JP2571327 Y2 JP 2571327Y2
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JP
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engine
harness
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wiring
around
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和男 小田
敏雄 遠藤
尚暢 森
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建設機械,作業車両等
に装備しているエンジン用ハーネスの配索構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、油圧ショベルの一部切欠き要部
斜視図である。図において、1は油圧ショベルの上部旋
回体、2は上部旋回体1に搭載しているエンジン、3は
下部走行体、4は上部旋回体1のフロント部に装着して
いる作業アタッチメントである。図4は、エンジン2及
びそのエンジン2の周辺に付設した各種電気機器に対す
るハーネス5の従来技術の配索構造を示す要部斜視図で
ある。図において、6は電源であるバッテリ、7はオル
タネータ、8はスタータ、9はデセルモータ、19L,
10Rは左右の旋回フラッシャランプ、11はエアクリ
ーナスイッチ、12はエンジンストップソレノイド、1
3は油圧スイッチ、14は水温センサ、15は水温セン
サである。図4に示すように、油圧ショベルでは、エン
ジン2及びエンジン2の周辺に付設した各種電気機器
(たとえば符号7〜15で示す電気機器など)に対し、
それぞれハーネス5(実際のハーネスは分岐して複数本
が接続され、かつリレーなども配置されているが、説明
の都合上、一括してハーネス5という)を介してバッテ
リ6と連通せしめている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来より油圧ショベル
のエンジン用ハーネス(図4に示す)は、エンジンの周
辺を這うように、上部旋回体の各部位にわたって配線さ
れていた。そのために、エンジン周辺の点検・修理など
メンテナンス作業を行うとき邪魔になったり、あるいは
またエンジン周辺の狭い空間部のスペース活用を阻害し
ていた。またハーネスがエンジンの振動により他の部品
と接触して事故をおこすおそれがあるし、しかも電気配
線の見栄えが良くなかった。本考案は、上記の問題点を
解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案のエンジン用ハー
ネスの配索構造では、エンジンの外周側にハーネスを固
定するためのガイド部材を、エンジンの前部側から後部
側にわたって、エンジンに固定して張架し、エンジン及
びそのエンジンの周辺に付設した各種電気機器のハーネ
スのうち少なくとも1本のハーネスを上記ガイド部材に
固定するように構成した。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本考案の配索構造をそなえたエン
ジン2’を斜後方より見た要部斜視図である。図におい
て、16はエンジン2’を上部旋回体(1’)に取付け
ているエンジンマウント、17はパイプ、バー材,板材
などで形成したガイド部材、18,〜,21はガイド部
材17と一体形に設けている固定用のブラケット、22
はハーネス、23はハーネス22をガイド部材17に固
定するためのクランプバンド、24は上部旋回体1’の
フレームに立設したサポートである。図2は、図1にお
けるエンジン2’を斜前方より見た要部斜視図である。
図において、従来技術と同一構成要素を使用しているも
のに対しては同符号を付す。
【0006】次に、本考案の配索構造を図1及び図2に
ついて述べる。本考案では、エンジン2’の外周側にハ
ーネス22を固定するためのガイド部材17を、エンジ
ン2’の前部側から後部側にわたって、エンジン2’に
固定して張架し、エンジン2’及びそのエンジン2’の
周辺に付設した各種電気機器(7,〜,15)のハーネ
ス22のうち少なくとも1本のハーネスを上記ガイド部
材17に固定するように構成した。
【0007】次に、本考案の配索構造の作用について述
べる。ガイド部材17をエンジン2’の外周側に沿っ
て、前部側から後部側にわたり張架したので、そのガイ
ド部材17を主幹として、ハーネス22の長尺部分を取
付けることができる。そしてそのハーネス22をクラン
プバンド23で複数箇所止めたので、ハーネス22の配
線形態をガイド部材17の曲げ形態と一体形にすること
ができた。したがってエンジン2’や上部旋回体1’が
振動しても、ハーネス22が他の部品と接触事故をおこ
すことはない。またガイド部材17によりハーネス22
が秩序正しく配線されるので、見栄えが良くなるばかり
でなく、エンジン周辺の点検・修理などメンテナンス作
業を容易に行うことができる。
【0008】
【考案の効果】従来より油圧ショベルのエンジン用ハー
ネスは、エンジンの周辺を這うように、上部旋回体の各
部位にわたって配線されていた。そのために、エンジン
周辺の点検・修理などメンテナンス作業を行うとき邪魔
になったりしていた。またハーネスがエンジンの振動に
より他の部品と接触して事故をおこすおそれがあるし、
しかも電気配線の見栄えが良くなった。しかし本考案の
エンジン用ハーネスの配線構造では、エンジンの外周側
にハーネスを固定するためのガイド部材を、エンジンの
前部側から後部側にわたって、エンジンに固定して張架
し、エンジン及びそのエンジンの周辺に付設した各種電
気機器のハーネスのうち少なくとも1本のハーネスを上
記ガイド部材に固定するようにした。すなわちハーネス
の配線形態をガイド部材の曲げ形態と一体形にすること
ができたので、エンジンや上部旋回体が振動しても、ハ
ーネスが他の部品と接触事故をおこすことはない。また
ガイド部材によりハーネスが秩序正しく配線されるの
で、見栄えが良くなるばかりでなく、エンジン周辺の点
検・修理などメンテナンス作業を容易に行うことができ
る。したがって本考案の配索構造をそなえた建設機械,
作業車両では、エンジン用ハーネスの安全性と美観性を
たかめ、エンジン周辺のメンテナンス性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の配索構造をそなえたエンジンを斜後方
より見た要部斜視図である。
【図2】図1におけるエンジンを斜前方より見た要部斜
視図である。
【図3】油圧ショベルの一部切欠き要部斜視図である。
【図4】従来技術のエンジン用ハーネスの配索構造を示
す要部斜視図である。
【符号の説明】 1,1’ 上部旋回体 2,2’ エンジン 5,22 ハーネス 6 バッテリ 7,〜,15 各種電気機器 17 ガイド部材 18,〜,21 ブラケット 23 クランプバンド

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械,作業車両等に搭載したエンジ
    ン及びそのエンジンの周辺に付設した各種電気機器に対
    し、それぞれハーネスを介して電気的に結合せしめてい
    る電気配索において、エンジンの外周側にハーネスを固
    定するためのガイド部材を設け、エンジン及びそのエン
    ジンの周辺に付設した各種電気機器のハーネスのうち少
    なくとも1本のハーネスを上記ガイド部材に固定するよ
    うにしたことを特徴とするエンジン用ハーネスの配索構
    造。
  2. 【請求項2】 実用新案登録請求の範囲請求項1のエン
    ジン用ハーネスの配索構造において、ガイド部材をエン
    ジンに対し固定して取付けたことを特徴とするエンジン
    用ハーネスの配索構造。
  3. 【請求項3】 実用新案登録請求の範囲請求項1のエン
    ジン用ハーネスの配索構造において、ガイド部材をエン
    ジンの前部側から後部側にわたって張架したことを特徴
    とするエンジン用ハーネスの配索構造。
JP8686892U 1992-11-24 1992-11-24 エンジン用ハーネスの配索構造 Expired - Lifetime JP2571327Y2 (ja)

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JPH0653654U JPH0653654U (ja) 1994-07-22
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