JP2001273542A - 紙葉類取扱装置 - Google Patents

紙葉類取扱装置

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JP2001273542A
JP2001273542A JP2001064335A JP2001064335A JP2001273542A JP 2001273542 A JP2001273542 A JP 2001273542A JP 2001064335 A JP2001064335 A JP 2001064335A JP 2001064335 A JP2001064335 A JP 2001064335A JP 2001273542 A JP2001273542 A JP 2001273542A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送時の斜行が激しい場合や、複数枚重なっ
ている場合でも、紙葉類の種類や枚数を確定でき、リジ
ェクト券の再鑑別・計数を不要として、確定に要する時
間を短縮し、種類および枚数不明のリジェクト券、特に
在高管理における鑑別・計数時に発生するリジェクト券
を減少させる。 【構成】 イメージリーダ等によって、紙葉類の模様パ
ターン、外形形状等を読み取り(101)、鑑別・計数
部によって、模様パターンから真偽判定を行い(10
2)、厚さから重畳の有無をチェッし(104)、外形
形状から個々の紙葉類の図形を抽出して(105)、大
きさおよび枚数を求め(106)、紙葉類の種類および
枚数を確定する(107)。また、現金等の有価証券の
在高管理時、この鑑別・計数部によって有価証券の鑑別
・計数を行う。この場合、対象の有価証券は真偽をチェ
ック済みであるため、有価証券の大きさと厚みのみで種
類を確定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、紙葉類取扱装置および
在高管理方法に関し、特に種類および枚数不明のリジェ
クト券を減少させることが可能な鑑別・計数部を有する
紙葉類取扱装置、およびその鑑別・計数部を用いた在高
管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ATMのような紙葉類取扱装置で
は、破損したり、分離不良により装置に鑑別・計数不可
とされた紙幣をリジェクト券として、流通紙幣と分けて
保管する必要がある。例えば、特開昭59−17468
9号公報に記載されている装置では、リジェクト券を装
置内のスタック・分離部に戻し、再び分離・搬送して鑑
別・計数不可であった紙幣を再鑑別・計数し、装置内の
リジェクト券の数を減らすようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、リ
ジェクト券を装置内のスタック・分離部に戻し、再鑑別
・計数するので、紙幣の確定に時間がかかる。また、装
置が鑑別・計数できないようなリジェクト券は、搬送時
の斜行が特に激しかったり、複数枚重なっているものが
殆どであり、このような紙幣は装置にとって取り扱い難
いものであるが、このような紙幣を再びスタック・分離
する必要があるので、ジャムが発生し易いという問題が
ある。
【0004】本発明の目的は、搬送時の斜行が激しかっ
たり、複数枚重なっている紙葉類の鑑別・計数を可能と
し、リジェクト券の再鑑別・計数を不要とすることによ
り、紙葉類鑑別・計数処理に要する時間を短縮するとと
もに、鑑別・計数不可とされるリジェクト券、特に、在
高管理の鑑別・計数時に発生するリジェクト券を減少さ
せるのに好適な紙葉類取扱装置および在高管理方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の紙葉類取扱装置は、紙葉類の厚さを検知
し、全体もしくは一部の模様パターンおよび外形形状を
読み取る手段(イメージリーダ、センサ等)と、その模
様パターンから紙葉類の真偽を判定し、真と判定したも
のの厚さから重畳を判定し、外形形状から1枚ごとの図
形を抽出することにより、斜行した紙葉類や複数枚重な
った紙葉類が搬送された場合でも、紙葉類の種類および
枚数を確定できる鑑別・計数手段(鑑別・計数部)とを
備えたことに特徴がある。
【0006】また、本発明の在高管理方法は、現金等の
有価証券の厚さを検知し、外形形状を読み取る手段を備
え、鑑別・計数部によって、予め真と判定された有価証
券の厚さから有価証券の重畳を判定し、外形形状から1
枚ごとの図形を抽出することによって、有価証券の種類
と枚数を確定することに特徴がある。
【0007】本発明においては、紙葉類(紙幣)の模様
パターン、厚さ、外形形状から、真偽、複数の紙幣の重
畳の有無、1枚ごとの大きさと枚数を求めることによ
り、搬送時の斜行が激しい場合や紙幣が複数枚重なって
いる場合でも、金種および枚数を判定できる。
【0008】すなわち、紙幣のような紙葉類は、金種に
よって模様パターンや大きさが異なるので、搬送時の斜
行が激しい場合でも、それらから紙幣金種を判断するこ
とができる。また、紙幣が複数枚重なっている場合で
も、通常はそれぞれずれているので、全体の外形の中に
個々の紙幣の模様パターンや外形の一部が現われている
ため、個々の紙幣の大きさを求めることができ、それら
から紙幣金種を確定できる。また、完全に重なっている
場合は、厚さの分布と大きさから金種を確定できる。こ
うして、全体の外形と厚さにより、何れの金種の紙幣が
重なっているかを判断することができる。
【0009】また、在高管理時には、鑑別・計数の対象
となる紙幣は既に真券であるとわかっているため、大き
さと厚さのみから金種を確定できる。
【0010】従って、リジェクト券の再鑑別・計数は不
要であり、金種および枚数確定に要する時間を短縮し
て、再鑑別・計数によるジャム発生を防止できる。さら
に、在高管理等の鑑別・計数時に発生するリジェクト券
を減少させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
より説明する。図1は、本発明の一実施例における鑑別
・計数部の処理を示すフローチャート、図2は本発明の
一実施例における入出金時の紙幣の流れを示す説明図、
図3は本発明の一実施例における在高管理時の紙幣の流
れを示す説明図、図4および図5は本発明の一実施例に
おける紙幣の搬送状態を示す説明図である。
【0012】図2において、1は入出金口、2は紙幣、
3は分離機構、4は鑑別・計数部、6は一時保留部、7
は金種毎収納部、10は装填用金庫、14〜16はリジ
ェクト券収納部であり、205,208,209,21
3は搬送ルートを示す。
【0013】このような構成によって入出金処理を行う
場合、入出金口1から投入された紙幣2は、分離機構3
により一枚ずつ分離された後、搬送機構(図示せず)に
より鑑別・計数部4に搬送され(搬送ルート205)、
一時保留部6で保留された後、金種ごとに金種毎収納部
7へ送られる(搬送ルート208)。また、出金の際
は、紙幣は金種毎収納部7から一枚ずつ分離され、鑑別
・計数部4で鑑別・計数された後、入出金口1へ送られ
る(搬送ルート209)。
【0014】これらの処理過程で発生したリジェクト券
は、搬送ルート213を通ってリジェクト券収容部14
〜16に送られる。すなわち、鑑別・計数不可とされた
金種および枚数不明券は、リジェクト券収容部14に送
られ、破損等のため流通させない紙幣はリジェクト券収
容部15に送られる。さらに、鑑別・計数は行えたが、
斜行が激しかったり、複数枚重なっているため、紙幣取
扱処理中にジャムを発生させ易い紙幣は、リジェクト券
収容部15あるいは16に入れて還流させない。
【0015】また、在高管理の場合の紙幣の流れは、図
3に示す通りである。なお、図3において、311,3
12は紙幣の搬送ルートである。本実施例では、一つの
金種毎収納部7の紙幣を分離して鑑別・計数した後、装
填用金庫10に移す(搬送ルート311)。そして、空
になった金種毎収納部へ別の金種毎収納部から同様の処
理をして紙幣を移し(搬送ルート312)、これらの動
作を繰り返す。最後に、装填用金庫10の紙幣を金種毎
収納部7へ戻して処理を終了する。なお、この処理の過
程で発生したリジェクト券は、入出金処理の場合と同様
に、搬送ルート213を通ってリジェクト券収容部14
〜16に送られる。
【0016】次に、鑑別・計数部4の処理手順について
述べる。図1に示すように、入出金時における紙幣2の
鑑別・計数処理を行う場合、まず、紙幣2の模様パター
ン、全体の外形形状や厚さをイメージリーダ等の読取手
段やセンサ等の厚さ検知手段(図2、図3には示さず)
で読み取り(ステップ101)、模様パターンから紙幣
の真偽を判定する(ステップ102)。その結果、
「偽」と判定した紙幣はリジェクトあるいは返却等の処
理を行う(ステップ103)。また、「真」と判定した
場合には、次に、外形形状と厚さにより、他の紙幣に完
全に隠れてしまった紙幣があるか否かを判定する(ステ
ップ104)。
【0017】その結果、例えば図4に示すように、完全
に隠れている紙幣40があれば、リジェクトあるいは返
却等の処理を行う(ステップ103)。さらに、外形形
状から紙幣1枚1枚の図形を抽出し(ステップ10
5)、紙幣の大きさおよび枚数を求める(ステップ10
6)。例えば、図5のように、万円券と千円券が重なっ
た図形50から、万円券50bと千円券50aを1枚ず
つ抽出する。これにより、紙幣の大きさと金種を対応づ
けて紙幣を確定する(ステップ107)。
【0018】さらに、これらの処理を在高管理時にのみ
行えば、取扱う紙幣は真券とわかっているので、紙幣の
真偽の判定が不要になり、鑑別・計数方法をより簡略化
することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、搬送時の斜行が激しい
場合や、複数枚重なっている場合でも、紙葉類の種類や
枚数を確定でき、リジェクト券の再鑑別・計数を不要と
する。また、紙葉類確定に要する時間を短縮し、再鑑別
・計数によるジャム発生を防止することができる。ま
た、種類および枚数不明のリジェクト券、特に在高管理
等の鑑別・計数時に発生するリジェクト券を減少させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における鑑別・計数部の処理
を示すフローチャートである。
【図2】本発明の一実施例における入出金時の紙幣の流
れを示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例における在高管理時の紙幣の
流れを示す説明図である。
【図4】本発明の一実施例における紙幣の搬送状態を示
す説明図である。
【図5】本発明の一実施例における紙幣の搬送状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
1…入出金口、2…紙幣、3…分離機構、4…鑑別・計
数部、6…一時保留部、7…金種毎収納部、10…装填
用金庫、14…リジェクト券収容部、15…リジェクト
券収容部、16…リジェクト券収容部、40…紙幣、5
0…万円券と千円券が重なった図形、50a…千円券、
50b…万円券

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣を入出金する入出金口と、紙幣を収
    納する収納部と、前記入出金口と前記収納部との間で紙
    幣を搬送する搬送機構とを有する紙葉類取扱装置におい
    て、 前記搬送機構により搬送される紙幣の外形形状を読み取
    る読取手段と、該読取手段の出力に基づいて紙幣の図形
    を抽出する手段とを有することを特徴とする紙葉類取扱
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の紙葉類取扱装置におい
    て、 前記搬送機構より搬送される紙幣の厚さを検知する厚さ
    検知手段を有し、 抽出した図形と前記厚さ検知手段からの出力に基づいて
    紙幣の枚数を判定することを特徴とする紙葉類取扱装
    置。
  3. 【請求項3】 紙幣を入出金する入出金口から紙幣を収
    納する収納部への入金処理、又は前記収納部から前記入
    出金口への出金処理を行なう紙幣入出金装置において、 紙幣が重走された場合に、それら紙幣の外形形状から紙
    幣の図形を抽出し、紙幣の大きさ及び枚数を算出するこ
    とを特徴とする紙幣計数方法。
  4. 【請求項4】紙幣を入出金する入出金口から紙幣を収納
    する収納部への入金処理、又は前記収納部から前記入出
    金口への出金処理を行なう紙幣入出金装置において、 紙幣が重走された場合に、それら紙幣の外形形状から紙
    幣の図形を抽出し、紙幣の大きさと金種を確定すること
    を特徴とする金種確定方法。
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CN103606221A (zh) * 2013-12-04 2014-02-26 广州广电运通金融电子股份有限公司 清分机故障自动诊断方法以及装置

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