JP2570682B2 - 紙葉類搬送装置 - Google Patents

紙葉類搬送装置

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JP2570682B2
JP2570682B2 JP60140330A JP14033085A JP2570682B2 JP 2570682 B2 JP2570682 B2 JP 2570682B2 JP 60140330 A JP60140330 A JP 60140330A JP 14033085 A JP14033085 A JP 14033085A JP 2570682 B2 JP2570682 B2 JP 2570682B2
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gate
transport
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武正 中野
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、特に紙幣の如き紙葉類の搬送先を制御する
ゲート部を具備した紙葉類搬送装置に関する。
〔発明の背景〕
金融機関で用いられる現金取扱い装置においては、紙
幣の如き紙葉類を搬送する搬送装置が用いられている。
一般に紙葉類を搬送している途中でジャム等の搬送異常
を検出すると、ただちに搬送モータを止める方法が知ら
れているが、この方法では紙葉類の搬送状態を管理しな
がらゲートの制御を行っている場合、ゲート制御動作は
そのままにして搬送モータを止めるのでゲート動作と紙
葉類の動きが同期しなくなり、もし搬送モータを停止す
るときには紙葉類がゲート部の直前まで搬送されている
とゲートで紙葉類を破くなどの問題が発生してしまう。
このため従来の装置では、上記異常が発生したとき
に、まずゲートを異常が発生したときの状態に保持して
から搬送モータを停止するようになっているが、この方
式では異常が発生した時点のゲート状態を保持するので
紙葉類を破くなどの問題は無いが、ゲートを保持してか
ら搬送モータが停止するまでの間と異常発生後に復旧動
作の中で搬送モータをオンしたときに搬送される紙葉類
については無条件にその保持されたゲートの搬送先に全
て搬送されてしまい、本来、紙葉類搬送装置の基本機能
である紙葉類を種類別に分類する機能が異常発生時には
実現困難なため、取扱運用にて対処しているという問題
があった。
なお、この種の紙葉類搬送装置として関連するものに
は例えば特開昭59-127188号公報記載のものがある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、紙葉類を搬送中に異常が発生したと
き、あるいはその後の復旧動作において、紙葉類を破く
ことなく紙葉類を誤りなく分類できる紙葉類搬送装置を
提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、紙葉類搬送中の異常発生時ゲートを強制的
にオフする方式でのゲートで紙葉類を破く問題、あるい
は異常発生時ゲートを保持する方式での紙葉類を指定以
外の搬送先に搬送してしまう問題を解決する紙葉類搬送
装置であり、紙葉類を搬送する搬送モータと、紙葉類を
搬送するための搬送路と、紙葉の種類を半別する判別手
段と、該判別手段での判別結果に従い紙葉類の搬送先を
切り換えるゲートと、紙葉類が搬送されたとき前記判別
手段での判別結果に従いゲートを切り換えるタイミング
を検出する手段と、搬送異常を検出する搬送異常検出手
段と、紙葉類がゲート上を通過中か否かを判断する手段
と、前記ゲートを強制的にリジェクト搬送側にするリジ
ェクト搬送側強制切換手段とからなる紙葉類搬送装置で
あって、前記リジェクト搬送側強制切換手段は、前記搬
送異常検出手段で搬送の異常を検出した場合に、前記紙
葉類がゲート上を通過中か否かを判断する手段によって
紙葉類がゲート上を通過中でないと判断された場合は直
ちにゲートをリジェクト搬送側にし、紙葉類がゲート上
を通過中であると判断された場合はその通過を待ってか
らゲートをリジェクト搬送側にする手段であることを特
徴としている。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図、第3図お
よび第4図により説明する。第1図は本発明の一実施例
である還流式入出金装置のブロック図である。第2図は
1個のゲート部をオンしたときの紙幣搬送図であり、第
3図は1個のゲート部をオフしたときの紙幣搬送図であ
る。第4図は1個のゲートを制御する流れ図である。
第1図で紙幣の入金計数動作と入金収納動作について
説明する。入金計数動作では、入金計数開始時に入金一
時スタッカゲート14をオン、リジェクトBOXゲート15・
千円ゲート11・万円ゲート12・金庫ゲート13はオフに固
定した後、入金する紙幣を紙幣投入口5より搬送路9に
取込み、紙幣鑑別部8へ搬送し紙幣を鑑別する。鑑別さ
れた紙幣が真券であれば、入出金口ゲート10をオンして
入金一時スタッカへスタックする。鑑別された紙幣が偽
券であれば、入出金口ゲート10をオフして紙幣放出口6
に返却される。この入出金口ゲート10のオン・オフ動作
を、紙幣が搬送される間隔で連続的に行ない、紙幣投入
口5から最後の紙幣が取込まれ入出金口ゲート10を通過
したら終了する。入金計数動作が終了した状態では、入
金一時スタッカには紙幣鑑別部8で真券と鑑別された紙
幣の万円券、五千円券、千円券あるいは五百円券がスタ
ックされている。その後、入金収納動作を行なうと、入
金収納開始時に入出金口ゲート10および金庫ゲート13を
オン固定とした後、入金一時スタッカ4より搬送路9に
紙幣を取込み紙幣鑑別部8へ搬送し紙幣を鑑別する。鑑
別された紙幣が出金可能な千円券であれば、千円ゲート
11をオンして千円BOX3へスタックする。鑑別された紙幣
が出金可能な万円券であれば、千円ゲート11をオフ、万
円ゲートをオンして万円BOX2へスタックする。鑑別され
た紙幣が五千円券、五百券あるいは出金不可能券につい
ては、千円ゲート11オフ、万円ゲート12オフすることに
より金庫1へスタックされる。この千円ゲート11および
万円ゲート12のオン・オフ動作を紙幣が搬送される間隔
で連続的に行ない、入金一時スタッカ4から最後の紙幣
が千円ゲート11または万円ゲート12を通過したら終了す
る。入金収納動作が終了した状態では、千円BOX3には千
円券、万円BOX2には万円券、金庫1には五千円券あるい
は五百円券あるいは鑑別不能券等がスタックされてい
る。ここで入金収納動作実行中に異常が発生したら、入
金一時スタッカ4からの紙幣取出しを停止した後、以下
に示すタイミングで千円ゲート11および万円ゲート12を
オフしてから搬送モータを停止する。
第2図はゲート16がオンしているときの紙幣搬送状態
であるが、紙幣19はゲート16を通過して搬送路オンルー
ト17へ搬送されたもの、紙幣20はゲート16を通過する前
のものを示す。
第3図はゲート16がオフしているときの紙幣搬送状態
であるが、紙幣19はゲート16を通過して搬送路オフルー
ト18へ搬送されたもの、紙幣20はゲート16を通過する前
のものを示す。
第2図で、異常が発生したとき、紙幣20がゲート16に
接近しているときにゲート16をオフすると紙幣20を破く
ことになる。したがってゲート16をオフできるタイミン
グは、紙幣20がゲートオフ動作時間よりも離れていると
きはゲート16をオフできる。また、紙幣20が上記オフタ
イミングよりゲート16に接近しているときは紙幣20の通
過を待ってオフする。
第4図は、ゲート制御の流れ図であり、ゲート制御始
めとなると紙幣が鑑別されるまでは処理21はNO、処理22
もNOでループする。この間に異常が発生しゲート制御停
止指示オンとなると、処理21がYESとなり処理29でゲー
トをオフして処理30はYESとなりゲート制御は終わりと
なる。上記ループ状態のときに紙幣の鑑別が済むと、処
理22がYESとなり紙幣がゲート制御タイミングにくるま
での間は処理23はNO、処理24はNOでループとなる。この
間に異常が発生すると処理24がYESとなるが、前の紙幣
がゲート上を通過中であるかも知れないので、その紙幣
がゲート上を通過する時間待つために処理25はNOとな
り、その通過時間待った後処理25がYESとなってゲート
をオフする。上記ループ状態のときに紙幣がゲート制御
タイミング点へ到達したときは、処理25がYESとなりゲ
ートをオフ指示のときは処理26がNOとなり処理29でゲー
トをオフする。ゲートがオン指示であれば処理26はYES
となるが、異常発生時でゲート制御停止指示がオンであ
れば処理27はYESとなり処理29でゲートをオフする。停
止指示がオフであれば処理27はNOとなり処理28でゲート
をオンし最初に戻る。処理29でゲートをオフした後ゲー
ト制御停止指示オンによるゲートオフ発行であったなら
ば、処理30がYESとなりゲート制御は終わりとなる。停
止指示オンによるものでなければ処理30はNOとなり最初
に戻る。
以上によれば、異常が発生したときに、ゲート制御タ
イミングでゲートをオフすることにより、千円BOXおよ
び万円BOXに異金種の紙幣がスタックされることがな
く、また、紙葉類がゲート上を通過中の場合はその通過
を待ってからゲートをオフすることにより、紙葉類を破
くことがなくなる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、紙葉類を搬送中に異常が発生したと
き、紙葉類を破くことなく、かつ誤りなく分類すること
が可能になり、信頼性が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例となる還流式入出金装置のブ
ロック図、第2図はゲートオン時の紙幣搬送図、第3図
はゲートオフ時の紙幣搬送図、第4図は本発明における
ゲート制御流れ図を示す。 1……金庫、2……万円BOX、3……千円BOX、4……入
金一時スタッカ、5……紙幣投入口、6……紙幣放出
口、7……リジェクトBOX、8……紙幣鑑別部、9……
搬送路、10……入出金口ゲート、11……千円ゲート、12
……万円ゲート、13……金庫ゲート、14……入金一時ス
タッカゲート、15……リジェクトゲート、16……ゲー
ト、17……搬送路オンルート、18……搬送路オフルー
ト、19……ゲート制御済紙幣、20……ゲート制御前紙
幣。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類を搬送する搬送モータと、紙葉類を
    搬送するための搬送路と、紙葉の種類を判別する判別手
    段と、該判別手段での判別結果に従い紙葉類の搬送先を
    切り換えるゲートと、紙葉類が搬送されたとき前記判別
    手段での判別結果に従いゲートを切り換えるタイミング
    を検出する手段と、搬送異常を検出する搬送異常検出手
    段と、紙葉類がゲート上を通過中か否かを判断する手段
    と、前記ゲートを強制的にリジェクト搬送側にするリジ
    ェクト搬送側強制切換手段とからなる紙葉類搬送装置で
    あって、 前記リジェクト搬送側強制切換手段は、前記搬送異常検
    出手段で搬送の異常を検出した場合に、前記紙葉類がゲ
    ート上を通過中か否かを判断する手段によって紙葉類が
    ゲート上を通過中でないと判断された場合は直ちにゲー
    トをリジェクト搬送側にし、紙葉類がゲート上を通過中
    であると判断された場合はその通過を待ってからゲート
    をリジェクト搬送側にする手段であることを特徴とする
    紙葉類搬送装置。
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JP5565235B2 (ja) * 2010-09-22 2014-08-06 沖電気工業株式会社 自動取引装置及びその省電力方法
JP5885575B2 (ja) * 2012-04-27 2016-03-15 キヤノン株式会社 画像形成装置

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JPS59127188A (ja) * 1983-01-11 1984-07-21 オムロン株式会社 紙葉類の振分け装置
JPS5988789U (ja) * 1983-04-07 1984-06-15 富士通株式会社 紙葉搬送装置

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