JPH1116280A - ディスク再生装置及びデータスライス回路 - Google Patents

ディスク再生装置及びデータスライス回路

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JPH1116280A
JPH1116280A JP9185732A JP18573297A JPH1116280A JP H1116280 A JPH1116280 A JP H1116280A JP 9185732 A JP9185732 A JP 9185732A JP 18573297 A JP18573297 A JP 18573297A JP H1116280 A JPH1116280 A JP H1116280A
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    • H03L7/0807Details of the phase-locked loop concerning mainly a recovery circuit for the reference signal

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アップダウンカウンタに入力するクロック信
号の周波数をEFM信号の再生レートに連続的に追従さ
せ、かつ位相はEFM信号に非同期とするディスク再生
装置及びデータスライス回路を提供する。 【解決手段】 RF信号からEFM信号を生成するデー
タスライス回路17は、EFM信号とは非同期である第
2のクロック信号PLCK2を生成するクロック信号生
成回路8を有する。データスライス回路17は分周器4
により第2のクロック信号を分周しカウント用クロック
信号CKを生成する。CKの周波数はEFM信号の再生
レートに連続的に追従し、位相はEFM信号に非同期と
なる。このカウンタから出力される差分データを用いて
生成したRF信号をスライスするための基準電圧の制御
帯域は、再生速度に合わせて連続的に変化でき、データ
スライス回路の帯域設計をPLL回路18から切り離し
て単独で容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
ク(CD)などの光学的なディスク再生装置に関するも
ので、とくに、再生速度を連続的に可変できる再生装置
のデータスライス回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】音響機器の分野では、現在、デジタル記
録再生システムが開発されている。このシステムは高密
度で忠実度の高い記録再生を行うため、オーディオ信号
をPCM(Pulse Code Modulation)技術によりデジタル
信号に変換して、例えばディスクや磁気テープなどの記
録媒体に記録し、これを再生する。特に、直径12cm
のディスクにデジタルデータに対応したビット列を形成
し、これを光学式に読み取るCD(Compact Disc)は、現
在最も普及している。このCDには、アナログオーディ
オ信号を16ビットでPCM化したたデジタルデータ
(主情報データ)が記憶されている。このデジタルデー
タは8ビットを1シンボルとし、24シンボルを1フレ
ームとし、このフレームが繰り返されてデータが記憶さ
れる。このディスクでは、誤り訂正符号としてクロスイ
ンターリーブ・リードソロモン符号(CIRC:Cross
Interleave Reed-Solomon Code)が用いられている。
【0003】即ち、24シンボルのデジタルデータは、
C2系列パリティ生成回路に供給されて4シンボルのC
2系列誤り訂正用のパリティデータQが生成される。前
記デジタルデータとパリティデータQは、インターリブ
回路を経てC1系列パリティ生成回路に供給され、4シ
ンボルのC1系列誤り訂正用パリティデータPが生成さ
れる。24シンボルのデジタルデータと4シンボルのパ
リティデータP、Qよりなる32シンボルのデータは、
8ビット(1シンボル)のサブコードデータが付加され
る。このサブコードデータ及び32シンボルのEFM変
調(Eight Fourteen Modulation)される。この変調され
た14ビットの各シンボル間に3ビットのマージンビッ
トが付加され、さらに先頭に24ビットのフレーム同期
信号が付加される。このようにして588ビットのデー
タが1フレームとしてディスクに記録される。この場
合、ビットクロックが4.32MHzであるため1フレ
ームあたり136μsec(7.35KHz)でディス
クに記録される。サブコードデータは、98フレームで
1サブコードフレームが構成されており、1サブコード
フレーム当り75Hz(10.3msec)でディスク
に記録される。
【0004】前記CDからデータを再生するディスク再
生装置は、CDをモータ制御回路及びモータによって線
速度一定(CLV:Constant Linear Velocity)で回転
させる。図6は、従来のディスク再生装置の回路ブロッ
ク図である。半導体レーザや光電変換素子などを内臓し
た光学式ピックアップ素子9は、ディスクモータ16で
回転されているディスク15の内周側から外周側に向け
てリニアトラッキングすることにより、CD15に記録
されたデータを読み取る。この読み取ったデータ(電流
信号)はアンプ10に供給される。このアンプ10は、
電流信号を電圧信号としての広帯域の信号(以下、RF
信号という)に変換して、データスライス回路17に供
給する。データスライス回路17は、再生信号を2値化
し、EFM信号としてPLL(Phase Locked Loop )回
路18及びデータ処理回路11に供給する。このデータ
処理回路11は、EFM信号から同期信号を分離した後
EFM復調し、パリティデータP、Qを含む32シンボ
ルのデータ成分とサブコードデータ成分とに分離する。
ついで、EFM復調されたデータは、データ処理回路1
1において、PLL回路18で生成されたクロック信号
PLCKにより、メモリ(図示せず)へ書き込まれる。
このメモリに書き込まれたデータは、水晶振動子を用い
て生成した水晶系のシステム基準クロック信号XCKに
よりメモリから読み出されることによって、モータによ
る時間軸変動が吸収される。このメモリから読み出され
たデータは誤り訂正された後、16ビットのデジタルデ
ータとして出力される。
【0005】再生速度の可変は、システムコントローラ
20が行う。システムコントローラ20は、再生速度コ
ントロール信号(以下、HSという)を生成する。この
HS信号は、例えば、通常の再生速度(1倍速と称す
る)又は基準速度の2倍の速度(2倍速と称する)を指
定する。このHS信号は、データ処理回路11、モータ
制御回路19に供給され、処理速度及びディスク再生速
度を目的の速度に切り換える。HS信号は、データスラ
イス回路17にも供給され、データスライス回路17
は、HS信号に応じて制御周波数帯域を再生速度に対応
するように変化させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】データスライス回路
は、比較器に入力されたRF信号と基準電圧とを比較
し、RF信号を2値データ、2値化された信号、例え
ば、EFM信号に変換する。アップダウンカウンタは、
この2値化されたデータ“0”の期間とデータ“1”の
期間とをカウントし、その期間の差分データを出力す
る。前記アップダウンカウンタのカウント用クロック
は、前記EFM信号に基づきPLL回路によって生成さ
れたクロック信号である。このクロック信号はデータの
再生速度に同期している。前記アップダウンカウンタか
ら出力される差分データは、デジタル/アナログ変換器
に供給される。このデジタル/アナログ変換器は、前記
差分データをアナログ電圧に変換し、前記基準電圧とし
て前記比較器にフィードバックする。前記比較器は、こ
のフィードバックされた基準電圧によって、RF信号を
2値化することにより、データ“0”の期間とデータ
“1”の期間が等しくなるように制御する。
【0007】このようにデータスライス回路は、データ
“0”の期間とデータ“1”の期間が等しくなるように
カウント結果をフィードバックしている。このフィード
バックループの帯域が低すぎると、ディスクにキズなど
があり、RF信号の振幅が変化した場合、スライスレベ
ルが追従できないことになる。逆に帯域が高すぎるとス
ライスレベルが微小なRF信号の振幅に追従して変化す
るため、スライス後のEFM信号のジッターが増加して
しまう。以上述べた理由により、データスライス回路の
帯域設定を行わなくてはならない。従来のデータスライ
ス回路においては、EFM信号とアップダウンカウンタ
に入力するクロック信号は同期しているため、データス
ライス単体としての帯域設計をするのが困難であった。
本発明は、このような課題を解決するものであり、前記
アップダウンカウンタに入力するクロック信号の周波数
をEFM信号の再生レートに連続的に追従させ、かつ、
位相は、EFM信号に非同期とするディスク再生装置を
提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク再生装
置は、ディスクに記録されたデータを光学的に読み出
し、電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換
手段から供給される電気信号を増幅する増幅器と、前記
増幅器から供給される電気信号を2値化し、EFM信号
などの2値化された信号を生成するデータスライス回路
と、前記データスライス回路から供給されるEFM信号
に基づき、データの再生速度の変化に応じた第1のクロ
ック信号を生成するPLL回路と、前記データスライス
回路から供給される前記EFM信号などの2値化された
信号を復調し、データを再生するデータ処理回路とを備
え、前記データスライス回路は、前記PLL回路から供
給される信号に基づき、前記EFM信号とは非同期であ
る第2のクロック信号を生成するクロック信号生成回路
を有し、前記光電変換手段から供給される前記電気信号
と基準電圧とを比較し、前記電気信号と基準電圧とに応
じてデータ“0”とデータ“1”のうちの1つのデータ
を出力する比較器と、前記第2のクロック信号に基づい
て、前記比較器から供給されるデータ“0”の期間とデ
ータ“1”の期間の差分データを検出するアップダウン
カウンタと、前記アップダウンカウンタから出力される
前記差分データが供給され、この差分データをアナログ
電圧に変換し、前記基準電圧として前記比較器に供給す
るデジタル/アナログ変換器とを有することを第1の特
徴とする。
【0009】また、本発明のディスク再生装置は、ディ
スクに記録されたデータを光学的に読み出し、電気信号
に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段から供給
される電気信号を増幅する増幅器と、前記増幅器から供
給される電気信号を2値化し、2値化された信号を生成
するデータスライス回路と、前記データスライス回路か
ら供給される2値化された信号に基づき、データの再生
速度の変化に応じた第1のクロック信号及び周波数制御
信号を生成するPLL回路と、固定周波数発振回路から
生成された基準クロックに基づいて基準クロック信号を
生成する基準クロック生成回路と、前記データスライス
回路から供給される前記2値化された信号を復調し、デ
ータを再生するデータ処理回路とを備え、前記データス
ライス回路は、前記周波数制御信号に基づき、前記2値
化された信号とは非同期である第2のクロック信号を生
成するクロック信号生成回路を有し、前記クロック信号
生成回路から出力される前記第2のクロック信号を分周
し、カウント用のクロック信号を生成する第1の分周器
と、前記基準クロック生成回路から出力される前記基準
クロックを分周し、カウント用のクロック信号を生成す
る第2の分周器と、前記第1及び第2の分周器から出力
されるカウント用のクロック信号のうち1つを選択する
スイッチと、前記光電変換手段から供給される前記電気
信号と基準電圧とを比較し、前記電気信号と基準電圧と
に応じてデータ“0”とデータ“1”のうちの1つのデ
ータを出力する比較器と、前記比較器から供給されるデ
ータ“0”の期間とデータ“1”の期間に応じて、前記
スイッチから供給されるクロック信号をカウントし、こ
れらの差分データを出力するアップダウンカウンタと、
前記アップダウンカウンタから出力される前記差分デー
タが供給され、この差分データをアナログ電圧に変換
し、前記基準電圧として前記比較器に供給するデジタル
/アナログ変換器とを有することを第2の特徴とする。
【0010】また、本発明のディスク再生装置は、ディ
スクに記録されたデータを光学的に読み出し、電気信号
に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段から供給
される電気信号を増幅する増幅器と、前記増幅器から供
給される電気信号を2値化し、2値化された信号を生成
するデータスライス回路と、前記データスライス回路か
ら供給される2値化された信号に基づき、データの再生
速度の変化に応じた第1のクロック信号及び周波数制御
信号を生成するPLL回路と、基準電圧に基づいて基準
周波数制御信号を生成する基準電圧生成回路と、前記P
LL回路から生成された周波数制御信号と前記基準電圧
生成回路から生成された基準周波数制御信号のうち1つ
を選択するスイッチと、前記第2のクロック信号に応じ
て、前記データスライス回路から供給される前記2値化
された信号を復調し、データを再生するデータ処理回路
とを備え、前記データスライス回路は、前記スイッチか
ら供給される周波数制御信号に基づき、前記2値化され
た信号とは非同期である第2のクロック信号を生成する
クロック信号生成回路を有し、前記増幅器から供給され
る前記電気信号と基準電圧とを比較し、前記電気信号と
基準電圧とに応じてデータ“0”とデータ“1”のうち
の1つのデータを出力する比較器と、前記第2のクロッ
ク信号を分周し、カウント用のクロック信号を生成する
分周器と、前記比較器から供給されるデータ“0”の期
間とデータ“1”の期間に応じて、前記分周器から供給
されるカウ、ント用のクロック信号をカウントし、これ
らの差分データを出力するアップタウンカウンタと、前
記アップダウンカウンタから出力される前記差分データ
が供給され、この差分データをアナログ電圧に変換し、
前記基準電圧として前記比較器に供給するデジタル/ア
ナログ変換器とを有することを第3の特徴とする。
【0011】本発明のデータスライス回路は、光電変換
手段から供給される電気信号を増幅する増幅器から供給
される電気信号と基準電圧とを比較し、前記電気信号と
基準電圧とに応じてデータ“0”とデータ“1”のうち
の1つのデータを出力する比較器と、前記比較器の出力
の周波数との周波数比が一定になるように連続的に追従
し、かつ位相が非同期のクロックを生成するクロック信
号生成回路と、前記クロック信号生成回路の出力クロッ
クを分周する分周器と、前記比較器から供給されるデー
タ“0”の期間とデータ“1”の期間に応じて、前記カ
ウント用クロック信号をカウントし、これらの差分デー
タを出力するアップダウンカウンタと、前記アップダウ
ンカウンタから出力される前記差分データが供給され、
この差分データをアナログ電圧に変換し、前記基準電圧
として前記比較器に供給するデジタル/アナログ変換器
とを備えたことを第1の特徴とする。
【0012】また、本発明のデータスライス回路は、前
記比較器の出力の周波数との周波数比が一定になるよう
に連続的に追従し、かつ位相が非同期のクロックを生成
するクロック信号生成回路と、前記クロック信号生成回
路の出力クロックを分周する第1の分周器と、基準クロ
ック生成回路から生成される基準クロック信号を分周
し、カウント用のクロック信号を生成する第2の分周器
と、前記第1及び第2の分周器から出力されるカウント
用のクロック信号のうち1つを選択するスイッチと、前
記光電変換手段から供給される前記電気信号と基準電圧
とを比較し、前記電気信号と基準電圧とに応じてデータ
“0”とデータ“1”のうちの1つのデータを出力する
比較器と、前記比較器から供給されるデータ“0”の期
間とデータ“1”の期間に応じて、前記スイッチから供
給されるクロック信号をカウントし、これらの差分デー
タを出力するアップダウンカウンタと、前記アップダウ
ンカウンタから出力される前記差分データが供給され、
この差分データをアナログ電圧に変換し、前記基準電圧
として前記比較器に供給するデジタル/アナログ変換器
とを備えたことを第2の特徴とする。
【0013】データスライス回路は、光電変換手段から
供給される電気信号を2値化し、EFM信号などの2値
化された信号を生成する。PLL回路でデータスライス
回路から供給されるEFM信号に基づいて周波数制御信
号が生成され、この周波数制御信号がクロック信号生成
回路に供給され、アップダウンカウンタ用のクロック信
号が生成される。この発明により、アップダウンカウン
タ用のクロックの周波数は、EFM信号の再生レートに
連続的に追従し、かつ位相は、EFM信号に非同期とな
る。したがって、このアップダウンカウンタから出力さ
れる差分データを用いて生成したRF信号をスライスす
るための基準電圧の制御帯域は、再生速度に合わせて連
続的に変化することが可能であり、かつデータスライス
回路の帯域設計をPLL回路から切り離して単独で行う
ことが容易にできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の実施
の形態を説明する。まず、図1を参照して第1の実施例
を説明する。図1は、データスライス回路を用いたディ
スク再生装置の回路ブロック図である。このCDからデ
ータを再生するディスク再生装置は、ディスク15をモ
ータ制御回路(図示せず)及びモータ16によって、例
えば、線速度一定(CLV)で回転させる。半導体レー
ザや光電変換素子などを内臓した光学式ピックアップ
(PU)9によってディスク15から読み出されたデー
タは、電波信号として広帯域のヘッドアンプ10に供給
される。このアンプ10は、電流信号を増幅し、電圧信
号としての広帯域の信号(RF)に変換し、RF信号を
データスライス回路17に供給する。データスライス回
路17は、前記アンプ10から供給されるRF信号と基
準電圧とを比較し、RF信号と基準電圧とに応じてデー
タ“0”とデータ“1”のうちの1つのデータを出力す
る比較器1と、クロック信号を分周し、カウント用のク
ロック信号を生成する分周器4と、比較器1から供給さ
れるデータ“0”の期間とデータ“1”の期間に応じ
て、分周器4から供給されるカウント用のクロック信号
をカウントし、これらの差分データを出力するアップタ
ウンカウンタ2と、アップダウンカウンタ2から出力さ
れる差分データが供給され、この差分データをアナログ
電圧に変換し、前記基準電圧として比較器1に供給する
デジタル/アナログ変換器3とから構成されている。
【0015】このRF信号は、比較器1の非反転入力端
に供給され、基準電圧は、比較器の反転入力端に供給さ
れる。そして比較器1は、RF信号と基準電圧とを比較
し、RF信号を“0”又は“1”の2値データに変換す
る。比較器1の出力端は、アップダウンカウンタ2に接
続されている。アップダウンカウンタ2には、カウント
用のクロック信号CKが供給されている。このアップダ
ウンカウンタ2は、比較器1から出力されるデータ
“0”の期間とデータ“1”の期間に応じて、クロック
信号CKをカウントし、その期間の差分データを出力す
る。すなわち、アップダウンカウンタ2は、比較器1か
らデータ“0”が供給された場合、クロック信号CKを
ダウンカウントし、比較器1からデータ“1”が供給さ
れた場合、クロック信号CKをアップカウントする。し
たがって、このアップダウンカウンタ2からは、データ
“0”の期間とデータ“1”の期間の差分データが出力
される。この差分データはD/A変換器3においてアナ
ログ電圧に変換する。このアナログ電圧は、前記基準電
圧として、比較器1にフィードバックされる。このフィ
ードバックにより、比較器2から出力されるデータ
“0”の期間とデータ“1”の期間が等しくなるように
制御される。このデータ“0”及びデータ“1”はEF
M信号を構成する。
【0016】データスライス回路17は、RF信号を2
値化し、EFM信号などの2値化された信号をPLL回
路18及びデータ処理回路11に供給する。PLL回路
18は、EFM信号が供給される位相比較器(PD)5
と、位相比較器5の出力が供給される低域通過フィルタ
(LPF)6と、低域通過フィルタ6の出力が入力さ
れ、出力が位相比較器5に供給される電圧制御発振器
(VCO)7で構成される。PLL回路18は、EFM
信号に同期した第1のクロック信号PLCK1を生成す
る。この第1のクロック信号PLCK1がRF信号に同
期しているとき、このクロック信号の周波数は、再生速
度に比例している。PLL回路18を構成する低域通過
フィルタ(LPF)6が出力する周波数制御信号は、電
圧制御発振器(VCO)8に入力され、この周波数制御
信号に基づいて第2のクロック信号(PLCK2)が生
成される。したがって、この電圧制御発振器8は、クロ
ック信号発生回路として用いられ、データスライス回路
を構成する。第2のクロック信号PLCK2は、再生速
度には追従しているが、EFM信号には非同期である。
データスライス回路17のアップダウンカウンタ2に供
給されるクロック信号CKは、第2のクロック信号PL
CK2を分周器4で1/Nに分周して生成された信号で
ある。
【0017】すなわち、再生速度が速くなると、PLL
回路が追従し、第1のクロック信号PLCK1の周波数
は高くなる。それにともなって、第2のクロック信号P
LCK2の周波数も高くなる。したがって、アップダウ
ンカウンタ2のクロック信号CKも高くなるため、カウ
ント結果の変化が速くなり、アップダウンカウンタ2の
伝導利得が大きくなる。したがってフィードバックルー
プにおいて、開ループ利得が大きくなり、制御帯域は高
くなる。逆に、再生速度が遅くなると、第2のクロック
信号PLCK2の周波数は低くなり、制御帯域は低くな
る。このように、再生速度に合わせた最適な制御帯域を
確保できる。また、比較器1とアップダウンカウンタ2
とD/A変換器3から構成されるデータスライス回路の
フィードバックループと、第2のクロック信号とは同期
していないのでデータスライス回路単体での帯域設計が
容易にできる。データ処理回路11は、EFM信号から
同期信号を分離した後EFM復調し、パリティデータ
P、Qを含む32シンボルのデータ成分とサブコードデ
ータ成分とに分離する。ついで、EFM復調されたデー
タは、データ処理回路11において、PLL回路18で
生成された第2のクロック信号PLCK2により、メモ
リ(図示せず)へ書き込まれる。メモリから読み出され
たデータは、誤り訂正された後16ビットのデジタルデ
ータとしてデータ処理回路11から出力される。
【0018】再生速度の可変は、システムコントローラ
(図示せず)が行う。システムコントローラは、再生速
度コントロール信号を生成する。この再生速度コントロ
ール信号は、例えば、通常の再生速度(1倍速)又は基
準速度の2倍の速度(2倍速)、・・・32倍の再生速
度(32倍速)を指定する。この再生速度コントロール
信号は、データ処理回路11、モータ制御回路(図示せ
ず)に供給され、処理速度及びディスク再生速度を目的
の速度に切り換える。再生速度コントロール信号は、デ
ータスライス回路17にも供給され、データスライス回
路17は、この信号に応じて制御周波数帯域を再生速度
に対応するように変化させている。従来のディスク再生
装置には、データ処理回路がメモリ(RAM)にデータ
を書き込む時にPLL回路から生成されたPLL系クロ
ック信号を用い、メモリから読み出す時に水晶系の基準
クロック信号を用いるもの(従来例1)とメモリから読
み出す時にもPLL系クロック信号を用いるもの(従来
例2)がある。従来例1は、再生速度が可変の場合に、
線速度が規定速度となるまでの期間は安定してデータを
再生できないので再生が中断される。これに対して、従
来例2は、従来例1を改良したものであり、PLL系ク
ロック信号が再生速度に同期している。このためピック
アップが内周から外周に移動した時点で安定したデータ
を再生できるので、確実にデータを出力することができ
る。従ってアクセス後、データの出力を再開するまでの
時間を従来例1より短縮できる。しかも従来例2のデー
タスライス回路は、PLL系クロック信号に応じて基準
電圧の制御帯域を制御しているため再生速度に合わせた
最適な制御帯域を確保することができる。
【0019】前述のように従来例2ではクロック信号は
再生速度に同期しており(同期クロック)、従来例1で
はクロック信号は再生速度に同期していない(非同期ク
ロック)。同期クロックの場合、クロック幅により分解
能に制約が有り、クロック周波数がEFM信号より十分
高い場合(クロック>>EFM)は分解能の問題は出な
いが、高速再生化が著しくなると、クロック>>EFM
の関係は維持できなくなる。非同期クロックの場合、帯
域が再生レートに追従しないが、前記分解能の問題は生
じない。これは、図5に示すように、同期クロックの場
合、EFM信号の時間幅は、時間幅が大きくなるにした
がって、アップダウンカウンタのカウント結果の発生確
率が段階的に大きくなる(特性線A)が、非同期クロッ
クの場合、カウント結果の発生確率は、実際の時間幅に
比例している(特性線B)ように、非同期クロックの場
合は、分解能による制約は無い。図5は、縦軸がカウン
ト結果の発生確率であり、横軸がEFM信号の実際の時
間幅を示している。本発明は、カウント結果の発生確率
が実際の時間幅と一致するようにPLL系クロック信号
を用いながらカウント結果をEFM信号の実際の時間幅
に一致させることに特徴がある。
【0020】次に、図2を参照して第2の実施例を説明
する。図2は、データスライス回路を用いたディスク再
生装置の回路ブロック図である。図1に示すディスク再
生装置では、分周器4から供給される出力信号をアップ
ダウンカウンタ2のクロック信号CKとして用いたが、
この実施例では、分周器4に加えて、分周器13、スイ
ッチ12をさらに有していることに特徴がある。すなわ
ち、この実施例で用いるデータスライス回路17′は、
前記アンプ10から供給されるRF信号と基準電圧とを
比較し、RF信号と基準電圧とに応じてデータ“0”と
データ“1”のうちの1つのデータを出力する比較器1
と、クロック信号を分周し、カウント用のクロック信号
を生成する第1及び第2の分周器4、13と、比較器1
から供給されるデータ“0”の期間とデータ“1”の期
間に応じて、第1及び第2の分周器4又は13から供給
されるカウント用のクロック信号をカウントし、これら
の差分データを出力するアップタウンカウンタ2と、ア
ップダウンカウンタ2から出力される差分データが供給
され、この差分データをアナログ電圧に変換し、前記基
準電圧として比較器1に供給するデジタル/アナログ変
換器3とから構成されている。第1の分周器4は、前述
したように、クロック信号生成回路から生成されるPL
L系クロック信号PLCK2を1/Nに分周しクロック
信号CKを生成する。
【0021】そして、第2の分周器13は、水晶振動子
によって発生された基準クロックに基づき、基準クロッ
ク生成回路から生成されるシステム基準クロック信号X
CKを1/Mに分周し、周波数が固定された水晶系のク
ロック信号CKを生成する。スイッチ12は、第1の分
周器4から出力されるクロック信号CK及び第2の分周
器13から出力されるクロック信号CKのいずれか一方
を選択し、アップダウンカウンタ2に供給する。スイッ
チ12を、PLL回路18のロック/アンロックに応じ
て、第1及び第2の分周器4、13のいずれか一方を選
択するとする。スイッチ12は、PLL回路がロックし
ている場合は、第1の分周器4から出力されるPLL系
クロック信号CKを選択し、ロックしていない場合は、
第2の分周器13から出力される水晶系のクロック信号
CKを選択する。水晶系クロック信号CKの周波数は、
再生速度がその変化範囲の中心のとき、制御帯域が最適
となる周波数に設定されている。したがって、なんらか
の要因でPLL回路18引き込みが遅れた場合、データ
スライス回路の制御帯域が最適値から大きくずれること
を防止できる。スイッチ12の切換え条件は、PLL回
路18が完全にロック状態またはアンロック状態から若
干ずれた範囲で切換えても良い。
【0022】次ぎに、図3を参照して第3の実施例を説
明する。図3は、データスライス回路を用いたディスク
再生装置の回路ブロック図である。図1に示すディスク
再生装置は、PLL回路18から生成される周波数制御
信号を電圧制御発振器(すなわち、クロック信号生成回
路)8に供給しているが、この実施例のディスク再生装
置は、PLL回路18と電圧制御発振器(クロック信号
生成回路)8との間にスイッチ14を有していることに
特徴がある。スイッチ14は、PLL回路18から出力
される周波数制御信号及び基準電圧から出力される周波
数制御信号のいずれか一方を選択して電圧制御発振器
(クロック信号生成回路)8に供給する。なお、電圧制
御発振器8は、データスライス回路を構成している。
【0023】スイッチ14は、PLL回路18のロック
/アンロックに応じて、PLL回路から出力される周波
数制御信号及び基準電圧から出力される周波数制御信号
のいずれか一方を選択するとする。スイッチ14は、P
LL回路18がロックしている場合は、PLL回路18
から出力される周波数制御信号を選択し、ロックしてい
ない場合は、基準電圧から出力される周波数制御信号を
選択する。したがって、なんらかの要因でPLL回路引
き込みが遅れた場合、データスライス回路17″の制御
帯域が最適値から大きくずれることを防止できる。な
お、この発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、発明の要旨を超えない範囲において、種々変形実施
可能なことは勿論である。例えば、図4に示すように、
図2に示すスイッチ12及び図3に示すスイッチ14を
併用することができる。以上の様に構成すると、カウン
ト用のクロック信号の選択の幅が広がるようになる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上の構成により、データス
ライス回路で用いるクロック信号が周波数的にはEFM
信号の再生速度に連続的に追従し、位相がEFM信号と
非同期となる。したがって再生速度によって再生性能が
変化することを防止でき、かつデータスライス回路の帯
域設計を単独で容易に行うことができる。また、何らか
の要因でPLL回路引き込みが遅れた場合、データスラ
イス回路の制御帯域が最適値から大きくくずれることを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のディスク再生装置の回路ブロッ
ク図。
【図2】第2の実施例のディスク再生装置の回路ブロッ
ク図。
【図3】第3の実施例のディスク再生装置の回路ブロッ
ク図。
【図4】本発明のディスク再生装置の回路ブロック図。
【図5】本発明のアップダウンカウンタのカウント結果
の発生確率のEFM信号の実際の時間幅依存性を示す特
性図。
【図6】従来のディスク再生装置の回路ブロック図。
【符号の説明】
1・・・比較器、 2・・・アップダウンカウンタ、
3・・・D/A変換器、 4、13・・・分周器、5
・・・位相比較器、 6・・・低域通過フィルタ、
7、8・・・電圧制御発振器、 9・・・光学式ピッ
クアップ、10・・・ヘッドアンプ、 11・・・デ
ータ処理回路、12、14・・・スイッチ、 15・
・・ディスク、16・・・モータ、 17、17′、
17″・・・データスライス回路、18・・・PLL回
路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに記録されたデータを光学的に
    読み出し、電気信号に変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段から供給される電気信号を増幅する増
    幅器と、 前記増幅器から供給される電気信号から2値化された信
    号を生成するデータスライス回路と、 前記データスライス回路から供給される2値化された信
    号に基づき、データの再生速度の変化に応じた第1のク
    ロック信号及び周波数制御信号を生成するPLL回路
    と、 前記データスライス回路から供給される前記2値化され
    た信号を復調し、データを再生するデータ処理回路とを
    備え、 前記データスライス回路は、前記周波数制御信号に基づ
    いて前記2値化された信号とは非同期である第2のクロ
    ック信号を生成するクロック信号生成回路を有し、前記
    増幅器から供給される前記電気信号と基準電圧とを比較
    し、前記電気信号と基準電圧とに応じてデータ“0”と
    データ“1”のうちの1つのデータを出力する比較器
    と、前記第2のクロック信号を分周し、カウント用のク
    ロック信号を生成する分周器と、前記比較器から供給さ
    れるデータ“0”の期間とデータ“1”の期間に応じ
    て、前記分周器から供給されるカウント用のクロック信
    号をカウントし、これらの差分データを出力するアップ
    タウンカウンタと、前記アップダウンカウンタから出力
    される前記差分データが供給され、この差分データをア
    ナログ電圧に変換し、前記基準電圧として前記比較器に
    供給するデジタル/アナログ変換器とを有することを特
    徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 ディスクに記録されたデータを光学的に
    読み出し、電気信号に変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段から供給される電気信号を増幅する増
    幅器と、 前記増幅器から供給される電気信号から2値化された信
    号を生成するデータスライス回路と、 前記データスライス回路から供給される2値化された信
    号に基づき、データの再生速度の変化に応じた第1のク
    ロック信号及び周波数制御信号を生成するPLL回路
    と、 固定周波数発振回路から生成された基準クロックに基づ
    いて基準クロック信号を生成する基準クロック生成回路
    と、 前記データスライス回路から供給される前記2値化され
    た信号を復調し、データを再生するデータ処理回路とを
    備え、 前記データスライス回路は、前記周波数制御信号に基づ
    いて前記2値化された信号とは非同期である第2のクロ
    ック信号を生成するクロック信号生成回路を有し、前記
    クロック信号生成回路から出力される前記第2のクロッ
    ク信号を分周し、カウント用のクロック信号を生成する
    第1の分周器と、前記基準クロック生成回路から出力さ
    れる前記基準クロック信号を分周し、カウント用のクロ
    ック信号を生成する第2の分周器と、前記第1及び第2
    の分周器から出力されるカウント用のクロック信号のう
    ち1つを選択するスイッチと、前記光電変換手段から供
    給される前記電気信号と基準電圧とを比較し、前記電気
    信号と基準電圧とに応じてデータ“0”とデータ“1”
    のうちの1つのデータを出力する比較器と、前記比較器
    から供給されるデータ“0”の期間とデータ“1”の期
    間に応じて、前記スイッチから供給されるクロック信号
    をカウントし、これらの差分データを出力するアップダ
    ウンカウンタと、前記アップダウンカウンタから出力さ
    れる前記差分データが供給され、この差分データをアナ
    ログ電圧に変換し、前記基準電圧として前記比較器に供
    給するデジタル/アナログ変換器とを有することを特徴
    とするディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 ディスクに記録されたデータを光学的に
    読み出し、電気信号に変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段から供給される電気信号を増幅する増
    幅器と、 前記増幅器から供給される電気信号から2値化された信
    号を生成するデータスライス回路と、 前記データスライス回路から供給される2値化された信
    号に基づき、データの再生速度の変化に応じた第1のク
    ロック信号及び周波数制御信号を生成するPLL回路
    と、 基準電圧に基づいて基準周波数制御信号を生成する基準
    電圧生成回路と、 前記PLL回路から生成された周波数制御信号と前記基
    準電圧生成回路から生成された基準周波数制御信号のう
    ち1つを選択するスイッチと、 前記データスライス回路から供給される前記2値化され
    た信号を復調し、データを再生するデータ処理回路とを
    備え、 前記データスライス回路は、前記スイッチから供給され
    る周波数制御信号に基づいて前記2値化された信号とは
    非同期である第2のクロック信号を生成するクロック信
    号生成回路を有し、前記増幅器から供給される前記電気
    信号と基準電圧とを比較し、前記電気信号と基準電圧と
    に応じてデータ“0”とデータ“1”のうちの1つのデ
    ータを出力する比較器と、前記第2のクロック信号を分
    周し、カウント用のクロック信号を生成する分周器と、
    前記比較器から供給されるデータ“0”の期間とデータ
    “1”の期間に応じて、前記分周器から供給されるカウ
    ント用のクロック信号をカウントし、これらの差分デー
    タを出力するアップタウンカウンタと、前記アップダウ
    ンカウンタから出力される前記差分データが供給され、
    この差分データをアナログ電圧に変換し、前記基準電圧
    として前記比較器に供給するデジタル/アナログ変換器
    とを有することを特徴とするディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 光電変換手段から供給される電気信号を
    増幅する増幅器から供給される電気信号と基準電圧とを
    比較し、前記電気信号と基準電圧とに応じてデータ
    “0”とデータ“1”のうちの1つのデータを出力する
    比較器と、 前記比較器の出力の周波数との周波数比が一定になるよ
    うに連続的に追従し、かつ位相が非同期のクロック信号
    を生成するクロック信号生成回路と、 前記クロック信号生成回路の出力クロックを分周する分
    周器と、 前記比較器から供給されるデータ“0”の期間とデータ
    “1”の期間に応じて前記カウント用クロック信号をカ
    ウントし、これらの差分データを出力するアップダウン
    カウンタと、 前記アップダウンカウンタから出力される前記差分デー
    タが供給され、この差分データをアナログ電圧に変換
    し、前記基準電圧として前記比較器に供給するデジタル
    /アナログ変換器とを備えたことを特徴とするデータス
    ライス回路。
  5. 【請求項5】前記比較器の出力の周波数との周波数比が
    一定になるように連続的に追従し、かつ位相が非同期の
    クロックを生成するクロック信号生成回路と、 前記クロック信号生成回路の出力クロックを分周する第
    1の分周器と、 基準クロック信号生成回路から生成される基準クロック
    信号を分周し、カウント用のクロック信号を生成する第
    2の分周器と、 前記第1及び第2の分周器から出力されるカウント用の
    クロック信号のうち1つを選択するスイッチと、 前記光電変換手段から供給される前記電気信号と基準電
    圧とを比較し、前記電気信号と基準電圧とに応じてデー
    タ“0”とデータ“1”のうちの1つのデータを出力す
    る比較器と、 前記比較器から供給されるデータ“0”の期間とデータ
    “1”の期間に応じて、前記スイッチから供給されるク
    ロック信号をカウントし、これらの差分データを出力す
    るアップダウンカウンタと、 前記アップダウンカウンタから出力される前記差分デー
    タが供給され、この差分データをアナログ電圧に変換
    し、前記基準電圧として前記比較器に供給するデジタル
    /アナログ変換器とを備えたことを特徴とするデータス
    ライス回路。
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