JP2570202B2 - 光学ディスク再生装置 - Google Patents

光学ディスク再生装置

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JP2570202B2
JP2570202B2 JP6287532A JP28753294A JP2570202B2 JP 2570202 B2 JP2570202 B2 JP 2570202B2 JP 6287532 A JP6287532 A JP 6287532A JP 28753294 A JP28753294 A JP 28753294A JP 2570202 B2 JP2570202 B2 JP 2570202B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル音声信号が記
録された光学ディスクの再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、市販されている光学式ビデオディ
スク(以下LVディスクと呼ぶ)には、基本的に、図3
に示すようなFM映像信号SV が高域に記録されると共
に、このFM映像信号SV の下側に2チャンネルのFM
音声信号SA 及びSB が記録される。そして、線速度一
定で回転される長時間型のLVディスクでは、上述の3
信号SV ,SA ,SB に加えて、同図に示すように、F
M音声信号SA の更に下側の低域にデジタル音声信号S
D が記録される。
【0003】このデジタル音声信号SD は、現在市販さ
れている光学式デジタルオーディオディスク(以下LA
ディスクと呼ぶ)と同一のフォーマットに則って記録さ
れており、その再生には、図4に示すような、デジタル
音声信号対応のLVディスクプレーヤ及び専用アダプタ
が必要であった。
【0004】図4において、10はLVディスクプレー
ヤであって、光学ピックアップ11からの再生信号が、
高周波増幅器12を介して、映像復調器13及び低域フ
ィルタ14に共通に供給される。映像復調器13によっ
てFM映像信号SV が復調されて映像信号が得られると
共に、低域フィルタ14によってデジタル音声信号SD
が分離される。
【0005】20はデジタル音声信号SD 用のアダプタ
であって、LVディスクプレーヤ10において分離され
たデジタル音声信号SD が入力端子21からEFM復調
・信号処理回路(以下、単に信号処理回路と呼ぶ)22
に供給される。この信号処理回路22の出力端子22r
及び22wからそれぞれリードフレームクロック(RF
CK)及びライトフレームクロック(WFCK)が位相
比較回路23に供給され、位相比較回路23の出力が低
域フィルタ24を介して電圧制御型水晶発振回路(VC
XO)25の可変容量ダイオード(図示を省略)に供給
される。VCXO25の出力は、その周波数が8.46
72MHzであって、マスタクロックとして信号処理回
路22に供給されてフェイズロックドループ(PLL)
が構成される。信号処理回路22から16ビットのデジ
タル音声信号が出力端子26に導出され、図示を省略し
たD−A変換器によってアナログ音声信号に変換され
る。
【0006】なお、アダプタ20の信号処理回路22及
び位相比較回路23が同じ大規模集積回路(LSI)に
搭載されると共に、VCXO25を構成する反転増幅器
(図示を省略)も同じLSIに搭載される。
【0007】上述のWFCKは定線速度制御のための同
期信号であって、信号処理回路22に供給された再生信
号(Eight to Fourteen Modul
ation信号)に基づいて形成され、その周波数は
7.35kHzである。また、RFCKはVCXO25
の出力を信号処理回路22内において7.35kHzま
で分周して得られるが、上述のように、VCXO25は
PLLの構成要素であって、LVディスクプレーヤ10
から信号処理回路22に供給される再生EFM信号にス
レーブ同期している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、LVデ
ィスクのデジタル音声信号SV はLAディスクと同一の
フォーマットで記録されているので、その再生用アダプ
タにはLAディスク再生用のLSIが殆どそのままで用
いられる。
【0009】ところが、このLSIはかなり高価である
から、LVディスクのデジタル音声用アダプタも高価な
ものとなる。加えて、使用者がLAディスクプレーヤを
購入する場合、実質的な二重投資が強制されることとな
り、使用者の経済的負担が増大するという問題点があっ
た。
【0010】上述の問題点を解消するために、LAディ
スクプレーヤにLVディスクのデジタル音声信号再生機
能を付加することが考えられる。
【0011】このようなLAディスクプレーヤの構成例
を図5に示す。この図5において、図4に対応する部分
には同一の符号を付して重複説明を省略する。
【0012】図5のLVデジタル音声対応LAディスク
プレーヤでは、入力端子21と信号処理回路22との間
に入力信号切換スイッチ27が介挿されると共に、VC
XO25の入力側にスイッチ28が設けられる。スイッ
チ27の一方の固定接点27aにLAディスクプレーヤ
の光学ピックアップ31の再生出力が高周波増幅器32
を介して供給され、他方の固定接点27vは入力端子2
1に接続される。スイッチ28の一方の固定接点28a
が接地され、他方の固定接点28vは無接続とされ、可
動接点28cがVCXO25の入力側に直結されて、低
域フィルタ24の出力または大地電位が切換え供給され
る。位相比較回路23と共通にRFCK及びWFCKが
供給される第2の位相比較回路33の出力が低域フィル
タ34及び駆動増幅器35を介してスピンドルモータ3
6に供給される。LVディスクのデジタル音声信号を再
生する場合、スイッチ27及び28は図示の接続状態と
され、前述した従来のアダプタの場合と全く同様に動作
する。この場合、スピンドルモータ36は回転する必要
はない。
【0013】LAディスク再生の場合、両スイッチ27
及び28が図示とは逆の接続状態とされて、VCXO2
5に大地電位が供給され、その出力、即ちマスタクロッ
クが固定されると共に、第2の位相比較回路33におい
てRFCKが基準とされて、スピンドルモータ36の位
相サーボ制御が行なわれる。
【0014】図5のLVデジタル音声対応のLAディス
クプレーヤでは、信号処理回路22からRFCK及びW
FCKが供給される2つの位相比較回路23及び33が
ある。ところが、現行のLAディスク再生用のLSIで
はこのような位相比較回路はスピンドルモータ36のサ
ーボ制御用として1個しか搭載されていないため、別途
に位相比較回路を設けなければならず、回路構成が複雑
になるという問題が生ずる。
【0015】かかる点に鑑み、本発明は、光学ディスク
から光学ピックアップにより得られたデジタル音声信号
及び外部のデジタル音声信号を共に再生できる光学ディ
スク再生装置において、使用者の経済的負担を軽減する
と共に、構成の簡単なものを提案しようとするものであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、光学ディスク
から光学ピックアップにより再生されたデジタル音声信
号に基づく信号と、マスタクロック発生用の水晶発振回
路の分周出力とが供給される位相比較回路と、その位相
比較回路の出力により光学ディスクを駆動するモータを
サーボ制御するサーボ制御回路とを備えた光学ディスク
再生装置において、位相比較回路からの出力が供給さ
れ、サーボ制御回路及び水晶発振回路への位相比較回路
からの出力の供給を選択的に切換える切換え回路を設
け、外部のデジタル音声信号に基づく信号が位相比較回
路に供給されるときは、位相比較回路からの出力を切換
え回路により水晶発振回路に供給し、この出力に基づい
て水晶発振回路を電圧制御するようにしたことを特徴と
する光学ディスク再生装置である。
【0017】
【作用】かかる本発明によれば、外部のデジタル音声信
号に基づく信号が位相比較回路に供給されるときは、位
相比較回路からの出力を切換え回路により水晶発振回路
に供給し、この出力に基づいて水晶発振回路を電圧制御
する。
【0018】
【実施例】以下、図1及び図2を参照しながら、本発明
による光学ディスク再生装置の一実施例について説明す
る。
【0019】本発明の一実施例の構成を図1に示す。こ
の図1において、図4及び図5に対応する部分には同一
の符号を付して重複説明を省略する。図1において、4
0はLAディスクプレーヤのシステム制御器であって、
マイクロコンピュータを含んでおり、操作キーKが接続
されると共に、LAディスク再生用のLSI41に信号
処理回路22A及び位相比較回路23と共に搭載された
インタフェース42に接続され、その出力が定線速度制
御回路43に供給される。信号処理回路22AからEF
M信号のフレーム同期検出信号がインタフェース41を
介してシステム制御器40に供給される。
【0020】位相比較回路23の出力が定線速度制御回
路43の一方の出力端子43pを経て切換スイッチ44
の共通接点44cに供給されると共に、他方の出力端子
43rからの基準電圧EREF が切換スイッチ45の共通
接点45cに供給される。スイッチ44の各固定接点4
4v及び44aが能動低域フィルタ24A及び34Aの
入力側にそれぞれ接続されると共に、スイッチ45の各
固定接点45v及び45aが両能動低域フィルタ24A
及び34Aの制御入力側にそれぞれ接続される。両スイ
ッチ44及び45はスイッチ27及び28と共にシステ
ム制御器40によって制御される。また、両能動低域フ
ィルタ24A及び34Aの具体的構成は図2A及びBに
示される。
【0021】本実施例の動作は次のとおりである。LA
ディスクを再生する場合、使用者がキーKを操作する
と、各スイッチ27,28,44及び45は、システム
制御器40に制御されて、図示とは逆の接続状態に切り
換えられる。信号処理回路22Aには光学ピックアップ
31からの高周波信号が供給されると共に、大地電位が
入力されたVCXO25から固定のマスタクロックが供
給される。定線速度制御回路43の一方の出力端子43
pから位相制御回路23の出力がスイッチ44を経て能
動低域フィルタ34Aに供給されると共に、他方の出力
端子43rから基準電圧EREF が能動低域フィルタ34
Aにゲート電圧として供給され、前述と同様にスピンド
ルモータ36の位相サーボ制御が行なわれる。
【0022】LVディスクのデジタル音声信号を再生す
る場合、使用者がキーKを操作すると、各スイッチ2
7,28,44及び45は、システム制御器40に制御
されて、図示の接続状態に切り換えられる。信号処理回
路22AにはLVディスクプレーヤ10の光学ピックア
ップ11からの高周波信号が供給される。定線速度制御
回路43の一方の出力端子43pから位相制御回路23
の出力がスイッチ44を経て能動低域フィルタ24Aに
供給されると共に、他方の出力端子43rから基準電圧
REF が能動低域フィルタ24Aにゲート電圧として供
給され、前述と同様に、VCXO25を含むPLLが構
成され、VCXO25の出力、即ちマスタクロックはL
Vディスクの再生EFM信号のWFCKにスレーブ同期
する。
【0023】なお、この場合、能動低域フィルタ34A
は、ゲート電圧としての基準電圧が供給されないので、
非動作状態となる。従って、増幅器35に駆動信号が供
給されず、スピンドルモータ36は停止状態となる。
【0024】また、音声信号がアナログ記録された標準
型のLVディスクが再生された場合は、EFM信号が再
生されず、このEFM信号の欠除がシステム制御器40
で検知されて、ミューティング信号Smが出力され、図
示を省略した音声信号の伝送系が遮断される。
【0025】上述のように、本実施例ではLAディスク
再生用LSIに搭載されているスピンドルサーボ用の位
相比較回路を、LVディスクのデジタル音声信号の再生
時、VCXOの位相サーボに用いるようにしたので、外
部に特に位相比較回路を設ける必要がなく、回路構成が
簡単になる。
【0026】なお、2個の能動低域フィルタ24A及び
34Aを1個にまとめて、図面上は一層簡単な構成とす
ることもできる。しかしながら、図2から容易に理解さ
れるように、各能動フィルタに要求される時定数等の諸
特性がかなり異なるため、LAディスク再生時とLVデ
ィスクのデジタル音声信号再生時とで1個の能動低域フ
ィルタを切り換えて用いるようにすると、実際には、そ
の構成が却って複雑になってしまう。
【0027】
【発明の効果】以上詳述のように、本発明によれば、光
学ディスクから光学ピックアップにより得られたデジタ
ル音声信号及び外部のデジタル音声信号を共に再生する
ことのできる光学ディスク再生装置において、光学ディ
スクを駆動するモータのサーボ制御用の位相比較回路
を、外部のデジタル音声信号が信号処理回路に供給され
ているときには、マスタクロックを発信する電圧制御型
水晶発振回路の電圧制御を行うための制御信号を生成す
るためにも用いるので、外部にその制御信号を生成する
ための専用の位相比較回路を設ける必要がなく、使用者
の経済的負担を軽減すると共に、構成の簡単なものを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学ディスク再生装置の一実施例
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の腰部の具体的構成を示す結線図
である。
【図3】本発明の説明に供するスペクトル図である。
【図4】従来の光学式ビデオディスクのデジタル音声信
号アダプタの構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明の説明に供する光学ディスク再生装置の
構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
22A EFM復調・信号処理回路 23 位相比較回路 24A,34A 能動低域フィルタ 25 水晶発振回路 31 光学ピックアップ 36 スピンドルモータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学ディスクから光学ピックアップによ
    り再生されたデジタル音声信号に基づく信号と、マスタ
    クロック発生用の水晶発振回路の分周出力とが供給され
    る位相比較回路と、該位相比較回路の出力により上記光
    学ディスクを駆動するモータをサーボ制御するサーボ制
    御回路とを備えた光学ディスク再生装置において、 上記位相比較回路からの出力が供給され、上記サーボ制
    御回路及び上記水晶発振回路への上記位相比較回路から
    出力の供給を選択的に切換える切換え回路を設け、 外部のデジタル音声信号に基づく信号が上記位相比較回
    路に供給されるときは、上記位相比較回路からの出力を
    上記切換え回路により上記水晶発振回路に供給し、この
    出力に基づいて上記水晶発振回路を電圧制御するように
    したことを特徴とする光学ディスク再生装置。
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